「北の山・じろう」時事問題などの日記

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国連で「水俣条約」に合意 2020年以降、水銀製品の製造や輸出入を原則禁止<J-CASTニュース

J-CASTニュース
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国連で「水俣条約」に合意 2020年以降、水銀製品の製造や輸出入を原則禁止
2013/2/11 17:00
http://www.j-cast.com/2013/02/11163953.html
▼全文転載

人体に有害な水銀を使った製品の製造や輸出入を2020年以降、原則禁止することなどを盛り込んだ「水俣条約」が2013年1月、スイスの ジュネーブで開かれた国連の政府間交渉で合意された。水俣病が発生した熊本県で今年10月に開かれる国際会議で正式に採択される予定だ。

魚介類を通して人体に取り込まれる

交渉には約150カ国が参加。閉幕式で環境省の谷津龍太郎・地球環境審議官が「水俣病と同様の健康被害や環境破壊を世界で繰り返さないという 決意を込め『水俣条約』と名付けることを望む」と提案し、全会一致で承認された。条約は、50カ国が批准してから90日後に発効する。国連環境計画 (UNEP)のシュタイナー事務局長は「2016年までに発効させたい」としている。


UNEPによると、人の活動による大気への水銀排出は2010年に世界で約2000トンと推定され、6割を小規模金採掘と石炭燃焼で占める。 水銀は気流に乗って世界をめぐり、海に流れ込む。水銀を蓄積した魚介類を食べると人体に取り込まれる。いわばグローバルなリスクとなっているのだ。
これに対し条約は幅広い規制を盛り込んだ。石炭火力発電所などからの排出が多いのは中国やインドなどだが、先進国からの資金や技術援助を前提 に合意に漕ぎ着けた。工業での水銀使用については、日欧の提案に沿って水銀式血圧計や水銀を一定量以上含む蛍光灯など9品目の製造と輸出入を2020年以 降は原則禁止するとした

途上国の健康被害を助長

強力な規制を求めてきたNGOなどが批判するのが人力小規模金採掘問題だ。金を含む鉱石を砕き、水銀と混ぜ合わせて合金を作り、加熱して水銀 を蒸発させることで金のみを取り出す方法で、安価で容易なため途上国各地で広く行われているが、労働者は高濃度の水銀蒸気にさらされ、頭痛やめまい、呼吸 困難などの健康被害が出る危険性が高い。

しかし、条約は一律禁止ではなく、該当国が水銀使用廃絶に向けて行動計画をつくるとした。水銀を使わない代替法はコストがかかるため、途上国は規制強化に抵抗、努力義務にとどまったのだ。

「金採掘は貧しい地域の収入源となっており、貧困問題を解決しなければ、水銀問題も解決しない」(NGO)というが、その具体的方策は、今後の議論に先送りされた。

日本にとって課題となるのが、水銀禁輸への対応だ。日本は水俣病の教訓もあって、脱水銀技術では先進的。水銀を使わない電池などで世界をリー ドし、水銀を使う蛍光灯からLEDへの切り替えも、省エネの要請もあって急速に進んでいる。国内の使用量はピークの1964年の年間約2500トンから、 現在は10トン程度に減らした。

しかし、その分、水銀が慢性的に余るようになっている。国内では血圧計や電池、金属製錬の工程で出る汚泥などから年間90トンを回収してお り、備蓄分も含め年間約100トンの水銀を輸出している。これらは歯科材料から採掘用に転用されるなど、結果的に途上国の健康被害を助長していると指摘さ れる。

そこで、国内で保管することが必要になる。ただ、安全に保管するのは簡単ではない。放射性廃棄物ほどではないが、自然災害の多い日本で、しか も永久に、保管するほうほうは、まだ確立していない。専門家は、液体のままよりも硫化水銀に固体化して保管するのが、安定して望ましいと指摘される。費用 も、民間ビジネスにはなじまず、国の責任でするほかなさそうだが、「迷惑施設」として場所の選定も困難が予想される。こうした課題をどう乗り越えるか、政 府の国際的にも国内的にも、重い責任を課せられた。

★以上、「J-CASTニュース ホーム>http://www.j-cast.com/」から全文転載

虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/2 エネ庁・電力各社、撤退を模索<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/2 エネ庁・電力各社、撤退を模索
毎日新聞 2013年02月04日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130203ddm002040115000c.html
▼全文転載

 ◆虚構の環(サイクル)
 ◇言ったら負けの「ばば抜き」

 03年6月、経済産業省資源エネルギー庁の安井正也電力・ガス事業部企画官(現原子力規制庁緊急事態対 策監)は今後の再処理政策について協議するため、電力各社とひそかに会議を設置した。集められたのは▽電気事業連合会の武藤栄・原子力部長(現東京電力嘱 託)▽村松衛・東京電力企画部マネジャー(現常務執行役)▽豊松秀己・関西電力原子力事業本部副事業本部長(現副社長)▽青木輝行・中部電力副社長。各組 織の原子力部門を代表する人物が顔をそろえ、エネ庁内部で「エージェント(代理人)会議」と呼ばれた。

