「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

規制委が浦底断層の活動性指摘 敦賀原発、2日も調査<47NEWS>

47NEWS<共同通信
トップ >http://www.47news.jp/
規制委が浦底断層の活動性指摘 敦賀原発、2日も調査
2012/12/01 23:18 【共同通信
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120101001952.html
▼全文引用

 団長役の島崎邦彦委員長代理は終了後「浦底断層は非常に活動的な活断層。原発の敷地内にあること自体が、かなり特殊だ」と強調した。一部の破砕帯が連動するかは「これから検討する」として明言を避けた。

 原子力規制委員会の現地調査団は1日午後も、日本原子力発電敦賀原発福井県)1、2号機の直下にある断層(破 砕帯)が活断層かどうか調べた。敷地内を縦断する活断層「浦底―柳ケ瀬山断層帯(浦底断層)」の活動性は高く、一部に浦底断層と連動する疑いがある破砕帯 もみられたが、確証を得るには至らず、2日も引き続き調査する。



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敦賀原発 敷地内断層「大変活動的」<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
敦賀原発 敷地内断層「大変活動的」
2012年12月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012120202000096.html
▼全文引用

写真
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2012120202100029_size0.jpg

 日本原子力発電(原電)敦賀原発福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べる原子力規制委員会の専門家チームは一日、初日の調査を終えた。チームの 五人は、敷地内を走る活断層「浦底断層」は今後も大きな地震を起こす可能性が高いとの認識で一致した。二日は、浦底断層から枝分かれし2号機直下につな がっている「D−1破砕帯」などが連動して動くかどうか詳しく調べる。

 この日、チームは原電の掘った試掘溝(トレンチ)で断層を見たり、ボーリングで採取した岩石などを確認したりした。2号機の北東約二百メートルにある試掘溝は、浦底断層とD−1破砕帯が交わる場所に近いため、特に長い時間をかけて調べた。

 終了後の記者会見で、規制委の島崎邦彦委員長代理は「浦底断層が大変活動的な断層だと印象づけられた。それが原発敷地内にあることがかなり特殊 だ」と指摘。千葉大の宮内崇裕教授も「一級の活断層という感想だ。これが大きく動くと、周辺ではいろんなことが起きると直感した」と述べ、浦底以外にも未 知の活断層が建屋近くを通っている可能性を示した。

 ほかのメンバーも敷地内に活断層がある敦賀原発の危険性に言及した。二日は、所用がある東京学芸大の藤本光一郎准教授を除く四人が現地に残って調査を続ける。

 チームは十日に評価会合を開き、D−1破砕帯などが浦底断層につられて動く活断層かどうか判断する。活断層だと判断されれば、敦賀原発の運転は認められず、廃炉につながる可能性が高い。
◆「全員の感想共通」 初日調査に手応え

 原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は、一日に始まった敦賀原発の初日の調査を終え、「見る場所が多く、検討しやすい」と手応えを口にした。

 調査後の記者会見には、メンバー五人がそろって出席。鈴木康弘名古屋大学教授は「メンバーの問題意識、感想が共通した」と初日を振り返った。

 意見が割れ、いまだに結論の出ない関西電力大飯原発福井県おおい町)の現地調査とは対照的に、冗談を言い合う余裕もあった。

 原子炉からわずか三百メートルを走る浦底断層が危険性の高い断層だとの点で、五人の見解は一致している。ここを出発点に新たな事実を積み上げれば、結論は見えてくる。

 五人のうち四人までが残る二日目の調査。会見の終わりに島崎氏は「二日かけて調査するかいのある場所だ」と意気込みをみせた。
東京新聞 TOKYO WEB


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原発事故時、5キロ圏は即避難…規制委が防護策<読売新聞>

読売新聞
ホーム>http://www.yomiuri.co.jp/
原発事故時、5キロ圏は即避難…規制委が防護策
(2012年11月30日21時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121130-OYT1T01179.htm?from=ylist
▼全文引用

 原子力規制委員会は30日、原発事故時、原子炉の状態に応じて住民や自治体などが行う放射線の防護対策を示した行動基準の骨子案を公表した。

 事態が急展開する原発事故を想定した防護策を作るのは初めて。

 IAEA国際原子力機関)の基準を参考に、原子炉の状態を重い順に「緊急事態」「敷地内緊急事態」「警戒事態」に3区分。緊急事態は、炉心溶融や原子炉格納容器の破損など敷地外に大量の放射能漏れの恐れがある状態で、5キロ圏の住民に即時避難や甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ安定ヨウ素剤の服用を求めている。

 敷地内緊急事態は施設の機能が失われ、敷地内に放射能が漏れる可能性のある状態で、5キロ圏の住民に避難準備を指示。警戒事態は施設の安全レベルが低下した状態で、情報収集に力を入れるよう求める。

 規制委はまた、福島第一原発事故の半分の放射性物質が放出された場合の周辺住民の被曝リスクの予測も30日公表した。5キロ圏の住民は、放出前の 段階で国の原子力災害対策指針で重点区域とされた30キロ圏より外側に即時に避難すれば、被曝量を100分の1以下に抑制できるとした。
(2012年11月30日21時54分 読売新聞)



