「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

小出裕章さん(0201 たね蒔きジャーナル)「原発推進側の巻き返し」と「4号機の倒壊の危険性」

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20120201 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
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http://www.youtube.com/watch?v=aYOMe5aloQY&feature=player_embedded
tacc77 さんが 2012/02/01 にアップロード

【4号機倒壊で放出する放射性物質の量】 最大の場合10倍を超える 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/02/02/tanemaki-2012feb2/

原発の運転期間40年例外として20年延長が法案化することについて。再稼働への地ならしが進み、原子力ムラの巻き返しがおこなわれていることについて。
・4号機の倒壊の危険性について。放出される放射性物質の量についてです。

ノーカット(wma)
http://p.tl/zpLP

内容文字おこし
「ざまあみやがれい!」から全文転載
運転期間原則40年・例外20年延長が法案化へ 「まったく元に戻ってしまっている。
本当にその巻き返しというのがすごい」」小出裕章 2/1(1)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65788434.html

2012年2月1日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。原発推進側の巻き返しについて言及しています。

▼20120201 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生にうかがいます。小出さん、こんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「よろしくおねがいします」

小出「よろしくおねがいします」

水野「そして東京には近藤さんです」

近藤「よろしくおねがいしまーす」

小出「はぁい。近藤さんこんばんは」

水野「まずですね、政府は原発の再稼働に向けた環境を次々と整えて…おりますねえ」

小出「はい」

水野「え…原子力安全改革法案というところには原発の寿命というものが、書きこまれました。これはあの前からお伝えしていますけれども、運転期間は原則40年。でも例外的に延長が1回20年認められる、つまり60年まではOKだという話。これ、最初方針が出されたときだいぶ大きな反発があったと思うんですが」

小出「はい」

水野「結局、法案に書きこまれ、ました」

小出「はい」

水野「こういう状況っていうのは小出先生、どういうふうにご覧になってるんですか」

小出「うん…原子力を進めようとしてきた人たちが、着々と反撃をはじめて…」

水野「はあ」

小出「地ならしをしてるってことですね」

水野「うん…で、その中に私は初めて知った言葉で、バックフィット制度という話が出てきました」

小出「はい」

水野「カタカナでバックフィットとです」

小出「はい」

水野「で、どういう事かなと思うと、これはすでにある、まあ原発に、最新の安全基準を満たしなさいと求めることなん、ですって?」

小出「そうです」

水野「そんなんあたりまえ違うんですか?」

小出「(笑)。当たり前ですね。まああの昔からやっていました」

水野「あ、これ昔からこれは求められてたんですか」

小出「そうです」

水野「なんか…新しく、こう、加えられて、それで、安全性、を歌っているのかなあと私は思っておりましたが、それは私の勘違いなんですね」

小出「そうです。前からやっていました。え…指針類というのは」

水野「はい」

小出「え……時が経つに連れてまずかったということは出てくるわけで。改定されるわけですね。例えば耐震設計審査指針というのも改定され、ました」

水野「ええ」

小出「え…すると、昔、間違えていた指針でやっていたわけですから。改定された指針にのっとって本当に大丈夫かどうかを、昔のものももう一度考え直しなさいということをこれまでもずうっとやってきているのです」

水野「ほおほお……で、それを安全基準を満たさなかったら停止させてきたんですか?」

小出「ええと。必ず満たせたのです(笑)」

水野「なんで?」

小出「ふっふ(笑)」

水野「ねえ、必ず満たせるって…だって昔の基準で満たせるって…」

小出「はいはい、ああ……」

水野「おかしいじゃないですか」

小出「そうですね。必ず満たせるというのは語弊がありました。」

水野「ええ」

小出「例えばその…耐震設計審査指針というのが改定されて」

水野「ええ」

小出「例えば浜岡原子力発電所は、え…昔は東海地震なんてものを想定しないまま作られてしまったわけですが」

水野「はい」

小出「東海地震も想定すればやはり、耐震補強工事を補強しなければいけないということになって、結局、中部電力は1号機と2号機に関しては補強工事にお金がかかりすぎるということで廃炉にするという決定をしたのですね。」

水野「はあーーー」

小出「ですから、そういう事はこれまでにもありましたし。」

水野「ええ」

小出「これからもありうることだろうと思います。」

水野「ほあ……。ま、バックフィット制度という言葉は私には新しかったですけど。」

小出「はい」

水野「別に見新しいことではなかったんですか」

小出「昔から私たちはバックフィットと呼んで、これまでもきました」

水野「ホォ…じゃ、とりわけ何らかの形で、安全性が高まるような内容…に法案が変わったということではないのですか」

小出「はい。あ、そこは特別新しいことではありませんが、科学的な新し…新しく出来てきた科学的な知見を取り込みなさいというまあ、アタリマエのことを昔からやってきたし、これまでも、あ、これからもやろうとするという、まあポーズを取ろうとしてる、のですね」

水野「ふーん。あのー、ラジオネームでみきじいさんというかたがですね」

小出「はい」

水野「時事川柳をくださいまして」

小出「はい」

水野「『原発を もっと真面目に 議論しろ』」

小出「(笑)」

水野「これあの国会の様子を聞いてらして」

小出「はい」

水野「え…原発を真正面から議論することに与党も野党も腰が引けているような気がする。」

小出「はい」

水野「非常にはがゆくてなりません、ってくださったんです」

小出「はい」

水野「こ、これはどうですかね…」

小出「はい。ま、あの、誠にその通りだと、思います。え…今、これまで、原子力発電所は絶対安全だと言い続けてきた…国とまあ電力会社だったわけですけれども。え…それが、残念ながら事故…を起こす、大変悲惨な現実が今、目の前にあるわけで。その現実をきちっとみて、本当にこれまでのやり方が良かったのかどうかということを考えなおさなければいけないはずなのですが。結局…考え直さないまま、寿命が40年なんてことをまず言い出した、んですね。ということは40年経つまでは動かす、これまでどおり動かすと言ってる、わけですし。え…その……言った、すぐ後に、今度は例外で20年延長を認めて60年までという、まったくあのもとに戻ってしまっている、のですね。ええ。本当にその巻き返しというのがすごいものなんだなと私は今は思っています。」

水野「近藤さーん」

近藤「はいー」

水野「このあたり、どうですか?」

近藤「いやあ、僕あのう、冷却停止状態っていう言葉をかぶせてね」

小出「はい」

水野「冷温停止……状態ですか」

近藤「ええ、ええ。冷温ね、停止状態ね。うん、という言葉と一緒に前へ進んできた。で、私あの病気した時に、かなり長い間、集中治療室っ中ところにおったですが」

水野「はい」

近藤「ま、言うてみればあの原発全体がですね。私のイメージでは集中治療室にあるんだろうとおもうんですよ」

水野「うん。今ずっとね」

近藤「ええ。」

水野「はい」

近藤「で、本来だからあの、患者さんがちゃんとなた状態でベッドの上におかれてるってところまで言ってないんだろうと思うんですね。でそうするとね、その、例えばですよ、あの今本当に僕は自信があるたびに福島どうなんだろうってすごい気になるんですけども、あのー、周辺で結構大きな地震があったときに先生ね」

小出「はい」

近藤「今の状態のまま、本当に地震があってぐらぐらっときて、本当に、あの、その、建物がさらに崩壊するっていうような事態になったときに、今の政府の方針で、あの、OK出来るわけないですよね」
=====(文字おこし、続く

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「ざまあみやがれい!」から全文転載
4号機倒壊で放出する放射性物質の量「最大の場合、ケタで多い放射性物質が
吹き出してくる。10倍を超える」小出裕章 2/1(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65788435.html

2012年2月1日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。4号機の倒壊の危険性について語っています。放出される放射性物質の量について言及しています。

▼20120201 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、続き)
※「廃炉40年・例外20年延長 「まったく元に戻ってしまっている、のですね。本当にその巻き返しというのがすごい」」小出裕章 2/1(1)」からの続き。

水野「近藤さーん」

近藤「はいー」

水野「このあたり、どうですか?」

近藤「いやあ、僕あのう、冷却停止状態っていう言葉をかぶせてね」

小出「はい」

水野「冷温停止……状態ですか」

近藤「ええ、ええ。冷温ね、停止状態ね。うん、という言葉と一緒に前へ進んできた。で、私あの病気した時に、かなり長い間、集中治療室っ中ところにおったですが」

水野「はい」

近藤「ま、言うてみればあの原発全体がですね。私のイメージでは集中治療室にあるんだろうとおもうんですよ」

水野「うん。今ずっとね」

近藤「ええ。」

水野「はい」

近藤「で、本来だからあの、患者さんがちゃんとなた状態でベッドの上におかれてるってところまで言ってないんだろうと思うんですね。でそうするとね、その、例えばですよ、あの今本当に僕は地震があるたびに福島どうなんだろうってすごい気になるんですけども、あのー、周辺で結構大きな地震があったときに先生ね」

