「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

目で見る放射能汚染

★人間は、放射能の存在を五感で感じる事は、出来ません。空間放射線量を計測したり、ベクレル表示の汚染を計測したりしなければ、汚染の有無を知る事が出来ません。

★頭では、そう理解できると思います。然し、皮膚感覚(体で覚える式)で理解する事は、中々難しいと思います。実際、このようなブログを散々書いている私でも、外へ出て「本当に、放射能に汚染されているんだろうか???」と思います。現実には、数字が示す所では、東京もかなり汚染されています。居住しない方が、よいほどに汚染されている地域もあります。

★目で見て、知っていただきたい。理解して頂きたいと思います。放射能に対する警戒心を持たない人間は、この先健康被害を発症したり、場合によっては死亡するでしょう。

★特に、見ていただきたいのは、
『初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道〜中国地方まで広く拡散』 です。
これは、3月の大量に放射能が拡散した時の汚染は、除外されています。その後のデータを元に作成されたマップです。それでも、ほぼ全国的といってよいほどに汚染されています。これまで、あえて触れませんでしたが、北海道の汚染もかなり目立ちます。原発の北に位置し、春から秋までは、南から北方向へ風が吹くことが多いのですから、自然な事ではあります。

★空間放射線量の低下は、「内部被曝」と言う点からは、全く安全を意味しません。空間放射線量は、1年後に10分の1に低下することは、予め分かっていたことです。一方、環境の中にある放射能は、その放射能の種類による「半減期」によってしか、毒性が減りません。一番多くあると思われる「セシウム137」は、毒性が半減するのに「30年」かかります。放射能の悪影響は、一生続くことなのです。何回も、同じ事を書いて恐縮ですが、これは骨の髄まで「叩き込んで」頂きたいと思います。

★以下、過去に取り上げた地図的(地理的)資料を掲載しますので、ご確認ください。特に(1)は、頭に焼きつくほどにご覧頂きたいと思います。これが、現実です。しかも、最低限の「現実」です。


(1)初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道〜中国地方まで広く拡散(再々掲載)
2012-03-20 00:06:28
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197866543.html

半径約300キロ・メートルの放射能汚染地図を作成 茨城県南部、 千葉県、埼玉県、東京都の 一部①
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197868633.html

文科省、埼玉県・千葉県の放射性セシウムの分布マップを公開(2)
2012-03-20 00:17:52
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197877257.html

文科省、埼玉県・千葉県の放射性セシウムの分布マップを公開(1)
2012-03-20 00:16:43
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197876270.html

文科省、東京都・神奈川県の放射性セシウムの分布マップを公開(2)
2012-03-20 00:14:43
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197875110.html

文科省、東京都・神奈川県の放射性セシウムの分布マップを公開
2012-03-20 00:10:03
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11197873069.html

(海洋)
太平洋 #放射能 汚染拡散図[ASR]11/11/2011updated, Sea Contamination Spreading
http://www.youtube.com/watch?v=1o__fn11do8
ASRのホームページの図は、静止画像を時系列式にスライドで動かしながら見る事が出来ますので、追加します。範囲も広く見られます。
ASR社
Radioactive Seawater Impact Map (update: March 2012)
(放射性海水の影響マップ(更新:2012年3月))
http://www.asrltd.com/japan/plume.php
google ツールバーを使うと文章の翻訳文も読めます。若干の資料があります。


#東京 で採取の土壌は #放射性 廃棄物レベル! ガンダーセン<字幕>
2012-04-16 00:00:10
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11223645378.html

東京23区の汚染状態の確認。セシウム合算で平均1,006Bq/kgでキエフを 越える汚染の可能性
2012-03-26 00:00:10
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11202977584.html

5月10日食品汚染を、考える

★食品汚染情報が、ある種類の食材に限定されている事は、昨日書きました。その理由を考えるなら、行政(国家)や地方自治体の検査能力(資機材・人員)の不足を、誤魔化すためでは、ないかと考えられます。

★第二に、基準値以下なら、ほとんど計測結果を新聞やテレビが報道していないのでは、ないかと推測します。日本のマスコミの得意な情報規制です。私は、政府や自治体が情報を出さない時期は、確かにあったと思います。然し、今はかなりの情報は、出ているはずです。それが、マスコミのところで、止まっているケースがかなりあると推測します。

★結論、フリーパス状態で流通している食品は、多数あると思います。多数と言うより、「ほとんど」と言うべきなのかもしれません。今、一部企業・小売店、市民団体、自治体の一部などで、自主計測結果を発表したり、持ち込んだ食品を計測してくれたりしています。

