「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

金正恩“最側近”解任の真相…北朝鮮で権力闘争か「zakzak」

★良くも悪くも、北朝鮮は「隣国」です。隣国の政治的安定は、日本の国益にかないます。そして、現在の北朝鮮の指導者は、スイスに留学したと聞いています。当然、西側の民主主義を知っているでしょう。北朝鮮(自国)の貧しさ、後進性も知っているでしょう。少なくても、その点においては、前二代の指導者より、ましであろうと思います。

★前回の人工衛星(ミサイル?)の発射強行のことを、覚えておられるでしょうか??推測、軍部の強硬派の意見が通り、人工衛星発射が、強行されました。しかし、その時、これまでと違うことがありました。人工衛星の発射ルートです。日本では、首都に迎撃ミサイル部隊を配置するような動きがあったと思います。実際には、発射ルートは事前に公表されていました。そのルートは、仮に失敗しても、他国に被害・迷惑がかからないように配慮されていました。

★南ルートが、選択され、これは、北朝鮮の人工衛星打ち上げに「不利」なルートです。(東京は、全然関係の無いルートです)ジェット気流を利用できないため、燃料を20%多く積載しなければならなかったそうです。打ち上げ失敗も、その当たりに原因が、あったのかもしれません。その可能性は、北朝鮮にも当然、分かっていたはずです。それにもかかわらず、あえて不利な南ルートを選択したところに、北朝鮮の「変化」を感じます。

★今回、解任された、「朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長」は、金正恩キム・ジョンウン)第1書記の軍関係の教師役であると言われていました。別の見方では、コントロール下にあるとも言われていました。「朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長」は、守旧派の代表的存在でもあったと思います。(もう一人、そのような人物がいます)

★これらを考え合わせるなら、金正恩キム・ジョンウン)第1書記が北朝鮮での政権内の実権を掌握しつつあるのかもしれません。あくまで、私の個人的見解に過ぎません。外の世界を、よく知る「金正恩キム・ジョンウン)第1書記」が権力基盤を固め、実権を掌握した後には、北朝鮮の変化が、現れるかもしれません。注意深く、見守りたいと思います。

zakzak」 から全文引用
金正恩“最側近”解任の真相…北朝鮮で権力闘争か
2012.07.17
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120717/frn1207171129000-n1.htm

 北朝鮮で権力闘争が勃発した可能性がある。金正恩キム・ジョンウン)第1書記の最側近の1人、朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長が、「病気」 を理由に、朝鮮労働党政治局常務委員など、党のすべての役職から解任されたのだ。金正日キム・ジョンイル)総書記の死去から7カ月、北の権力構造に異変 が起きているのか。

 注目の人事は、朝鮮中央通信が16日報じた。17日にも、党中央軍事委員会と国防委員会が、玄永哲人民軍大将に次帥の称号を授与することを決めたと伝えた。李氏の後任の可能性もある。

 李氏は2009年2月、軍総参謀長に就任。北朝鮮が、金正日体制から金正恩体制に移行する際の「軍掌握」のため、正恩氏の後見人として登用された。正恩体制は「先軍政治」継承を宣言したが、その強力な推進者とみられた。

 ところが、北朝鮮の政策に変化が見られる。

  北朝鮮は今年2月、ウラン濃縮や核実験の一時凍結で米国と合意した。正恩氏は今月6日、「朝鮮民族固有の偉大な業績を創造すると同時に、大胆に国外から良 いものを導入し、自分のものとして発展させる」と発言。中国や韓国のメディアは「開放政策の可能性を示唆した」と報じた。

 元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「注目すべきは、李氏が軍総参謀長に残っているかだ」といい、こう続ける。

  「李氏が兼務していた党政治局常務委員と軍総参謀長は、日本でいえば統幕議長と与党幹事長。体制が安定したため、一方だけ外れたとも考えられる。ただ、軍 総参謀長も解任されたとすれば、大変動が起こっている可能性がある。4月のミサイル発射実験失敗も影響しているかもしれない」



☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

“小沢新党”支持率3・7%を徹底分析!見方は真っ二つ〜他{ZAKZAK}

★「ZAKZAK」らしい、無責任(?)な記事が出ています。そもそも、新聞やテレビの「世論調査」なるものは、単なる「アンケート」に過ぎません。「単なるアンケート調査」を「世論調査」と言い換えるところに、はじめからゴマカシがあります。当然、誘導尋問式にアンケートすれば、数字は、いくらでも「操作」できます。そうやって、「作り上げた数字」に「世論調査」の名前をつけて「世論操作」を、するわけです。いつもそうでは、ありませんが「アンケート調査=世論調査」を「世論誘導」の道具にしていることを、しばしば見かけます。新聞・テレビの「世論調査」なるものは、「誘導尋問式のアンケート」に過ぎない場合が、多々あることを知っておいてください。3つの、調査を見て比べるなら、読売新聞の数字には、明白な「操作」があるように見えます。3つのうち、1つだけが、飛びぬけて他と違えば「疑われる」のも、致し方ないところでしょう。少なくても、私は疑います。このようにして、大新聞や大テレビ局は、どれほど国民を「ミス・リード」してきた事か!!!

