「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

バンダジェフスキー来日全国講演決定!!

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるかどうかは、皆様におかれましてご判断ください。


★阿修羅♪ >から全文引用
バンダジェフスキー来日全国講演決定!! with木下黄太 (みんなのカルテ保管庫便り)
(投稿者 こーるてん 日時 2012 年 2 月 17 日 21:49:49: hndh7vd2.ZV/2)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/189.html

http://sos311admin.blogspot.com/
2012年2月17日金曜日

放射能防御プロジェクト企画 バンダジェフスキー来日全国講演決定!! with木下黄太


バンダジェフスキー博士 来日に寄せて


福島第一原発の事故から一年となりますが、放射能による健康被害の報告が続いている状況です。この問題について、チェルノブイリ事故で最も卓越した研究をされ、政府の迫害に屈せずに、その実状をあきらかにされたバンダジェフスキー博士が、「放射能防御プロジェクト」の招きに応じ、全国で講演や専門家向けのセミナーを開催する運びとなりました。日本が直面する放射能による内部被曝の問題について、バンダジェフスキー博士のお話を通して、多くの人々が認識を深め、日本の新たな一歩につながることを願って止みません。


「放射能防御プロジェクト」木下黄太

来日に寄せて 日本の皆様へ


今回の来日にあたり、招聘にご尽力いただいた皆様に感謝いたします。チェルノブイリ原子力発電所事故による健康被害における私の研究の成果が福島第一原子力発電所事故による放射能被曝で苦しむ日本の皆様の助けになるなら、これほど嬉しい事はありません。現在の国際社会の優先課題は、内部被曝から人体を保護する効果的な方法を生み出す事にあると確信しています。この問題の解決は、未来の人々の生命を維持することに繋がるのです。日本と他の国々と協力しながら、共にこの問題を解決して行くことを、楽しみにしています。
        
ユーリー・バンダジェフスキー


【一般向け講演会】


●3月11日(日)沖縄県 那覇市民会館大ホール(定員1300名)
  「チェルノブイリ事故から学ぶ〜沖縄のこれから〜」
出演:医師 ユーリ・バンダジェフスキー博士
   琉球大学名誉教授 矢ケ崎克馬
   放射能防御プロジェクト 木下黄太
 開演時間:14時開場 14時半開演
  チケット制:前売り1500円 当日1800円 (e-プラスにて2/17より発売開始)
※前売りチケットが事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。


●3月13日(火)東京都 玉川区民会館 大ホール(定員450名)
  「キエフにおける健康被害と小児疾患について〜キエフの事例から東京を考える〜」
出演:医師 ユーリ・バンダジェフスキー博士
   放射能防御プロジェクト 木下黄太
開演時間:13時開場 13時半開演
  チケット制:前売り1200円 当日1500円 (e-プラス2/21より発売開始)
※前売りチケットが事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。


●3月15日(木)京都府 ひとまち交流館(定員300名)
  「低線量被ばくと内部被ばくの脅威〜私たちにできることは何か〜」
出演:医師 ユーリ・バンダジェフスキー博士
   放射能防御プロジェクト 木下黄太
  開演時間:13時開場 13時半開演    当日:1000円
  メール予約制:kyoto311pj@yahoo.co.jp
※メール予約にて定員となりました場合、当日のご入場ができない場合もございますので、
できるだけお早めにご予約下さい。
  


【医師向けセミナー】


●3月18日(日)東京都 日仏会館(定員100名)
  開演時間:9時半受付開始(終日セミナー)20000円(資料代含む)
第一部(午前)チェルノブイリにおける内部被ばく由来の病理検証について
    第二部(午後)体内放射線量の違いに伴う疾病の推移・
    第三部(午後)質疑応答
 完全予約制 予約先メールアドレス:info@gsisa.jp
問い合わせ:株式会社緑のシーサー 098-943-4258(10:00〜19:00)
*医師や専門家を対象としていますが、一般の方で特に関心のある方の参加も可能です。


■取材・面会等のご相談は
放射能防御プロジェクト 木下までご連絡ください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


主催:放射能防御プロジェクト
共催・協力:株式会社緑のシーサー
      子どもを放射能から守る会おきなわ
      京都パパママクラブ

(転写終了)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★バンダシェフスキー博士に対しては、国際原発利権から常に「ネガテイブ・キャンペーン」がなされ、博士の品位・信用を無くそうと言う試みがされています。

★コメントの中で、本当の事を書いているもの
07. 2012年2月18日 12:47:06 : OTOSIyOeKE
 バンダシェフスキーさんは、「放射線は人体の健康にはほとんど影響しない」と言うベラルーシ政府の方針に反したことから、入学試験の賄賂汚職の容疑で逮捕され、8年間の禁固刑に処せられた方です。

 バンダシェフスキー著
「放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響 (副題 チエルノブイリ原発事故被爆の病理データ) 久保田 護 訳」

フクシマ原発事故の本質は、今の状態が数十万年続くことだ(???)

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるかどうかは、皆様におかれましてご判断ください

★このような見解も有ります。但し、数十万年かは???です。

★阿修羅♪ >から全文引用
フクシマ原発事故の本質は、今の状態が数十万年続くことだ
(投稿者 がらくた箱 日時 2012 年 2 月 17 日 01:11:46: ik4eavU51G/Vs)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/173.html

2号機の温度上昇で再臨界の危険性が指摘され始めているが、じつは本当の危険はすでに始まっている。それは、福島原発の今の状態はけっして収束することなく今後数十万年にわたり続くからだ。その理由を説明してみる。

まず2号機は圧力容器が損傷して、溶融した核燃料が格納容器の側に落下するメルトスルーを起こしていることがわかっている。東電もこの可能性を認めている。核燃料のうち落下した割合は定かではないが、90トンある核燃料のほとんどが格納容器の底に置かれたコンクリートを侵食している状態が予想される。

底に溜まった核燃料は表面こそ上から注がれる水で固まっているが、内部は2000度以上に加熱されて、溶けた状態が維持されている。崩壊熱はメルトスルーから1年ほど経つ現在でも約5MW(3〜6の間で予想の差がある)あると予想されている。崩壊熱は核燃料全体から出ているので、熱による対流は起きていないはず。しかし、重力が作用しているため、わずかな比重差で沈殿作用が起きていると考えられる。

採掘されたウランは遠心分離機で精製されるが、これは比重差を利用してウラン238と235を分離する。内部がどろどろの核燃料の塊の中では、遠心分離機と同じ現象が重力によって起きている。プルトニウム239,240,ウラン235は、次第に沈殿していきながら、比重の違いにより濃度の高い層が形成されていく。

核燃料内部に存在する放射性元素は、自発的核分裂を行う。中性子を発生させて、その中性子は確率的にほかの元素の核に衝突を起こし連鎖的に核分裂反応が起きる。

さて、ここで殆どの人は減速材である水が無いので臨界には達しないと思うだろう。臨界が生じるには水で減速された熱中性子が不可欠だと思い込んでいるからだ。ところが高速中性子でも核分裂反応は起きる。もんじゅがそうである。もんじゅはプルトニウム239とウラン238を主体にして高速中性子による核分裂を利用した高速増殖炉だ。

そこでまた原子炉に詳しい人は、ウラン、プルトニウムの密度が低いので臨界しないというだろう。ところで臨界という用語は原子炉工学の専門用語で、ほかに未臨界、超臨界という用語がある。超臨界とは核分裂連鎖反応がものすごい速度で起きることを意味する、核爆発のことだ。臨界状態というのは制御棒などでコントロールしない限り維持できない、非常に不安定な状態だ。未臨界とは核分裂反応が持続しないで次第に減少していく状態を意味する。崩壊熱が出続けている核燃料の塊も未臨界状態にある。

じつは未臨界状態での核分裂反応が数十万年続いた例が発見されている。ガボンのオクロ鉱山では20億年前に自然に原子炉となったウラン鉱脈が発見されている。

オクロの天然原子炉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%84%B6%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89

