「北の山・じろう」時事問題などの日記

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原発、「事故収束せず」と馬淵氏 政府判断を批判

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当然では、ありますが誰かがハキッリと言うべきです。全原発事故担当補佐官の発言は、それなりの重みがあると思います。言葉を意味と異なる使い方をして、事故の現状を誤魔化そうと言う政府を許しては、ならないと思います。
「冷温停止」は、物理的に不可能です。これは、原子炉が正常な場合の用語です。

47NEWS から引用
原発、「事故収束せず」と馬淵氏 政府判断を批判
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012022101002110.html

 東京電力福島第1原発事故で菅直人前首相の補佐官として対応に当たった馬淵澄夫衆院議員は21日、都内で記者会見し、昨年末の政府の事故収束宣言について「溶け落ちた燃料の場所が分からないのに冷却できているとするのは問題だ。私は収束していないと思っている」と反論した。これまで佐藤雄平福島県知事も「県民の感覚と違う」と収束宣言を批判している。

 馬淵氏は「冷温停止状態というのは政府による定義にすぎない。事故に関わった者として、放射性物質の汚染拡大が完全に防止されているか、確たるものがまだ持てない」と政府の判断に疑問を示した。
2012/02/21 21:43 【共同通信

「メルトダウン隠されていた」馬淵澄夫元首相補佐官が衝撃発言

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どうやら、東電は政府にすら「メルト・ダウン」を隠していたようです。それとも、担当の補佐官にだけ隠していたのでしょうか???隠蔽体質が、又一つ明らかになりました。しかし、民間の研究者や識者は事故直後から、「メルト・ダウン」を指摘していました。政府のブレーンは、一体何を政府にアドバイスしていたのでしょう???
原子力安全委員会や原子力安全・保安院は、東電の隠蔽を見抜けなかったのでしょうか???
私には、原子力安全委員会のメンバーが、「メルト・ダウン」を知らなかったとは、到底思えません。原子力安全・保安院は、「素人」の集まりだったことが判明していますので、ここは知らなかったかもしれません。いずれにしても余りに、情報収集力が「政府」に欠けていると思います。隠蔽した東電も、大悪ですが、それを知らなかったとしたら政府は、「アホ」か「バカ」です。

BROGOS から全文引用
「メルトダウン隠されていた」馬淵澄夫元首相補佐官が衝撃発言
BLOGOS編集部
2012年02月21日 21:38
http://blogos.com/article/32422/

 元首相補佐官の馬淵澄夫衆院議員から、衝撃の発言が飛び出した。福島第一原発の事故直後の昨年3月26日から原発担当の首相補佐官に就任し、放射能汚染の防止措置を担当していたが、なんと5月12日に東京電力が発表するまで、同原発の原子炉がメルトダウンしていたことを一切知らなかったというのだ。官邸の首脳クラスが、メルトダウンを知らずに対策に当たっていたことで、東京電力の隠蔽体質や、政府の情報収集能力のなさが露呈したと言えそうだ。2月21日の自由報道協会が主催する記者会見で明らかになった。【写真・文:安藤健二(BLOGOS編集部)】

これは辞表を叩きつけるしかない

馬淵氏:私が「これは補佐官の辞表を叩きつけるしかないかな」と思った瞬間が、一度だけあったんですね。それは何かというと、メルトダウンを隠されていた。それを知った瞬間です。

何度も何度も確認しましたよ。だけども「メルトダウンはない」と。東電はそう説明していました。ところが、私は(昨年5月12日の)記者会見でそれを知るんですね。メルトダウンなんかしてない前提で、陸海空で(放射性物質の流出)を止める手立てを、それまで考えてきたわけじゃないですか。

ところが、東電の記者発表を見たら「メルトダウンしてる」と。「どういうことなんだ!」とすぐさま(東電の)関係者を呼びました。そのとき、忘れもしませんけども、「いや、こういう状態じゃないか」と紙を見せられたんですね。そこには原子炉の絵があって、溶け落ちた燃料の位置まで書いてあるんですよ。で、「どういうことだ?」と。

もちろん、(内部がどうなってるかなんて)そんなこと分るはずないですよ。でもプラントパラメーターを初め、「想定だ」ということで見せられました。記者会見があって、すぐ書いたはずはありません。

つまり、発災直後に「メルトダウンしてるんじゃないか」と言われていた頃から、ありとあらゆる想定をしていたはずなんですね。「そういう情報は開示せよ」と(言ってきたんです)。じゃあ、私は何のために2カ月間も炉心の中に燃料は保持されている前提で取り組んできたのか。「こういうことじゃ、私は事故収束の補佐官として責任をまっとうできない」と。そのメンバーに向かって、「今から官邸に行くから一緒に来い!総理の前で辞表を出すから、お前ら証言しろ」と言いました。

さすがに皆さん黙りこんで、「いやあ、飽くまでも想定です。すいません」と。それで私も「こういうこと二度とするな」と言いましたけども。

故意だったら罰せられるような話だったと思います。ただ、それは故意だったのか、故意じゃなかったのかは私は気にしていません。大事なのは、知りえることを我々が真摯に取り組んで、知ったら対処すると。これに尽きるんですね。その真摯な姿勢が結果的には、大きな施策に結びつける大きな原動力になりました。

最初は木で鼻をくくったような内容に見えた東電の対応に、最初はこちらも「どうなんだ」と思ってたけど、チームが動いていく中で、彼らとも心胆照らしあう仲で作業が出来たと思います。そうでなければ(事故収束に向けた)施策を94日間の在任期間の中では実行できなかったと思います。

菅首相が知っていたかは分からない

 この問題について、筆者からも馬淵氏に詳しく質問してみた。やり取りは以下の通りだ。

筆者:BLOGOS編集部の安藤と申します。メルトダウンを5月13日に東電が発表するまでご存知なかったということで、にわかに信じがたい事態なんですが、それは馬淵さんだけが知らされていなかったのか、政府としても全く知らなかったのか、どちらなんでしょうか?

