「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

日本の巨大メディアを考える(その4)「オラさん」の日記

★マスメデイア問題を考える上で参考になると思いましたので、ご本人の承諾を得て転載します。著者は、趣味人倶楽部の「オラさん」です。この日記には、転載・引用の制限は、ありません。利用する場合は、ご自由にどうぞ。

★私は、特定の政党や個人を応援するものでは、ありません。その人や団体の意見・主張が妥当であるか??聞くべきものがあるか??正しいか(部分的に)??を、基準に記事を、引用したり転載したりしています。この点、誤解のないようにお願い致します。

日本の巨大メディアを考える(その1)「オラさん」の日記
2012-05-30 19:30:20
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264309005.html

日本の巨大メディアを考える(その2)「オラさん」の日記
2012-05-30 21:02:51
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264765503.html

日本の巨大メディアを考える(その3)「オラさん」の日記
2012年05月30日 22時25分
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11265102750.html



趣味人倶楽部「オラさん」の日記から全文転載
日本の巨大メディアを考える(その4)
2012年05月31日 20時52分 
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4262008&oid=269022&tr=pr_8(会員限定)

5.イギリスのBBC
  ─イラク戦争で英政府による情報のねつ造を報道

 イギリスはどうか? イギリスのメディアで記憶に新しいのは、イラク戦争の報道、時のブレア政権と真っ向から対立した、BBCの報道です。

 BBCといえば、日本のNHKにあたる放送局です。そういう放送局が、イラク開戦後、ブレア首相が、「イラクは45分以内に、大量破壊兵器を実戦配備できる態勢にある」という報告書を、ねつ造したと報道するのです。

 BBCの報道は、「英政府は、情報部の意向に反し、イラクの大量破壊兵器について、誇張する表現を書き加えた。それは首相官邸の指示である。また官邸は、それが間違いであると知っていて行った」というものでした。

 これに対して、ブレア首相は、BBCに抗議して、訂正を求めますが、BBCの当時の会長グレッグ・ダイク氏は、これを突っぱねます。さらには、議会がこの問題での調査委員会を設置するまでに、事態は発展します。

 議会が設置したハットン委員会は、政府の情報操作について指摘しつつも、「45分問題を不問にし、BBCの落ち度のみを攻撃する報告書を発表し、ダイク会長は辞任します。

 これに対して、数千人のBBC職員が全国で街頭デモを行い、デーリー・テレグラフ紙の1ページを買って、ダイク前会長支持、BBCの独立性を守れと前面広告を載せます。

 グレッグ・ダイク元会長は、回想録で次のように述べています。
「BBCの会長としての私の役割は、イラク戦争に対する私の個人的な感情とは別のものだった。戦争に発展していく過程での出来事と、戦争そのものを、できるだけ公正に伝えていくことが、我々の仕事であった。政府の宣伝機関になることがBBCの仕事ではない、というのは当然のことであったし、また、戦争に反対している人たちの意見を、誇張して伝えるというのも、我々の仕事ではなかった。我々の仕事は、誰の肩も持つことなく、ニュースをできるだけ公正に伝えるというものだった」

「民主主義社会では、メディアと政府とは、決定的に違う役割を担っており、放送メディアが中心に持つ役割の一つが、時の政府に対して疑問を投げかけ、彼らが掛けて来る如何なる圧力に対しても、抵抗して立ち上がるというものである」(『真相 イラク報道とBBC』、NHK出版、2006年6月)

 ここにもジャーナリストの気骨を感じます。自分の国の政府が、戦争に突っ込んで行くときに、BBCが断固たる批判の論陣を張るわけですから、それは、たいへんな覚悟がいったと思います。(つづく)


 今日の「私の俳句」

 ・石の堰消へて蛍も消へにけり

2012年05月31日 20時52分 

以上、「オラさん」の日記から全文転載

4号機未使用燃料2体試験的に搬出計画 「未使用燃料」のリスク・小出裕章5/30(1)

