「北の山・じろう」時事問題などの日記

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台湾で初の鳥インフル感染者 中国帰りの男性~ほか<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
台湾で初の鳥インフル感染者 中国帰りの男性
2013年4月24日 22時09分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013042401002045.html
▼全文転載


 【台北共同】台湾の衛生当局は24日、中国江蘇省から台湾に戻った男性(53)の鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染が確認されたと発表した。台湾での感染確認は初めて。呼吸困難などの症状が深刻という。

 中国で感染したとみられる。厚生労働省もウイルスの日本侵入に備えて24日、同型を「指定感染症」とする対策を決めたばかりだが、水際での封じ込めの難しさがあらためて浮き彫りになった。

 中国の衛生当局は24日、江蘇省の感染者1人が新たに死亡したと発表。感染者は台湾を含め110人(うち死者23人)となった。

中国江西省で初の感染者 鳥インフルさらに拡大
2013年4月26日 06時31分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013042601001230.html

▼全文転載

 【上海共同】中国江西省政府は25日、同省内で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が初めて確認されたと発表した。感染地は北京、上海の2市と、江蘇、浙江、安徽、河南、山東、江西の6省に拡大、当局は警戒を強めている。

 河南省でも25日、新たに1人の感染が確認され、浙江省政府も同日、新たに2人の感染が確認されたと発表。台湾を含めた全体の感染者は死者23人を含む114人となった。

 江西省で感染が確認されたのは同省南昌市の69歳の男性。自宅近くには生きたニワトリなどの家禽を扱う市場があるという。24日に感染の疑いがあると診断され、専門機関が最終確認を行っていた。

 

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焦点/東電の損害賠償請求書/「多い、難解」被害者悲鳴<証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連

証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連載記事」から全文転載
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
※記事数が多いため、一部転載し、ほかは記事タイトルとURLの掲載です。


河北新報
トップ >http://www.kahoku.co.jp/
焦点/東電の損害賠償請求書/「多い、難解」被害者悲鳴
2011年12月26日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111226_01.htm
▼全文転載



自宅で請求書類を記入する今野幸一さん。「説明書は分厚く、字も小さくて読みづらい。根負けして請求を諦める人も多いのではないか」と話す=南相馬市原町区
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2011/20111226013jd.jpg

 福島第1原発事故を起こした東京電力に対する損害賠償請求の書式として、東電が作成した「補償金ご請求書類」の評判が悪い。「膨大で分かりにくい」「東 電の有利な方向に誘導される」と被害者の間で批判が相次いでいる。どれぐらい大変なのかを確かめるため、被害者の一人で南相馬市原町区の農業今野幸一さん (63)、長男勝幸さん(38)らと共に一家7人の書類を実際に書いてみた。(浦響子)

◎4人分に15時間

<状況理解せず>
 まず勝幸さん家族の4人分を記入した。書類は約60ページ。初めは「精神的損害」の項目だ。書類と別にある分厚い156ページの説明書をめくり、7つのパターンから該当項目を探す。勝幸さんの場合、月10万円だった。今回の対象期間の3~8月の6カ月分を書き込んだ。
 一時帰宅のときに掛かる「立ち入り費」は移動機会ごとに記す。自宅には6度帰ったが、記入欄は3回分しかない。東電のコールセンターに電話で尋ねると「コピーして記入してください」と言われた。「避難者の状況を理解していない」と勝幸さんがつぶやく。
 続いて「就労不能損害」。事故前、勝幸さんは飲料工場に勤め、妻(41)は介護士として働いていた。2人の平均月収を計算し、事故後の収入との差額を算出する。細かい作業だ。

<社員が説明を>
 計算中に子どもたちが幼稚園から帰って来た。2人とも遊び盛り。「つまんない」「トランプしようよ」と親の袖を引っ張る。「後でね」と諭すと、むずかりだした。
 記入のテンポは一気に落ちた。子連れ世帯の場合、書き上げるまでにかなりの時間とストレスがかかるだろうと感じた。
 所定の項目以外で請求したい事柄を書く「その他」欄の記入も面倒だ。避難に伴って月1万円高くなった幼稚園代、新たに買った家電と家財の代金、山形に家探しに来たときの交通費など挙げればきりがない。
 説明書に記入例がなく、どう書いていいのか分からない。箇条書きで必要性や経緯を記した。
 4人分の完成まで15時間かかった。その間、コールセンターに7回電話した。そのたびに避難状況を一から説明するので、1回の問い合わせで15分以上を要する。
 勝幸さんは「説明書では分からない。東電社員は1軒ずつ回って一緒に書いてほしい」と話す。

