「北の山・じろう」時事問題などの日記

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花粉、黄砂、PM2.5の「トリプルパンチ」 要注意は「春一番」{dot.(AERA×週刊朝日)

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花粉、黄砂、PM2.5の「トリプルパンチ」 要注意は「春一番」
(更新 2013/3/ 1 07:00)
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2013022800008.html
▼全文転載


マスクを製造する中国の国内メーカー (c)朝日新聞社 
http://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2013022800008_1
 日々飛来している微小粒子状物質PM2.5。国立環境研究所によれば、1月31日には全国の測定局155局のうち、瀬戸内や九州北部など48局、比率にして31%で環境基準値(1日平均で1立方メートルあたり35マイクログラム)を超えた。

  PM2.5に詳しい大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授は、こう話す。「PM2.5は、黄砂や花粉に付着して飛んできます。黄砂が多く飛ぶ3〜5月の前で も、低気圧が大気を巻き上げれば、日本列島にPM2.5を押し流してしまうでしょう」。花粉、黄砂に加えてPM2.5という「トリプルパンチ」だと言うの だ。

 しかも、その量が増える「本番」は目前に迫っている、という見方がある。「『春一番』が吹く2月下旬から3月上旬です。PM2.5の影響を受ける患者が増えるでしょう」(用賀アレルギークリニックの永倉俊和院長)。

 そもそも、PM2.5とは、直径2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の粒子を指す。髪の毛の太さの30分の1、スギ花粉と比べでも12分の1という小ささ。正体は、工場のばい煙やディーゼル車の排ガスに含まれる「すす」などだ。

週刊朝日 2013年3月8日号

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中国汚染「PM2.5」がついた野菜は水洗いしてもダメ?

食品安全検査は機材も人も足りずにお手上げ

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中国汚染「PM2.5」がついた野菜は水洗いしてもダメ?{dot.(AERA×週刊朝日)

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中国汚染「PM2.5」がついた野菜は水洗いしてもダメ?
(更新 2013/3/ 2 07:00)
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2013022800014.html
▼全文転載

 最近問題となっている微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染。大気汚染も不安だが、なにより心配なのが汚染された農地で作られた中国の農産物だ。

 東京農工大農学部環境資源科学科の伊豆田猛教授(環境植物学)によると、PM2.5の農産物への影響については、世界にも調査データがまだほとんどない。伊豆田氏は自ら行っている植物への影響調査の結果を踏まえて、こう指摘する。

「ま ずは、飛来しているPM2.5がどのような物質かを調べる必要があります。自動車の排ガスなどに由来するブラックカーボン粒子(すす)のようなものなの か、二酸化硫黄などが大気中で化学反応を起こして生成される硫酸アンモニウム粒子なのかによって植物への影響は違います」

 ブラックカーボン粒子が葉につくと、水洗い程度では落ちず、専門家も有機溶剤を使うのだという。

「PM2.5 には、発がん性のある有害物質などが含まれる場合があります。中国国内で葉野菜に付着した場合、輸入した日本でも落ちず、消費者の口に入ることになる。大 気汚染が問題となっている今、日本も、農産物に対するPM2.5の影響をより詳細に調べる必要があります」。

週刊朝日 2013年3月8日号

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原発汚染食品本当に知りたいQ&A
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放射性キセノン:愛知県上空で検出 由来は不明<毎日新聞>

毎日新聞
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放射性キセノン:愛知県上空で検出 由来は不明
毎日新聞 2013年02月21日 18時49分(最終更新 02月21日 18時53分)
http://mainichi.jp/select/news/20130222k0000m040020000c.html
▼全文転載

 文部科学省は21日、愛知県沖の上空約300メートルで自衛隊の航空機が採取した大気から、1立方メートル当たり1.9ミリベクレルの放射性キセノンを検出したと発表した。人体への影響はない。12日に実施されたとされる北朝鮮の核実験後で初の検出だが、同省は「核実験由来かどうかは不明」としている。

 大気は核実験から約27時間後の13日午後に採取された。放射性キセノンは医療機器などからも環境中に放出され、東京電力福島第1原発事故前は、09年1月に千葉市で1立方メートル当たり最大6.7ミリベクレルが検出されている。【阿部周一】 毎日新聞

これが言いたい:「山谷のホスピス」から見る超高齢社会の課題=山本雅基<毎日新聞>

毎日新聞
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これが言いたい:「山谷のホスピス」から見る超高齢社会の課題=山本雅基
毎日新聞 2013年02月21日 東京朝刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20130221ddm004070009000c.html
▼全文転載

(1)

 ◇在宅型終末ケアの拡充を−−きぼうのいえ施設長・山本雅基

 「きぼうのいえ」は東京の下町、通称山谷地区にある元ホームレスや行き場をなくした人が住むホスピスケア施設である。定員は別館を含めて32人。入居者はさまざまな疾病を抱えた上に関わる身寄りがなく、かつ余命に限りのついた人々である。

 02年に開設されて10年、その間に148人をみとった。入居者の約75%が路上生活経験者である。入 居してくる人は路上から救急搬送された時点から、生活保護の医療扶助のレールに乗っている。ここに転居してくる際にも、ホスピス医、訪問看護、介護保険に よるヘルパー派遣、そしてきぼうのいえのスタッフ・ボランティアによる手厚いケアが保証されている。

 学術上の表現は「在宅ホスピス対応型集合住宅」であるが、「ホスピス旅館」「ホスピスアパート」あるいは「路地裏ホスピス」などと呼びならわして、われわれの生活感覚にできるだけ近いものとなるように心がけている。

 現代のホスピスは、競うように風光明媚(めいび)な場所に設置されることが多く、豪華なホテルのような しつらえを誇っているものも少なくない。まるでそうしなければ円満な死を迎えられなきがごとくであるが、それほどの高価なベッド代を負担できる家庭はそう 多くはないだろう。

 きぼうのいえは、生活保護水準で入所することが可能なように利用料金が設定されており、おおむね1部屋4・7畳の全室個室で、3食付きで月額13万円程度で生活できる。

 入所者のほとんどは第二次世界大戦以後の日本の復興を陰ながら肉体労働を通じて下支えしてきた人々である。そういう人々をドヤ(簡易旅館)の片隅で、あるいは生活保護も受けぬまま高齢になりホームレスとさせ、一人孤独で死なせていいはずはない。

 高齢者施設はいずれも絶対数が需要に追いついていない。病院は急性期中心で、入院は長くても3カ月ま で。特別養護老人ホームは数百人の入居待ち、有料老人ホームは過大な入居金がかかり、年金生活者では月額の利用料が払えない。そんな中で資産を持たぬいわ ば、古い表現を借りれば無産階級の人々が、劣悪な環境でしか人生の終末期を過ごせないとは嘆かわしく、悲しむべきことである。

 きぼうのいえは、インドのマザー・テレサがインドのコルカタに創設した「死を待つ人の家」を、社会保障制度がある程度成立している先進国で実施する日本版である。

(2)

 しかし、住む人々は「死を待つ」というより「与えられた命を精いっぱい生き抜く家」として日々を送って いる。マザー・テレサは生前、来日した際、「皆さんがインドに来てくれるのはありがたいが、自分の足元を見てください。そこにはインドに劣らず孤独におび える人々、物乞いをして生活をする人々、人生の悲しみに打ちひしがれた人々がいるはず。そういう人々に愛を示しなさい」と言った。

    *

 これからのホスピスケアは、緩和ケア病棟の展開より、在宅を核にしたケアの路線に進むのではないか。そ の中でも、独居高齢者が今後ますます増加し「老老介護」、お互い認知症の「認認介護」が進む時代の中にあって、きぼうのいえのような血縁を持たない高齢者 が共に住み、それを若年層がケアするという居住形態が必要となってくるであろう。

