「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

恐怖の“都市部落雷”から命を守る方法!ココに逃げろ<ZAKZAK

★今後、落雷に打たれる危険性は増加すると思われます。昔に比べると、雷雲の発生も、落雷の頻度も増えました。都会だけでは、ありません。天候の変化しやすい、山岳地帯に行ったときにも役に立つ知識です。


★特に知って欲しいのは、木の下で雨宿りして良いのは、雷の無いときだけです。雷のなっているときは、雨に濡れようと木から離れていないと危険です。死ぬよりは、雨に濡れるほうが、はるかにマシです。もう一つ、運悪く高いものが無い、平地で雷雲の遭遇したときです。これは、知らないと分からないと思います。地面に、「ペタッ」と出来るだけ低く平らに這い蹲るのです。低い、くぼんだところがあれば、そこで同じ姿勢を取ります。


ZAKZAK
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恐怖の“都市部落雷”から命を守る方法!ココに逃げろ
2012.08.22
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120822/dms1208221132008-n1.htm
(全文引用)

 落雷の事故が続発している。先週末には、大阪で野外コンサートを見に来た女性客2人が雷の直撃に遭って死亡、滋賀や岐阜でも被害が相次いだ。専門家は 「今後も発生しやすい状況が続く」と警告。元凶は竜巻や集中豪雨も生み出す、超巨大積乱雲「スーパーセル」で、複合災害への警戒感も強まっている。

 お盆休み最後の週末となった18日、大阪を中心とした広い範囲で雷鳴がとどろいた。

 野外音楽イベント「a−nation」が開催された大阪市東住吉区長居陸上競技場では会場近くの木に雷が直撃。この落雷で、来場客の女性会社員(22)が死亡し、意識不明で救急搬送された別の女性会社員(22)も病院で息を引き取った。

 滋賀県大津市ではジョギング中だった男子中学生(15)が雷に打たれ、岐阜県関市では落雷を受けた民家が全焼した。

 このほか、大阪市此花区の舞洲(まいしま)で行われた野外ライブ「サマーソニック」が2時間近く中断し、全国高校野球選手権大会が開催されている兵庫県西宮市の甲子園球場でも一時、試合を見合わせた。

 なぜ、これほど広範囲に被害が広がったのか。

  防衛大学校地球海洋学科の小林文明教授(気象学)は、「厳冬の原因を作った強い寒冷前線の影響が残る一方で、太平洋高気圧が急速に発達。雷を生み出す積乱 雲が発生しやすい状況が続いているのが原因。今年は春先から雷が多発しており、このままでは夏の時期だけでも100万回近いハイペースになりそうだ」と説 明する。

 夏場の雷は珍しいものではないが、落雷事故の発生は山間部が多かった。それが、今年は都市部で被害が目立っている。そこには最近の気象条件の変化も関係しているという。

  小林氏は「南からの暖かく湿った風が、沿岸部の都市でさらに加熱される。温度が上昇するごとに大気中の水蒸気量も増大し、巨大な積乱雲を生み出している。 積乱雲が巨大化すると、集中豪雨や竜巻を引き起こす『スーパーセル』になる。大規模な雷発生の心配も出てくるため、複合災害の発生が懸念される」と警告す る。

 直撃を受ければ、一瞬で命を落としかねない落雷。ゴロゴロと雷鳴が聞こえたら雷雲が10キロ以内に近づいているサイン。こうした現象が現れたら素早く避難しなければならない。

 気象庁によれば、鉄筋コンクリート製の建造物や自動車、バス、列車、木造家屋の内部が避難場所に適しているという。

 近くに安全な場所がない場合は、「低地を探すか、その場にうずくまる。ゴルフ場で雷が鳴ったら(周囲より低い)バンカーに逃げ込むといい。高い木の近くもダメ。幹から4〜5メートルは離れていないと、落ちた雷が飛び移る『側撃』の被害に遭う危険もある」と小林氏。

 予兆を察知したら、すぐに行動。身の安全を保つためには素早い状況判断が不可欠だ。



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福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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原発推進派の言う化石燃料による温暖化は嘘と小林よしのり氏< NEWSポストセブン

★日本では、「化石燃料による温暖化説」は絶対のようですが、本当のところは、どうなんでしょうネ??


NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/
原発推進派の言う化石燃料による温暖化は嘘と小林よしのり
2012.08.25 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120825_138733.html
(全文引用)

 原発をめぐって国論が二分されている中、脱原発のシンポジウム『倫理と成長の脱原発』(9月16日)を主催する漫画家の小林よしのり氏が、原発推進派の主張を「嘘だらけ」と批判する。ここでは「火力発電による地球温暖化」の嘘を指摘する。

 * * *
 最近の自称保守の主張は本末転倒している。もはや「原発を守ること」が「国家を守ること」になってしまった。その根拠としてあげるのが、「原発がなければ、エネルギー安全保障が保てない」というものだ。

 だが、原発が止まっても、火力発電で十分カバーできるのだ。にもかかわらず、原発推進派は「火力より原発」を主張する。その理由は火力発電は二酸化炭素の排出により、地球温暖化を招くから、というものだ。

 しかし、地球温暖化が化石燃料による二酸化炭素排出のために引き起こされているという観測事実はない。化石燃料によって大気中の二酸化炭素が急増し始めたのは1946年以降だが、現在の「温暖化」は西暦1800年、あるいはそれ以前からの現象である。



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【社説】2012年8月25日 被ばく隠し 作業員いての原発処理<中日新聞 CHUNICHI WEB

中日新聞 CHUNICHI WEB
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【社説】2012年8月25日
被ばく隠し 作業員いての原発処理
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012082502000077.html
(全文引用)

 東京電力福島第一原発で作業員の被ばく線量がごまかされていた。多重の下請け構造で、労働者の命や健康が脅かされている。国は事業者に対し、被ばく線量管理や偽装チェックを徹底すべきだ。

 本末転倒の犯罪的行為だった。

 東電の孫請け会社の役員が、作業員の線量計を放射線を下げる効果のある鉛カバーで覆い、実際の線量よりも低く見せ掛けようと命じた。労働安全衛生法はもちろん、刑法にも触れかねない。

 作業員の被ばく線量は年間許容量が定められ、上限になると働けない。現場では以前から線量のごまかしが行われていたとされ、発覚したのは氷山の一角である。

 ほかのケースで従事した作業員は証言している。「高線量の場所で警報が鳴らないように線量計のスイッチを切った」「線量計を身につけずに作業場の外に出していた」。これまで目を向けられてこなかった現場の実態と問題が浮かんでくる。

 東電は不正発覚を受け、福島第一原発で昨年六月以降、線量計を紛失したり、装着していなかったケースが二十八件あったという調査結果を公表した。ずっと偽装は見て見ぬふりをされて、対策は怠られてきた。

 原発作業は、東電をトップに約四百社がピラミッドをつくる。プラントメーカー、子会社、孫請け、小規模事業者、一人親方…。下へ、下へと降ろされる間に手数料がピンハネされ、末端で働いているのは多くが立場の弱い日雇いの労働者だ。

 作業員が集まりにくいと暴力団を使った強引な人集めもはびこることになる。発覚した例も、派遣許可のない業者から送り込まれたり、口利き業者が絡 んだ違法な多重派遣だった。これでは作業員が病気になっても事業者の責任はあいまいにされてしまう。労災を申請しようにも被ばくの証明が難しく、救済でき なくなる。

 3・11事故で高線量の作業が増え、一人一人の被ばく線量を足しあげた「被ばく総線量」は、事故前の十六倍に跳ね上がっている。健康に対する不安は増すばかりである。

 今後四十年かかる廃炉も中心を担うのは末端の作業員だ。許容線量が上限に達した作業員が雇用保険もなく、雇い止めにされる問題もある。国は事業者に被ばく線量と健康の管理を徹底させ、作業員が安心できる生活保障の道筋をつくっていってもらいたい。



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【日米同盟と原発】 原爆開発の端緒 仁科報告書のコピー入手<中日新聞 CHUNICHI WEB