<自宅は対象外>
 数日後、今度は南相馬市の自宅で、幸一さんと妻(63)、母(84)の書類を作成した。
 自宅住まいの人は精神的損害の対象外だ。幸一さん夫妻は、4月に避難先から自宅に戻った。5月以降は0円とみなされ、賠償を受けられる長男家族と差が生じる。
 自宅で暮らしても被ばくの不安を覚える。作物栽培もできず、息子夫妻や孫らとも離れ離れだ。
 幸一さんの妻が「避難してもしなくても苦しみは同じ。私たちも精神的損害を請求したい」と言い出す。
 「そんなことしても意味がない。家族の避難先と自宅間の移動費を請求した方がいい」と幸一さん。妻は「どんな思いで生活しているのか、東電に知ってほしいから請求したい」と引き下がらない。言い争いになって険悪な雰囲気になる。
 最終的に移動費などの実費を含めた精神的損害として、月10万円ずつを請求することにした。
 幸一さんら3人の書類作成は午前10時に始まり、終わったのは日が暮れた午後6時だった。

[今 野さん一家]幸一さんと妻、母のほか、長男勝幸さんと妻、長女(6)、長男(4)。地元の介護施設に入っていた母を除く6人で自宅で暮らしていた。原発事 故後、幸一さん夫妻は千葉県などに避難した後、自宅に戻った。母は千葉県の介護施設に移った。勝幸さん家族は山形市に避難した。現地の飲料工場でアルバイ ト勤務し、妻は休職している。


◎簡略化、本質変わらず/2次請求も加害者視点/安易な合意に注意促す

 福島第1原発事故の「補償金ご請求書類」は被害者からの第1次請求の返送率が約3割にとどまり、書きにくさ、使い勝手の悪さを裏付けた。東京電力は批判を受け、第2次請求で書類を簡略化したが、なお問題点を指摘する声は根強い。

 第1次請求は3~8月の損害分が対象。書式は約60ページの記入書類、同意書、請求書など13種類あり、記入の手引きとして156ページの説明書が同封されている。
 請求対象項目は(1)避難生活による精神的損害(2)避難、帰宅費用(3)医療費など生命、身体に関わる損害(4)失業、休業による減収の補償(5)放射性物質検査費―など。それ以外の損害は、領収書を添付して「その他」欄に記入して請求する。
 書類は9月の発送当初から、被害者の間で「記入量が多い」「記載が不親切」と不満が出た。合意書の見本に「合意後は一切の異議・追加の請求を申し立てない」との文言があり、被害者感情を逆なでした。
 全域が賠償対象の福島県の自治体職員は「お年寄りだけで書くのは相当な負担。東電はわざと請求しづらくして、返送しない人を増やすつもりではないか」といぶかる。
 東電広報部によると、第1次請求の返送は11月末時点で約7万件中約2万2400件にすぎない。うち合意に至ったのは、約1560件(計約34億円)で2%程度だ。
 同社は9~11月分の第2次請求の記入書類を60ページから34ページに減らし、合意書の文言も撤回して12月に発送した。「第1次請求分も第2次の請求書類でまとめてできる」と呼び掛けている。
 東日本大震災による原発事故被災者支援弁護団の長谷見峻一弁護士(第2東京弁護士会)は「書類の厚みが変わっただけで本質は同じ」と切り捨てる。「損害額は被害者が一番分かっていることで、加害者の東電が対象項目を判断することがおかしい」と指摘する。
 福島県内には、独自に賠償請求の道を探る自治体も出ている。
  全域が計画的避難区域の飯舘村は第1次請求の受け付けが始まった9月、「賠償額に不満や疑念がある場合、安易に合意しないように」と注意を促す通知を全村 民に郵送した。第2次請求の受け付け開始を機に、法律相談会や原子力損害賠償紛争解決センターの案内を記したチラシを全世帯に送ることを決めた。
 村産業振興課は「村民には請求漏れのないよう慎重な対応をお願いしている。東電が認めない項目は、村で取りまとめて請求することも検討する」と説明する。
 全域が警戒区域の双葉町は、独自の賠償請求書を弁護士の助言を受けて作った。避難生活のストレスを具体的項目で記載し、細かく被害を訴えられる形式にした。
 県原子力賠償支援課の金子達也課長は「請求は東電の書類だけでなく、ADR(裁判外紛争解決)や民事訴訟でもできる。東電の基準に満足いかない場合は別の方法を選んで請求してほしい」と話している。