 現代の都市環境で崩壊してしまった、かつての地域共同体、村落共同体を再興させることが必要となってくる。そういう意味で、きぼうのいえは、超高齢社会のありようを示す一つのモデルである。

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 「これが言いたい」は毎週木曜日に掲載します

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 ■人物略歴

 ◇やまもと・まさき

 上智大神学部卒。NPO法人事務局長を経て、山谷にホスピスを開設。11年、第41回毎日社会福祉顕彰受賞。

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原子力政策:「責任ある再構築」緊急提言 エネルギー懇<毎日新聞>

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原子力政策:「責任ある再構築」緊急提言 エネルギー懇
毎日新聞 2013年02月25日 19時02分
http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000m020030000c.html
▼全文転載

 民間有識者や企業経営者らからなる「エネルギー・原子力政策懇談会」(会長・有馬朗人元文相)は25日、安倍晋三首相や茂木敏充経済産業相らを訪問し、安全性を前提に原発を活用する「責任ある原子力政策の再構築」を求める緊急提言を行った。有馬氏によると、首相は「大変重要な問題と考えている」と述べたという。

 提言では、「福島の再生なくして原子力に将来なし」としたうえで、福島第1原発の廃炉作業や被災地の復 興に政府が全力を尽くすよう強調。さらに、国際基準に沿った専門家による原発の安全規制の確立▽安全を大前提に、原発を含めたエネルギーの最適政策を講じ るべきだ−−などと訴えた。
 首相や茂木氏との会談後、有馬氏は記者団に対し、「(原発停止に伴う電気料金の値上げで)日本の国内総生産(GDP)が下がっているうえ、天然ガスなどの輸入に3兆円もかかっている。原発は、安全性を確保して動かせるものは動かしてほしい」と述べた。【小倉祥徳】
毎日新聞
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自然エネルギー社会へ転換を 愛媛大教授が講演<愛媛新聞>

愛媛新聞
HOME >http://www.ehime-np.co.jp/
自然エネルギー社会へ転換を 愛媛大教授が講演
2013年02月24日(日)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130224/news20130224010.html
▼全文転載

 愛媛大社会連携推進機構の村田武教授が23日、西予市宇和町卯之町3丁目の宇和文化会館で講演した。原発依存の地域づくりは世界的にも成功事例がないとし、地産地消型の自然エネルギー社会に転換していく必要性を説いた。
 「伊方原発をとめる会」(松山市)が主催、会員ら約140人が参加した。
 「再生可能エネルギーと地域経済再生」をテーマに講演した村田教授は、「伊方原発のリスクは大きすぎるため、再稼働ではなく廃炉を望む」とした 上で、再生可能エネルギーをまちづくりに活用した高知県檮原町やドイツのグロスバールドルフ村の取り組みを紹介。「食とエネルギーの地産地消による地域づ くりに取り組む時代が来ている」と述べた。 愛媛新聞


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福島原発事故後2年、炉内の状況はなお深刻(池田龍夫)News for the People in

News for the People in Japan
トピックス 池田龍夫 目次
http://www.news-pj.net/topics/ikedatatsuo/mokuji.html
福島原発事故後2年、炉内の状況はなお深刻
朝日新聞が、決死的な潜入ルポ
ジャーナリスト 池田龍夫 2013.2.25
http://www.news-pj.net/topics/ikedatatsuo/20130225.html
▼全文転載

  廃炉作業が進められている福島第1原発の1〜4号機について、東京電力が現状報告を怠っているので、炉内の状況がサッパリ分からない。 心配でたまらなかったが、朝日新聞2月21日付朝刊が潜入ルポを伝えた。 原子力規制庁検査官に同行したもので、高濃度汚染の各炉を4時間にわたり見て回った報告は貴重だ。 規制庁検査官の現地調査を察知、危険を押して同行取材した努力は、特筆に価する。

  汚染水が激増、4号機には近寄れず
  「1〜4号機で溶けた燃料を冷やした水と、建屋に流入した地下水が混ざって汚染水は増え続けている。汚染を除去しきれず、敷地内にタンクで保管している。 2011年7月に約1万トンだった汚染水は、今年2月には23万トンに増え、今も1日数百トンずつ増えている。 汚染を取り除いたとしても処理水の海洋放出は当面難しい。1〜3号機建屋は現在も放射線量が非常に高く、作業員が容易に近づけない」 との報告に肝を冷やした。
  最も危険視されている4号機については、「4号機建屋最上階からは鉄骨がぐにゃりと曲がって鳥の巣のようになっている建物が見えた。 炉心溶融事故で水素爆発を起こした3号機の建屋だ。4号機にいる作業員の姿はない。 無人操縦のクレーンが屋上のガレキを撤去していた」 と記しており、特に4号機には潜入できるような状態でなかったようだ。

  屋根が吹っ飛んだ4号機上部には、使用済み核燃料約1500本が保管されたまま。昨年2本だけ引き抜いたが、全部撤去するには10数年かかるという。 欧米諸国が最も危険視しているのは4号機で、1日でも早い決着が望まれる。

  廃炉作業の完了は2050年ごろ?
  原子炉の圧力容器底部の温度が100度以下になり、放射性物質の放出を管理、被曝線量を大幅に抑制できることを 「冷温停止状態」 というが、 その状態がほぼ達成されたとして、2011年12月に野田佳彦首相(当時)は 「冷温停止」 を宣言した。 しかし、格納容器や建屋の密閉機能を失い、核燃料がどのようになっているのかも分からず、長大なホースを引き回した仮設装置で注水を続けているのが現状という。

  安倍晋三政権は 「福島第1原発廃炉対策推進会議」 を立ち上げたが、以上の潜入報告が伝えたシビアな現状を見つめ、 「まだまだ冷温停止と言えない状況だ」 と、国民に伝える責任がある。東電に対しても、必要な情報開示の徹底を厳命すべきだ。

  東電は2015年までに敷地内に70万トン収容可能なタンクを増やす計画というが、これとて中間的対策に過ぎない。 原子力規制庁福島第1原発規制事務所の小阪淳彦所長は 「放射能が局所的に高いホットスポットもいまだに把握しつくされていない」 と述べており、 廃炉作業完了は、2050年ごろと言われている。こんな状況下で、原発再稼働や新増設が論議されていることなど、時代錯誤ではないか。

(いけだ・たつお)
1930年生まれ、毎日新聞社整理本部長、中部本社編集局長などを歴任。
著書に 『新聞の虚報と誤報』 『崖っぷちの新聞』、共著に 『沖縄と日米安保』。
News for the People in Japan
トピックス 池田龍夫 目次
http://www.news-pj.net/topics/ikedatatsuo/mokuji.html


◎関連記事
朝日新聞
ホーム>http://www.asahi.com/
福島第一原発、消えぬ汚染 4号機建屋内部を同行取材
2013年2月21日
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201302200472.html
4号機最上階のパノラマ写真
http://ev.digital.asahi.com/special/panorama/20130220fukushima/

★阿修羅♪
福島第一原発、消えぬ汚染 4号機建屋内部を同行取材  4号機最上階のパノラマ写真 
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/378.html

日本は本当に法治国家か〜東京地検前に620人の怒り渦巻く{レイバーネット }

レイバーネット
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日本は本当に法治国家か〜東京地検前に620人の怒り渦巻く
http://www.labornetjp.org/news/2013/0222hokoku/#0top


★記事は、URLからご覧ください。
福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状Ⅱ(北の山じろう)
第2ブログに全文収録しています。
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/03/08/001418

【千葉県北西部の放射能汚染進行中!】千葉県、手賀沼の底泥が過去最悪1万5300ベクレル!

