「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

川内原発の差し止め提訴=原告1114人−鹿児島地裁(時事通信)

★全国で、原発停止や廃炉の訴訟が続々と提訴されています。政府は、国民の意思を無視して、原発再稼動を強行としています。「最早、政府は国民の敵である」とい言うしかありません。

★「時事通信 」から全文引用
時事通信 - (2012/05/30-18:00)‎
川内原発の差し止め提訴=原告1114人−鹿児島地裁
http://jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012053000794

 九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)で事故が発生すれば、取り返しがつかない被害が生じる危険性があるとして、同県の住民ら1114人が30日、国と九電を相手に運転差し止めを求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。
 原告は、鹿児島477人、宮崎314人など1都1府11県の住民。原告団はさらに1000人を超える数の原告で第2次の提訴をするという。
 訴状で原告側は、東京電力福島第1原発事故を挙げ「未曽有の原発事故被害の特質を示した」と指摘。九電は憲法が保障する人格権や生存権を侵害しており、川内原発の運転をやめる義務を負うとした。国については「同様の事故発生を防止する観点から原発の諸政策を取りやめる法的義務がある」と主張した。(2012/05/30-18:00)


★関連記事
朝日新聞 - ‎2012年05月31日
川内原発廃炉めざし闘う決意
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001205310001

(2012年5月31日 読売新聞)
川内1、2号機運転差し止め求め1114人提訴
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120531-OYS1T00219.htm
(2012年5月31日 読売新聞)
川内原発停止今しか」運転差し止め提訴原告団長訴え
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20120530-OYT8T01345.htm

MSN産経ニュース - 2012.5.30 18:29
川内原発の停止求め提訴 周辺住民ら1114人
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120530/kgs12053018460001-n1.htm

「歳暮のカニ」返還求める(日刊スポーツ)

★「日刊スポーツ」から全文引用
歳暮のカニ」返還求める
日刊スポーツ [2012年5月31日22時2分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120531-960327.html

原発3基が立地する福井県敦賀市の河瀬一治市長が、公費で細野豪志原発事故担当相ら国会議員に歳暮として越前ガニを贈ったのは公費の違法な支出にあたるとして、敦賀市の市民団体「正しい市政をみんなでつくる敦賀の会」が近く、カニの購入費約11万円の返還などを求めて住民監査請求を行うことが31日、分かった。

 河瀬市長は昨年末、市長交際費を使って各1万円相当で購入したカニを原子力政策担当の細野氏や、高速増殖炉原型炉もんじゅを所管する文部科学相だった中川正春氏ら国会議員11人に贈っていた。

 同会は「議員へのカニ供与は政治倫理に反する行為を助長している。違法行為のために市長交際費を使ったのは不当」と指摘。カニの代金の返還を市長に求めている。

 敦賀市秘書広報課は「詳細を把握していないのでコメントできない」としている。

 細野氏や中川氏にカニを贈ったことについて、同会は「原発再開に向け、便宜を図ってもらおうとする趣旨だった」として、贈賄容疑で福井地検に刑事告発し、受理された。

 敦賀市には日本原子力発電敦賀原発1、2号機ともんじゅが立地する。河瀬市長は1995年に初当選し、現在5期目。全国原子力発電所所在市町村協議会の会長を務めている。(共同)

 [2012年5月31日22時2分]

テレビを消すことによる節電効果はエアコンの1.7倍との試算(その2)

★既に、何回も取り上げていますが、メデイアが異なるので、掲載しました。これは、「真剣」に考えてもらいたいと思います。電力不足は、数字の操作で作り出されたものです。そうであっても、電力不足を言うのであれば、節電をマジメに考えるべきでしょう。ピークの時間帯のテレビ放送を中断するのが、一番簡単な事です。


「NEWSポストセブン」から全文引用
テレビを消すことによる節電効果はエアコンの1.7倍との試算
2012.05.23 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120523_109341.html

