「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

米国公演・大阪がれき焼却灰埋め立て3案について 「どんな形でも受け入れてはいけません」小出裕章

YouTube動画
20120509 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=FEb_DlQAGRc
acc77 さんが 2012/05/09 に公開
米国公演・大阪がれき焼却灰埋め立て3案について 「どんな形でも受け入れてはいけません」小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/10/tanemaki_2012may9/


「ざまあみやがれい!」から全文転載
米国講演・大阪がれき焼却灰埋め立て3案について 「どんな形でも受け入れてはいけません」小出裕章5/9
2012年05月10日14:28
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65804725.html

2012年5月9日(水)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。ニューヨークでの講演と、大阪府市のがれき受け入れ、特に瓦礫の埋め立てについて言及しています。

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さん、こんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんですー」

近藤「はい、よろしくどうもー」

小出「はい。近藤さん。お久しぶりです。よろしくお願いします」

近藤「まあ、恐れいりまーす。どうもー」

水野「えー、小出さんはアメリカに行ってらしたというふうに聞いております」

小出「はい」

水野「え、3.11以降、データのある場所にいておきたいんだとおっしゃっておりましたけど」

小出「はい」

水野「1年少し経って、やっとアメリカにまあ招かれていたのを、いけるようになられたんだと思うんですが」

小出「はい」

水野「あちらで、まあいろんなかたともお会いになったでしょう、1番、印象に強く残ったのはどんなことでしたですか」

小出「(笑い)、えー、私は米国という国が大嫌いなんです」

水野「ええ」

小出「で、行きたくなかったのですけれども」

水野「はい」

小出「まあ、あの、米国に行ってみても、やはりそこに生きてる人は、みんな、おんなじ人間だと」

水野「うん」

小出「朝起きて、ご飯を食べて、子供を育てて、」

水野「はい」

小出「みんな苦労をしながら生きてる人が、そこにいるということを、改めて、思いました、はい」

水野「うん…この日本の放射能については」

小出「はい」

水野「あちらの方々どんな見方をして、いらっしゃいますか」

小出「はい。えー、それはですね。(ため息)事故が起きてから、日本の政府、マスコミが、様々な情報を流してきたわけですけれども。その情報が、世界で流されている情報と乖離があった」

水野「ほお!」

小出「と思います。で、世界…の方々は、日本政府が流している情報を、どんどん信じら…信じることができなくなってきたと、いうことになっていて。いったいホントはどうなのかということで」

水野「ああ」

小出「大変困っておられたんだなと、いうことを改めて思いました」

水野「はあ…。アメリカのほうが、より、実態に近いものを、伝えていたんです…か?」

小出「そうですね。え…事故が進行していた時に」

水野「はい」

小出「ま、人類が初めて経験するような事故だった、わけで。え…どんなふうにこの事故が進展するか、わからない。わからないまま、例えば原子炉建屋が爆発していくというようなことがあったわけで。たいへんみんな不安に思っていた、のですね。え…その時に日本の政府は、ただただ大丈夫だ」

水野「ええ」

小出「大したことがないというような情報を流し続けていたわけですが。もちろん、そんなことはないわけで。みんな世界中が不安に思っていた。そして米国にしても、50マイル以内の米国人は全部逃げろという指示を出していた」

水野「うん」

小出「わけで。え…そういう世界での認識と日本での情報の流れ方が、違っていたと、いうことは、…大変まあ皆さんに対して重荷を負わせたんだと思います」

水野「はあ。シカゴでも、講演なさったと聞いてますけれども」

小出「(笑)はい」

水野「このシカゴという街は、原子力にとっては歴史的な場所なんですってね」

小出「そうです。え…米国がナチスに対抗して原爆を作らなければいけないと決意を、しまして。その原爆を作るためには原子炉を作らなければいけないと、まず思いました」

水野「はい」

小出「みなさんは、日本の皆さんは、原子炉というと原子力発電と、」

水野「ええ」

小出「思うかもしれませんが。もともと原子炉というのは、原爆の材料にするプルトニウムをどうやって作ることができるかということで作られた、ものなのです」

水野「ああ、もともと電力を作るために考えだされたものではない」

小出「はい」

水野「はあ、兵器のための、プルトニウムを生成するための原子炉」

小出「そうでした。はい。で…その人類初の原子炉が動いたのが、シカゴ大学、のフットボール場があったのですが。」

水野「ええ」

小出「その観客席の下にちょっとした巨大な空間がありまして。そこで、初めて原子炉が動き出したという、そういう歴史があった、街です」

水野「はあ……。じゃあそこで取り出されたプルトニウムが、結局は原爆…として使われたことになるわけですよね」

小出「はい。ただあのシカゴ大学でできた原子炉は、いわゆるおもちゃのような原子炉で。ようするに原子炉というものができるかどうかという、そのことすらわからなかった、わけで。ようやく原子炉が動くということがそこで分かった」

水野「う〜ん」

小出「そこであの…後はプルトニウムを作るための原子炉は、ワシントン州のハンフォードというところに、巨大な原子炉を、作って、初めて、取り出すことができました」

▼ハンフォード・サイト - Wikipedia

水野「はぁああ。原子力がどういう形でこの世に存在し始めたかっていう歴史を見ると、それは戦争だったってことですね」

小出「そうです。それで私にとってはまあ自分が歩み始めた原点なわけですから、一度は行ってみたいと思っていました。」

水野「はあ。そこで、どんなメッセージを送られたんですか」

小出「はい。まああの日本というこの国が、いま福島原子力発電所の事故に直面しているわけですが。それがどういう内容なのかということと、日本というこの国が、どのように原子力に関わってきてしまったか、っていうことを聞いていただいて。やはり、原子力は放棄すべきだという話を聞いて頂きました。」

水野「さて、帰ってこられたら大阪で、今、注目されている問題の1つがですね」

小出「はい」

水野「瓦礫の処理です」

小出「はい」

水野「これにつきまして、大阪府と大阪市が、え…震災瓦礫をですね、此花区にある人工の島であります夢島で、焼却した灰を埋め立てて処分すると、いう方針を固めた模様です。」