★こちらのブログに入りきらない記事は、第2ブログに掲載しています。
福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状Ⅱ(北の山じろう)
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/


ベスト&ワースト
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【千葉県北西部の放射能汚染進行中!】千葉県、手賀沼の底泥が過去最悪1万5300ベクレル
 2013年3月2日 00:00 
http://www.best-worst.net/news_axwD1tO3fu.html?right
▼全文転載


■千葉県・手賀沼の放射能汚染記録更新!
千葉県北西部に位置する手賀沼の底泥の放射性セシウム汚染が最高記録を更新した。
図URL
http://www.best-worst.net/files/995/22c7c718e70c3c79a58a2696581cbd78.jpg


2013年2月27日に千葉県が「手賀沼・印旛沼流域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果(2回目)」を発表。そのデータにより、手賀沼などの放射性セシウム汚染が悪化していることが明らかとなった。

底泥の放射性セシウム汚染が最も酷かったのは大堀川河口付近で1キログラム当たり1万5300ベクレルとなった。

放射性セシウム汚染のワースト3は以下のようになっている。
1位:手賀沼・大堀川河口付近(1万5300ベクレル
2位:手賀沼・大津川河口付近(1万1600ベクレル
3位:手賀沼・根戸下(8000ベクレル
図URL
http://www.best-worst.net/files/158/30b5b40c70e18fbf1dbb5f9e3f1f6401.jpg

8000ベクレルを超えると国の廃棄基準値を上回ることになる。


■千葉県北西部の水質汚染は深刻化か?
手賀沼の底泥の放射性セシウム濃度は前回調査を3000ベクレル上回る結果となった。

手賀沼以外では、印旛沼で最大3300ベクレルを記録している。

また、河川においても手賀沼流入河川では最大6000ベクレル印旛沼流入河川は2640ベクレルを記録した。

千葉県北西部の水質汚染は環境省調査でも明らかになっている。千葉県柏市の河川では最大2万2000ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
図URL
http://www.best-worst.net/files/263/0fcf5a2efae4cd4d56b1fbe5d4ed82eb.jpg

(参考:当サイト2013年2月17日記事)
環境省、水環境の放射能汚染ランキング-千葉県柏市の河川は2万2000ベクレルの汚染!
http://www.best-worst.net/news_avBnGF3eV6.html

環境省の調査でも放射性セシウム濃度は、昨年よりも悪化していることが明らかとなってる。

今回は千葉県の調査でも放射能汚染が悪化している現状が判明したことになる。

福島第一原発事故による放射性セシウム汚染はリアルタイムで進行中ということであろう。

外部リンク
手賀沼・印旛沼流域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果(2回目)/千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2012/20130227housh

ベスト&ワースト
トップ>http://www.best-worst.net/


★関連記事
毎日新聞
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質、17地点で前回上回る 手賀沼・印旛沼流域2回目調査 /千葉
毎日新聞 2013年02月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130228ddlk12040271000c.html
http://ameblo.jp/doko6de74irun0kahir7nn63/entry-11485413372.html



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この国と原発:第5部・立ちすくむ自治体/1 机上の計画、避難「不可能」<毎日新聞>

毎日新聞
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この国と原発:第5部・立ちすくむ自治体/1 机上の計画、避難「不可能」
毎日新聞 2012年04月24日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120423ddm003040182000c.html
▼全文転載


(1)

 原発再稼働に慎重な声が広がる中、原発立地自治体では東京電力福島第1原発事故を経験した今でも、再稼働を求める声が少なくない。防災対策に不安を抱えながらも、原発依存から抜け出せない自治体の姿を再び追う。

                         

 ◇茨城県、対象106万人に「バス24万人分」

                         

 「福島の事故で現実に苦しむ人が生まれた。もう原発を動かさないで」。茨城県那珂市の谷田部裕子さん(54)は隣村の東海村へ買い物に出掛ける度、日本原子力発電東海第2原発の建屋を見てそう思う。

                         

 99年9月30日、自宅から約2キロの核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)東海事業所で国内初 の臨界事故が起き、放射線が外部に漏れた。中学2年だった長女が学校から帰宅したのは、その4時間後。途中で激しいにわか雨に見舞われたといい、セーラー 服はびっしょりぬれていた。健康被害は出ていないが、一時は「私の責任だ。子供を守ってやれなかった」と自分を責めた。

                         

 それから11年余りたって起きた福島の事故。福島県二本松市出身の谷田部さんは、古里が放射性物質で汚 染されていく姿を目にした。JCO事故を経験してすら、頭の片隅に「家族に原発事故が降りかかるようなことはない」という期待のようなものがあったが、そ んな考えは吹き飛んだ。自宅は東海第2原発から約7キロ。何かあれば迷わず逃げるつもりだ。「でも、実行は絶望的」とも感じている。

(2)

 東日本大震災による津波で外部電源を喪失し、冷温停止まで3日以上かかった東海第2原発。国の原子力防災指針見直しに伴い、新たに設定される見通 しの緊急防護措置区域(UPZ)の30キロ圏内には14市町村が含まれ、その人口は全国の商業用原発で最も多い約106万人(14市町村の30キロ圏外住 民含む)にのぼる。

                         

 「県内にあるバスを総動員しても1回に24万人しか搬送できない。一斉に106万人を避難させることは不可能だ」。橋本昌茨城県知事は3月5日の県議会代表質問でこう言い切った。

                         

 UPZでは放射線量に応じて避難や屋内退避が必要になることから、県原子力安全対策課はバスによる 100万人規模の避難をイメージした。現行計画に「屋内待避所からの搬送は手配車両による」とあるためだ。県内で登録されているバス7080台に乗車定員 を掛け、最大限の搬送人数をひねり出した。その答えが「24万人」。「非常時に何台チャーターできるか」「避難ルートは」といった業界団体との擦り合わせ はしていない。あくまで机上の数字だ。

                         

 「(24万人分のバスが)水戸に全部来るわけではないので避難はとても無理」(高橋靖・水戸市長、人口 約27万人)「50人乗りバスが1000台以上必要。一刻一秒を争うことを考えれば不可能」(海野徹那珂市長、同約5万6000人)。106万人一斉避 難は「絵空事」と受け止められ、自治体の議論は停止している。

(3)

 新設される予防防護措置区域(PAZ)の5キロ圏内に村全域がすっぽり入る東海村。現行計画では村内避難を前提に避難所を定めているが、計画見直 し後は村外へ逃げることになる。村原子力安全対策課は「村外避難となると村独自では計画は作れない。国・県の方針と整合性がないと意味がない」と困惑。 30キロ圏内14市町村からは「うちだけでは決められない。県に音頭を取ってほしい」との声がこぞって上がる。

                         

 ◇北海道・泊村、指定13カ所が5キロ圏内 実のある安全、北電頼み

                         

 札幌市から西へ約70キロ。日本海に面した北海道・積丹(しゃこたん)半島の入り口に北海道電力泊原発はある。現在国内で唯一稼働している3号機も、定期検査のため5月初めには停止する。

                         

 海岸線に沿って走る国道229号で泊村に入ると原発はすぐ左手にあるが、丘に遮られて施設を見ることは できない。その先は役場や漁港、商工会などが集まる村中心部。村内の多くの部分は海沿いにまで急斜面や崖が迫り、村民約1900人は国道沿いのわずかな平 地で暮らしている。

                         

 震災後、村は「津波ハザードマップ」を作り、学校や集会所など16カ所を避難所に指定した。だが、このうち13カ所は原発の5キロ圏内。「津波から逃げられても、原発で事故が起きたら……」。住民からは疑問の声が上がる。

(4)

 海が間近に迫る渋井地区集会所は原発からわずか約500メートルで、海抜は5メートルしかない。60代の主婦は、海辺の峰に隠れた原発の方を見やりながら「ここの避難所は津波も原発も危ない。いざとなったら船で逃げようかと思うが、できるだろうか」と話した。