天然原子炉のメカニズムは、「ウランに富んだ鉱床に地下水が染み込んで、水が中性子減速材として機能することで核分裂反応が起こる。核分裂反応による熱で地下水が沸騰して無くなると反応が減速して停止する。鉱床の温度が冷えて、短命の核分裂生成物が崩壊したあと、地下水が染み込むと、また同じサイクルを繰り返す。」と考えられている。ここで重要なことは、臨界反応が持続しなくても未臨界のまま核分裂反応は起き続けるということだ。

じっさい、加速器駆動未臨界炉というアイデアもある。加速器で発生させた中性子をウランやプルトニウムに打ち込んで核分裂反応を起こさせるというもの。

福島原発事故は、核燃料が崩壊熱を出しきって冷えてしまえば収束できると多くの人は考えているだろう。崩壊熱が殆どなくなるには約10年かかると予測されている。しかしこの予測は、核燃料が燃料集合体の中に維持された状態でのことだ。上記で説明したように内部で再濃縮が起き、さらに自発的核分裂での中性子密度が上昇した場合は、未臨界状態での熱放出も高いレベルで維持され続ける。
オクロの天然原子炉は数十万年にわたって稼動した。その間に5トンのウランが反応したと言われている。2号機には約90トンの核燃料がある。そのほとんどが反応を終えない限り、現在のように一時的に高温を発しては下がり、再び高温になる、という状態を繰り返す。それは数十万年以上続く。未来永劫にわたり放射能は絶え間なく放出され続けるのだ。

セシウム入り花粉はホントに大丈夫!? (週刊実話)

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。それが事実であるかどうかは、皆様におかれましてご判断ください。


★阿修羅♪ >から全文引用
セシウム入り花粉はホントに大丈夫!? (週刊実話
(投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 17 日 00:14:03: igsppGRN/E9PQ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/167.html

セシウム入り花粉はホントに大丈夫!?
http://news.livedoor.com/article/detail/6285992/
2012年02月16日17時57分 提供:週刊実話


 「花粉症じゃないから大丈夫」−−。そんなことを言っていられないのが、間もなく飛散が始まる“セシウム入りスギ花粉”だ。
 「林野庁が、福島県など15都県のスギ林182カ所で、スギの雄花などに含まれる放射性セシウムの濃度調査を行った中間報告が公表されました。そのデータによると、セシウム濃度は最も高いスギ林で1キログラム(乾燥重量)あたり約25万ベクレル。過去の飛散最高値を当てはめ、成人が花粉を吸入することで被曝する放射線量を計算すると、1時間あたり0.000192マイクロシーベルト、飛散期間4カ月の累計値は、0.000553ミリシーベルトになると試算されています。実際に大量飛散する期間は数週間程度ですから、現実には林野庁の試算結果よりも随分と少なくなるはずです」(化学系専門誌記者)

 要するにこの程度のセシウム量なら体内被曝を過度に心配する必要はないということらしい。しかし政府のデータは、“信号機が青だから大丈夫”と言われても信じられないのが昨今の国民のサガ。果たして花粉吸入による内部被曝を、花粉用マスクで防ぐことができるのだろうか。

 この疑問に対しては、日本放射線安全管理学会学術大会の回答として「マスクにより内部被曝量を減らせる」とある。しかし、ある耳鼻科専門医が指摘する。
 「これでは『マスクをすれば問題ない』と勘違いしてしまいます。市販の中には性能が不十分なものも多い。スギ花粉を完全に防ぐには『N95』規格以上の防塵マスクでないと意味がありません」

 N95マスクとは、米国労働安全衛生研究所の規格をクリアし認可されたもののことで、1個2000円前後。東電には、電気料金値上の前にマスク分の値下げをしてもらいたいものだ。

東電福島第一原発運転担当の元社員が打ち明けた戦慄すべき内部実態

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるかどうかは、皆様におかれましてご判断ください。


★阿修羅♪ >から全文引用
東電福島第一原発運転担当の元社員が打ち明けた戦慄すべき内部実態
(投稿者 盗電マン 日時 2012 年 2 月 18 日 16:04:33: yhaeSuPnS16uo)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/205.html

秋場龍一のねごと・ブログ
http://akiba1.blogspot.com/2012/02/blog-post_18.html

東電福島第一原発運転担当の元社員が打ち明けた戦慄すべき内部実態
【ただちに危険だ! 原発通信】№40

2012.3.11「100万人デモ」でただちに全原発廃炉だ!


東電は津波で非常用発電機が使えなくなることを知っていた―― 。
東電は原発の定期検査で虚偽報告をしていた――。


朝日新聞の原発取材シリーズ「プロテウスの罠」は、いまも連載中の非常に冴えた切れ味をみせるドキュメンタリーだ。現在、かつて福島第一原発の運転を担当した東電社員の驚くべき業務実態を詳らかにしている。その東電社員とは、「炉心屋」と呼ばれる燃焼管理班に所属した木村俊雄(47)さん。まず、この一節を読んでいただこう。


1991年、原発への疑問を膨らませる一つの事件が起こる。
10月30日、福島第一原発のタービン建屋で冷却用の海水が配管から大量に漏れた。
 「補機冷却系の海水配管が腐食してタービン建屋から水漏れしたんです。地下1階に水があふれ、非常用ディーゼル発電機が使えなくなりました」
 原発が水に弱いことに木村は驚き、上司に聞いた。
 「津波が来たら一発で炉心溶融じゃないですか」
 上司はいった。
 「そうなんだよ、木村君。でも安全審査で津波まで想定するのはタブー視されてるんだ」
 津波を想定すると膨大なお金が要る。だから無視する、という意味。木村にとってこの上司は尊敬できる人物だった。しかも福島に来る前は本店で原発の安全審査を担当している。その人物の言葉だけに、これは木村の心に刺さった。
 「津波かぶったら水は流入しますよ。そんなことに気づかないはずはないし、つまり見て見ぬふりをしている。これはもう、原発だめじゃないかって思いましたね」(朝日新聞2月11日)

どうだろう。東電は津波が来ると非常用ディーゼル発電機が使えなくなること、つまり炉心溶融をまねくということを知っていたのだ。

もう、東電がフクイチ事故の言い逃れに言う「想定外」もへったくれもない。現実に起こっていたのだから。さらに、翌12日の記事は、こんな戦慄すべき発言もある。

 「虚偽報告をするんです。たとえば以前、制御棒が壊れることはたびたび起きていました。なのに、その報告は全然していません」


 「検査官が素人というか、何のノウハウもないんです。工学系の大学に行って、たまたまそのセクションにいるだけ。どうやって原発を動かすのかも全然知らない。素人を丸め込むなんて簡単じゃないですか」


「定期検査中、制御棒は1本しか抜いてはいけないことになっています。しかし東電はすべての制御棒を引き抜いていました」(朝日新聞2月12日)

もう安全のための規則、マニュアルなど、まるで遵守していない。しかもインチキしているのは「制御棒」だ。いうまでもなく、制御棒は原子炉の核分裂反応を制御する最重要アイテムだ。命綱だろ。

さらに、これは運転現場の独断ではなく、「つじつま合わせのため、本店と現場で昼夜を問わずテレビ会議をしていました」というのである。

またそれを監督する、国の検査などいとも簡単にスルーさせてしまう。これは東電の会社としての指示だから、とうぜん木村さんが担当した以外の原発、そう福島第一だけではなく、福島第二も、さらに柏崎刈羽原発でも行われていたことはまちがいあるまい。

そして、この驚くべき原発現場の実態が、果たして東電だけなのか、という疑念もわいてくるところだ。
ところで、経産省原子力安全・保安院は、関西電力大飯原発3、4号機のストレステストの1次評価を13日「妥当」として、原子力安全委員会へ報告した。しかし、「何のノウハウもない素人検査官」の検査など、だれが信用するのか。
http://akiba1.blogspot.com/2012/02/blog-post_18.html