馬淵氏:それは分りません。ただ、はっきりしていることは、私は発災時にはいないんですね。私は2週間強たって、3月26日に政府に入るんです。その前には何があったか一切知らされることはないんですね。

ですから、「じゃあなぜ馬淵に知らされなかった」と言われても分からない。2週間たった状況の中で「メルトダウンではない」という説明を受けて、(放射性物質の)遮蔽プロジェクトの責任者になって、(原子炉の)耐震補強、すなわち炉心対策を任され、そして最悪のシナリオ対策を任されて94日間、全力で取り組みました。それ以上でもそれ以下でもないです。

「総理補佐官がそんなことも知らされなくていいのか」と言われても、私はそれを言う術もありませんね!何しろ「メルトダウンは起きていない」という前提しか聞かされていないわけですから。

筆者:菅首相からそのように聞かされていたのですか?

馬淵氏:いえいえ!菅総理は先ほども申し上げたように「詳細は、まずは災害対策本部に聞いてくれ」と。そこからは、大臣補佐官が(首相から)細かなことを聞くわけではありません。原子力安全・保安院をはじめとする関係者、東電から詳しい情報を聞いて対策を練っていくわけですね。その間に、一度たりとも「メルトダウンをしている」という前提の話はなかったんです。

私は、多分、皆さんも「メルトダウンしてるんじゃないか」と思いながらも、そのことは確定もできず、してないという前提で取り組んでいたんじゃないかなと思いますね。その辺は推測ですよ。

筆者:菅首相が知っていたかどうかは?

馬淵氏:それは分らないです。
<以上、引用終り>

★一方、それとは全く違う考え方をしていた組織があります。
アメリカの米原子力規制委員会(NRC)です。毎日新聞が、事故後のNRCの会議の状況を報道しています。
そして、更にこれは「情報公開法」に基づいてアメリカのマスコミが請求して情報が公開されました。アメリカの米原子力規制委員会(NRC)の考え方と、日本の原子力委員会や原子力安全・保安院との違いが、ハッキリ分かります。又、マスコミのあり方も日本とは、全く違います。

毎日新聞から全文引用
福島原発:5日後「炉心溶融も」 NRC、最悪事態を想定
毎日新聞 2012年2月22日 13時18分(最終更新 2月22日 13時45分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120222k0000e030214000c.html

【ワシントン白戸圭一】米原子力規制委員会(NRC)は21日、昨年3月の福島第1原発事故の発生から5日後の時点で1〜3号機原子炉のメルトダウン(炉心溶融)を懸念していたやりとりなどが含まれた議事録を公開した。

 議事録によると、NRCは事故発生翌日の昨年3月12日、原子炉内部で部分的な炉心の損傷が起きている可能性を想定。ヤツコNRC委員長は同月16日、「最悪の場合、三つの原子炉がメルトダウンを起こしている可能性がある」と発言した。

 また、4号機の使用済み核燃料プールから冷却水が蒸発して放射性物質が漏れる事態を危惧。NRCのボーチャード事務局長が「同じ事態が米国で発生すれば、原発から半径50マイル(約80キロ)以内に避難勧告を出すのが妥当と思われる」と進言していた。

 議事録は事故発生から10日間のNRC内部の会議や電話でのやり取りなどを記録した内部文書で、約3000ページ。米メディアなどが情報公開法に基づいて公開を請求していた。

★そして、このような記事もあります。
毎日新聞
米国:34年ぶり原発認可 原子力規制委員長、異例の反対
毎日新聞 2012年2月10日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20120210dde001030046000c.html
一部引用
 【ニューヨーク山科武司】米原子力規制委員会(NRC)は9日、東芝子会社の米ウェスティングハウス・エレクトリック(WH)の原子炉を採用した、南部ジョージア州のボーグル原子力発電所内の原子炉2基の建設・運転を認可した。米国で原子炉の新規建設認可は1978年以来。ただ、NRCのヤツコ委員長は建設に反対しており、トップが「異例の反対」(ロイター通信)を表明する中で、原発建設が再開されることになった。

★反対なら、反対と委員長がきちんと発言して、それが公式に発表されています。根本的に、原子力行政を考え直さなければならないと、つくづく思います。

(月次)出生数が死亡数の半分以下になってしまった県が出た???

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チェルノブイリ事故の後の、日本での出生率の変化の資料を捜しています。と言うのは、ある記事のコメントで日本でも奇形などの理由により、かなり堕胎が行われたと書いてあったからです。

今回、月次の数字のようですが大きな変化があったようです。詳しい方は、お調べいただきたいと思います。このような事は、私には事実なのかどうか分かりません。しかし、いずれ起こることだとは思います。情報の是非は、皆様におかれまして、ご判断ください。

★阿修羅♪ >から引用
速報 〉〉出生数が死亡数の半分以下になってしまった県が出た。
「うがらまけじ」指数。11月、人口動態の瞬間風速は今!!
(投稿者 無知むち鞭ぃー 日時 2012 年 2 月 18 日 16:25:24: pyWt5yq99IwqY)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/207.html

速報 〉〉出生数が死亡数の半分以下になってしまった県が出た。「うがらまけじ」指数。11月、人口動態の瞬間風速は今!!