YouTube
20120530 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JG2shwPksqw
tacc77 さんが 2012/05/30 に公開
4号機プール未使用燃料2体 試験的に搬出ーー「未使用燃料」のリスク・搬出のリスクについて 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/31/tanemaki_2012may30/

文字起こし
「ざまあみやがれい!」から全文引用
4号機未使用燃料2体試験的に搬出計画 「未使用燃料」のリスク・搬出のリスクについて 小出裕章5/30
2012年05月31日08:54
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65808147.html

2012年5月30日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。4号機使用済燃料プールの燃料を7月に試験的に取り出すことについて言及しています。

▼日本のエネルギー、これからどうすればいいの? (中学生の質問箱)

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

※初稿です。誤字脱字は随時修正いたします。

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さん、こんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京に近藤さんです」

近藤「あっ、よろしくお願いしまーす。こんばんは」

小出「近藤さん、よろしく」

水野「今日はまず福島第一原発4号機について教えていただきたいと思います」

小出「はい」

水野「小出先生はずっと以前からこの4号機の使用済み燃料プールについて警告を発してこられました。」

小出「はい」

水野「最近、そうした報道がですね。ようやくいろんなメディアでなされるようになってきたかと思うんですね」

小出「はい」

水野「もしも大きな余震があればプールが、崩れる恐れがあり、そうしますと大変大きな被害になる、とい

うことをおっしゃってきたわけですが」

小出「そうです」

水野「この4号機のプールにつきましてね。今度東京電力が、新しい方向性を打ち出しました。4号機の核燃料プールに保管している燃料をですね、え…2本、っていうんか2体っていうんですかねえ。」

小出「はい」

水野「7月前後に試験的に取り出す方向で検討しているというんです。」

小出「はい」

水野「で、この、お…プールの中にまずあるのが、使用済み核燃料と、まだ使用していない核燃料、あわせて1535体、だそうです」

小出「そうです」

水野「これはあの、まずどれぐらいの量だと思えばいいんですか」

小出「え…1535体のうち、まだ使っていない燃料集合体が204体。すでに原子炉の中で燃やしてしまった、ん、使用済燃料が1331体」

水野「はい」

小出「です。え…その1331体の使用済み燃料の中には、セシウム137という放射性物質で比較すると、広島原爆の、多分5000発ほどのものが含まれて、います。」

水野「広島原爆の、5000発分」

小出「はい」

水野「のセシウムですか」

小出「はい」

水野「5発ではなく5000発ですね」

小出「そうです。え…これまで福島の事故で、大気中に放出してしまったセシウム137の量は、日本政府の報告によると168発分だと、いうのですが」

水野「ああ」

小出「4号機の使用済燃料プールの中には5000発分まだあるのです」

水野「はあ…」

小出「はい。んで、残りの204体が」

水野「はい」

小出「未使用の燃料なのですが」

水野「ええ」

小出「それはまだ、え…要するに使ってない、つまりウランの核分裂反応を起こしていないという燃料ですので」

水野「ほぉ」

小出「えぇ……放射能という意味ではかなり楽というか、ほとんど汚れがないと思っていい燃料集合体です」

水野「あの…まだ使っていない燃料棒も」

小出「はい」

水野「プールに、保存しなきゃいけない必要があるんですか」

小出「え…本当はありません。え…」

水野「ん、例えば空気中に普通に置いといても大丈夫なんですか」

小出「大丈夫です」

水野「あ、例えば私の家に置いといても大丈夫なんですか」

小出「ええと、ただし、ウランというそのものが」

水野「ええ」

小出「もともと放射性物質で、アルファー線も出しますし」

水野「はあ、はい」

小出「え…ガンマー線も出します」

水野「はい」

小出「ですから、う…人が近づくことはもちろん好ましくはない、わけですし」

水野「ああ…はい」

小出「空気中にせ、出しておくよりは水の中に沈めておいたほうが、まだいいだろうということは言えると思います」

水野「ふうーん…。はあ…。でも、どうしたこんな204体も未使用の燃料棒がここにあるんですか」

小出「え…もちろん原子力発電所というのは、え…使い終わった燃料は取り出さなければいけないし」

水野「はい」

小出「え…そのぶんはまた新しい燃料を入れなければいけない、のですね」

水野「ええ」

小出「そのために燃料交換作業というのをやるのですが。その作業をやるにあたっては原子炉の中と、使用済燃料プールというプールとを、え…お、同じまあ状態というか、ひと、同一のプールに、にしてしまって」