チェルノブイリハート:福島なら翌年から、東京なら4−5年後から、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形児と堕胎の増加

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるか、妥当であるかは、皆様におかれましてご判断ください。


★阿修羅♪ >から全文引用
チェルノブイリハート:福島なら翌年から、東京なら4−5年後から、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形児と堕胎の増加
(投稿者 ポリーテイアー 日時 2011 年 11 月 07 日 01:22:45: trv0OrkwFmReI)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/253.html

ヤブロコフ「チェルノブイリ」の先天性奇形の節を読んでみよう。まず、公的に戸籍記録された先天性奇形の何倍もの異常があることを踏まえて以下のデータを見る必要がある−政府は公式記録として異常の件数を少なくカウントする傾向がある。一般に低汚染エリアほど、奇形は遅く出現してくる−時間差を伴って奇形が発生する。ただし、肺がんのように20年も経ってから出現するようなものではなく、高汚染エリアなら事故の翌年から発生し、低汚染エリアなら4〜5年後から発生してくる。福島は高汚染エリアなので来年にはもうすでに奇形児がどんどん生まれてくるだろうし、東京なら4−5年後からそういう傾向が出てくる。首都圏や全国のゴミ処理工場で、汚染されたものを燃やす清掃作業員は、日本のリクビダートルになってしまっており、非常に危険だ。リクビダートルの子供たちの先天性奇形は他と比べて有意に多い(5.12.2 Ukraine(12),5.12.3 Russia(7))。ヨーロッパ諸国で広範に先天性奇形(とりわけ中枢神経の異常)が発生していることから、旧ソ連が80万人ともいわれる膨大な数の男女のリクビダートルを投入して速やかに事故を収束させなかったら、ヨーロッパに人は住めなくなっていただろう。チェルノブイリ原発事故はヨーロッパ文明を滅ぼす寸前であった。それに比べて、福島では現在でも間歇的に核分裂が起きていて、ヨウ素131は周辺の米で検出されるし、まったく事故収束の見込みは立っていない。東日本では、生命の設計図であるDNAが被曝で日々損傷していっており、これからどれだけの奇形と堕胎が増えるのか、考えるだに恐ろしい。
 ベラルーシでは、チェルノブイリ原発事故後、1987-1988年にピークを迎える奇形と4-14年の間にピークを迎える奇形(無脳症・脊髄ヘルニア)とがある(表5.70)。また、1Ci/km2以下の低汚染エリアと5Ci/km2の高汚染エリアで、発症率に差異が見られる奇形とほとんど差異がない奇形とがある。唇の欠陥や縮小と多指(趾)症および複数の先天性奇形は、高汚染エリアでは、1987-1988年にピークを迎えるが、低汚染エリアでは 1990-2004年でピークを迎える。食道および肛門の閉鎖症は、低汚染エリアでは1987-1988年にピークを迎えるが、高汚染エリアにおける発生率は1987年以降一定である。図5.14を見ると、事故直後の1987-1988年に0-3歳までの脳腫瘍が急激に増加し(2人から18人へ)、また、 1991-1994年に第二のピーク(18人)が来る。1999年が第3のピークである(14人)。さらに、ノルウェーでは、低線量ほどダウン症が増えるという恐ろしい報告がなされている。

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5.12.Congenital Malformations
 幾千もの大小の先天性の奇形が存在する。一つは、説得力のある遺伝的背景をもったもので、もう一つは胎児期の発達中に被曝したダメージに起因する発達上の異常である。それらの内訳は、いわゆる平均以上の“大きな”先天性奇形であり、異常として公式に戸籍登録されたものの大半はこういった大きな先天性奇形だけだった。そのほかの発達異常は、出生前の発達時期における被曝ダメージの結果として生起し、また突然変異によって引き起こされるような遺伝的なものでありえたし、毒物の外的影響によって引き起こされるような催奇性のものでありえた−それらは妊娠の16週目までに通常起きる。チェルノブイリの放射能汚染があるところではどこでも、遺伝的そして先天的奇形をもった子供の数が増えた。これらは、以前にはめったに見られなかった構造上の複数の損傷(四肢・頭・胴体)を含んでいた。

5.12.1 Belarus
(1)先天性奇形の発生率は、1986年までは一定であったが、破局後著しく増えた。先天性奇形は主ととしてひどく汚染されたエリアで記録されるが、Vitebsk州といった低汚染エリアを含む国全体でも有意な増加があった。
(2)31000人以上の流産児の分析から明らかになったことは、公式記録上の先天性奇形の発生率が全汚染エリアで上昇し、、Cs-137の汚染レベルが15Ci/km2以上のゴメリおよびMogilev州でとりわけ有意であった、ということである。
(3)先天性奇形の発生率は、破局前は1000人当たり5.38人だったが、2001-2004年では9.38人になった。
(4)1990年において、先天性の奇形だと診断された子供は、15-17歳の青年の病気の2倍いたが、2001年までに4倍になった。
(5)Cs-137の汚染レベルが1Ci/km2以下の低汚染エリアでは、奇形児が約24%増加し、1-5Ci/km2では30%増加、15Ci/km2以上では83%増加した(表5.67)。
(8)毎年、奇形児が2500人以上生まれている。1992年以来、医学的そして遺伝的指標に応じた妊娠中絶(500-600件/年)によって、先天性奇形児の数は一定化した。
(9)破局後の9年間、神経上の発達異常のために死んだ新生児の数は、有意に高かった。
(10)ゴメリ州では、眼の先天性奇形が4倍に増えた−0.4%(1961-1972年)から1.63%(1988-1989年)へ
(11)1994年には、先天性奇形は、幼児の死亡原因の第二位であった−ゴメリ州では4.1%であり、低汚染エリアであるVitebsk州の3.0%と比べて高かった(全国平均は3.9%)。

5.12.2 Ukraine
(3)先天性欠陥のため不具になっている新生児から15歳の子供が3倍に増えた−1万人当たり10人(1992-1993年)から31人(2000-2001)へ
(11)破局後の10年でRivine州の先天性奇形は、新生児1000人あたり15.3人から37.3人へ増えた(ひどく汚染された北部エリアで顕著であった)。
(12)1986-1987 年に掃除人のところで生まれた13136人のうち、9.6%は公的に記録された先天性奇形であった。よく見られる発達上の異常は、以下である−脊柱側弯症・喉と歯の奇形・早すぎる齲蝕(う蝕)・乾いてざらざらした皮のような皮膚・異常に薄くて堅くより集まった髪・脱毛。
(13)掃除人の家族のところで生まれた先天性奇形の最も高い発生率は、1987-1988年の間であった−1000人中117人。その比率は、1989-1991人には 83-102人へと減少し、1992人には67人となり、1993-1997人には24-60人となった。
(14)中枢神経異常の98%は、水頭症によるものであった。・・・1987-2004年で0-3歳児の脳腫瘍は2倍に増え(図5.14)、子供では7.5倍に増えた。
(15)1986年の4月26日の事故後9ヶ月以内に生まれた子供たちにおいて、顎顔面奇形の最大の発生率が観察された。より汚染されたエリアでそれは顕著であり、低汚染エリアよりも6-10倍多かった。
(16)公式に戸籍登録されたすべての奇形のうち、泌尿生殖道の奇形が20%を占めていた−1998-2001年でその傾向は顕著であった。

5.12.3 Russia
(1)先天性奇形の数は、破局後数年経って著しく増加した。
(3)破局後、Kaluga州先天性奇形の数は、ひどく汚染されたエリアで増え、15年後には子供の死亡率が2倍になるという結果になった。
(5)Bryansk州の汚染区域における子供の死亡率は、ロシア全土の平均の5倍であった。
(7)掃除人のところに生まれた3万人以上の子供を含むロシア戸籍登録所によると、46.7人が先天性の発達異常と遺伝的症候を抱えていた−骨と筋肉の異常が広範に見られた。ロシア平均と比べて掃除人の子供たちにおける先天性奇形の発生率は3.6倍以上だった。