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大間原発 再開工事進まず<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
大間原発 再開工事進まず
2012年12月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012120202000095.html
▼全文引用

 電源開発(Jパワー)は一日、東日本大震災後に建設を中断したものの枝野幸男経済産業相が着工済み原発の建設継続を容認し、十月一日に工事を再開 した大間原発(青森県大間町)を報道関係者に公開した。原子力規制委員会が来年七月にまとめる新たな安全基準を見定める必要があるため、再開から二カ月が 過ぎても工事に大きな進展がない状況となっている。

 大間原発ではこの日、作業員が原子炉建屋の鉄骨のさび落としや配管の設置などをしていた。工事は全体の38%まで進んでいる。

 建設現場で楠瀬昌作・大間現地本部長代理は「新たな安全基準の動向を見極めないと、むやみに工事はできない」としながらも、「不安に思っている人にもご理解いただき(工事を)進めたい」とあらためて話した。
東京新聞 TOKYO WEB

北電「社員議員」9人 市議には給与 電気料金に反映<北海道新聞>

北海道新聞
ホーム>http://www.hokkaido-np.co.jp/
北電「社員議員」9人 市議には給与 電気料金に反映
(12/01 09:27)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/423601.html
▼全文引用

 北海道電力の現役社員の身分のまま、道議や市議を兼務している「社員議員」が9人いることが30日分かった。うち市議の8人は議員報酬以外に同社 から給与を受けており、議員活動による有給休暇も認められている。これら議員への給与は人件費として電気料金に反映されており、「議員活動を電力利用者に 支えさせる形になっているのはおかしい」との指摘が出ている。

 同日の道議会一般質問で、高橋はるみ知事が同社の社員議員について「9人いると承知している」と述べた。共産党の真下紀子氏(旭川市)への答弁。

 北電によると、9人の内訳は道議と札幌、苫小牧、滝川、函館、旭川、北見、釧路、帯広の各市議。同社の社内規定では、道議は職務より議員活動の日数の方 が多いとして休職扱いとなり、給与は支払われない。一方、市議は通常は職務に従事しているとして、議員報酬を得ながら給与が支払われ、月7日間は議員活動 による有給休暇が認められている。

 家庭向けの電気料金は燃料費や人件費などの経費に一定利益を上乗せする総括原価方式で決まる。このため市議への給与も電気料金に反映されている。北海道新聞12月1日朝刊掲載>



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みどりに復党せぬ=福田衣里子氏【12衆院選】<時事通信>

時事通信
ホーム>http://www.jiji.com/
みどりに復党せぬ=福田衣里子氏【12衆院選】
(2012/12/03-22:58)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120300910
▼全文引用

 みどりの風から日本未来の党に合流した福田衣里子前衆院議員は3日夜、大津市内で記者会見し、衆院選後の対応について「他の政党に移ることは技術的に可能かもしれないが、道義的にはおかしな話だ。ずっと未来の党で戦っていきたい」と述べ、当選してもみどりには復党しない考えを明らかにした。 
 みどりに残る参院議員4人は、みどりから未来に合流した福田氏ら3人の前議員の当選後の対応に関し、「仲間として迎えたい」(亀井亜紀子共同代表)と復党させる方針を示していた。福田氏は衆院選比例代表近畿ブロックに未来から立候補する予定。公職選挙法は比例当選者の政党間移動を禁止しているが、候補者を立てないみどりが未来と競合しないため、復党は法的には可能だ。(2012/12/03-22:58)
時事通信


☆比例区の票は、政党に投票された票です。比例区の議員が離党するなら、議員辞職するのが、筋だと思います。最初に、筋を通したのは、良い事だと思います。

未来、12人を追加公認【12衆院選】<時事通信>

時事通信
ホーム>http://www.jiji.com/
未来、12人を追加公認【12衆院選】
(2012/12/03-20:55)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012120300823&g=pol
▼全文引用

 日本未来の党は3日、衆院選の追加公認候補12人を発表した。これにより同党の公認候補は

計121人(小選挙区111人、比例代表10人)となった。また、同党は岩手4区から出馬する小沢

一郎氏が比例代表には重複立候補しないことを明らかにした。
 
 追加公認は次の通り。(敬称略、新=新人、前=前職)

 〔小選挙区〕埼玉5区 藤島利久=新▽岐阜3区 木村周二=新

 比例代表東北 菊池長右エ門=前▽同 川口民一=新▽北関東 石井章=前▽同 駒

井実=新▽南関東 大山昌宏=前▽東京 川島智太郎=前▽東海 三輪信昭=前▽近畿 

熊谷貞俊=前▽同 福田衣里子=前▽四国 鷲野陽子=新(2012/12/03-20:55)

時事通信

12年末・この国を選ぶ:「支援策」誰なら… 原発自主避難者、訴え深刻<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
12年末・この国を選ぶ:「支援策」誰なら… 原発自主避難者、訴え深刻
毎日新聞 2012年12月04日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20121204ddm041010127000c.html
▼全文引用

(1)

 4日に公示される衆院選に向け、多くの政党が原発政策の公約を打ち出しているが、原発事故後、自らの判 断で福島県外へ避難した「自主避難者」の中には疎外感を抱く人もいる。避難者を支援する「原発事故子ども・被災者支援法」は6月に成立したが、具体的な支 援策は決まらないまま衆議院が解散し、今や話題にも上らないからだ。東京と山形で暮らす自主避難者たちの思いを追った。
 ◇子ども抱え転々−−東京へ