人口動態統計 > 速報にもとづいて
「出生数/死亡数」を計算してみた。(=この比率をここでは“うがら負けじ“指数といっておこう。日本人の人口が減る過程で引き起された事故とその後の人を守らぬ政策との影響は甚大だ。若者の経済的苦境のみならず遺伝子への障害とによって日本人が滅ぼされつつある、今・この時だからこそ、その名で切り取ってみる。日本人と日本語が成立した頃の言葉で。うがら負けじ。「宇我邏磨穊茸」http://www.seisaku.bz/nihonshoki/shoki_01.html )
ウクライナの例とも比較した。

事故前に日本の出生数は低下していたのだが、すでに一昨年の11月の時点で出生数は死亡数の85.3%になっていた。さらに悪化して 84.4%に低下したのだが、それにとどまらない変化があった。
出生数が死亡数の半分ほどしかない県がある。一昨年よりも甚だしく低下した県がある。他方、ずいぶんと改善した県もある。人口移動が窺われる。が、それだけではないのではない。

放射能の散布が与えた/与えつつある、生物的、社会的の影響を読み取ることが出来る。
たんに日本人の老齢人口が多いと言うだけでは説明しきれない変化が一年前と比較すると見えてくる。
出生数に比べて、はるかに死亡数が急増大してしまった県や市があるからだ。

2011年11月
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001085430&requestSender=dsearch
2010年11月
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001071995&disp=Other&requestSender=dsearch

出生数を死亡数で割り算した値を2010年11月と2011年11月で求め、その比率の増減を算出した。
「('10年―'11年)+100)」とは%の差に、100を加算した数値。100より多いとき、2010年11月よりも「出生数/死亡数」の比が改善したことを示す。
90よりもすくなかった県と大都市は4つあった。

宮 城 県;  63,
福 島 県;   88.6、
さいたま市;   73、
新 潟 市;   87.5


宮城県では  、出生数、死亡数どちらも増えているのだが、死亡数のほうがさらに増大が大きかった。
福島県、さいたま市新潟市では、  出生数自体が減少したし、死亡数も増大した。

2011年11月 _ 出生数 _ 死亡数 _ 生/死*100
宮 城 県 _ 1608 _ 3297 _ 48.8
福 島 県 _ 1234 _ 2166 _ 57
さいたま市 _ 808 _ 730 _ 110.7
新 潟 市 _ 533 _ 731 _ 72.9


2010年11月 _ 出生数 _ 死亡数 _ 生/死*100
宮 城 県 _ 1572 _ 1832 _ 85.8
福 島 県 _ 1340 _ 1959 _ 68.4
さいたま市 _ 987 _ 717 _ 137.7
新 潟 市 _ 552 _ 646 _ 85.4


関西、四国、九州、沖縄では見られない値が、東北の一部と関東で見られる。

沖縄県は「うがらまけじ」指数が187に断然突出し、今まで以上にさらに子宝の島になったようだ。
秋田県、高知県は老齢人口が高い県であったが、「うがらまけじ」指数が改善した。
静岡県では①のように「うがらまけじ」指数が改善したのだが、汚染瓦礫の焼却が追っ駆けて来たら、いったいどうなることだろう。

……………………全国…………………………………………

①;「うがらまけじ」指数の増減に百を加算した数字(100より小さいと悪化を示す)
②③;各年の「うがらまけじ」指数

(出生/死亡) ①('10年-'11年)+100 ②2010年11月 ③2011年11月

全 国 _ 99.1 _ 85.3 _ 84.4
01 北 海 道 _ 98.9 _ 71 _ 69.9
02 青 森 _ 107.3 _ 53.8 _ 61.1
03 岩 手 _ 95.2 _ 56.4 _ 51.6
04 宮 城 _ 63 _ 85.8 _ 48.8
05 秋 田 _ 104.4 _ 41.7 _ 46.1

06 山 形 _ 100 _ 57.2 _ 57.2
07 福 島 _ 88.6 _ 68.4 _ 57
08 茨 城 _ 97.2 _ 76 _ 73.2
09 栃 木 _ 99.5 _ 76.9 _ 76.4
10 群 馬 _ 99.4 _ 75.3 _ 74.7

11 埼 玉 _ 91.1 _ 105.3 _ 96.4
12 千 葉 _ 96.6 _ 98.8 _ 95.4
13 東 京 _ 95.1 _ 102.9 _ 98
14 神 奈 川 _ 93.2 _ 109.5 _ 102.7
15 新 潟 _ 98.8 _ 64.9 _ 63.7

16 富 山 _ 105.7 _ 61.6 _ 67.3
17 石 川 _ 103 _ 78.9 _ 81.9
18 福 井 _ 99.5 _ 81.6 _ 81.1
19 山 梨 _ 104.5 _ 67.8 _ 72.3
20 長 野 _ 99.1 _ 68.9 _ 68

21 岐 阜 _ 100.9 _ 77.8 _ 78.7
22 静 岡 _ 106.1 _ 84.4 _ 90.5
23 愛 知 _ 98.2 _ 115.2 _ 113.4
24 三 重 _ 100.2 _ 78.7 _ 78.9
25 滋 賀 _ 110.4 _ 108.7 _ 119.1

26 京 都 _ 103.7 _ 84.7 _ 88.4
27 大 阪 _ 97.2 _ 95.9 _ 93.1
28 兵 庫 _ 102.7 _ 86.5 _ 89.2
29 奈 良 _ 101.1 _ 78.8 _ 79.9
30 和 歌 山 _ 105.4 _ 57.4 _ 62.8

31 鳥 取 _ 112.8 _ 60.2 _ 73
32 島 根 _ 98 _ 62.6 _ 60.6
33 岡 山 _ 110 _ 72.5 _ 82.5
34 広 島 _ 103.6 _ 87.6 _ 91.2
35 山 口 _ 98.8 _ 63.2 _ 62

36 徳 島 _ 108.2 _ 56 _ 64.2
37 香 川 _ 113.7 _ 66.1 _ 79.8
38 愛 媛 _ 106.1 _ 64.4 _ 70.5
39 高 知 _ 102.4 _ 53 _ 55.4
40 福 岡 _ 101.6 _ 94.1 _ 95.7

41 佐 賀 _ 104.8 _ 78 _ 82.8
42 長 崎 _ 113.2 _ 70.3 _ 83.5
43 熊 本 _ 108.6 _ 78.6 _ 87.2
44 大 分 _ 105.6 _ 68.5 _ 74.1
45 宮 崎 _ 112.4 _ 84.5 _ 96.9
_
46 鹿 児 島 _ 109.5 _ 70.3 _ 79.8
47 沖 縄 _ 110.3 _ 176.7 _ 187