5.12.4 他の国
先天性奇形に関するヨーロッパの公式の戸籍登録は、全体としてヨーロッパ人口の約10%しかカバーしていない。過少推定が考えられ、マイナーな奇形の30% まで、ダウン症なら15-20%までしか記録されていない。たいていのヨーロッパ諸国では、定期的に出生前の奇形を記録しない−そういった奇形は堕胎につながっている。
(1)オーストリア:中枢神経の欠陥が破局後に多くの症例で見られた。
(2)ブルガリア:Pleven州では、心臓と中枢神経の異常が複数の奇形とともに有意に増加した。
(3)クロアチア:1980-1993年にZagreb医科大学で3541人の死体を解剖したところ、チェルノブイリ後に中枢神経の異常が有意に増加していた。
(4)チェコスロバキア:1986年から1987年にかけて、先天性奇形の発生率は、有意に増加した−1000人中、15人から19人へと。
(5)デンマーク:チェルノブイリ後、中枢神経の異常を伴って生まれる子供が増えた。
(6)フィンランド:中程度そしてひどく汚染されたエリアでは先天性奇形の症例数が平均よりも6%増えた。先天性奇形の発生率が高いサブ集団では、中枢神経の奇形と四肢が短くなる異常が含まれていた。
(7)グルジア:三つ口(兎唇)と狼の口と診断された先天性奇形が、破局後増えた。特に、Ajaria共和国とRacha州の最も汚染されたエリアで増えた。
(8) ドイツ:1985年と比べて1986-1987年の先天性奇形は増えた。その増加は、たいていは中枢神経の奇形と腹壁の異常によるものであった。 1980-1986年の平均と比べて、口唇裂/口蓋(こうがい)裂.が、1987年には9.4%増加し、この増加は主にチェルノブイリによって最も影響を受けたドイツ北部の三つの州で公言された。
(9)ハンガリー:中枢神経欠陥の多くの症例が破局後見られた。
(10)モルドバ:1989-1996年の時期に先天性奇形として戸籍登録された8509人において、ダウン症・構造上の四肢異常・脊椎ヘルニアといった異常の発生率は、最も汚染された南東エリアで最も高かった。
(11)ノルウェー:1983年5月-1989年4月の間に生まれたと考えられる新生児のデータは、チェルノブイリ由来の計算された被曝総量と脳水腫などの先天性奇形との間に正の(プラスの)相関関係があった。ただし、ダウン症については負の相関関係があった。
(12)トルコ:1987年の初頭には、先天性奇形の増加がトルコ西部(とりわけひどく事故の影響を受けたエリア)で報告された。表5.75は神経管の欠陥(脊椎破裂・脳瘤・無脳症)の要約である。
結論:
大小の発生異常を伴った新生児のかなりの増加は、チェルノブイリの破局の否定できない帰結の一つである。チェルノブイリの放射能によって汚染されたエリアでは例外なく、遺伝的な異常および先天性の奇形をもった子供たちの数が増えた−そういった奇形には、以前にはめったに見られなかった四肢・頭・胴体の構造上の複数の欠陥(奇形)が含まれる(図5.15)。先天性の奇形の発生率は、幾つかの汚染エリアで増加し続けており、放射能の程度と相関している。それゆえ、先天的そして遺伝的な欠陥とチェルノブイリの放射能との間の関連は、もはや仮定ではなく論証されたのだ。利用可能なデータから先天性の奇形と汚染エリアに生まれた子供の数を推定するなら、毎年ヨーロッパで生まれる幾千もの新生児にも、チェルノブイリの放射性降下物によって引き起こされる大小の遺伝的異常が含まれている、と想定しなければならない。

神戸大学の山内教授に測定してもらった結果が百万ベクレル超 しかもキログラム当たり。

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるか、妥当であるかは、皆様におかれましてご判断ください。



★阿修羅♪ >から全文引用
神戸大学の山内教授に測定してもらった結果が百万ベクレル超 しかもキログラム当たり。
(南相馬市 大山こういち)
(投稿者 乃依 日時 2012 年 2 月 16 日 23:20:56: YTmYN2QYOSlOI)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/165.html

南相馬市 大山こういちのブログ
http://mak55.exblog.jp/15440514/
より
2012-02-16 13:57

                                                                • -

☆時は来た!「全国大拡散」!!
 キーボードをた叩く指が震えています。

順次、加筆していきます。
【まずは神戸大学の山内教授からお許しを得て公表いたします。】
______________________

お送りいただいた土壌ですが:

Cs-134  485,252 Bq/kg
Cs-137  604,360 Bq/kg

TOTAL 1,089,612 Bq/Kg

山内知也
_______________
ちなみに 私の住む特定避難勧奨地点の 農地は
1平方メートルで8,000〜10,000ベクレル
_______________
此処まで読んできて 「?」という方のために
 これまでの経緯を説明いたします。

昨年末より 市内有志の方から連絡が入り
「高線量の物質」が至る所にあることがわかりました。

その検体を 神戸大学の山内教授に測定してもらった結果が
百万ベクレル超 しかもキログラム当たり。

・・どんどん先に進みながらご報告をしとぃきます。

__WAVERさんのと対話___________

とんでもない結果ですね。

 復興計画は根本的に覆る事態になります。
行政としては「パニックを抑える」ためにも潰しにかかるでしょう。

>  居住空間に出現した 「猛毒スポット」の
> 存在をあらわにし 空間線量の問題ではなく
> 舞い上がり吸引の起こる危険空間危険地域との認識を持たせ

数値だけ公表し、検査結果は後出しが理想かも知れません。

> これを平米換算したらいくらになるのでしょう?

セシウムのみと換算した場合ですが・・・
地表5cmと仮定した場合、65倍します。(保安院文科省の換算値)
(農水省の地表15cmなら150倍です)

 1089612 × 65 = 70824780 Bq/m2

この数値だけ見ても、警戒区域の汚染レベルを遥かに超えています。
これをμSv/h換算する場合、282000で割ります。(過去の統計から)

 70824780 ÷ 282000 = 251.15 μSv/h

「消えない夜さん」の直置き実測値(290μSv/hぐらい)とほぼ同じですね。
差分は「その他各種」と想定できます。

> 比較的軽く黒いこの物質は 地表面に吹きだまっている―ーこの恐ろしさ。

一時避難し除染するしかありません。
同じ「じん塵」が、定期的に山から吹いてくるのであれば移住しかありません。

> いち早く危険回避のために 市民に知らせたいのですが
> 明日、関係各位と打ち合わせ証拠の確保保存を図り
> 新聞社にはいってもらい 証明も担保したいと思っています。

「消えない夜さん」が、あこちで採取していますね。
逆に「そこにあった証拠が無くなる」のも懸念しています。
とは言え、放置もできませんが・・・
なお、高速方面が大量に堆積しているようです。

_______ここまで__________

「消えない夜さんのブログ」から
 日立アロカのβ専用測定器で約60000cpmでした。

 道路工事してた方に現物を見て貰いましたが。アスファルトの粉塵ではないだろうと言う意見でした。
福島原発が爆発当時に南相馬市原町区の牛越に居て、原発からの煙りが流れて行くのを見たそうです。
http://ameblo.jp/rvf400-1014/entry-11166179194.html
スプーン一杯で約300マイクロシーベルトの写真が載っています。
消えない夜さん、採取は危険です。近づかないこと!(電話でお知らせしたあります。)
子供たちを守っていただいて大変な勇気に感謝ですが 一人では回収しきれない。

本日市役所は 復興会議のため部長級こぞって東京出張。
(復興の前に足元を見ろ!)残ってる部長はいないのか?

留守番の副市長は相馬市にいってて帰りが5時?
市長は土曜日夜?
ん〜〜 ダイレクトに相談しても話が通じるかどうか?