小出「はい」

近藤「今の状態のまま、本当に地震があってぐらぐらっときて、本当に、あの、その、建物がさらに崩壊するっていうような事態になったときに、今の政府の方針で、あの、OK出来るわけないですよね」

小出「はい、ありません。え……ですから野田さんは収束宣言っていうものを出したわけですけれども。え…世界からみると物笑いになっている、のだろうと私には見えます。」

近藤「IAEAなんかも、非常に疑問だって言ってますよねえ」

小出「(笑)。はい、まあ。IAEA自身はまあ原子力を進める世界的な、え…原子力村の総本山ですから。なんとかこれからやりたいというそういう思惑で動いてる組織ですけれども。そこからみてもなおかつまだ日本のやり方がおかしいと言ってきて、言葉を残して帰るという、そういう状態なのですね。」

近藤「うん、だから、今は本当にこの後地震とか何が、何も無いという前提で考えても僕は不安なんですけど」

小出「はい」

近藤「こういう災害列島の中で本当にいついかなる大きい地震があるかもわからない状態の中でね、あの、この原発の議論だけが止まってるってこと事態が僕、異常だと思うんですよ」

小出「そう思います」

近藤「ええ」

小出「近藤さんは東京にお住まい、ですよね」

近藤「ええ、ええ」

小出「え……今、東…え…東日本大震災が起きて、ものすごい広範囲の岩盤が崩れているわけで、これからまた、余震というものは必ず起きるだろう、と、思いますし。え…すでに崩れてしまった福島原子力発電所が、大きな余震でまた崩れるという可能性は、私はかなり高いだろうと思いますし。」

近藤「ああ、いや、そのことを心配するにつけね」

小出「はい」

近藤「いやあ、なにをやってんだって、まあ、そっちのほうが全ての政治課題よりも先だろうと思うんですけども」

小出「そうですね(苦笑)。呑気な国会だなと私は思います(苦笑)」

水野「小出先生」

小出「はい」

水野「ラジオネームぬまさんというかたが今くださったメールなんですね」

小出「はい」

水野「今後も地震などによって、福島第一原発の4号機のプール、まあこれは非常に……注目しておかなければいけないことだって前から小出先生おっしゃっていたとこだと思うんですが」

小出「はい」

水野「福島原発4号機の、え…使用済に核燃料が入ってるプールですね。」

小出「はい」

水野「これが倒壊したり、大きな亀裂が入って、冷却水が失われる恐れはある、と私は思うんです。その時、どれぐらいの放射性物質が放出されるんですか、ってご質問なんですが」

小出「はい。あの…私もそれを恐れている、わけで。え……実際どれだけの事故になるかということは、その……壊れ方による、わけですけれども。」

近藤「ふむ」

水野「はい」

小出「でも…4号機の使用済燃料の中には、」

水野「ええ」

小出「え……4号機というまあ1つの原子炉、に含まれていた燃料の約3倍くらいの燃料が、プールの中に、あったはずだと思います」

水野「プールの中には4号機の燃料だけじゃない他の燃料も」

小出「え…4号機で使用済みとなって燃料が」

水野「今までね」

小出「はい。」

水野「あ、今まではたまってるわけですね」

小出「そうです3体分ぐらいのものが溜まっていたは

小出裕章 さん(0209 たね蒔きジャーナル)ホットスポットは今後も見つかる・プルトニウムの処分

20120209 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
YouTube動画から
http://www.youtube.com/watch?v=PZHMNJgAwWs&feature=player_embedded
がん保険契約・横浜市の新ホットスポット・英プリズム高速炉について 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/02/10/tanemaki-2012feb9/

・横浜市瀬谷区にて新たに見つかった使用されていない排水路のホットスポットについて
・ニュージーランドの食品輸入規制値1キログラムあたり放射性セシウム1000ベクレルは、セシウム134と137を合わせた値であることについて
・イギリスで、プルトニウムを燃やして発電するプリズム高速炉を日立とゼネラル・エレクトリックが提案していることについて
・がん保険かにゅうについて。放射線業務従事者と福島の高線量地域の住民のケースに付いて(法律の知識がないと断った上で説明しています)
です。

ノーカット(wma)
http://goo.gl/Pz3dm

内容文字おこし
「ざまあみやがれい!」から全文転載
横浜市で新ホットスポット「調べれば調べるだけそれが出てきます
(今後)むしろ増えてくると思います」 小出裕章 2/9(1)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65789701.html

2012年2月9日(木)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。横浜市で新たに発見されたホットスポットについて言及しました。

▼小出裕章 原発と憲法9条

▼20120209 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこしここから)

千葉「京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにお話を伺います。小出さん今日もどうぞよろしくお願い申し上げます」

小出「はい。こんばんは。よろしくおねがいします」

千葉「よろしくおねがいします。今日は毎日新聞論説委員の池田昭さんと一緒にお話を伺います」

小出「はい」

池田「こんばんは。よろしくおねがいします」

小出「池田さん、よろしくおねがいします」

千葉「えー、さて小出さん、今日もスタジオにリスナーの方から質問のメールがえー沢山着ていますので」

小出「はい」

千葉「それをお伺いしてまいります」

小出「はい」

千葉「え、まずはこちらですね。神奈川県お住まいの、ラジオネーム、はまのもぐちゃん、という方です。え…今日ご相談したいことは、自宅の目と鼻の先がホットスポットでしたということです。2月3日に横浜市瀬谷区の使われていない排水路付近で市内の放射線量測定では、最高となる毎時6.85マイクロシーベルトが検出されました。高さ1センチで測定したそうです。で、この線量を1年間浴び続けると仮定した場合、単純計算で、外部被ばくはおよそ60ミリシーベルトになるとのことで、大変ショックをうけました。同じ場所の地上1メートルでも毎時1.45マイクロシーベルトだったそうです。その水路の隣には小学校があり大変子供たちが心配です。え…近くの住民として毎日飲む水など近くには農場などもあり、考えただけでも眠れなくなりました。私たちは病気になってしまうのでしょうか、という質問なんですが……?」

小出「はい。まあ……例えば今大阪にすんでいますけれども。え……ごく普通のところであれば、1時間あたり0.04、あるいは0.05マイクロシーベルトぐらいしかありません。」

千葉「はい」

小出「ですから、え……1センチの高さで測ったというのは、あんまりあの比較にならないと私は思いますが。」

千葉「はい」

小出「1メートルのところで測って1点いくつとおっしゃったのですね」

千葉「1.45ということです。」

小出「はい。ですから、まあ、30倍ぐらいは高いという事になっているわけで。え…普段使われていない排水路、とおっしゃったでしょうか、そ…え…」

千葉「はい。排水路付近ですねえ」

小出「はい。そういうところには、放射能が濃縮されて集まってきてしまうということは、アタリマエのことなん、ですね。もう避けることができませんので。え……そういうところに溜まっている泥、とかをですね、やはり集めて、え……まあ、掃除をするということをやった方がいいと、思い、ます。ただし、その放射能、消せません、ので」

千葉「はい」

小出「ようするに、移動しているんですね」

千葉「ええ」

小出「ですからその排水路にも周辺から移動して集まってきている……のであって。そこをまあ、わたくしは掃除した方がいいと思いますが。また、集まってきます、そこには。はい。ですからこれからずうっと注意をしながら、そういう集まってくる部分の放射性物質は取り除く。え…取り除いてもなくなりませんので、どこか別の場所に移さなければいけないということがまた残ってきます。」

千葉「あの、事故からもう11ヶ月近くたってるわけですけれども」

小出「はい」

千葉「2月にまあ、こういうホットスポットがみつかったということで」

小出「はい」

千葉「まだまだこれからこういう場所が見つかる可能性というのは」

小出「もちろんです。沢山あるのです。調べれば調べるだけそれが出てきます。」

千葉「はあ、じゃあ11ヶ月たったから、え…少し収まっているとかそういう事は」

小出「ありません。むしろ増えてくると思います」

千葉「はあー……。わかりました。それから、次はですね」

小出「はい」

千葉「ニュージーランドからメールをいただいております。ラジオネーム、きういのきもちさんというかたですね」

小出「はい」

千葉「私はニュージーランド、クライストチャーチに在住で、日本食品についての質問があります。ニュージーランドの法律で、日本からの輸入食品について、現在放射能による汚染食品の最高基準値がセシウム134と137、合わせて1000ベクレルとなっています。国際的な数字としてもだいたい1000ベクレルなんですが。日本の暫定基準値が500ということですが。これは、セシウム134と138を別々にカウントしてるんでしょうか。それとも合わせた数字なんでしょうか。」

