「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

野田首相:「廃炉前倒しも」…建設中の大間、島根原発 <毎日新聞

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
野田首相:「廃炉前倒しも」…建設中の大間、島根原発
毎日新聞 2012年09月19日 23時54分(最終更新 09月20日 04時01分)
http://mainichi.jp/select/news/20120920k0000m010141000c.html
◆全文引用

 野田佳彦首相は19日夜のテレビ朝日の番組で、建設中のJパワー(電源開発大間原発(青森県大間町)が稼働した場合、40年廃炉ルールを適用しても50年代まで稼働できることについて「代替エネルギーの状況によって前倒しで(廃炉に)していくことはある」との認識を示した。

 首相は「30年代に原発ゼロを目指すというのは我々の方針だ」と強調。「(40年廃炉ルールの適用だけでは)30年代後半も原発は4基か5基は稼働している。再生可能エネルギー普及や省エネ徹底によって、残っているものも前倒ししていく可能性はある」と述べ、廃炉の前倒しがあり得るとの考えを示した。

 建設中の大間原発と島根原発3号機の稼働については「原子力規制委員会が専門的見地から判断するというプロセスをたどる」と説明した。【笈田直樹】


北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

社説:原子力規制委発足 事業者の虜になるな<毎日新聞

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
社説:原子力規制委発足 事業者の虜になるな
毎日新聞 2012年09月19日 02時31分
http://mainichi.jp/opinion/news/20120919k0000m070135000c.html

◆全文引用

 

 原発の新たな安全規制を担う原子力規制委員会と、事務局として規制委を支える原子力規制庁が19日に発 足する。原発で緊急事態が起きた際には、規制委が原子炉への注水など専門的な対策を判断し、首相もそれを覆すことができないなど規制委は極めて強い権限を 持つ。それだけに、原発関連業界や学界、政治からの不当な圧力を排除した「原子力安全の番人」として、国民の健康と安全を守る原子力規制行政の実現に全力 を尽くしてほしい。

 原子力規制委は委員長と委員4人の計5人で、国家行政組織法第3条に基づき設置される。環境省外局だ が、予算や人事を自ら管理するなど独立性が高い。規制庁は約500人体制で、内閣府原子力安全委員会や経済産業省原子力安全・保安院などの旧組織を解体し て一元化した。規制委員長には田中俊一・前原子力委員会委員長代理、規制庁長官には池田克彦前警視総監が就任する。

 東京電力福島第1原発事故では、官邸に正確な情報を提供し、適切な助言をするはずの原子力安全委や保安院がまったくと言っていいほど役に立たなかった。重大事故は発生しないと高をくくり、緊急時の指揮命令系統や広域避難体制の整備ができていなかったからだ。

 国会の事故調査委員会は、規制当局が専門性で東電に劣り、「規制する立場とされる立場に逆転関係」が起 きて事業者の「虜(とりこ)」になっていたと指摘したが、その轍(てつ)を踏んではならない。規制庁の職員の多くは保安院などからの横滑り組が占めるが、 虜とならないための専門性の向上策や意識改革が欠かせない。

 原発事故は起きることを前提とした防災体制の構築も急務だ。安全委は今年3月、重点的な防災対策を求め る区域を原発の8〜10キロ圏から30キロ圏に拡大した防災指針の改定案をまとめたが、規制委の発足遅れで最終決定は持ち越され、立地自治体の防災計画見 直しも止まったままだ。池田氏には、警察官僚としての経験を生かした対応を期待したい。

 政府は2030年代に原発ゼロを目指す新戦略を決定する一方、安全性が確認された原発は「その過程で重 要電源として活用する」とした。規制委は今後、原発の再稼働に関する安全基準の法制化や40年廃炉ルール、原発の活断層リスクの再評価などにも取り組む が、国民の信頼を得ることが「活用」の大前提となる。

 そのためにも、規制委人事の国会同意を改めて求めたい。政府は与党からも造反が出ることを嫌い、特例規定に基づき首相権限で委員を任命したが、規制委の発足の経緯やその強大な権限に照らせば、国会同意は不可欠である。

 

社説:原発ゼロ政策 政権の覚悟がみえない <毎日新聞

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
社説:原発ゼロ政策 政権の覚悟がみえない
毎日新聞 2012年09月20日 02時31分
http://mainichi.jp/opinion/news/20120920k0000m070155000c.html

◆全文引用

 これでは政策実現への決意が疑われる。野田内閣は、原発ゼロ目標を盛り込んだ「革新的エネルギー・環境戦略」に関し、柔軟に見直しながら遂行するという方針だけを閣議決定し、新戦略そのものは参考文書にとどめた。

 政府に対する拘束力が弱まり、脱原発は骨抜きになりかねない。野田内閣は、国民的議論を踏まえた決定の重みを認識し、脱原発への覚悟を示すべきだ。

 政策は閣議決定されることで、内閣の意思として確定し、その決定は変更されない限り、歴代内閣を拘束する。閣議決定をしないのでは、政策実現に責任を持つ意思を疑われても仕方ない。

 そもそも、新戦略づくりが大詰めを迎えた段階でも、内閣の腰は据わっていなかった。

 反原発の世論を受け、「原発ゼロ」を目標に掲げたものの、使用済み核燃料を大量に中間貯蔵している青森県や、核燃料サイクルに協力してきた米英仏に配慮し、核燃サイクルは継続することにした。

 新戦略の実現に向け、新法制定も予定していたが、最終段階でその構想は戦略の文面から削除された。

 それでも、「原発ゼロ」の目標は維持して、原発拡大路線からの政策転換を打ち出したが、戦略決定後も収まらない原発の地元自治体や経済界、米国などの反発に配慮して、閣議決定を見送った。

 こうした腰砕けとも思える修正が続く一方で、原発依存の継続につながる動きが出ている。

 

日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口<朝日新聞

朝日新聞
ホーム>http://www.asahi.com/
日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口
2012年9月11日11時20分
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201209100589.html
▼全文引用

図URL
http://www.asahicom.jp/special/10005/images/TKY201209100496.jpg
 東京電力福島第一原発から200キロ離れた日本海側の信濃川河口の海底土にも、事故によるとみられる放射性セシウムが積もっていることが近畿大などの調査でわかった。濃度は東京湾の荒川河口と同程度。13日から静岡市で開かれる日本海洋学会で発表する。

 近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)らは昨年8月に信濃川の大河津分水河口付近の新潟県長岡市の海岸で水深15メートル、20メートル、30メートルの海底の土を取り、深さ1センチごとの濃度を調べた。

