「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

低賃金で「世界の縫製工場」 価格競争しわ寄せ 安全軽視<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
低賃金で「世界の縫製工場」 価格競争しわ寄せ 安全軽視
2013年4月29日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013042902000107.html
▼全文転載


 【バンコク=寺岡秀樹】死者が三百七十人を超える惨事になったバングラデシュのビル崩壊事故。「世界の衣料品工場」といわれるバングラデシュは中 国に次ぐ世界二位の縫製大国だが、これまでも縫製工場で崩壊事故や火災が多発、多くの労働者が犠牲になってきた。職場の安全が守られない背景には、国際的 な価格競争のしわ寄せなど、構造的な問題が指摘されている。

 地元の全国衣料労働者連合代表は「政府や工場経営者らが労働者の安全確保に真剣に取り組んでいたら事故は避けられた」と述べた。

 今回の事故が起きた場所では二〇〇五年にも縫製工場が崩壊して七十人以上が死亡。昨年十一月には首都近郊の縫製工場から出火し、百十一人が死亡し た。米人権団体「国際労働権利フォーラム」によると、バングラデシュでは一九九〇年以降、縫製工場の安全性不備から千人超の労働者が死亡したという。

 高成長を続けるバングラデシュ経済を支えるのは縫製業で年間輸出額の約八割を占める。米ギャップやユニクロなど世界的なカジュアル衣料ブランドのメーカーが低賃金などを理由に進出し、約五千の工場で計三百万人以上が働いている。

 英国の慈善団体幹部は、ロイター通信に「低価格を実現したい国外メーカーは工場にコスト削減を求めるため、工場側は(安全面などの)経費を削減せ ざるを得ない」と現状を説明する。ただ、国外メーカーから委託された納入業者が、メーカーの承諾なしに労働環境が劣悪な工場に下請け発注するケースがあ り、実態は複雑だ。

 労働組合の加入も制限され、月額四十ドル(約三千九百二十円)未満で、長時間労働を強いられるケースがあるという。英国の慈善団体は「これ以上、労働者の不要な死を招かないよう職場環境の安全性確保を求める」と訴えている。

東京新聞購読のご案内】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

会社ウォッチ 「ブラック企業を何とかして」という悲鳴に耳を塞いでいいのか<J-CASTニュース>

J-CASTニュース 会社ウォッチ
ホーム>http://www.j-cast.com/
ブラック企業を何とかして」という悲鳴に耳を塞いでいいのか

2013/4/30 16:30
http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/30174157.html?p=1
▼全文転載


(1)
  先日、自民党が「ブラック企業名の公表」の参院選公約化を目指すと発表し、話題になっている。巷では「ブラック企業の判断基準や線引きはどうするのか」とか「公表する前に摘発しろ」といった意見もあり、実現は容易ではないだろう。

   その一方で、ブラック会社で働く当事者からは「大いに支持する」「何とかしてくれ」という悲痛な声があるのも事実だ。ブラック企業アナリストを名乗る私としては、やはり現実に被害に遭っている人の立場からこの問題を考えてみたい。

「離職率が高ければブラック」とは言えないが

   「社名公表」が難しい理由として、「離職率」や「長時間労働」というくくりだけではブラック企業と認定するのが難しいから、という指摘がある。確かにその通りだ。

   たとえば飲食業界の離職率は高いが、だからといってすべての会社をブラック扱いするのはお門違いだ。経験を積んで独立するため、あえて厳しい 環境を志向している人だっている。公務員や大企業の正社員のように、組織に骨をうずめる姿だけを基準に論じていても意味がない。

   先日東洋経済から発表された「新卒離職率が低い、ホワイト企業トップ300」の同率1位(新卒3年で誰も辞めていない会社)92社のうちの1社に勤めている人が、「へー、ウチの会社入ってたんだ…。内情は超絶ブラックだけどな…」とつぶやいていたことを思い出す。

   また、現法律下では、労使間で「三六協定」を結んでおけば、たとえ月100時間の残業をさせても手続き上は違法にならない。違法でないものを、ブラックというのは難しい。

   問題はむしろ、「ホワイト企業」の陰で違法行為やハラスメントを平気で行う「真性ブラック企業」があとを絶たないことである。実際に悪質な会社があり、そこで働く立場の弱い人が存在していて、それがロクに取り締まられていないという事実に思いを馳せるべきなのだ。