小出「合わせた数字です」

千葉「あっ、合わせた数字ですか」

小出「はい。」

千葉「え……134と147を合わせた数字として500」

小出「はい」

千葉「というふうにカウントしてるということですね」

小出「はい」

千葉「はい。この方はそこが疑問だった」

小出「はい」

千葉「ということなんですけれども。え…。きういのきもちさん、合わせた数字ということです。それでは次参ります。こちらはラジオネームぐろーがーさん、というかた、こちらは、今度はドイツからいただいていますねえ。えー……核廃棄物を燃料として電力を生産できる、プリズム高速炉とうたったイギリスのニュースがありました。2月2日付けのイギリスの、ザ・ガーディアンニュースには、新世代の原子炉は核廃棄物を燃料として消費することができるという、ヘッドラインで。核廃棄物のプルトニウムを燃料にして電力を生産することができると、リポートされておりました。で、えー、ブルームバーグの報道によりますと、おーーー、日立製作所ゼネラル・エレクトリックは英国の87トンのプルトニウム備蓄を動力とする、原子力発電所の建設を提案したと、いうことです。という、えー、ニュースが入ってきてるんですが、このプリズム高速炉って、プルトニウムを原料にして動くなんてものが、あるんですか」

小出「(苦笑)、私は今、ふと笑ってしまった、のですが。」

=====(文字おこし、続く)

★このマークは、-Team Coco- のホームページからコピーしました。


英でプルトニウム燃やすプリズム高速炉 日立が提案
「厄介者だからそれを何とか燃やしてしまいたいという、なんかそんな
宣伝に変わってきてる」小出裕章 2/9(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65789702.html

2012年2月9日(木)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。イギリスにて、プルトニウムを燃やす「プリズム高速炉」が日立とゼネラル・エレクトリックにて提案されていることについて言及しました。

▼さようなら、もんじゅ君---高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし

▼20120209 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、続き)

※「横浜市で新たにホットスポット「調べれば調べるだけそれが出てきます(今後)むしろ増えてくると思います」 小出裕章 2/9(1)」からの続き。
千葉「ということなんですけれども。え…。きういのきもちさん、合わせた数字ということです。それでは次参ります。こちらはラジオネームぐろーがーさん、というかた、こちらは、今度はドイツからいただいていますねえ。えー……核廃棄物を燃料として電力を生産できる、プリズム高速炉とうたったイギリスのニュースがありました。2月2日付けのイギリスの、ザ・ガーディアンニュースには、新世代の原子炉は核廃棄物を燃料として消費することができるという、ヘッドラインで。核廃棄物のプルトニウムを燃料にして電力を生産することができると、リポートされておりました。で、えー、ブルームバーグの報道によりますと、おーーー、日立製作所ゼネラル・エレクトリックは英国の87トンのプルトニウム備蓄を動力とする、原子力発電所の建設を提案したと、いうことです。という、えー、ニュースが入ってきてるんですが、このプリズム高速炉って、プルトニウムを原料にして動くなんてものが、あるんですか」
▼プリズム高速炉、調べた。高速増殖炉だった。小出「(苦笑)、私は今、ふと笑ってしまった、のですが。」

千葉「はい」

小出「もともと、原子力というのは、ウランを核分裂させて、エネルギーを得るんだよと言ってきたんですね。」

千葉「ええ、ええ」

小出「でも、ウランというのは地球上にあまり資源がありませんので、仕方がないから原子力をやるためにはプルトニウムをどんどんどんどん作ってそれを増殖させながら原子力を使うんだというのが今までの謳い文句で。」

千葉「ええ」

小出「プルトニウムはむしろその、エネルギーの希望の星だった、ですね」

千葉「はい」

小出「ところが、今、の、えー…言い方であると、プルトニウムはもう厄介者だからそれを何とか燃やしてしまいたいという、なんかそんな宣伝に変わってきてるように、私には今聞こえ、ました」

千葉「ええ」

小出「で、実際そうなんです。え…もうプルトニウムを増殖させるなんて言うことは、いわゆる高速増殖炉と呼んだ原子炉なんで。で、日本ではもんじゅというものをつくろうとしたんですが。1兆円投入したまま、1キロワットの発電もできないという、実に馬鹿げたものだったわけで。結局あの、プルトニウムを燃料にするということはできないということになってしまったんですね」

千葉「うーん」

小出「そうすると、プルトニウムというのは人類が遭遇した最高の猛毒物質と言ってもいいほどの猛毒、ですし。」

千葉「ええ、ええ」

小出「これからのお守り……どうやってその、危害が加えられないようにお守りをしようかと考えると、もう途方も無い重荷になってしまうので、もうそれを何とか消すしかないというふうに、今世界は変わっている、のです。」

千葉「ええ」

小出「そのために、うーん、ゴミを消すための原子炉というものを考えた、ということですね、それは、はい」

千葉「ハアー。でもこれはプルトニウムというのは、原子爆弾にできる……」

小出「そうです」

千葉「物質ですもんねえ」

小出「そうです。ただもうすでに膨大にたまっちゃってるんです。え……イギリスだけでも60何トンって今、言ったんでしょうか。日本にももう、45トンもありますし。」

池田「そうですね」

小出「はい。それをとにかく消さなければいけないという、そういう重荷を私たち今目の前にしてるわけで。え…そのための方策の一つとして、その…プルトニウムを燃やしてしまう。まあプルトニウムだけではないんですが。私たちが超ウラン元素と呼んでいる厄介な毒物を消すために、何とかしなければいけないというところに、今私たちは追い詰められているのです」

千葉「ふうーん。池田さんいかがですか」

池田「うーん……。ねえ。やっぱ我々はそのへんの立ち位置って言うのはしっかりと見つめていかないといけないっすよね」

小出「はい、と思います。」

池田「うーん……」

千葉「それから、もう1つ質問がありますので、こちら…にまります」

小出「はい」

千葉「え……ラジオネームけんにいちゃん、(咳)、あ、失礼しました。(咳)。埼玉県にお住まいのラジオネームけんにいちゃんというかたからですが。突然気になったのでお差し支えなければ教えてください。え、先生のように放射線業務従事者の方は、一般的ながん保険に入ることは出来るんでしょうか。また、福島県の線量が高い地域に住まわれている方々は、住まわされている方々は、保険について今後も心配ないのでしょうか。という質問ですが、いかがですか?」

小出「え……すいません、私、あの、実は、保険というの大嫌いで(笑)。」

=====(文字おこし、続く)
「がん保険」契約 福島県の高線量地域の住民と放射線業務従事者について
「何かの制約があったはず」小出裕章 2/9(3)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65789703.html

2012年2月9日(木)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。「がん保険」の加盟について、放射線業務従事者と福島県の高線量地域の住民のケースに付いて、法的な知識があいまいだという前提で言及しました。

原発ゼロ世界へ―ぜんぶなくす―(発行:エイシア出版)

▼20120209 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

=====(文字おこし、続き)

※「英でプルトニウム燃やすプリズム高速炉 日立が提案「厄介者だからそれを何とか燃やしてしまいたいという、なんかそんな宣伝に変わってきてる」小出裕章 2/9(2)」からの続き。

千葉「それから、もう1つ質問がありますので、こちら…にまります」

小出「はい」

千葉「え……ラジオネームけんにいちゃん、(咳)、あ、失礼しました。(咳)。埼玉県にお住まいのラジオネームけんにいちゃんというかたからですが。突然気になったのでお差し支えなければ教えてください。え、先生のように放射線業務従事者の方は、一般的ながん保険に入ることは出来るんでしょうか。また、福島県の線量が高い地域に住まわれている方々は、住まわされている方々は、保険について今後も心配ないのでしょうか。という質問ですが、いかがですか?」

小出「え……すいません、私、あの、実は、保険というの大嫌いで(笑)。」

千葉「(笑)」

小出「個人的にそういう保険契約をした、しようと思ったことがないので、正確に分かりません。」

千葉「はい」

小出「正確なことはあの、法律の専門会に聞いていただいたほうがいいと思いますが。放射線に携わっている、放射線業務に携わる人は、その、がん保険に契約するのには何かの制約があったはずだと私は思います。」

(※「あったはず」という表現になっています)

千葉「はあはあはあ」

小出「はい。ですから、え……加われ、放射線業務従事者ががん保険に加われない可能性が高いと私は思いますし。え……今福島の現地の人達は、放射線業務従事者として私が許されているような被曝、をすでにもう許されてしまうというか、もう国が勝手にそこで住めと言い出しているわけですから」

千葉「はい」

小出「保険会社としては、え……もちろん嫌がるでしょうし、保険契約というものができなくなる可能性もあるん……ではないかと、私は思います。え……すいませんが、法律のことがわかりませんので、正確でないかもしれません」

千葉「はい。わかりました。はいすいません、小出さん、ありがとうございました」

池田「ありがとうございました」

小出「ありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)
「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつものことながら、お疲れ様です!!!ありがとうございます!!