 水深30メートル地点では海底面から深さ2〜3センチの濃度が最も高く、乾燥重量1キロあたり約460ベクレル。大気圏内核実験などによる過去の汚染の数十倍の濃度で、昨年8月に東京湾の荒川河口付近で採取した海底土も同様に最大400ベクレル台だった。


北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

原発住民投票、静岡知事が条例案 県議会に提案「朝日新聞」

★記事は、URL からお読みください。



朝日新聞
原発住民投票、静岡知事が条例案 県議会に提案
2012年9月19日12時52分
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY201209190273.html

▼全文引用ブログ
http://ameblo.jp/l1ksy9j4ve8neao8-ih6sde0/entry-11358721814.html



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

建設中原発、新増設に含まず=安全確認後、稼働へ−枝野経産相 [時事通信]

★記事は、URL からお読みください。


時事通信
建設中原発、新増設に含まず=安全確認後、稼働へ−枝野経産相
(2012/09/19-12:14)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012091900429


▼全文引用ブログ
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/19/194921



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

上関原発建設「認めない」 [中国新聞]

中国新聞
HOME>http://www.chugoku-np.co.jp/index.html
上関原発建設「認めない」
'12/9/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209190163.html
▽全文引用

 革新的エネルギー・環境戦略が19日、閣議決定に盛り込まれたことを受けて、枝野幸男経産相は、閣議後の会見で、中国電力上関原子力発電所(山口県上関町)など着工前の原発について、建設を認めない方針を明らかにした。

 枝野経産相は「原発の新増設はしない」などと掲げた革新的エネルギー・環境戦略を挙げ、「新たな建設の許可を与えることは原則に反する」と強調。計画段階の原発について事業者側が許可を申請した場合も、認めない考えを明らかにした。
 経産省は2013年度の概算要求で立地自治体への交付金を従来通りの基準で計上しているが「建設前の原発にもいろんなプロセスや状況がある。交付金などは今後、精査する必要がある」とした。



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

【社説】2012年9月20日 閣議決定見送り 脱原発の後退許されぬ< 中日新聞 CHUNICHI WEB>

★記事は、URL からお読みください。


中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/
【社説】2012年9月20日
閣議決定見送り 脱原発の後退許されぬ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012092002000090.html

◆全文引用ブログ
http://siryou78453289761230987645siryou.blogspot.jp/2012/09/90483267138723.html


★関連記事
中日新聞 CHUNICHI WEB
原発ゼロ」戦略、閣議決定せず 
2012年9月19日 11時49分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012091990114942.html
◆全文引用ブログ
http://siryou78453289761230987645siryou.blogspot.jp/2012/09/70929812091287.html



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

社説:原子力規制委発足 事業者の虜になるな<毎日新聞>

★記事は、URL からお読みください。



毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
社説:原子力規制委発足 事業者の虜になるな
毎日新聞 2012年09月19日 02時31分
http://mainichi.jp/opinion/news/20120919k0000m070135000c.html

◆全文引用ブログ
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/20/053211



★関連記事
J-CASTニュース
経団連ら、経済3団体が「原発ゼロ」に反対 「国益を損ねる」
2012/9/19 16:18
http://www.j-cast.com/2012/09/19146856.html



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

社説:原発ゼロ政策 政権の覚悟がみえない<毎日新聞>

★記事は、URL からお読みください。


毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
社説:原発ゼロ政策 政権の覚悟がみえない
毎日新聞 2012年09月20日 02時31分
http://mainichi.jp/opinion/news/20120920k0000m070155000c.html

◆全文引用ブログ
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/20/053431



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

「大津・中2自殺:いじめ事件」関連記事<毎日新聞>

★記事は、URL からお読みください。


毎日新聞
大津・中2自殺:女性教諭重傷で被害届…批判受け校長方針
毎日新聞 2012年09月20日 02時31分(最終更新 09月20日 02時33分)
http://mainichi.jp/select/news/20120920k0000m040158000c.html
◆全文引用ブログ
http://syoko035syoko035.blogspot.jp/2012/09/84032871652307.html


毎日新聞
大津・中2自殺:いじめ報告書、校長は隠蔽否定 市教委「学校信じない」
毎日新聞 2012年09月19日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20120919ddn041040018000c.html
◆全文引用ブログ
http://kiuj87432werfcyukkg669br5eds.blogspot.jp/2012/09/68201967387213.html


毎日新聞
大津・中2自殺:自殺当日、校長に報告書 中学側、事前認識か
毎日新聞 2012年09月19日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20120919ddm041040076000c.html
◆全文引用ブログ
http://syoko035syoko035.blogspot.jp/2012/09/69845873426178.html


毎日新聞
大津中2自殺:教師重傷、市教委一転「被害届を」 「悪質」と判断
2012年09月12日
http://mainichi.jp/select/news/20120912mog00m040007000c.html
◆全文引用ブログ
http://kiuj87432werfcyukkg669br5eds.blogspot.jp/2012/09/56729018213762.html


毎日新聞
記者の目:大津・中2自殺=加藤明子(大津支局)
毎日新聞 2012年09月06日 00時12分
http://mainichi.jp/opinion/news/20120906k0000m070109000c.html
◆全文引用ブログ
http://syoko035syoko035.blogspot.jp/2012/09/78903612651296.html



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

中国の反日デモ、日本企業が工場や店舗の操業・営業を一時停止<ロイター>

★記事は、URL からお読みください。


ロイター
中国の反日デモ、日本企業が工場や店舗の操業・営業を一時停止
2012年 09月 17日 21:48
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88G00V20120917


★関連記事
J-CASTニュース
反日デモ、日本企業に被害続出 「賠償請求は石原都知事へ」の声も
2012/9/18 19:26
http://www.j-cast.com/2012/09/18146771.html




北の山じろう「はてなダイアリー」目次

「南会津で24年産米の全袋検査始まる(福島放送)」の記事を、どう考えるか???

※この記事を、読んで「安心」??「不安」???
どうお考えになるでしょうか??多分、あなたのこの先の人生を左右するでしょう。コメント欄などを参考に、よ〜くお考え下さい。
※ご参考
私は、セシウム137について、「10ベクレル/1kg」以下を判断基準に考えています。私にとっては、「別世界」の話です。まあ、日本には「言論の自由??」が、あるそうですから・・・、「プルトニウムを飲んでも、なんともない」と言った、東大の教授もいましたし??