秘書課と相談。とりあえず初期対応が急務。教授のPDFを送る。
「子供たちにマスク義務ずけ 市民に注意喚起!県、国の災害対策本部に連絡。」
「庁内の測定器で確認作業・・・学校連絡・・・」
「直ちにやってくれよ!!」
・・・・・・

小出裕章氏:放射線審議会の食品新基準へのクレーム、瓦礫処理問題の大阪維新の勉強会、 4号機プール

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★皆様、ご承知の通り「阿修羅」の情報は、玉石混交であります。しかし、今の時代、政府や行政、マスコミの情報に頼っていては、無事に健康を保てるとは、とても思えません。従いまして、本当っぽい又は、事実であろうと私が思える情報は、転載します。
それが事実であるか、妥当であるかは、皆様におかれましてご判断ください。


★阿修羅♪ >から全文引用
小出裕章氏:放射線審議会の食品新基準へのクレーム、瓦礫処理問題の大阪維新の勉強会、4号機プールからの燃料取り出し@たね蒔
(投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 17 日 18:24:47: igsppGRN/E9PQ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/182.html

小出裕章氏:放射線審議会の食品新基準へのクレーム、瓦礫処理問題の大阪維新の勉強会、4号機プールからの燃料取り出し@たね蒔きJ
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3289339.html
2012年02月17日01:35 ぼちぼちいこか。。。


放射線審議会については、資料がUPされていたので、記事の最後でご紹介しています。また維新の会の瓦礫処理勉強会についても、IWJ Osakaにアーカイブがあったので、ご紹介させていただきます。

どうぞ。


20120216 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=phQjqovncls&feature=player_embedded


【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】

(千葉氏)今日は毎日新聞論説員の近藤しんじさんと一緒にお話を伺います。
 では、小出さん、今日の最初の質問なんですけれども、今ニュースにもありましたけれども、今日文部科学省の放射線審議会が、乳児用の食品のセシウム規制値について『1㎏あたり100ベクレルに緩めても健康は守られる』というふうに文句をいいながら、厚生労働省が出した50ベクレルという規制を認めたというニュースが入っております。
 新しい基準では、一般食品は100ベクレル、乳児用食品は50ベクレルなどとなっていますが、審議会では
「国際機関では、一般食品の規制値が1㎏あたり1000ベクレルにしているのに、なぜ日本は100ベクレルなのか?」
というのが毎回多くの委員から出ていたということなんですが、小出さんはどう思われますか?

(小出氏)なんか、日本っていう国は恥ずかしい国ですね。
 『国際機関がどういった、こういった』とどなたもそうおっしゃるんですけど、一体日本というこの国として、どういう国を作っていきたいのか、どういう基準を作りたいのか、子供たちに対してどう向き合いたいのか、そういう基本的な考え方は無いのでしょうか。
 私は少なくとも、原子力を日本という国が選択してしまって、このような事故を起こした時には、子供たちを全力で守らなければいけないと思うのです。そのために子供たち用の基準を作るというのは、当たり前のことですし、なんでそんなことにクレームがつくのか、とても不思議です。

(千葉氏)この会にはですね、
セシウム規制値を強化することは、福島の復興の妨げになる』
と言っている委員もいるということなんですけども、どう思います?

(小出氏)私は、規制をすること自身に反対なのです。ですから、福島で今、猛烈な被曝地で国家から見放されて、農業、畜産業、林業をやってくださってる方々がいるわけですね。私はもちろんその方々に避難してほしいと思うのですけれども、現実的にその方々がいまそこで生きているときには、その方々が作ってくれるものは受け入れるしかないと思っています。
 ですから福島の人たち、国家から見放された福島の人たちをどうやって支えるかということは、私は大切なことだと思いますし、その私は子供は守りたいと言ってるわけですから、福島のものを子供たちに回したいとは思いません。
 でも、大人たちは覚悟を決めて、ちゃんとその汚染食品に向き合うべきだと私はずっと主張してきました。
 皆さんからずっと怒られ続けていますけれども、規制値を超えたものを排除しようというふうに私は思いません。

(千葉氏)はい。判りました。
 次はですね、リスナーの方からいただいたメールの質問なんですけれども、
「小出さんは、大阪維新の会の瓦礫焼却の講師として呼ばれたというのをインターネットで見たんですが、本当ですか?」
ということなんですが、いかがですか?

(小出氏)はい。維新の会の方からコンタクトを受けまして、勉強会に来てくれという要請を受けたんですが、今私自身、毎日を戦争のように生きていまして、1分1秒を惜しんで生きています。そのため、「お求めに応じて私が出かけることはできない」と言って、お断りしました。
 そうしましたら、維新の会の方々が私の原子炉実験所まで話を聞きに来てくださるということになりまして、30数名の大阪府議会の議員の方々が私の原子炉実験所まで来てくださったので、私の思ってることをその方々にお伝えしました。

(千葉氏)小出さんが行ったのではなくて、30数人の人たちが来てくれたわけですね?

(小出氏)そうです。

(千葉氏)その中で、例えば維新の会の人たちからは、どんな質問が出たんでしょうか?

(小出氏)いろいろですけれども、私は今の日本の政府のやり方が正しくないと言いました。
 つまり、瓦礫を全国にばら撒いて、今ある焼却施設で燃やす。そして出てきた焼却灰を埋めてしまうなんていうことは、到底やってはいけないと私は言いました。
 ただし、今現在、膨大な瓦礫があって、それがあることによって汚染地の子供たちも含めて被曝をしてしまっているので、早急に手を打たなければいけないし、本来であれば福島県内のどこかに猛烈な瓦礫を処理する焼却施設を作るのが一番いい。でも、それで間に合わないという事情は多分あるだろうから、全国の焼却施設で受け入れるということは有り得ると私は言いました。 
 ただし、そのためには、現有の焼却施設で燃やすということではいけないので、排気系統にきちっとした放射能を捕捉できるフィルタなどを取りつけなければいけないし、出てきた焼却灰は各地の自治体で埋めてはいけない。それは福島第一原子力発電所、或いは第二原子力発電所に返さなければいけない、そういう説明を聞いていただきました。
 それで、維新の会の方々も、どこまで納得してくださったか判りませんけれども、
「どうして国が焼却施設を現地で作らないのか聞いてみます。ルートがありますのでやります」
というようなことをおっしゃっていたし、
「仮に大阪府で引き受けるにしても、あちこちの焼却施設で受け入れてしまうと、それは問題になるだろうから、どこか一カ所にしぼるとか、そのようなやり方を考えなければいけない」
というようなことをおっしゃっていました。

(近藤論説員)小出さん、大阪が受け入れに関して独自の基準を設けるというような報道もあったんですけれども、そんな話はでていましたか?

(小出氏)もちろん出ていました。ただし、私は基準を決めるということに関して、さきほどの食品のこともそうですけれども、実は反対なのです。猛烈な汚染のものであっても、引き受けるべきだと私は言っていて、ただし引き受けた限りはそれを周辺にばら撒くようなことはしてはいけないので、ちゃんとした施設を作るべきだというのが私の主張なのです。
 埋め捨てるということは、もちろん全て反対ですので、焼却灰に関しては全て返すというふうに私は主張しています。

(千葉氏)はい。判りました。
 次の質問参ります。こちらは兵庫の方から。
「東電は、4号機プールの燃料を来年末か再来年頃から移送すると発表しています。プール内の燃料の損傷がごく軽微であれば、燃料移送は技術的に充分可能なんでしょうか?それまでプールが倒壊も大規模な水漏れもせずに、冷却ができていればという前提で教えていただけm線でしょうか。よろしくお願いします。」
という質問です。

(小出氏)もちろん、移送開始する前にプールが倒壊してしまえば、もう終わりです。もう何も打つ手がありませんけれども、もしプールが幸いなことに大きな余震に襲われないで、今の形状を保っているとすれば、移送自身は・・・何とか私はしてほしいと願っているのですね。通常の場合には、プールの中に移送用のキャスクというようなものを入れまして、使用済の燃料をプールの中でキャスクに移して、その上でキャスクを水から引き上げるということをやるわけです。

(千葉氏)何か入れ物に入れるわけですね?