原発再稼働やむなし」「値上げも仕方ない」「よりいっそうの節電を」――そう叫ぶ新聞・テレビが信用できないことは、ひとつの事実を突きつけることで明白となる。

原発再稼働なしでも夏の大停電など絶対起こらない」――綿密なデータ分析を元に、本誌・週刊ポストは繰り返し報じてきた。過去の関西電力の停電予測が「大外れ」したことで、指摘が正しかったことは証明されている。

 関電の電力需給見通しの通りであれば、今年の1月第3週から10週間にわたり、ほぼ毎日大停電に見舞われていなければならなかった。しかし実際にはそんな事態は起こっていない。それもこれも、国民を脅して原発を再稼働させるためである。

 今夏も、政府案では関西電力管内で15%、他の電力各社管内でも5〜10%の節電が求められるとされているが、事態はそこまで逼迫していない。そう断言できるのは、電力マフィアも大メディアも、「最も有効な節電方法」を1年以上黙殺しているからだ。

 野村総合研究所が震災直後の昨年4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』というレポートがある。この中の「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算は、大マスコミが顔をしかめる内容だった。

 テレビの情報番組で紹介される節電方法といえば、代表的なのは「エアコンを消すこと」だが、この試算によれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130W。対して液晶テレビを1台消すと220Wが節電できる。つまり、テレビを消すことによる節電効果はエアコンの約1.7倍にもなるのである。

 家電の「エコ化」が著しいなか、テレビは昨年7月の地デジ化に伴う買い換えで大型化が進んで消費電力が増えている。一般国民の感覚で見落としている節電の盲点だ。

 本誌は、このデータを昨年8月19・26日号ですでに紹介している。しかし、この事実に反応したのは一部のネットメディアだけで、テレビは完全に黙殺した。

 もう少し検証してみよう。

 最新の「省エネ性能カタログ2011年夏版」に掲載された42型液晶テレビの消費電力は148W。一方で同カタログのエアコン(冷房能力2.8kW)の消費電力の平均値(冷房期間消費電力量÷総冷房時間)は116.5Wとなっている。

 テレビの消費電力が野村総研の試算より大幅に低いため、先の1.7倍には及ばないが、このデータでもテレビの節電効果はエアコンの約1.3倍はあることとなる。

 一方、資源エネルギー庁などではエアコンのほうがテレビよりずっと消費電力が大きいとする試算も出しているが、根拠やデータはあいまいで、どうやらテレビがつけっぱなしという国民生活の実情を無視していると思われる。

 実際には午後2〜4時の時間帯別総世帯視聴率(平成10年度調査)は約30%とされる。つまりテレビを観ているのは全世帯の3割ということだ。全国の世帯数は約5092万世帯(2010年国勢調査)なので、テレビを観ている世帯は約1527万世帯。そのすべてでテレビを消せば、本誌試算のテレビ消費電力(148W)なら約226万kW、野村総研試算(220W)なら約336万kWも節電できることになる。

 ちなみに、昨夏の東電の最大供給量が約5600万kWだから、これは非常に大きな数字だ。

週刊ポスト2012年6月1日号

★参考記事
新聞、テレビも一緒になって橋下の「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち(現代ビジネス)
2012-05-30 04:00:20
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11263726757.html

黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告(夏の節電)

2012-05-24 00:00:10
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11258621787.html

原発を動かしたい」政治家・官僚・財界・大新聞へ告ぐ 飯田哲也氏×金子勝氏 週刊現代
2012-05-16 00:00:15
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11251615712.html

中立性の確保が不可欠〜南日本新聞( 5/31 付 )社説

南日本新聞( 5/31 付 )社説 から全文引用
[原子力規制庁] 中立性の確保が不可欠
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201205&storyid=40817

 原子力の安全規制を一元的に担う「原子力規制庁」の設置関連法案と、自民、公明両党の対案の国会審議が衆議院で始まった。東京電力福島第1原発事故から1年2カ月余り、ようやく法案審議のスタートである。