 青森県六ケ所村再処理工場の建設費は当初7600億円だったが、漏水や不良溶接などのトラブルが相次ぎ 2兆円を超えることが確実になっていた。再処理工場経営会社の筆頭株主である東京電力と経産省双方の首脳は02年、極秘に会談し、高コストを理由に再処理 から撤退することで一致した。しかし部品のひび割れなどを隠蔽(いんぺい)した「東電トラブル隠し」で東電首脳が引責辞任し協議が中断。エージェント会議 で復活した形になった。

 安井氏と電力側4人は取材に対し、会議の存在を否定した。しかし、関係者がメモを残していた。メモによ ると、03年7月のエージェント会議で、電力側が1枚の文書を示した。そこには再処理からの撤退を決断するための条件が並んでいた。「国から『撤退した い』と言い出す」「使用済み核燃料は国の責任で処理する」「電気料金に上乗せして集めた使用済み核燃料の再処理費用(この時点で約2・7兆円)を、再処理 をやめても電力会社側が自由に使えるようにする」……。

 東電首脳が振り返る。

 「このころ、村田成二・経産事務次官が『六ケ所から撤退できないか』と提案してきた。電力から『撤退したい』と言えという。冗談じゃない。国から言い出し国が責任をとるべきだと考えた」

 言い出した方が責任を負う。だから言い出せない−−。この構図はエネ庁内部で「ばば抜き」と呼ばれた。

     ◇

 実はエネ庁は90年代前半にも撤退を検討していた。「X作戦」と名付けた勉強会を主催したのは原子力産 業課の課員たち。ある課員が説明する。「再処理は技術として確立していないのに事業費はどんどん膨れあがる。心配だった」。そこで使用済み核燃料をすぐ再 処理するのではなく、再処理工場は当面ストップし技術が確立するまで核燃料を貯蔵(中間貯蔵)する政策について検討した。

 課員数人だけの勉強会。課員は「結論は『再処理を止める』でいいとしても道筋が難しい。電力会社と地元への対策で5年はかかると思った」。ところが中心メンバーが異動し、作戦は外部に存在を知られないまま1年で終了した。

 X作戦から十数年を経て動き出したのがエージェント会議。経産省職員が当時を語る。

 「東電の勝俣恒久社長も再処理に慎重だった。再処理工場ではまだウランを使った試験(ウラン試験は04年12月)をしておらず、今より廃炉にしやすかった。『今回はやれるかも』といちるの望みを持った」

 国、電力いずれもが撤退を模索した。だが「ばば抜き」の構図からなかなか抜け出せなかった。=つづく(肩書は当時)

★以上、「毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/」から全文転載



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虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/1(その2止) 原燃に寄りかかる村(その2)毎日新聞

毎日新聞
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虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/1(その2止) 原燃に寄りかかる村
毎日新聞 2013年02月02日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130202ddm002040073000c.html
▼全文転載

 <1面からつづく>

 ◆虚構の環(サイクル)

 ◇税収69億円、寄付ふんだん

 政府のエネルギー・環境会議が「核燃サイクル維持」を決めてからちょうど1カ月後の昨年10月14日、 青森県六ケ所村の大石総合運動公園の野球場に村議や日本原燃幹部ら約30人が顔をそろえた。前年に引き続き開かれた村議会対日本原燃の親睦軟式野球大会。 橋本猛一(たけいち)議長と工藤健二専務の両先発で始まった試合は議会側が1点差で逃げ切った。

 一行はそのまま村内の温泉施設「ろっかぽっか」で汗を流すと、併設の大広間で宴会を開いた。割り勘の参 加費は1人6000円。話題は昨年9月7日の意見書に及ぶ。「再処理から撤退するなら使用済み核燃料の受け入れを拒否する」など8項目の主張を政府に突き つけ、核燃サイクル見直しの方針を覆した。日本原燃役員の一人が橋本議長に近づき頭を下げた。「本当に助かりました」

     ◇

 村議と日本原燃は工事を介して深く結びつく。青森県に提出された工事経歴書によると、村議や妻、父母兄 弟が役員を務めたり、大株主になったりしている建設会社は8社。うち6社が日本原燃に関連する工事を受注し総額約8億円に達する(10年10月〜11年 末)。また関係者によると、村議の子供が日本原燃に直接雇用されるケースも複数ある。