★阿修羅♪ >
50ベクレル以下だと測定器に丸印が表示。関東の外食が怖い。(乖離のぶろぐ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/438.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 19 日 17:46:57: igsppGRN/E9PQ


50ベクレル以下だと測定器に丸印が表示。関東の外食が怖い。
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11358785894.html
2012-09-19 16:28:07NEW  乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援

※北の山・追記
福島放送
ホーム>http://www.kfb.co.jp/index.html
(以上、追記終わり)

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012091917

南会津で24年産米の全袋検査始まる
2012年09月19日 14時16分配信

平成24年産の一般米の放射性物質を調べる全袋検査は18日、南会津町宮下のJA旧南郷トマト選果場で南会津郡内のトップで始まった。

この日調べた約70袋(1袋30キロ)の放射性セシウムは全て検出下限値未満で、通常通り出荷された。

全袋検査に先立ち、検査機の可動式が行われた。

大宅宗吉町長が「南会津地方初の全袋検査となる。

頑張って安全・安心をPRして風評被害を乗り越えよう」とあいさつした。

星安博組合長、星公正県議らがベルトコンベヤーのボタンを押した。

関係者らが見守る中、検査員がベルトコンベヤー式の測定器で1袋ずつ調べた。

1キロ当たり100ベクレルの基準値よりも低い50ベクレル以下だと測定器に丸印が表示され、検査員は結果などが分かるQRコード付きのシールを貼った。

全袋検査は25日に下郷町、只見町、南会津町の伊南地区でスタートする。

10月には南会津町の塩江と中荒井地区、下郷町の沢田地区で開始する。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント(欄)


01. 2012年9月19日 18:58:52 : QRDQsLPBIo
米・うどん・パン等の糖尿病制限食を食わない事だ。牛肉はオーストラリア牛、魚は南洋モノ?野菜は関東東北は止める。

スーパーで買う時、自分で調べたい。

02. 2012年9月19日 19:16:27 : hKYMEdnzU2
「頑張って安全・安心をPRして風評被害を乗り越えよう」
頑張れば頑張るほど買う気が失せる。

03. 2012年9月19日 19:25:46 : cEgFsEqwuw
コレを機に日本でも少食にする人が増えて結果成人病減少になるといいね。
現代人は不要に食いすぎてる。

04. 2012年9月19日 19:53:14 : chf5K99T2w
 民主党野田政権にとって、国民の生命や健康状態はすべて、原子力利用に関する国際機関のためのデーター収集の手段でしかないのか。日本人の今回の大災害にしても、日本国民の放射性物資による重大な汚染状況や食物、飲料水による内部被爆状況も国民の健康状況を真に憂慮してのデーター収集ではないのか。
 全てのデーターは国際社会の原子力を武器や人類破壊兵器などを製造し続ける主要な国々、つまり、米国、英国、フランス、イスラエルなどに提供する人的資料を作成するためのものであるように思えてならない。
 曲がりなりにも詭弁であろうと野田内閣が「原発ゼロ」の線香花火を打ち上げた矢先に、英国、米国、フランスは即刻、懸念や異義を申し立てている。可笑しいではないか。不可解である。何故、彼等が異義申立てをする必要性が生じたのか。。
 本来、日本人が自らの原発問題を議論しているとき、何故、他国がとやかく内政干渉をするのか。平時においては、利害を伴う米国以外、ほぼ没交渉的な無関係な諸国がである。このこと事態が理解に苦しむことであり、異状である。民主的な社会ではありえないことである。常日頃これら欧米諸国は発展途上国に対して「民主化」の必要性を説いているのである。 
 我が国は発展途上国以下の国家なのか。それとも、原発は主権者である国民には極秘にされている何か「恐ろしい契約」が交わされており、我が国・日本は手かせ足かせをはめられているのだろうか!
 
 

05. 2012年9月19日 20:40:40 : aQq0UGoaxY
放射性廃棄物の半分で○ですか。
それって食品じゃなく、やっぱり放射性廃棄物でしょう。

06. 2012年9月20日 07:03:09 : sBzqLIQIqU
>>05
>放射性廃棄物の半分で○ですか。

わたしもそう思ったのだが、実は測定誤差(検出限界)が40ベクレルほどある。だから、50ベクレル以下とでても、100ベクレル直前かもしれないということだ。

つまり、放射性廃棄物と同等のものまでOKなのだ。それをはっきり言わないで50ベクレル以下にしていると見せている。とんだ嘘つきだ。



北の山じろう「はてなダイアリー」目次

時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?(平成24年9月12日/武田邦彦)

 

[トップページへ戻る][□    寸評・随筆・コーヒータイム]

 

時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?

http://takedanet.com/2012/09/post_d32f.html


「informedtdyno.237-(5:39).mp3」をダウンロード

福 島の子供に甲状腺ガンが見つかり、また検査した子供の100人に36人が甲状腺に異常が見つかり、多くの方が心配しています。これに対して福島の医者団は 「チェルノブイリの時に小児甲状腺ガンの発祥は4年目からだから該当しない」とコメントしています。これをどのように考えるべきでしょうか?

まず、かなりの被曝をしたのですから、子供の甲状腺の異常が見られ、ガンも発症すると考えるのが「普通」で、「大丈夫だ」というような科学的な根拠はありません。

また、医師が「事故から1年半だから、甲状腺ガンの発症は考えられない」というからにのは、次の事を説明しなければなりません。
1) チェルノブイリという1回だけの経験によると、明らかに事故の影響とみられる甲状腺ガンは4年目からですが、その前から甲状腺ガンは見られています。
2) どの甲状腺ガンが被曝によるのかは分からないために、「被曝による甲状腺ガン」というのは、「統計的に被曝前から明らかに増えてきた時点」からのもので、その前の甲状腺ガンが被曝かどうかは分かっていないので、医師はウソをついたと考えられます。
3) いずれにしても被曝によって障害が出る可能性は否定できないので、できるだけ被曝を避けるようにしてください。
これでこそ医師です。

被 曝によってガン、生殖異常、免疫疾患などがでることは確かで、それは個人差があり、また統計的(誰にでるか分からないし、出ない人も多い)ということで す。おおよそは「法規の基準以内なら交通事故より多くなり、法規の基準以上なら交通事故より危険になる」という感覚で良いと思います。

国際的、あるいは国内で「1年1ミリシーベルト」を決めるときには「もともと被曝は有害だが、原発からの電気をもらうためには仕方が無いので、我慢する」という「我慢の限界値」という考え方です。決して、無害とかそのような概念ではありません。

・・・・・・・・・

今回のことで、お子さんを持つ親御さんは福島の方を含めて、「断固として子供の被爆を減らす。できるだけのことをして何も起こらなかったら、それはそれで良いとする」という信念をもってください。福島の人はあきらめているように見えますが、子供は大人を信頼しています。

また、親御さんは今度のことを受けて、驚くことはなく、このようになる可能性があったことですから、そのまま注意を続けてください.注意をした親のお子さんはそれだけ安全です。精神を強くもって頑張ってください。私たちができることはそれだけです。