                         

 村の担当者は「海抜も十分な民間施設を避難所にできないか検討している」と話すが、そこも原発からはわずか10キロしか離れていない。更に「ハザードマップはどの高さにどんな施設があるかを示した目安にすぎない」と語り、マップに実効性がないことを認めた。

                         

 北電は地震の際、泊原発を襲う津波の高さを9・8メートルと想定。海抜15メートルの防潮堤を建設する予定だが、村は20メートルを要望している。

                         

 「避難施設も避難路も万全ではないが、海岸まで山が迫る地形を考慮すると、どちらも建設は難しい。村としては、北電がどれだけ安全対策を施すかに尽きる」。村民の安全をどう守るかについて、牧野浩臣村長は「北電頼み」であることを明かした。=つづく

この国と原発 アーカイブ2012年
http://mainichi.jp/feature/20110311/konokunitogenpatsu/archive/news/2012/index.html
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この国と原発:第5部・立ちすくむ自治体/2 再稼働否定し大敗<毎日新聞>

毎日新聞
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この国と原発:第5部・立ちすくむ自治体/2 再稼働否定し大敗
毎日新聞 2012年04月24日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120424ddm002040028000c.html
▼全文転載


(1)

 ふたを開ければダブルスコアに近い大差だった。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の「再稼働認めず」を掲げ、同市長選に出馬した元市議の水野克尚(かつひさ)氏(58)。予想外の大敗が決まった今月15日夜、事務所に集まった支援者を前に悔しさをにじませた。

                         

 浜岡原発東海地震の想定震源域のほぼ真上に立地。重大事故を危惧する菅直人前首相の要請で昨年5月、全ての炉が止まった。

                         

 御前崎市は歳入の約4割を原発関連マネーに依存。首長は原発共存派が務め、選挙も無風が続いていた。今回も当初は「国の方針を検討し、市民の意見を聞いてから再稼働の是非を判断する」と訴えて当選した現職の石原茂雄氏(64)と水野氏の主張に大きな差はなかった。

                         

 ところが先月末、内閣府の有識者検討会が、地震の際に御前崎市で想定される最大津波高を21メートルと発表したことで流れが変わる。浜岡原発で工事が進む防波壁の高さは海抜18メートル。水野氏は「任期中の再稼働は認めない」と踏み込み、原発が争点に急浮上した。

(2)

 「正直な話、手応えはすごく良かった」と水野氏は言う。出陣式に民主、自民両党の国会議員5人や県議、市議らがこぞって姿を見せた石原氏陣営の組 織力は際立っていたが、街頭に出れば、主婦が「頑張って」と手を振りながら家を飛び出してきた。若者や子供のいる女性ら原発に不安を持つ層を取り込めたよ うに思え、最後まで接戦を信じていた。

                         

 だが、結果は石原氏の1万2018票に対し6840票。「水野が当選すれば仕事がなくなり市がさびれ る」という話が出回り、支持者から「仕事がないと困る。申し訳ないが応援できない」との連絡が数件あったと、後に陣営幹部から聞いた。水野氏は「社会状況 の変化で再稼働すべき時がくれば選挙で民意を問うつもりだった。私の説明不足だった」と振り返る。

                         

 石原氏に投票した民宿関係者は「原発は怖い。でも原発と一緒に雇用までなくなっては困る」と話す。水野氏の選対幹部は声を落とした。「結局、市民は命より金を選択したということでしょ」

                         

 原発立地自治体では、こうした選挙戦は異例だ。東京電力福島第1原発の事故後も原発は争点化していない。

(3)

 御前崎市長選の2日後の17日、関西電力高浜原発のお膝元で告示された福井県高浜町長選は、原発容認派で現職の野瀬豊氏(51)が前回に続いて無 投票当選した。野瀬氏は「いたずらに引き延ばすことなく再稼働することが必要」との立場。町の収入の6割を原発関連が占めており、祝勝会で花束を手にバン ザイした野瀬氏は「今後は減少の方向に進むだろうが、原発を堅持することが町のためになる」と強調した。

                         

 北海道電力泊原発を抱える北海道泊村では今年1月10日、原発との「共存共栄」を掲げる牧野浩臣氏 (65)が32年ぶりの無投票で再選された。事務所には「祈必勝」などと書かれた民主、自民両党の地元道議らの「為書(ためが)き」が張られ、相乗りを象 徴。原発の是非論が高まる中、かえって村が一つにまとまった。後援会幹部は「危険性を知った今も、住民の多くは原発がなければ暮らせないと思っている」と 話した。=つづく

この国と原発 アーカイブ2012年
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日本は本当に法治国家か~東京地検前に620人の怒り渦巻く {レイバーネット }

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日本は本当に法治国家か~東京地検前に620人の怒り渦巻く
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日本は本当に法治国家か~東京地検前に620人の怒り渦巻く

福島原発告訴団による東京地検包囲行動が22日行われ、620人(主催者発表)が東京地検前の狭い歩道を埋め尽くした。

福島原発告訴団は2012年3月に発足。昨年6月に福島県民による第1次告訴(1,324人)、11月に全国規模に広げた第2次告訴(13,262人)を行った。筆者自身も第1次告訴からひとりの告訴人として関わっている。

まもなく、あの事故から2年が経とうとしているが、起訴はおろか、福島原発事故では誰ひとり逮捕、取り調べさえ行われていない。中央自動車道・笹子 トンネル事故(死者9人)では事故から2日後の12月4日に早くも山梨県警によるNEXCO中日本の強制捜査が行われているのと比べると、その落差はあま りに大きい。近年は違法捜査やえん罪事件などの不祥事が続いているとはいえ、日本最強の捜査機関といわれる検察が一体何をそんなに恐れているのか。誰を 守っているのか。

行動は4時から始まった。この日、風邪で惜しくも欠席した武藤類子団長に代わり、佐藤和良副団長(福島県いわき市議)と弁護士が、40,265筆の 署名を携え東京地検に入る。検察当局の動きの遅さに危機感を抱いた告訴団が公正捜査・起訴を求める署名集めを本格化させたのは今年に入ってから。わずか 2ヵ月で4万筆、よく集まった。責任を取るどころか居直り続け、値上げで利用者にツケを回そうとする東京電力への怒りは収まるどころか、時間と共に倍加し ていると思う。

署名提出の間、告訴団運動を担ってきた各地方事務局の代表者や福島からの参加者がアピール。「これでも日本は法治国家か」「1000人の幸せのため に10人の犠牲をいとわない。そんな姿は発展した社会のものではない」「有機農業をしていたのに原発事故でやめざるを得なくなった。なんとしても起訴を」 という切実なアピールが続く。

↓地検前のアピール

↓外国メディアの取材を受ける佐藤副団長

署名提出行動を終えて出てきた弁護士から発言があった。

河合弘之弁護士「福島原発事故は、太平洋戦争を除けば日本の歴史上最大の人災。これだけの事故を起こしながら誰も責任を問われなければ法治国家とし ての日本は終わる。なんとしても起訴につなげる。検察のモットーは“被害者とともに泣く”であり、司法修習を終えたとき、この言葉をかけられ、検事になら ないかと誘われた。被害者とともに泣く検察が、そのモットーに従って起訴してくれるものと信じる」

↓報告する河合弁護士

保田行雄弁護士「検察には強制捜査をし、真相を究明する権限があるのになぜやらないのか。私は薬害エイズ事件の時も、被害者とともに加害者を刑事告 訴した。(非加熱製剤投与の主犯である)安部英(たけし)・帝京大副学長や日本の薬務行政トップである厚生省薬務局長、生物製剤課長が起訴できるとは当 時、誰も思っていなかったが運動でやりきった。福島原発事故でもやりきっていこう」