 2Kの部屋に子どもたちの泣き声が響く。あやしても泣きやまない。「自主的な避難といえ、あまりにサポートが少なすぎます」。東京都中野区の都営住宅で避難生活を送る影山綾さん(30)は、長男(1歳11カ月)と次男(8カ月)の隣でぐったりした様子を見せた。

 福島県郡山市で暮らしていた影山さんは10年12月に長男を出産。原発事故後に次男の妊娠が分かった。郡山市は国が定めた避難区域外だったが、子どもの被ばくが心配で避難を決意。北海道や大阪を転々とし、今年1月に中野区に移った。

 夫(42)は仕事で福島を離れられず、周囲に子育てをサポートしてくれる人はいない。区の託児サービスは常に満員。「ストレスが限界。夫とのケンカも増えました」

 災害救助法に基づく支援により家賃は無償だが、郡山市の自宅はローンが残る。光熱費は郡山市と中野区の2軒分。子どもの健康を考えて安全性の高い食材を用意するため、食費もかさむ。子どもに会いに来る夫の交通費も自己負担だ。

 原発事故の支援法が6月に成立すると、サポートの充実を期待した。超党派の議員らも具体的な支援策を定める政府の基本方針に、避難者の要望を反映させるよう働きかけていた。だが、11月16日に衆議院が解散。方針策定の動きは止まった。

 11月23日、影山さんは、さいたま市まで約1時間かけて電車を乗り継ぎ、避難者が集まるイベントに参加した。2人の子どもを主催者に預け、スタッフに日常の不満を聞いてもらった。「少しだけ自分の時間ができました」。表情が和らいだ。

 近づく衆院選。1票を投じるつもりだが、避難者の生活支援はなかなか話題にならない。「避難者の視点に立った政治は期待できないのでしょうか」【水戸健一】
 ◇自分で安全守る−−山形へ

(2)

 福島県南相馬市の高橋通(とおる)さん(59)と妻順子さん(56)は昨年7月、購入した放射線測定器 の数値に目を疑った。自宅敷地内の空間放射線量は最高で毎時3マイクロシーベルト、雨どいは同20マイクロシーベルト超。現在、国が除染目標としているの は同0・23マイクロシーベルトだ。「もう、安全は自分で守るしかない」

 当時、自宅は原発から20〜30キロの「緊急時避難準備区域」に指定されていたが、住み続けることはで きた。しかし夫妻は被災者が無料で住める山形市内のアパートに転居。自宅には高速道で月2回通い、掃除や庭の草むしりに汗を流す。政府は昨年9月、緊急時 避難準備区域の指定を解除したが、自宅敷地内の放射線量はほとんど変わっていない。

 東京都内で小学校教諭をしていた高橋さんは10年ほど前、故郷の南相馬に戻り、祖父と父の後を継いでこけし職人になった。海まで車で15分。近くの山で山菜採りが楽しめた。今では遠い昔のことのようだ。

 東京電力が精神的苦痛に対し支払っていた月10万円の賠償金は、避難準備区域の解除から猶予期間の1年間が経過したことで今年8月に打ち切られた。南相馬市は当初、自宅の除染は4月に終わると説明していたが、現在は「来年秋」になった。

 山形市内にある避難者交流支援センターには毎日、福島県の地元紙が届く。高橋さんは衆院選関連の記事をむさぼるように読むが「避難者支援策」はなかなか見つからない。「自主避難者は捨てられたということか」【前田洋平】

    ◇

 復興庁によると、古里から離れて暮らす福島県民は46都道府県に5万8608人(11月1日現在)。福島県によると、うち約半数は自主避難者。投票は不在者投票制度を使って避難先でも可能だが、投票先を決めかねている人は少なくないとみられる。

毎日新聞

未来・飯田氏が出馬会見 「本物の脱原発訴える」<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
未来・飯田氏が出馬会見 「本物の脱原発訴える」
2012年12月3日 19時10分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012120301002104.html?ref=rank
▼全文引用

 衆院選に山口1区から出馬する日本未来の党の飯田哲也代表代行が3日、山口県周南市で記者会見し「廃炉への道筋を示しているのは私たちだけだ。本物の脱原発を訴えて第二極を目指し、最前線で戦う」と強調した。

  日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長が、日本未来の脱原発政策を批判していることに関し「橋下氏は焦っているのではないか」と指摘。脱原発に積極的な大 阪府市特別顧問の古賀茂明氏が橋下氏との距離を置き始めたとし「橋下氏は信頼できる政策づくりのパートナーを失う」と述べた。

 飯田氏も大阪府市特別顧問の1人だが、松井一郎知事と橋下市長に辞任の意向を伝えたことを明らかにした。
(共同)

橋下徹よ! 未来の党の「10年以内卒原発工程表」 どこが非現実的なのか!? (日刊ゲンダイ)

★阿修羅♪ >
橋下徹よ! 未来の党の「10年以内卒原発工程表」 どこが非現実的なのか!? (日刊ゲンダイ 
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/340.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 03 日 21:18:01: igsppGRN/E9PQ
▼全文引用