水野「はあ」

小出「そのプールの中で移動させているというそういう作業が必要なんです」

水野「あ、つまりずうっと水の中に」

小出「そうです」

水野「浸けたまま」

小出「そうです」

水野「右にやり左にやり、」

小出「そうです」

水野「するっていうことですね」

小出「そうです。ですから」

水野「あっ、空気中には出さないんですね」

小出「出さないのです。はい」

水野「出したらどうなるんですか」

小出「え…使用済燃料を空気中に出してしまえば」

水野「はい」

小出「え…その周辺にいる人達は即死するぐらいの超危険物、です」

水野「はあ…」

小出「はい。で、未使用のものはそれほどのことはありませんけれども」

水野「はい」

小出「まあ、う…入れといたほうがいいだろうし」

水野「ふうーん」

小出「あの…どっちにしても移動させるわけですから」

水野「ええ」

小出「プールの中で移動させるということがこれまでの手順になっていました」

水野「はあ…。今回の計画はですね、まずは、まだ使っていない、未使用の燃料棒を取り出して、実験的に取り出して、その損傷具合を見て、これからどういうふうにしていこうかというのを決めるんだそう…」

▼参考[PDF]http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/m120528_05-j.pdf

http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/7/2/72968af5-s.png

小出「はい」

水野「なんですね」

小出「はい」

水野「これは簡単にできることですか」

小出「え…、多分簡単にはできません。え…1つの燃料集合体が多分200kgぐらいはあると思いますので。」

水野「ええ」

小出「人間の手で持ち上げられるわけではありませんから。」

水野「ほお」

小出「それなりのクレーンを使わないと、まずは取り出せません。」

水野「はい」

小出「しかしクレーンはすで爆発で破壊されてしまって、いますし。」

水野「ほお……」

小出「今のところプールの底に沈んでいる燃料集合体も、本当に健全なのかどうかもまだわからない…」

水野「ええ」

小出「ですので。え…取り出すことにもなかなか困難が伴うだろうと思います」

水野「はあぁ…」

小出「でもまあ使用済みの燃料自身を取り出すということに比べれば、」

水野「ええ」

小出「はるかに危険の少ない作業ですので。」

水野「ええ」

小出「まずはやってみたい。そして、1年以上、ん…まあ…なかなか過酷な環境にあったわけですね。雨水もどんどん入っているわけですし。」

水野「そうですね」

小出「確か一時期海水も入れたと思いますし。」

水野「はい」

小出「燃料棒の表面がどんなふうに腐食しているかとかですね。そのこともやはりしら、知りたいわけですし。」

水野「はい」

小出「え…どうしてもテストはしてみたいと思うはずだと思います」

水野「はあ…こうしたテストをしたのちにですね」

小出「はい」

水野「東電の計画によれば、来年12月頃、本格的に燃料の取り出しを、始めたいと」

小出「はい」

水野「しているそうです。この計画についてはいかがでしょう」

小出「え……1日でも早くやってほしいと、私は願いますが。それが実現できるまでには、重さ100キロ、あ、100トンを超えるような、いわゆる輸送容器ですね」

水野「ほぉ」

小出「それをプールの中に沈めたり、え…その中に使用済みの燃料を入れて、またキャスクを釣り上げるというような操作をしなければいけませんので」

水野「キャスクってなんですか」

小出「金属製の容器なのですが。」

水野「ほお」

小出「使用済燃料をその中に入れて、プールの底から引き上げても、周りの人々がまあ、なんとか耐えられるというぐらいに放射線を遮蔽できる、性能を持った容器なのです」

水野「はぁ……。はい。」

小出「はい。で…それを、プールの底に沈めたり吊り上げたり出来なければいけませんので。ものすごいまあ大きなクレーンをですね」