(小出氏)そうです。鉛と鋼鉄の塊、100トンにも及ぶような塊なんですが、それを使用済燃料プールの中にまずは入れるというのが、通常の操作なのですが、それができるかどうかすらがわからないし、キャスクを入れたところで瓦礫が散乱して使用済燃料の集合体の上に乗っかっている状態ですので、ちゃんと使用済燃料を釣り上げてキャスクの中に入れられるかどうかも、私は今は判らないです。
 でも、なんか方策を考えて移さなければいけませんし、2年かかるのか3年かかるのか、或いは10年かかるのか判りませんが、大きな余震が来る前に、とにかく移すということはやらなければいけません。

(千葉氏)うーん・・・。でもやっぱりかなり難しい状態であるわけですね・・・。

(小出氏)大変難しいと思います。

(千葉氏)・・・判りました。どうもありがとうございました。

(小出氏)ありがとうございました。

【以上】

【関連記事】
【動画】
2月8日大阪維新の会・小出裕章氏講師「広域処理についての勉強会」
http://www.ustream.tv/recorded/20303614(80:30)

20120218福島民報の紙面 請戸川室原橋周辺の底の土壌がセシウム87000ベクレル

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★阿修羅♪ >から全文引用
20120218福島民報の紙面 請戸川室原橋周辺の底の土壌がセシウム87000ベクレル (乖離のぶろぐ)
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 18 日 16:17:51: igsppGRN/E9PQ 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/206.html

20120218福島民報の紙面 請戸川室原橋周辺の底の土壌がセシウム87000ベクレル
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11168378782.html
2012-02-18 14:08:16 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援


(゚ω゚)別の人のブログでも。
http://genpatsu173.blog.fc2.com/blog-entry-1010.html
2012/02/18 Sat. 11:50
土壌の有害物質6地点で基準値超


http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/info_index.html
福島民報の紙面から
下記紙面をクリックすると詳細画面が参照できます。(PDF)
http://www.minpo.jp/pub/jisin_jyouhou/01.pdf
https://skydrive.live.com/?cid=4BA0E4CD47990EA4&id=4BA0E4CD47990EA4!891#cid=4BA0E4CD47990EA4&id=4BA0E4CD47990EA4!1544

ツイッターhttp://twitpic.com/8ldapl
2月19日現在(福島民報の紙面から)


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120218/t10013116941000.html

福島 放射性物質濃度上昇の河川も
2月18日 13時51分
原発事故を受けて福島県内の河川を対象に去年11月に行われた調査で、泥や砂に含まれる放射性物質の濃度が2か月前の調査よりも上昇した地点が見つかり、環境省は「濃度の高い放射性セシウムを含む土が雨などによって流れ出た」とみて今後も調査を続ける方針です。
原発事故の影響を調べるため、環境省は福島県内の河川の放射性物質の濃度を去年から定期的に測定しています。
11月に採取した川底の泥や砂を分析した結果、113の測定地点のうちおよそ4割の47の地点で、2か月前の9月の調査の時より放射性セシウムの濃度が高くなったことが分かりました。
このうち、警戒区域の浪江町から太平洋に流れる請戸川の中流で前回のおよそ2倍の1キロ当たり87000ベクレルを検出したほか、会津地方の湯川村を流れる阿賀野川水系の河川で、前回の2倍近い1キロ当たり25000ベクレルを検出しました。
数値が大幅に上昇した原因について、環境省は「濃度の高い放射性セシウムを含む土が雨などによって上流域から流れ出たと考えられる」としています。
環境省は今後も調査を続けるとともに、プランクトンや貝などの水生生物の調査も行って水中での放射性物質の動きを解明することにしています。

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=embed&hl=ja&geocode=&q=%E5%AE%A4%E5%8E%9F&aq=&sll=37.489315,141.014822&sspn=0.015732,0.026071&brcurrent=3,0x602092b70ae7a101:0xebf0cc4606099672,0&ie=UTF8&hq=&hnear=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%8F%8C%E8%91%89%E9%83%A1%E6%B5%AA%E6%B1%9F%E7%94%BA%E5%AE%A4%E5%8E%9F&t=h&ll=37.514083,140.955276&spn=0.32679,0.411301&z=11&iwloc=A

南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉は警察が捜査すべき案件

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★阿修羅♪ >から全文引用
南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉は警察が捜査すべき案件
(できない、困って→問題解決)
(投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 17 日 11:53:11: igsppGRN/E9PQ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/179.html

★記事元
ブログ「できない、困って→問題解決」
2012年2月17日 (金)
南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉は警察が捜査すべき案件
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2012/02/100-82af.html


南相馬市の1キログラム当たり100万ベクレルの黒い粉http://sekaitabi.com/kuroikona.htmlが人為テロかもしれないと論じるchocovanilla氏のブログ記事をhttp://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/25487325/読んだ。

これは「放射線を発散させて人の生命等に危険を生じさせる行為」http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/04/post-ef58.htmlに抵触する可能性のあるテロ行為として警察が動いて捜査すべき案件だと思う。本当にテロかどうかは捜査した後に議論すべきことだ。テロで無くとも傷害罪や殺人罪が適用できる。他の毒物(青酸カリとか)がばら撒かれていたら問答無用で警察が動くはずだ。放射性物質にも同様に厳正に対処して欲しい。警察に核テロ捜査能力が無いなら早急に体制を改める必要がある。

別の視点からも論じておこう。

特措法http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/09/post-efb9.htmlの定める10万Bq/kgを超える放射性物質があちこちから見つかれば、環境省によるがれき広域処理は法理論上は破綻する。官僚は解釈を変えるなどいくらでも手があるので実際は止まらないと思うが、少なくとも建前は崩れる。今後の環境省の見解に注目すべきだろう。

「がれき処理に反対する過激派がそこまで読んだ上でやったのか?」とも考えたが、それに対し私の妻はこう言った:

がれきを反対するような人はそんな危ないものを小学校の近くhttp://ameblo.jp/rvf400-1014/entry-11166179194.htmlに撒こうとは思わない。

なるほど、その通り。ラーメン屋のラーメンに連れて来た犬を入れて因縁をつけるマンガ「ガキでか」のネタを思い出した。いくらなんでも無茶な話だ。

チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ (ブログ)風の谷の森/子どもたちを放射能から守ろう!ーのご紹介です

はてなブログ目次 http://hatenadaiarimokuji.blogspot.com/


チェルノブイリ原発事故が、日本に与えた被害のデータを探していますが中々見つかりません。下記のブログを見かけましたので、そのまま転載します。地図データは、URLをご覧下さい。最初に見た「ブログ」から転載します。記事もとのブログ名も掲載しますので、併せてご覧下さい。他にも記事があり、それも役に立つと思います。

★記事元のブログ
『明日に向かってできること』
チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ
http://koujichin.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
ホーム
http://koujichin.blog.fc2.com/


★引用ブログ
(ブログ)風の谷の森/子どもたちを放射能から守ろう!
チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ
投稿日: 2012年1月23日
http://kazenotaninomori.wordpress.com/2012/01/23/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E4%BA%8B%E6%95%85%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%82%8925%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%BE%E3%81%A8/
から、全文転載引用

 koujichinさんのブログ「明日に向かってできること」に、チェルノブイリ事故発生から今日までの時系列的な健康被害の貴重なまとめ記事があることを知りました。福島の原発事故が発生して10ヶ月経過した今、肥田先生が予想されていた通り、早くも子ども達の低放射線量の慢性的な外部・内部被曝による初期症状(鼻血・下痢・口内炎・咽の痛み等々)が福島だけでなく広く関東一円で頻発していることを聞き及んでいます。25年経った今もなお、チェルノブイリ2世たちは健康被害で苦しんでいます。日本は決してチェルノブイリと同じ轍を踏んではならないと痛感しました。
大人は未来を背負ってくれる子供たちを放射能被曝から守る義務があります。子どもの生きる権利を守るのは大人の責任です。チェルノブイリ事故後の健康被害を認識し、今何をしなければならないのか、どう行動すればいいのか、真剣に考える必要があります。
郡山の学童、福島渡利の子ども達だけではありません。少なくと今は、チェルノブイリ原発事故で義務的移住・強制避難させられた基準(セシウム137:3.37〜5.50〜mSv/年 55.5万〜148万〜Bq/㎡)を超える高汚染度地域に住む子ども達は除染する前に一刻も早く疎開させるべきだと思います。20mSv/年までは留まらせようとする国の方針はまさに犯罪です、絶対に許されません!