★第一、考えてみて下さい。小沢一郎は、民主党を割る気は最後まで、半々だったと思います。「とにかく、消費税増税は、やめてくれ」と、これが全てだったと思います。結局、どうにもならず反対票の投票と離党になったと思います。ですから、新党の活動は、これからです。まだスタートラインに立っただけです。まだ、党の綱領や政策も決まっていないでしょう。そんなものを、評価できるはずがありません。下記の「世論調査」は、無意味であるだけでなく、まじめな人なら、答えようが無いと思います。党の綱領も政策も分からない政党を、どう評価できるのか??知っている人が、いたら是非教えていただきたいと思います。

★つまり、今回の「世論調査」は、「誘導尋問式のアンケート」に過ぎず、「世論誘導」の道具に過ぎない事を、明白に示していると思います。分からないことに、答えようが無いでしょう??


ZAKZAK」 から全文引用
“小沢新党”支持率3・7%を徹底分析!見方は真っ二つ
2012.07.17
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120717/plt1207171541004-n1.htm


小沢新党の支持率など【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/images/20120717/plt1207171541004-n1.jpg
 小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」の結党を受けた、報道各社の世論調査が出始めた。注目の政党支持率では1−4・8%、次期衆院選の比例投票先としては2−6・5%と、かなりのバラつきが。永田町でも評価が分かれているが、この数字をどう読み解けばいいのか。

  産経新聞・FNNが行った最新の世論調査で、「小沢新党」の政党支持率は3・7%で、自民(16・9%)、民主(13・7%)、みんな(4・4%)の各党 に次いで4位。公明(2・6%)と共産(2・5%)両党を上回った。共同通信は4・8%。読売新聞は1%で、民主、自民、みんな、公明、共産各党の後塵 (こうじん)を拝して6位だった。

 次に、次期衆院選での比例投票先としては、産経・FNNは6・5%で、政党支持率と同じく4位。共同では5・6%、読売は2%にとどまった。産経・FNN、共同、読売ともに、小沢新党に「期待しない」は8割を超えている。

  政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、産経・FNNと共同の結果を主に見て、「結党して1週間でこれだけの数字が出たのは前向きに考えるべきだ。ご祝儀の側 面もあるかもしれないが、『8割以上が期待していない』などとネガティブな報道が続きながら、公明党や共産党を上回った。小沢新党の政策は世論の50%以 上が反対している『消費税増税』と『原発再稼働』に反対する路線なので、衆院選になればもっと伸びるのではないか」と評価した。

 一方、 政治評論家の浅川博忠氏は「極めて支持は低いといえる。小沢氏自身、4度目の新党で、和子夫人の離縁状の影響もマイナス。『反増税』や『脱原発』という政 策も、有権者から『選挙に弱い1年生議員を当選させるために選挙目当ての甘いささやきに過ぎない』『改革者のイメージはなく、大義もない』と見透かされて いる。選挙後の展望もない。今回の数字がピークで、年内に衆院選があれば、新党きづなと合計した衆院46人は1ケタになりかねない」と厳しく解説した。


★関連記事
zakzak
“小沢新党”期待されず!民主も危険水域
2012.07.16
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120716/plt1207160714000-n1.htm



☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

“いじめ自殺”訴訟…市側が異例陳述!因果関係認める方針「ZAKZAK」

★なんだかんだ言いながら、また「ZAKZAK」です。大津市の女性市長は記者会見のとき、泣いていたそうです。それが、本当の涙であるならば、「因果関係認める」だけでは、なく「事実関係」を明らかにしていただきたいと思います。「事実関係」を全て、調査して解明し、公表することが誰に助けを求めることも出来ずに自殺した気の毒な中学生への、最大の「はなむけ」では、ないかと思います。

ZAKZAK」 から全文引用
“いじめ自殺”訴訟…市側が異例陳述!因果関係認める方針
2012.07.17
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120717/dms1207171545007-n1.htm

 大津市の中2男子自殺で、男子生徒の遺族が「自殺はいじめが原因」として市や加害者とされる生徒らに、計約7700万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が17日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)で開かれた。

 大津市の代理人は「現時点で市としていじめと自殺の因果関係を認める可能性は高い」と異例の陳述。「自殺はいじめを苦にしていたと断定できず、過失責任はない」とするこれまでの立場を大きく転換させた。

 正式には、近く設置する外部有識者による調査委員会の結論を待つとしたが、事実上、いじめの影響を認める方針を明らかにした。

  また、市側は「調査委の結論までは約4カ月かかり、長い期間ではあるが主張を留保したい」と申し出、次回以降の期日先送りを要望した。しかし、遺族側が 「通常通り進めたい」と反対したため、地裁は第3回期日では市と関わらない部分を取り上げるとし、9月18日に指定した。

 市側は当初、因果関係を認めていなかったが、学校が実施したアンケートに「葬式ごっこ」などの記述があったことが明らかになり、越直美市長は「学校と市教委の調査は不十分でずさん。いじめがあったから亡くなったと思う」とし、一転して和解を目指す意向を示した。



★関連記事
JCASTテレビウォッチ
「朝ズバッ!」呼び掛けにいじめ体験メール・ファックス殺到!「今いじめにあっています」
2012/7/17 13:09
http://www.j-cast.com/tv/2012/07/17139470.html

MSN Japan 産経ニュース
首相「いじめは卑劣」 テレビ番組でメッセージ
2012.7.17 00:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120717/plc12071700300000-n1.htm

朝日新聞 2012年7月16日22時23分
首相、声詰まらせ「あなたは一人ではない」 いじめ問題
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201207160343.html
(くさいぞ!!ノ〜ダ!!)


☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

原発停止 近海の魚介類に変化 : 若狭湾の原発温排水の“威力”{★阿修羅♪}

☆皆さん、すでにご承知の通り、原発は、海水温暖化の、「非常に大きく貢献」しています。小出先生は、大学時代に恩師から、「原発と呼んでは、いけない。あれは、巨大海水温め機だ」と教わったそうです。日本の年間の降雨により河川から、海に流れ込む推量(莫大です)の4分の1(?)にあたる量の海水を、7度C温めて、海に戻しているそうです。これで、日本周辺海域が、暖まらない分けがありません。詳しくは、小出先生の本をお読みください。分かりやすく原発一式に事が書いてあります。原発は、作り出したエネルギーの約3分の1を熱として、海に捨てているのです。発電所が遠方にあるので、送電で焼く10%の電力が失われているそうです(送電ロス)。つまり、発生させたエネルギーの約70%をムダに捨てているのです。火力や水力と違い、発電量の調節も出来ません。ですから、需要の少ないときに、発電量を落として、燃料を節約することも出来ません。ムダの上に、ムダを重ねているのです。おまけに環境を汚して、環境破壊するのです。


★阿修羅♪ >
原発停止 近海の魚介類に変化 : 若狭湾の原発温排水の“威力”
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/627.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2012 年 7 月 15 日 23:32:09: 6nR1V99SGL7yY

若狭湾の全原発が停止していた間、温排水により上がっていた
(北の山・追記〜上がっていた・・「下がっていた」の誤記だと思います)

水温が3度下がったために海中の環境が激変した。
原発は地球温暖化防止に役立つ』などという欺瞞性が露呈している。
たった数か月で海中の環境を激変させるという
原発による温排水の“威力”が端無くも証明されている。
客観的に目の前に事実として眼前にそこ存在する。

原発停止 近海の魚介類に変化 : 若狭湾の原発温排水の“威力”
http://www.youtube.com/watch?v=MKppDQ_3Mw0
http://www.veoh.com/watch/v34829158jYs8SzTC

原発停止 近海の魚介類に変化
http://megalodon.jp/2012-0602-0027-58/www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2005507571.html
福井県高浜町にある関西電力高浜原子力発電所の運転が停止する中で、
近くの海に生息していた暖かい海域に住む魚介類が姿を消したことが
京都大学の調査で分かりました。
温かい排水が原発から海に出なくなったことが原因とみられています。
調査を行ったのは京都大学フィールド科学教育研究センター
舞鶴水産実験所の益田玲爾准教授です。
益田准教授は、毎年1月から3月にかけて、高浜原発から約2キロの沿岸で
潜水調査を行っていて、本来サンゴ礁が広がる暖かい海に生息する
ソラスズメダイ」や毒ウニの「ガンガゼ」などが多く確認されてきました。
ところがことしの調査では「ガンガゼ」のトゲが抜け落ちて死んでいるのが
見つかったほか「ソラスズメダイ」も2月下旬以降、確認できなくなるなど、
複数の魚介類が姿を消したということです。
高浜原発がすべて運転を停止したあと、付近の海水の温度はこれまでより
3度ほど低下したということで、益田准教授は「原発から温かい排水が海に
出なくなり、南方系の生物がすめなくなったのではないか」と分析しています。

高浜原発:南方系の魚、死滅か 停止後、温排水止まり 若狭・内浦湾
http://mainichi.jp/select/news/20120518mog00m040021000c.html
(毎日新聞 から全文引用・北の山・追記)

2012年05月18日

 関西電力高浜原発(福 井県高浜町)がある若狭湾内の内浦湾で、原発稼働中は多数確認できた南方系の魚介が、停止後はほとんど見られなくなったことが、京都大フィールド科学教育 研究センター舞鶴水産実験所の益田玲爾(れいじ)准教授の調査で分かった。原発からの温排水が止まったためとみられ、原発が生態系に与える影響の大きさが 明らかになった。

 益田准教授は04年以降、毎年1月下旬から3月上旬にかけ、高浜原発の 放水口から北東約2キロの内浦湾内▽隣接する京都府舞鶴市の舞鶴湾内▽同市沖の外海の3地点で、生息する魚介の種類を定点観測。その結果、内浦湾は他の2 地点より平均水温が約2度高く、冬場に舞鶴湾などにはほとんどいないソラスズメダイなど十数種の南方系の魚介を確認。局地的な温暖化の状態で、南方系生物 の生態系ができていたという。2月20日に高浜原発3 号機が定期検査に入り、全4基停止後に調査したところ、内浦湾では南方系の魚介は確認できず、毒ウニのガンガゼはトゲが抜け落ち死滅。サンゴ礁域に多く見 られるマガキガイなども衰弱していた。調査結果は7月にノルウェーで開かれる国際仔稚魚(しちぎょ)学会で発表する。【岡崎英遠】