20大都市(再掲) _ 生/死*100
東京区部_ 98.8 _ 101.5 _ 100.3
札 幌 _ 94.6 _ 97.1 _ 91.7
仙 台 _ 90.5 _ 127.7 _ 118.2
さいたま_ 73 _ 137.7 _ 110.7
千 葉 _ 98.8 _ 108.1 _ 106.9
横 浜 _ 93.6 _ 110.5 _ 104.1
川 崎 _ 98.1 _ 147.4 _ 145.5
相模原 _ 94.1 _ 115.8 _ 109.9
新 潟 _ 87.5 _ 85.4 _ 72.9
静 岡 _ 105.5 _ 79.6 _ 85.1

浜 松 _ 109.3 _ 102.4 _ 111.7
名 古 屋_ 99.8 _ 97.4 _ 97.2
京 都 _ 104 _ 85.7 _ 89.7
大 阪 _ 97 _ 88.9 _ 85.9
堺 _ 98.1 _ 96.8 _ 94.9
神 戸 _ 116.3 _ 75.4 _ 91.7
岡 山 _ 98.5 _ 99.6 _ 98.1
広 島 _ 93.8 _ 125.2 _ 119
北 九 州_ 114.1 _ 73 _ 87.1
福 岡 _ 90.9 _ 141.5 _ 132.4

==========================================

ウクライナの場合

http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/127.html
を参照いたしました。


3つめの数字①が「うがらまけじ」指数の百倍値だ。
チェルノブイリ事故後、毎年毎年どんどん悪化した。
基準値がユルユルだったのだ。
現在の日本政府の基準はゆるい。当時を追随しているかのようだ。何年もかけてどんどん悪化するであろう。
2001年が②うがらまけじ指数の谷底であった。飲料水基準の強化(2ベクレル毎リットル)のじつに4年後のことであった。

2009年にやっと70%代に“回復”したかのように見える、が、たくさんの人々がその遺伝子への障害を被って亡くなった後での見掛けのことだ。

http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html ウクライナ
対象年 _ ③生児出生 _ ④死 亡 _ ②生/死*100 _ ①対前年増減+100
1970 _ 719,213 _ 418,679 _ 172 _
1971 _ 736,691 _ 424,717 _ 173 _ 101
1972 _ 745,696 _ 443,038 _ 168 _ 95
1973 _ 719,560 _ 449,351 _ 160 _ 92
1974 _ 738,616 _ 455,970 _ 162 _ 102
1975 _ 738,857 _ 489,550 _ 151 _ 89
1976 _ 747,069 _ 500,584 _ 149 _ 98
1977 _ 726,217 _ 517,967 _ 140 _ 91
1978 _ 732,187 _ 529,681 _ 138 _ 98
1979 _ 735,188 _ 552,094 _ 133 _ 95
1980 _ 742,489 _ 568,243 _ 131 _ 98
1981 _ 733,183 _ 568,789 _ 129 _ 98
1982 _ 745,591 _ 568,231 _ 131 _ 102
1983 _ 807,111 _ 583,496 _ 138 _ 107
1984 _ 792,053 _ 610,388 _ 130 _ 92
1985 _ 762,775 _ 617,584 _ 124 _ 94
1986 _ 792574 _ 565150 _ 140 _ 116 チェルノブイリ事故発生
1987 _ 760851 _ 586387 _ 130 _ 90
1988 _ 744056 _ 600725 _ 124 _ 94
1989 _ 690981 _ 600590 _ 115 _ 91
1990 _ 657202 _ 629602 _ 104 _ 89
1991 _ 603813 _ 669960 _ 90 _ 86 ソ連崩壊・ウクライナ成立
1992 _ 596785 _ 697110 _ 86 _ 96
1993 _ 557467 _ 741662 _ 75 _ 89
1994 _ 521545 _ 764669 _ 68 _ 93
1995 _ 492861 _ 792587 _ 62 _ 94
1996 _ 467211 _ 776717 _ 60 _ 98
1997 _ 442581 _ 754151 _ 59 _ 99 飲料水基準の強化2ベクレル毎リットル
1998 _ 419238 _ 719954 _ 58 _ 99
1999 _ 389208 _ 739170 _ 53 _ 95
2000 _ 385126 _ 758082 _ 51 _ 98
2001 _ 376479 _ 745953 _ 50 _ 99
2002 _ 390687 _ 754911 _ 52 _ 102
2003 _ 408591 _ 765408 _ 53 _ 101
2004 _ 427259 _ 761263 _ 56 _ 103
2005 _ 426085 _ 781964 _ 54 _ 98
2006 _ 460368 _ 758093 _ 61 _ 107
2007 _ 472557 _ 762877 _ 62 _ 101
2008 _ 510588 _ 754462 _ 68 _ 106
2009 _ 512526 _ 706740 _ 73 _ 105
2010 _ 497689 _ 698235 _ 71 _ 98
2011 − ―
………再掲…………………………………………..
(出生/死亡) ①('10年-'11年)+100 ②2010年11月 ③2011年11月
02 青 森 _ 107.3 _ 53.8 _ 61.1
03 岩 手 _ 95.2 _ 56.4 _ 51.6
04 宮 城 _ 63 _ 85.8 _ 48.8
05 秋 田 _ 104.4 _ 41.7 _ 46.1

06 山 形 _ 100 _ 57.2 _ 57.2
07 福 島 _ 88.6 _ 68.4 _ 57
08 茨 城 _ 97.2 _ 76 _ 73.2

36 徳 島 _ 108.2 _ 56 _ 64.2
37 香 川 _ 113.7 _ 66.1 _ 79.8
38 愛 媛 _ 106.1 _ 64.4 _ 70.5
39 高 知 _ 102.4 _ 53 _ 55.4
…………………………………………………..
制限基準の厳格化は、何年も先に起きる事態を未然に防ぎかつ改善するであろう。