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7574.html
2012/12/3 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


怒り心頭 飯田哲也氏は山口1区から出馬

「日本未来の党」代表の嘉田由紀子滋賀県知事がきのう(2日)、会見して「卒原発カリキュラム」を発表した。10年後までに完全に原発から「卒業」するための具体的な工程表である。

「今は実質的に原発稼働ゼロに近い状態です。ここから出発して、最初の3年間を『助走期』と位置づけ、まず大飯原発の稼働を停止。『もんじゅ』も止めて、 六ケ所村の再処理工場を即時、廃止する。もちろん、大間原発を含む新規増設も禁止します。さらに使用済み核燃料の総量規制や、安全な貯蔵方法の社会的合意 形成、発送電分離などの電力システム改革を断行し、3年かけて卒原発を可能にする環境づくりを行う。その後の7年間が『離陸期』で、エネルギーの自由化や 効率化によって、未来へのエネルギーシフトを図っていきます」(未来の党関係者)

このカリキュラムの原案を作ったのは、未来の党の代表代行を務める飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長だ。

有権者は、なぜ、今このプランが「未来」から出てきたのか、その背景を知っておく必要があるだろう。これはズバリ、「日本維新の会」の橋下徹石原慎太郎 と組むために“捨てた”政策なのである。しかも、橋下は脱原発から転向した自分を正当化するために、脱原発に向けた現実的なカリキュラムがなかったと言わ んばかりの会見をした。これは真っ赤なウソだ。大阪府市の特別顧問だった飯田氏が、きちんとした工程表を示していた。しかし、橋下が裏切ったので、飯田氏 は袂を分かった。未来に移り、きのう、具体的な工程表を出したのである。

維新の会をウォッチし続けているジャーナリストの横田一氏が言う。

「この工程表は、もともと大阪府市エネルギー戦略会議で飯田氏が提案したシナリオで、橋下市長も了承し、一度は維新の会の公約・政策実例集に盛り込まれる ことになった。実現性があると判断したからです。しかし、橋下氏は石原氏と組んで脱原発から後退した途端、手のひらを返した。そのうえ、『(工程表は)飯 田さんの個人的な見解だった』とか『現実的ではない』とかケチをつけている。果たして、このプランが非現実的でしょうか。有権者が判断するべきです」

未来の党の卒原発カリキュラムの中身の濃さは、そのまま、橋下のウソの証左になるわけだ。ついでに言うと、嘉田知事も「(新党結成は)橋下さんが石原さん とつながって(脱原発を)引っ込めたことが大きなきっかけ」と語っていた。橋下の裏切りに皆が怒った。既成政党の脱原発はマヤカシだから、真の意味の脱原 発政党をつくらなければならない。それが「未来」の原動力になったわけである。

さて、橋下に怒り心頭の飯田氏は会見で、山口1区から出馬することも明らかにした。ここで飯田氏が勝つようだと、日本の政界は大きく塗り替えられることになる。


★追記(北の山)
脱原発」と言う言葉を、人気や票の手段と考える候補者(関係者)と、原発に依存しない社会を真剣に目指している人々がいます。有権者は、原発に依存しない社会を求めるなら、よく候補者と政党の「中身」を考慮していただきたいと願います。

日本未来の党、副代表選出に思う 孫崎享 2012/12/2(日)

★阿修羅♪ >
日本未来の党、副代表選出に思う 孫崎享 2012/12/2(日) 0:13
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/314.html
投稿者 はる 日時 2012 年 12 月 03 日 11:39:35: qbevaTr6BkLsY
▼全文引用

孫崎享さんのメールマガジンから

1日朝日新聞は次のように報じた。

 「日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日夜、同党の役員を発表した。飯田哲也環境エネルギー政策研究所長を代表代行に充て、副代表には森ゆうこ参院議員に加えて山田正彦阿部知子両前衆院議員を起用する。東京都内で記者団に語った。」

 「未来」の急展開を歓迎したい。

 私は今度の選挙を本当に悲観していた。

 国民の投票する先がまったくなかった。

 国民の大多数は反原発である。しかし、自民党は原発維持、民主党は例によって選挙で誤魔化そうとしているが、選挙後再稼働に向かうのは疑う余地がない。

 増税。

 TPP。民主は推進だ。自民はなんだかんだ言っているが多分TPP支持に回るだろう。

 オスプレー。

 原発、増税、TPP、オスプレーと国民の行き場所がなかった。

 勿論、社民党や、共産党は反対している。しかし、「冷戦時代と同じ服を着ていていい」と判断している党に、国民の大多数が支持することはない。

 その中で「未来」の動きである。

 私が副代表の3名で特に驚いたのは阿部知子氏である。

 11月3日藤沢で阿部知子氏の講演会に出た。そこで90歳くらいの女性支持者が「阿部さん。あなたもう勝負しなきゃだめよ」と阿部知子氏を口説いていた。阿部知子氏は笑っていたが、こんな大胆な動きに出るとは思わなかった。