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【日米同盟と原発
原爆開発の端緒 仁科報告書のコピー入手
2012年8月16日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201208/CK2012081602000252.html
(全文引用)

 戦時中に旧日本陸軍が原爆開発に取り組むきっかけとなった報告書のコピーを本紙は入手した。原文を作成したのは当時、原子核物理の第一人者だった 理化学研究所仁科芳雄主任研究員(1890〜1951年)。原爆開発について「強力なる爆弾として用いられる可能性あり」などとし、ウランの必要量や破 壊力の計算など具体的な製造方法にも言及していた。

 報告書の存在は知られていたが、それを裏付ける資料が見つかったのは初めて。

 コピーは「仁科芳雄往復書簡集」の編集に携わった学習院大の江沢洋名誉教授(理論物理学)が保管していた。理研は41(昭和16)年に、陸軍航空技術研究所から原爆開発の可能性に関する研究の委託を受け、仁科主任研究員はその責任者を務めていた。

 報告書は43年3月、陸軍に2年間の研究成果として提出された。

 全部で7ページで、結論に相当する判決欄に「原子核分裂によるエネルギー利用の可能性は多分にあり」と明記。続く所見欄で「連鎖反応はいったん起 これば極めて短時間に進み、莫大(ばくだい)なるエネルギーを放出する」と記述し、原子力が爆弾に転用できる可能性に言及した。

 31キログラムの水に濃縮ウラン11キログラムを混ぜた場合、「普通の火薬1万トンのエネルギーに相当する」との計算も書いてあった。

 当時の陸軍大佐が残した手記によると、報告を受けた東条英機首相は「この戦争の死命を制することになるかもしれない。航空本部が中心となって促進を図れ」と命令。これを受け、43年9月、原爆開発は陸軍直轄の極秘研究となった。

 仁科主任研究員が引き続き開発責任者となり、研究は「仁科」の姓を取って「ニ号研究」の暗号名で呼ばれた。研究は終戦2カ月前の45年6月まで続けられたが、ウラン濃縮の失敗や必要な天然ウランを確保できず、挫折した。

 原爆開発をめぐっては、核分裂反応に伴うエネルギーの発見を契機に、第2次世界大戦が始まった39年ごろから米国やドイツで研究が進められていた。
◆核開発の重要文書

 山崎正勝・東京工業大名誉教授(科学史)の話 陸軍は報告書を受けて軍直轄の研究をスタートさせており、日本の戦時核開発の歴史の中でもっとも重 要な文書の一つだ。爆発の威力を、米軍が広島に投下した原爆と同じ規模と予測していたことは、注目に値する。ただ当時はウラン原料の入手が困難で、技術的 にも規模の点でも、米国が原爆を製造した「マンハッタン計画」には、はるかに及ばなかった。
◆科学水準維持狙う

 「日本の原爆」などの著書があるノンフィクション作家保阪正康さんの話 「ニ号研究」は、原爆製造計画といえるほどの内容ではなかった。仁科さん もそう認識しており、「原爆はできる」と報告した一方で、裏では「今の戦争中にはできない」とも言っていた。仁科さんの報告は、日本の科学水準を守るため に、戦時中も研究を続ける意思を示すことで優秀な科学者と費用を確保するのが狙いだったのではないか。

 <仁科芳雄> 1918(大正7)年、東京帝大卒業後、発足したばかりの財団法人理化学研究所(東京都文京区)に入所。欧州で最先端の原子核物理 や量子論を学び、帰国後の31年、主任研究員になった。「ニ号研究」でも責任者となり、理研の門下生ら20人ほどが参加。戦後は、理研を改組して48年に 発足した株式会社科学研究所社長に就任。日本学術会議副会長も務めた。科学研は58年に特殊法人(現・独立行政法人理化学研究所となり、拠点を埼玉県和 光市に移転。現在の理事長はノーベル化学賞を受賞した野依良治・名古屋大特別教授が務めている。
仁科主任研究員が陸軍に提出した報告書のコピー。「連鎖反応ハ一旦起レバ極メテ短時間ニ進ミ莫大ナルエネルギーヲ放出スルガ故ニ強力ナル爆弾トシテ用ヒラルル可能性アリ」と書かれてある(写真URL)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201208/images/PK2012082002100131_size0.jpg