(2)http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/30174157.html?p=2

顧客を騙し、社員を死に追いやる企業が実在する

   残業代を支払う気がまったくない会社があり、違法投棄や偽装表示が常態化している会社がある。卑劣な手口で顧客を騙す会社があり、そんな行為 を社員に強いる会社がある。理不尽な暴言や暴力で社員を追い詰め、死に追いやるところだって実在する。私は直接被害者から話を聴き、そんな会社を目の当た りにしてきた。

   大企業の社員よりも数は確かに少ないが、「この現状を何とかしてくれ」と叫ぶ人たちは、こういう会社で働いている人だったりするのだ。あるいは、表向きはホワイトな有名大企業の中で、ブラック業務に手を染めざるを得ない人もいる。

   「大多数の企業は、別にこれといった法律違反はしていない」という見方が取りこぼしている陰の部分にだって生きた人間がおり、日々働いているのである。

   「社名公表」を実現するとなれば、これまでおろそかにされてきた2点の問題が浮き彫りになることだろう。それは「現行の労働基準法がないがしろにされていること」と、「労働基準監督署が十分に機能していないこと」だ。

   残業代や休日出勤代は、きちんと支払われているだろうか。社員がクビになるのをおそれて、サービス残業を強いられている会社はないだろうか。裁量労働制が脱法的な使われ方をしていないか。「名ばかり管理職」はいないか。

(3)http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/30174157.html?p=3

労基法を守れば会社が潰れる」という言い訳を許すな

   「労基法なんて守ってたら、会社は潰れてしまう」などと公然と言い放つ経営者がいるが、そんな人間は経営から身を引くべきだ。法律を守ろうという気持ちが全くなく開き直りを決め込む会社は、社会が存続を許すべきではない。

   そのような会社を摘発するには、いまの労基署の権限は弱すぎる。ブラック企業の被害を受けた社員が労基署に駆け込んでも、よくて社長に「是正 勧告書」が出される程度。普通なら「社長とよく話し合え」と追い返されるだろう。いずれにせよ、当の社長が無視すればおしまいだ。

   罰金や未払賃金も「カネがないから払えない」で済まされてしまうことさえある。そもそも労基法の罰則を適用するには、証拠を揃えて書類送検する必要があり、手続きのハードルの高さが泣き寝入りの原因にもなっている。

   そもそも労基署の存在意義自体が「訴え出た労働者本人の利益を守る」という役割を担っていない、という実態もある。わが国の労働行政は、高度経済成長の実現と正社員の雇用維持と引き換えに、あまりに長い間違法状態を放置し続けてきたのだ。

   今回の提言を実現しようとすれば、現行の労働行政が問題山積みであることが明らかになるだろう。提言内容については賛否両論あるが、少なくとも「これからいかに改善していくべきか」、という議論を促していく力はあると考えている。(新田龍)

 

新田 龍(にった・りょう)

1976年生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に起業。卒業後、非上場企業に入社し、事業企画担当として株式上場を経験。キャリアコンサルタントに転職し、新卒採用担当等を歴任後、株式会社ヴィベアータ設立。大手企業などへの人事、教育のコンサルティングを行うほか、大学講師としてキャリア教育や就活支援を担当し、就活塾、キャリアスクールも主宰。「人生を無駄にしない会社の選び方」(日本実業出版社)など著書多数。ブログ「ドラゴンの抽斗」。ツイッター@nittaryo

        

                           Am

J-CASTニュース 会社ウォッチ
ホーム>http://www.j-cast.com/

★ご参考

会社ウォッチ
会社が残業代を払ってくれない――厚労省が「メール窓口」開設

2011/11/ 1 14:15
http://www.j-cast.com/kaisha/2011/11/01111857.html

▼全文転載

   厚生労働省は2011年11月1日より、ホームページ上に「労働基準関係情報メール窓口」を開設した。自分や知人・家族の職場において、長時間労働や賃金不払残業(いわゆるサービス残業)などの問題があった場合、メールで情報を提供することができる。

   受け付ける内容は、労働基準法労働安全衛生法最低賃金法などに関する問題。具体的には、労働契約や賃金、労働時間、休日休暇、良好な労働環境の確保に関して、会社が違法行為をしているとか、改善を図ってくれないといった内容となる。