 村の財政も日本原燃に依存している。

 人口約1万1000人の六ケ所村の税収は69億円余。青森県内の自治体でほぼ人口が同じ中泊町は約7億 円、鰺ケ沢(あじがさわ)町は約8億円に過ぎない。税収が多いため普通交付税が交付されない県内唯一の自治体で、うち約49億円は日本原燃の払う固定資産 税だ(金額はいずれも11年度)。ろっかぽっかも日本原燃側が02年、約23億円かけて建設し村に寄付した。

 日本原燃の施設のある一帯は60年代後半から開発対象になった。石油化学コンビナートを誘致する開発計 画(後の「むつ小川原開発計画」)が閣議決定(69年)されたためだ。多くの村民が土地を手放し高台に移転。しかしオイルショックで頓挫し、代わりに持ち 込まれたのが核燃サイクルだ。

 村商工会長の上長根浅吉(かみながねあさきち)さん(63)は、10代のころから出稼ぎで北海道から大 阪まで転々としていた。「先祖代々から守ってきた土地を手放せない」という父を説得して農地を売り、工務店を起こし年商2億〜3億円の株式会社に育てた。 上長根さんは「サイクルをやめれば村は貧しかった昔に戻ってしまう」と語る。斎藤行雄さん(83)の思いは複雑だ。「土地が開発予定地区に入っている」と 言われ77年、20年続けてきた酪農をやめ警備員になった。「『コンビナートができる』と夢みたいなことを聞かされたが全然できなかった。売却した土地は 今、原野になっている。再処理工場だっていつまで続くか分からない」と話す。

 今年1月23、24日、九州電力玄海原発1〜4号機から出た低レベル放射性廃棄物の入ったドラム缶計 1040本がむつ小川原港(六ケ所村)に陸揚げされた。「低レベル放射性廃棄物埋設センター」(同)に埋設処分するためだ。再処理工場、ウラン濃縮工場と 合わせ「核燃3点セット」と呼ばれ、かつては逮捕者を生む激しい反対運動が展開された。しかしこの日、港に反対派の姿はなかった。

 撤退への道は阻まれた。実は攻防は10年前にもあった。=つづく

 この連載は小林直、太田誠一、清水憲司、高島博之、松谷譲二が担当します。

★以上、「毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/」から全文転載

虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/1(その1) 青森・六ケ所村、「再処理堅持」の意見書

毎日新聞
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虚構の環:第1部・再処理撤退阻む壁/1(その1) 青森・六ケ所村、「再処理堅持」の意見書
毎日新聞 2013年02月02日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130202ddm001040031000c.html
▼全文転載


 ◆虚構の環(サイクル)
 ◇原燃社長、突然役場に 「ひな型」提示、4時間半後に可決

 民主党政権の原子力政策策定が大詰めを迎えていた昨年9月6日午後8時ごろ、青森県六ケ所村の自宅でく つろぐ橋本猛一(たけいち)村議会議長の携帯電話が鳴った。ディスプレーに表示された名前は「川井吉彦」。日本原燃の社長だった。川井氏が専務時代からの 付き合いだが09年8月に社長に就任してからは初めての電話だ。議長によると、川井社長は「近く閣議決定される」と事態が切迫していることを伝えた。

 この日、民主党のエネルギー・環境調査会が「30年代に原発ゼロを目指す」「核燃サイクルを一から見直 す」とする政府への提言を決めた。核燃サイクルは、原発の使用済み核燃料を再処理し、ウランとプルトニウムを再利用する事業。見直しは六ケ所村で再処理工 場を経営する日本原燃の業績や村の財政、雇用を左右する。橋本議長は川井社長からの電話を切り、この問題に詳しい橋本勲、三角(みかど)武男両村議に相 談。国に意見書を出すため翌朝、早めに登庁することを決めた。

 7日午前9時前、議長が役場の「正副議長室」に入ると、両議員だけでなく、面会を約束した覚えのない川 井社長ら日本原燃幹部3人がソファに座っていた。川井社長らは文書を示し、再処理から撤退した場合(1)村内への使用済み核燃料受け入れ(2)過去に再処 理を委託した英仏から返還される放射性廃棄物の搬入−−など3項目について、継続が困難になると説明した。

 意見書のたたき台とも言える内容だが、公文書の原案を民間企業が作成するのは異常だ。橋本議長が「証拠が残るから文書を持ち帰ってほしい。後は我々で相談して決める。他の議員や記者たちに見られるとまずいから早く退席してください」と言うと3人は従った。

 議会は同日午前10時に開会し、意見書は午後1時半、全会一致で可決された。「再処理路線の堅持を求める」と題した意見書には8項目が並び、その中には、日本原燃の主張する3項目が含まれていた。