 山田正彦氏は文字通り、体を張ってTPP阻止に頑張っておられた。山田正彦氏などの反対がなければ、とっくに野田首相はTPPへの参加表明をしていた。

 そして森ゆうこ議員である。

 ある明治大学教授が、「森議員と孫崎の書籍のベストセラーを目指すトークショー」を企画していた。どういうわけか不成立に終わった。

 私は『アメリカに潰された政治家たち』に次のように書いた。

「自主路線の政治家は再び現れるでしょうか。

いま政治家に求められる条件とは次のようなものです。

第一に、修羅場から逃げないことです。失うことを恐れないこと。「すべてを失ってもいいから勝負してやろうじゃないか」という政治家はいまいません。

第2に若い政治家であることです。国民は古い政治家を見放しています。これは時代の流れです。若い世代の支持を獲得できる政治家を持ってこない限り、風はふきません。

第3に政策的に国民が求めている「原発再稼働反対」「消費増税反対」「TPP反対」を断固やる、という姿勢です。

以上の条件を踏まえたうえで、実現しないという前提であえて申し上げれば、小沢新党が森ゆう子議員あたりを首相候補に掲げれば、国民的な風が吹く可能性が あります。彼女はそれらの条件をすべて備えているからです。世界を見渡せば、女性が指導者になるのは、決して不思議ではありません。英国にはサッチャーが いました。ドイツにはメルケルがいます。米国のヒラリー・クリントンは大統領候補の座を争いました。女性候補は風を吹かせる可能性を持っています」(孫崎 享著『アメリカに潰された政治家たち』)

森ゆうこ山田正彦阿部知子は戦う政治家です。

修羅場から逃げない。失うことを恐れない。「すべてを失ってもいいから勝負してやろうじゃないか」という気概を持っている。

国民に選択の場を与えてくれた。

もう国民は「投票する所がなかった」という言葉は吐けなくなった。

これで自民、民主等に投票するなら、それだけの国民しかもてない国だということだ。

国民が大手マスコミの操作を脱して立派な判断を行えることを切に願う。(了)  
孫崎享さんのメールマガジンから
★阿修羅♪

【社説】2012年12月3日温暖化対策会議 脱原発と両立できる<中日新聞 CHUNICHI WEB>

中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/
【社説】2012年12月3日
温暖化対策会議 脱原発と両立できる
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012120302000090.html
▼全文引用

 脱原発は省エネとともに進む。ドーハの気候変動枠組み条約第十八回締約国会議(COP18)は、ポスト京都議定書への橋渡しをする重要な会議だ。フクシマを経た日本こそ、存在感を示すべきだ。

 重要な節目の会議である。

 温室効果ガスを削減するための唯一の国際ルール、先進国にまず削減義務を課した京都議定書は、この年末で約束の期限が切れる。ところが、それに続くルールは、途上国と先進国の利害がかみ合わず、いまだに決まっていない。だが、少しずつ前へは進んでいる。

 一昨年のメキシコ・カンクン会議(COP16)では、気温上昇を国際社会全体で、産業革命前と比べて二度以内に抑えるという南北共通の長期目標を確認できた。

 昨年の南アフリカ・ダーバン会議(COP17)では、京都議定書の延長を決めた。ただし、単純延長ではなく、参加各国が自主的な削減目標を提出 し、それを達成する義務を負う。南北すべての国が削減に参加する新たなルールは、二〇一五年までに採択し、二〇年の発効を目指すことにした。

 どの国もルールの空白期間は望んでいない。ドーハ会議は、先進国の削減目標に合意して、第二約束期間の船出を図る場所である。

 ところが日本は、中国などの参加なしには温暖化防止の実効性がないとして、第二約束期間の削減義務受け入れを拒否している。

 昨年世界の二酸化炭素(CO2)排出量は、過去最高を記録したという。京都議定書を離脱した米国でも、十月末に東部で猛威を振るったハリケーンな どの異常気象を体験し、気候変動への危機感を強めている。近い将来、南北を問わず高い削減義務を受け入れなければならない時が来る。

 原発停止による化石燃料消費の増加が、高い削減義務を掲げられない理由にされている。しかし、原発停止は、企業や家庭に省エネを定着させた。省エネすなわち、温暖化対策ではないか。

 オフィスビルや事業所に独自のCO2削減義務を課す東京都では、3・11以降、削減率が大幅にアップした。中には全体で四割減らしたビルもある。

 九〇年比25%減という国際公約の看板を、やすやすと下ろすべきではない。脱原発と温暖化対策を両立させ、低炭素社会へ向かう自治体レベルの取り組みをアピールしつつ、政府には、ポスト京都の交渉をリードするきっかけを、ドーハでつかんでもらいたい。
中日新聞 CHUNICHI WEB


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【社説】2012年12月3日 女性の国政進出 未来のため増やしたい<中日新聞 CHUNICHI WEB>

中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/
【社説】2012年12月3日
女性の国政進出 未来のため増やしたい
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012120302000091.html
▼全文引用

 四日公示の総選挙で女性議員を増やせるだろうか。国政は原発事故の対応をはじめ、この国の未来を左右する問題が山積みだ。多様な民意を反映させなければならない。女性の力が必要だ。