★そのような、取り組みが一部でされているのですから、政府・マスコミ情報ではなく、地域の情報に、敏感でありそれを参考にするべきだと思います。

★私も、今新聞の記事を保管する取り組みをしています。リンク切れになる記事が、実に多いからです。肝心のこの記事と思う記事が、よくリンクを切られています。もちろん、ネットに出たと言う事は、紙の紙面にもあるわけですから、それのバックナンバーを捜す事は、出来ます。然し、記事一つ一つを調べるのは、時間と労力がかかります。

★そのような次第で、食品の汚染情報も、ついでに記録していました。ところが、皆さんもご承知の通り、一部の特定の食品、現在は、山菜、タケノコ、シイタケ、川魚、福島・茨城近海の魚。これしか、情報を見ません。

★中部大・武田教授が市民団体と思われる自主検査の結果をブログで公表していました。それを、見るなら野菜・果物も基準値以上か、以下かは別にして何らかの汚染が有る事は、容易に推測できます。検査していないのか、検査結果を出さないようにしているのか、基準値以下の汚染情報は、発表しないのか。多分、全部が理由であろうと思います。

★そして、出荷状況を見る事のできる人の話によると、どうもフリーパスの出荷が多いのであろうと思います。一部汚染のハッキリしている食品は、これでもか!!!と言うほどに、汚染情報を出してきます。

★然し、その陰に隠れて、野菜、果物、牛肉、豚肉、鶏肉、卵。このような日常、良く食べる食材の情報が、隠されているように思います。

★そして、食材だけではありません。加工食品、調理済み食品(弁当や中食と言われる食品)については、全く情報がありません。全部とは、言いませんが、これらの食品には、基準値以下であれば、汚染食材が使われています。コンビニやファーストフードなど、あるいはファミリーレストラン、外食チェーンなどです。

★米を大量に消費する所は、福島県の基準値以下の汚染米を被災地支援の名目で、積極的に使用しています。その他の農産物、海産物についても同様です。

★普通、小麦は輸入がほとんどなのだから、パン製品は汚染が少ないであろうと考えます。私も、そう思っていました。しかし、山崎パンの調理パンの一製品から、以前の基準値のときに、370ベクレル(1kg)という汚染が見つかりました。もちろん、当時は基準値内です。しかし、そんなパンを誰も食べたくないでしょう。

★どうしてか、考えてみると、多分(推測です)パンの生地を作るときに使う「牛乳」が汚染されていたのでは、ないか???と言う疑問が生じます。つまり、加工食品に混ぜられてしまえば全然、分からない理由が、これです。

★基準値以下の汚染を、行政が発表したがらない理由も、ここにあると思います。汚染の少ない食材は、直接消費者に届くようにし、汚染が100ベクレルに近い食材は、加工用に回そうと考えても、何ら不思議はありません。そもそも、フリーパス状態で出荷されている食品が多い。その上、汚染の上限に近い食材は、加工用に回されているとしたら、どうでしょうか???

★余程、注意して食品・食材を選ばないと、知らないうちにかなり汚染濃度の高い食品を、結果として食べ続ける事になってしまうのです。

★時々引用・転載させてもらう「内科医 土井里さん」のブログによれば、1日10ベクレルの汚染食品を食べ続けると、600日後から、体内で放射性物質の蓄積が始まるそうです。普通は、約100日で体外に排出されると言われています。少ない量でも、食べ続ける事で、人間の体外への排出能力の限界点を超えてしまい、蓄積が始まってしまうと言う事です。それが、「内部被曝」による健康被害の原因です。摂取する量が多ければ、体内への放射性物質の蓄積は、もっと早く始まるでしょう。

★そして、この間ず〜と、「内部被曝」が続くのです。これが、低線量被曝による健康被害の引き起こされる仕組みです。長い年月、ごく微量の毒物を食べ続けたなら、いつか病気になったり場合によっては、死亡します。こう考えると分かりやすいと思います。

★そして、毒物(この場合は、放射性物質)の量が多くなるほどに、病気になる時期や死亡する時期が、早くなります。これも、普通の毒物と全く、同じです。放射能による食品汚染については、このように考えるのが、分かりやすいし、子供さんにも説明しやすいのでは、ないでしょうか。

★ご参考まで、上記ブログ記事を、いくつかご紹介します。
新しい食品基準値の注意2012-04-05 13:07:19
http://ameblo.jp/lisalisanet/theme1-10035760887.html
仏から日本の内部被曝への提言2011-12-22 12:00:54
http://ameblo.jp/lisalisanet/theme2-10035760887.html
チェルノブイリ事故を体験した医師から学ぶ」2011-11-24 10:17:23
http://ameblo.jp/lisalisanet/theme3-10035760887.html
北海道・沖縄・九州の汚染調査(2011-11-19 12:13:44 )
http://ameblo.jp/lisalisanet/theme3-10035760887.html



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