 日本原燃は「社長が誰に電話したのか相手のあることなので回答を控える。ただ意見書を出すよう依頼して いない」と回答した。橋本議長も「意見書は我々が独自に作った原案を基にした。日本原燃の文書は参考にしていない」と説明する。しかし電話がきっかけで議 会が動き出した事実は動かない。

 電話から意見書可決まで17時間半の早業だった。

 意見書は後日、政府のエネルギー・環境会議に届いた。民主党の方針通り閣議決定すれば、使用済み核燃料 は行き場を失う。2月に英国から返還予定の高レベル放射性廃棄物も陸揚げできない。エネ環会議事務局の関係者が振り返る。「国際問題になりかねない。意見 書は猛烈に効いた」

 昨年9月14日、エネ環会議は「再処理継続」と決めた。「見直す」とする党の方針はわずか8日で覆った。

    ◇

 核燃サイクルは資源に乏しい日本が「準国産エネルギー」を目指し60年代後半から具体化させた。しかし 再処理工場の完成は19回延期され、再処理後の燃料を使うはずの高速増殖原型炉「もんじゅ」がトラブルで停止したままで、循環(サイクル)は「完成のめど の立たない虚構」(電力会社首脳)だ。にもかかわらず撤退できないのはなぜか。第1部は政策転換を阻む壁に迫る。

★以上、「毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/」から全文転載



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放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴<ユーリー・バンダジェフスキー著(その2)

★全文転載。一つに入りきらないので二つに分けました。その2

Hukushuma Voice
トップ>http://fukushimavoice.blogspot.de/
2013年2月10日日曜日
放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴
ユーリー・バンダジェフスキー著
平沼百合 和訳
http://fukushimavoice.blogspot.de/2013/02/test.html?spref=tw


  腎臓の血管系への損傷は、血圧、特に子供においての拡張期血圧の上昇の主な理由のひとつかもしれない。しかし、この病理的プロセスは隠れて潜在的に進行す るため、普通の医療が不十分であったと証明された後でしか、はっきりと現れないかもしれない。従って、放射性セシウムで汚染された地域に住む子供たちに は、近代的な検査室と臨床検査の診断方法を用いた、定期的な腎臓と心臓の機能の評価を行わなければいけない。

 肝臓もまた、放射性セシウムの作用による悪影響を受ける。ゴメリ地方に住んでいた人々は、著しい量の放射性セシウムが肝臓にあった。6 これらのほとんどのケースでは、病理学的検査は、肝細胞内で顕著な変性と壊死変化を明らかにした(図22)。
https://lh6.googleusercontent.com/68cslarFlisrYnC2BdbZoDEB8iCWPEMwjLICIPt84tg93D8894El61Cd-DsZWoLl1fUiGmbRYGiPnVgWVKg1SnHoHZ_kVoB-jipVvwPlISaesZJ_Pg5IdrmS
図22 突然死した40歳のゴメリ住民の肝臓の病理組織切片。肝臓内の放射性セシウム濃度は142 Bq/kgだった。脂肪と蛋白質の変性と肝細胞の壊死。ヘマトキシリン・エオジン染色。(倍率x125)

 同様の変化は、放射性セシウムの影響下にある実験用動物でも見られた。直ちに、肝細胞の機能、特に合成機能と解毒作用が障害された。

  肝細胞の合成機能の障害は、体内での放射性セシウムの濃度が増加するにつれて、L1-グロブリンとL2‐グロブリン(注: 日本語ではα1グロブリンと α2グロブリンに該当すると思われる。)の合成の進行的な減少として現れる。これは間違いなく、心臓を含む他の臓器における代謝状態に影響を与えるだろ う。
  ステロイドホルモン、特に副腎皮質ホルモンの酸化が肝臓内で行われる。また、副腎髄質ホルモンであるカテコールアミンのノルアドレナリンとアドレナリンの 分解が、メチル化反応を通して行われる。肝臓の大きな役目はアンモニアの解毒であり、それは尿素の合成に使う事により行われる。合成機能と解毒作用両方の 非効率性は、代謝障害の出現に繋がり、心筋の状態に有害な影響をもたらす。
 故に、放射性セシウムを取り込んでいる体内で起こっている代謝障害は、心筋細胞の構造と機能の乱れに寄与するかもしれない。


結論

  この本を書きながら、私は文明人全てに体内に取り込まれた放射性物質の危険性を知らせる必要性を考え続けた。残念ながら、この問題に関しての現代社会の姿 勢は、いくら良く見ても、無関心である。私達は、このために、人命という形の非常に高い代償を払うのである。知的な無知というのは、悲劇に繋がる。大部分 の責任は医学科学者にある。既に入手していたデータを使って人々に情報を与えようとしなかったばかりではなく、放射性核種の取り込みによる体内での有害な 変化を研究もしなかった。
 私は、この小さな本が既存の問題についての情報不足を埋め合わせる事ができないのを認識している。しかしながら、いくらかの関心を高め、問題の議論に繋がる事を望む。これは間違いなく有益であろう。