“もうすでに東京は汚染されチまったんだから同程度汚染地の汚染瓦礫を持ち込んで来て焼却したって大したコタァーねぇ”という東京都のトチ事や都官僚の言い臭は、汚染拡大と日本人の遺伝子からの絶滅を招来し、何年もかけて因果が明らかになるだろう。

汚染のはるかに少ない地方にさえ、政府・環狂省は汚染をばら撒く政策を推進しているだけでなく、積極的に汚染瓦礫を導入する自治体まで出現している。汚染拡大と日本人の遺伝子からの絶滅を招来し、ウクライナの学ぶべき事例があるのに、何年もかけて為政者失敗の因果が明らかになるだろう。

だがそれでは遅いのだ。

放射能汚染食品、春に注意するべき事

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zakzak から引用
地図URL
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20111115/dms1111151134009-p1.htm
初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道〜中国地方まで広く拡散((2011.11.15)
土壌へのセシウム沈着量を計算した地図。単位は土壌1キログラム当たりのベクレル(米科学アカデミー紀要提供)
記事URL
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111115/dms1111151134009-n1.htm
<注意点>ただ、今回の解析には建屋の水素爆発などで大量の放射性物質が放出された3月中旬のデータは含まれていない。同チームでは、地図に示された状況は「実際の汚染の下限に近い」としている。現実はさらに深刻ということか。

記事内容と汚染地図については、URLから読みください。
要は、これが最低の見積もりであり実際は、もっと汚染されていると言う事です。
山も野原も川も湖(沼)も全部、汚染されていると言う事です。
春になれば、山菜取りに行くでしょう。「キノコ」も出てきます。「タケノコ」もシーズンです。川や湖・沼の魚なども採ると思います。


これ、全部、汚染のひどい食材です!!!


どうか、この事を忘れないで下さい。「キノコ」「山菜」については、ヨーロッパでは常識です。「タケノコ」が
入っていないのは、ヨーロッパにタケノコが無いからでは、ないかと思います。川魚が汚染されているのは、去年の数字を見れば明らかです。今年は、更にひどいでしょう。正確には、去年検査されなかったのを検査すれば他にも汚染が見つかると言う意味です。加えれ、昨日の記事でも書きましたが、「土地的な汚染の濃縮」の問題が有ります。魚などは、もっとひどく汚染されている可能性があるのです。

空間放射線量が低下して、汚染が弱まったのではないの???
と考える人が、多分いると思います。空間線量は、1年で10分の1になる事は、最初から分かっている事です。
土壌や樹木などの汚染は、半減期に従ってしか減少しないのです。つまり、食物からの『内部被曝』の危険性は全く去年と同じなのです。セシウム137の半減期は、「30年」です。

季節が良くなり、野原や山にハイキング・登山に行く。これも危険です。自然環境の中には、沢山セシウムが蓄えられています。特に樹木の多い所は、沢山有ります。樹木に付着したセシウムは、ほとんど流れ落ちることが無いそうです。セシウムは土壌だけでなく、樹木とも「親和性」があるのです。そもそも、山岳地帯や山が土壌汚染されているのに加えて、樹木も汚染されているのです。そんな所へ行けば、確実に「外部被曝」します。呼吸を通じて「内部被曝」もするでしょう。山菜・キノコ・川魚を食べれば、「被曝」の「トリプル・パンチ」です。

このように、春になると食材、山へ行く事で「被曝」する危険が、沢山あるのです。
「花粉」にも注意してください。樹木にセシウムが付着していると言う事は、「花粉」もセシウムに汚染されていると言う事です。両方、併せてご注意ください。

福島第1原発2号機 圧力容器フタ? 急激に温度上昇し「66度」 12時間で30度も上昇

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福島第1原発2号機の原子炉の底部の温度上昇は、温度計の故障と言う事で、幕引きがされそうです。しかし、いつ故障したのかは、分かっていません。温度が上昇しているうちに壊れたと言う可能性も、当然あります。今回、「圧力容器フタ」の温度が上昇しているようです。そもそも、1月の注水用の配管を交換して、注水量を減らしてから、温度上昇問題が発生しました。1箇所なら、単なる温度計の故障かもしれません。しかし、全く異なる箇所で「温度上昇」があれば、当然、原子炉内の異常を疑うべきでしょう。どうも、東電に騙されているような気がして、仕方ありません。注水量を減らしてから、温度上昇が始まったと言う単純な流れがあります。

★参考
ブログ
「ざまあみやがれい!」
2号機 圧力容器フタ? 急激に温度上昇し「66度」 12時間で30度も上昇
2012年02月22日04:27
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65791602.html

「masaki-signのブログ」から引用

2012年2月22日 (水)
騙されてはいけない163―今起こっている福島原発事故・CRDハウジングの温度はまだまだ上昇?
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/163crd-29e8.html
東電のホームページに公表している2号機のCRDハウジングの温度はまだ上昇していて、2月21日11時に233.1度です。
それと、東電が原子炉格納容器内の雰囲気温度としているRPVベロールシールの温度が60度と高くなりそうな気配もあります。
追加)2月22日11時に105.0度で、100度を越えました。(22日16時20分更新)
★URLに温度表とグラフが掲載されています。

★阿修羅♪
2号機 圧力容器フタ? 急激に温度上昇し「66度」 12時間で30度も上昇 (ざまあみやがれい!) 
(投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 22 日 07:27:27: igsppGRN/E9PQ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/289.html
(一部引用)
福島第一原子力発電所 2号機 温度に関するパラメータ(代表点)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/12022112_temp_data_2u-j.pdf

「RPVベローシール」の温度が、急上昇しています。
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/2/b/2b40e1f3.jpg

拡大すると……。

http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/4/7/47e4fe29.jpg

20120220 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

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YouTubeから引用
20120220 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=gVOGVYLw53Y&context=C3ba1955ADOEgsToPDskJl8spdtGeMU6u_DZLeUu3Z
tacc77 さんが 2012/02/20 にアップロード