マスコミも「事故の2日目に自分たちは逃げて、福島の人には安全だと言った」という罪を償う機会ですから、事実を詳細に報じ、解説陣はどんどん被曝を避ける方法を解説してください。日本の子供は日本の親が守るものです。

もう一つ、甲状腺に異常のある36%の子供達の検査は2年後ということになっていますが、親御さんとしては心配です。1年後に検査をして欲しいと希望する子供は検査すべきです。

インフォームドコンセント」と言われて10年以上が経ちますが、病気に立ち向かうには医学だけではなく、患者さんと一体となった納得性も要ります。その点で、この「2年後」と決めた医師は実に古いタイプというか、威張っている、患者さんを人間と思っていないという感じです。

(平成24912日)

 

武田邦彦

 


« 人生講座(8) デディケーション |

 

[トップページへ戻る][□    寸評・随筆・コーヒータイム]

(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ

時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?(平成24年9月12日/武田邦彦)

時事寸評 福島の子供の甲状腺ガンをどう考えるか?(平成24年9月12日/武田邦彦
※リンクが多いので、下記URLからお読みください。
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/20/080407



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

原発事故と放射線障害に対する考え方「もみの木医院」

 記事URL
http://mominoki-iin.com/whats/20110718/index.html

 

 ヘ レン・カーディコット博士が述べているように、日本のほぼすべての政治家、財界人、エンジニア、核物理学者、そして放射線科医をはじめとする医療の専門家 は、放射能に対する感受性が、子供は大人の20倍高いこと、女子は男子の2倍、胎児はそれよりもっと高いこと、また、放射能による先天性奇形や遺伝性疾患 は、何代にも影響が及ぶことなどは、ほとんど理解していません。
 そのため、日本の政治家や放射線科医などの専門家の打ち出す対策は、欧米の専門家から、“日本人はバカか気違いか?”と言われるほど、無知かつ無責任であり、その原因は、東京電力をはじめとする原子力産業などの原発村と政治の深いつながりにあると言えます。
日本の政治家や放射線の専門家は、チェルノブイリ事故によって得られた医学的予測と教訓を無視し、そして隠すことを今いちばんの重要な仕事と思っているようです。そして、その無知がゆえに、住民を除染後の高濃度汚染地域に戻って住み続けるようにする政策や、それ以外の地域の 住民が、放射能による障害に関心を持たないようにする政策を行っています。
チェルノブイリ事故による甲状腺がんは、事故後3~4年で出現しました。福島原発事故後の調査では、わずか12カ月で、福島県内の3万8千人の18才以下の子供の甲状腺エコー検査で、36%に甲状腺のう胞または結節が見つかっています。
潜伏期間がこれほど短いということは、この子供たちが、昨年3月に福島原発事故による放射性ヨウ素を、呼吸で超大量に吸い込んだことは、間違いありません。これは、また、さらなる多種多様のがんの発症を予測させる非常に悪い前兆です。
 なぜならば、放射性ヨウ素は、現在ほとんど検出されませんが、それ以外の放射性物質のセシウムストロンチウム、さらに、チェルノブイリ事故との決定的な違いであるアルファ核種の広範な飛散~プルトニウムとウランなどが、福島県から関東全域で大量に飛散していることがはっきりしており、食物で、そして呼吸で、毎日人体に取り込まれて濃縮されているからです。
 現在の避難政策や放射線防護の実情では、早ければ3~4年後、遅くとも15年以内に、原発から100キロ以内の10万人が、放射能汚染によるガンを発症 し、同じく半径100キロから200キロに住む12万人が、放射能汚染によってガンになるというヨーロッパ放射線防護委員会の試算は、かなり確率の高いも の
と言えます。
福島第1原発事故により、那須町那須塩原市は、チェルノブイリ原発事故の 第Ⅲ分類 (定期的な健康チェックが必要な居住可能地域、1Ci~5Ci/㎢)から、一部は 第Ⅱ分類 (選択的移住地域)に相当する 被曝地域となりました。
 現在の政府の発表や政策は、うそでたらめが多く、信用できません。唯一、インターネットの一部の情報だけが、真実を伝えているようです。本来、専門家である医師や医師会、国立がんセンターなども、現在の放射線被ばくは心配ないなどと、完全なまちがいを発表している日本の現状は、大変ひどいと言えます。
患者さん各位は、自分で自分の身を守っていかなくてはなりません。

具体的な方法や考え方については、このもみの木医院ホームページに詳しく述べております。


@もみの木医院の院内と院外周辺の空間放射線量は、 毎日 測定していますが、
ずっと低い値が続いています。

もみの木医院長

 

 

もみの木医院(栃木県)
http://mominoki-iin.com/#

~脱原発のすすめ~「もみの木医院」

記事URL

http://mominoki-iin.com/whats/20120725/index.html

以下の評論は、医療関係者向けの講演会の資料です。今まで、公開を見合わせて来ましたが、脱原発が国民の大多数の声となりつつある今日このごろ、脱原発の必要性を正しく理解していただく一助として公開することにいたします。

1.チェルノブイリ原発事故の悲劇は、必ず、福島や関東の人々に襲ってくる。

  昨年7月に発表された文部科学省の航空機モニタリングデータによると、栃木県県北地方のガンマ核種であるセシウムを中心に調査した土壌の放射能汚染は、チェルノブイリ分類の定期的健康管理区域の第Ⅲから、一部選択的移住地域の第Ⅱに該当する。
  福島県中通りと浜通りの汚染は、第Ⅱから強制移住地域の第Ⅰに該当するところがある。

  ICRP(国際放射線防護委員会)が発表している、チェルノブイリ原発事故により、原発職員の約50名が急性放射線障害で死亡したが、一般住民の健康被害 は、子供の甲状腺がんが増えただけであった~という結論は、多くの日本の科学者や医学者がいまだに信じているが、完全に間違っている。
  ロシア、ベラルーシなどでは、他のガン患者、子供だけではなく、大人も含めて、また心臓疾患なども明らかに大量に増えている。その総数は、軽く100万人 を超えると言われている。しかしながら、これらの患者は、被曝の証拠がなく、学会に認められる症例が少ないことから、作為的に“原発事故による健康被害で はなかった”と、統計から排除された患者がほとんどである。
  したがって、この結論は、ICRPが内部被ばくを基本的に認めない立場から、意図的に導き出された間違った結論である。~科学者はうそをつく(ECRR)~これは科学者の常識でもある。

  ICRPやIAEAは、国連の関連機関であるが、アメリカの原子力政策を遂行するために創設された機関で、もともと原子力推進のための機関である。WHOと協定を結び、原子力関連の健康に関する調査や提言は、WHOはできないことになっている。