【意見映像】福島の小学生が急性放射線障害で死亡した? を見て

YouTube 動画から
【意見映像】福島の小学生が急性放射線障害で死亡した?
http://www.youtube.com/watch?v=XWc_cT2kVvQ&feature=related
augustarmy38 さんが 2011/06/01 にアップロード

坂本龍一氏のTweeterで福島の小学生が避難先で急性放射線障害の症状を
呈して死亡したとの噂が流れました。事実は確認されていないようで噂の
域を出ないようですが、-うp主には気になる事がひとつあるんですよね。
原発爆発による急性放射線障害で相当数の死者がいるんじゃないかという
疑念が、どうしても消えない。この件は最大のタブーみ-たいですが、とり
あえず映像を作ってみました。どう思われますか?<以上、引用>

これを、見てやはり、去年の3月水素爆発後は、かなり原発も周辺地域も、高濃度に汚染されていた事が、改めて分かります。特に4〜5時間雪が降っていて、このとき外にいた方は、かなり被曝したと推測されます。現に、被曝の急性障害と思われる病状の方が、ブログでそれを訴えておられます。これとて、政府・行政は、もみ消そうとしています。他にも、このような方は
かなりおられるのではないか???と推測されます。しかも、避難後、警戒線を通過して自宅に帰って物を取ってきたりしている人もいます。

又、原発で働く方も被曝限度が250ミリシーベルト(1年間)であり、『殺人的』としか言いようが、ありません。欧米の基準は「5年間の合計で100ミリシーベルト」です。一年平均なら「20ミリシーベルト」です。1・3・4号機が、水素爆発しており、3号機については、使用済み核燃料のかなりの部分が爆発したのでは、ないかと推測されます。NYタイムズの報道などによると、原発から1km強離れた場所で、使用済み核燃料の破片が見つかったとのことです。

当時は、外部も高濃度に汚染されている上に、原発敷地内には、やはり高濃度に汚染された爆発後の、「ガレキ」が散乱していました。これを片付けたのは、人力によります。当然、作業員に基準越えの被曝をした人達も大勢いたのではないか??と推測されます。

などなど考えると、急性の被曝障害のある人が、いないほうが「おかしい」のです。
実態を、「隠している」と疑わざるを、えません。

原発事故の実態も、放射能汚染の実態もこれまで、隠せるところは、全部隠すのが、政府・行政のやりかたです。健康被害についても、「同じ」であろうと、強く疑われます。実際、私のネットを通じての知り合いにも、東北の幹線道路わきで倒れている警察官を目撃している人もいます。原発周辺地域では、そんな事は日常的にあった(今も、ある)と思われます。隠せない部分が、新聞で報道されるのでしょう。原発作業員で病院に運ばれた方は、全員死亡が報道されています。死因は、全部「心臓系疾患」です。放射能被曝で一番多い死因は、心臓系疾患です。発表は、常に被曝との因果関係を否定しています。しかし、状況を考えるなら、被曝による死亡でしょう。先日の、読売新聞で避難者の死亡数が報道されていました。これらを、考え合わせると、もうかなりの数の、被曝による死亡者は発生していると考えておいたほうが、よいでしょう。

死亡者もそうですが、被曝特有の、いわゆる「ぶらぶら病」と呼ばれる病気が、かなり発症するのでは、ないかと「肥田舜太郎」が、発言した事を日刊ゲンダイが報じていました。既に、植物や鳥の世界では、異常が確認されています。

「ぶらぶら病」の困る所は、「うつ病」と「誤診」される恐れが高いことです。診断できる医師がほとんど、いないそうです。原因不明と、治療を放棄されたり、誤った投薬をされる可能性が高いのです。これは、一昨日のブログにも書きました。参考にしてください。「ぶらぶら病」については、知っておいて頂きたいと思います。被曝するような環境にいたのなら、医師がどう言おうと、これを疑うべきです。そして、診断できる病院を捜して、受診した方が、良いと思います。
★ご参考 ブログ
内部被曝の症状は「3月にも出始める」 (肥田医師) 
YouTube動画も見てください!
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11161533457.html

★以下、関連の記事とブログと動画の紹介です。

ロンドンSW19から
2011年05月21日
原発震災情報 2011年5月21日 高線量の内部被曝が明らかに
http://newsfromsw19.seesaa.net/article/202853833.html
逝きし世の面影
東電第一原発事故、福島県内のホットポイントで内部被曝か
『内部被曝』毎日新聞 5月21日(土)
『大震災直後 福島第1作業員 内部被曝基準の7倍超』 
2011年4月17日(日)「しんぶん赤旗
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/063c170f8a0e432cc9b5695dda96655a
この国の行方
やはり内部被爆者がかなりいます。これはもう隠蔽どころではありません。
http://john2012.blog55.fc2.com/blog-entry-87.html
★阿修羅♪
内部被ばく:県外原発で働く福島出身作業員から相次ぎ発見(毎日jp)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/514.html
これが真実だ!「止まらない!福島第一原発建屋内の汚染水地獄」 
5月になって内部に入った作業員が激白(フライデー)
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/472.html
院長の独り言
2011年05月21日
遅れてしまった立ち入り禁止区域の設定
http://onodekita.sblo.jp/article/45389377.html
新聞記事拡大図
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011052101.jp



★植物の奇形を伝える動画 YouTubeから引用
衝撃 郡山市でも奇形花が発見されました 福島第一原発事故
http://www.youtube.com/watch?v=Ypn8IkmCSYU&feature=related

福島第一原発事故 またしても郡山市に異常植物誕生
http://www.youtube.com/watch?v=4zq9vVdcCIE&feature=relmfu
福島第一原発事故の影響と見られる奇形農産物
http://www.youtube.com/watch?v=WFlIT6ulPio&feature=related
ひまわりが変!!帯化
http://www.youtube.com/watch?v=9NLEfMR7d_c&feature=related
福島原発由来の奇形花、作物 放射能の影響?
http://www.youtube.com/watch?v=MjXefKSM7aY&feature=related

福島第一原発2号機の状況

福島第一原発2号機の状況
これは、本当に分かりません。ここだけ温度が上がったり下がったりするという事は、核燃料が
原子炉の中に残っているのでは、ないかと推測されます。政府と東電が、ウソをつきまくってきたので、公式発表が正しいのか、ウソなのかがよく分かりません。
しかし、何らかの異常が発生していることは、確実ではないかと思われます。
経緯は、1回温度が上昇して、注水量を増やした所、温度が幾分低下して、今回、また温度が
上昇しました。これまで、余り聞いた事がありません。

普通に考えると、何らかの原因により、原子炉内でメルト・ダウン(解け落ちた)した核燃料が再臨界している可能性が、あります。そうであるなら、もれ出てくる放射能の量も増えますし、最悪の場合は、再び「水素爆発」の可能性も否定できないと思います。

当分、2号機の情報には、注意しておいたほうが、よいと思います。新聞記事を、辿ると以下のようになっています。温度計が、壊れている可能性を発言したりと、さっぱり分かりません。こうなると、しばらく経過を観察する以外に、状況を推測する方法がありません。

新聞記事
産経
2号機の温度低下傾向 ホウ酸注入、注水増量 福島第1原発
2012.2.7 21:22
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120207/scn12020714230004-n1.htm
2号機の原子炉温度、微減 福島第1原発
2012.2.8 14:25
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120208/trd12020814260012-n1.htm
2号機の原子炉温度、再び上昇 福島第1原発
2012.2.12 12:39
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120212/trd12021212400006-n1.htm
2号機圧力容器、80度超え 冷温停止状態の条件満たさず
2012.2.12 16:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021216180005-n1.htm
「温度計の不良の可能性」 東電、2号機下部の温度上昇で
2012.2.12 19:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021217270007-n1.htm

福島第1原発:2号機の温度、79.1度に上昇
毎日新聞 2012年2月12日 13時54分(最終更新 2月12日 13時56分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120212k0000e040147000c.html
朝日
2号機原子炉、一時78度まで上昇 福島第一原発
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201202120098.html
福島第1原発:2号機温度、県が1時間ごと連絡要請
毎日新聞 2012年2月12日 20時13分(最終更新 2月12日 20時33分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120213k0000m040021000c.html
産経
福島県が東電に対策要請 2号機温度上昇で
2012.2.12 20:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021220110011-n1.htm

朝日
福島第一2号機、82度に 東電「計器故障の可能性大」
2012年2月12日20時36分
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201202120138.html

レスポンスから全文引用
福島原発原子炉圧力容器 温度上昇は温度計の不良...東電示す
2012年2月12日(日) 23時30分
http://response.jp/article/2012/02/12/169888.html

福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底部温度が80度以上に上昇し、東京電力は原子炉施設保安規定の「運転上の制限」を逸脱していることを発表した。12日17時の会見で説明した。

圧力容器底部には、円形の容器の外周に沿って角度で0度、135度、270度の3か所に温度計が設置されている。温度上昇を示したのはそのうちの1つで、 0度の場所に設置された温度計だ。2月1日23時の時点で52度だったが、2日頃から緩やかに上昇を始め、12日11時の時点で75.4度に達した。