氏名は不要。できるだけ詳しい情報を

   メールには「会社(支店・工場等)名」「所在地」「労働基準法等の問題の内容」を明記する必要がある。氏名は不要で、メール送信の秘密は守られる。セキュリティの問題等から、データの添付はできない。

   受け付けたメールは、所轄の労働基準監督署へ情報提供し、監督指導すべき事業場を的確に把握し、適切な指導を行うことに使われる。情報はできるだけ具体的な内容を寄せて欲しいとのこと。

   サイトには「知っておきたい働くときのルールについて」というパンフレットのデータが掲載されている。「法的に何がどう問題なのか」を的確に情報提供するためにも、いちど目を通して基本的な知識を身につけておいた方がよいだろう。

   なお、メール窓口を通じた情報提供と、最寄りの労働基準監督署への電話相談を併用することはできる。ただし、メールの送信状況や対応の進捗状況について、メールや電話で確認することはできないという。

J-CASTニュース 会社ウォッチ
ホーム>http://www.j-cast.com/

景気回復ようやくやってきた! 求人倍率など経済指標、改善続々<J-CASTニュース>

★これが本当なら、久しぶりに明るい話題ですが?参院選の「水増し」の可能性もあり???な部分もあります。

J-CASTニュース

ホーム>http://www.j-cast.com/
景気回復ようやくやってきた! 求人倍率など経済指標、改善続々

2013/4/30 19:48
http://www.j-cast.com/2013/04/30174251.html?p=1
▼全文転載


(1)
  経済産業省総務省などが発表した経済指標が相次いで改善している。円安・株高を背景に製造業を中心に業績が改善。消費も百貨店などで高額商品が売れるなど、発表された経済指標をみると景気回復への期待は高まるばかりだ。

   安倍政権の経済政策「アベノミクス」が軌道に乗り始めたようだ。

「求人増加」で雇用も緩やかに改善

   総務省が2013年4月30日に発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.2ポイント改善(低下)して4.1%となった。改善は 2か月ぶりだが、この失業率の改善は「労働市場からの退出が増加したことによるもので、雇用情勢は足踏み状態にある」(総務省)という。

   完全失業者数は前月より17万人減少したが、一方で1、2月に減少が目立った非労働力人口は17万人増と3か月ぶりにプラスに転じた。

   完全失業率を男女別にみると、男性が0.1ポイント下がり4.5%、女性は0.4ポイント低下の3.5%と、女性が先行して改善している。

   この日、厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の0.86倍に改善し、リーマン・ショック前の2008年8月の水準に並んだ。

   企業の求人意欲を反映する有効求人数も前月に比べて0.6%増と6か月連続で増加。新規求人倍率は1.39倍と前月から0.04ポイント改善 するなど、明るい。なかでも、宿泊業・飲食サービス業や卸売業・小売業、建設業の増加が目立った。半面、製造業は10か月連続で前年を下回っている。

   こうした雇用関連指数は、景気の変動に遅れて動く傾向(遅行指数)にある。つまり、これらが上向けば、景気が本格的な回復局面に向かったともいえるわけだ。

   第一生命経済研究所主席エコノミストの新家義貴氏は、「雇用者数や就業者数は、まだはっきりとした増加には至っていませんが、雇用者数の動き に先行する求人動向が改善していることは好材料。今後は景気回復の効果が波及することで、雇用者数も緩やかな増加に向かう可能性が高いでしょう」とみてい る。

(2)http://www.j-cast.com/2013/04/30174251.html?p=2

生産指数や消費支出も持ち直し

   2013年4月30日に、3月の鉱工業生産指数を発表した経済産業省は、生産の基調判断を2か月ぶりに、「下げ止まり、一部に持ち直しの動き がみられる」から「緩やかな持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。その背景を、同省は「円高是正で輸出が持ち直している」と指摘している。

   3月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100、季節調整済み)は89.8。前月比で0.2%の上昇で、4か月連続でプラスとなった。業 種別では16業種のうち8業種が上昇。なかでも化学工業(医薬品を除く)は自動車のタイヤなどに使う合成ゴム、また電子部品やデバイスはスマートフォン関 連の部品の生産が伸びた。