小出「はい」

水野「この、焼却した灰を埋め立てるということについて、どうお感じですか」

小出「やってはいけません」

水野「ふうむ」

小出「はい」

水野「これは、小出さんはやってはいけないとおっしゃって、いた、んですが」

小出「はい」

水野「でももう、環境省と最終調整に入った模様なんです」

小出「はい」

水野「で、具体的な方法を環境省がいくつか提示しております」

小出「はい」

水野「え…1つずつ、どういう意味なのか教えていただきたいんですが」

小出「はい」

水野「まず1つが、焼却灰を処分地に『直接』埋め立てる」

小出「はい」

水野「これはどうですか」

小出「いけません」

水野「……まったくいけません?」

小出「はい!」

水野「はい、では…『セメントで固めた灰』を埋め立てるこれはどうですか」

小出「いけません」

水野「…なんでセメントで固めてもダメなんですか」

小出「放射性物質というのは、発生した現場にとことん閉じ込めるということが原則であって。もともと福島のもの、福島あるいは汚染地のもの、を大阪に持ってくるというそのこと自身がいけないのです、やっては。はい。で、やってはいけないし、出てきたその、焼却灰というものは放射性物質を濃縮していますので、それをそれぞれのとこで受け入れるなんてことを、引き受けてはいけないのです。…元のあった場所に戻して一括して責任をもってお守りをするということをやらなければいけないのです」

水野「ええ」

小出「どんな形でも受け入れてはいけません」

水野「灰は受け入れてはいけない」

小出「はい」

水野「どんな形でも駄目だとおっしゃいましたが」

小出「はい」

水野「今の案でですね、セメントで固めるのはコスト的に高いから、1番有力だと見られているのは、『ゼオライトを使う』案だそうです」

小出「ふふふ。はい」

水野「これは、放射性セシウムを吸着させる…」

小出「はい」

水野「ゼオライトをまず敷いて、」

小出「はい」

水野「その上に、灰を埋め立てるという案です」

小出「はい。あの、何がしかは効果がもちろんあります。ゼオライトにはセシウムが吸着するという性質がありますので、何がしかは効果があるし、セメントに固めてしまえば、セメントが崩れ落ちるまでは、何がしかの効果が、あります。しかし、本当はだからそんなことはやってはいけない。原理・原則ということはやはり今、考えていただきたいと私は思うし。本来であれば…それぞれの場所に焼却施設を作って、そこで焼くということを、政府にやらせなければいけないのです。」

水野「ええ」

小出「なんでそれをやらせないままに、それぞれに自治体が安易に引き受けてしまうのか、私にはまずそれがわかりません」

水野「ふうーん。確かですね、2月頃でしたか、大阪維新の会の方たちが、小出さんのところに大勢で出向かわれて、」

小出「そうです」

水野「この瓦礫の処理の話、聞かれたんじゃないんですか?」

小出「そうです。あの、私はその時にも、今聞いていただいたように、原則は現地でちゃんと処理をして、焼却施設を作ってそこで焼くことだと私は聞いて頂きましたし。でも、今のような無策な政府がある限りは、仕方がないから全国の施設で引き受ける」

水野「焼くことについてはですね」

小出「はい。」

水野「引き受けるとしても」

小出「はい。焼く可能性はあると言いましたし、焼く場合も、ちゃんと、環境に放射性物質をばらまかないような、フィルターをきちっと付けなければいけない。そして出てきた焼却灰は、現地に返さなければいけないと、いって、維新の会の人たちにもう、本当にあの、何度も何度も言ったつもりです。」

水野「皆さん反応いかがでした?」

小出「ええ、まあ、私がいた…場所ではみなさん聞いて下さっていた、ようでしたけれども。え…今のような結末になるのだとすれば、なん、何を聞いて下さっていたのかなと、思います」

水野「近藤さ〜ん」

近藤「はい」

水野「いかがですか」

近藤「うーん。それは…先生、が言っている意見が通らなかったというのは、大阪の、維新の会の、人たちをコントロールするもっと偉い人がそういう考え方だっちゅうことなんですかねえ」

小出「多分そうだと思います」

近藤「うーーーん……。」

水野「そうですか。もう、ゼオライトで行く分かは効果はあるけれども。まあ、抜本的なところの考え方が方向性が違うというふうな、小出さんのお考えですよね」

小出「そうです。」

水野「うーん。このまま行ってしまうんでしょうか。大阪府と市は国と調整をしているようです。どうもありがとうございました」

小出「ありがとうございました」

近藤「どうもー」

小出「どうもー」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました。」

=====(文字おこし、ここまで)


▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
▼なんでこんなに安いんですかね。50%オフがザラです→食品&飲料 の ベストセラー

いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。

(以上、「ざまあみやがれい!」から全分転載)
★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。




☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

再稼働してもしなくても原発は同様に危険か・環境省主催の除染講習会を体験したとされるリスナーの疑問について 小出5/10(1)

YouTube動画
20120510 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hGmBCcwPnMY
tacc77 さんが 2012/05/10 に公開
原発再稼働でも同じ危険性か・環境省主催の除染講習会への疑問・チェルノブイリ周辺の永久立ち入り制限 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/11/tanemaki_2012may10/


「ざまあみやがれい!」から全文転載
再稼働してもしなくても原発は同様に危険か・環境省主催の除染講習会を体験したとされるリスナーの疑問について 小出5/10(1)
2012年05月11日11:09
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65804876.html

2012年5月10日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。原発の再稼働は、使用済燃料を増やすということ。環境省主催の除染講習会を体験したとされるリスナーの疑問にも答えています。
▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来

=====(文字おこし、ここから)

千葉「京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんです。では、小出さん今日もどうぞよろしくお願い申し上げます」