そのため東電は溶解した核燃料が連続して核分裂を起こす「再臨界」を防止する措置として、同日11時38分から約2時間半ほどホウ酸水の注入を実施。また、原子炉冷却のための注水量を全体で1時間当たり17.4立方mと、それまでの2倍に増加して冷却に努めたが、温度計が示す温度上昇は止まらなかった。

第一原発の当直長は14時15分の時点で82度に達したと判断したが、17時現在でも上昇を続けている。

ただ、東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「全体的に冷却は順調に進んでおり、冷温停止状態は維持できている」と述べ、再臨界の可能性を否定した。

松本氏はその理由として、格納容器内のガスサンプリングで得られた結果、核分裂で発生するキセノン135が再臨界判定基準(1Bq/cm3)を超えず、検出限界未満で未臨界であると判断できること。放射性セシウム134、137も検出限界未満であることを上げた。

また、注水量の増加に伴って、圧力容器周りの他の温度計が示す温度は下がっていることや、温度上昇を示している温度計が示す温度を1秒ごとに取り出してみると、12日正午頃から振幅の幅が10度以上と非常に大きくなっていることなどから「計器の指示不良の可能性が、確信を持っていえるようになってきた」(松本氏)と、話した。

しかし、温度計が故障していると判断できるのは、他の温度計が示す温度との乖離がさらに広がり、上昇をし続けた場合だけだ。今後、注水量の増加に比例して、この温度計の温度が下がり始めた場合は、温度計の故障と断定がし難くなる。

松本氏は「このまま温度がさらに上がり続けるなら他の温度計と比較して不良の可能性が高くなるが、逆に注水量に応じて温度が下がるとほうが判断に悩む」と、原因の断定には含みを持たせた。

原子炉施設保安規定では、圧力容器の底部温度は80度以下に保たなければならないと定めている。実際に温度上昇が続く状態が続く場合、再臨界を起こす可能性もあり、政府が発表した原子炉の冷温停止状態が根本的に崩れる可能性がある。
<以上、全文引用>

YAHOO!ニュース から引用
2号機、一時90度近くに=東電「再臨界ない」、注水増―温度計故障か・福島第1
時事通信 2月12日(日)19時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120212-00000034-jij-soci
 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に3カ所ある温度計のうち、突出して高い数字を示している温度計が同日午後、新保安規定の運転制限基準の80度を超えて上昇したと発表した。昨年12月に政府と東電が「冷温停止状態」を宣言して以降初めて。11日夜に冷却水の注入量を毎時1トン増やしたのに、この温度計は70度台から90度近くまで変動が激しくなっており、東電は故障の可能性が高いとみている。残りの温度計は35度程度で安定している。
 東電は12日未明に原子炉内のガスを分析。キセノン135が検出限界未満であることから、溶融燃料で核分裂が連鎖する再臨界が起きていないと判断したが、念のため再臨界を防ぐホウ酸水を注入した。冷却水は毎時3.3トン増やし、過去最大レベルの同17.4トンにした。 
<以上、全文引用>

福島第一原発2号機の状況(2)

これは、本当に心配ですので詳しく新聞記事を引用します。
11日の記事では、以下のように一旦温度は低下しました。それが、12日温度が再上昇し、3個の温度計のうち、1個だけが温度上昇を示しているため、温度計の故障を言い出した(東電)ものと思われます。

しかし、「冷却水の流れ変化か」にあるように、温度上昇の原因と見られる、「1月下旬に配管を交換した際に水の量を変え・・・」というような事を行っています。温度計の故障とも言い切れないのです。要注意、と言う事が正解のようです。

「47NEWS」から、以下全文引用
47トピックス
【福島第1原発の現状】(2012年2月11日)注水増やさず監視 2号機圧力容器温度
http://www.47news.jp/47topics/e/225555.php

 東京電力は11日、福島第1原発2号機で原子炉圧力容器底部の温度計の一つが高い値を示している問題で「温度は安定しており、当面注水量は増やさず監視する」と発表した。

 1日以降、一時72・7度になるなど高い値を示している温度計は10日夕〜11日夕は67〜71度。ほぼ同じ高さの別の温度計二つはいずれも35度前後だった。

 7日に注水量を増加後、問題の温度計は65〜70度前後を示している。

 (共同通信




47NEWS
47トピックス
【Q&A/福島第1原発2号機の温度上昇】発熱続ける燃料 冷却水の流れ変化か
(2012年2月7日、共同通信
http://www.47news.jp/47topics/e/225429.php

 東京電力福島第1原発2号機の圧力容器底部の温度が上昇、70度前後の状態が続いている。

 Q 何が起きているのか。

 A 原子炉停止後も、燃料は「崩壊熱」を出し続ける。現在の発熱量は運転中の4千分の1程度だが、冷却をやめると温度が上がる。核分裂の連鎖反応が再び起きる「再臨界」もあるが、判断基準となるキセノン135が検出されておらず、東電は可能性を否定している。

 Q 水を入れて冷やし続けていたのでは。

 A その通りだが、圧力容器底部の外側に取り付けた3個の温度計のうち1個が徐々に上昇した。1日には52度だったが、6日午前7時には73・3度に上昇。その後も70度前後のままだ。

 Q 大丈夫なのか。

 A 今回の事故で政府と東電が決めた冷温停止状態の条件の一つは、圧力容器底部の温度が100度以下。ただ東電は、温度計には20度程度の誤差があるとみており、80度以下に保つことが必要だ。東電は別の2個の温度計は45度付近で安定しているため、原子炉の全体としては冷却できているとしている。

 Q 原因は。

 A 原子炉には冷却のため、炉心スプレー系と給水系という2系統から水を入れているが、1月下旬に配管を交換した際に水の量を変え、それ以降、温度が上昇し始めた。東電は、この時に水の流れ方が変わり、溶けて散らばっているとみられる燃料に水が十分にかからず、熱が出ている場所があるとみている。

 Q 水の流れ方とは。

 A 通常は毎時数千トンの水を流す太い配管を使っているが、現在流している水は毎時数トンと1%にも満たない量。チョロチョロと流れる水が届かない部分があるらしい。


 Q 対策は。

 A 東電は注水量を増やし、7日は合計で毎時13・5トンにした。昨年6月に汚染水を浄化して炉心へ戻す循環注水冷却を始めて以降、最多の量。温度が下がらなければ、さらに注水量を増やすことを検討している。

 Q 安定した状態になったのではなかったか。

 A 溶けた燃料がどこにどんな形で存在しているのか、水位はどのぐらいあるかなど、中の状態は全く把握できていない。1月にも2号機の圧力容器底部の温度計が100度超を示したことがあり、この時は計器不良とされた。さまざまな機器の信頼性に不安が残り、安定しているとは言い難い。

 (2012年2月7日、共同通信


★2号機は、昨年11月にも問題を起こしています。
47トピックス
【2号機で核分裂の可能性】一時臨界か、キセノン検出 福島第1原発
http://www.47news.jp/47topics/e/222005.php




福島第1原発2号機へのホウ酸水注入について説明する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理=2日午前、東京・内幸町の本店
 東京電力は2日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性が判明、核分裂が起きている恐れが否定できないとして、核分裂を抑制するホウ酸水を原子炉に注入したと発表した。

 核分裂が連鎖的に起きる臨界が起きた可能性について、東電の松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理は「一時的、局所的に起きた可能性はあるが、大規模な臨界は起きていない」と述べた。

 東電と政府は年内にも1〜3号機が「冷温停止」状態に達したと判断する方針だが、影響を及ぼす可能性もある。松本本部長代理は「東電としては大きな影響はないと考えるが、政府と相談する」と述べた。

 原子炉の温度や圧力、放射線量を測定するモニタリングポストの値には変動がないという。圧力容器への注水は継続中で、経済産業省原子力安全・保安院は「全体としては安定している」としている。

 東電によると、ガスのフィルターを調べたところ、データにキセノン133、135が含まれていることを示す兆候が出た。しかし鮮明ではなく「確実に検出されたとは断言できない」として、日本原子力研究開発機構に分析を依頼した。

 放射性キセノンは核分裂に伴いできる。放射線を出す能力が半分になる半減期が短く、検出されれば直近に核分裂が起きた可能性を示す。東電は検出が事実だとしても濃度はかなり低いとしている。
東京電力ライブカメラが撮影した福島第1原発2号機(中央)。左はカバーで覆われた1号機=2日午前

 2号機の核燃料は事故で冷却水がなくなって溶け、原子炉圧力容器の底や、その外側の格納容器の底に漏れてたまったと推定されている。東電は、燃料が特定の形になったり、燃料冷却に伴い水温が下がり水の密度が増えたりすると、臨界が起こりやすくなると説明。一方で臨界に至らないまま核分裂が起きている可能性もあるとした。