(以上、北の山・追記終わり)

http://megalodon.jp/2012-0715-1749-23/mainichi.jp/select/news/20120518mog00m040021000c.html

京大水産実験所・益田玲爾さんの若狭湾水中散歩120−マガキガイ原発停止で激変の海
http://www.maipress.co.jp/menu/sanpo/120.html

原発の温排水と日本海の急速な温暖化
http://www.youtube.com/watch?v=2B1-IIk1YBU
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1530.html

川内原発増設訴訟"温排水"問題 九電側は「争う構え」
http://www.youtube.com/watch?v=IcFe1o-0kfQ  



☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

原発抗議行動、人数どっち? 主催者と警視庁調べに大差①朝日新聞②「日刊ゲンダイ」

★二つの記事を、「読み比べて」一流全国紙と三流夕刊紙の違いを、考えてください。私が、「日刊ゲンダイ」や「ZAKZAK=夕刊フジ」の記事を重視する『理由』が、ご理解いただけるのでは、ないか??と思います。どちらが、核心に迫っているのでしょうか???

①朝日新聞 2012年7月7日8時46分
原発抗議行動、人数どっち? 主催者と警視庁調べに大差
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201207060802.html

関西電力大飯原発福井県おおい町)の再稼働に抗議する大規模な行動が、6日夜も首相官邸前で行われた。主催者側発表は15万人、警視庁調べでは約2万1千人だった。前回6月29日も主催者発表(15万〜18万人)と警視庁調べ(約1万7千人)に差があった。

 主催者によると、午後6時の抗議開始から30分ほどしたところで、数人で手分けして計数器でカウント。その人数を基準に、終了直前ごろに何倍ぐらいに増えたかを目視で測り、参加人数を推定しているという。

 一方、警視庁は、多くの人が集まる集会やデモがあると、後の警備の資料にするため、ふだんから現場で人数を把握している。

②「日刊ゲンダイ
官邸デモ参加者 異常な数の開きは「視力の差」?
2012年7月3日
http://gendai.net/articles/view/syakai/137430

主催者20万人VS.警察1万7000人

<人の目にこんなに違いがあるものか…>

「エッ!? なぜこんなに数字が違うの?」――。思わず目をこすった人も多いのではないか。
 先週末、すさまじい数の市民が首相官邸前に押し寄せた「6・29デモ」の参加者数のことだ。
原発再稼働反対!」「野田ヤメロ!」のシュプレヒコールは地鳴りのようだったが、主催者発表が「20万人」と空前絶後のスケールだったのに対し、デモの 警備に当たった“警視庁の調べ”によると、たったの「1万7000人」。この数字をもとに、規模を小さく報じたTV局もあった。
 その前週も主催者発表4万5000人に対し、警視庁調べ1万1000人と開きがあったが、今回の差はちょっと異常だ。
 ネット上では「警察は国民をバカにしているのか」「一体、どう数えたら1万7000人なんて数字になるのか」と怒りの声が渦巻いている。
 そりゃそうだ。実は、警察は正確に数えちゃいないし、正しい数字を発表する気もない。
「警察は野鳥の会のように、カウンターで正確な人数を数えているわけではなく、『目視』でデモ隊の一部を数えて、全体を割り出しているのです。例えば、デ モ行進Xメートルの間に横Y人の列がZ列あったら、全体のデモ隊の長さから大まかな数字はハジキ出せる。もちろん、正確かどうかは何とも言えません。そも そも、メディアは『警視庁調べ』と報じていますが、警視庁は一度も数字を“発表”していませんからね。あくまで、記者クラブが警備部に取材して、勝手に報 じたものなのです」(捜査事情通)
 体制側の当局がデモの人数を過少に見積もるのは、古今東西、共通のこと。デモに参加し続けているジャーナリストの田中龍作氏は、「警察はいつも夕方6時のデモ開始直後の数字をカウントしている」と指摘した。
 官邸前デモには、仕事を片付けてやってくるサラリーマンや、ネット中継の盛り上がりを見て、「行ってみよう」と駆けつける途中参加組が多い。デモ終了時刻の8時に向けて、参加人数は雪だるま式に膨れあがる。
 どの段階でどう数えるか、どんな数字がいいのか、「目」と「下心」で参加者数は大きく差が開くことになるのだ。



☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

原発事故後 鳥の生態数減少 (NHK) {★阿修羅♪}

google のキャッシュ
原発事故後 鳥の生態数減少 - NHK福島県のニュース
www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053474161.html - キャッシュ
原発事故の後福島県内では放射線量が高い場所ほど鳥の種類や生息数が減る傾向にあることが日本や海外の研究者グループの調査で明らかになりました。こ…