 提示された情報に基づいて、いくつかの結論を下すことができる。

  私達が望んでいるかいないかに関わらず、放射性核種、特に放射性セシウムは、私達の環境に存在している。何も防御対策を取らなければ、主に食べ物と水から 人体に入り、臓器や組織に取り込まれる。人命にとっての最大の危険は、成長しつつある人体の心筋による放射性セシウムの取り込みである。
  心筋細胞に放射性核種のCs-137が入り込むと、構造的、そして代謝的変化が起こり、エネルギー不足と、心筋細胞の主な機能の阻害を誘発し、死に至る ケースもある。 心筋の直接的損傷と、その活動を調整する諸臓器と諸システムへの損傷を示す、一連の変化が起こる。心筋細胞は、放射性セシウムによる直接 的な損傷だけでなく、自然な代謝物からも、その産生、輸送、結合、排泄と分解の阻害によって、損傷を受ける(図23)。
https://lh5.googleusercontent.com/JzrndzuIYxxTn2q-jG2Ij1QnfviA68XOrUI2mFneu3a8SCItilba609xCOFN4MXkEngAsVrsibUnCL8SSibD3yWaQLTtYWblGlqsnVdAmHkB1-_aAD5tPwNZ
図23 放射性セシウムの心筋細胞への影響(CPK=クレアチンホスホキナーゼ、ATP=アデノシン三リン)

 病理的変化の強度は、体内と心筋の中の放射性セシウムの量に直接的に依存する。長期間に渡る放射性セシウムの体内への取り込みが30 Bq/kgを超えるのは非常に望ましくなく、重篤な結果がもたらされる可能性がある。
  ほとんどの場合、体内の放射性セシウムの量が10-20 Bq/kgであると、死に至る事はない。しかし、放射性セシウムの心筋細胞のエネルギー器官への影響により、心筋細胞の適応能力が著しく減少する。身体的 や精神的ストレス、低酸素症、極度の温度変化、飲酒、感染症やアレルギー疾患などの、様々なストレスがある状況や普通の状況下において機能する事が不可能 になるかもしれない。

  放射性セシウムは、強力な損傷物質であると言う認識が必要であり、細胞活動にとっての遅延性の毒として扱われるべきである。心筋細胞のエネルギー代謝を妨 げ、心筋症の原因となる。その特等は心拍リズムの乱れ、心筋収縮力の異常と、末梢血管の痙攣である。取り込まれた放射性セシウムの人間や動物に対しての影 響は、放射能源としてでなく、主に化学元素としてのエネルギープロセスと代謝プロセスへの関わりを示唆する事に留意すべきである。しかしながら、放射能源 としての関与は、完全に除外する事ができない。これは特に、放射性セシウムの長期の低線量被ばくにおいて顕著である。放射性セシウムの影響による腎臓での病理学的変化の主な理由は、細動脈の痙攣であり、これが糸球体ループの壊死とネフロン構造の破壊を引き起こす。セシウムの血管収縮作用は1888年にS.S. Botkinによって記録されている。11

 故に、放射性セシウムは、放射能汚染区域に住む子供達における高血圧の主要な病因因子のひとつなのである。これは、多数の観察によって確認されている。20
  チェルノブイリ事故に影響を受けた地域に住む人口における、心血管疾患の予防の原理として適切な点は、放射性物質、何よりも放射性セシウムの減少を含む が、これは食物内での含有量の減少と体内からの吸着剤による排泄によるものである。こういった対策は、心筋の代謝を改善するのに重要な役割を果たすであろ う。


ダウンロードPDF https://docs.google.com/file/d/0B68f83tqq7QuV3ZFaUxHQWcxNlU/edit?usp=sharing

★以上「Hukushuma Voice トップ>http://fukushimavoice.blogspot.de/」から全文転載

放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴< ユーリー・バンダジェフスキー著(1)

★全文転載。一つに入りきらないので二つに分けました。その1

Hukushuma Voice
トップ>http://fukushimavoice.blogspot.de/
2013年2月10日日曜日
放射性セシウムと心臓  第4章 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴
ユーリー・バンダジェフスキー著
平沼百合 和訳
http://fukushimavoice.blogspot.de/2013/02/test.html?spref=tw




 次 に挙げるデータを分析することで、この放射性物質の心血管系に対しての悪影響を評価する事ができる。このデータとは、さまざまな体内の放射性セシウムの取 り込みレベルを持つさまざまな年齢の子供たちのECG (心電図)検査であり、チェルノブイリ事故で汚染された区域の住民の臓器の顕微鏡的研究であり、そして最後に、動物を使った研究実験である。この影響は、 放射性セシウムの細胞構造に対しての直接的影響だけでなく、体内のシステムを介した間接的影響、特に神経系と内分泌系を通しての間接的影響として現れる。