  日本の原発関連の科学者や放射線医学関連の医学者のレベルは、残念ながら低い。いつまでたっても、このICRPの作為的な間違った結論を信じている~信じて疑わない者が多く、政府や電力会社に都合の良い話をする御用学者が多い。

  現在の放射線防護や避難政策では、早ければ3~4年後、遅くとも15年以内に原発から100キロ以内の10万人が放射能汚染によるがんを発症し、半径 100~200キロ以内の同様に12万人が放射能汚染によるがんを発症するというECRR(ヨーロッパ放射線防護委員会)の予想の確率は、極めて高いと考 えられる。
  ドイツのメルケル首相は、元々は原発推進派であったが、このECRRの福島原発事故に関する報告書を読んで、脱原発を決意した。

  放射性物質は、においもしないし、味もしないし、目に見えない。また、体に取り込んでも、すぐにはわからない。放射性物質は、最高の毒である。

2.現在の日本政府、福島県、栃木県が行っている政策は、計画的殺人といえるかもしれない。

  昨年3月の原発事故直後の日本政府の対応には、重大な問題がある。SPEEDIデータを隠して、一般住民に知らせなかったのは、殺人的行為であり、歴史的犯罪である。
  政府は、事故当初、SPEEDIは地震で壊れてデータがないと言っていた。ところが、欧米の大使館には事故直後から送信し、日本人には1週間後に流した事 実が判明した。管直人の日本政府は、欧米人は早期に情報を流して避難させたが、日本人は大量被曝させても仕方がないと思っていたようである。
  住民に対しSPEEDIのデータを流さず、ろくな避難もさせず、ヨウ素剤もきちんと服用させなかったことは、欧米の研究者から、“日本人はバカか気が狂ったか”といわれても仕方がない。

  日本政府は、国民を守る気はない。(ECRR) これは、間違いないようである。
  ほとんどのマスコミが作為的に無視して国民に知らさないようにしている、昨年の8月26日に経済産業省から発表された福島第一原発から放出した核種の試算表データは、致命的である。
  プルトニウムストロンチウムをはじめとする致命的な放射性物質が大量に放出され、しかもSPEEDIのデータによると、福島から関東全域にこれらの放射 性物質が拡散し、土壌などを濃厚に汚染した。これは、アメリカのNNSAの調査でもはっきりしていることであるが、チェルノブイリ事故との決定的な違いは、アルファ核種の広範な飛散~すなわちプルトニウムやウランの広範な飛散である。大量のプルトニウムとウランが、東京、神奈川、千葉などの首都圏から、関東北部、そして福島のほぼ全域に飛散し、土壌を汚染した。
  前述の航空機モニタリングの土壌汚染の濃度を加えて検討すると、残念ながら、福島県中通り、浜通り、 栃木県県北、群馬県県北は、子供には居住不適当な地域が多く、大人にも一部居住不適当な地域が存在すると言える。
  ところが、これらの県は、御用学者を駆使して、講演会、テレビ、新聞などで、でたらめな安全神話を住民に刷り込み、危険性に全く目を向けないように仕向けている。これは、まさに計画的殺人であろう。

  もう一つは、除染である。除染の効果は、せいぜい空間放射線量を3分の1に下げる程度である。空間放射線量が1.5マイクロシーベルト以上の地域では、除染しても0.5以下には下がらず、これでは、放射線管理区域(3カ月積算で1.3ミリシーベルト以上)のままであり、居住不適である。
  いまだに原発近隣の住民を避難~移住させなかったり、除染して早期に帰宅させるなどと、歴史に学ばない、非科学的なことをやろうとしている、日本政府と福島県の政策は、異常というほかはない。
  空間放射線量の高い地域は、外部被ばくだけでなく、高線量の内部被ばくを考慮しなければならない。特に、今回の事故では、空間放射線量が高い地域は、アル ファ核種やベータ核種もその分多く存在すると考えられるから、このことは非常に重大である。除染を行っても十分に取りきれないアルファ核種やベータ核種 は、ホットパーティクルとなって、食物よりも呼吸で取り込まれる。その線量を正確に見積もることは難しいが、確実に発がんに結び付く。

3.最終的に、住み続けて安全かどうかは、土壌汚染の程度で決められる。

  住み続けて安全かどうかは、土壌汚染の程度で決められるべきである。
  チェルノブイリの経験で安全と言えるのは、570㏃/kgまでである。小児はもっと低い値とすべきである。
  栃木県県北は、前述1.の文部科学省の発表の航空機モニタリングデータに よると、土壌汚染は、60,000㏃/㎡から300,000㏃/㎡であり、換算すると1000㏃/キロから5000㏃/キロとなり、完全に基準オーバーで ある。群馬県県北は、栃木県県北と同様である。福島県中通りや浜通りは、これ以上に汚染されているところが多い。関東地方の南部でも、かなり汚染されてい る地域が存在する。
  加えて、前述2.の経済産業省発の放出核種の試算表データによると、飛散した核種が悪い。アルファ核種~プルトニウム、ベータ核種~ストロンチウムという内部被ばくに致命的な意味を持つ核種で大量に汚染された。

  私見であるが、わかりやすい判断方法として、簡易な方法である空間放射線量計のデータで代用すると、おおむね屋外で0.5μ㏜/hrを超える地域は、移住するべきであると考える。
  是非、政府や御用学者のでたらめにだまされず、テレビ、新聞や周りの人間の間違った情報に惑わされず、的確な行動をとることを勧める。

4.原子力発電は、壮大な無駄であり、人類には何のメリットもない。

  燃料費が石油に比べて格段に安く済み、二酸化炭素を排出しないため、地球温暖化防止に大きな効果があると信じられてきた原子力発電であるが、実際は全く違うものである。

  まず、ウラン燃料は化石燃料と違って調達費は安いが、使用済み燃料の中間貯蔵、再処理、MOX燃料の作成(プルサーマル)などに多大な費用がかかり、1キロワットアワーあたりの単価は、火力発電と変わりないか、状況によっては高くつく。
  プルサーマルは、日本は“もんじゅ”という高速増殖炉計画があり、多大な投資を行っているが、今後とも成功する見込みは全くない。世界的にみても、成功した国はない。
  地球温暖化防止に効果が大きいというのは、全くの間違いである。福島第一原発クラスでは、1秒間!!に500トン!の冷却水を使用し、約7度上昇した海水 を海に還流させている。日本全体の原子力発電所では、日本の河川の水量の約5分の一の水量の冷却水を使用し、同様に約7度上昇させて還流させている。“地 球温暖化に極めて効果的”な、約33%と熱効率の悪い発電方式である。
  また、平常運転時でも、非常に危険な発電方式である。キセノンなどの希ガスは、ほとんど漏れっぱなしである。これは、乳がんの原因といわれている。同様に、トリチウムなども出っぱなしである。 “原子力発電は、内部被ばくを無視して成り立つ商売である。”(矢ガ崎教授)