水野「ええ」

小出「まずは設置できるようにしなければ」

水野「はあぁ……」

小出「いけません。え…そのためにはそのクレーンを支える巨大な建物を、まず建てる必要が」

水野「建物建てなきゃいけない」

小出「はい」

水野「でもその、土地ってガレキが」

小出「そうです。」

水野「あるんじゃないんですか」

小出「そうです。ガレキが散乱していますし、今現在4号機の壊れた建屋を東京電力はどんどんどんどん撤去しているのです」

水野「ええ」

小出「オペレーションフロアーというところですね」

水野「はい」

小出「そこを今むき出しの状態にしてるわけですが。その上にかぶせるような形で新たな頑丈な建物をまず、立てなければ、いけない」

水野「ええー……」

小出「のです。たいーへんな作業ですし。え…ガレキを片付けるにもまた被曝の作業になりますし。」

水野「ええ」

小出「作業員のかたがた…は大変だろうと思います。」

水野「…はあぁ…先は長い話なんですね。」

小出「そうです」

水野「え、12月頃、来年12月頃に本格的に燃料の取り出し、始める、という計画ですけど。え…使用済みの核燃料を取り出すというのは、先ほど聞いた、未使用のものとはぜんぜん違うわけですよね」

小出「んー。もうめちゃくちゃ違います(苦笑)。」

水野「ほぉ」

小出「はい。で、あの、空気中にもちろん吊り上げれば先程聞いて頂いたように、周辺にいる人は即死するぐらいの危険物、ですし。作業中にそれをプールの中に落としたりして破損させたりすれば、また放射性物質が中から吹き出してきてしまったりしますので。」

水野「ええ」

小出「もう細心の注意を払ってやらなければいけませんし。精密なクレーン、燃料交換器等を使ってやらなければいけないのです」

水野「あたし…」

近藤「先生?」

水野「はい。近藤さ〜ん」

近藤「あの…要するにその、水を張ったプールいうのは、全ての原発の近くにあるんですか。」

小出「そうです。すべての原子力発電所には、原子炉の隣にあります」

近藤「あるんですよねえ」

小出「はい」

近藤「そうすると、お…そこで、え…まあ活断層なり何なのがあって。とんでもない地震が起きたらそのプールはどうなるんですか」

小出「(苦笑)これまでは、あのプールの危険ということは、あまり考えられて来なかった、のです」

近藤「はい」

水野「はい…」

小出「なによりその原子炉そのもの、が、ものすごい危険を抱えているし。」

近藤「うん」

小出「例えば運転中には、沸騰水型の場合には約80気圧、加圧水型と、言ってる関西電力が使ってるやつは140気圧もの圧力がかかっていて。」

近藤「うん」

小出「地震などでちいちゃな配管が破れても、もう破局的な事故になってしまうと」

水野「うーん…」

小出「それに比べればまだ使用済燃料プールの方は余裕があるだろうぐらいにしか、思ってこなかった、」

近藤「うん」

小出「のです、はい。でも、今近藤さんご指摘くださったように、大きな地震が起きて使用済燃料プールが水が漏れてしまうということになれば、やはり大変なことに、なります」

近藤「4号機で今さっき5000発言いましたよね」

小出「はい」

近藤「ほな全国の50機の近くにこういうものがあると仮定して考えた時にですよ」

小出「はい」

近藤「これ…その、日本そのものの存続に関わるような(苦笑)、話がね」

小出「はい」

近藤「うーん。なんつうんだろう、僕らその燃料プールにあるっちゅう言葉だけでなんか、そっから先の思考がなかったっちゅうのもとんでもない話ですねえ」

小出「そうですね。まあこれまで、まあ昔から原子力発電所というのはトイレのないマンションだといって、放射能の始末が付けられないことはわかっていた、わけです」

近藤「うん」

小出「ただただ溜まってきたものを、まあ、炉から出して使用済燃料プールに移す、あるいは、それも移したところでどうにもなりませんので、国としては再処理をするとかいうことを建前にして、いたわけですけれども。再処理をしたところで消えるわけではない」