 政府案は原子力規制行政を担当する規制庁の新設が柱で、4月1日の発足を目指していた。

 予定が大きくずれ込んだのは、新組織の独立性をめぐる与野党の溝が埋まらなかったことや、参院で問責決議を受けた2閣僚の処遇問題が尾を引いたからだ。

 原発の安全対策の遅れは、国民の不安を増幅させている。与野党は遅れを取り戻し、原子力規制のしっかりした仕組みづくりのために審議を尽くしてほしい。

 新組織は原子力安全・保安院経済産業省から分離して、内閣府の原子力安全委員会などと統合再編する。組織の早期設置が必要であるとの認識は与野党とも一致している。

 焦点は、原発事故などの緊急時に政治の関与をどの程度認めるかということだ。

 政府案は環境省外局に「規制庁」を設置し、長官は環境相が任命すると規定する。一方、自公案は独立性の高い「規制委員会」を環境省に置き、規制庁はその事務局と位置づけている。

 原発事故などの緊急時、刻々と変わる事態に的確に対処するには、政治的思惑から独立した専門家の冷静な判断が不可欠だ。自公案の方が国民に信頼されるのではないか。

 自公両党案が独立性の高い委員会形式にこだわるのは、福島原発事故で菅直人前首相の現場介入が混乱を増幅したことを問題視しているからだろう。

 ただ、専門家にも「原子力ムラ」という批判がつきまとっている。委員の技術レベルの高さはもちろん、何よりも中立性の確保が欠かせない。

 政府案には規制庁設置のほか、既存原発に最新の科学的知識を反映した改善を義務づける「バックフィット制度」や、原発の運転期間を原則40年とする制度の導入など、事故を踏まえた規制強化策も盛り込んでいる。

 しかし、具体的な内容を決めるのは新組織に委ねられている。自公案はそこまで触れていない。今後の与野党協議で中身を充実させるべきだ。

 新組織は関西電力大飯原発福井県)の再稼働問題で、京都府など周辺自治体が強く設置を求めていた。政府が発足を急ぐ理由はここにもある。だが、再稼働ありきの拙速な審議は慎むべきだ。

以上、南日本新聞( 5/31 付 )社説 から全文引用

“野田vs小沢”最終戦争!小沢グループ70人は離党固める(ZAKZAK)

ZAKZAK から全文引用
ZAKZAK 2012.05.30
“野田vs小沢”最終戦争!小沢グループ70人は離党固める
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120530/plt1205301812008-n1.htm

 ★鈴木哲夫の核心リポート

 野田佳彦首相と民主党小沢一郎元代表の直接会談は30日午前11時から、党本部で行われた。野田首相は、消費税増税法案について「待ったなしだ。協力してもらいたい」と述べ、今国会成立への協力を要請した。小沢氏は「大増税の前にやることがある」と拒否し、物別れに終わった。党分裂を避けたい輿石東幹事長の意向もあり、小沢氏は再会談に応じる考えを明らかにした。ただ、妥協点が見つかる可能性は低く、小沢氏は新党結党も視野に入れ、70人の離党予備軍を固めた。政治ジャーナリスト、鈴木哲夫氏が舞台裏に迫った。

 注目された、野田−小沢会談。仕掛ける野田陣営も、受けて立つ小沢陣営も、政局絡みの思惑を持って臨んだ。小沢氏は、野田首相の狙いを見抜き、事前に手を打っていた。

 先週24日、小沢氏は会長を務める「新しい政策研究会」(新政研)であいさつした。マスコミにもオープンのなか、直接会談について「私は『考え方は変わっておりませんので議論が平行線になるかもしれません』と(輿石氏に)申し上げた」と語ったのだ。

 これを聞き、小沢氏と長く行動してきたグループ議員は驚いた。

 「小沢さんが動く前に、その中身について公言することは一度もなかった。しかも、オープンな場で『考え方は変わらない』と語るなど、どういうことかと…」

 実はそこにこそ、小沢氏の狙いがあったという。

 前回の核心リポートにも記したが、野田首相はすでに消費税増税のパートナーを自民党1本に絞っている。今回の直接会談は「自民党に対し、『小沢切り』をアピールして、同時に『小沢が協力を拒否した』とイメージダウンを図る」(民主党中堅)ための“罠”だったのだ。