小出「はい。よろしくお願いします」

千葉「今日は毎日新聞論説委員の二木和夫さんと一緒にお話を伺います」

二木「よろしくお願いします」

小出「はい。二木さんよろしくお願いします」

千葉「それではですね。小出さん今日もスタジオにリスナーの方からの質問メールがたくさん届いておりますので。順番にお聞きしてまいりたいと思っております」

小出「はい」

千葉「まず最初はこちらの方ですね。神奈川県にお住まいのラジオネームかるかんさんという方です。え…原発再稼働を主張する人の理由の一つに、再稼働しなくても原発には今までの使用済燃料があるのだから、危険性は同じ、それならば再稼働したほうがよいというのがあります。毒を食らわば皿までということわざのようで違和感を覚えるのですが。小出さんはどう思われますか、という質問です」

小出「はい。え…何を言ってるのかわかりませんが。え…すでに私達が原子力を利用したために、膨大な使用済燃料を作ってしまったということは本当です。そしてその始末ができないで困り果ててる、のです。そんな行為はまずはやってはいけないと思いますし。え…すぐにでもやめるべきだと私は思うので…思って来ました。」

千葉「はい」

小出「そしてこれからまた原子力をやるというなら、今までに生み出してき…しまった使用済燃料の上に、更にまた毒物を上乗せしていくということになりますので。」

千葉「ええ、ええ、ええ」

小出「え…そんな選択は取るべきでないと思います」

千葉「そうですね、稼働すればするほど放射性の廃棄物が増えて」

小出「そうです」

千葉「危険性は増して行くということになるわけですね」

小出「そうです。はい。」

千葉「で、これ、廃棄物の処理もしっかり決めないといけないんですけども。それも今の状態では決まっていないということですね。」

小出「はい。そのために原子力はトイレのないマンションと言われ続けてきたのです」

千葉「はい。わかりました。続いてはですね、こちらの質問に参ります。え…千葉県におすまいのラジオネームぶたのみみさんです。え…こんばんは。清掃会社… 清掃関連の会社に務めているんですけれども。お…先日環境省主催の『除染等業務講習会』というものを受講しました。その時に、放射線の健康への影響について説明を受けました。資料のグラフには赤い文字で「閾値(しきいち)」と書かれていて…境目という意味だと思うんですけども…100ミリシーベルト以下では、健康影響は現在のところは認められず、あってもとても少ないということでした。一方、そのあとの除染業務の説明では、いかに被曝を避けるか、汚染を広げないかということをかなり細かく説明され、頭が混乱してしまいました。怖がらなくてもいい程度なら、そんなに注意しなくてもいいのでは、と思ってしまいますし。また、大したことがないのなら、そもそもこんなに大掛かりな除染は不要なのでは、とも思ってしまいます。え…講習では時間が押しているということで質問時間がなかったんですけれども。小出さん、国は一体何を考えていると思われますか、という質問です」

小出「はい。え…国はですね、放射線被曝…が、低線量であれば、あたかも安全であるかのように皆さんに思わせたい…のです。」

千葉「あ、はい」

小出「で、閾値という言葉が出てきた、そうですけれども。閾値というのは、その量以下であれば安全だ、被害が出ないというものを閾値というのですが。放射線に関する限り、どんなに微量な被曝でも必ず危険があるというのが現在の学問の到達点なの…です。」

千葉「はい」

小出「ですから100ミリシーベルトを超えればもちろん危険はあるし、100ミリシーベルト以下であっても必ず危険は伴ってしまうと、」

千葉「ええ」

小出「いう、そういうことなのです。ですからなんとか除染でもなんでもしてひと…して、人々の被曝量を少なくしなければいけないとして苦闘しているわけ、ですね」

千葉「ええ」

小出「え…そのために作業をする人でも、え…被曝をしてしまえばそれなりの危険を負うしかないと、覚悟していただくしかありません。」

千葉「うーん…。この閾値…と書かれていて、100ミリシーベルト以下では健康影響は現在のところは認められず、ということで国は説明をしてるわけですけどもねえ」

小出「(苦笑)まあ、けしからん事だと私は思います。え…要するに、100ミリシーベルト以下でも、ガンや白血病がいずれ増えてくるということは、え…学問…に携わっている人であれば、ほ…皆さん認める…わけです」

千葉「はい」

小出「え…癌や白血病が健康影響でないというのであれば、そう言ってもいいかもしれませんが、ガンで死んだらやはり健康に影響があるというのが、普通なんだろうと思います」

千葉「はい。二木さんいかがですか」

二木「先生、あのう、こういう」

小出「はい」

二木「あの、除染作業は、こういうような講習会…という程度で…よろしいんでしょうかね」

小出「え…ほんとはいけないと思います。え…放射線業務従事者という…仕事に携わ…ることになるはずですし」

二木「はい」

小出「え…そういう人は特別に1年間に20ミリシーベルトまで被曝を許すという、私も含めてそうなのですが。そんな仕事を、に携わらせるときには、ちゃんと放射線の性質も教えなければいけませんし。どうすれば被曝を避けられるのかということに関しても教えなければいけないと、私は思います。で、時間が押しているから質問時間がなかったなんて言うのは言語道断(笑)です」

二木「そうですねえ」

小出「はい。」

千葉「んー……まあそういう形で講習会が行われているということなんですけれども」

小出「はい」

千葉「え…次の質問に参ります。今度はですね、大阪市にお住まいのラジオネームうなぎさんという方ですね。え…24日、ウクライナの政府機関の発表によりますと、チェルノブイリ原発周辺半径30キロ圏内のうち、1000平方キロを永遠に立ち入り制限することにしたそうです。立ち入り制限になったこのエリアなんですが、放射線量は毎時どれくらいなんでしょうか、という質問なんですが。小出さんわかりますでしょうか」

=====(文字おこし、続く)


「ざまあみやがれい!」から全文転載
チェルノブイリ原発周辺1000平方km永久立ち入り制限 「残りの9000平方kmは戻すという表明なのではないでしょうか」小出5/10(2)
2012年05月11日11:11
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65804877.html

2012年5月10日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。チェルノブイリ周辺1000キロ平方メートルが永久立ち入り制限とされたことについて言及しています。

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来

=====(文字おこし、続き)