☆7月18日01時38分、速くも「リンク」が切れていました。

★阿修羅♪ >
原発事故後 鳥の生態数減少 (NHK) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/649.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 16 日 23:36:24: igsppGRN/E9PQ

原発事故後 鳥の生態数減少
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053474161.html
07月16日 19時41分 NHK


原発事故の後福島県内では放射線量が高い場所ほど鳥の種類や生息数が減る傾向にあることが日本や海外の研究者グループの調査で明らかになりました。
これは、立教大学の上田恵介教授や、フランスやアメリカの研究者らでつくるグループの調査で分かったものです。
研究グループでは、去年7月から飯舘村や浪江町など県内の4つの自治体のあわせて300の地点で、ツバメやシジュウカラなど45種類の鳥の生息数を調べました。
その結果、線量が最も高かった飯舘村の地点では最も低かった二本松市に比べて鳥の生息数がおよそ3割少なく、種類も5分の1で線量の高い場所になるほど生息数も種類も減少する傾向だったということです。
研究グループでは原発事故で放出した放射性物質が鳥に直接、影響していたり人が避難して耕作地が荒廃したり、エサとなる虫が減少したりするなど、周辺の環境の変化が原因の可能性があるとしています。
研究グループでは、原発事故と鳥などの生息数との間に関連がないか引き続き調査したいとしています。
上田教授は、「人類の歴史上、同様の調査はされてこなかった。原発があるかぎり、事故が起こらないという保証はなく、生態系に対する影響についての調査を積み重ねておくことが重要だ」と話していました。


☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

「正義派の農政論」「あじさい革命」が広がっている{農業協同組合新聞}

農業協同組合新聞 」から全文引用
http://www.jacom.or.jp/
「正義派の農政論」
【森島 賢】
「あじさい革命」が広がっている
(2012.07.02)
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120702-17290.php

 原発の「再稼動反対」を叫ぶデモが、全国に広がっている。これを「あじさい革命」と呼んでいる。
 チュニジアの「ジャスミン革命」を連想させる名前である。組織的に動員されたデモではなく、ネットで呼びかけた、非組織的な、いわば自然発生的なデモであることが共通している。
 3月以来、毎週金曜日の夕方に行われているデモだが、先週は首相官邸前のデモの参加者が20万人(以下、主催者発表)になった。子供づれの若いお母さんが目立っていた。ちなみに、60年安保のときの国会デモの参加者数は33万人だった。あれ以来の大規模なデモである。
 「ジャスミン革命」が「アラブの春」の、きっかけになったように、また、ニューヨークの「99%デモ」が全国へ広がったように、「あじさい革命」は、日本の政治の根底を揺るがす端緒をひらくことになるのではないか。
 近く発足が予想される小沢新党の2枚看板は、消費増税反対と原発反対になるようだ。次の選挙では、原発の賛否が、TPPの賛否に加えて、大きな争点になるだろう。

 東京新聞は、以前から取り上げて報道していたが、30日は一面トップで大きく報道した。ネットでも、デモの録画を大量に流している。その他の多くのマスコミは、これまで無視してきたが、ここまで大きなデモになると、報道せざるをえなくなった。
 国会でも、阿部知子議員(社民、衆、南関東)や斉藤やすのり議員(きづな、衆、宮城2)が、このデモについて質問した。それに対して、野田佳彦首相(民、衆、千葉4)は、「シュプレヒコールもよく聞こえております」と答えていたし、「私の地元の船橋でも、そういう活動があるということは、よく承知しております」と言っていた。
 女性たちは、原発推進派の国会議員を一覧表にしてネットで流し、次の選挙で落選させよう、という運動を始めるようだ。

 日米安保問題のころをふりかえると、そのころまで、日本の政治は労働者と資本家が対峙するなかで、その方向を決めていた。労働組合と経営者団体である。その中心になっている総評と経団連である。だがその後、労働者の力は弱体化し、資本家はますます力をつけてきた。
 総評は、その後、連合になって変質し、いまや、ごく一部の大企業の労働組合の利益を代表する組織になってしまったようだ。TPP反対の先頭に立つでもなく、28日には、古賀伸明会長が自民党の会合で講演し、自民党を支持政党にすることを示唆するまでになった。

 労働組合が弱体化するにつれて、経団連がその勢いを増しつつある。野田首相は首相就任後、まっ先に経団連に挨拶に行ったし、その後、経団連は、あ らゆる政治課題に声高に口出しし、政治を支配しようとしている。TPP参加や、消費増税や原発再稼動の急先鋒になっている。そして、多くのマスコミと政治 家がそれに追随している。
 以前なら、労働組合がそれに立ち向かったのだが、いまや、そうした力はない。それに代わっているのが、「あじさい革命」に参加しているような、若いサラリーマンや若いお母さんや学生などの、非組織の国民である。
 そして、いまや、こうした非組織の国民が政治を動かしている。それを小沢一郎議員(民、衆、岩手4)など、現場をよく見ている政治家は敏感に感じとっている。