   消費支出も増えた。3月の家計調査(速報)によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯あたり31万6166円と、物価変動の影響を除いた実 質ベースで前年同月比5.2%増加した。前年同月を上回るのは3か月連続。増加率は5.3%だった2004年2月以来、じつに9年1か月ぶりの高い伸びを 示した。

   円安・株高で消費者の財布のヒモが緩んだとみられ、腕時計や宝飾品、ハンドバッグなどの高額商品や、洋食や寿司など外食への支出も増えた。また、家の外壁工事や省エネ給湯器の取りつけ工事など、住宅の修理などにかける支出が8か月ぶりに増えている。

   どの指数・調査も上向きだが、「アベノミクス」の効果は「本格化」したとみていいのだろうか――。前出の第一生命経済研究所の新家義貴氏は、 「今はまだ、まだら模様といったところ。ただ、そんなに悲観することはありません。円安効果による輸出増もこの4~6月には上向くでしょうし、公共投資の 効果も5、6月には現れるでしょう。ポイントは雇用と賃金の増加ですが、賃金は早ければ今冬のボーナスにも増えてくるとみています」と話す。

J-CASTニュース
ホーム>http://www.j-cast.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

アベノミクス失敗でも成功でも金利上昇の可能性高いとFP分析<NEWSポストセブン>

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/
アベノミクス失敗でも成功でも金利上昇の可能性高いとFP分析
2013.05.01 16:01
http://www.news-postseven.com/archives/20130501_184220.html
▼全文転載


 アベノミクスではインフレ率2%を目標として掲げているが、物価が上昇すれば金利も上昇するのが普通だ。気がかりなのが住宅ローンである。ファイナンシャル・プランナーの平野雅章氏が今後の住宅ローンの行方をシミュレーションする。

 * * *
 住宅ローンには返済期間中の金利が固定される固定金利型と、半年ごとに金利が見直される変動金利型がある。また、これら2つの中間的なタイプとして固定 金利選択型がある。3・5・10年などの一定期間は利率が変わらず、期間終了後は変動金利を選択するか、再度、一定期間の固定金利を選択する住宅ローン だ。
 
 固定金利型や10年超の固定金利選択型の金利は、10年物国債の利回りに代表される長期金利の影響を受ける。
 
 一方、変動金利型や固定期間の短い固定金利選択型の金利は、金融機関が優良企業に1年以内で貸し付ける金利である短期プライムレートのような短期金利に連動する。
 
 まず心配されるのは、いわゆる「悪い金利上昇」が起こることだ。
 
「機動的な財政政策」で国債発行の増加に歯止めがかからないと市場に見られれば、国債金利は上昇して固定金利型の金利も上昇する。一方、変動金利型の金利 は、短期金利に連動し、直接、国債利回りの上昇と連動するわけではないが、国債の信認低下は円への信認低下でもあり、為替では今以上に円安が進むことにな り、その影響を受ける。
 
 たとえば、日本は原油などのエネルギーや小麦などの食糧を輸入に頼っているが、円安になるとそれらの輸入価格は高くなり、物価上昇につながる。それが変動金利上昇の圧力となる。
 
 次に、アベノミクスが機能し、景気回復局面になった場合はどうなるか。たとえば企業による設備投資などで資金需要が増加することにより「良い金利上昇」 が起こるだろう。景気回復局面になれば、賃金の上昇も期待できる点で「悪い金利上昇」とは家計への影響度が異なると言える。
 
 しかしながら、住宅ローン金利上昇による返済額の増加ほどには賃金が増えないケースがあり得る。いずれにしても、アベノミクスが失敗しても成功しても金利は上昇する可能性が高まっている。

※SAPIO2013年5月号

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/

週刊ポスト
http://www.weeklypost.com/130329jp/index.html
女性セブン
http://josei7.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

退学させないための「最後の手段が体罰」と大阪教育連盟顧問<NEWSポストセブン>

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/
退学させないための「最後の手段が体罰」と大阪教育連盟顧問
2013.03.29 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130329_176157.html
▼全文転載


 マスディアをはじめ、世間では体罰=悪という意見が大半を占めている。そうした事態に対し、「生徒を更生させるための最後の手段として体罰を施さざるを得ない場面がある」と主張するのは、大阪教育連盟(保守系の教職員団体)顧問の南木隆治氏だ。南木氏が語る。