※「再稼働してもしなくても原発は同様に危険か・環境省主催の除染講習会へのリスナー疑問について 小出5/10」からの続き

千葉「え…次の質問に参ります。今度はですね、大阪市にお住まいのラジオネームうなぎさんという方ですね。え…24日、ウクライナの政府機関の発表によりますと、チェルノブイリ原発周辺半径30キロ圏内のうち、1000平方キロを永遠に立ち入り制限することにしたそうです。立ち入り制限になったこのエリアなんです が、放射線量は毎時どれくらいなんでしょうか、という質問なんですが。小出さんわかりますでしょうか」

小出「はあ…放射線量に関しては、うーん、今ちょっと数字が、分かりません。」

千葉「はい」

小出「ただ、えー…チェルノブイリ原子力発電所の事故の場合には、1平方メートルあたり60万ベクレルを超えたところを、避難、させました。その面積は、え…全部で1万平方キロメートルに、及んでいます」

千葉「1万平方キロですか」

小出「はい。で、今ご質問あったのは1000平方キロで、その、え…10分の1くらいですね」

千葉「ええ」

小出「多分それはですね、え…160万ベクレルとか200万ベクレルとか、そういう程度の、汚染だろうと思います」

千葉「はい」

小出「はい。」

千葉「え、でも、あの、1万平方メートルと今、あ、えー、」

小出「はい(笑)」

千葉「1万平方キロとおっしゃいましたけど」

小出「そうです。はい」

千葉「1000平方キロという範囲でも」

小出「はい」

千葉「東京23区のおよそ1.6倍の面積」

小出「はい」

千葉「というふうにきいたんですが」

小出「はい」

千葉「それの10倍の、お…広さのところが…そんな状況になってるわけですか」

小出「チェルノブイリ原子力発電所の事故の場合には無人にされました。」

千葉「…ああ。とすると、仮にですね、」

小出「はい」

千葉「仮に、日本の福島第一原発を中心として」

小出「はい」

千葉「1万平方キロというと、どれぐらいの範囲になるんですかねえ」

小出「…ええっと今、え…福島第一原子力発電所の事故で、福島県の東半分、栃木県と群馬県の北半分、宮城県・茨城県の一部、あるいはまあ東京のごく一部というようなところが、放射線の管理区域にしなければいけない汚染を受けているのですが。」

千葉「ええ」

小出「え…う…その面積は2万平方kmあります」

千葉「はあああ……。いやいや…」

小出「(苦笑)」

千葉「え…」

小出「ただ、要するに日本の政府は、そんな広さのところを無人にできないからといって、え…人々をそこに住まわせ続けようとしているわけですね」

千葉「はあ…。そういう状況なわけですか」

小出「はい」

千葉「で、あの、チェルノブイリ事故というのは26年前の事故ですけども。」

小出「はい」

千葉「26年前に事故が起きても、まだその状況が続いているということですね。」

小出「そうですね。えー、30年経って半分にしか減りませんので。え…基本的にはもう減らないと思うしかありません。」

千葉「はあ…」

二木「で、こういう26年経って、こういうふうにまああの立ち入りを永遠に制限するというふうに、改めてというか、あえて発表するというのは、何か、新たに何か分かったとかそういうことがあるんでしょうかね」

小出「え…少なくとも1万平方キロメートルのところをすでにもう無人にしてるん…ですね。ソ連(※ロシア?)、ベラルーシウクライナという3つの国をあわせて。え…そこに1000平方キロメートルだけは、もう永久にということは、残りの9000は戻すというそういう、表明なのではないでしょうか」

千葉「うーむ…。しかし戻すといっても、」

小出「はい」

千葉「そうとう大変ですよね」

小出「そうとう大変です。はい。もう要するに、え…ライフラインも何も全部崩壊してしまっていますの、し、え、戻るにしても被曝を覚悟でしか戻れませんし。いわゆる“ふるさと”として感じていた人々はもうみんな、殆ど亡くなってしまってるわけですから。そういうところに本気で戻りたいという人が、いる、とはなかなか私は 思えません」

千葉「はあ…。わかりました。小出さんどうもありがとうございました」

小出「はい、ありがとうございました」

二木「ありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)



▼ 放射能汚染の現実を超えて

▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
▼なんでこんなに安いんですかね。50%オフがザラです→食品&飲料 の ベストセラー

いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。


(以上、「ざまあみやがれい!」から全文転載)
★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。



☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

電気料金値上げと”天下り” 電力選べぬ「地域独占のかべ」5/23古賀茂明氏・報道(内容書き出し)みんな楽しくHappy♡がいい♪

「みんな楽しくHappyがいい♪」 から全文転載
電気料金値上げと”天下り” 電力選べぬ「地域独占のかべ」5/23古賀茂明氏・報道(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1923.html

2012年5月23日 報道ステーション
東電利益「9割」が家庭用
原発なし”料金15.87%アップ

翌朝のモーニングバードでも同じ内容を詳しく説明しています。
こちらを先に書き出してしまいましたので、ニュースの内容はこちらをご覧ください↓
東京電力は利益の91%が家庭用電気料金・東電”天下り”あの高津常務も5/24(動画・内容書き出し)

報道ステーションでは古賀茂明氏が登場された部分から書き出しました。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1920.html
画像URL
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20120525163734860s.jpg
報道ステーション51426


電気料金値上げと”天下り”
電力選べぬ「地域独占のかべ」

古舘:
このあたりを詳しくお伺いしたいので、電力情勢を裏の裏まで知っている古賀茂明さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。

古賀:よろしくお願いいたします

古舘:
古賀さん、早速ですけれども、
要するに家庭に付け回す。
逃げられないお客さんからガッポリ取っていたという印象がありますが、

古賀:
そうですね、ま、これは一言で言えばそういう事になっちゃうと思いますね。
企業は一応相対で自由化されている世界で、家庭の方は逃げ場がない。
完全独占。
しかも仕組みが、コストは全部電力料金、そのうえに利益まで全部保証しますと、
家庭の方はそういう仕組みが出来上がってしまっていますから、
もう、電力会社から見れば、
「無理して他で儲ける必要はなくて、家庭の方でしっかり儲ければいいや」っていうふうにどうしてもなりますね。