近藤「消えるわけじゃない」

小出「です。はい。それでいずれ何とかしなければいけないという課題を先送り、先送りしながらここまで来てしまいました」

近藤「そぁ……それなんですよだから」

小出「(苦笑)」

近藤「そんなことでええんかいなっちゅう話でねえ」

小出「はい」

水野「この危機感を政府がどれだけ持っているんでしょうかねえ」

小出「そうですね。まだ再稼動させるといってるわけですから。危機感は多分感じていないのだと思います。」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「はい。ありがとうございました」

近藤「どもー」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

=====(文字おこし、ここまで)

管理人の疑問です。来年の12月に向けて巨大な建造物をつくって巨大なクレーンを設置して、そして使用済燃料・未使用の燃料を取り出すわけで。では、そもそも7月にはどのようにして使用済み燃料取り出しのテストをやるんだろうか。(答えは後述)

もうできちゃってるのかな、7月には、巨大な建造物が。
(2)に続く

ブログ「ざまあみやがれい!」から全文転載
4号機未使用燃料2体試験的に搬出計画 「未使用燃料」のリスク・搬出のリスクについて 小出裕章5/30
2012年05月31日08:54

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65808147.html

YouTube動画(1)と同じです
20120530 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JG2shwPksqw

(1)に入りきらないので、分割しました。

【追記】

上記の僕の質問の答を、コメントで頂きました。

EXSKFさんからです。

『もっとお手軽な話のようです。新燃料ですので小出さんのおっしゃっているような大掛かりなクレーンは要らないようです。東電の資料ご参考。(57ページ以降)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/m120528_05-j.pdf 』

▼[PDF]http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/m120528_05-j.pdf

http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/5/d/5de82f69-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/a/f/af305c75-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/0/c/0c57f9fe.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/b/a/baa60470-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/7/d/7d21bcd7-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/5/a/5a51faa8-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/8/5/85c1fd85-s.png
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/7/2/72968af5-s.png


最後の図表が、取り出す方法を簡単に説明した図ですね。

クレーンのアーム長いですねえ。不安を誘います。

教えて頂きましてありがとうございました。

【追記ここまで】

▼ 騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実

▶【お知らせ】6月2日 大阪で第2回「脱関電オフ」を開催するよっと!
▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
▼なんでこんなに安いんですかね。50%オフがザラです→食品&飲料 の ベストセラー

いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。


★以上、「ざまあみやがれい!」から全文転載

★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。

土壌のセシウム汚染が強いほどがんが増える?――トンデル博士が語るチェルノブイリ事故の事例

東洋経済〜全文転載
土壌のセシウム汚染が強いほどがんが増える?――トンデル博士が語るチェルノブイリ事故の事例(1) - 12/02/15 | 18:30
(1)http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/5da8c07a04df4e96d9b9194d78042867/
(2)http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/5da8c07a04df4e96d9b9194d78042867/page/2/

スウェーデン・ヨーテボリイェーテボリ)大学のマーチン・トンデル博士(写真URL)
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2012021400994742-2.jpg

(1)
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の拡散が、人体にどのような影響を及ぼしうるのか――。専門家の間でもさまざまな意見が飛び交い、明快な結論が出ていない疑問である。

 これに対して、福島原発と同じ「レベル7」の重大事故となったチェルノブイリ原発事故に関連して、人体への影響を研究したスウェーデン・ヨーテボリイェーテボリ)大学のマーチン・トンデル博士(写真)が1月末に来日。福島市内で行った講演(主催:NPO法人エコロジー・アーキスケープ、国際環境NGO FoE Japan)の中で、興味深い研究結果を紹介した。

 講演は、京都大学原子炉実験所の今中哲二助教が解説・通訳を務める中、トンデル博士が2004年に発表した「北スウェーデンでのがん発生率増加はチェルノブイリ事故が原因か?(Increase of regional total cancer incidence in north Sweden due to the Chernobyl accident?)」と題する研究結果を基に行われた。