 こうした非組織の国民運動を組織するのは、政党の役割だが、そうした政党は、まだまだ大きく育っていない。
 それは「アラブの春」でもみられる。先日のエジプトの大統領選挙では、デモに参加した人たちが擁立した候補者は、決戦投票に残ることさえ出来なかった。
 「あじさい革命」は、今後どのように展開するのだろうか。7月16日と29日にも大規模なデモが計画されている。日本の政治は、いま、大きな転換期を迎えようとしている。


(前回 公助か協助か自助か―当面する農政の対立軸 )

(前々回 TPPと原発再開の安全性を無視した「経済優先」 )

(「正義派の農政論」に対するご意見・ご感想をお寄せください。コチラのお問い合わせフォームより、お願いいたします。)

「経済より命が大事」 国会周辺の反原発デモ {農業協同組合新聞}

農業協同組合新聞 」から全文引用
http://www.jacom.or.jp/
「経済より命が大事」 国会周辺の反原発デモ
(2012.07.09)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120709-17360.php

 毎週金曜日に行われている反原発を訴える抗議デモが7月6日午後6時から行われ、首相官邸を取り囲むように多く参加者が国会議事堂周辺を埋め尽くした。

原発を訴える抗議デモが国会議事堂周辺を埋め尽くした  デモと同時に降り出した雨の中、続々と「反原発」を訴える人々が国会議事堂周辺に集まり、「原発いらない 子どもが大事 節電OK」、「原発やめるなら 今!」など、それぞれが訴えを書いたプラカードを持って「原発反対」、「原発いらない」、「経済より命が大事」などと声を揃え首相官邸に向かう周辺の歩道 を埋めた。今週は大飯原発の再稼働に向けて運転が開始されたこともあり、「大飯原発再稼働絶対反対」、「再稼働おことわり」などを訴えるプラカードも目 立った。
若者や小さい子どもを連れた母親の姿も多い 参加者の特徴は若者や外国人、小さい子どもを連れた母親の姿も多いこと。毎週金曜日に定着して行われているデモは、大手マスコミに大きく取り上げられることはないものの、ツイッターやネットによる情報が反響や共感を呼び、週を増すごとに参加者は拡大している。


(関連記事)
・「さようなら原発」で10万人集会開催 7月16日代々木公園で (2012.07.06)

・「あじさい革命」が広がっている (2012.07.02)

脱原発10万人集会へ向けて 内橋氏、大江氏、鎌田氏が会見 {農業協同組合新聞}

農業協同組合新聞 」から全文引用
http://www.jacom.or.jp/
脱原発10万人集会へ向けて 内橋氏、大江氏、鎌田氏が会見
(2012.07.12)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120712-17394.php

 7月16日に東京・代々木公園で「さようなら原発10万人集会」が予定されている。この集会に向けて7月12日、呼びかけ人を代表して内橋克人氏(経済評論家)、大江健三郎氏(作家)、鎌田慧氏(ルポライター)が外国特派員協会で記者会見を開いた。

 原発はいらない――脱原発を望む声は日増しに高まっている。
  毎週金曜日、首相官邸前に集まる脱原発を求めるデモは週ごとに参加者が増え、7月7、8日に千葉・幕張で脱原発をテーマに開催された音楽コンサートには2 日間で1万8000人が参加した。一方、脱原発を求める全国からの署名が750万筆集まっているにもかかわらず、政府はその多くの声を無視して大飯原発を 再稼働させた。
 会見で鎌田氏はこの政府の決定に対し、「非常に侮辱的。極めて重い民衆の意思を踏みにじった」と憤りを露わにした。
 内橋氏は、第二次大戦での体験を語りながら、「(原発は)民衆の合意なき国策。戦時中の軍需産業や富国強兵政策と同じだ」と強く批判。
 大江氏は、福島第一原発事故を「日本人が犯した世界最大の犯罪」だとして、「日本人全体が原子力の受益者であることをやめ、子どもたちが未来の犠牲者になることをとめたい」と述べた。
 その上で、7月16日の集会については、「日本中のあらゆる個人、小さなグループをインターネットなどでつないで10万人以上の市民を集め、(原発に頼らない)新しい日本人の精神を作り上げたい」と強い決意を述べた。

 7月16日の「さようなら原発10万人集会」は代々木公園イベント広場の周辺で開催される。12時15分から小室等などが出演するオープニングラ イブを行い、12時55分からは呼びかけ人らがあいさつ。13時30分から随時パレードが出発し、16時ごろまでステージでのトークイベントなどが続く予 定。


(関連記事)
・「さようなら原発」で10万人集会開催 7月16日代々木公園で (2012.07.06)

・さようなら原発署名722万人に 7月に10万人集会 (2012.06.08)

・【特別講演会】東日本大震災から1年 震災の教訓から学ぶ  内橋克人氏・庄條徳一氏・村上光雄氏 (2012.03.14)

・【座談会】「震災復興と協同組合」 内橋克人氏・村上光雄氏・菅野孝志氏・鈴木利徳氏(前編) (2012.02.03)

「正義派の農政論」過去最大規模の反原発集会 {農業協同組合新聞}

農業協同組合新聞 」から全文引用
http://www.jacom.or.jp/
「正義派の農政論」
【森島 賢】
過去最大規模の反原発集会
(2012.07.17)
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120717-17406.php