以下、その記事を紹介(転載)させて頂きます。なお、事故後の年数及び避難、死亡、健康被害、病気に相当する言葉は筆者が赤字にしました。(koujichinさんには心より感謝いたします)

チェルノブイリ事故発生から25年間の健康被害まとめ(2011.9.1)
東北地方太平洋沖地震が起きて半年になろうとしている。福島原発は収束の兆しが見えず、現在も放射性物質を拡散させている。マスコミや国の隠蔽により、国民への情報公開が進んでいない。しぶしぶ小出しに出してくる情報を見る度に”遅すぎる”と感じるのは私だけではないだろう。30日に文部科学省は、放射性物質の分布状況などについての調査「放射線量等分布マップ」のうち、「放射性セシウムの土壌濃度マップ」を作成、発表した。
図(別紙6)
http://blog-imgs-45.fc2.com/k/o/u/koujichin/untitled.jpg
チェルノブイリ地方の汚染図
http://blog-imgs-45.fc2.com/k/o/u/koujichin/cyerno1.gif
untitled.jpgチェルノブイリ原発事故での強制移住基準(1平方メートル当たりの放射性セシウム137が148万ベクレル)を超える汚染濃度が測定されたのは、飯舘村南相馬市を加えた計6市町村に上った。菅前首相が27日、「長期間にわたり住民の居住が困難になる地域が生じる」との見通しを示した地域が中心になる。海外のメディアは「フクシマチェルノブイリよりも深刻な事故になった」と伝えているところもある様だ。広島の被曝医師・肥田舜太郎先生は「放射線の病気が始まってくるのは、恐らくこの秋から来年の春にかけて。たくさん出てくるだろうと私は想像しています。」と言う警告をされている。チェルノブイリ原発事故のその後をたどれば、現在、日本の大人達が子供達の為に何をしなければならないのかが見えてくるのはないだろうか。そう思い、WEBから拾えるチェルノブイリ原発事故後の子供達への放射線の影響について、25年間に起きた事を年代を追って調べてみた。日本のケースにそのまま当てはまる訳ではないかもしれないが、参考にしていただければと思う。

cyerno1.gif

チェルノブイリ原発事故の発生から2011年までの周辺住民への健康被害

●1986年
・4月26日 ソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で原子力事故発生。
・4月27日 スウェーデンのフォルスマルク原子力発電所にてこの事故が原因の放射性物質が検出。チェルノブイリ周辺住民、約16万人が移住避難開始。
・4月28日 ソ連が事故を世界に公表。
・5月 3日 日本で雨水中から放射性物質が確認された。
・5月 6日 大規模な放射性物質の漏出は終わったとの見解をソ連政府が発表。
・爆発した4号炉をコンクリートで封じ込めるために、延べ80万人の労働者が動員された。203人が即座に入院し、内31人が死亡、28人が急性放射線障害だった。彼らは事故を収束させるべく集まった消防と救急の労働者。(Wikipedia
・約1000キロ離れたチェコでは、1950年〜1999年の期間、男児の出生率が51%〜52%で推移しているが、1986年のみは50%を割り込んでいた。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)
ウクライナでは86年以降、自然流産の主な原因である卵巣の機能低下が2.9倍となった。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

●1987年(1年後) 
・1987年一部地域での小児甲状腺癌の増加が認められる(1995年 WHO調査結果。IAEAは否定)
・1987年1月にダウン症の子どもが急激に増えた。1986年4月の事故当時、母親はごく初期の妊娠時期だったと思われる。(ベラルーシ先天性疾患研究所)
・1987年にベラルーシでもっとも汚染の激しかったゴメル州では、出生率の有意な低下が見られた。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)
・1987年にベラルーシの死産率は、ドイツの4倍となった。スウェーデン、ポーランド、ハンガリー、ギリシャについても、ドイツの2倍ほどに上昇した。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)
・1987年3月、事故から約10か月後、イギリスのイングランド、ウェールズの一部では、周産期死亡(妊娠第22週〜出生後7日未満)が2倍以上になった。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)
・ギリシャでは1987年年1月〜3月、出生率が10%低下した。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

●1988年(2年後) 
・大人については糖尿病、慢性気管支炎、虚血性心疾患、神経系統の病気、胃潰瘍、慢性呼吸器系の病気などが、1988年には、それ以前に比べて2倍から4倍に増加。また、種々の機能失調、神経衰弱、貧血、扁桃腺や耳鼻咽喉系の慢性疾患などを持った子供たちの割合が著しく増加した。(1989年 IAEA非公式会議。ベラルーシの保健大臣からの報告)
・約1200キロ離れたクロアチアでは、86年末から87年初にかけて、また88年9月に死産が有意に増加。第2のピークは、汚染された牛肉を食べたことが原因の可能性。(2009年 ニューヨーク科学アカデミー)

●1989年(3年後)
ベラルーシ共和国ゴメル州チェチェルスク市。子供たちの80%は免疫力が弱っていて、1989年この地方の子供たち600人を調べたところ60%に貧血症が見られた。その他、カタル(炎症のひとつ)が多く、頭痛、眠気、甲状腺肥大などの症状を持っている。(『チェルノブイリ5年目の報告 汚染大地』1990年 朝日新聞原発問題取材班)

●1990年(4年後)
・1987年に続きダウン症の子どもの増加がピークに。(ベラルーシ先天性疾患研究所)
ベラルーシウクライナ,ロシアのCIS3カ国で小児甲状腺ガンが急激に増加。
ベラルーシのホメリ州とウクライナキエフ州ににおいて1983年から1990年までのデータを用いて行われた調査では、事故後、新生児に低酸素症、新生児呼吸窮迫症候群、血液疾患などの罹病率の増加が見られ、この研究の結果、母親、胎児、子供の健康は妊娠女性と子供の各器官と体組織の適応異常や病理学的異常とともに放射線による著しい影響を受けていることが結論づけられた。(Wikipedia

●1991年(5年後)ソ連崩壊
・1991年よりウクライナの死亡率が出生率を上回りはじめる。
ベラルーシでの急性白血病、慢性白血病、ホジキン病は事故後最初の5年間が最も高い発生率を示した。
ウクライナにおいて血液悪性腫瘍の発生は小児においては事故後5年が最も多かった。

●1992年(6年後)
ベラルーシ国内で何らかの慢性疾患を持つ子供は、10.9%(1987年)から30.3%(1992年)に増加。(ベラルーシに国家登録されている子供たちの健康状態について、1987年〜1992年データの予備的な解析)

●1994年(8年後)
ベラルーシの放射能汚染地域における胎児と新生児の先天性疾患に対する国の遺伝子モニタリングのデータを用いた調査によると1982-1985年に比較して、事故以降の1987-1994年では、多発奇形、多指症、四肢減形成の頻度の増加が見られた。(Wikipedia

●1995年(9年後)
・1976年と1995年のベラルーシの比較。悪性の腎臓腫瘍 男4倍以上、女2.8倍以上。悪性膀胱腫瘍 男2倍以上、女1.9倍以上。悪性甲状線腫瘍 男3.4倍以上 女5.6倍以上。悪性結腸腫瘍 男女とも2.1倍以上。放射線管理区域のゴメリ州では、腎臓ガン 男5倍、女3.76倍。甲状線ガン 男5倍、女10倍。(ゴメリ医大、バンダジェフスキー博士)