他の記事
焦点/福島15万人が異郷で越年/県外6万、増加傾向
2011年12月30日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111230_01.htm

焦点/石巻・大川小被害/市教委、来月再び説明会
2011年12月29日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111229_01.htm

証言/焦点 3.11 大震災{河北新報・連載記事}
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
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東日本大震災 「福島第一原発事故」アーカイブ(22) {福島民報2011/4/30-5/1}

福島民報 から転載。これも記事数が多いため、記事本文は、URLからお読みください。記事タイトルのナンバーは、私が便宜的につけました。

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福島第一原発事故」アーカイブ

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仮置き除去土に凝固剤 郡山市が薫小など5カ所で

除去され校庭の一角に仮置きされた表土に凝固剤をまく作業員=郡山市・郡山一中
 福島県郡山市は30日、放射線量が高かった校庭から除去した表土を凝固剤で固める作業を始めた。初日は薫小や郡山一中など5カ所で行った。  郡山一中では作業員6人が校庭に仮置きしている除去表土に樹脂と泥、水を混ぜた凝固剤をポンプ車で吹き付け、ブルーシート...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

風評被害に全国から支援 福島県産農産物ネット販売人気

インターネット注文が相次いでいる野菜などの特別パックを詰めるJA新ふくしまの職員
 東京電力福島第一原発の事故の影響で、県内の農産物が深刻な風評被害を受けている中、インターネットを通じて全国の消費者が直接購入したり、首都圏でイ ベントが開催されるなど、支援の輪も広がっている。  福島市のJA新ふくしまがインターネット限定で販売してい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

近畿大が放射線測定調査 川俣町

川俣町の山木屋中で土壌の表面を削った状態で放射線量を測定する伊藤所長(左)ら=30日午後5時ごろ
 近畿大原子力研究所(大阪府東大阪市)の放射線測定調査が30日、福島県川俣町で始まった。伊藤哲夫所長や政府の原子力災害対策本部放射線アドバイザー の杉浦紳之同研究所教授ら8人が同町を訪れ、1日まで数カ所で空気中や土壌の放射線量などを測定する他、植物や土...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電の回答に怒号 飯舘村での住民説明会

飯舘村の飯舘中体育館で開かれた説明会で謝罪する皷東電副社長(手前右から2人目)ら=30日午後7時5分ごろ
 東京電力の福島県飯舘村民への謝罪・住民説明会は30日、飯舘中体育館で開かれ、「持ち帰って検討する」「国の方針に従って」など東電の歯切れの悪い回 答に怒号が飛び交った。  皷(つづみ)紀男副社長が約1300人の村民に対し「収束に向けた道筋を目標に、一刻...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

風評被害、県が独自算定 原発賠償で

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カテゴリー:福島第一原発事故

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県警が10遺体を収容 大熊町で初の捜索

 福島県警の行方不明者捜索は29日、福島第一原発立地町の大熊町で初めて行われた。大震災から50日目で沿岸部の10市町全てで捜索が開始された。この 日は合わせて10人の遺体を発見し収容した。  大熊町では2人の遺体を発見した。発見現場は原発から約2キロ南...[記事全文

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絆探して(20) 地域再生へ苦心 楢葉町民いわきに転居加速(福島民報)「連載・原発大難」