それから企業同士、やっぱり特に東京電力の場合は管内に大きな企業が多いですから、
で、経団連の立派な会社が並んでいる訳ですね。
そういうところから取引して、あんまりぼろ儲けするというのは、なかなかやりにくいので、
どうしてもそこは、「あんまり利益を大きく見せないようにしよう」という感じになりますね。
ですから、どうしてもしわ寄せが家庭に行きやすいというようになることと、

それからもう一つちょっと気をつけなくちゃいけないのは、
「じゃあ、企業向けっていうのは安いんですか?」ということなんですね。
企業向けは一応、相対取引で自由化されていて競争があるんですけれども、なっているじゃないですか。
でもみなさんご存じのとおり実際には全然競争が無いんですね。
殆どが要するに従電力会社、旧電力以外の発電というのは3%ぐらいというか、その位ですから、ほとんど競争が無い。
で、じゃあそういう中で、家庭で儲けているんだけども、
じゃあ企業向けは本当にぎりぎりの努力をして安く下がっているかというと、
そんなに競争が無いところでそうなる筈がないんですね。
実際は企業向けの方が高いんですよ。
ただ、利益という意味では出さない。
だけどもコストのところではズブズブのまんまと。いうことですね。

古舘:いやぁ〜・・・
あの、家庭向けで言いますと、経済産業省が、料金査定をしているという、そういうシステムになっている訳ですよね。

古賀:
そうですね、
当然のことながら、こんな独占でですね、全部保証します。
ま、利益まで保証しますなんていう事になっていて、
それを放ったらかしにしておいたらとんでもない事になりますから、
経済産業省がそこは厳しくチェックすると、消費者の立場に立っていという事なんですけれど、
実際にはこれが行われてない。

これはもう、みんな分かっているんですけれども、
もう何十年も前から経産省と電力会社とは癒着していてですね、
今でも天下りがいるんですよ、驚くべきことに、電力会社にはですね。
そういう中で、その厳しいチェックが行われないという、
仕組みもおかしかったけれど、実際に運用するところのですね、決定する側が、ま、非常におかしいと。
で、これはもうね、変えるしかないんですね。

ようするに、経産省にやらせていたんでは、どうやったって消費者のためのチェックっていうものにならないですよね。
消費者のためのチェックが出来る人は誰か?という事を考えると、
やっぱり第3者性の独立性の強いところにやってもらわなくちゃ、
たとえば公正取引委員会みたいなですね、
やっぱり消費者のためという、そのためにある役所。
あるいは競争を促進しようという、そういう機関ですね。
そういうところにやってもらうという事が大事じゃないかと思いますね。

古舘:(ため息)

古賀:
経産省にやらせるっていうのはね、もう・・・
いくら法律で自由にしましたと言っても、結局企業のところで全く競争が起きていないっていう、
これは経産省がやっている限りそれが続いてきたっていう事ですから、
やっぱり規制権限を経産省から剥がした方がいいですね。
原発の安全の問題と全く同じです。

古舘:
電気料金の家庭用、企業用もそうですけれど、
「上がる上がる」というふうに言われている中で、
今日も取材させていただいた方、
電気が無ければ本当に大変だっていう方のいくつかの例をご覧いただきましたけれども、
やっぱりそういうふうに、電気を使っている立場で「こんなからくりだったのか」と思った時には、
今お話を聞いていて、
「越後谷、おぬしも悪よのぉ」というのがありますけれど、
そんな関係性でやっていていいのか!というのが一つ。
それからもう一つズブズブで言いますと、
これ、古賀さん、
明らかにい客様窓口の常務さん(高津常務)が一部上場企業子会社に天下るそうで、
これ、要するに電気料金に全部帰ってくる話ですよね。
画像URL
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20120525163733b0ds.jpg

報道ステーション51427

古賀:
そうですね、これ、子会社・関連会社だけじゃなくて、
いろんな取引先にですね、
「高いコストを払って調達してあげます」という関係があるんでですね、
そういうところに天下りを押し付けやすいんですね。
これは役所が企業に天下りを送る時と全く同じです。

で、逆に言うとそういう関係を放置しておけば、必ずそれを守るためにはですね、
ずーっと高い値段で買ってあげなければならないですね。
要するに相手に天下りだけを押しつけて、
厳しく「取引価格はもう下げるぞ」っていうわけにはいきませんから。

ですからこれもそういう構造的なところにメスを入れる必要があると。
で、東京電力っていうのは、今は事実上はもう国有化に入っていますね。
まだお金は入っていませんけれども、経産省は厳しくチェックできる筈なのに
こうした天下りをですね、ま、放ったらかしでやらせるということ事態が、
もう限界を露呈しているなと。

ですから東電の事業計画。
ま、一応再生するという事を言っていますけど、
この入口のところで間違っていたんじゃないかと、私はずーっと言っているんですけれども、
ちゃんと、もうしっかりと破たんをさせてですね、
誰に責任があったのかという事をちゃんと順番にですね、株主の責任を問い、
それから銀行、債権者のですね、債権をちゃんと、
ま、3兆円4兆円ある債権をですね、十分にカットしてですね、
そうすると、その後ですね、最後は足りないから税金、国民のみなさんに電力料金という世界に入っていくという、
要するに順番がありますよ。ね、

ちゃんと銀行に責任をとってもらって、3兆円4兆円をカットすればですね、
その分国民の負担は減る訳ですよ。
ところがいま、それをやらないでいきなり税金を入れますね。
お金もどんどん入れていきます。
それで銀行の融資を全部返しちゃうんですよ。
「何のためにやっているのか?」という、
もう、これは全体の仕組みがおかしくなっているというところを、
もう根本から考え直した方がいいなというふうに思います。

古舘:
消費税にもつながると思うんですけれども、
消費者から、取りやすいところからあまねく取るというやり方を全部否定するわけではありませんが、
よーくその仕組みや無駄な部分を見直さなければいけない。
ちょっと時間もなくなってきたんですが、古賀さんもう一つ。
根幹はやっぱり、「消費者が電力を選べない」というところはおかしいですね?