 東電は2号機に、格納容器内の気体を吸い出して浄化する装置を設置。1日採取の気体を分析し、キセノンが含まれている可能性があると判明。2日午前2時48分から1時間、原子炉への注水ラインからホウ酸水10トン(ホウ酸480キログラム)を注入した。2日中に格納容器内の気体を再調査する。(2011年11月02日 共同通信


 ◎事態沈静化に躍起 核分裂で東電・保安院

 福島第1原発2号機で核分裂が起きている可能性があることが判明した2日、東京電力経済産業省原子力安全・保安院はそれぞれ緊急の記者会見を開き、「冷温停止に影響はない」「深刻な事態ではない」と事態の沈静化に躍起となった。

 東京・内幸町の東電本店では松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力・立地本部長代理が午前10時20分から担当者らを伴って会見。「核分裂反応が起こることは燃料の状況からみて十分あり得ると思っていた」と、これまでの会見と同様に、表情を一切変えることなく説明。核分裂の規模を尋ねられると「大規模な臨界状態ではない」と何度も強調した。

 一方、保安院の森山善範(もりやま・よしのり)原子力災害対策監も霞が関の庁舎で急きょ会見したが、説明の根拠になっているのは東電から提出されたとみられる資料。「(圧力容器の)温度や圧力は安定的に低下している」と、深刻な事態を否定し、冷静な対応を求めた。(2011年11月02日 共同通信


 ◎原子炉の不安定さ示す
 
 【解説】東京電力福島第1原発2号機で核分裂が起きている恐れがあることが判明し、事故発生後7カ月以上たっても、依然として原子炉が安定したと断定できない状況にあることを浮き彫りにした。

 核分裂が起きていても局所的にとどまり、連続的に核分裂が起きる再臨界はホウ酸注入によって防げるとみられ、燃料が過熱して溶ける再溶融の恐れも低いとみられる。

 だが原子炉が安定的な「冷温停止」状態になったと宣言し、事故収束に向けた工程表のステップ2の年内終了を目指していた政府、東電は、計画の再検討を迫られる可能性がある。

 2号機の核燃料は事故後、原子炉圧力容器の冷却水が減少して露出、過熱して溶け、圧力容器の底や、その外側の格納容器に漏れているとみられる。東電は水の注入を続け、圧力容器下部の温度は70度台に下がったが、漏れ出たり、飛び散った燃料全てを水が浸し、冷却できているかは現状でも分かっていない。確実な安定状態の維持が今後も最優先の課題となる。(2011年11月02日 共同通信


 ◎局所的な核分裂か
 
 宮崎慶次(みやざき・けいじ)大阪大名誉教授(原子力工学)の話 キセノン検出が事実なら、核分裂が起きていると考えるのが自然だ。原子炉全体で起きているか、局所的に起きているのかが重要だが、中性子が検出されていなければ局所的ではないか。溶けて固まった燃料がどこにどのような状態であるのかが分からないので、原因はなんとも言えない。ホウ酸水を注入するのは妥当な対応。こういうことでは、冷温停止を議論することは技術的にも住民の心情を考えても難しいのではないか。(2011年11月02日 共同通信


 ◎臨界状態続いてない
 
 山口彰(やまぐち・あきら)大阪大教授(原子炉工学)の話 原子炉格納容器の中には膨大な量の核燃料があり、(現在も)ウランやプルトニウムの核分裂は一定の確率で起きている。キセノンはその過程で生成されたのだろう。中性子が次々出てくる臨界状態が維持されているとは考えられない。今までと状況が変わっているとは思えず、事故の収束作業に影響が出る可能性も低いのではないか。(2011年11月02日 共同通信


 ◎情報収集急ぐ―斎藤副長官
 
 斎藤勁官房副長官は2日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体から放射性キセノンが検出された可能性があることについて「核分裂が発生している可能性や、誤って検出された可能性もある」と指摘、情報収集を急ぐ考えを示した。

 冷温停止状態に持ち込む「ステップ2」の終了時期を年内とした工程表への影響についてはコメントを避けた。(2011年11月02日 共同通信


 ◎臨界

 臨界 ウランなどの放射性物質が核分裂し、中性子が放出され、さらに周辺の放射性物質に当たって新たな核分裂を引き起こす連鎖反応が続く状態。原発の運転中はこの臨界状態が続き、発生したエネルギーを利用して発電している。ホウ酸は中性子を吸収し、核分裂を抑える性質があり、臨界防止に使う場合がある。ウランなどは臨界状態でなくても一定の割合で核分裂し、放射性キセノンができる。これに対し臨界状態では、キセノンの量は大きく増える。(2011 年11月02日 共同通信
2011/11/02 13:45


★更に、「冷温停止」の意味を下記URLで、解説しています。
参考にして下さい。「冷温停止」の技術的・学術的意味を、知っておいて下さい。
47トピックス
【Q&A/原発の冷温停止】安全性に疑問だらけ ステップ2完了でも
 (2011年12月16日、共同通信
http://www.47news.jp/47topics/e/223824.php

これは面白い!全国“仮病”ランキング!ズル休みトップは福井県 (面白い等と言う話なのか????)

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/


★これは、「原爆ぶらぶら病」を疑わなければならないケースでは、ないかと思います。

ご承知の通り、福井県には沢山の原発があります。そこからは、当然、放射能が漏れ出ています。大気中に、あるいは、海中にです。

佐賀県には、健康被害に関するデータがあります。白血病の発病率が全国平均の「6倍」です。福井県でも、データを作れば、かなりひどい傾向が判明するのでは、ないかと思います。
原発の数が、全然違います。福井県の方が、ダントツに多いのです。

そこで、気になる事が、あります。
「原爆ぶらぶら病」と言う、被曝が原因の病気が、あります。
今後、ふくしま原発の放射能汚染によりかなりの発病者が出るのでは、ないかと懸念されています。日本最高の「原爆ぶらぶら病」の診察の名人とも言うべき、肥田舜太郎医師によると、日本に「原爆ぶらぶら病」を、診察できる医師が、いないと言う事であります。チェルノブイリで被曝医療に従事した経験を、持つ医師以外に「原爆ぶらぶら病」かどうかを、判断=診察できる医師が、いないと言う事です。

「原爆ぶらぶら病」は、仮病や怠け者と考えられて、社会から抹殺されてきた歴史が、あるそうです。果たして、「仮病」「ズル休み」なのか、どうかは、「原爆ぶらぶら病」を診察できる医師が診察してみないと、本当の所は分からないと思います。この記事にも、これまでの「原爆ぶらぶら病」を社会から抹殺してきた、『世間の非常識』と同じものを感じます。むしろ、診療できる医師を招いて原因の調査を、するべきでしょう。

同じ事が、今後、関東・東北で起こる可能性が高いのです。皆さんも、「原爆ぶらぶら病」の症状を知り、ご注意ください。本来なら、被曝の被害者として扱われるべき人が、「仮病」「ズル休み」として、怠け者にされてしまうかもしれません。

★「原発ぶらぶら病」に関する参考資料
原爆ぶらぶら病 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%B6%E3%82%89%E3%81%B6%E3%82%89%E7%97%85
原発はいますぐ廃止せよ
放射能汚染で突然変異 日本から生まれる超人類
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-21.html
NEVER
福島原発事故後の『身体のだるさ』、『ぶらぶら病』、疲労感、倦怠感に関するツイートまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130996720498150201
★阿修羅♪
かくされてきた被曝「ぶらぶら病」(JAN JAN)特集:原発を考える
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/144.html

★これでも、「面白い話」だと思いますか???

ZAKZAK から全部引用
これは面白い!全国“仮病”ランキング!ズル休みトップは福井県
2012.02.10
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120210
/dms1202101810015-n1.htm

 インフルエンザが全国的に猛威を振るい、小中学校の学級閉鎖が相次ぐなか、サラリーマンにはちょっと気になるデータが発表された。「仮病」で会社などを休む回数にも地域性がみられるというのだ。上司のみなさん、部下から「体調が悪いので今日は…」と申告があったら要注意かも。

 国立感染症研究所によると、全国の医療機関を5日までの1週間に受診したインフルエンザ患者数を推計すると約213万人。各都道府県の定点医療機関ごとの患者数は1医療機関あたり42・62人となり、過去10年で2番目の多さとなった。

 一方、1月23日から29日の期間の平均報告件数は別表〔1〕のとおりとなった。報告数が増え始めたのは昨年10月中旬からで、感染者の約84%はA香港型ウイルスと診断。かつて「香港風邪」といわれた同ウイルスの流行は5年ぶりという。

 全国の小中学校では学級閉鎖が相次いでいるが、サラリーマンの世界に“会社閉鎖”はあり得ない。うがい、手洗い、マスク着用の励行と十分な睡眠で感染を予防するしかない。そんななか、気象予報会社のウェザーニューズは先ごろ、2万175人を対象に「風邪」に関するさまざまなアンケートを実施した。