 * * *
 2年前に退職するまで30年以上、大阪の府立高校で教諭を務め、指導が難しい生徒を多数抱える「教育困難校」に勤務したこともある。生徒の実に3分の1 ほどが、少なくとも年に1回は停学、校長訓戒、厳重注意などの処分を受ける学校だ。処分の理由は、生徒や教師などに対する暴力、器物損壊、喫煙、飲酒、万 引き、深夜徘徊など。

  南木氏はその学校で数回、平手打ちによる体罰を施したという。いじめで、片方の生徒が相手の生徒の顔を便器に押しつけるのを目撃した時。万引き常習犯の女子生徒を警察に引き取りに行った時……。南木氏は言う。

「喧嘩やいじめの場合、体罰の目的には緊急措置的に危険な状態を止めることもありますが、それ以上に生徒が自分の行動の過ちに気付くきっかけを作る ことが重要です。平手打ちというショックを受け、生徒は直感的に、自分は悪いことをやったのではないかとハッとする。その瞬間を逃さず、なぜ、何がいけな いのかを説いて聞かせる。特に他人の痛みを感受する心が育っていないようなタイプの生徒の場合、痛みを感じながら聞く言葉は心に響きやすいのです」
 
 体罰を全否定して学校の秩序を保とうとすれば、処分に頼らざるを得ず、停学者や退学者を増やすことになるという指摘もある。高校の教育困難校では、アメリカのようにスクールポリス(学校に常駐する警官)制度の導入も検討されるだろう。

「生徒に問題行動をやめさせ、退学などの事態に追い込まないようにするのが教育の目的で、そのための最後の手段が体罰だ」と南木氏は述べる。

※SAPIO2013年4月号

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/

週刊ポスト
http://www.weeklypost.com/130329jp/index.html
女性セブン
http://josei7.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

医師断言 体罰では顧問言いなりになるだけで一流選手育たぬ<NEWSポストセブン>

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/
医師断言 体罰では顧問言いなりになるだけで一流選手育たぬ
2013.04.29 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130429_184544.html
▼全文転載


 昨年、運動部顧問の体罰がきっかけで高校生が自殺した事件が報じられて以来、体罰と教育、スポーツについての報道が途切れない。どんな悲惨な事故が起きても、必ず「ある程度の体罰は必要」との言葉が聞こえてくる。
 
 言って分からない人間は必ずいるのだから、その人間には暴力でわからせるしかないという理屈だ。それは真実なのか。諏訪中央病院名誉院長で『がんばらない』著者の鎌田實氏が、人は暴力で変わるのかについて論じる。

 * * *
 人は変わりにくい。が、しかし、人は変わるのである。そのときに、無理な手法を使ったり、強制をしても、人が本気で変わろうと思わない限り、変われないということを、僕は身を持って経験した。

 自分も変わりながら、周りの人を巻き込みながら、みんなで、ある目的に向かって変わっていくことが大事である。人を変えるための手段として、古くから暴力が使われてきた。

 昨年、大阪市立桜宮高校2年生の男子バスケットボール部のキャプテンが、顧問からの体罰を受けた翌日に自殺した。

 顧問は「しっかりやれと叩くことで、部員たちの気持ちが変わり、チームが強くなることがあった」「彼をレベルアップさせることは、全体の向上につながると思った」と語っている。

 顧問は懲戒免職になり、傷害と暴行の容疑で大阪地検に書類送検された。

 僕は、この顧問は、悪気はなかったと思う。チームを強くしたいという情熱があふれていただけなのだと──。

 しかし、亡くなった男子生徒は「なぜ僕だけがしばき回されなければいけないのか」と顧問に手紙を書いていた。けれど、結局は顧問が怖くて渡せなかったのである。

 この顧問のスタイルで、2年の男子生徒が変わり、チームが強くなるなんてことはありえるのだろうか。絶対的な上下関係の中で繰り返される体罰は、恐怖以外の何物でもない。

 怖くて、その場ではいうことを聞いたような素振りをして自分を守ろうとするのだろうが、本当に従っているわけではない。兵庫県高砂市立中学校の野球部でも体罰が行なわれていた。