古賀:
そうですね、
ですから、ともかく競争という状況を作らないといけないんですね。
で、いま「家庭で選べるようにしましょう」という話が出ているじゃないですか、
でもこれ気をつけなくちゃいけないのは、企業向けで自由化した時と同じで、
「法律上は自由です」と。
いま、東京電力管内の企業でですね、
「東電なんかやめた」と、「他から買う」って言った時には、
「どこにもありませんね」って、自由なんですよ、本当は。
でも競争が無いじゃないですか。

で、家庭でも全くそれと同じ事が起きる可能性があるんですね。
それはやっぱり、本気で競争を促進しよう。
競争によって消費者、需要家のためにですね、
利便性をあげよう、価格を下げようという、
ま、そういう事を一生懸命やろうというですね、そういう組織、それをしっかりと作ってですね、
そこが規制をするという仕組みを入れないとですね、
今のまんま電力会社となぁなぁで経産省がやっていくというのは、もう、絶対にやめた方がいいと思います。
東京電力が今度、経済産業省のものになっちゃうんですね、
国有化っていうのは、聞こえはいいんですけれども。
これは本当に考えものだと思いますね。

古舘:
いやあ、なんとしてもですね、消費者だけが割食うっていう話にはさせてはイカンと思いますが、
三浦さん今のお話し、古賀さんのお話しをどうですか?

三浦:
そうですね、一つ思ったのは今回たまたまかもしれませんが、
電力会社にとって都合の悪い情報が出たと。
それで議論の雰囲気や方向性が大分変りますよね。
という事はやっぱり情報というものは権力の源泉だと思うんですね。
やっぱりこういう、たとえばアメリカのようにね、
政権交代があったり、民間と政府と人台が行き来すればシンクタンクがあって、いろんな情報が公開されますけれど、
やっぱり日本はここの部分が弱いんですね。
ですから、こういう情報が継続的に出て、
そしてそれをみんなが利用できるような仕組みを作っていく必要があると強く思いましたね。

古舘:
なるほど、そういうまず情報をプールするんだという事で言えば、
福島の事故、そしてその事故原因の追及。
この情報が公開されていないし、全くあやふやだっていうのは根幹ですよね。

古賀:
あともう1個ね、
その、今度の値上げも、どうも「原発を動かしたい」っていう
その脅しに使われている感じが非常にするんですね。
原発が動かなきゃさらに値上げだよ」ってもうすでに言い始めていますけれども、

柏崎刈羽ていうのはですね、安全基準をちゃんと作りなおしてもう一回チェックしてですね、
「それで安全ですか?」って言われたら、
多分「動かせない」って言われているんですよね。
それでも何か事業計画かなんかで盛り込んでですね、
「これ動かさなければ大幅値上げだからね」と、こういう事を言っている。

これは東京電力だけじゃなくて関西電力でも大飯原発の話しで、今まさにそれが出てきていますね。
「値上げになりますよ」という話が出てきていますけれども、
やっぱり、そういう事に使う意図っていうのが、ここにきてかなりはっきり出てきたなという、
それも非常に私は許せないなという気がします。

古舘:
わかりました。
今日はありがとうございました。

(以上、「みんな楽しくHappy♡がいい♪」 から全文転載)




☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

〜続〜九州で初めて放射性瓦礫が燃やされた日 (田中龍作ジャーナル) 

★北九州でも、「射性瓦礫」の試験焼却が、始められました。「ガレキ問題」については、瓦礫所在地の意向は、まったく無視されています。地元では、地元に処理専門プラントを作って欲しい旨要望したそうですが、政府は一蹴したそうです。しかも、全国にガレキをばら撒いて、全量処理できる計画でもありません。運送費税金持ちで補助金付き、ガレキ利権のためにやっているとしか、私には思えません。


★そんな事のために、全国に放射能汚染を人的理由で2次拡散しようとしています。東京都は、早々にガレキ受け入れを決めましたが、産廃処理会社に東電の100%に近い子会社も参加しているような話も聞いています。
「絆」で瓦礫は処理できるのか〜他
2012-03-25 00:00:02
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11202337383.html

(一部再掲載)

 ツイッターで数日前に連続投稿した僕は、その中で戸羽太・陸前高田市長、伊達勝身・岩泉町長、両名の“慧眼”発言も紹介しました。
「現行の処理場のキャパシティーを考えれば、全ての瓦礫が片付くまでに3年は掛かる。そこで陸前高田市内に瓦礫処理専門のプラントを作れば、自分達の判断で今の何倍ものスピードで処理が出来る。国と県に相談したら、門前払いで断られました」
「現場からは納得出来ない事が多々有る。無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年掛けて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。元々、使ってない土地が一杯あり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこに有るのか?」
 阪神・淡路大震災以前から、産業廃棄物も一般廃棄物も「持ち出さない・持ち込ませない」の域内処理を自治体に行政指導してきた政府は何故、豹変したのでしょう?