 放射性セシウムの心臓への直接的影響というのは、他の臓器や組織に比べて、心筋細胞に蓄積しやすい事による(図9&10)。多分それは、Na+/K+ポンプの機能が強いためである。すなわち、Cs-137 はカリウムに似ているので、心筋細胞によってかなり簡単に吸収されるのである。このプロセスには、細胞膜の構造が関連しており、放射性セシウムは、その構造と容易に反応する。15  これは、クレアチンホスホキナーゼのような大変重要な酵素の抑制をきたす。クレアチンホスホキナーゼは高エネルギーリン酸の貯蔵、運送と利用を含む細胞の エネルギー代謝に関連している。クレアチンホスホキナーゼは、リン酸基置換を触媒する酵素であり、ATPとクレアチンから、クレアチンリン酸とADPに変 換する。1
https://lh6.googleusercontent.com/qBZ4oL-Jhmbu8fGpO0LKsLyRUOfMjGZgi204SBUXYq53hhUTuoRnWHjvY37pJGQk0JMi_2CFu_PjGtNz4UQjnqA7w9xhPp5vclG8UtU05ZW_e0H-eRwvs8TV
図9 実験用動物の臓器と全身におけるCs-137の蓄積 1−心臓、2−肝臓、3−脾臓、4−腎臓、5−全身

https://lh4.googleusercontent.com/nYiyW_d7MWYTiHsVc3c4R8kg72o3-dGTzA-rIXUC8zgkvi8t51gpJjebP78hNQk197naoL81Z90_XrGxxhOg9AiA0MLOGZFiGe1nOfFHEzkdDaDuZ5DL5gA7
図10 一日につき180 Bq摂取したアルビノラットの内臓内のCs-137の蓄積
1−全身、2−肝臓、3−腎臓、4−心筋、5−脾臓、6−骨格筋、7−睾丸、8−肺

 クレアチンホスホキナーゼは、細胞質、ミトコンドリア、ミクロゾーム、細胞核、筋小胞体膜や筋原線維と言った、様々な細胞内構造に分布している。現在の概念によると、ミトコンドリアのクレアチンホスホキナーゼは、酸化的リン酸化によってミトコンドリアのマトリックス内で産生されるATPからの、クレアチンリン酸の生成を触媒する。このクレアチンリン酸は、濃度勾配に沿って細胞質内に移動するか、急速な浸透によって特定のクレアチンホスホキナーゼのアイソザイムに到達し、特に次のような構造と関係を結ぶ。

筋肉収縮に関与する構造である、筋原線維のM 線
筋小胞体膜のCa2+ATPアーゼ
筋形質とNa+/K+ATPアーゼ
アセチルコリン受容体とATPアーゼが豊富な シナプス後膜


 ミトコンドリア型クレアチンホスホキナーゼは、ミトコンドリアの外膜と内膜を結合させ、その構造を作る。1 
 クレアチンホスホキナーゼがM線に局在化する事により、ATPが継続して再生できる状況を作り、筋原線維の適切な収縮作用を確実にする(図11)。結果的に産生されるクレアチンは、再度リン酸化における基質となるために、ミトコンドリアに戻る。
https://lh4.googleusercontent.com/b3ir-EkMjkl2w3o0azCV1W_DtxYuJLoIqBTzkfiD8fk5Y5Un1fqQPmaKpB0mkxG0IYaA0VfI5aPBqMHZgCPWG4AutvUgcnd_GHRvu8P0qPxMd_8nLHLBh_yF
図11 心筋の介在板の構成(模式図)
1−心筋細胞の基底膜、2−心筋細胞膜、3−ミトコンドリア、4−筋原線維、5−筋形質、6−細胞質ネットワーク、7−細いフィラメント(アクチン)、8−太いフィラメント(ミオシン)、9−介在板、10−明帯(I帯)、11−暗帯(A帯)、12−Z線、13−M線、14−デスモゾーム(接着斑)、15−ネクサス(ギャップ結合)、16−接着野。(Bargmann & Schulceより修正)

 故に、酵素活性の減少は、心筋細胞のエネルギー複合体における重篤な構造的および代謝的欠陥を示す。これはミトコンドリアの数とサイズの増加、板状クリステの数の増加とその後の破壊として、ミトコンドリアシステムにおける変化として見られる。また、ミトコンドリアの凝集とミトコンドリア間の接触の数の変化としても見られる(図12)。
https://lh6.googleusercontent.com/JceYPC7bpjr5OlTIcPNmXQbTbLrU0oZXY9OR4PzbCndX4VZY9eMKawgf8nw508R5168HwYK69OC-Cbs5L-dNXjW35MsAHWGBEpx6yDvhLcUxXn6CZH7LTX8_
図12 放射性セシウムを45 Bq/kg取り込んだラットの、心筋細胞のミトコンドリアの凝集、数の増加とサイズの増加 (倍率x30,000)