 その体罰に関してアンケート調査がなされたが、野球部員の保護者会から、体罰がなかったように回答するようにと依頼されたという生徒もいたという。

 とんでもない話だ。監督やコーチだけではなく、学校の校長をはじめとして教職員たちや保護者たちも体罰を容認しているのだから。体罰によって、一流の選手は絶対に育たない。その顧問のいいなりの選手が育つだけなのだ。

 試合で闘うのは生徒である。自分自身がそのスポーツを好きになり、強くなりたいと願わなければ、強い選手にはなれない。無理やりムチで叩いたところで本物のアスリートは生まれない。

●鎌田實(かまた・みのる)1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任。現在同名誉院長。ベストセラー『がんばらない』ほか著書多数。チェルノブイリの子供たちや福島原発事故被災者たちへの医療支援などにも取り組んでいる。

週刊ポスト2013年5月3・10日号

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/

週刊ポスト
http://www.weeklypost.com/130329jp/index.html
女性セブン
http://josei7.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

数か月以内に福島沖で「アウターライズ地震」の可能性 最大10メートル級津波がやってくる<J-CASTニュース>

★これは、非常に気がかりです。スマトラ沖大地震では、本震のあと、ず~と大規模な余震が続きました。福島沖地震では、これがありません。スマトラの例を見るなら、本震に匹敵するような大規模余震があっても不思議ではありません。
スマトラ島沖地震 (2004年) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87_%282004%E5%B9%B4%29
スマトラ島沖地震 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87



J-CASTニュース

ホーム>http://www.j-cast.com/
数か月以内に福島沖で「アウターライズ地震」の可能性 最大10メートル級津波がやってくる

2013/4/22 18:17
http://www.j-cast.com/2013/04/22173651.html
▼全文転載


(1)
  全国で地震が頻発している。兵庫県淡路島で2013年4月13日にマグニチュード(M)6.3の地震が発生して以降、三宅島や伊豆諸島・鳥島沖をはじめ同クラスの地震が続いているのだ。

   これだけでも心配になるが、専門家は別の不安要素を指摘した。数か月以内に福島県沖で、「アウターライズ地震」と呼ばれる大津波を伴う地震が起きる可能性があるという。

福島県沖が小康状態「嵐の前の静けさ」

   電力土木技術協会によると、アウターライズ(海溝外縁部)の定義は「海溝軸の海寄りにかけて存在する、海洋プレートが地形的に隆起した領域」とある。4月22日放送の「モーニングバード!」(テレビ朝日系)では、アウターライズ地震が起こるメカニズムを解説した。

   東北太平洋側にある太平洋プレートは、陸側の北米プレートに対して日本海溝で沈み込んでいるが、急激に滑ってずれると地震となる。プレート境 界面の浅いところが滑った場合、太平洋プレートに引っ張られる力がかかって亀裂が入り、海溝の外側が隆起することがある。このときに起きるのがアウターラ イズ地震だ。比較的まれなケースと考えられているが、断層のずれ方が垂直に近いことから隆起により海面が上昇し、津波発生の危険性が高くなる。

   過去の事例として知られるのは、1933年の昭和三陸沖地震だ。これは1896年の明治三陸沖地震が誘発したとみられ、震源は岩手県沖の日本 海溝外側だった。実は地震の揺れそのものは激しくなかった。これがアウターライズ地震の特徴で、住民は「揺れが弱かったから津波も大きくないだろう」と勘 違いしてしまったようだ。ところが後から津波が押し寄せ、3000人を超える死者・行方不明者を出す大惨事となっている。

   番組に出演した東海大学地震予知研究センター長の長尾年恭氏は、数か月以内に東北沖をアウターライズ地震が襲う可能性があるとの認識を示し た。注目したのは、淡路島や三宅島、石垣島と全国各地で地震が頻発しているのとは対照的に、福島県沖での地震活動が小康状態にある点だ。長尾氏は「大地震 の前には『嵐の前の静けさ』で地震が減る」と指摘する。予測では最大10メートルの津波が東北の太平洋沿岸一帯を襲うと述べた。