 因(ちな)みに東京都に搬入予定の瓦礫処理を受け入れる元請け企業は、東京電力が95.5%の株式を保有する東京臨海リサイクルパワーです。

 仙谷由人氏と共に東電から献金を受け(朝日新聞1面既報)、父君が北関東の産廃業界で重鎮の枝野幸男氏、同じく東電が重用する細野豪志氏に「李下に冠を正さず」の警句を捧げねば、と僕が慨嘆する所以です。
http://gendai.net/articles/view/syakai/135512

「(被災地以外の地域が)受け入れない理屈は通らない」と宣う細野氏は、20%=400万トンの瓦礫を10トントラックで全国に運搬したなら40万台、の驚愕すべき現実を再認識すべき。にも拘らず、被災地が求める焼却場の建設を事実上、政府は却下し続けています。
http://gendai.net/articles/view/syakai/135753
参考
http://gendai.net/articles/view/syakai/135658

★国民の多くが反対する、ガレキの全国拡散=放射能汚染の全国拡散を、行う意味は全く有りません。放射能汚染を拡大するだけです。

北九州市を助けて下さい!・・尼崎市のHP瓦礫受け入れについて市民問い合わせ窓口
2012-05-17 15:16:04
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11253006235.html



★阿修羅♪ >
〜続〜九州で初めて放射性瓦礫が燃やされた日 (田中龍作ジャーナル) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/126.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 25 日 00:12:43: igsppGRN/E9PQ

市民たちが北橋健治市長との面会を求めて市長室前に座り込んだ。=23日午後、北九州市役所。写真:筆者撮影=
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/8623.jpg

〜続〜九州で初めて放射性瓦礫が燃やされた日
http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004356
2012年5月24日 19:18 田中龍作ジャーナル


 瓦礫が燃やされた23日は、北九州市役所でも大きな動きがあった。試験焼却が始まる正午までに、市役所ロビーには近隣都市などからも含めて100人の市民が集まった。北橋健治市長に会い、焼却の中止を求めるためだ。

 市の職員たちがエレベーターホールを塞ぎ、市民を5階の市長室に上がらせないようにした。収まらない市民たちは階段で5階まで行こうとする。秘書室幹部が代表10人と会うことで折り合いがついた。

 対応したのは二上貞好・秘書室次長ら。子供を持つ母親たちは行政の姿勢を質した――

 「電話で(市の環境局に)問い合わせても“安全な瓦礫だから”の答えばかり。安全な放射能ってあるんですか?」

 「よりによって運動会シーズンで子供が外に出る機会が多い、この時期になぜ瓦礫を燃やすのですか?今止めてほしい。この瞬間にでも止めてほしい。子供が被曝したらどうするんですか?」

 二上次長は「今すぐ結論が出せる問題ではない」とかわした。

 市民がここまで強硬になったのは、市側、特に環境局の説明があまりにも不十分だったことに尽きる。八幡西区の女性が「説明会はいつですか?」と問い合わせたところ、環境局は「配布物で全戸にお知らせする」と答えたという。

 ところが配布のされ方に驚く。説明会の『お知らせ』は、折り込み広告の中にさらに折り込まれて入っていたのである。砂漠で砂金を探す位のつもりで、折り込み広告を丹念に開いて読まないことには、発見できるものではない。

 環境局幹部が「騒いでいるのは愚かな避難者だけだ。ほとんどの北九州市民は(瓦礫焼却に)賛成だ」と発言したとされることも、市民の反発を買った。この幹部は発言を否定しているが。

 「環境局に問い合わせても埒が明かないので、こうして市長に面会を求めているんです。いつ市長に会えるんですか?」母親たちは口を揃えた。

 「関係部局で受け止めて市長にお伝えします」。二上次長はお役所言葉を返す のがやっとだった。

 代表団の中には原発事故で計画的避難区域に指定された福島県葛尾村から下関市に避難してきた女性(60代)もいた。

 「やっと安住の地を見つけたと思ったら北九州市が瓦礫を受け入れるという。(北九州市の)焼却場は下関のすぐ傍。なのに下関に説明はない。福島原発も “安全だ、安全だ”と40年間言われてきた。その結果あの事故。瓦礫の焼却もあなたたちは“安全だ、安全だ”と言い続けている。人の生活を何だと思ってるのですか?」
  
 今度ばかりは、二上次長もかわせなかった。

 代表団の一人は、瓦礫の受け入れを拒否した札幌市長の言葉(札幌市HPより)を例に迫った。「市長として判断する際に最も大事にすべきこと、それは市民の健康と安全な生活の場を保全すること…」。

 二上次長は「皆さんのお気持ちは市長に伝えます」と告げ、幕を引いた。

 1階ロビーには、なお100人近い市民が残り、代表団と秘書室幹部との交渉を見守った。

 今年3月、神奈川県から北九州市に子供2人(4歳と1歳)を連れて避難してきた女性(30代)の言葉が、母親たちの今の気持ちを代弁しているように聞こえた―

 「取り返しのつかないことになる。本焼却には行かないようにしてほしい。試験焼却が始まったので、子供たちを家から出したくない」。

《文・田中龍作/諏訪京》


★ご参考〜過去に掲載した記事

徳島県の正論(がれき受け入れ)YUCASEE MEDIA から(2)
2012-03-21 00:00:02
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11198441259.html


徳島県の正論(がれき受け入れ)YUCASEE MEDIA から(1)
2012-03-21 00:00:01
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11198426900.html

「がれき処理問題」何故、現地に瓦礫処理専門のプラントを作らない???(ガレキ利権)
2012-03-17 00:00:08
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11194603412.html

下水処理施設とごみ焼却施設での放射能の再拡散
2012-01-31 01:26:33
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11150937328.html

作業員被曝 深刻な放射能汚染(東京都内の清掃工場で)2012-01-28 00:08:06
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11147991558.html

「がれき処理には巨額の利権」が、あるそうです。ご存知ですか???
2012-01-26 00:54:50
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11146231957.html

☆これから首都圏3000万人が被爆―今後2年半で50万トンの放射能がれきを東京が狂気の受け入れ  2012-01-19 13:12:00
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11139950352.html

逃走ペンギン、82日ぶり保護〜脱走ペンギン、野生生活でマッチョ化していた!

☆その後、どうしたかな??と思っていたら、無事保護されていました。おもわず、微笑んでしまいます??