 エネルギー複合体の抑制は、放射性セシウムによる細胞膜の構造への直接的な影響と、いくつかの代謝産物、特にミトコンドリアシステムに有毒効果のある甲状腺ホルモンの影響に関連している可能性がある。13 この点については、グレーヴス病(バセドウ病)や実験的に誘発された甲状腺機能促進症では、クレアチンホスホキナーゼの活性が抑制されることがわかっている。1  放射性セシウムの影響下において、遊離サイロキシン(FT4)の増加がこれらの酵素を抑制する事によって、心筋細胞を損傷する可能性がある。この仮説は、 放射性セシウムの取り込みが37 Bq/kg以上である子供達において、血液内の遊離サイロキシンの数値に平行して心電図(ECG)の異常が増加する事によって証明される(図13)。よっ て、不整脈の発症にはサイロキシンが関与している可能性がある。
https://lh3.googleusercontent.com/TBu_6bn7-F_m-FKZoZdZQg-qQZjk9G18dLFKXXISEZTlT11nPJEpvRFRudUUwzeLQFDXl816i_GyA915aLqJvhzWI_t4rMeFReZQhoGB1uiXzzUM6mifzz-s
図13 子供達の血清中のサイロキシン(T4)のレベルとCs-137取り込み量の相関(グループ1と3の間でP<0.001)

男性では、クレアチンホスホキナーゼの活性は女性よりも大きい。1 放射性セシウムの影響下において、心筋細胞でのこの酵素の脆弱性が男性における突然死の主因である可能性を無視できない。8,29,41
 心筋構造におけるアルカリホスファターゼ活性の減少は、心筋変性の進行を意味している。それは電離性放射能への被ばくの特徴である。36 
 放射性セシウムを投与した実験動物や、放射性セシウムで汚染された地域に住む人達の心筋細胞における構造的変化の特質は、筋小胞体膜の、Ca2+に対する浸透性低下として現れる。これはこの放射性核種の細胞膜に対する直接的影響と同時に、この放射性核種の自然崩壊において放出される放射線のせいでもある。8,29,41 結果として起こるリン脂質の脂肪酸鎖の過酸化は、細胞膜の構造の変化と、Ca2+を含む様々なイオンへの浸透性の変化に繋がる。同時に、当然ながら細胞膜内にある酵素活性にも変化を与える。フリーラジカルの過剰な生成と脂質過酸化の増加は、細胞膜の破壊に貢献する。

 心筋の筋小胞体のCa2+輸送システムは、Ca2+を放出したり蓄積する事によって、筋原線維の収縮・弛緩プロセスに活発に関与している。そのシステムが、放射性セシウムを含む様々な因子による損傷を受けると、心筋細胞内遊離Ca2+のレベルが上昇し、筋原線維の弛緩が妨げられる。

 筋組織の変化は、筋原線維の複屈折性の変化として観察される。すなわち、区域的および亜区域的収縮、心筋細胞内の筋融解、筋原線維の原発クラスター変性(注: ロシア圏独特の表現であり、英語圏での「Contraction band necrosis」、日本語で収縮帯壊死に該当すると思われる。)、細胞変性、そして最終的には凝固壊死または融解壊死に至る。32 偏光顕微鏡で観察すると、筋原線維の区域的および亜区域的な収縮変化は、A帯の増強として現れる。これはあたかも横紋筋原線維の横断面のなかに光る筋が入ったように見える。光学顕微鏡で観察すると、これらは密度増強と好酸球増多として観察される。放射性セシウムを10日間取り込んだビスター・ラット(セシウム濃度60−100 Bq/kg)にも同様の変化が見られた(図14)。
https://lh6.googleusercontent.com/-JH9ZLez7EfO3XtE_GMYrspZDLqBjfWzN12fP32OLN_rBkC9Gg5OcZhrs8vywRSMqAQhU3MsNfwLiPHtiRpnJ7kND1aET7rPlJPRFWAgahfFByeFcOwxfr1f
図14 食物によって放射性セシウムを取り込んだ動物(体内濃度100 Bq/kg) の心筋の病理組織切片。心筋細胞の筋原線維のびまん性区域的収縮。びまん性筋細胞融解。リンパ組織球の局部的浸潤。ヘマトキシリン−エオジン染色。(倍率x125)

 

ダウンロードPDF 
https://docs.google.com/file/d/0B68f83tqq7QuV3ZFaUxHQWcxNlU/edit?usp=sharing