福島民報東日本大震災「連載・原発大難」アーカイブ~から全文転載
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/cat/

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絆探して(20) 地域再生へ苦心 楢葉町民いわきに転居加速
2011/08/16 11:23
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1740.html
▼全文転載


写真
いわき市にある楢葉町いわき出張所。お盆期間中も町民が相談や手続きに訪れている
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/images/IP110814TAN000010000_00.jpg

 いわき市のいわき明星大・大学会館にある楢葉町いわき出張所には、お盆にも多くの町民が訪れている。町職員は仮設住宅の鍵や支援物資の引き渡し、借り上げ住宅の相談などの幅広い行政サービスに当たっている。
 町内のほぼ全域が立ち入り禁止の警戒区域に指定され、町民約8000人が避難生活を送る。いわき市には、ほぼ半数の約3800人が暮らす。県内外の避難所の閉鎖日が迫り、市内に移動する町民が増えている。
 町は市内に約950戸の仮設住宅の設置を要望している。お盆前の完成は600戸に満たない。「少しずつ完成するので集落単位で入居できなかった。新たなコミュニティーをつくらなければ...」。鈴木剛総務課長は自治組織づくりに腐心する。

■ペット可の仮設住宅
 いわきニュータウン内にある仮設住宅群の1つはペットを飼う人を対象にしている。県内の仮設住宅でも珍しい取り組みだ。朝晩は散歩をする住民が行き交い、住宅のあちこちから犬の鳴き声が聞こえる。
 家族3人で約1カ月前に入居した猪狩好美さん(84)は朝晩30分ほど、犬と散歩し、顔見知りとあいさつを交わす。ただ、地元の行政区長の経験から自治組織の大切さを感じている。「近所付き合いなどの楽しみも生まれるはず」と期待している。
 避難先の親戚宅から家族4人で入居した主婦松本加津子さん(53)は周囲に気兼ねなく犬を飼える環境に満足している。「道路脇だから人が通るたびに鳴くのよ」と夜間は住宅内に入れる。住民が顔合わせできる機会があれば、近隣への申し訳なさも少しは解消できると感じる。

■いつ役場機能移転
 町は仮設住宅でのコミュニティーづくりと同時に、役場機能移転の課題も抱える。原発事故後、町は災害時相互応援協定を結んでいる会津美里町に災害対策本部と役場機能を置く。
 「いわき市に移すべきではないか」。町民が市内に転居を加速させる中、町議会の6月定例会で複数議員が移転を求めた。
 町は7月、いわき出張所の業務を拡大した。戸籍関係の証明書は会津美里出張所からの郵送で数日かかるが、ほとんどの証明書は「いわき」で取れる。緊急雇用なども含め職員数は約50人に増やした。連絡員が仮設住宅を各戸訪問し、町民の健康や暮らしを見守っている。
 「一定の時期にならなければ移せない」。草野孝町長は言葉を選ぶ。役場庁舎を提供してくれたり、仮設住宅用地を確保してくれたりと、会津美里町への恩義がある。町幹部は「警戒区域の縮小が『一定の時期』の1つだ」と受け止めている。

カテゴリー:連載・原発大難

絆探して(19) 帰る日へ心結ぶ 避難先に大熊町民憩いの場
2011/08/14 10:59
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1731.html

絆探して(18) 避難者の健康守る 大玉に「富岡町仮診療所」
2011/08/13 11:51
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1709.html

絆探して(17) 帰郷まで歴史つなぐ 富岡の4小中校、三春に開設
2011/08/12 12:23
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1689.html

絆探して(16) 政府は除染徹底を 広野町民「区域解除」に悩む
2011/08/12 12:13
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1688.html

絆探して(15) 望郷胸に盆踊り 浪江の有志 けいこに励む
2011/08/09 11:49
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1678.html

絆探して(14) 川内の誇り 盆野球 「伝統守る」開成山で開催へ
2011/08/08 11:50
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1674.html

絆探して(13) いつまでも監督で 来年、35周年大会開きたい...
2011/08/07 15:42
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1668.html

絆探して(12) 一瞬の夏涙の別れ 少年野球、いつかまた双葉で
2011/08/06 15:52
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1656.html