事故直後の数日間に決定的な被曝をしたはず その時のデータが殆どない ひょっとするとまた
何倍かもしれない 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/02/21/tanemaki-feb20/

脱原発をしたドイツが、原発大国フランスへ電力を輸出していることについて
・福島県全県民の被曝調査について。最も高い23mSvという値について(4ヶ月間で)。
事故直後の数日間というのが決定的な被曝をしたはずだがその時のデータがほとんど­ないことについて。
・山下俊一(福島県立医科大学副学長)の発言の不誠実さについて
です。
ノーカット(wma)
http://goo.gl/YvPzN

書き起こし「ブログ」 
「ぼちぼちいこか。。。」 から全文引用
2012年02月20日23:53
2月20日【内容起こし】小出裕章氏:ドイツの脱原発政策「この冬フランスに電力を売っていた」、
健康管理調査で23mSvの被曝を推計も山下氏「ただちに影響のある数値ではない」@たね蒔きJ
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3294647.html

【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】
(水野氏)まず原発が全部停止することになるということについてですけども、私自身はそんな日が日本にやってくるって想像していなかったんです。正直なところ。
 もし、「1年前にこんな日があるかも」って聞かされても、考えることすらできなかったと思うんですね。もしそんな日が来るなら、日本は大混乱に陥って、夜は町が暗くなったり、工場が止まったりとか自分のパソコンが使えなくなったりとか、ということを想像していたんです。そんなことは無いんですね。
58(小出氏)はい。もともと全くありません。
(水野氏)もともと無いことは判っていたんですね。
(小出氏)そうです。
(水野氏)小出さんには。
(小出氏)私じゃなくて政府が判っていました。
(水野氏)政府はちゃんと数字の上で判る数字を出していたんですね。
(小出氏)ええ。私は特別秘密のデータを持ってるわけではありませんが、政府の統計局のデータが、原子力発電所が全てなくなっても水力発電所と火力発電所がちゃんと動く限りは、何の問題もないということを示しています。
(水野氏)しかしながら、政府はまだ再稼働を目指してますよね。
(小出氏)はい。
(水野氏)・・・あの、国民の意識は今回のことでやっぱり大きく変わったと思うんですよ。不幸な出来事ではありましたけれども、エネルギーに関する考え方は大きく変わった人が多いかと思いますが、政府は未だ変わっていないように思いますがいかがですか?
(小出氏)そのとおりですね。情けない政府だと私は思います。
(水野氏)これ、ドイツのお話ですけれども、ドイツでは福島の事故があって脱原発を決めました。そしてそちらの方向に向かってどんどん進んでいるんですね。
 ドイツの国内には17基の原発があるんですが、そのうち8基が停止になっているんだそうです。それで、平野さん、確か、ドイツが脱原発を決めたのは・・・
(平野氏)そうですね、「大丈夫なのか?」といってフランスから、
「あの国は電力を買い取ってるから大丈夫なんだ、フランス頼りなんだ」
というのが流れましたよね。
(水野氏)
「自国で原発で作らなくても、隣のフランスからもらえるから、だからそんなことを決められるんだ。」
「日本はそれが出来ないから、無理なんだ」
という話、よく出てましたんですよね。
 小出さん、ところがですね、ドイツでは、この脱原発をしました後、一旦は電力を輸出するよりも、外に売るよりも国の外から買わなきゃいけない状況になっていたそうなんです。ところがそれが去年10月に逆転いたしました。つまり電力事情は黒字になったんですって。
 それには太陽光や風力など再生可能なエネルギーをどんどん割増していったり、エネルギーの効率化を図ったりということなんですが、ドイツでは今年の2月になりましたら、寒さが厳しくなってフランスに逆に電力を売ったんだそうです。
(小出氏)はい。
(水野氏)ご存知でした?
(小出氏)はい。
(水野氏)あ、そうですか・・・。フランスって原発大国でしたよね?
(小出氏)そうですね。
(水野氏)その原発大国のフランスがこの寒さで電力が逼迫して、原発をフル稼働しても電力が足りなくなったんだそうで。逆に脱原発をしたドイツから原発大国のフランスに電力を売る事態になったというのを、私なんかは非常に驚くんですが、小出さんはどう受け止められますか?
(小出氏)別に驚くこととは違うと思います。
(水野氏)そうですか?
(小出氏)要するにどういう発電方法を選ぶかというだけのことであって、日本だって原子力なんて選ばなければ、もっともっと自然エネルギーが開発されてきたはずですし、電力の供給にいついかなる時も、多分困らない状況を作れたはずだと思います。
 全く愚かに日本では原子力などに頼ってきたために、今なんか「電気が足りなくなるぞ」といって皆さんを脅かされているという状況になってしまっているのです。
(平野氏)今年の夏ごろまでに国はエネルギー大綱というものを改めて見直してまとめると言ってますけど、そっちの方向に、再生可能なエネルギーにシフトするというような動きでは必ずしも無いですよね。
(小出氏)無いですね。
(平野氏)うーん、それはちょっと信じられませんね。
(小出氏)そう思います。
(水野氏)つまりもう一度再稼働の方向でのみ進んでいくと、いわゆるドイツのような再生可能エネルギーが成長していかない・・・ということですか。
(平野氏)先生、日本はまだまだドイツも一生懸命やってるんですけど、他にも地熱とかバイオとか様々な再生可能エネルギーの広がる要素はまだあるんですよね。ほかの国と同じ以上に。
(水野氏)どうなんですか?
(小出氏)もちろんあると思います。日本はこれまで「原子力、原子力」とそちらばかりに目を向けて力を入れて、何兆円ものお金を原子力に投入してきてしまったわけですが、もっと前から再生可能エネルギー資源に力を入れていれば、ずーっと安定的な供給を保証できるような体制が作れたはずだと私は思います。
(水野氏)もう一つ、福島県の調査について伺いたいんですけれども、先ほどニュースでお伝えいたしました放射線量の高い地域、3つの町村で外部被曝線量の推計の値が出ました。
 一般の方で一番高い数字が出たのは、23ミリシーベルト、成人の女性です。これは、外部被爆だけで23ミリシーベルト、どう見たらいい数字でしょうか?
(小出氏)普通の皆さんは、1年間い1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないというのが法律です。私のような極特殊な仕事に従事している人間、放射線業務従事者というレッテルを貼られている人間は、仕方がないから20ミリシーベルトまでは我慢しろと言われてきたのです。
 それを23ミリシーベルトっていうのは、私のような人間すら超えて被曝をしてしまった。それも丸1年ではないですよね。何か月かの間にという・・・
(水野氏)最初の4カ月ですね。
(小出氏)ということですから、とてつもない被曝をすでにさせられてしまった人が居るということです。
(水野氏)うーん、しかしながら、これ、福島県立医大の山下俊一副学長はこうおっしゃっております。
「健康への影響がただちにあるという数値ではない」
(小出氏)<苦笑>まるで事故直後の枝野さんみたいですね。
(水野氏)あー、ありましたね。
(小出氏)「ただちに影響が出るレベルではない」
 そうです、もちろんそうです。「ただちに」というのは、急性放射線障害が出るレベルではないというだけのことであって、もともと私たちそんなこと何も言っていません。急性でバタバタ死ぬようなことではなくて、
「これから何年、或いは10年、20年後にガンで死ぬような人たちがでてくるんですよ」
ということをずっと警告してきたわけですから、山下さんに「そういう人は居ないのですか?」とむしろ聞いてみたくなります。
(水野氏)或いは、山下副学長、こうもおっしゃっていて、
「年間100ミリシーベルト以下の被曝では、明確な発がんリスクは無い」
と。これどうなんですか?
(小出氏)それもだから、実にアカデミズムの言葉でいうならば、おかしな言い方だと私は思います。要するに疫学的に統計的に、確たる証拠が無いというだけのことであって、疫学だけではなくて、生物学的な実験データとかそういうことを総合的に考えれば、100ミリシーベルト以下であっても必ず影響があると考えるべきだというのが、現在の学問の到達点なのです。
 当然山下さんもそんなことは十分ご存じのはずなんですけれども、未だに証拠が無いというような言い方をするというのは、私は不誠実な方だと思います。
(水野氏)でも、この23ミリシーベルトの方にしても、外部被爆だけの量ですよね。
(小出氏)そうですね。
(水野氏)内部被曝・・・も合わさっていきますよね。もちろん。
(小出氏)もちろん内部被曝もありますし、事故直後の数日間というのは決定的な被曝をしたはずなのですが、その時のデータはほとんどありませんので、ひょっとすればまだ何倍かもしれないというような被爆の可能性もあると私は思います。
(水野氏)はい。どうもありがとうございました。
(小出氏)ありがとうございました。
【以上】