 会談終了後に、野田首相周辺が「小沢はこうだった」などと悪意のリークをしてくる可能性があった。そこで、小沢氏は先手を打って、事前に会談で語る中身について宣言したのである。

 もう1つ、小沢氏のあいさつにはキーワードが隠されていた。輿石氏への「踏み絵」だという。

 「(会談を受けるかについて)『3人で会って話をしよう』ということであれば、私は幹事長(=輿石氏)にお任せしますと申し上げた」

 小沢氏が「3人で」と、輿石氏の同席を求めた真意は何か。小沢グループの若手が明かす。

 「輿石さんに疑問符が付き始めたのは1年前、小沢さんの処分を止めなかったから。その後、輿石さんは民主党代表選で野田首相と接触して、幹事長ポストを手に入れた。輿石さんの目的は自らの権力維持であり、『党内融和』というのも党が割れたら権力がなくなるからだろう。若手議員の多くは輿石さんを信用していない」

 小沢氏自身も「最近、パーティーなどで同席しても輿石さんと話をしなくなった。距離感があるのは間違いない」(小沢グループ参院議員)とされ、直接会談で、輿石氏を試そうとしたのだ。

 「自分と野田首相を前にして、輿石さんがどちら寄りの、どんな発言をするのか見極めるのだろう。会談後のブリーフでも、小沢さんの主張を記者に伝えたかをチェックする。今後政局が緊迫していくなかで、輿石さんを信用すべきかを判断するのだと思う」(同)

 注目される小沢新党だが、官邸周辺は「小沢さんへの世論の批判は根強いし、求心力もない。資金もない。選挙に弱い1年生は新党にはついていかない。せいぜい30人前後だろう」と、軽く言い放つ。

 これに対し、小沢グループにいる50人近い1年生議員(北辰会)の1人がこう話す。

 「私たちは、マスコミや先輩議員が小沢さんを見る目に違和感を持っている。確かに、以前は権力闘争でギラギラしていただろうが、私たちはそんな小沢さんを知らない。愚直に政権交代の意義や、マニフェスト堅持を訴える姿が好きだから集まっている。結束は固い」

 そして、1年生50人のうち「4〜5人は脱落するかもしれないが、40人は(新党に)ついていく」と語る。

 このほか、2年生以上が20人、輿石氏と距離がある参院議員10人、新党きづなを立ち上げた9人が加わり、「計80人にはなると思う」(同)

 小沢新党だけでは爆発力も突破力も期待できないが、小沢氏は1年生議員らに「選挙協力など大きな枠組みは俺の仕事。心配するな」と話している。ポイントはズバリ、「大阪維新の会」を率いる大阪市の橋下徹市長や、「みんなの党」の渡辺喜美代表との会談だ。

 次期衆院選は「既成政党vs第3極」となる可能性が高く、小沢氏は「増税反対」や「道州制」などの政策で一致点を作り出し、新党結成直前にサシの会談を狙うとみられる。小沢氏と橋下氏、渡辺氏が連携できれば、維新と近畿圏で連携する公明党の動向も注目される。

 野田−小沢会談。その先の政局が見え始めた。

 ■すずき・てつお 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。


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野田、小沢&問責閣僚を冷徹にバッサリ!自民協調へまっしぐら(ZAKZAK )

★相変わらず、「利権」の方にはセッセと頑張りますが、国民は、全く無視した政治が続いています。消費税で、「自民党」と「野合」するのでしょうか???かつての、「社会党」と似て来ましたネ???選挙の時の、「マニュフェスト」は、どこへ行ってしまったのでしょうネ???