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戦時中の核開発をめぐる動き
2012年8月16日
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日米の原爆開発
2012年8月16日
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第1回「幻の原爆製造」 (1)どうにか、できそうだ
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【日米同盟と原発
第1回「幻の原爆製造」 (2)戦争の死命を制する
2012年8月16日
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【日米同盟と原発
第1回「幻の原爆製造」 (3)ウランを入手せよ 
2012年8月16日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201208/CK2012081602000255.html
[ http://koa9874huys87aj863bus78.blogspot.jp/2012/08/73409378498213.html ]

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【日米同盟と原発
第1回「幻の原爆製造」 (4)行きつまった感あり
2012年8月16日
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【日米同盟と原発
第1回「幻の原爆製造」 (5)少年らに「マッチ箱一つ」
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[ http://hjiu376sg73n7ga7k2n97neu7.blogspot.jp/2012/08/83093287261256.html ]

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【日米同盟と原発
第1回「幻の原爆製造」 (6)腹を切る時が来た
2012年8月16日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201208/CK2012081602000258.html
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【社説】2012年8月26日 自治を離れて楽土なし 週のはじめに考える<中日新聞 CHUNICHI WEB

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【社説】2012年8月26日
自治を離れて楽土なし 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012082602000081.html
(全文引用)

 見出しの「自治を離れて楽土なし」とは、明治・大正期の政治家後藤新平の言葉です。災害復興や原発問題を機に地方自治がますます見直されています。

 後藤はもともと岩手・水沢の医家出身の医師ですが、若き日の愛知医学校長兼愛知病院長(現名古屋大医学部)時代、岐阜で遭難負傷した板垣退助を助け、官僚に招かれ政治家に転じたのでした。

 台湾総督府の民政局長として砂糖、樟脳(しょうのう)の殖産に成功、関東大震災では復興院総裁として帝都復興の“大ぶろしき”を広げたことでも有名ですが、自治に心血を注いだ人物でもありました。

後藤新平の自治感覚

 後藤の孫の、哲学者鶴見俊輔さんは、祖父を評してこんなふうに言っています。

 「明治以前に育った人は、殿様やお姫様は別として、自分で自分の世話ができたようである。だから、人の世話もできた。後藤新平は、十石取りの家の子だから、もちろんできた」(「後藤新平とは何か・自治」藤原書店)

 自分の世話、人の世話のできるという共同体意識こそが自治の原点という感覚でしょうか。今ふうにいえば自立であり、ボランティアであり、住民参加です。 

 彼の自治への思いは頭の中だけのことではないようです。内務省衛生局技師時代には伝染病予防のために全国を巡回しています。

 ドイツへの留学もしている。ナポレオン軍に完敗したプロシアの復興は、皇帝やビスマルクよりも独自につくりあげた自治制の貢献があったのではないかと後に記しています。強い都市自治権こそが人間の自由な活動を促したという見方です。

 現ドイツは十四州とベルリン、ハンブルクの二特別市で構成、それぞれが、国防、外交、財政を除く主権を有し、憲法、政府、議会、裁判所をもちます。

意思表明が出てきた

 脱原発は3・11直後の南部の州の議会選で緑の党が大躍進した影響が大きいといわれています。

 不幸にして起きた原発事故後、自治体の首長らの意思表明が明確になってきました。もちろんドイツの州のような権限はありませんが、地方それぞれの声です。

 福島県では昨年、脱原発と持続可能な発展を早々と決めました。過去への痛切な反省に加え多数の避難者を抱える県として希望のもてる未来を提示したのです。

 大飯原発の再稼働では二つの動きがありました。一つは地元福井県の安全を前提とした再稼働を求める動き。もう一つは隣接する滋賀、京都、電力消費地大阪などの再稼働に反対した動きです。

 いずれも、それぞれ住民の雇用や安全性などを考量したうえでの考え抜いた結論でした。

 原発安全神話時代には隠れていた、あるいは封じ込められていたものが、一気に噴出したようです。動いていなかった自治が動きだしたようでもありました。事故前から、中央から地方へという動きはありましたが、自治は新たな段階に踏み出したかのようです。