絆探して(11) 役場どこに置く 県内移転で揺れる双葉町
2011/08/05 20:19
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1654.html

放射線との戦い(10) 迫り来る「数字」 ホットスポット次々判明
2011/07/16 12:02
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1548.html

放射線との戦い(9) 暫定基準値って何 評価以前の設定に不安
2011/07/15 11:42
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1537.html

放射線との戦い(8) 安心派か慎重派か 専門家の言説に揺れる
2011/07/14 11:38
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1536.html

放射線との戦い(7) 原爆の経験生かす 広島、長崎と違う難しさも
2011/07/13 11:20
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1533.html

放射線との戦い(6) 「健康」どう守る 長期の県民調査に課題も
2011/07/12 11:21
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1531.html

放射線との戦い(5) 内部被ばくあるか 鈍い行政の対応に不満も
2011/07/08 12:06
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1517.html

放射線との戦い(4) 被ばく量知りたい 積算線量計の配布広がる
2011/07/07 11:19
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1501.html

放射線との戦い(3) 責任感じながら 古里で住民と除染に挑む
2011/07/06 11:22
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1500.html

放射線との戦い(2) 除染 自分たちで とどまるため悩み、動く
2011/07/05 11:35
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1495.html

放射線との戦い(1) 後悔したくない わが子と「県外脱出」探る母
2011/07/04 14:32
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/07/post_1494.html

福島民報東日本大震災「連載・原発大難」アーカイブ
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/cat/
福島民報
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原発の許可無効求め提訴 島根3号機、周辺住民ら<アットエス ほか>

アットエス
トップ>http://www.at-s.com/
原発の許可無効求め提訴 島根3号機、周辺住民ら
(2013/4/24 17:27)
http://www.at-s.com/news/detail/618044398.html
▼全文転載


 建設中で設備がほぼ完成している島根原発3号機(松江市)の稼働に反対する鳥取、島根両県の住民らが24日、国に設置許可の無効確認を求めるとともに、中国電力に運転差し止めを求め、松江地裁に提訴した。
 原告は428人で、鳥取、島根両県のほか、東京や岡山、広島など全国20都道府県から賛同者が加わった。
 訴状によると、同原発は全国で唯一県庁所在地にあり、半径30キロ圏の人口は約46万9千人。シビアアクシデント(過酷事故)が起きた場合、住民が短時間に安全に避難することは不可能としている。
 原子力規制庁と中国電は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。


静岡県内の生活情報サイト アットエス | http://www.at-s.com/
静岡新聞社静岡放送(番組表)http://www.at-s.com/sbstv/timetable/


★関連記事
中国新聞
原発稼働、松江市民ほぼ二分
'13/4/23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304230011.html

毎日新聞
島根原発:「3号機差し止めを」 24日、地裁に2訴訟提訴--島根・鳥取など住民グループ /島根
毎日新聞 2013年04月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20130420ddlk32040638000c.html

福島第1原発:汚染水漏れ 施工不良などの推定要因を発表<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
福島第1原発:汚染水漏れ 施工不良などの推定要因を発表
毎日新聞 2013年04月20日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130420dde041040015000c.html
▼全文転載


                    

 東京電力福島第1原発の地下貯水槽で放射性汚染水が漏れた原因で、東電は19日、貯水槽底部の施工不良で防水シートの一部に水圧が集中したことが引き金になったなどとする複数の要因を推定、発表した。今後、特定に向け、調査を続ける。

                         

 貯水槽は、地面を掘削し、3層のシートをかぶせて造った。底部はシート保護のためコンクリート(厚さ約 10センチ)で覆われている。東電によると、コンクリートの基礎固めが不十分だと、水圧でひび割れが生じ、下にある防水シートにも部分的に大きな力がか かって破れる恐れがあるという。

    
    

毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/
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乱雑ケーブル 野ざらし配管 福島第一 弱点あらわ 相次ぐトラブル<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
乱雑ケーブル 野ざらし配管 福島第一 弱点あらわ 相次ぐトラブル
2013年4月23日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013042302000129.html