  原子力発電をすべてやめても、日本のエネルギー事情には何の問題もない。
  最新のきわめて効率の良い、冷却水のほとんどいらないガスタービン発電を何箇所か増設するだけで、真夏のピークに対応できる。燃料の液化天然ガスは、国際 的にだぶついており、円高も追い風となり、調達にはなんの問題もない。風力発電や太陽光発電は、設備コストが高い発電方式であり、これらは追い追い進めて いくべきであり、急ぐ必要はない。

  決して、電力業界や“原発村”の学者どもに、だまされてはいけない。

5.福島原発事故の今後の見通しは、かなり厳しい。

  昨年3月12日から同年4月にかけて、広島原爆の150個分の放射性物質が放出され、その内の30個分の放射性物質が福島県から関東地方を中心に降り注いだ。現在も少量であるが、放射性物質の放出は続いている。
  日本の沸騰水型原子力発電所の特徴である使用済み燃料プールが原子炉建屋にあるという構造が、チェルノブイリ原発で行われた、原子炉全体を石棺で覆うということを不可能にしている。
  使用済みプールは、今後とも数十年にわたり冷却を続けて行かなければならず、原子炉建屋内が極めて高い放射能で汚染されている1号機から3号機には、人間が入れないため、燃料を取り出して別のプールに移して廃炉を進めることは、現実的に不可能である。
  4号機は、うまい具合に屋根が吹き飛んでいるため、使用済み燃料を取り出して別のプールに持っていけそうであるが、一瞬でも空気に触れれば周りの人間は即 死するほどの放射能を持っているため、その取り出しは極めて難しい。その4号機建屋は、震度6以上の余震がくれば、倒壊することが予想されており、そうな れば、野外原子炉状態となり、燃料棒の中に閉じ込められていた大量の放射性物質が放出され、関東地方や福島県は居住不可能となる可能性が高い。
  事故当時、原子炉内から燃料が取り出されていた4号機を除く、1から3号機の燃料はすべてメルトダウンしている。沸騰水型原子炉の特徴として、圧力容器の 下部はもともと弱い構造であり、メルトダウンした燃料は、すぐにメルトスルーして格納容器底部にたまる。メルトスルーした燃料は、十分に水で冷却されない 限り、格納容器のコンクリートを溶かしてメルトアウトし、地下水に到達する。ここで“象の足”状態になって、1号機から3号機の燃料は固まっていると考え られる。これらの溶け落ちた燃料は、ごく一部が再臨界したり、元の状態に戻ったりを繰り返していると考えられる。
  いずれにせよ、明らかにチェルノブイリ原発事故を超える世界最悪の世界最大の原発事故であり、その収束には30年どころか、数百年の時間が必要と考えられる。福島原発事故は終息したという、政府の終息宣言は、世界中の笑いものである。


6.世界の中では、福島原発事故の意味合いは、微妙である。

  前述のように、ドイツのメルケル首相は、福島原発事故を教訓にして、大きく舵を切って、脱原発を決定したが、世界の他の経済大国の方針は、国別に大きく異なる。
  世界第2位に原発の多い国であるフランスは、福島原発事故を受けても方針に変化はなく、原発依存度を80%以上に維持する方針である。
  新興経済国家である中国とロシアは、現在の経済発展を維持させるために、今後原発をどんどん建設していかざるを得ないようである。
  世界第1位に原発の多い国であるアメリカは、あまり知られていないが、シェールガスが国中で発見されており、それだけで100年くらいはアメリカ経済が やって行ける埋蔵量があるとのこと。将来的にはそちらをエネルギーのメインにしていく方針で、今後原発を造るつもりはない。
  実は、アメリカはすでに原発には関心がない国であって、福島原発事故の後処理にもあまり積極的ではないようにも思われる。
  彼らに言わせると、事故のリスクの大きい、使用済み燃料の処理経費が莫大な、地球温暖化防止にも火力発電と大差ない、原子力発電は何のメリットもないとのことである。
  アメリカは、“消極的に脱原発をしようとしている国”と言えるかもしれない。

2012年7月30日 もみの木医院長  川口 幸夫

もみの木医院(栃木県)
http://mominoki-iin.com/#

 

原発事故と放射線障害に対する考え方「もみの木医院(栃木県)」

原発事故と放射線障害に対する考え方「もみの木医院」
※記事は、URL からお読みください。
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/20/081537


元記事
もみの木医院(栃木県)
http://mominoki-iin.com/#
記事URL
http://mominoki-iin.com/whats/20110718/index.html




北の山じろう「はてなダイアリー」目次

〜脱原発のすすめ〜「もみの木医院」

脱原発のすすめ〜「もみの木医院」
※記事は、URL からお読みください。
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/20/083144



元記事
もみの木医院(栃木県)
http://mominoki-iin.com/#
記事URL
http://mominoki-iin.com/whats/20120725/index.html




北の山じろう「はてなダイアリー」目次

原子力安全研究グループ>ホームページのご案内(原子力関係の情報が沢山掲載されています)

原子力安全研究グループ
ホームページ
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

※ここには、沢山の情報が掲載されています。

原子力安全研究グループ
京都大学原子炉実験所
590 -0494 大阪府泉南郡熊取町
原子炉実験所ホームページ>http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/



北の山じろう「はてなダイアリー」目次

チェルノブイリ原発事故後の新聞の切抜きから(原子力安全研究グループ)

※これから、どうなるのか???過去に学ぶのが一番良いと思います。似たような原因があれば、似たような経過を辿り、似たような結果に至るのは、ごく普通の事です。そこから、目を背ける者は相応の報いを受けるでしょう。


原子力安全研究グループ
ホーム>http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/
チェルノブイリ記事切り抜き帖
(1986.4〜2007.12)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/CherNewsJapan.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1986.4〜12)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1986.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1987)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1987.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1988年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1988.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1989年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1989.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1990年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1990.html
チェルノブイリ新聞切り抜き帖(1991年)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1991.html
※以下、1992年〜2007年まであります。


★阿修羅♪ >
チェルノブイリの記事が示唆する日本の将来
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/467.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 4 月 01 日 03:37:06: FpBksTgsjX9Gw