 自治にも、昔ながらの役所による自治と住民自治を強く打ち出した新しい自治とがあるでしょう。

 前者はうまく機能すればいいのですが、現実にはどんな小さな自治体でも権力である以上、腐敗や怠慢の起きることはなかなか避けられません。住民との緊張関係が必要なのです。

 後者の住民自治、住民参加を強めた方は、たとえば首長や議会がうまく機能しないのなら、リコールや住民投票をもって決めてゆく動きです。主役は当然ながら住民なのです。

 津波被害に遭ったある自治体の首長は、胸の内をこう明かしたことがありました。

 「高台移転はむずかしいものです。わたしに腹案はあります。高台では坂道がお年寄りには苦痛です。だからできるだけ水平な移動で暮らせる高台にし たい。でもそれは言わないのです。それは住民の話し合いの中から出てくるかもしれないし、そうならないかもしれない。それでも住民の話し合った結論を尊重 したいのです」

自分たちのルールを

 住民とともに、という自治の一例でしょう。住民自治は、首長、議員、自治体職員の意識にじつは大きくかかっているのです。

 津波で一躍存在を知られた岩手・姉吉地区の石碑は、こう告げていました。

 「高き住居は児孫の和楽/想(おも)へ惨禍の大津浪(おおつなみ)/此処(ここ)より下に家を建てるな」

 未来の楽土のため、自分たちのルールを作ったのです。そのおかげで一戸たりとも家屋流失はありませんでした。

 私たちには自治の精神がきっと備わっているのです。そうでなければ社会的存在たりえません。楽土はその先にあるのです。




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新幹線新駅発言〜知事回答に栗東の住民側反発<読売新聞

★記事は、URL からお読みください。


読売新聞
ホーム>http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
新幹線新駅発言〜知事回答に栗東の住民側反発
(2012年8月27日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20120826-OYT8T00891.htm
(リンク切れの場合)
[ http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11338934391.html ]

国会 与野党の攻防は山場に

★記事は、URL からお読みください。


NHK NEWS WEB
トップ>http://www3.nhk.or.jp/news/
国会 与野党の攻防は山場に
8月27日 4時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120827/k10014551481000.html
(リンク切れの場合)
[ http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11338935294.html ]

社説( 8/25 付 ) [脱原発派と面会] ちぐはぐな首相の対応<南日本新聞

★記事は、URL からお読みください。


南日本新聞
トップ>http://www.373news.com/
社説( 8/25 付 )
[脱原発派と面会] ちぐはぐな首相の対応
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201208&storyid=42666
(リンク切れの場合)
[ http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11338936186.html ]

社説2012年8月26日 都知事尖閣調査 平和的な解決を妨げるな<琉球新報

★記事は、URL からお読みください。


琉球新報
ホーム>http://ryukyushimpo.jp/
社説2012年8月26日
都知事尖閣調査 平和的な解決を妨げるな
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196123-storytopic-11.html
(リンク切れの場合)
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シリアで銃撃死 綿菓子みたいな人だった山本美香さん<日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイ
トップ>http://gendai.net/
シリアで銃撃死 綿菓子みたいな人だった山本美香さん
2012年8月22日
http://gendai.net/articles/view/syakai/138334
(全文引用)