20120221 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

はてなブログ目次 http://hatenadaiarimokuji.blogspot.com/


YouTube  から引用
20120221 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=Ui8da1X6AJk&feature=player_embedded
tacc77 さんが 2012/02/21 にアップロード

班目さんがどんなに抵抗しても、多分ダメ 小出裕章

・原子力安全委員会委員長班目春樹氏が、大飯原発再稼働問題に関して、ストレステスト一
次評価だけでは不十分であることを示したことについて。
伊方原発3号機のストレステスト(一次評価)について。保安院の見解「現地調査した上で
全体的には妥当という評価を示す方針」について。
です。
ノーカット(wma)
http://goo.gl/8S9d3

書き起こし「ブログ」
「ぼちぼちいこか。。。」 から全文引用
2012年02月21日23:19
2月21日【内容起こし】小出裕章氏:斑目氏の「1次評価だけでは不十分」発言と保安院の実態
【原子力寄生庁?】@たね蒔きジャーナル
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3295977.html

【以下、お時間の無い方のために内容を起こしています。ご参考まで】(水野氏)この斑目さんの発言について伺いたいと思います。
「ストレステスト1次評価だけでは不十分だ」
斑目さんがおっしゃってますけど、これはどういう意味なんですか?
(小出氏)判りません。1次評価だけでも2次評価だけでも不十分だし、何をやっても不十分なのです。
(水野氏)リスナーからですね、
「小出先生は恐らく再稼働は認めるべきではないとおっしゃるんでしょうが、でも再稼働するにしたって斑目さんが言ってるのは2次評価で安全性を更に審査することはやらないよりやったほうがましという、そういう程度のことなんでしょうか、お聞かせください」
とくださいました。
(小出氏)と、思います。
(水野氏)「やらないよりやったほうがまし」っていうことですか?
(小出氏)まぁ、ましといったところでやれば安全が確認できるというものではないということが、これまでの審査のやり方で判ってきた・・・というか事実で証明されたことなわけですから、これまでと同じようにある想定をして、その想定がどこまで・・・安全の保証になるかという考え方がもうダメだと皆さん、どうして気づかないのかなと私は思うのですけれども。はい。
(水野氏)ただ、斑目さんでも「2次評価が必要である」とおっしゃっているにも関わらず、政府は1次評価だけで判断するという方針を、まだ続けるということだと思うんですね。これについてどうですか?斑目さんでさえ2次評価必要だとおっしゃってるのに、政府の「1次評価で十分だ」という考えについていかがでしょう?
(小出氏)そうですね。もともとはストレステストをやろうと言ったのは菅さんだったわけですけれども、その菅さんが追い落とされて野田さんに変わった。野田さんも一応は『脱原発社会を目指す』ということは言ってはいるわけですけれども、結局はやはり原発は輸出するし、電気が足りなくなるから原発の再稼働をさせるというような方向に次々と打って出てきているわけですから、斑目さんがどんなに抵抗しても多分ダメなんでしょうね。
(平野氏)あの、斑目さんは
「2次評価は原発の究極的な余裕がどこまであるかを評価するようなものだ」
というようなことを発言されてるんですけれども、この『究極的な余裕』は何を言ってるんですかね?
(小出氏)私はだから、意味が不明です。はい。津波をどこまで考えればどれだけの余裕がある、地震をどれだけ考えればどれだけの余裕があるということは、もちろんそれなりの評価はできますけど、それが超えるような津波が来たらどうするのか、それを超えるような地震が来たらどうするのか、或いは地震とか津波ではない、別の要因のトラブルが起きたらどうするのかということを考えたら、いつまでたっても結論は出ないということになるんですね。
(平野氏)まぁ1次評価、2次評価、全て例えばクリアしたとしても、持してそのものに受け代われば何の意味もないですよね。
(小出氏)はい。私はそう思います。
(平野氏)私、ちょっと個人的に思うのは、これだけ頻繁に定期検査をしてるというシステムっていうのも、あまりないんじゃないかなと思うんですけど、これはせざるを得ないわけですよね、定期検査を。
(小出氏)ええ、まぁ、原子力を始めた時に不安だったのですね。こういう技術が本当にやりきれるかどうかということが不安だったから、定期検査という制度を作って1年に1回はやろうということできたわけです。