 トンデル博士は、1986年のチェルノブイリ原発事故の後、スウェーデンに飛散した放射性物質の影響を調査。「土壌のセシウム沈着量が多い地域に住む人ほど、汚染のない地域に住む人に比べ、がんの発生率が高まる」という結論に至ったという。

 当時、トンデル博士はスウェーデンの21州のうち7州を選び、そこに住む0〜60歳の約114万人を対象に、88〜96年の9年間に及ぶ追跡調査を行った。

 トンデル博士は、セシウム137の土壌沈着量に応じて対象地域を6つにグループ分けした。汚染度が1平方メートル当たり3000ベクレル以下の地域を「汚染のない地域」と見なし、そのグループを基準として、汚染度が高くなるにつれ、がんの発生率がどう変化するかを調査した。

 このようにして「汚染のない地域」と比較した場合の、相対的ながん発生リスクを調べた結果、汚染度が高くなるにつれて、がん発生のリスクがしだいに大きくなる傾向が認められた。そして、1平方メートル当たり10万ベクレルセシウム137の汚染があった場合、汚染がない場合と比べてがんの発生率が11%高まることが、統計学的に明らかになったという。

(2)
 とはいえ、福島原発事故に関連して、低線量の放射能の影響をはっきりさせることは難しい。個人の生活習慣など、ほかの要因が紛れ込んでくるからだ。そのため、「スウェーデンでの結果を、そのまま福島の状況に当てはめることは避けたい」とトンデル博士は強調する。

 ただ、京都大学の今中助教は、トンデル博士の研究について「きちんとした固定集団の追跡により、低線量被曝とがん発生の相関関係を明らかにした疫学調査。対象者数も圧倒的に多く、意義が大きい」と評価する。

 114万人という数は、88年のスウェーデンの人口が約840万人であることを考えると非常に多く、太平洋戦争で原爆が投下された広島・長崎での被爆者調査の対象者が、約10万人であるのと比べても圧倒的な数だ。

 このような大規模な調査が可能になったのは、スウェーデンで詳細な汚染測定データやがん登録データがそろっていたから。現在、福島でも健康管理調査を行ってはいるものの、「震災直後に何をしていたか」といった質問票が中心で、回収率も低いという。

 「広範な地域で子どもたちの健康状態を定期的に検査し、その変化を追跡するシステムを作って、データを記録しておくことが大事だ」と今中氏は提言。「将来、何らかの症状が出たときに、そうした追跡データがなければはっきりとした診断ができない。影響が出てからでは遅い」と語気を強める。

 福島原発事故に関連して低線量被曝による人体への明確な影響は、現時点で明らかになっていない。トンデル博士の論文についてもさまざまな評価がある。しかしながら、同様に深刻な事故を起こしたチェルノブイリ事故の事例に学び、積極的な対策をとる必要があることは確かだ。


(平松 さわみ =東洋経済オンライン)

川内原発増設「在任中は凍結」鹿児島知事が表明(読売新聞)

★大きな前進だと思います。これで、事実上、凍結状態にある「山口・上関原発」と二つの原発建設計画が、ストップしました。鹿児島の場合は、明確に手続きのストップを言っており、海水面の埋め立て工事の延長許可を出さないと発言した山口県知事より踏み込んだ発言です。

★ほとんどの原発で差し止めや停止・廃炉訴訟が提訴されています。鹿児島県では7月8日投開票の知事選があり、今回共産党が候補を立てずに原発反対派候補を支援する事が決まっています。鹿児島県の伊藤祐一郎知事としても、そのような政治的な事情と県民の原発に対する考えや行動に配慮する他に道がなくなったのだと思います。

2012年知事選:共産は向原氏支援、県民の会も 「原発ない県政」一致 /鹿児島
毎日新聞 2012年06月01日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120601ddlk46010608000c.html
[ http://h8976uku7654si8745ma612sewrtyu.blogspot.jp/2012/06/74203851273261.html ]