「結婚の形式にとらわれないパートナーが重要」

 内戦が泥沼化するシリアで20日、戦闘に巻き込まれて亡くなった独立系通信社「ジャパンプレス」の山本美香さん(45)。ジャーナリストとしての実力はもちろん、その人柄で周囲から慕われる存在だった。
「常に最前線に立ち、的確な位置にいようと努力していた」
 03年のイラク戦争や06年のレバノン紛争などの取材現場で一緒だったフォトグラファーの嘉納愛夏さんは、時事通信の取材にこう語り、早すぎる死を悼んだ。
「きれいな方だった。女性用がないため、いつもダブダブのカメラマンベストを着ているのが印象的だった」
 多くの時間を海外紛争地帯での取材活動に費やしてきたが、国内にいる時は、マスコミ関係者中心の“女子会”にも参加していた。
「小柄で華奢(きゃしゃ)な体つき。言われなければ、とても戦場ジャーナリストには見えなかった。いつも穏やかで優しく、場を和ませてくれる。ホンワカし た綿菓子みたいな人でした。でも、心の内には熱い思いを秘めていて、芯の強さを感じさせる。本当に、凛とした人でした」(記者仲間の女性)
 山梨県出身で、地元の都留文科大文学部を卒業。90年にCS放送の朝日ニュースターに入社し、ビデオジャーナリストとして活躍した。91年に長崎・雲仙普賢岳の噴火災害を取材したことがきっかけで、紛争報道の道に進んでいく。
「災害も紛争も、突然大切な人を失うことは同じ。ごく自然に紛争報道につながっていった」と生前に語っていた。
 95年に朝日ニュースターを退職し、アジアプレス・インターナショナルに所属。この時には人間関係で悩んだこともあったというが、志を貫いた。96年に ジャパンプレスに移籍してアフガン入り。それが初の戦場取材だった。その後は、内縁の夫でジャパンプレスの上司でもあるジャーナリストの佐藤和孝氏 (56)と常に同行し、二人三脚で戦場取材を続けた。佐藤氏は、今回のシリアでも一緒だった。
「形式よりも、心から信頼しあえるパートナーの存在が重要」と語っていた山本さん。現在は日本政府が遺体の引き渡し交渉中で、早ければ8月23日にも成田に戻ってくる。

シリア政府が声明 山本美香さんの銃撃死に謀略説<日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイ
トップ>http://gendai.net/
シリア政府が声明 山本美香さんの銃撃死に謀略説
2012年8月24日
http://gendai.net/articles/view/syakai/138369
(全文引用)


「反政府組織」がプロパガンダに利用したのか
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 シリア北部で取材中に銃撃されて亡くなったジャーナリストの山本美香さん(45)。遺体は25日にも日本に到着する見通しだが、山本さんの死をめぐっ て、ある「陰謀説」が飛び交っている。ズバリ、「山本さんは、反体制派のプロパガンダに利用されたのではないか」との疑惑だ。
 山本さんのシリア入国を手引きし、同行取材させたのは反体制派武装組織「自由シリア軍(FSA)」だ。山本さんの遺体映像を、いち早く動画サイト「ユーチューブ」に投稿したのもFSAだ。山本さんは、FSAを信用していたのだろうが、こんな声が出ているのだ。
「映像では、ベッドに横たわる山本さんの遺体のそばで、FSAの兵士が『アサド政権の攻撃で殺された』と訴えていた。政府軍に比べて圧倒的に武力が劣る FSAにとって、唯一の有効手段は国際社会に現状を訴え、世論を味方につけること。少しでもシリア政府の非道ぶりを訴えたい。動画を投稿したのもそのため でしょう。しかし、銃撃戦から病院搬送、ユーチューブへの投稿までの時間が短く、まるで山本さんが銃撃されるのを“予感”していたようでした」(軍事 ジャーナリスト)
 国際社会を味方にしたいFSAにとって、映像はインパクトがある方が世論を喚起できる。FSAがより“過激な映像”を求める可能性はゼロではない。
 実際、英国の「チャンネル4ニュース」の関係者は、シリアの反政府組織に同行取材した際、「危険地帯に連れて行かれ、(死ぬことで)プロパガンダに利用 されそうになった」――と証言している。山本さんの場合も、22日のトルコ当局の司法解剖の結果、「狙い撃ちされた可能性が高い」というから、何やら怪し いにおいがするのだ。気になるのは、シリア政府が、山本美香さんの殺害は反政府派の仕業だ、と主張していることだ。
 戦場ジャーナリストの志葉玲氏が言う。
「さすがにFSAの自作自演はないでしょうが、投稿映像の使い方を見ていると、FSAが死者に敬意を表しているとも思えません。結果的に山本さんがプロパガンダに利用された面は否めません」
 真相は明らかになるのか。


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