↓報告する保田弁護士

↓大熊町から参加した有機農家の男性 原発事故で家も農地も失った

続いて、参加者全員で「強制捜査をせよ」「東電を起訴せよ」「保安院を起訴せよ」「(原子力)安全委員会を起訴せよ」「山下俊一を起訴せよ」のコールを東京地検にぶつけた。私の気分もあるかもしれないが、「山下俊一を起訴せよ」の時が一番声が大きかったような気がする。

↓4万筆を超える署名を地検に提出 地検は「真剣に話を聞いてくれた」という

↓歩道橋にあふれる人々

続いて参加者は東電本社前に移動。「当局による捜査・起訴を待つことなく、告訴・告発を受けている貴社関係者15名は、貴社が加害者であることを自覚し、みずから進んで真実を明らかにするとともに、その罪を認め刑罰に服すること」を求める要請書の提出を行った。

↓東電本社 さながら21世紀の伏魔殿だ

↓東電本社前に集まった参加者

↓「自首を求める」要請書を読み上げ、渡す告訴団

東電は、相変わらず社長も会長も逃げ回り、出てくることがない。広報担当者に応対させ、福島県民の訴えにものらりくらりの回答を繰り返す傲岸不遜ぶ りでマフィアそのものだ。警戒区域、大熊町から来た男性は、東電に詰め寄り「お前たちは福島を元通りに戻せるか。汚染された土地を元通りにできるのか」と 迫った。「…できません」と答える東電。これが原子力災害の本質なのだ。

↓訴える福島から参加の女性 息子は作業員として福島第1の収束作業に当たっていた

↓東電に詰め寄る農家の男性「お前たちは福島を元に戻せるのか!」

参加者は、「東電は自首しろ」「東電は責任を取れ!」とシュプレヒコールをした。

その後はバスや徒歩で国会前に移動。金曜恒例、首都圏反原発連合の金曜行動に合流。福島からの参加者が次々とアピールした。佐藤和良・告訴団副団長からは「福島が風化しようとしている」との強い懸念が示された。

↓官邸前でアピールする佐藤副団長

筆者も、ぜひアピールしてくれと頼まれたので、概略、以下の通り発言した。

福島原発告訴団には、私も1,324人の第1次告訴人のひとりとして参加しています。今日の地検包囲行動には、この間集約した4万筆を超える署名 を提出してきました。…河合弁護士からの報告にもあるように、この事故は太平洋戦争を除けば最悪の人災。原発事故そのものよりも、あんな人たちが原子力を 握り、もてあそんでいるという事実のほうが私には何倍も恐ろしいことです。彼らが彼らである限り、第2の事故は必ず起こるでしょう。彼らを追放する必要が あります。県民健康管理調査の話も出ているが、先の戦争でも敗戦後、科学者たちは自分たちに戦争責任はないのか議論したそうです。その際、国策だから責任 を取る必要はないと最も強硬に主張したのが医師会だったと聞いています。医師会は責任を取らなかった。マスコミ、裁判所も全く責任を取っていません。医師 会、マスコミ、裁判所。戦争責任を取らなかった人たちこそが、今、最も腐敗した姿を私たちの前にさらしている。そのことを忘れることなく、廃炉が実現する まで、敵よりも1日長く、10年でも20年でも行動し続けましょう」

行動はいつも通り午後8時に終了した。最初は寒かったのに、スピーチやコールをするうちに次第に暖かくなってきた。金曜官邸前行動は、参加できない ときもネット中継でほとんど毎週見ている。しかしやはりネット中継では身体は温まらない。現場の臨場感は現場に立つことでしか味わうことができないのだと 改めて思う。

官邸前行動に関しては、1月28日付け「スポーツニッポン」紙が最近の動向をとらえる優れた報道をしている(「自民圧勝でも…脱原発デモは続く 目立ち始めた“光り物”」http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/28/kiji/K20130128005075430.html)。 最近は「光り物」を持ってアピールする参加者が増えたとのことだが、この日もそうした光り物でアピールする参加者が多数見られた。一時期と比べれば参加者 こそ減ったが、退潮しているのではなく、より多様性と自主性をもって進化している。そのことを実感できた1日となった。

↓官邸前には「光り物」が目立った

(報告:黒鉄好)

  

 

  


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【千葉県北西部の放射能汚染進行中!】千葉県、手賀沼の底泥が過去最悪1万5300ベクレル!

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【千葉県北西部の放射能汚染進行中!】千葉県、手賀沼の底泥が過去最悪1万5300ベクレル
 2013年3月2日 00:00 
http://www.best-worst.net/news_axwD1tO3fu.html?right
▼全文転載


■千葉県・手賀沼の放射能汚染記録更新!

千葉県北西部に位置する手賀沼の底泥の放射性セシウム汚染が最高記録を更新した。
http://www.best-worst.net/files/995/22c7c718e70c3c79a58a2696581cbd78.jpg

ベクレル



2013年2月27日に千葉県が「手賀沼・印旛沼流域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果(2回目)」を発表。そのデータにより、手賀沼などの放射性セシウム汚染が悪化していることが明らかとなった。

底泥の放射性セシウム汚染が最も酷かったのは大堀川河口付近で1キログラム当たり1万5300ベクレルとなった。

放射性セシウム汚染のワースト3は以下のようになっている。

1位:手賀沼・大堀川河口付近(1万5300ベクレル
2位:手賀沼・大津川河口付近(1万1600ベクレル
3位:手賀沼・根戸下(8000ベクレル


http://www.best-worst.net/files/158/30b5b40c70e18fbf1dbb5f9e3f1f6401.jpg

ベクレル



8000ベクレルを超えると国の廃棄基準値を上回ることになる。

■千葉県北西部の水質汚染は深刻化か?

手賀沼の底泥の放射性セシウム濃度は前回調査を3000ベクレル上回る結果となった。

手賀沼以外では、印旛沼最大3300ベクレルを記録している。

また、河川においても手賀沼流入河川では最大6000ベクレル印旛沼流入河川は2640ベクレルを記録した。


千葉県北西部の水質汚染は環境省調査でも明らかになっている。千葉県柏市の河川では最大2万2000ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
http://www.best-worst.net/files/263/0fcf5a2efae4cd4d56b1fbe5d4ed82eb.jpg

ベクレル
(参考:当サイト2013年2月17日記事)
環境省、水環境の放射能汚染ランキング-千葉県柏市の河川は2万2000ベクレルの汚染!

http://www.best-worst.net/news_avBnGF3eV6.html

環境省の調査でも放射性セシウム濃度は、昨年よりも悪化していることが明らかとなってる。

今回は千葉県の調査でも放射能汚染が悪化している現状が判明したことになる。

福島第一原発事故による放射性セシウム汚染はリアルタイムで進行中ということであろう。

外部リンク
手賀沼・印旛沼流域における水質・底質の放射性物質モニタリング調査結果(2回目)/千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2012/20130227housh

ベスト&ワースト トップ>http://www.best-worst.net/


★関連記事
毎日新聞
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質、17地点で前回上回る 手賀沼・印旛沼流域2回目調査 /千葉
毎日新聞 2013年02月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20130228ddlk12040271000c.html
[http://ameblo.jp/doko6de74irun0kahir7nn63/entry-11485413372.html]

 

 

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なぜ日本から優れたリーダーがいなくなったのか? ~福沢諭吉の思想に学ぶ「独立自尊」の精神

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井上久男「ニュースの深層
なぜ日本から優れたリーダーがいなくなったのか? ~福沢諭吉の思想に学ぶ「独立自尊」の精神
2012年11月30日(金) 井上 久男
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197?page=2
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197?page=3
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197?page=4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34197?page=5
▼全文転載


(1)