ZAKZAK から全文引用

ZAKZAK 2012.05.31

野田、小沢&問責閣僚を冷徹にバッサリ!自民協調へまっしぐら
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120531/plt1205311811010-n1.htm

 野田佳彦首相(55)は、民主党小沢一郎元代表(70)との直接会談が事実上、決裂したことを受けて、“小沢氏との決別”を強くにじませた。複数の首相周辺が、野田首相が来週にも内閣改造を行う方針を固めたことを明らかにしたのだ。問責2閣僚らを交代させるほか、小沢氏に近い輿石東幹事長(76)を含む党役員人事も検討しているという。消費税増税法案成立に向け、自民党との協調路線に舵を切ったとみられるが、「不退転の決意」を成就させられるのか。

 直接会談から一夜明けた31日午前、民主党は「社会保障・税一体改革推進会議」(議長・輿石氏)を国会内で開き、近く野党各党に修正協議を申し入れることを決めた。

 自民党も同日の幹部会合で、修正協議のほか特別委員会での審議促進に協力することで一致した。野田−小沢会談が決裂したことで、民主、自民両党は距離を縮めつつあるようだ。

 「できるだけ多くの同志が結束して野党と向き合い、成案を得るということだ」

 野田首相は30日の直接会談を終えて、こう語った。首相はこれまで「全党が一致結束して…」と語っていただけに、中堅議員は「『できるだけ多くの』とは、小沢氏との決別を覚悟し、小沢グループを切り崩す決意表明だ」と解説した。

 「小沢切り」の詳細は後述するとして、1時間半に及んだ野田−小沢会談は、どこまでいっても平行線だった。

 30日午前11時すぎ、党本部8階の代表応接室。テーブルの奥に野田首相、両脇に小沢氏と輿石氏が向き合うようにソファに腰を下ろし、会談がスタートした。

 野田首相が「消費税増税は待ったなしだ。今国会中に採決して成立を期す」と協力を求めたが、小沢氏は「その前にやるべきことがある」と拒否。首相が「自民党政権と比較して、行革などは前進している」と食い下がっても、小沢氏は「国民世論はそう思っていない。私たちはもっと大きな大胆なことをマニフェストで約束した」といい、「現状では賛成できない」と宣言した。

 小沢氏が、とっくに破たんしているマニフェストにこだわり増税法案に反対するのは、法案成立で次期衆院選が早まれば、自らの政治力の源である小沢チルドレンが大量落選しかねないため。会談を複数回行うことで時間を稼ぎ、法案採決を先送りする狙いだ。

 このため小沢氏は記者団に「私は一党員なので、呼び出されればどこへでも行かなくてはいけないと思っている」と再会談を示唆したが、野田首相は「かなり率直な天下国家の議論ができた。もう1回、反芻(はんすう)しながら考えたい」と話すにとどめた。

 政権中枢も再会談には否定的だ。仙谷由人政調会長代行は30日午後、TBSの「ひるおび!」に出演し、小沢氏の主張について「野田政権そのものを否定するかのような論理だ」と批判し、再会談について「(考え方が)180度違うなら意味がない」と述べた。

 野田首相に近い政務三役も「予想通りの結果だ。小沢氏の顔を立てても、自民党の協力がなければ法案は成立しない。今後は、自民党に軸足を移す」と述べた。そこで急浮上しているのが「内閣改造」と「会期内の増税法案採決確約」だ。

 自民党は協力条件として、問責可決された田中直紀防衛相と前田武志国交相の交代を求め、輿石氏は反対している。内閣改造の形を取ることで両者の顔を立てる案だ。民主党関係者がいう。

 「自民党幹部は『小沢氏に近く、党内融和を最優先する輿石氏を切れば、小沢切りの覚悟と受け止めてもいい』と言っている。そこで、輿石氏を閣僚に横滑りさせる案が浮上している。中国人スパイとの接触が発覚した鹿野道彦農水相も含めた、中−大規模改造の可能性もある」

 これに対し、小沢氏は31日、国会内で開いた自らの勉強会で「国民の理解と支持はわれわれにあると確信している」と述べ、消費増税反対の正当性を強調した。

 直接会談後の30日夕からは、議員会館の自室で、支持議員らとの面会を次々とこなした。夜にはNHKの「ニュースウオッチ9」に出演し、小沢氏は「消費増税は決めたから従え、というのは国民の大多数から理解されない」と訴えた。

 小沢氏周辺では、増税法案の採決阻止に向けた「連判状」へ署名を募る計画も浮上するほか、採決時に造反、離党して新党を結成し、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」と連携して、次期衆院選を戦う戦略が熱望されている。

 だが、永田町には「小沢氏が本当に怖いのは水面下で動いているときだ。自民党時代から、裏で動いて永田町を動かしてきた。テレビに出演したり、自らの政治行動を露出させているときは、打つ手がなくて焦っている証拠だ」と見る向きが多い。現に、橋下氏とは連携の確約もない。

 野田首相にも、小沢氏にも、もはや前進しか残されていない。どちらが、勝ち残るのか。



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「織田信長」的、論理的思考能力の政治家募集???