東都大学原子炉実験所 原子力安全研究グループのウェブで、チェルノブイリ記事切り抜き帖を
見つけました。

 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/CherNewsJapan.html

いくつか興味深い記事を抜粋します。
全く同じことがすでに日本で起きているのにあらためて驚かされます。

(1000ピコキュリー=37ベクレル、1マイクロキュリー=3万7千ベクレル


86/05/15 朝日 「市民の多くが脱毛」
チェルノブイリ北方130kmのゴメリ市に住む女性は、モスクワの友人へのへの電話で、この数日間で頭髪が全部抜け落ちたと告げた。この女性によると、5歳の自分の子供をはじめ、人口30万人のゴメリ市民の多くの人も同じ目に遭ったという。


86/05/20 日本海新聞 「原乳から放射能?島根で国内最高値」
島根県は19日、県内で主に生草をえさに飼育している牛の原乳からヨウ素131を1リットル当り最高で678ピコキュリー検出した、と発表した。ソ連原発事故以来、国内で採取した原乳の放射能濃度としては最も高い値。


86/07/02 朝日 「放射能汚染は東高西低」
ソ連原発事故による放射能の汚染状況を、京大工学部原子核工学科、荻野晃也助手たちがまとめた。一定条件で採取 した松葉のヨウ素131、セシウム137を測定したもので、北海道、中部など東日本が高く、瀬戸内沿岸や九州が低い「東高西低」傾向が明らかになった。松葉1kg当りの放射能量は、ヨウ素が、最低の長崎県で2600、最高の青森県で43200ピコキュリー、セシウムは220(鹿児島県)から13300(宮 崎県)ピコキュリーだった。


86/07/15 毎日 「西ベルリン表土放射能汚染」
チェルノブイリ原発から約1000km離れた西ベルリンの表土は、日本の土の少なくとも50倍以上の放射能で汚 染されていることを、日本国内に持ち込まれた土を分析した京都大学原子炉実験所の小出裕章助手が14日明らかにした。表土から検出された放射能は、1kg 当り、ヨウ素131が6.78ベクレルセシウム134が57.3ベクレルセシウム137が124ベクレルなど。


86/05/27 日本海新聞 「海藻からも放射能」
チェルノブイリ原発から放出された放射能による汚染が、日本周辺海域にも広がっていることが、政府放射能対策本 部の26日までの調査で分かった。対策本部によると、宮崎県北部の海底で採取されれたマクサから1kg当り7万ピコキュリーという高いヨウ素131が検出 された。また、茨城県では、ヒジキから同989ピコキュリー、カジメから同3300ピコキュリー、神奈川県では、イソモクから同1400ピコキュリーな ど。


86/09/12 朝日 「日本では考えがたい」
原子力安全委員会のソ連原発事故調査特別委員会(委員長・都甲泰正東大教授)は11日、第1次報告書をまとめ、御園生原子力安全委員長に提出した。「事故の概要はかなり明らかになった」とし、「わが国では考えがたい事故であったことがほぼ明らかになった」としている。


87/04/12 毎日 「西独で異常児出産急増」
西独の西ベルリンなどで異常児の出産が急増しており、専門家の間ではチェルノブイリ事故の放射能汚染によるもの ではないかとの見方が出ている。西ベルリンの人類遺伝学研究所によると、同事故から9カ月後の今年1月、西ベルリンでは10件のダウン症候群の新生児出産 が報告され、通常の1カ月当り2件を大きく上回った。


87/08/24 朝日(三重) 「お茶数トンを廃棄」
三重県度会郡度会町で、チェルノブイリ原発事故後に採れた茶が放射能に汚染され、製茶グループが出荷停止処分に していたことが、23日伊勢市で開かれたシンポジウムで報告された。同町の「生活クラブわたらい茶生産グループ」は、生活クラブ生協に茶を供給している。 同生協は、食品の供給基準値を「国の基準の10分の1以下」とする自主基準を設定、セシウムがキロ当り37ベクレルを超えるものは供給しないことを決め た。昨年5?10月産の度会茶の汚染はいずれも自主基準を超え、5月に収穫した者は227ベクレル、最低でも39ベクレルだった。7?8トンの茶を供給停 止にし、2000?2500万円の損害となった。


87/09/29 毎日 「チェルノブイリ事故後、米の乳児死亡率上昇」
チェルノブイリ事故による放射能が米国に降下した昨年6月?8月の3カ月間、雨量の多い米西海岸や一部東部の各 地で、乳児を中心に死亡率が異常に上昇していたことが、スタングラス・ピッツバーグ大名誉教授らの分析調査で明らかとなった。チェルノブイリの放射能が米 国に到着したのは昨年5、6月頃で、その直後の6月の乳児死亡率が前年同月比で約15%も上昇。7、8月も同7?4%高くなっていた。「チェルノブイリに よる放射能汚染に起因しているとしか考えられない」と結論つけている。


88/09/29 北海道新聞:モスクワ=共同
27日のイズベスチャによると、ウクライナ共和国で遺伝性疾患の患者が大幅に増えている。共和国各地の特別施設には、不治の遺伝性疾患患者が10万人収容されており、毎年1万〜1万2千人増加している。放射線との関連に記事は触れていない。


89/02/12 朝日新聞:モスクワ時事
11日付のプラウダによると、白ロシア共和国のコワリョフ副首相の談話 では、放射能汚染は当初の予想より広範囲に及んでおり農地の5分の1が汚染され、モギレフ、ゴメリ州で24700人が避難、10万㌶が立ち入り禁止、 415の村(10万3千人)が恒常的な監視区域に指定されいる。


89/02/16 北海道新聞:モスクワ=共同
15日発売のモスクワ・ニュースによると、ウクライナ共和国で事故後家 畜の奇形が急増しているほか、甲状腺異常の児童が増えている。チェリノブイリ西50〜90kmのジトミール州にあるペトロフ・コルホーズでは、事故後1年 間に奇形の豚が64頭、1988年は9月までに76頭生まれた。事故前までは3頭生まれただけだった。同州ナロジチ地区では1988年秋、 0.2mR/hrのガンマ線キエフ(0.014mr/hr)の約14倍。セシウム137の蓄積は、住民の4%で、5〜10マイクロキュリーに達してい る。


89/08/01 河北新聞:モスクワ=時事
チェリノブイリ北方50〜60kmのロシア共和国ホイニキ市で、児童の 間に貧血やのどの炎症が広がっている。30日付イズベスチャが同市600人の署名した手紙を掲載したもの。「放射能の影響はない」とした当局や学者の誤り を指摘し、過去3年間に地区の党第1書記ら幹部や大半の医師が住民を残し脱出したと非難。