☆く「スポーツ報知」から全文引用
(2012年5月26日06時03分 スポーツ報知)
脱走ペンギン、野生生活でマッチョ化していた!
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120526-OHT1T00048.htm

 今年3月に東京・江戸川区の都立葛西臨海水族園から脱走し、24日に保護されたフンボルトペンギンが、82日間の野生生活で胸筋が発達するなど「マッチョ化」していたことが25日、分かった。結膜炎の疑いはあるものの、元気な様子を見せている「脱走ペンギン」は、早ければ1週間後にも一般公開される。

 82日ぶりに保護された「脱走ペンギン」は、東京湾内を毎日必死に泳ぎ回り、エサを得るために肉体を駆使したことで他の個体以上に胸筋が発達していたことが判明した。葛西臨海水族園の坂本和弘副園長は「たくましくなって、かなりガッチリしています」と驚きの声を上げた。

 一夜明けた25日は、午前中から獣医師の診察を受けた。個体識別のリングが付けられていた右の翼の羽根が一部抜けていたこと以外に異常は見られず両脚もピンピン。体重も3280グラムと1歳の“同期生”4羽と比較しても重量級。極め付きがマッチョ化した胸筋だ。

 坂本副園長は「ペンギンは衰弱すると胸筋から衰えるもの。いつもはプールでエサを与えられる立場でしたが、実際に生きている魚を捕らなくてはならない立場になり、圧倒的な運動量となった結果だと思います」と驚いた様子で話した。

 ただ両目、とりわけ右目が充血して腫れた状態となっているため、結膜炎の疑いがあることも判明。脱走中のすみかとなった河川の水質汚染が原因とみられる。今後は動物用の目薬を点眼し、治癒を図る。

 坂本副園長によると、ペンギンは24日午後5時30分頃に千葉県市川市を流れる江戸川の行徳橋付近で保護された後、水族園に輸送。報道陣による会見に「緊張した状態」(副園長)で臨んだ。久しぶりの“自宅”での夜は、細菌感染の懸念などがあるため、カゴに隔離。他の134羽との再会は果たせず、父ペンギン、母ペンギンの顔を見ることもできなかったが、園関係者は「ペンギンは群れ単位で動くものなので、親子であることもお互い忘れちゃっているでしょう」と明かした。

 飼育員に対し、ぐったりするどころか元気な様子を見せている「脱走ペンギン」。少なくとも1週間の検疫期間が必要で、その間に異常などが見つからなければ、一般公開に支障はない。早ければ来週末には元気な姿を披露してくれることになりそうだ。


☆もう一本、その前の記事、同じく「スポーツ報知」から全文引用
(2012年5月25日06時03分 スポーツ報知)
逃走ペンギン、82日ぶり保護
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120525-OHT1T00002.htm?from=related

 3月に都立葛西臨海水族園(東京都江戸川区)から逃げ出したフンボルトペンギンが24日午後5時半ごろ、千葉県市川市の江戸川に架かる行徳橋の下で82日ぶりに保護された。確保した場所は水族園から約8キロ離れていた。

 水族園によると、24日午前11時ごろ、「行徳橋付近の江戸川でペンギンが泳いでいる」との複数の目撃情報が寄せられた。午後3時半ごろ、飼育員が現地でペンギンを確認。暗くなると陸地に上がるペンギンの習性を考慮し、両沿岸から行方を追跡した。いったんは確保しようとしたが失敗。再び岸に上がってきたところを素手で捕まえた。

 捕まえた際、ペンギンは「何が起こっているか分からない状態だった」。その後、保護されたことが分かったのか、やや興奮状態にあるという。

 体重は3280グラムで健康状態に問題はないとみられるが、25日朝に獣医師が健康状態を診察する。1週間程度、ほかのペンギンと隔離し、経過を観察する。長距離を泳いだため、やや羽毛の乱れはあるが、目立ったけがはなく、栄養状態も良好という。坂本和弘副園長は「生きて戻って来て、ほっとしている」と胸をなで下ろした。

 逃げていたのは、水族園に135羽いるペンギンのうちの1羽。脱走が判明したのは3月3日で、隣接する施設の職員が旧江戸川の河口で発見した。同園では周辺住民に情報提供を呼び掛け、現在までに約50件の目撃情報が寄せられていた。

 1歳の幼鳥が元気に生き続けられたのは、東京湾に好物のアユやボラなどが豊富だったためとみられている。

『東日本大震災Ⅴ−明/暗。』他 「はなまつり」さんの日記から(その1・その2)

★趣味人倶楽部の会員「はなまつり」さんの日記から転載です。この方は、福島県在住で、津波被害に会われ、放射能汚染から逃れるために大変なご苦労をなされています。同じ境遇の方が、福島県には、大勢おられます。皆様にも、どうかその状況と心情をお知りいただきたくご本人に転載許可を頂き、転載することに致しました。尚、この日記には著作権があります。転載・引用はお断りいたします。ご紹介いただく場合は、記事タイトルと記事URLのみで、お願い致します。

★土日ごとに、少しづつ連載形式で、転載していきます。

★元記事は、アメーバブログです。従いまして、本ブログでは、記事タイトルとURLだけの掲載となります。内容は、「URL」からお読みください。


★『はなまつり』さんの日記から転載
無事助かりました(その1)
2011年03月17日17時18分
大地震原発被災に応援ありがとう(その2)
2011年03月17日21時33分


http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11254230289.html

『東日本大震災Ⅰ:再起をかけて・・・。 』他 「はなまつり」さんの日記から(その3・その4)

趣味人倶楽部の会員「はなまつり」さんの日記から転載です。この方は、福島県在住で、津波被害に会われ、放射能汚染から逃れるために大変なご苦労をなされています。同じ境遇の方が、福島県には、大勢おられます。皆様にも、どうかその状況と心情をお知りいただきたくご本人に転載許可を頂き、転載することに致しました。尚、この日記には著作権があります。転載・引用はお断りいたします。ご紹介いただく場合は、記事タイトルと記事URLのみで、お願い致します。

★土日ごとに、少しづつ連載形式で、転載していきます。

★元記事は、アメーバブログです。従いまして、本ブログでは、記事タイトルとURLだけの掲載となります。内容は、「URL」からお読みください。


★『はなまつり』さんの日記から転載
東日本大震災Ⅰ:再起をかけて・・・。』 その3
2011年04月05日 16時29分


東日本大震災Ⅱ−その日。』 その4
2011年04月07日 14時31分


http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11255021093.html


★管理人追記
次の掲載は、今週土曜日を予定しています。