 二十九日に告示された都知事選には九人が立候補したが、女性は一人もいない。女性の視点があまりにも示されなかったことに落胆した有権者は少なくないだろう。

 男女共同参画社会だと言われながら、今なお政治の場で女性は少数派だ。戦後改革で女性に参政権が認められて以来、国会議員は大量当選した時期も あったが、解散前の割合で11%。地方議会では比較的多い市議会でもその割合は全体で15%ほどにすぎない。国や身近な街の問題を話し合い、将来像を決め る場に、有権者の半数を占める女性の経験や感性が生かされないのでは、議論の幅や厚みを失わせてしまう。

 議員としてでなくても、地域の問題に取り組んでいる女性は大勢いる。福島第一原発事故後は放射能の被害から子どもを守ろうと、地元の行政や議会に働きかけ、放射能を自主的に測ったりして、懸命に行動する人が目立っている。

 女性の国政進出が伸び悩んだ原因には、男女の性によって役割が決められがちで、政治も他の公的分野と同様に、女性が頼りにされないような風潮もあっただろう。だが、最たる原因は各政党に女性議員を増やそうとする努力が足りなかったことだ。

 世界では男女差をなくすために「クオータ(人数割り当て)制」を導入し、議員や候補者の一定割合を女性にするように決めた国が多い。政党法や選挙 法の改正によって、比例代表の女性比率を一定以上にしたり、名簿に載せる候補者の半数を女性にしたり、奇数順位を女性にしたりする。韓国では二〇〇五年に 女性議員の比率が一割を超え、今では15%近い。北欧やドイツなどは女性の国会議員が三割を超えている。

 一九八九年の参院選で当選し、その後、千葉県知事を務めた堂本暁子さんは、「国の意思決定の場に女性が存在することの意味、予算と権限を持つことの意味」を実感したという。

 震災や原発事故をきっかけに暮らしや命に寄り添った政治に変えようといううねりが始まった。社会保障も、経済対策も、安全保障も、教育も、どの分野でもその解決に女性の視点はなくてはならない。女性議員をもっと増やすよう、各党は競い合ってほしい。
中日新聞 CHUNICHI WEB


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党首に聞く:2012衆院選 日本未来の党・嘉田由紀子代表<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
党首に聞く:2012衆院選 日本未来の党・嘉田由紀子代表
毎日新聞 2012年12月03日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20121203ddm007010101000c.html
▼全文引用

 ◇「原発で発展」問い直す

 衆院選の大きな論点は三つある。原子力政策、子育て支援、官僚制度の組み替えだ。

 原発問題は日本の戦後政治の一つの決算だ。福島で苦しんでいる人がこれほど多いのに、もう忘れようとし ている。党首討論で自民党の安倍晋三総裁に「福島の皆さんにどうおわびするんですか」と尋ねたら、安倍総裁は「原発があったから日本は発展できた」と答え た。「それでいいんでしょうか」と問い直す選挙にしたい。

 もう一つは子どもの未来。日本の活力を生むためには子どもしかない。子育てへの投資は未来への投資だ。

 最後の一つは「制官僚」。無駄遣いのない財政規律、公務員がやりがいを持って働ける仕組みを作りたい。 そこで財源を捻出して、子育て、未来に投資する。私は滋賀県知事として600億円のおカネをダムや新幹線新駅をやめて生み出した。水害を防ぐため、国は 400億円のダムを造ろうとしたが、私は40億円で同じ効果のある河川整備をした。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で無条件に日本の農業基盤を壊すべきでない。環境や国土を守り、子どもを産み育て、高齢者を支える農村の社会的機能を維持するためにも、TPPの仕組みを乱暴に日本に導入することには反対だ。

 尖閣諸島が日本の領土だというのはまぎれもない事実。正当なる実効支配の実態をもっと国際社会に発信すべきだ。北朝鮮外交では対話が重要だが、経済制裁と硬軟セットで対応することが必要だ。

 この段階では勝敗ラインは到底申し上げられない。全員当選を目指す。【聞き手・加藤明子

毎日新聞

衆院選:原発ゼロ社会目指す…未来・嘉田代表の第一声<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
衆院選:原発ゼロ社会目指す…未来・嘉田代表の第一声
毎日新聞 2012年12月04日 14時30分(最終更新 12月04日 15時57分)
http://mainichi.jp/select/news/20121204k0000e010176000c.html
▼全文引用

 二度と飯舘村のような被害を起こしてはならないという思いで、この地を第一声の場所に選んだ。地産地消の社会をつくり、子供が安心できる食や大地を未来に受け継ぐ。日本未来の党はそのために原発ゼロを目指す。

 水も大地もけがされ、これ以上、放射能汚染をばらまくことは許せない。日本全国で原発ゼロの社会を目指し、それぞれの地域から声を上げてほしい。

 滋賀県からは多くの職員が福島のために派遣されている。ともに手を携えて原発のない社会を目指したい。鉛筆一本の勇気で日本の原発政策が変わる。そのために応援してほしい。(福島県飯舘村で午前10時半)

原発半径30キロ39選挙区「未来」結党で激震<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
原発半径30キロ39選挙区「未来」結党で激震
2012年11月29日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139875
▼全文引用

 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「卒原発」を掲げた「日本未来の党」の誕生に、全国の原発立地地域から出馬する既成政党の候補者たちは戦々恐々だろ う。今まで四分五裂だった脱原発勢力が、ようやくひとつにまとまったのだ。有権者の切なる思いをすくい上げ、脱原発が選挙戦の大きなうねりとなれば、政界 地図を大きく塗り替える可能性を秘めている。