▼全文転載


 東京電力福島第一原発で二十二日、2号機の使用済み核燃料プール冷却装置の変圧器内で、新たにネズミ二匹の死骸が見つかり、東電は点検のためプー ルの冷却を四時間あまり止めた。東電は同時多発的に起きた先月の停電事故を受け、設備の弱点の洗い出しを始めたところだった。プール周りだけでも多数の弱 点があると分析していたが、それが現実だと証明された。

 東電は、2、3号機のプール周辺で現場調査を実施し、今後問題が起きそうな部分を確認した。

 事故後、福島第一には、さまざまな電気設備が応急的に持ち込まれた。本来は専用の建屋に収容すべきだが、余裕がないため、コンテナを流用しているケースが多い。

 コンテナに穴を開けてケーブルを引き込むが、穴はシートをテープで貼り付けてふさいだだけ。二十二日のケースでは、屋外に単独で設置された金属箱の下部のケーブル引き込み部が開いたままだった。入り込んだネズミは感電死しており、停電などが起きてもおかしくなかった。

 不安要因はもっと広範囲に残る。

 建屋間には、電源ケーブルや機器を制御するケーブル、さらには水を移送する配管(ホース)が乱雑に設置されている場所も複数ある。系統をきちんと分けないと、制御ケーブルの信号が乱れて機器が誤作動したり、水漏れがあれば漏電したりする恐れもある。

 野ざらしのケーブルやホースも多く、日光で被覆(皮)や補強部分が劣化する恐れもある。昨年には、作業員の通り道を汚染水の移送ホースが横切り、何度も踏まれるうちに汚染水が漏れたこともある。

 東電は今後、他の1、4号機のプール周辺や、最も重要な原子炉注水設備などの点検を進める。全体でどれほどの問題点が見つかるのか、東電もまだつかめていない。 (清水祐樹)

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チェルノブイリ:建物崩落 ずさん修理が招く…政府報告書<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
チェルノブイリ:建物崩落 ずさん修理が招く…政府報告書
毎日新聞 2013年04月25日 08時00分
http://mainichi.jp/select/news/20130425k0000m030138000c.html
▼全文転載


 旧ソ連ウクライナチェルノブイリ原 子力発電所で今年2月に建物の一部が崩落した事故について、1986年の爆発事故後のずさんな修理と老朽化が原因とする報告書をウクライナ政府の事故調査 委員会がまとめていたことがわかった。同時期に造られたシェルター(通称「石棺」)もコンクリートや鉄筋部分の腐食が進んでおり、同原発のクプニー元副所 長は「石棺を含め(86年に爆発した)4号機の建物が非常に危険な状態にあることを示した」と指摘。26日に史上最悪の放射能漏れ事故から27年を迎える 施設が崩壊の危険に直面していると警告した。

                         

 86年に爆発事故を起こした4号機は、同年秋に完成した石棺で覆われている。この石棺に隣接するタービ ン建屋の屋根と壁の一部が今年2月12日、約600平方メートルにわたって崩落した。今年の冬は例年より雪が多く、非常事態省は当初「雪の重みが原因」と の見方を示していた。

                         

 だが調査委はこの見方を撤回し、2月末にまとめた暫定報告書で「積雪は想定された許容量を超えなかっ た。幾つかのマイナス要因が重なって屋根の留め具が壊れた」と結論づけた。タービン建屋の一部は86年の爆発で吹き飛ばされ、翌87年に造り直された。修 理箇所が建物に想定外の負荷をかけ腐食や稚拙な溶接が留め具の損壊につながった可能性があると分析している。

                         

 ウクライナ政府は石棺とタービン建屋の一部を覆う金属製の「新シェルター」を2015年に完成させ、その中で古い建物を解体する方針だが、クプニー元副所長は「完成が遅れれば(石棺を含め)建物損壊の可能性が高まる」と警告している。【チェルノブイリウクライナ北部)で大前仁】
関連写真・図
チェルノブイリ原発で建設が進む新シェルター(左)と奥に見える4号機母屋=ウクライナチェルノブイリ原発で、大前仁撮影
http://mainichi.jp/graph/2013/04/25/20130425k0000m030138000c/001.html
http://mainichi.jp/graph/2013/04/25/20130425k0000m030138000c/002.html
http://mainichi.jp/graph/2013/04/25/20130425k0000m030138000c/011.html