 私が属している京都大学原子炉実験所でも1年に1回はやっぱり定期検査を受けてあちこち検査をしてみようと。やはりそれは初めて手を付けた技術だったわけですから、そうせざるを得なかったということだと思います。
(水野氏)あの、でも、ストレステストは再稼働の条件になってますけど、それについてお墨付きを与える立場に未だに斑目さんはいらっしゃるんですよね。
(小出氏)そうですね。
(水野氏)今回の福島の事故対策の責任者ですよね。
(小出氏)はい。
(水野氏)「SPEEDIをちゃんと活用できていたら、避難できた、うまく避難できたっていうのは全くの誤解だ」という発言も先日なさいましたよね。
 その時は問題になりませんでしたよね?
 今回になったら、政府の方針に対してある程度のをおっしゃると問題になるんですね。
(小出氏)<苦笑>みたいですね。
(水野氏)はぁ・・・。
 今度は四国電力伊方原発3号機のストレステストについて伺いたいと思うんですが、これ、1次評価で四国電力原発が耐えられる地震、地震が来た時にどれくらいの地震だったら3号機が耐えられるのかというのをテストしました。そうすると、想定の1.86倍の地震に耐えられるというふうに言ったんだそうです。
 1.86倍っていうのは意味があるんですか?
(小出氏)うーん、要するに計算をするとそういう数字が出てきてしまうということであって、私は意味が無いと思います。
(水野氏)計算なんですよね。
(小出氏)そうですね。
(水野氏)ところがですね、じゃあ今度経済産業省原子力安全保安院が計算しましたら、いやいや、こういう場合もあるからということで、1.5倍しかないと。つまり四国電力の主張に比べますと耐震性、どれだけの地震に耐えられるかという力は2割ほど低いという結果を出したんだそうです。つまり、電力会社は
「1.86倍耐えられますよ」
 いやだけど役所は
「1.5倍しかないですよ」
といったものですから、私はここまで聞いたらですね、結局ストレステストの結果で再稼働は認めないというふうに保安院が言うんだろうと思ったんです。
 今の文脈って普通思いますよね?
(小出氏)でも、原子力の世界では違うのですね。
(水野氏)そう、違う・・・。私は判ってないなぁ・・・って。実際どうかっていいますと、小出先生おっしゃるとおり、保安院が今言ってるのはどういうことかといいますと、
「近いうちに現地に調査に行く。現地調査をした上で全体的には『妥当だ』という評価の案を示す方針だ」
というんです。
 これ、『妥当』っていうのはまぁまぁOKということですよね。ということは、まだ現地に行ってないですよね、平野さん?
(平野氏)ねぇ?行く前からもう結論が決まってる・・・。
(水野氏)私、せめて「現地に行ってみたら大丈夫やった」というのかと思ったら、まだ現地に行ってない、或いは「計算をやり直せ」というのかと思ったら、それでもない。
 行く前からOKすることを決めている。
 これは素人の私には全く判らない文脈なんですよ・・・。
 小出先生、教えてください。
(小出氏)<苦笑>すいません、私にもわかりません。
(水野氏)なんでこうなるんですか?
(小出氏)でも、まぁ原子力安全保安院というのは、原子力発電所の安全を守るというこが建前のようになっていたわけですけれども、でも、昨年の暮れにやらせ問題というのが出て明らかになったように、保安院自身がやらせを仕組んで原子力発電所を推進するという役目を担ってきたんですね。そういう役所が日本中の原子力発電所は絶対安全ですというお墨付きを与えてきて、そして福島第一原子力発電所の事故が起きたのです
 私は保安院は抜本的に解体しなければいけないと思いますし、そこに居た人たちを刑務所に入れたいと私は思っているわけですけど、未だに保安院はあるし、その人たち自身が相変わらず原子力発電所は安全ですということを言い続けているという状態なんですね。
(水野氏)そうですよね。責任を取る方はいらっしゃらず、そして4月になったら斑目さんのところの原子力安全委員会と一緒になって新しいお役所出来るんでしょ?
(小出氏)はい。『規制庁』というのができます。
(水野氏)それを寄生してる人が規制庁の人になっていいのか・・・ねぇ?
(平野氏)まさに『寄生』ですねぇ・・・。
(水野氏)どの「きせい庁」って、どんな字をあてるんですかと私は思ってしまいますが。
(平野氏)経営権への寄生です。
(水野氏)はぁ・・・。これが実態。でも再稼働へどんどんとステップは踏んでいることになるんですね。
(小出氏)そうですね。今日本の政府は原子力発電所を次々と再稼働させるというレールを着々と敷いてきていると私には見えます。
(水野氏)はい。どうもありがとうございました。
(小出氏)ありがとうございました。
【以上】