★多くの国民の一人一人の小さな行動の積み重ねが、今回「新設計画の手続き凍結」という鹿児島県の伊藤祐一郎知事の発言を、引き出したのだと思います。もちろん、今ある原発を、停止・廃炉にすることも大事です。それ以上に、大事なのが原発の新設計画をストップさせ断念させる事です。新規の建設がなければ、古い原発は順次、停止・廃炉になっていく分けですから、いやでも将来、原発の無い社会がやって来ます。その意味で、非常に大きな一歩前進だと思います。原発推進派の現職の知事が、言わざるを得なかった所に価値があります。


★新規の原発建設の中止と危険性の高い原発の停止・廃炉にまず、的を絞って何が何でもそれを実願するべく、今後も頑張りましょう。危険性の高い原発とは、「もんじゅ」や「浜岡原発」。それに玄海原発1号機とか原子炉の劣化問題を抱えている古い原発です。

★「読売新聞」から全文引用
川内原発増設「在任中は凍結」鹿児島知事が表明
(2012年6月2日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120602-OYS1T00230.htm

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事は1日の県議会代表質問で、九州電力川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の3号機増設について、「在任中は増設の手続きを凍結する」と述べた。伊藤知事は7月8日投開票の知事選への3選出馬を表明しているが、当選した場合も凍結を続ける方針。

 知事は、東京電力福島第一原発事故の影響のほか、政府の新たなエネルギー基本計画で原発への依存度が引き下げられるとの見通しを示し、「未着工の原発の新増設は事実上困難」とした。川内1、2号機の再稼働については、国による安全の保証などを前提に改めて必要との考えを示した。

 3号機増設を巡っては、伊藤知事は2010年11月に国の意見照会に対し同意を表明したが、福島の事故後、九電が計画を一時凍結。九電は3月、国に提出した12年度の電力供給計画で、着工と運転開始時期を「未定」としている。
(2012年6月2日 読売新聞)


★ちなみに、「山口・上関原発」は以下のようになっています。
「日テレNEWS]から全文引用
山口・上関(かみのせき)原発の建設、事実上不可能に
< 2011年6月27日 13:03 >
http://news24.jp/articles/2011/06/27/07185273.html
URL に動画あり・全文引用)

 山口県の上関原子力発電所の建設に向けた海の埋め立て免許について、二井県知事は27日、来年10月に期限が切れた後の延長は認めない方針を示した。

 これは、27日に開かれた県議会の代表質問で、議員の質問に答える形で表明したもの。

 二井知事「国の原子力政策や原子力発電の具体的な安全対策が示されていない現時点では、新たな手続きに入ることはできない」

 「中国電力」の上関原発計画で、県は08年、建設に向けた敷地造成のため、中国電力に海の埋め立て免許を交付した。この免許は来年10月までに埋め立てを終えなければ失効することになり、県が延長を認めなければ失効後は工事がストップすることになる。


★参考
エネ庁、民主党、上関原発
2011年02月09日 17:16
http://www.taro.org/2011/02/post-921.php

国に原発建設中止を申し入れ(上関原発
中国新聞‎ -'12/5/31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205310031.html
(全文引用)

 「原発に反対する上関町民の会」と「長島の自然を守る会」、山口県原水禁は30日、国に対する上関原発建設中止の要請など9項目を求める申し入れ書を県に提出した。

 町民の会会員の清水敏保上関町議たちメンバー15人が県庁を訪れ、新たなエネルギー基本計画で上関原発中止を明確にするよう国に要請▽自然エネルギーの開発やその支援充実▽予定地近くに生息する希少海鳥カンムリウミスズメの独自調査―などを求めた。

 商工労働部の小泉良理事は、建設中止の要請に「原発増設の計画は、国民的な合意を得ながら国が明確に示すべきだ。国の動向を注視する」と説明。生物調査については「事業者が適切な対応をしていると考えており、引き続き監視指導する」などと答えた。

 3団体側は「国が安全と言ってきた福島原発で事故があった。国や事業者がよいと言えばすむのか」などと県の姿勢を批判していた。



★何しろ、原発稼動国では、「世界最速」で「原発ゼロ」を、ズルズルと何となく達成したのですから、やれば出来る???
(今度は、強い意志を持って達成したいものです)


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