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「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判<OurPlanet-TV>

OurPlanet-TV
ホーム>http://www.ourplanet-tv.org/
「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判
投稿者: ourplanet 投稿日時: 月, 04/22/2013 - 08:22
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1576
★URLに動画あり
▼全文転載


新潟県の泉田裕彦知事は22日、同県が独自に設置した東京電力福島第1原発事故の検証委員会の議論に基づいた要請書を手渡すため、原子力規制庁の池 田克彦長官と面会した。泉田知事は冒頭から、「原発と住民の安全を守る気があるのか」と原子力規制委員会を批判。「なぜ田中俊一委員長が会わないのか」と 怒りをあらわにした。
 
泉田知事が提出したのは、同県が3月29日にまとめた「原子力発電所の安全対策及び住民などの防護対策について」と題した田中委員長宛の要請文。同県の検 証委員会の議論に基づいたもので、原発事故対策のほか、緊急時の広域避難ルートの明確化や物資の調達、福祉病院施設の対策を含め、具体的な対応策の検討を 求めている。
 
泉田知事は、去年10月に田中委員長宛てに、原発事故対策と住民の避難対策の強化を求める質問状を送ったにも関わらず、4ヶ月間も回答がないまま、原子力 災害対策指針や新基準を策定していると厳しく批判。「住民の避難対策などについて、なぜ原発立地地域の話を聞かないのか」と声をあらげ、田中委員長が対応 しないことについても「(規制委の)独立性をはき違えている」と非難した。
 
田中委員長は、3月13日の記者会見で、「新潟県知事から(質問が)出されたからといって、私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません」と答えていた。
  
泉田知事は、「中越地震の時に、火災事故と複合災害を経験している。現場がどうだったのか聞かないで、どうして安全を判断できるのか」と原子力規制委員会を批判した。
 
新潟県資料「原子力発電所の安全対策及び住民等の防護対策について」
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/801/899/130410_youbou.pdf
 
3月13日 田中委員長記者会見
映像
http://youtu.be/5D0ozCwRWtE?t=14m47s
速記録
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130313sokkiroku.pdf
 



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【資料は語る1】「精密」はウソ?〜甲状腺検査で観察項目を大幅省略<OurPlanet-TV>

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【資料は語る1】「精密」はウソ?~甲状腺検査で観察項目を大幅省略
投稿者: ourplanet 投稿日時: 水, 04/24/2013 - 06:54
http://www.ourplanet-tv.org/
▼全文転載


イメージ写真:福島県県民健康調査の甲状腺検査 撮影:佐々木るり(二本松在住)
http://www.ourplanet-tv.org/files/kids.jpg

「精度の高い検査」と説明されてきた福島県県民健康管理調査の甲状腺検査。毎日新聞が4月22日、甲状腺超音波診断ガイドブックの診断基準に記載さ れている検査項目のうち4項目が省略されていると報じたことに対し、福島県立医科大の放射線医学県民健康管理センターが、反論した。しかし、 OurPlanetTVの入手した2011年の資料によると、3分の1にあたる4項目が×印や線で消されており、ガイドブックに沿った診断が実施されてい ないことは明らか。入手した資料を公開する。
 
入手したのは、県立医科大学の県民健康管理センターで、2011年8月4日から毎週開催されている「甲状腺専門委員会」の資料。県立医科大では、2011 年10月より、他の地域に先駆けて、飯館村、浪江町、川俣町の山木屋地区に住んでいた18歳以下の子ども4000人を対象に、
県立医科大学で甲状腺検査を実施。その後、11月以降、田村市南相馬市伊達市川俣町(山木屋地区以外)、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、葛尾村の約28000人を対象に検査を実施し、平成23年度に、計38114人が検査を受けている。
 
          平成23年度甲状腺検査市町村別検査結果

※2次検査対象者および結節ありと診断された子どもの市町村別人数と割合(県の資料をもとにOurPlanetTVが作成)
 