★以上「Hukushuma Voice トップ>http://fukushimavoice.blogspot.de/」から全文転載(その1)




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20121013 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第1回目 (YouTube)

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20121013 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第1回目
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公開日: 2012/10/19

『日本人だけでなく世界の人々もそう。未だに原子力の夢を断ち切れないでいるわけです』小出裕章(8bitnews)
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第一回目・インターネットラジオ「ペイフォワード環境情報教室」小出裕章先生 10/13(内容書き出し)
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20121019 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第2回目 (YouTube)

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【ペイフォワード環境情報教室】第2回目
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『4号機の場合は最上階も吹き飛びましたし、その下の階がすでに爆発で破壊し使用済燃料プールが宙吊りのような状態になっているのです』小出裕章(8bitnews)
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「23日,福島第一1号機で爆発を回避するための窒素注入が行われている」という報道に対して「窒素を注入しているという事は,その分格納容器の中のガスを外部に出してい­るという事で,それに伴って放射性物質が環境に出て来ているという事です」小出裕章
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チェルノブイリの事例から見る内部被曝。

政府が使用するICRP勧告の前提となる100mSv以下での低線量被爆は有意でない

­(明確に立証できてない)というのは、医療被曝の症例では10mSvでもがん発生が4­%位有意とされている。福島の中通りの汚染状況はチェルノブイリと同じであり、移住が­必要なレベルである。

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311前と後での内部被曝心得

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「最後の最後まで抵抗を続ける人達が崩れる事なく残ったという歴史が最後の勝敗を分けた そういう人たちを孤立させない運動が必要なんだと思います」小出裕章(8bitnew­s)
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第7回【ペイフォワード環境情報教室】「「これからも決して絶望だけはしたくないと思っています」小出裕章先生11/8(内容書き出し)
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【ペイフォワード環境情報教室】121117松崎道幸先生Vol.008
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【ペイフォワード環境情報教室】121202川根眞也先生Vol009
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中学校の先生が伝えたい子供たちと親御さんへの放射能防御


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20121206 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第10回目 (YouTube)

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20121206 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第10回目
http://www.youtube.com/watch?v=AeHJk9Un0yQ
公開日: 2012/12/07

第10回【ペイフォワード環境情報教室】「選挙の大きな争点である原発とは?」


▼文字起こし
12月6日【ペイフォワード環境情報教室】「原発を止めるというのは別に新たな代替案を出さなくても、もう充分いい」小出裕章先生 第10回(文字起こし)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/12/09/8bitnews_2012dec6/



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【ペイフォワード環境情報教室】20121211小出裕章先生Vol.011
http://www.youtube.com/watch?v=SvSMlVzDNa4
公開日: 2012/12/10

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<本日のテーマ>
12月7日に起きた宮城県沖地震による既存原発への影響について

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【録音】 2012年12月11日放送 「ペイフォワード環境情報教室」 小出裕章先生Vol.011。12月7日に起きた宮城県沖地震による既存原発への影響について。
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-3442.html

【ペイフォワード環境情報教室】121228茂木透先生Vol.012(YouTube)

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【ペイフォワード環境情報教室】121228茂木透先生Vol.012
http://www.youtube.com/watch?v=Edevey060YQ
公開日: 2012/12/27

8bitnews【ペイフォワード環境情報教室】インターネットラジオ
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<本日のテーマ>
首都圏でM7クラスの地震発生確立が4年内に70%と言われてます。
地震予知の可能性と予知を受容する社会的理解について

【ペイフォワード環境情報教室】130119小出裕章先生Vol.013 (YouTube)

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【ペイフォワード環境情報教室】130119小出裕章先生Vol.013
http://www.youtube.com/watch?v=pqRcLNbcl-s
公開日: 2013/01/19

第13回【ペイフォワード環境情報教室】「福島第一原発の現状と今後」

★文字起こしブログ
1月19日【ペイフォワード環境情報教室】「未だに福島原発の敷地の中でも事故は続いていますし、その周辺にいた人々の苦難も未だに続いているわけで、私は忘れてほしくない」小出裕章先生 第13回(文字起こし)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2013/01/20/8bitnews-2013jan19/#more-5314

【ペイフォワード環境情報教室】130122茂木透先生Vol.014 (YouTube)

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【ペイフォワード環境情報教室】130122茂木透先生Vol.014
http://www.youtube.com/watch?v=NndNzkUSR5M
公開日: 2013/01/22

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<本日のテーマ>
地下探査による防災をテーマに、活断層調査について

★書き起こしブログ
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【ペイフォワード環境情報教室】 見えない部分を見る技術「地下探査」 活断層調査について1/22茂木透先生(文字おこし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2734.html




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