 以前、本コラムで幕末の思想家である吉田松陰の次のような言葉を紹介した。

 「乱は兵戦にも非ず、平は豊饒にも非ず、君君たり臣臣たり、父父たり子子たり、天下平なり」

 これを現代語に訳せば、「戦争が起きているから世の中が乱れているわけではない、豊作だから世の中が平和だということでもない、主君が主君の役目 を果たし、家臣が家臣の役目を果たし、父親が父親の役目を果たし、子が子の役目を果たして初めて天下は治まる」という意味である。

 今の日本の置かれた状況にぴったり当てはまるのではないか。日本は若者の就職難や格差の問題などがあるとはいえ、アルバイトでも働けば食うに困ることはない。街の家電量販店でもものは溢れている。

 しかし、世の中は何となく不安定であり、年金問題など将来不安もある。この理由は、政治家が政治家としての使命を果たしておらず、国民も国民とし ての責務を果たしていないからではないかと思う時がある。親の死を隠してその年金をねこばばしていた事件などは、国民がその責務を果たしていない最たる例 ではないか。

 激動の時代を生き抜き、「安政の大獄」の政治犯として29歳で刑場の露と消えた松陰の言葉は今振り返っても重い。この平易な表現ながらも重厚な思 想が、活動期間はわずかでありながらも「松下村塾」の門下生に多大なる影響を与え、明治維新を支えた傑物を育てたことは間違いあるまい。

国家の将来像という「思想」の欠如

 総選挙を控えて有権者の一人として日本の行く末を託すべきリーダーは誰かと考えてみたが、見当たらない。筆者は政治取材のプロではないが、乱立する「第3極政党」は選挙に勝つためだけの打算的な合従連衡を繰り返しているようにしか見えない。

 なぜ日本から優れたリーダーがいなくなったのかを自分なりに考えていくと、優れた思想家の欠如という課題に突き当たる。封建時代でも近代でも為政 者(リーダー)の考えや行動の背後には必ず優れた思想家の存在があった。前述した吉田松陰も然り。徳川将軍全盛時代でも新井白石荻生徂徠、室鳩巣といっ た幕政のバックボーンとなる思想を授ける人物がいた。最近では京都大学の故高坂正堯教授が挙げられるのではないか。

(2)

 為政者と思想家は「一対」であり、思想家の考えや発言が為政者の判断に大きな影響を及ぼしたが、今の政治家の周辺には優れた思想家が存在していな いように思われる。円高やデフレ対策はどうすべきか、対米・対中交渉はどうしたらうまくいくのかといった経済政策や外交政策でのハウツー的なことを指南す るコンサルタントに近い学者はいる。しかし、「思想家」が見当たらない。

 筆者が言う優れた思想家とは、安全保障や教育、経済政策など国づくりの根幹に関わることに対して、ぶれずに奥ゆかしい助言のできる人材である。今 回の総選挙でもエネルギー政策などでリーダー的政治家の考えや発言がぶれるのも、その場しのぎ的に選挙に勝てばよいと考えているからであり、その背景には 国家の将来像という「思想」の欠如が窺える。

 偉大なる思想家が今の日本社会にいないとすれば、吉田松陰のような過去の思想家に学ぶこともできる。時代を経ても陳腐化していない。筆者の独断ではあるが、松陰と並んで、今こそ耳を傾けるべき思想家は福沢諭吉ではないかと思う。

 『独立自尊』 という本がある。東大教授を経て現在は政策研究大学院大学教授を務める政治学者北岡伸一氏の著書である。北岡氏は日本政府国連代表部次席大使を務めたこと もあった。その書籍は、福沢諭吉の思想を中心とした伝記的著書である。北岡氏は大学のゼミで若い学生に福沢の生き様を教えてきただけに平易に福沢の思想が 理解できる。

 筆者は、大分県中津市に今でも史跡として残る福沢諭吉の実家に友人の中国人ジャーナリストと一緒に訪ねたことがある。1万円札の1号券も飾られている。史跡を見た後でその友人が語った言葉が今でも忘れられない。

 「中国は列強の植民地になったのに、日本はならなかった。その理由がいま分かりました。福沢のような優れた思想家が日本にはいたからですね」

混迷の時代に最も必要なものは独立自尊の精神

 北岡氏の著書をベースに福沢諭吉の思想のいくつかを紹介したい。総選挙を控えて、一有権者として日本の将来を考えるうえでも、あるいは個人が激動の時代を自助努力で自身の人生を切り拓いていくうえでも参考になると筆者は感じる。

 まず、北岡氏は著書のまえがきの中で福沢の生き様をこう総括している。

〈 福沢が郷里を出て、蘭学を学び始めたとき、何の成算があったわけではない。むしろ、無謀な行動だったと言うべきだろう。しかし、福沢は小さな打算や、利害 得失で考えたりはしなかった。それは自らを貶めることである。そうではなく、福沢は自らの内なる声に耳を傾けて、本当にしたいこと、本当に正しいと思うこ とだけをした。自らを高く持し、何者にも媚びず、頼らず、何者をも恐れず、独立独歩で歩んだ 〉

(3)

〈 福沢のような才能に恵まれた人は稀である。しかし、自らを高く持して歩むこと、歩もうと試みることは、福沢でなくても出来ないわけではない。そういう独立自尊の精神こそ、混迷の時代に最も必要なものである。それなしには、日本は長期低迷から抜け出せないように思う 〉

 筆者もこうした生き様こそが今の日本の政治家や国民一人ひとりに求められているのではないかと思う。

 福沢は「自由と責任」についても個人と国家の両方に当てはめて考えている。明治になって自由に学べるようになった反面、学んだ人物は「公」をよくしていく発想が必要だと説いている。国については有名な『学問のすゝめ』の中で「理のためにはアフリカの黒奴にも恐れ入り、道のためにはイギリス、アメリカの軍艦をも恐れず、国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を捨てて国の威光を落とさざることこそ、一国の自由独立と申すべきなり」と説いている。

「一身独立して一国独立す」

 こうした考えが福沢の「一身独立して一国独立す」に繋がっている。この意味について北岡氏はこう解釈している。

〈 個人と同様、国家も平等である。有様は違うが、権義は同じである。強い国が弱い国に無法を働くことは許されない。そして有様の違いは、個人において学問を するしないによるのと同様、人の勉めると勉めざるとによる。今日の貧国が明日の富国となり、あるいはその逆の場合も、古来例は少なくない 〉

〈 国家の運命を自らの運命と重ね合せて考える個人がすなわち国民である。そいう国民が多くいないと、国家は保てないのであり、依存心の強い者は、国家の頼りにならない 〉

 今の政治家自身が自分の運命と国家の運命を重ね合せているのだろうかとも問いたくなる。選挙に勝って権力が欲しいだけではないか。しかし、こうした政治家に投票するのも国民なのである。福沢の思想はこうした点についても戒めているのだと思う。

 福沢の「怨望の人間に害あるを論ず」という思想も興味深い。妬みや嫉妬が社会の発展を妨げるという考えである。北岡氏の解説はこうだ。

〈 他人の有様に比べて自分に不満を抱き、自分を省みずに他人を責める。それは人間交際をむしばむことはなはだしい。なぜ、そういうことが生じるのか。貧困などでなく、窮が原因である。言路をふさぎ、行動を制約するから、怨望は起こる 〉

 これは、現代の企業社会の中でもよく起こっている現象ではないだろうか。特に経営者層が自分より優れた後輩や同僚に嫉妬し、無能で寝首をかかない人材を後継者に据えて、経営者層の人材としてのスケールがだんだんと小さくなっている。

(4)

「気風快発にして旧慣に惑溺せず」

 政治家でも新しいリーダーが出てこようとすると、枝葉末節をつついて潰しにかかる。経営者やリーダーが「怨望」の気持ちを捨て、有能な後継者にその地位を禅譲するくらいの気持ちがなければ次世代のリーダーは生まれない。