★本当に、日本人の政治家には「論理的思考能力」が欠如しています。「村の寄り合い」的感覚で、「ナアナア」で政治をやってきた、ツケがここへきて「モロ」に弊害として、一気に噴き出している感があります。「織田信長」のような政治家が、現れて欲しいと心底思います。

★「豊臣秀吉」では、ダメです。「徳川家康」では、尚ダメです。「織田信長」でないと、ダメなのです。

「NEWSポストセブン」から全文引用
織田信長は論理的思考と解析に優れた“システマイザー脳”
2012.05.30 07:02
http://www.news-postseven.com/archives/20120530_110542.html

 人の脳は千差万別。では、“偉人”と呼ばれる人の脳は一般人とどう違うのか? フジテレビ系バラエティー番組『ホンマでっか!?TV』でもお馴染みの脳科学者・澤口俊之氏が、「偉人の脳」について、脳科学的に解説する。

 * * *
 以前の記事では、特殊脳の存在がわかってきたことによって、偉人の脳は「特別である」と考えられる、ただし、特殊脳の持ち主すべてが偉人になれるわけではないというところまでお話ししました。今回は、特殊脳の持ち主で、社会的に大きな功績を残した人物(脳科学では、「卓越者」と総称しています)に触れてみましょう。

 歴史上の偉人の脳を実際に調べることはもうできませんが、脳科学の視点から、その人物像や逸話などを分析すると、脳の特殊性を推測することはできます。

 例えば、戦国大名の「織田信長」は、脳科学的に見ても、特殊脳を持つ真の卓越者であったと思われます。彼は、前回お話しした「システマイザー脳」(傑出した理系脳)と「極端な男性脳」が合わさっていた人物です。

 まず、「システマイザー脳」について。システマイザー脳の持ち主は、数学などの論理的な思考と解析は非常に優れていますが、人間関係などの社会性は苦手か希薄で、細かいことにこだわるなどの特徴があります。また、幼少期に奇異な、つまり他の子供と明らかに異なる振る舞いが目立つタイプでもあります。

 織田信長は、幼少期から青年期にかけて奇妙な行動が多く、周囲から「尾張の大うつけ(愚か者)」と称されていたといいます。

 ただ、彼について残された逸話やデータをみると、“大うつけ”ではあっても、整理整頓を好み、身の回りは常に整理され清潔だったとあります。

 比叡山の焼き討ちに象徴されるように、神や仏、霊魂の不死などの非論理的な考え方や慣習を軽蔑し、排除して行動していたことなどから、その思考と行動は極めて論理的だったと推測できます。神話や伝承などが広く信じられていた当時の状況でこうしたことができたのは、彼が極端なシステマイザーだったことの証左といえます。

※女性セブン2012年6月7日号


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核燃“裏会議”で露呈した審議会の実態(ZAKZAK )

★次の記事を、もっと簡単に書いた関連記事です。ZAKZAK から全文引用。

「日本」の解き方-高橋洋一
ZAKZAK 2012.05.31

核燃“裏会議”で露呈した審議会の実態

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120531/dms1205310730007-n1.htm

 原子力委員会が使用済み核燃料の再処理方針について、推進側だけを集めて勉強会と称する秘密会合を開いていたことが明らかになった。この「裏会議」は「表」の会合より頻繁に開かれ、報告書の原案も事前に配布、結論も書き換えられたと報じられている。

 こうした会議の運営は原子力委員会に限ったことなのか。それともほかの官庁でも同様のことが行われているのか。そして、こうした裏会議のほかに、会議を意図的な方向に導く手法はあるのかを考えてみたい。

