「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「安い」「クリーン」「地方再生」の三拍子 小沢構想「卒原発」これが切り札だ!<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
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「安い」「クリーン」「地方再生」の三拍子 小沢構想「卒原発」これが切り札だ!
2012年12月15日
http://gendai.net/articles/view/syakai/140115
▼全文引用

原子力ムラ、大メディアが“封印”する最新技術
脱原発は絵空事だ!」「卒原発なんてできるわけがない」――。今回の衆院選、“原発推進派”の多くは“脱原発派”を批判し、発電コスト高などを理由に 「脱原発は現実的ではない」と切り捨てている。だが、本当にそうなのか? 脱原発は非現実的なのか。答えは「ノー」だ。

 メディアは一切報じないが、実は原発に代わる画期的な「発電システム」がもうすぐ日本で完成しそうなのだ。

 三菱重工など国内重電メーカーが開発した「超臨界圧石炭火力発電システム」などと呼ばれる技術がそれだ。未来の党の小沢一郎が、卒原発の“切り札”として構想を温めてきた。この発電方法、とにかく「スゴい」のひと言だ。

「簡単に言えば、石炭を使った火力発電ですが、従来の石炭発電とは、まったく違うシロモノです。石炭をガス化した燃料ガスと蒸気を使ってタービンを回すこ とで、ネックだったCO2やススの発生を大幅に抑制することに成功した。さらに、水分が多くエネルギー効率の悪い『クズ炭』と呼ばれる国内炭も効率よく燃 やせる。この発電システムを使えば、国内炭だけで100年以上の発電需要を賄えるといわれています。原発をやめてこのシステムに移行すれば、100年かけ て自然エネルギーの研究ができるわけです。原発推進派は『原発をゼロにすれば雇用が失われる』と言うが、この方法なら、閉山された各地の炭鉱がよみがえ り、地方の活性化にもつながるのです」(経済ジャーナリスト)

 この発電システムは、電力9社と電源開発(Jパワー)が出資する株式会社「クリーンコールパワー研究所」(福島県いわき市)が5年前から研究を開始。ほぼ実験段階を終え、来年4月に商品化される。クリーンコールパワー研究所の担当者がこう言う。

「CO2排出量は従来比20%減で、環境汚染物質もかなり低減できます。石炭なので原価も安く、発電コストは1キロワット時あたり40円台の太陽光に対 し、たったの5〜8円しかかかりません。実験用では発電量25万キロワットですが、実用化後は、50万〜60万キロワット(原発は1基100万キロワッ ト)になります」

 原発立地地域への交付金も含めた原発のコストは1キロワット時あたり10円超ともいわれるから、実に半額で済む計算なのだ。

 この技術には世界中が注目している。欧米諸国や東南アジアの関係者がひっきりなしに「クリーンコールパワー研究所」を見学に訪れ、この最新システムを次々と採用。日本の重電メーカーに発注しているという。信じられないことだが、知らぬは日本の国民だけなのである。

「これが本格普及すると、本当に原発ゼロが可能になります。ただ、そうなると原発を維持したい電力会社や経産官僚は都合が悪いので、国内での情報発信を“封印”しているのでしょう。3・11以降、メディアもこの発電技術をほとんど報じていません」(政界関係者)

 卒原発は決して夢物語ではない。原発推進派のネガティブキャンペーンにダマされてはいけない。
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★ご参考
超臨界圧火力発電とは - 新語時事用語辞典 Weblio辞書
http://www.weblio.jp/content/%E8%B6%85%E8%87%A8%E7%95%8C%E5%9C%A7%E7%81%AB%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
[PDF]
超臨界圧高効率火力発電プラント
http://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/pdf/electricity/E-12.pdf
ecoolプレスリリース
日立、ポーランドで超々臨界圧石炭火力発電設備一式を受注
http://www.ecool.jp/press/2012/09/hitachi12-pl0924.html
超臨界圧石炭火力発電プラント:環境への取り組み:日立
http://www.hitachi.co.jp/environment/showcase/solution/energy/thermal_power.html