 『文明論之概略』では福沢は「気風快発にして旧慣に惑溺せず」「古を慕わず今を足れりとせず、小安に安んぜずして未来の大成を謀り」と説いている。

 北岡氏の解説はこうだ。

〈 惑溺とは、本来ある目的に対する手段であったものが、本来の目的 を離れて自己目的化してしまったことをさす。武士にとって刀はがんらい身を守るためのものだった。しかし、平時になってもこの習慣を廃止せず、かえって金 銀をちりばめて帯刀するようになった。(中略)旧習に惑溺することは日本の国体を危うくすると論じたのである 〉

 これも今の政治の課題に通じるものがある。何のための消費税増税か、何のための日銀による建設国債引き受けか、本質的な議論がないように思われ る。もちろん、膨張する社会保障費への対応や景気浮揚策といった目的は説明されているものの、肝心なのは、日本をどのような国にするのかということであ る。企業にたとえれば「経営理念」がないまま逐次的な弥縫策を展開しようとしているように見えてしまうのだ。福沢の場合は、「国の独立を維持する」という 明確な理念に基づいての発言であった。

日本には政府ありて国民なし

 北岡氏の著書によると、福沢は「政権」と「治権」という考えを持ち出していたことも興味深い。政権とは、安全保障や金融などの政策を一律化して各 藩による統治形態を改めるということだが、「治権」とは地方分権のことを指し、警察や道路整備、衛生などは各地に便宜にしたがい、地方人民の幸福を図るた めのものであると考えていた。日本という国の形を考えていくうえで地方分権の議論は避けて通れない面がある。こうした思想も現代に通じるものがある。

 また、福沢は日本の歴史では、政府の交代はあっても権力の交代がなかったことも指摘しているという。北岡氏は〈 国民を巻き込んだ大きな変革がなかったところでは、人民に国家の主人であるという意識が欠けている。このように福沢は批判し、日本には政府ありて国民なしと断ずるのである 〉と解説している。

 「政府ありて国民なし」という指摘も現代に通じる。「国民なし」だから国民が選ぶ真のリーダーが出てこないし、偽リーダーにいいように国家をもてあそばれているのではないだろうか。

(5)

 これまで述べてきた福沢の思想の根底には「新しい国づくり」という考えがあった。しかし、今のほとんどの政治家にはそれがない。弥縫策の政策を作るのが政治家、リーダーの仕事ではない。将来を見据えて新しい形を創りだそうとするのが真のリーダーである。

 福沢のこうした思想があまりにも社会に強く影響を与え始めたため、明治政府は福沢の影響力の排除に動き、福沢が創設した慶応義塾を潰しにかかった ことがあるという。優れた思想家は為政者と一対であるべきと同時に、鋭い思想は社会に軋轢を呼ぶ。吉田松陰は処刑され、同じく幕末の思想家である佐久間象 山も暗殺された。

 しかし、摩擦を起こすくらいの思想、誤解を恐れずに言えば反対派から殺されるくらいの思想でないと、本当の「思想」とは呼べないのかもしれないと 筆者は感じる。事なかれ主義に陥った社会や組織は「摩擦」を嫌う傾向にある。これも今の日本に真の思想家が誕生しない大きな要因であろう。

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現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし<現代ビジネス>

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古賀茂明「日本再生に挑む」
現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし
 2013年02月17日(日) 古賀 茂明
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34829
▼全文転載


古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジンvol051(2013年2月8日号)より※Vol.051「第1部 日本再生のために」前半のサマリーはこちらから今 回は、原発のことを中心に書いてみます。 最近、原発をなくして行きたいという国民世論が、どうも弱まっているように感じます。なぜでしょうか。やはり、基本的な事実についてマスコミがちゃんと報 道してくれないことに原因があるように思います。 私に対する風当たりもまた強まって来ました。でも、原発ゼロを目指すべきだという私の考えは変わりませ ん。 〔PHOTO〕gettyimages

現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし

電力会社も普通の会社として会社更生法

 新たな安全基準の設定によって、電力会社が負担すべき金額が巨額になることは上記の通りだが、それが原因で電力会社が経営破綻することが現実の問題として浮上してきている。

 電力は、国民生活に欠かせないものだから、破綻はさせられないという意見があるが、これは間違いだ。破綻と言っても、実際は再生である。普通の会 社と同じで、会社更生法を適用して、関係者間の負担の分担を決めて、その後の再生を図ればいいだけのことである。ダイエーやカネボウもそうだったし、イン フラという意味では、JALもやはり会社更生法で再生した。

 電力会社の場合、少なくとも現状では競争がなく、顧客が逃げないという特質があるので、再生が最も簡単な類型に当たる。また、東京電力の場合は事 故の被害者の債権が銀行の債権と同様にカットされてしまうからどうしようか、という迷いも生じたのだろうが、今回の安全基準の改定ではこういう問題もな い。従って、会社更生以外の手続きを考える必要性はほとんどない。

 ただし、電力の安定供給を確保するために、会社更生手続きに加えて補完的な措置を講じた方が安心して電力会社を破綻させて関係者の責任を問うことができるという面もないとは言えない。その場合は、・・・(この続きはメルマガでご覧下さい)

第2部 読者との対話 「古賀さんの動画をいつでも見られるのは嬉しい」

皆さんからいただいた質問やご意見へのコメント

読者の皆さんのメッセージと質問の紹介です(いずれも抜粋です) 先月もたくさんの質問、メッセージありがとうございます。一部しか紹介できませんが、引き続き質問とメッセージお待ちしています。よろしくお願いします。

遅ればせながら今日動画(2013年1月25日配信)を拝見致しました。

 パソコンは得意でなく必要最低限で利用しているので不安でしたが、説明のもと視聴できました。はじめ音が出なくて苦労しましたが、設定を変えたら声が出ました。

 尊敬する古賀さんの講演会が、家に居ながら都合の良い時いつでも拝見・視聴できるなんて本当にうれしいです。又、こんなに安価な料金で宜しいのでしょうか。

 ツイッターについても、今度は挑戦してみようかと思いました。先ずは皆さんどんな事をいっているのかナ? 加入してご意見を聞いてみたいと思っています。

 もう年だからなどと言わず視野を広げ、少しでも皆が暮らしやすい社会にしていきたいと思います。色々教えて頂いてとても有り難いです。出来なかった事が出来るようになるのは凄くうれしい!(Sさん)


―― 嬉しいメッセージなので紹介させていただきました。パソコンと格闘されている様子を想像してしまいました。新しいものについて行くのは結構大変ですよね。私も苦労してます。でも、それで新しい世界が開けるかもしれません。

ツイッターは、私もまだよくわかっていなくて、息子に、「使い方がおかしい!」などと言われてますが、気にせず、少しずつやってま す。ツイートの数が少ないので、皆さんにもっとつぶやいてとも言われてます。字数制限がある中で、ちょっとウィットにとんだものをなどと考えるのは結構楽 しいですよ。是非挑戦してみてください。(「そういう使い方じゃないんだよね、きっと」と後ろで妻がつぶやいてます)

・・・・・・(以下メルマガでご覧下さい)

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【石平のChinaWatch】尖閣、悪夢のシナリオ 変装した武装警察の上陸を警戒せよzakzak

zakzak
ホーム>http://www.zakzak.co.jp/
【石平のChina Watch】尖閣、悪夢のシナリオ 変装した武装警察の上陸を警戒せよ
2013.02.28
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130228/dms1302281142010-n1.htm
▼全文転載


 中国海軍によるレーダー照射事件の発生以来、「中国が尖閣への軍事攻撃を仕掛けてくるのではないか」との懸念が日本国内で出ているが、私は、当分の間、その可能性は薄いものだとみている。