89/08/08 サンケイ新聞:モスクワ=記者
ウクライナの反体制ジャーナリストで人民代議員のヤロシンスカヤ女史 は、ネジェーリャ最新号で、ウクライナ共和国のチェリノブイリ西方12の村で住民が高濃度の汚染により危険にさらされている、と当局を批判。女史が入手し た公式データによると、ナロードニーチェスキー地区の12の村で70年間に受ける被曝線量は、35.5〜113レムとされ、ソ連自身の基準35レムを越え ている。子供たちに甲状腺などのどの疾患や貧血、のど、胃、食道などのガンが増大。牧草地で160Ci/平方kmの汚染が見つかっている。ウクライナ共和 国当局は、いかなるデータも公開しないようかん口令。


89/10/02 毎日新聞:モスクワ=共同
30日の「ソビエト文化」は、白ロシア共和国で奇形児の出産やガン患者 が急増していると報道。ゴメリ州ホイニキ地区では、今年1月から6月の間に13人の奇形児。昨年の奇形児出産は3件。奇形児の出生率は事故前の85年に比 べ3〜4倍、死産も増加。モギレフ州スラブゴロド地区では、85年に11人しかいなかったガン患者が、昨年は70人に急増。今年1〜6月は新たに34人。 同地区の人口は過去2、3年の間に約20%減少しており、ガン発生率の上昇は明らか。ゴメリ州などでもこうした傾向。スラブゴルド地区では動物の奇形出産 も急増。


89/10/21 毎日新聞:モスクワ=共同
18日付イズベスチアの投書で、労働者レーピン氏は「ともに放射能除去 を行った若者たちが急死している。死者の数は増え続けている」と告発。事故直後動員されたイグナチェフさんは1カ月後に倒れ、翌年には歯が22本抜け、脱 毛、頭痛、ぜんそく、胃の痛みなどを訴え、昨年7月21才の若さで死亡。多数が闘病生活を強いられている。同紙編集部は、事故後原発地区に入った労働者は 約60万人に上ると述べ、発病の事実に目をつぶることは罪だ、と強調。


89/12/09 毎日新聞:モスクワ=記者
7日のプラウダによると、ウクライナのクラマトルスク市で住宅団地の建 設に汚染したコンクリートパネルが用いられ、入居者が白血病で死亡していたことが明らかになった。コルジェ一家がこの団地に転居して数年後、長男が白血病 で死亡。もう一人の子供も同じく白血病と診断された。同じアパートに前に入居していた一家も白血病で2人の死者を出しており、当局が調査したところ、子供 部屋の壁の放射能汚染が判明。セシウムまたはコバルト汚染と見られるが原因は不明。


90/04/06 北海道新聞:モスクワ5日
タス通信によると、プリピャチ川下流とキエフ貯水池の上流で、ストロンチウム90やセシウム137が蓄積。汚染は深刻で、今後の水資源利用を制限する必要があると、ウクライナ共和国水生生物学研究所の部長が述べた。


90/04/19 毎日新聞:ニューヨーク=タス
ユニセフの委員会で白ロシア共和国の代表団は、チェルノブイリ事故で3万7千人以上のソ連の子供達が、ガンや貧血、心臓病で苦しんでいるとし、子供達のための援助を要請。白ロシア共和国は人口220万人で、子供は約80万人。


90/5/26 朝日
来日中の白ロシア科学アカデミーのコレシコ教授は、白ロシアでは今年中に100万人の住民が新たに避難を迫られることになる、との衝撃的な事態を明らかにした。


90/6/18 朝日:キエフ=松本記者
キエフで17日まで3日間、チェルノブイリ被曝者第1回全ソ大会が開か れた。これまでばらばらだった組織を統一しようと各地から1000人を越す代表が集まった。大会での報告によると、除染に参加した人は合計60万人、うち 4分の1が正規軍人で、残りのほとんどは、「ズボレ」と呼ばれる民間人。約5万人が重い放射線障害による病気に侵され、200〜300人に1人の割合で死 亡した。最終日、「全ソ・チェルノブイリ同盟評議会」が正式に発足した。


90/7/8 朝日:モスクワ=共同
ソ連共産党大会で、白ロシア・ゴメリ州選出の女性代議員が、新生児の死亡率が急増するなど住民の健康に大変な異常が起きていると報告。1985年と89年を比べると新生児死亡率が4.1倍、視覚障害発生率3倍、血管障害8倍など。データの出所は明らかにしなかった。


90/8/7 福井
広島原水禁大会に参加のキエフのイリーナ・ゴルディンコ医師によると、チェルノブイリ事故の結果、妊婦子供の被害が深刻。甲状腺異常は軽度のものも含め、妊婦で1万5千人、子供で5万人、出生直後の乳児で約3万人にのぼる。


91/4/15 日経:ロンドン=時事
14日のインディペンデントオンサンデーによると、チェルノブイリ事故により7000〜1万人が被曝により死亡。事故処理にあたったソ連科学者チェルノセンコの話として伝えたもの。また、核燃料190トンのうち60〜80%が放出されたという。


91/4/20 毎日:ロンドン=共同
英原子力公社は、チェルノブイリ事故に関する報告書を発表。今後全世界で4万人がガン死、うち1万人がソ連国民。


1992/3/13 福島民友:ロンドン=共同
ウクライナ環境保護省顧問のチヒー博士は11日、ブリストルの会議で、チェルノブイリ事故によるキエフ州の汚染地帯で、動物の奇形出産が増えていると指摘した。事故以前は極めて少なく、明らかに汚染が原因と述べた。


1992/11/1 毎日
ベラルーシの汚染地では4割の子どもに甲状腺肥大などの影響。同国の小児科医らが31日大阪市内で開かれた市民団体との交流会で報告したもの。


1994/4/27 毎日:モスクワ・三瓶記者
チェルノブイリ事故8年にあたり、ロシア各紙は事故についてさまざまに報道。国防省機関紙「赤い星」によると、事故処理作業にあたった30万人のロシア人のうち、3万人が身体障害者となりこれまでに5000人が死亡。


1994/5/11 毎日:バーデンバーデンAFP
チェルナウセンコ氏は10日、ドイツのラジオ放送で、チェルノブイリ事故による放射能汚染のため旧ソ連諸国で向こう10年間に1500万人が死亡するだろうと述べた。


1995/7/4 毎日
チェルノブイリ事故による放射能汚染地域で、新生児の先天性異常の発生が88年をピークに事故以前と比較して最高2.2倍に達していた。広大原医研の佐藤所長とベラルーシの遺伝疾患研究所の共同調査で明らかとなったもの。


1996/11/19 毎日
阪大医学部の杉山教授や野村教授のグループは、チェルノブイリ周辺汚染 地域に住み、血液検査で「異常なし」とされていた住民の血液から、白血病の目印遺伝子WT-1の増殖を確認し、通常の検査で異常がない住民も白血病に対す る高いリスクを負っていることを、遺伝子レベルで裏付けた。



北の山じろう「はてなダイアリー」目次