 その中で最も興味深いのが、「仮病」に関するものだ。過去に風邪などを理由とする仮病を使った回数を回答してもらったところ、33%は仮病経験なしだったが、全国平均は4・28回。男性は4・16回、女性は4・34回で、女性のほうが若干多かった。中には21回以上の“常習犯”も7%いたという。

 それ以上に気になるのが「都道府県別仮病を使った回数」ランキング=同〔2〕。仮病を使った回数を県別にランクしたもので、1位は6・99回の福井県。計算上、福井県民はこれまで、最下位の高知県民(2・94回)より約4回も多く、ズル休みをとってきたことになる。ただし、今シーズンのインフルエンザ報告件数で、福井県は74・88ポイントとダントツの1位。今冬に限っては、本当に職場や学校を休まざるを得ない県民も多そうだ。

 温暖な気候で知られる宮崎県民の仮病回数が、5・26回で2位に食い込んだのはかなり意外。同〔3〕の「昨年風邪を引いた回数」ランクでは2・02回で47都道府県中44位と、全国的にも風邪をひきにくい県民性だけに、ギャップの大きさが際立つ。仮病回数5・08回で3位になった富山県は、昨年風邪をひいた回数が2・76回で1位。寒さの厳しさゆえ、仮病を使う人も実際に風邪をひく人も多いようだ。

 一方、ウソをつかない実直さが如実にうかがえるのは、仮病ランクで44位の和歌山県(3・25回)と45位の石川県(3・14回)。それぞれ、昨年風邪を引いた回数ランクで46位(1・94回)、45位(1・95回)と全国的に極めて少なく、両県とも風邪に強く仮病も使わない質実剛健な県民性といえる。

 「出身県でわかる人の性格−県民性の研究」(草思社)の著者で出版プロデューサーの岩中祥史氏は、「上位3県は、いずれも“嘘つき”ではなく、逆に正直に仮病の回数を明かした正直者の県。とはいえ、仮病の回数が多いのは事実でしょう」と話す。

 「仮病1位の福井県は、穏やかな長寿の気風で知られ、仮病スレスレの少々の風邪でも、決して無理をせずに休む傾向が推察されます」

 宮崎県民の場合は、「土地が豊かで気候も温暖という恵まれた風土ゆえ、何事にもおおらかな気風が仮病の回数に反映されたのではないか」と岩中氏は分析する。

 ちなみに福井県出身の有名人は、歌手の五木ひろし(63)、プロレスラーの天龍源一郎(62)、宮崎県出身の有名人には東国原英夫前知事(54)やダルビッシュ前夫人でタレントの紗栄子(25)、モデルの蛯原友里(32)、富山県出身の有名人にはノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏(52)や落語家の立川志の輔(58)らがいる。

 今回の調査結果について福井県庁ブランド営業課に聞いてみると、「仮病が多いといった話は聞いたことがないですね」と困惑しきり。宮崎県庁も、「初耳です。気候が温暖な当県もインフルエンザの罹患者数が急増し、2日に警報を発令しましたが、仮病のデータは行政として持ち合わせませんので…」(秘書広報課)と苦笑いだ。

 ちなみに、熱で休むか休まないかの基準は男性38・0度、女性37・9度、全国平均は37・94度。あなたの“ボーダーライン”はこの数字より高い? 低い?

<以上、全文引用>

Youtube から引用
肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病 YouTube動画(1〜4)

肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病1【ヒロシマ原爆体験】
http://www.youtube.com/watch?v=SAM6U5C_viA

肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病 2【原爆で天井まで飛んだ】
http://www.youtube.com/watch?v=Ck4h9AwyNxM

肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病 3【医療活動とぶらぶら病】
http://www.youtube.com/watch?v=vX11MKzs7Ug

肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病4【1ミリシーベルトでも危険】
http://www.youtube.com/watch?v=G5qq4CJxBRc



★ご参考
内部被曝の症状は「3月にも出始める」 (肥田医師)
 YouTube動画も見てください!
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11161533457.html

★YouTube から引用
アメリカ女性兵【放射能=ガンだけじゃない】10年後の日本?ぶらぶら病
http://www.youtube.com/watch?v=oX9oPFsNybE

線量マップ 命に関わる情報隠しだ

琉球新報 社説 から全文引用
線量マップ 命に関わる情報隠しだ
2012年2月13日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-187385-storytopic-11.html

 この国の政府はまるで属国のようだと思っていたら、官僚だけでなく民間までが、国民よりも米国に忠誠を誓っているかのようだ。
 東京電力が、福島第1原発敷地内の放射線量マップを、公開の1カ月以上前に米原子力規制委員会に提供していたことが分かった。
 国民に知らせる1カ月前というだけでなく、政府に報告するよりも1日早かった。東京電力は国民よりも、政府よりも米国に顔を向けている。そう批判されても反論できまい。
 原発事故のデータでは、文部科学省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算データも問題となった。文科省は事故の12日後にようやく一部を公表したが、米軍には3日後に提供していた。
 気象庁も事故直後から国際原子力機関IAEA)に放射性物質拡散予測データを逐次報告していたが、国民に知らせたのは事故の25日後だった。
 これらの結果、放射線量の高い地域に避難してしまった住民は「無用の被ばく」にさらされた。命に関わる情報隠しだ。しかも誰一人責任を取っていない。そうした体質が政府だけでなく、電力会社にも潜んでいたのだから、国民は何を信じればいいのだろう。
 電力会社は地域独占で、会社がどんな体質であろうと国民は選択できない。だからこそ責任を明確化しないと国民は納得できない。
 事故対応で国民を裏切り続けている東京電力は解体すべきではないか。原子力関連の意思決定に関与した幹部を一掃した上で、電力供給に特化した新会社として一から出直してもらいたい。
 その上で、やはり発送電分離をすべきだ。電力会社が送電網を握っていたら、自社以外の発電会社に不利な条件をいくらでも構築でき、新規参入を阻むことができる。
 国民が電力会社を選択できる仕組みにしない限り、国民より米国を重視する体質を変えることはできないだろう。
 電力会社は安定供給のため、と発送電分離に反対するが、分離がほぼ完全に成し遂げられた欧州で供給不安は起きておらず、説得力を欠く。
 経済産業省の電力システム改革専門委が発足したが、発送電分離を検討する姿勢を示している。脱原発も含め、国民の望みに合致した体質に脱皮させるよう、抜本的な改革を提起してほしい。


★まさに、その通りだと思います。良く、書いてくださいました!!!


☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

福島第一原発2号機の状況(3)


結局、福島第一原発2号機は温度計の故障のようです。良かったですネ?皆さんも、大分、2号機のお勉強をされたのでは、ないですか?私も、随分記事を調べて、勉強しました。以下のような事だったようです。

47NEWS > 共同ニュース >
2012/02/13 19:24 【共同通信
原発、温度計が故障の可能性 2号機で276度
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021301002375.html
時事ドットコム (2012/02/13-20:11)
2号機温度計は故障=一時「342度」、周辺30度台−福島第1原発
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012021300721

一方で、こんな意見も??
日刊ゲンダイ
2012年2月13日
90度近くまで上昇 福島原発2号機の原子炉内で何が起こっているのか
2012年2月13日 掲載
ウソっぱちだった「冷温停止」
http://gendai.net/articles/view/syakai/135085



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福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

2月13日ニュース色々

47NEWS > 共同ニュース >
2012/02/13 19:24 【共同通信
原発、温度計が故障の可能性 2号機で276度
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021301002375.html
時事ドットコム (2012/02/13-20:11)
2号機温度計は故障=一時「342度」、周辺30度台−福島第1原発
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012021300721

一方で、こんな意見も??
日刊ゲンダイ
90度近くまで上昇 福島原発2号機の原子炉内で何が起こっているのか
2012年2月13日 掲載
ウソっぱちだった「冷温停止」
http://gendai.net/articles/view/syakai/135085

★何気なく出ていた、「超怖い記事」
毎日新聞 2012年2月3日 23時33分(最終更新 2月4日 8時50分)
福島第1原発:水漏れで地面の線量2シーベルト
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20120204k0000m040089000c.html
★「ミリ」や「マイクロ」では、ありませんよ!!!


★東電の悪あがき、この会社に「良心」や「責任」という言葉は、無いのか???
読売新聞(2012年2月13日20時29分)
「民間活力が大事」東電社長、国有化方針に反発
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120213-OYT1T00873.htm
※東電に融資してくれる民間の金融機関など、あるはずないでしょう!!!
※例によって、経団連の援護射撃
時事ドットコム  (2012/02/13-18:50)
東電国有化「とんでもない」=枝野経産相を批判−米倉経団連会長
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012021300773
※この人も、速くXXXほうが、良いのではないですか???
朝日新聞  2012年2月13日13時51分
東電への追加支援承認 経産相「十分な議決権を」
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201202130133.html


★これが、世間の常識です。
47NEWS > 共同ニュース > 2012/02/13 19:05 【共同通信
知事「自首するやついないのか」 東電を激しく批判
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021301002259.html
※埼玉県の上田清司知事の、仰るとおりです。歴代の経営陣は昔なら
「切腹」です!!!
財形新聞  2012-02-13 11:00:00
東電は立場と影響考え直しを 古川国家戦略大臣
http://www.zaikei.co.jp/article/20120213/95230.html
時事ドットコム (2012/02/13-11:51)
原発利用率、最低更新=1月10.3%−電事連 
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012021300337
※これで、電気が足りるなら「原発」は、要らないと言う事ですネ??