 審議会の「庶務」を担当するのを事務局というが、これは担当政策部署の官僚が行う。庶務というと地味に感じるかもしれないが、審議会のスケジュール、論点整理、提出資料作成を行うので、実質的にはほとんど結論を誘導できる。

 通例であれば、役所側が推進したい政策がまずありきで、それに賛同してくれる審議会委員を事務局が選定して、事務局のシナリオ通りに審議会が進行し、一定期間後に役所が推進したい政策にお墨付きを与える提言が出て終わる。

 ということなので、わざわざ推進側だけを集めて勉強会も必要ない。反対する審議委員も少しは入れるが、所詮「暴れ馬」としての扱いであって、反対意見も聞きましたという程度で、結論を左右するほどにはならない。

 ただし、原子力問題の場合、昨年の福島第1原発事故以来、世間の認識も大きく変わり、委員の中にも以前は無条件で賛成したのものの、今の段階では意見表明に慎重になっている人もいるのだろう。そこで、「秘密会合」が開かれたのではないか。

 新聞報道によれば、審議会に相当する原子力委・小委員会委員は鈴木達治郎・原子力委員長代理だけ。そのほかの参加者は、内閣府原子力政策担当室職員、資源エネルギー庁職員、電気事業者社員らで、場所は原子力委の入る東京・霞が関の中央合同庁舎4号館。これは、役所・電気事業者らの推進側が、小委員会の議論で影響力があると思われる委員に陳情したのだろう。

 こうした委員側への役所・事業者からの陳情はよくあることだ。役所や事業者が個別に委員のところに出向いてそれぞれの要請を聞いてもらうのだ。しかし、推進側を一同に集めて、役所の会議室で行うというのは異例だろう。

 さらに、今回の場合には問題が多い。事務局である役人が、小委員会で配布されるべき報告書案を事前に、小委員会メンバーでない事業者に見せていることだ。委員より先に事業者に見せられた報告書案が、事業者の意向によって書き直されている可能性もある。

 この話も実はよくある。事務局の役人が審議会員より先に関係事業者に見せ、了解をもらっておくのは、報告書を首尾良く取りまとめたい役人ならうまくやっていることだ。

 審議会というのは、政策決定の透明性を確保するために、本来公開で専門家同士がガチンコ議論すべき場所であるが、それがうまくできていないのが明らかになった事例だ。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一


★これが、『正論』だと思います。

原子力委員会 なれ合い体質の深刻さ (信濃毎日新聞 『社説』)
2012-05-28 06:34:30
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11262174235.html


★参考記事

毎日新聞から関連記事
核燃サイクル原案:秘密会議で評価書き換え 再処理を有利
毎日新聞 2012年05月24日 02時30分(最終更新 05月24日 02時57分)
http://mainichi.jp/select/news/20120524k0000m040125000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/05/59087613127637.html ]

核燃サイクル「秘密会議」:まるでムラの寄り合い
毎日新聞 2012年05月24日 02時30分(最終更新 05月24日 18時52分)
http://mainichi.jp/select/news/20120524k0000m040126000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/05/63098281276340.html ]

核燃サイクル秘密会議:「表」の会議上回る20回45時間
毎日新聞 2012年05月25日 02時53分(最終更新 05月25日 09時17分)
http://mainichi.jp/select/news/20120525k0000m040177000c.html

核燃サイクル秘密会議:古川国家戦略相、「疑義招き遺憾」
毎日新聞 2012年05月25日 11時06分(最終更新 05月25日 11時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20120525k0000e040211000c.html

核燃サイクル秘密会議:「委員長は4回出席」官房長官公表
毎日新聞 2012年05月25日 11時18分(最終更新 05月25日 14時49分)
http://mainichi.jp/select/news/20120525k0000e010218000c.html

原子力委秘密会議:河野議員「委員長解任を」
毎日新聞 2012年05月28日 20時22分(最終更新 05月28日 20時42分)
http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000m010045000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/05/70984821376238.html ]