 昨日は、東京で「さようなら原発10万人集会」が行われた。実際には予定していた人数をはるかに超えて、17万人(主催者発表)の人たちが集まった。そして「再稼動反対」を叫んだ。大飯原発の再稼動に抗議し、今後の原発再稼動に反対する叫びだった。
 NHKは過去最大規模の反原発集会と報じていた。反原発集会としては過去最大規模というのだろう。ここ数か月の反原発の抗議集会は、60年の反安保の集会以来の大きな規模の抗議集会になった。実に、半世紀ぶりの大抗議集会である。
 集会には、若いお母さんも多かったが、労働者も組合旗を持って大勢参加した。生活に密着した運動というだけでなく、生産基点に立った運動にもなった。
 野田佳彦(衆、千葉4)内閣は、いまや、その最大の支持基盤である労働組合からも見放されようとしている。そして、経団連だけが唯一つの支持団体になったようだ。
 原発問題は、今後、長い間、重要な政治問題であり続けるだろう。大多数の国民は、福島の惨禍を決して忘れない。そして、忘れられないかぎり抗議運動が続くだろう。
 このような国民的な抗議運動こそが、日本の政治を根底から揺さぶり続けるだろう。半世紀ぶりに、日本の政治に活力を与えるに違いない。

 先日、鳩山由紀夫(衆、北海道9)元首相は、世間では、民主党は自民党野田派になった、と揶揄されていることを、記者団に話していた。そんなことを言われたら、自民党も不愉快だろう。だが、うまく言い当てたのもだ、と思った人は少なくなかったろう。
 民主党は、3年前に自民党から政権を奪い取ったときの初心を、すっかり忘れてしまったようだ。その後も、グリーン・イノベーションといって、再生可能エネルギーを普及する、と言っていたのに、原発の再稼動を順次進めようとしている。

 こうした中で、政府は再稼動のための、アリバイ作りをしている。
 いま政府は、将来のエネルギーの原発依存度を、どの程度にすべきか、を国民に聞きたいとして、全国の各地で意見聴取会なるものを開いている。
  この会は、その運営がずさんで、おざなりだ、として批判されている。国民といっても、実際には電力会社の幹部や社員の原発推進の意見を聞いている、という 批判や、せっかく全国各地で行われているのに、地元でなく、東京などの他の地域の原発推進の人が多く含まれている、という批判である。しかも、9人の意見 を聞くだけで、質問もできない。

 こうした批判も、さることながら、もっと根本的な批判がある。
 この会は、政府が示した3つの案についての意見を聞くものだが、この3つの政府案は、2030年の原発依存割合を、0%、15%、20〜25%の3つ案のうちの、どれにすればいいか、というものである。ここに重大な問題がある。
 政府の意図は透けて見えている。政府は、この3つの案の中間の15%を期待しているのだろう。期待どおりになれば、政府は、今後この錦の御旗をかざして、次々に原発を再稼動できる。まさか、0%にせよ、という結論にはならないだろう、と期待しているのだろう。

 だが、そうはいかない。昨日の大抗議集会は、原発の再稼動に反対する集会だった。原発依存度をゼロにしないで、大飯原発を再稼動したことに抗議する集会だったし、今後、原発依存度をゼロにすることを要求する集会だった。それが、過去最大の規模になったのである。
 集会には、いまも原発被害に苦しんでいる福島の人たちが大勢参加していた。国民は、福島の惨状に目をつむることはない。29日には、再び大規模な抗議集会が計画されている。

 この抗議運動は、「あじさい革命」と言われている。チュニジアの「ジャスミン革命」を連想させる名前である。「ジャシミン革命」が「アラブの春」をもたらしたように、「あじさい革命」は、長いあいだ停滞していた日本の政治に熱い夏を呼び込むだろう。
 安保闘争が、その後の55年体制の発端になったように、反原発運動は、TPPなどの市場原理主義に反対する運動とともに、今後の政治体制の対立軸を形作るだろう。
 そのことを、現実感覚の鋭い小沢一郎(衆、岩手4)新党代表は、いち早く感じとっている。だから、新党の看板に、反増税と並んで脱原発を掲げている。

 政府は、集会に参加した人びとの要求に応えねばならない。経団連の一握りの幹部にも、集会に参加した大勢の名もない人にも、同じ一票の選挙権を認めている「民主」党の政府なのだから。
 そうしなければ、民主党には、来るべき新しい政治体制の中で、生き残る余地はないだろう。

(前回 朝日新聞の不勉強 )

(前々回 「あじさい革命」が広がっている )

(「正義派の農政論」に対するご意見・ご感想をお寄せください。コチラのお問い合わせフォームより、お願いいたします。)


☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

「未来のために」脱原発への思いは一つ 17万人が結集 {農業協同組合新聞}

農業協同組合新聞 」から全文引用
http://www.jacom.or.jp/
「未来のために」脱原発への思いは一つ 17万人が結集
(2012.07.18)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120718-17409.php