J-CASTニュース から全文引用
東京都「第2東電」で動き出す 東電を厳しく批判、自前の電力確保へ
2012/2/11 18:00
(1)(2)
http://www.j-cast.com/2012/02/11121802.html
http://www.j-cast.com/2012/02/11121802.html?p=2
ガス発電導入で「まさか」に備える
東電の高コスト構造にも切り込む

★外国では、平気でが原発の新設をするようです。
47NEWS > 共同ニュース > 2012/02/13 19:39 【共同通信
中国製原子炉6基新設へ パキスタン明らかに 
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021301002394.html

毎日新聞
【1月公開の福島第1原発の写真と映像】
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20120110f/
【すべてはここから】東京電力福島第1原子力発電所の歴史
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20110415_fukushima1stnuclearpowerplant/index.html


ZAKZAK
早稲田大に大異変!予想外の受験者減少はどうして起きたのか
2012.02.09
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120209/dms1202091812016-n1.htm
拡大図
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20120209/dms1202091812016-p2.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20120209/dms1202091812016-p3.htm
今度は小宮山大臣!“ウソ答弁”に三原じゅん子が激怒「女性の敵」
2012.02.09
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120209/plt1202091137002-n1.htm
日刊ゲンダイ
2012年2月10日
三原じゅん子議員に愛想を尽かされた小宮山大臣 無能と裏切り
http://gendai.net/articles/view/syakai/135078

福島第1原発:水漏れで地面の線量2シーベルトに★何気なく出ていた「超怖い記事」 

★何気なく出ていた、「超怖い記事」
毎日新聞 2012年2月3日 23時33分(最終更新 2月4日 8時50分)
福島第1原発:水漏れで地面の線量2シーベルト
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20120204k0000m040089000c.html
★「ミリ」や「マイクロ」では、ありませんよ!!!

以下、全文引用

 東京電力は3日、福島第1原発で、汚染水浄化システムのタンクから放射性物質を含む水が漏れたと発表した。漏れた量は1リットル以下だが、地面での表面線量がベータ線で毎時2000ミリシーベルト(2シーベルト)と高く、作業員が最大2.3ミリシーベルトの被ばくをした。海への流出はなく、原子炉への注水にも影響はないとしている。

 3日午後0時半ごろ、汚染水から取り除いた塩分を含む濃縮塩水をためる屋外タンク(直径12メートル、高さ11メートル)側面の鋼板の継ぎ目から水がにじんでいるのを、東電社員と協力企業の作業員が発見。漏れていた水の放射能濃度は1立方センチ当たり約27万ベクレルで、タンク下のコンクリート面に漏れた跡と見られるにじみがあり、その表面の線量は毎時2000ミリシーベルトに達した。

 継ぎ目のボルトを締め直すと漏れは止まったため、東電は気温の低下で鋼板が縮むなどして継ぎ目のパッキンが緩んだのが原因とみている。1月10日にも同様の水漏れがあったが、百数十基あるタンクの目視点検をしただけで、ボルトの締め直しなどの対策はしていなかった。

 経済産業省原子力安全・保安院は3日、速やかに原因を究明し、再発防止策を報告するよう東電に指示した。【岡田英、河内敏康】
毎日新聞 2012年2月3日 23時33分(最終更新 2月4日 8時50分)


★しつこいようですが、「2シーベルト」ですからネ!!!もう少し高くなると、「致死量」ですよ。


☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

東京都「第2東電」で動き出す 東電を厳しく批判、自前の電力確保へ(ドンドン、遣って下さい!!)

とにかく、東電を潰す話なら、何でも大賛成です!!!
猪瀬さんは、「キライ」ですが、東電を潰す話なら応援します!!!
ドンドン、お願いします!!!

J-CASTニュース から全文引用
東京都「第2東電」で動き出す 東電を厳しく批判、
自前の電力確保へ
2012/2/11 18:00
(1)http://www.j-cast.com/2012/02/11121802.html

東京電力福島第1原発の事故に伴う電力供給不安に対応するため、東京都が自前の電力確保に動き出している。

返す刀で東電の料金値上げを厳しく批判するなど、バトルは激しさを増す一方だ。
ガス発電導入で「まさか」に備える

都は2011年年11月、首都直下型地震など大規模災害に備えた新たな防災対策を公表。都内60か所にある防災公園、物流拠点や上下水道施設などにガス発電設備を導入し、いざという時に電力供給が途絶えないようにする考えを打ち出した。

たとえば、足立区の舎人公園地下に数千キロワット規模の発電施設を設置し、停電しても新交通システム「日暮里・舎人ラーナー」や公園北側の北足立市場などに電力を供給できるようにするといった具合だ。さらに①東電からは独立した独自の送電網を臨海副都心に設置し、青梅コンテナふ頭や東京ビッグサイトに電力を供給、②帰宅困難者を受け入れる民間事業者がコジェネレーション(熱電併給)システムを導入する際に最大3億円補助、③新宿の都庁舎が来年度から東京ガス系の電力小売り事業者から電力供給を受ける――なども盛り込んだ。

都が推進する電力対策のもう一つの柱が、「第2東電」(猪瀬直樹副知事)ともいえる大規模発電所の新設構想だ。昨年夏にプロジェクトチームを設置。9月には100万kw級の天然ガス(LNG)発電所の建設候補地として、中央防波堤外側埋め立て地(東京湾)、砂町水再生センター用地の2カ所(江東区)、旧江東清掃工場跡地(同)、葛西水再生センター用地(江戸川区)の計5カ所を決定。2012年度一般会計予算原案に調査費1億円を盛り込み、候補地の自然環境調査費用に充てる。

予算原案には民間投資家と連携して官民連携インフラファンド創設のため、都が30億円を出資することも盛り込んだ。民間からの資金を集める呼び水という位置づけで、200億円規模のファンドを目指し、4月に運営事業者を民間から公募し、7月をめどに投資を始める計画だ。

(続く)
(2)http://www.j-cast.com/2012/02/11121802.html?p=2
東電の高コスト構造にも切り込む

自前発電の狙いを猪瀬副知事は「東京湾岸には合計1000万kwの東京電力の老朽火力発電所がある。原発事故処理で体力の落ちた東電に、それらをリプレースするための資金(1兆円)を調達することは難しい。官民連携ファンドの立ち上げにより、非東電の民間参入で老朽火力のリプレースを速やかに進めることができる」と説明する(1月24日BPネット「猪瀬直樹の『眼からウロコ』」)。

ただ、発電事業に新規参入しても東京電力の送電網を使い、「託送料」を払わなければならい。これをいかに下げるか。そこで猪瀬副知事が繰り出した次の手が東電のコスト構造への切り込みだ。

東電が4月からの企業向け電気料金を平均17%値上げすると発表すると、大株主の立場も利用して、1月26日、東電などに対し、さらなる経営合理化などを求める緊急要望書を提出。猪瀬副知事は会見で経営合理化で2012年度1934億円の経費削減としていることについて、「家賃が高い子会社事務所の移転や、自社ビルの売却だけでも約100億円捻出できる」などと具体的に無駄を指摘して攻め立てた。

2月1日に東電が「回答書」を出したが、猪瀬副知事は3日、東京電力の皷副社長を都庁に呼んで、内容が不十分だとして、報道陣の前で「東京都としてはこれを受理するわけにはいかない」と突き返すパフォーマンスも見せた。

こうした都の攻勢で、「東電は企業向け値上げのドサクサで宅送料引き上げを狙って水面下で動いていたが、都に値上げ自体を責められ託送料を言えるような状況ではなくなった」(エネルギー業界筋)というのが現状だ。

東電は「財政支出を抑えたい財務省の威光を利用して経営自主権維持と、その裏付けとなる大幅値上げを狙っている」(霞が関筋)といわれるが、枝野幸男経産相の真意は今ひとつはっきりしない。今後の一般家庭向け料金値上げも含め、「東京都ペースで事態が進展することに焦りを深めている」(業界関係者)と見る向きが多いようだ。

★これが、世間の常識です。
47NEWS > 共同ニュース > 2012/02/13 19:05 【共同通信
知事「自首するやついないのか」 東電を激しく批判
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021301002259.html
※埼玉県の上田清司知事の、仰るとおりです。歴代の経営陣は昔なら「切腹」です!!!