効率化のために、観察項目を除外
飯館村、浪江町、川俣町山木屋地区を対象とした先行調査では、検査に専門医が一人あたり1日50人だったが、その後、1人あたり60人に診断数を増加。そ のほかの地域を対照とする11月以降は、指導医と技師でチームをつくり、1日5ブースを用意。1チームあたり1日100人計500人をこなすことを目標と した。
 
20万人もの子どもに甲状腺の検査をこととなった県民健康調査。専門委員会は初回から「5チームが連日効率よく検診が出来るかが鍵」としており、甲状腺結 節診断基準などを検討する2011年9月13日の第4回の委員会で、「甲状腺の内部変化」「血流の状態」「腫瘤内外の血流状態」や「組織弾性イメージング (エラスとグラフィ)」を観察項目から除外。1人あたりの診断時間は大幅に縮小された。
 
2012年1月25日に開催された第5回福島県県民健康管理調査の準備会(「秘密会」)で、放射線影響研究所の児玉和紀主席研究員が「3ヶ月で1万人もの 検査していることは驚異的」と発言したところ、鈴木教授は「今は1日900人実施している。単純なシステムを開発した」と回答していた。
 

 

 

 

(秘密会資料上記4点は、2011年9月13日の第4回甲状腺専門委員会での配布資料>
 

(2012年1月25日の福島県県民健康管理調査検討会「秘密会」議事録より)
  
甲状腺超音波ガイドブックは2010年に改訂され、甲状腺全体の観察項目として、(1)甲状腺の形状、(2)大きさ(3)甲状腺内部の変化、(4)血流の 状態の4項目をを挙げているほか、結節性甲状腺腫の観察項目として(1)形状、(2)境界、(3)内部エコー、(4)境界部低エコー、(5)周辺機器との 関係、(7)腫瘤内・外の血流状態(8)組織弾力イメージングを実施するとしている。県民健康調査の甲状腺検査は、このうち3分の1にあたる、4項目を除 外していたことになる。また、作成された「実際の作業の手順」も非常に簡素なものとなっている。
 

 
県民健康調査甲状腺検査の責任者を務めている福島県立医科大の鈴木真一教授は、同ガイドブックの検討メンバーの一人。これまで、福島県県民健康調査検討会 でも、診断基準を整備した当事者として、同水準の検査をすると述べており、福島県内各地で開催されている甲状腺説明会でも、ガイドラインに沿った精度の高 い甲状腺検査を実施していると発言してきた。
 
医師が直接診断しない福島県の甲状腺検査。写真などのみによる判定に不安を抱く保護者も多く、診療所や自主検診などで再度、検査をするケースも少なくな い。また、大人数が同時に検査をするためにトラブルも多く、甲状腺専門委員会に提出された「アクシデント・リポート」によると、去年11月9日、郡山市内 の中学校では、600人以上の生徒に対し、検査技師が午前4名、午後3名となり、結果的に160人が当日検査を受けられない事態が生じた。このほか、機器 がうまく稼働せずに、検診の開始が遅れるケースなども出ている。
 
OurPlanetTVが入手した甲状腺診断検査に関する資料
http://www.ourplanet-tv.org/files/echo_pdf.pdf
第5回福島県県民健康管理調査検討会準備会(秘密会)議事録(2011年1月25日)
http://www.ourplanet-tv.org/20120125_kkk02_0.pdf
福島県立医科大放射線医学県民健康管理センターの毎日新聞報道へ対する抗議
http://fukushima-mimamori.jp/urgent-info/2013/04/000092.html
県立医科大が抗議している毎日新聞の報道(福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信)
http://mainichi.jp/opinion/news/20130422ddm003040127000c.html
 
関連動画
甲状腺がん「被曝の影響、否定出来ず」~疫学専門家インタビュー(2013年3月6日)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1549
福島県甲状腺検査~3人が甲状腺がん、7人悪性疑い(2013年2月13日)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1532
甲状腺のヨウ素被曝、東京成人5.2mSv~米国防省推計(2012年12月5日)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1475
甲状腺の検査改善求め~市民が県立医大に要望(2012年9月15日)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1441
 

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