核燃サイクル:秘密会議「第三者検証を」 新大綱策定会議
毎日新聞 2012年05月29日 12時36分(最終更新 05月29日 16時23分)
http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000e040190000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/05/69843182376402.html ]

核燃サイクル:秘密会議「第三者検証を」 新大綱策定会議
毎日新聞 2012年05月29日 12時36分(最終更新 05月29日 16時23分)
http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000e040190000c.html

クローズアップ2012:原子力委問題 秘密会議、消えぬ疑問 議事録「なし」解明に壁
毎日新聞 2012年05月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20120530ddm003010068000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/05/27064132970573.html ]

放射能汚染食品の新基準値を考える(ドイツ放射線防護協会)

★これは、あくまで『ドイツ放射線防護協会』の見解です。この点を、誤解しないで下さい。『ドイツ放射線防護協会』は、多分最も厳格な食品基準値を採用している民間団体だと思われます。メンバーは、全員専門家から構成されているようです。詳しい説明は、見当たりませんでした。
ドイツ放射線防護協会 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%8D%94%E4%BC%9A

★去年、問い合わせをした人がいます。セシウムについて、500ベクレル(1kg)の基準の時です。上限ギリギリの食品を1年間、食べ続けたとすると、内部被曝だけで恐るべき被曝量になります。しかも、ECRRによると、ICRP(現在採用されている基準を作った機関)の内部被曝の計算モデルは、最低「60倍」に評価するべきだと主張しています。

★記事の中に、100ベクレル(1kg)の例も出ています。これは、現行の基準値です。現行の基準値の上限の汚染食品を、1年間食べ続けると、どれだけ被曝するのか、参考になると思います。そういった可能性を、『ドイツ放射線防護協会』(民間団体)の科学者は、指摘しています。

★『ドイツ放射線防護協会』もそうですが、ECRR(欧州放射線リスク委員会)も、ICRP(国際放射線防護委員会)も、団体の性質は、全部「民間団体」です。
欧州放射線リスク委員会(ECRR)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
国際放射線防護委員会(ICRP)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

『2011年4月19日の記事です』
★阿修羅♪ >
ドイツ放射線防護協会に食品からの内部被曝についてE-mailでたずねたところ・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/545.html
投稿者 爺さん 日時 2011 年 4 月 19 日 11:25:13: pkMRoq8j2xu8g


阿修羅で見たドイツ放射線防護協会の日本語コミュニケを読んで、連絡先にEmailで問い合わせてみました。
それによると、日本暫定基準ぎりぎりパスの安全食品を1年間せっせと食らうと、その内部被曝量は、0〜1歳63ミリシーベルト、1〜2歳83ミリシーベルト、2〜7歳78ミリシーベルト、7〜12歳60ミリシーベルト、12〜17歳58ミリシーベルト、成人33ミリシーベルトとのこと。

これに環境からの外部被曝量を加えろとのこと。

ちなみにセシウム100ベクレル/キログラムの安全食品を1年間食らい続けると、内部被爆量は、7〜12歳3.6ミリシーベルト、12〜17歳5.2ミリシーベルトとなり、1ミリシーベルト/年の基準を内部被曝量だけで軽がる超える。

単純に50ベクレル/年をその半分とすると、まだ超える。

後先の結果は誰も知らない、未知の領域の安全食品。
80ミリシーベルト/年の被曝(内外合計)をすると、子供は10万人当たり毎年4000人余計に死ぬといっている研究もあるとか。
居住地の北関東の食品汚染値を書いて送ったら、
原子炉からの放射性物質の垂れ流しが止んでから、4ヶ月できうるなら6ヵ月後までは、汚染された野菜やミルク製品は食らうなと個人的な助言があった。
チェルノブイリの後、ドイツでは市民が食品放射線検査場を40くらい2年間自主的に開いた、あなた方にもお勧めとあった。
ありがたい話だが、次のようないまごろ笑い話になっているであろう返礼を出さざるをえなかったです。

I am making my sons pretend allergic to milk to avoid being supplied with radioactive milk at school lunch.
(学校で放射能強化牛乳を飲まされないように、息子に牛乳アレルギーのふりをさせています。) 



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