 未来は来月4日の衆院選公示に向け、100人規模の候補者擁立を目指して急ピッチで準備を進めている。今度の日曜に嘉田代表が都内で公認候補を発表するが、選挙まで残りわずか。未来に合流する小沢一郎が、有権者にインパクトを与える戦略を構想しているのは間違いない。
「ひょっとして、ウチの選挙区に候補者を立てるのでは」――と震え上がっているのが、選挙区に原発施設を抱える民主・自民の候補者たちだ。
 現在、原子力施設を抱える選挙区は、全国に13ある。さらに事故発生時に避難を覚悟しなければいけない「半径30キロ圏内」まで広げれば、1道1府19県の39区に及ぶ(別表)。
 これらの選挙区から出馬予定の未来系の候補は現在9人。うち当選が有力視されるのは山田正彦元農相(長崎3区)くらいだが、今後は大きな追い風が未来に吹く。
原発は保守層の強い地域に次々と建設されてきました。立地に伴う雇用や補助金と引き換えに、保守系候補に票を投じるという暗黙の了解。でも、3・11以 降は潮目が変わった。立地地域でも『原発はもういらない』という有権者が増え続けている。巻き添えとなる“避難区域”の住民はなおさら、『原発NO』の思 いを強めています」(選挙対策関係者)

<有権者のうねりに民自は戦々恐々>

 こうした怒りは原発を推進してきた自民党と、原発再稼働を許した民主党に向かう。脱原発の大きな受け皿ができたことで、従来の保守地盤に激震が走って も、おかしくないムードなのだ。あとは未来の候補者次第だ。代表代行となった飯田哲也氏は、今年7月の山口県知事選で脱原発候補として、地元・上関原発の 建設計画の「凍結」を訴え、自民候補に「あと一歩」まで迫った。再び山口の選挙区から出馬し、保守王国を揺るがせば、十分勝てる候補となる。
 嘉田代表の地元・滋賀1区の川端達夫・前総務相だって、ウカウカしていられない。前々回の郵政選挙では小選挙区で敗れ、比例で救われた。未来が有力候補を立て、嘉田代表が猛プッシュすれば、尻に火がつく。
 新潟5区の田中真紀子文科相は、もっとヤバイ。ただでさえ苦戦中なのに、未来の候補擁立で票を奪われれば、落選の憂き目が現実となる。
 未来が「原発選挙区」で巨大旋風を巻き起こせば、日本の「未来」も大きく変わるのだ。

【・既存の原子力発電所
原発/選挙区/民主/自民
◆泊
北海道4△/鉢路吉雄/中村裕之

◆東通
青森2△/中村友信/江渡聡徳

◆女川
宮城5△/安住淳/大久保三代
宮城6/鎌田さゆり/小野寺五典

◆福島 第1 第2
福島5△/吉田泉坂本剛二
福島1/大場秀樹/亀岡偉民
福島3/玄葉光一郎/菅野佐智子

◆東海 第2
茨城4△/高野守/梶山弘志
茨城1/福島伸享/田所嘉徳
茨城2/石津政雄/額賀福志郎
茨城5/大畠章宏/石川昭政

◆柏崎 刈羽
新潟2△/鷲尾英一郎/細田健一
新潟4/菊田真紀子金子恵美
新潟5/田中真紀子長島忠美
新潟6/筒井信隆/高島修一

◆志賀
石川3△/近藤和也/北村茂男
富山3/朴沢宏明/橘慶一郎

◆美浜
福井3△/松宮勲/高木毅
福井2/糸川正晃/山本拓
滋賀1/川端達夫/大岡敏孝
滋賀2/田島一成/上野賢一郎

◆大飯
福井3△/既出/既出
滋賀1/既出/既出
京都2/前原誠司/上中康司
京都4/北神圭朗/田中英之
京都5/小原舞谷垣禎一

◆高浜
福井3△/既出/既出
京都4/既出/既出
京都5/既出/既出

◆敦賀
福井3△/既出/既出
滋賀1/既出/既出
滋賀2/既出/既出

◆浜岡
静岡3△/小山展弘/宮沢博行
静岡2/津川祥吾/井林辰憲

◆島根
島根1△/小室寿明/細田博之
島根2/石田祥吾/竹下亘
鳥取2/湯原俊二/赤沢亮正

◆伊方
愛媛4△/高橋英行/山本公一
山口2/平岡秀夫岸信夫

◆玄海
佐賀3△/未定/保利耕輔
福岡3/藤田一枝/古賀篤
長崎3/未定/谷川弥一
長崎4/宮島大典北村誠吾

◆川内
鹿児島3△/野間健/宮路和明
鹿児島4/皆吉稲生/小里泰弘

【・建設・計画中】
◆大間
青森2△/既出/既出
北海道8/逢坂誠司/前田一男

◆上関>
山口2△/既出/既出

【・高速増殖炉
◆もんじゅ
福井3△/既出/既出
滋賀1/既出/既出
滋賀2/既出/既出
岐阜2/堀誠/棚橋泰文

◆常陽
茨城2△/既出/既出
茨城1/既出/既出
茨城4/既出/既出
茨城5/既出/既出
* △は、原発立地地域。鹿児島3区の野間は国新。
日刊ゲンダイ


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検索件数4000万件「未来の党」異常人気<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
検索件数4000万件「未来の党」異常人気
2012年12月1日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139905
▼全文引用