 原発はいらない!――「さようなら原発一千万人署名市民の会」は7月16日、代々木公園で「さようなら原発10万人集会」を開いた。
 気温33度の炎天下の中、全国各地から17万人もの参加者が集まり代々木公園一帯を埋めつくした。
http://www.jacom.or.jp/news/images/nous1207180101.jpg
「さようなら原発10万人集会」  「福島(原発事故)も解決してねぇのに再稼働なんて信じらんねぇ」。司会を務めた福島県いわき市出身の講談師・神田香織さんのいわき弁で集会はスタート。 呼びかけ人のルポライター・鎌田慧氏は、これまで全国で集めた750万人分の署名を首相官邸に提出した翌日、政府は大飯原発再稼働を決めたことに「主権者 の声を、民意を、汗と涙によって集めた署名を、踏みつぶして平然としている内閣にNOを突きつけたい」
 「政府は2030年(の原発依存度)を15%で逃げ切ろうとしているが絶対許せない、ただちに0%だ。政府はパブリックコメントをやるといっているが徹底的に原発は嫌だという声をぶつけ、エネルギー環境会議をパンクさせましょう」と力を込めて語った。
  音楽家の坂本龍一氏は「言ってみればたかが電気。たかが電気のために命を危険にさらさなければいけないのか。2050年ごろには電気は各家庭や事業所や工 場で自家発電するのが当たり前の社会になることに希望を持っている。電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすようなことはするべ きでない。お金より命、経済より生命、子どもを守りましょう。日本の国土を守りましょう。福島の後に沈黙していることは野蛮だ」と訴えた。
 ま た、経済評論家・内橋克人氏は「対案なく原発反対と叫んでみても意味がないという脱原発運動へのあざけりの空気が醸し出され始めた。しかしこれは政府・官 僚が国民を脅す、口を封じさせるための常套手段。ここを見抜かなければならない。人々の魂に根づく平衡感覚や鋭敏な危険察知能力、命ある者に必ず備わって いる畏怖心こそが安心社会の礎である」などと警戒すべき社会の風潮に警鐘をならし、「私たちの子どもや孫、未来への最低限の責任だ。このことを今深く心に 刻んでさらに前進を続けたい、高い志を掲げ続けたい」と強調した。


◆命を守るために戦おう

 小説家の大江健三郎氏は「原発事故がなお続く中で大飯原発を再稼働させた。さらに再稼働を続けていこうとしている政府に今、侮辱されていると感じる。私たちは政府の目論見を打ち倒さなければいけない」。
 作家・落合恵子氏は「何という政治であり政権か。『コンクリートから人へ』と言った人たちが『命より原発』を選んでしまった。
 私たちが守るのはたった一つ、命です。すべての命を脅かすものと対峙していきましょう」と力を込めて訴えた。
  また、作家・澤地久枝氏は「今、一生懸命このようなことをしているのは未来のためだと思う。日本は産業大国、経済大国と言っているが、小さな国になること を何で恥じることがあるのか。小さい国土にふさわしい規模で、『この国に生まれて生きて良かった』と思えるような国にしていく」。
さようなら原発10万人集会 小説家・尼僧の瀬戸内寂聴氏は「これは私たちだけの問題ではなく国中の問題であり世界につながる問題。『悪いことはやめてくれ』と、たとえ相手が聞かなくても言い続けましょう」と語った。
 集会後は原宿、渋谷、新宿の3コースに分かれてパレードを行い「脱原発」を市民にアピールした。
 

◆「現場を見て感じてほしい」  首相官邸前の抗議デモで
http://www.jacom.or.jp/news/images/nous1207180102.jpg
 今後、毎週金曜日に行われている首相官邸前の抗議デモもさらに規模の拡大が予想できる。7月13日、国会議事堂前の一角の「ファミリーエリア」には小さい子どもと一緒に家族で参加する人たちの姿が目立った。
 千葉県から9歳・10歳・12歳の3人の娘を連れて初めて参加したという母親は「テレビより現場を見せて何かを感じてほしいと思って連れてきた。今は何のことかよくわかっていないみたいだけど必ず記憶に残るだろうから大人になったときに思い出してほしい」と語った。
7月13日の周桑官邸前のデモのようす。白い風船を持ち「原発反対」コールをあげた 1歳半の息子と家族3人で参加していた30代会社員の男性は、夫婦で何度も参加しているといい「シンプルだけど原発を止めてほしい、日本に正しい未来を残したいという気持ちです」と話し、今後も毎週参加する予定だという。

(写真)7月13日の周桑官邸前のデモのようす。白い風船を持ち「原発反対」コールをあげた
http://www.jacom.or.jp/news/images/nous1207180103.jpg

(関連記事)
脱原発10万人集会へ向けて 内橋氏、大江氏、鎌田氏が会見 (2012.07.12)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120712-17394.php
・「経済より命が大事」 国会周辺の反原発デモ (2012.07.09)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120709-17360.php
・【コラム・正義派の農政論】
過去最大規模の反原発集会 (12.07.17)
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120717-17406.php
・【コラム・正義派の農政論】「あじさい革命」が広がっている (2012.07.02)
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120702-17290.php



☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/