●1996年(10年後)
ベラルーシの非ホジキン性リンパ腫、骨髄異形成症候群は事故後10年で最も高い発生率を示した。
ウクライナにおいて事故後10〜14年後に汚染地域での小児の急性白血病が増加した。
ベラルーシの事故現場から200キロ以上離れた村で、子供達の23%が白内障にかかったり、失明したりしている。その村では84%以上の子どもたちに不整脈。多くの若者が心筋梗塞にかかっているような状況。80%の子どもが、胃炎や潰瘍を患っている。特にひどいのは12歳から15歳の子供達。胃の粘膜が萎縮し、70過ぎの老人のよう。(原子力物理学者ワシーリー・ネステレンコ)

●1997年(11年後)
・1997年に死亡した大人と子どもの内臓のセシウム137の分布について。大人は比較的平均してセシウムが内臓に分布。だが子どもは甲状腺に1200ベクレル(1kgあたり)の高い値のセシウムが蓄積している。大人では約400ベクレル。この他、大人は蓄積が少ないのに子どもは多いという内臓は、心筋(大人約150ベクレル、子ども約600ベクレル)、小腸(大人300ベクレル弱、子どもは700ベクレル弱)。(「人体に入った放射性セシウムの医学的影響」元ゴメリ医大の学長バンダジェフスキー氏)

●1998年(12年後)
ベラルーシの健康な子供は2〜5%しかおらず、発病一歩手前の不健康な子が60%、あとは恒常的に病気を抱えている。がんを中心に自己免疫異常や呼吸・循環器系疾患が増え、平均寿命は1985年の72.6歳から1998年は67.1歳にまで落ち込み、特に男性は62歳まで低下。甲状腺がんの発病者数は10年前(1977年)の75倍、汚染地帯のゴメリ州だけをみると200倍に達する。(医療施設側の説明や現地紙の記載)
チェルノブイリ原発から80キロ西にあるウクライナの農業地帯のNarodichesky地区に住む子供は、事故から十年以上を経ていながら、慢性的な低線量被曝下にあり、1993-1998年の6年間にわたる追跡調査によると、土壌に含まれるセシウム137の濃度に比例して、赤血球、白血球、血小板の減少、ヘモグロビン濃度の低下が観測され、気道閉塞および拘束性肺機能障害の有意な増加が観測されている。(Wikipedia
・1998年のゴメリ州の死亡率は14パーセント、出生率は9パーセント。妊娠初期の胎児死亡率が高く、新生児の一部は発育不全と先天障害者だった。新家庭で多くが子供をもっていないという。

●1999年(13年後)
ベラルーシの乳がん発生数は1986年が1745例に対し、1999年には2322例に増加した。

●2000年(14年後)
・2000年までにロシアでは270万人が事故の影響を受け、カルーガで行われた検診では癌の症例が著しく増加していた。乳癌が121%、肺癌が58%、食道癌が112%、子宮癌が88%、リンパ腺と造血組織で59%の増加。(Wikipedia
ベラルーシでは1990-2000年の癌患率が40%増加した。最も汚染の強かったゴメリ州で52%と最も高かく、汚染の少なかったブレストとモギリョフ州で33.32%の増加だった。
・2000年4月26日の14周年追悼式典での発表によれば、ロシアの事故処理従事者86万人中5万5000人が、既に死亡しており、ウクライナ国内(人口約5000万人)の、国内被曝者総数342.7万人の内、作業員は86.9%が病気に罹っている。

●2001年(15年後)
・子供の甲状腺癌の発生率が1990年の2000例から2001年には8,000〜10,000例に急激に上昇したと推定(ベラルーシ政府)

●2002年(16年後)
ベラルーシで45〜49歳における乳癌患率が1982年に比し2倍に増加した。

●2003年(17年後)
・被ばくした両親から生まれた10-14歳の女児において1993年から2003年の間に悪性新生物または良性新生物の罹患率の上昇を認めた。

●2004年(18年後)
ウクライナでは2004年までに、事故の影響で流産・死産を起こしたと考えられる件数が5万件に達した。(2009年。ニューヨーク科学アカデミー)

●2011年(25年後)
チェルノブイリ2世。小学校4年生くらいでも昼間におもらししてしまう子供が増えている。ホルモン機能、神経細胞をいためるため。手や手首が欠損している子供たちが多い。脳の発達が遅い子どもが多く親の育児放棄も多い。その多くの子供は孤児院や施設に入っている。心筋梗塞で運び込まれる30代の若者も増加。セシウムは心臓にたまりやすい。特に男性にたまりやすい。突然死する人も多い。放射能のせいと医者はいわない。まだ科学も医学もおいついていない。(野呂美加氏 講演メモ)
ウクライナチェルノブイリ連合(NGO)は、現在までの事故による死亡者数を約73万4,000件と見積もっている。京都大学原子炉実験所の今中哲二によれば、チェルノブイリ事故の被曝の影響による全世界の癌死者数の見積りとして2万件から6万件が妥当なところとの見解を示しているが、たとえ直接の被曝を受けなくとも避難などに伴う心理面・物理面での間接的な健康被害への影響に対する責任が免責されるわけではないと指摘している。(Wikipedia
◆参考
チェルノブイリ原子力発電所事故 – Wikipedia
http://j.mp/qdhigI
チェルノブイリ原発事故の影響 – Wikipedia
http://j.mp/oU3Hpp
勝毎ジャーナル
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/belarus/1.html
ベラルーシにおけるチェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺ガンの現状
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Sgny-J.html
チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html
スリーマイル島、チェルノブイリ原発事故と被害の実態
http://www.nuketext.org/threemile.html
NHK「チェルノブイリ原発事故その10年後」ネステレンコ教授パート書き起こし
http://famasaki.com/japan/20110401010746/
olivennews
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=109795
ベラルーシの部屋ブログ
http://blog.goo.ne.jp/nbjc
ミンスク・シンポジウムでの報告より
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/JHT/JHT9502.html
チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 講演メモ
http://www.facebook.com/note.php?note_id=123139101113072
白毫寺 春高
http://byakugoji.blog90.fc2.com/blog-entry-21.html
木下黄太のブログ
http://j.mp/raRgec
中村隆市ブログ 「風の便り」
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-5042
チェルノブイリ原発事故と発がんとの関連
http://ameblo.jp/md-traveler/entry-10843615183.html

「冷温停止」宣言後初めて福島第1原発が報道公開 敷地内での屋外撮影を初めて許可

はてなブログ目次 http://hatenadaiarimokuji.blogspot.com/


「冷温停止」と言う言葉は、使いたくありませんが、マスコミは恥ずかしげも無く使っています。
「大概にしろ!!!」と言いたいですが、言葉を「誤使用」され、それが定着してしまうと、「違う」といっている方が変人に見えてしまいます。

今日(20日)、マスコミが福一の現場に取材に入ったそうです。
かなり、現場は高線量の場所が多いようです。中々、現場に入れませんから貴重なニュースだと思います。
動画もありますので、URLからご覧下さい。

FNN
フジネットワークニュース(02/20 17:22)
「冷温停止」宣言後初めて福島第1原発が報道公開 敷地内での屋外撮影を初めて許可
(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00217642.html

記事一部引用
原発敷地内の放射線量は、依然として高いままとなっている。
取材した記者は「(1号機は)100マイクロシーベルト(μSv)/hです。2号機、300マイクロシーベルト/hです。3号機付近、1,500マイクロシーベルト/hです」と話した。』


日テレNEWS24< 2012年2月20日 15:19 >
第一原発を報道陣に公開 バス降りて取材も
(動画あり)
http://news24.jp/articles/2012/02/20/07200465.html

MBS NEWS
復旧作業の最前線は
2012/02/20
http://www.mbs.jp/news/jnn_4957580_zen.shtml