小沢一郎に援軍 個人献金10倍

写真URL
http://gendai.net/img/article/000/139/905/81662a9d065e5fcbad163e45e5ed8cb7.jpg
 民主党や自民党が真っ青になっている。「未来の党」がとんでもないブームになりつつあるからだ。11月28日の新党結成から数日しか経っていないのに、グーグルで「日本未来の党」が検索された件数が、あっという間に4000万件を突破したのだ。

 4000万件と聞いてもピンとこないかもしれないが、日本の人口は1億2000万人だから、3人に1人が「未来の党」に強い関心をもった計算である。「日本維新の会」の検索数2600万件と比べても、有権者の関心は圧倒的。
「小沢嫌い」の大マスコミは、「未来の党」についてネガティブな報道をつづけているが、有権者の期待はどんどん強まっている。これには「未来の党」の結成に動いた小沢一郎(70)も驚いているのではないか。
「党本部や小沢一郎の事務所には『ボランティアをやりたい』『カンパしたい』『立候補したい』という電話が殺到しています。とくに幼い子どもを持つ母親が 『脱原発を実現して欲しい』と次々に電話をかけてくる。過去の新党ブームは、マスコミが人気を煽(あお)って火をつけたが、〈未来の党〉はメディアの報道 と関係なく支持を広げている。公示直前の新党結成だったから、人が揃うか心配されましたが、ボランティアも候補者も間に合いそうです」(未来の党関係者)
 心配された資金不足も、解消されそうだという。すでに昨年から、小沢一郎を金銭的に支援しようという“草の根”の動きが活発になっている。
 30日総務省が公表した2011年の「政治資金収支報告書」によると、小沢の資金管理団体陸山会」へ100万円以上の個人献金をした人は、前年の10人から109人に10倍以上に膨らんでいた。小沢が「無実」の罪で強制起訴された後、急増している。
 大新聞テレビはまったく報じないが、「小沢を支援しよう」「未来の党に期待しよう」という動きがモノ凄い勢いで加速しているのだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「未来の党の検索件数が、短期間で4000万件に達したのは、凄いことです。大きな地殻変動が起きている。やはり、女性を中心に、脱原発という思いは強い。未来の党が誕生したことで、『やっと投票先が見つかった』という感覚でしょう。この動きは簡単には終わらないと思う」
 12月4日の公示まで、「未来の党」が何人の候補者を擁立できるか、時間との闘いになってきた。

日刊ゲンダイ



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選挙公約 「維新の会」最低賃金廃止に批判噴出<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
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選挙公約 「維新の会」最低賃金廃止に批判噴出
2012年12月4日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139934
▼全文引用

20代、30代の支持者がカンカン
写真URL
http://gendai.net/img/article/000/139/934/3cadd8ff2d92273fefd1ac5f66425788.jpg


 さすがに「維新の会」を支持してきた20代、30代の有権者もカンカンである。維新の会が選挙公約に「最低賃金制の廃止」を明記したからだ。

 ネット上には、「橋下を持ち上げてたやつらは反省しろよ」「労働する国民を奴隷化するものだ」「望むのは財界だけだろう」といった怨嗟(えんさ)の声が 噴出している。あまりに強い批判にビビリ、公示の直前「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」に表現を修正したが、賃金を下げるつもりは変わら ない。

 橋下徹は「最低賃金のルールがあると、あと2、3人雇えるのに1人しか雇えない」「他の党には示せないものだ」と胸を張っているが、いまでも低賃金を強 いられているワーキングプアは1000万人を超えているのに、「最低賃金制」というセーフティーネットを廃止したらどうなるのか。

 たとえば、大阪府の最低賃金である時給800円を廃止して3人雇うということは、1人当たりの時給は約260円になる。1日8時間働いても日給2080円、月給5万2000円だ。生活できるはずがない。貧困は底ナシになる。

 喜ぶのは、労働者を安い賃金でコキ使おうとしている連中だけだ。筑波大名誉教授の小林弥六氏がこう言う。

「橋下市長のブレーンは、竹中平蔵さんだそうですが、まさに『市場原理主義』の発想です。人件費を下げて、グローバル企業を儲けさせることしか頭にない。労働者はコストという意識です。安ければ安いほどいいと考えているのでしょう」

 もし、維新の会が政権に就き「最低賃金制度」が廃止されたら、大不況になるのは間違いない。

「人件費が中国やベトナムのように下がれば、たしかに一部のグローバル企業はボロ儲けできるかもしれない。しかし、日本人の圧倒的多数が、食うや食わずの ワーキングプアになり、結果的に消費が落ち込み、凄まじい大不況に陥りますよ。格差も広がり、社会不安も増大するでしょう。最低賃金制は、米、英、中、韓 も採用している労働者の最後の砦なのに、破壊しようなんてどうかしています」(小林弥六氏)

 維新の会に一票を投じようとしている有権者がいるとしたら、自殺行為というしかない。
日刊ゲンダイ


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