  米オバマ政権が一貫して「尖閣日米安保条約の適用対象だ」との立場を強調している。こうしたなかで、米国の出方を読み切れない中国はやはり「尖閣開戦」 に踏み切れないはずだ。中国からの軍事攻撃に対し、もしアメリカ軍が日米安保条約に基づいて日本の自衛隊とともに反撃に出た場合、中国軍の敗退は必至であ る。対外戦争の敗戦は中国共産党政権にとって、体制の崩壊につながりかねない致命的な打撃となるだろう。

 もちろん、だからといって、日本側は油断することはできない。実は中国側には、「米中開戦」のリスクを冒さずに尖閣を制圧できる別の方法もある。それは、武装警察部隊を用いての「準軍事攻撃」という意表をつく奇策である。

 中国には今、兵員数約150万人の武装警察部隊がある。普通の公安警察と正規軍の人民解放軍の中間にある準軍事組織である。正規軍と同様に自動小銃などの武器を装備し、暴動の鎮圧や国境の警備がその主な任務である。

  そこでひとつの可能性として考えられるのは、中国が正規軍ではなく、この武装警察部隊を使って尖閣の制圧に打って出るケースである。たとえば、まず偽装漁 民を尖閣諸島に上陸させる。日本の海上保安庁がその取り締まりに当たると、中国側は直ちに「中国漁民が自国の領土で日本の官憲によって不法逮捕された」と 称して、「自国民保護」の名目において武装警察部隊を尖閣に上陸させてそれを制圧する、というシナリオである。

 その際、武装警察は正規軍ではないから、彼らによる尖閣制圧は理論的には「軍事攻撃」にならない。そうすると、安保条約に基づく米軍の出動が見送られる可能性が大だ。それどころか、「専守防衛」を鉄則とする日本の自衛隊でさえ、軍事的反撃に出られないことも考えられる。

 だが、もし米軍も自衛隊も出動しない場合、自動小銃を持つ中国の武装警察は日本の海上保安庁や警察をいとも簡単に撃退して尖閣諸島を制圧できるはずだ。

  中国の武装警察は本来、このような対外的準軍事行動を任務とする組織ではないが、それは、中国共産党政権にとって行動上の妨げにはならない。現に、共産党 総書記の習近平氏は1月30日に北京の武装警察部隊を視察した際、将兵たちに対し「党の指示に従って勝ち戦をする準備を整えよう」との訓示を行った。それ は、彼が正規軍の解放軍部隊に出した指示とまったく同じである。

 要するに中国共産党政権はいざとなると、武装警察部隊を軍同様に使って 対外的準軍事攻撃を仕掛けることが簡単にできるのだ。そして、この手で「尖閣制圧」が成功でもすれば、習近平政権は一挙に自らの権力基盤を固めることがで き、顕著化しつつある国内の混乱を収拾することができるのだ。だから習政権は今後、国内対策の一環としてもこのような「奇策」を使っての冒険に打って出る 可能性は十分にある。

 日本側としては「万が一」への備えを整えた方がよいと思う。「中国の武装警察上陸作戦」をひとつのシナリオとして 視野にいれて、米国政府と米軍との協議の上、「軍事攻撃」の定義に対する解釈の拡大や海上保安庁の「準武装化」などの対策を講じていくべきであろう。備え を固めること自体がまた、習政権の暴走に対する抑止力ともなるのである。

                   ◇

【プロフィル】石平

 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。

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福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状(北の山じろう)

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東電、供給打ち切り検討 値上げ拒否の1100件<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
東電、供給打ち切り検討 値上げ拒否の1100件
2013年2月28日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013022802000118.html
▼全文引用

 東京電力は、昨年四月から企業向け電気料金を平均14・9%引き上げて以降、値上げを拒否して契約を更新していない企業など一千百件に対し、送電 を打ち切る方向で検討を始めた。値上げをきっかけにした契約切れで電力供給を止めるのは、大手電力会社では初めて。事業者からは反発が予想される。

 大量の電力を使う企業や工場向けの料金は家庭向けとは違って自由化されており、原則一年ごとに契約を更新する。今年一月末時点で、値上げに反対し て契約を更新していない企業は、対象企業のうち0・5%に当たる一千百件。東電は契約を結ばない状態で送電を続けており、未納の料金は約七十億円。これに ついても支払いを求める構え。

 東電は「値上げを認めた契約者から、不公平だという声が寄せられている」(広報)と説明している。

 東電は昨年四月に、契約期間途中の企業も含めて料金を一斉に引き上げようとしたが、契約期間内は値上げを拒否できることを周知せず、経済産業省が 行政指導。当時の民主党政権の枝野幸男経産相も批判した経緯があり、値上げに反発して契約更新しなかった企業にも送電を続けてきた。しかし、電力業界寄り といわれる自民党政権に交代したことから契約を結んでいないことを理由に打ち切りに動いたとみられる。

 だが、東電は税金で一兆円の資本注入を受けており、高コスト体質への批判も根強い。東電は「受け入れられないなら別の大手電力会社などと契約する こともできる」としているが、自由化したといっても大手電力が他社管内の企業契約者を奪ったのは過去に一例しかない状態。送電を停止すれば顧客が新たな電 力供給会社探しに難航する可能性もある。

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原発事故時の防災指針にパブコメ反映されず<OurPlanet-TV>

OurPlanet-TV
HOME >http://www.ourplanet-tv.org/
原発事故時の防災指針にパブコメ反映されず
 02/27/2013 - 00:26
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1540
▼全文転載


原子力規制員会は27日、原発事故時などに住民が避難する基準を定めた防災指針の改訂版を正式に決めた。パブリックコメントには、わずか2週間で3155 件が寄せられたが、反映されたのは文字の修正程度となり、委員会を傍聴していた市民からは、「パブコメを反映させろ」「パブコメを無視されたら、どう意見 を言えばいいのですか」と声が上がり、一時騒然となった。原発の30キロ圏内の自治体は、3月18日をめどに地域防災計画をつくるが、避難基準などがどの 程度盛り込まれれるかは未定。
  
防災指針では、原発から半径5キロ圏外の住民は、空間放射線量が毎時500マイクロシーベルトに達したら直ちに避難。毎時20マイクロシーベルト以上に なった地域では、地域で生産された野菜や牛乳などの摂取を制限するとともに、1週間以内に一時移転することが示されている。
 
パブリックコメントでは、「避難の基準が高い。被ばくの感受性の高い子ども、妊婦を考慮した基準を別途つくるべき」「原発事故の被災者ヒアリングを行うべ き」「ヨウ素剤配布のエリアが狭すぎる」「防護区域が狭すぎる」等の声が多く見られたが、どれも防災指針には反映されていない。
 
この後、住民の健康管理のあり方に関する検討チームの議論の総括について話し合われたが、福島県の県民健康調査を追認し、評価する総括案が出された。福島 県医師会の副会長を務める木田光一委員が求める「国による健康調査の一元化」「国によるナショナルセンターの設置」「全国の健診データと放射能汚染をフォ ローする地域のデータベースを比較検証できる枠組み作り」などの意見は、まとめには入らず、統括書の最後に記載された。
 
今回の総括提言先について、田中俊一委員長は「予算措置もあるので首相まで上がるようにして欲しい」と発言。規制庁の池田長官は「検討していく」と話した。
 
3155件のパブリックコメント
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0031_15.pdf
配布資料一式
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130227.html
OurPlanetTV 中継:実況まとめ
http://togetter.com/li/463272
 
【ノーカット版】第31回 原子力規制委員会
第31 回原子力規制委員会
http://www.youtube.com/watch?v=uuj5huYlV1E&feature=player_embedded

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