(2)http://www.j-cast.com/2013/04/22173651.html?p=2

浸水対策としての防潮堤は設置済み

   福島沖でアウターライズ地震、大津波発生となれば当然、今も事故処理が続く東京電力福島第1原発が心配だ。

   東電は2012年4月27日付で、福島第1、第2原発におけるアウターライズ地震による津波の対策をまとめている。地震の規模の想定として、 M8.4の昭和三陸沖地震より大きかった1611年の慶長三陸沖地震(M8.6)を採用、また福島県沖から茨城県沖にかけて津波が起きうると設定した。こ れをもとにした数値計算で第1原発の場合、敷地南東部から1~4号機側へ10メートル級の津波が押し寄せて浸水の可能性があるとした。そのため報告書では 「仮設防潮堤の設置を検討する」とある。東電広報に確認したところ、すでに防潮堤はつくられており対策は施されているとの説明だった。一方、第2原発には 主要建屋設置エリアの浸水はないとの結論が出されている。

   万一、想定を上回る津波となった場合も、第1原発では原子炉への注水手段や燃料プールの冷却機能維持の手段を確保するため、非常用電源や消防車両を高台に配備する、などと説明されている。

   とはいえ、第1原発では最近燃料ブールの冷却設備が配電盤の故障でストップしたり、地下貯水槽から放射性物質の汚染水が漏れ出したりするなど トラブル続き。水素爆発で吹き飛んだ原子炉建屋は、補強したとはいえ耐震性への懸念が残る。「モーニングバード!」でも長尾氏は、原発事故の直後に米政府 が4号機の燃料プールの補強を要求したのは「アウターライズ地震による津波が心配だったから」と明かした。冷却は続けられているが完全防御されているとは 言い切れない燃料プールが、再度巨大な津波に見舞われたら本当に耐えきれるのか、不安がぬぐえない面もある。

J-CASTニュース
ホーム>http://www.j-cast.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

核燃サイクル 映画で問う 金沢で29日から上映<中日新聞 CHUNICHI WEB>

中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/

核燃サイクル 映画で問う 金沢で29日から上映
2013年4月27日
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20130427/CK2013042702000050.html
▼全文転載


「六ケ所村ラプソディー」 賛否両派 思い語る

 使用済み核燃料再処理工場がある青森県六ケ所村の人々を取材したドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」が四月末から五月にかけて、金沢市 内で上映される。国は原発の再稼働を目指すが、核燃料サイクル事業はめどが立たないままだ。映画は原発との向き合い方を一人一人に問い掛ける。 

 映画は鎌仲ひとみ監督が二〇〇六年に制作した。農家や元漁師、クリーニング店主ら村民が登場し、再処理工場へのそれぞれの思いを語る。推進派も反対派も、再処理工場とともに生きることを余儀なくされている現実を映し出している。

 金沢市内での上映会は、環境問題を考えるイベント「アースデイいしかわ」の実行委員会が企画した。実行委員長の山下満義さん(26)は〇七年に初 めてこの映画を見たといい「衝撃的な内容で、日ごろ使っている電気に対し、あまりに無関心だったことに気付いた」と話す。会場を提供するライブ喫茶店主熊 野盛夫さん(43)も「ライフスタイルの根底に六ケ所村の問題がある。多くの人にこの事実を知ってほしい」と力を込める。

 上映は四月二十九、三十日、五月四日で、いずれも午後三時からと午後六時半から、金沢市下近江町のメロメロポッチで。ワンドリンク付きで千円。問い合わせは、メロメロポッチ=電076(234)5556=へ。

 映画の配給会社は「六ケ所村ラプソディー」の自主上映団体を募っている。ホームページは「六ラプagain」で検索できる。(小室亜希子)

 核燃料サイクル事業 原発から出た使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、それを再び高速増殖炉で使う政策。青森県六ケ所村の再処理 工場は技術的なトラブルなどから1997年の完成予定が現在も延期中。福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」は95年のナトリウム漏れ事故後、ほとん ど停止している。各地の原発では使用済み核燃料を貯蔵する状態が続いており、再処理工場にある3000トン規模のプールは98%が埋まっている。

東京新聞購読のご案内】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

首長「脱原発」 広がる 2013年4月<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
首長「脱原発」 広がる
2013年4月29日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013042902000116.html?ref=rank

▼全文転載


 全国の市区町村長や元職の有志でつくる「脱原発をめざす首長会議」は二十八日、設立一周年を迎えた。会員数は十六人増加し、この一カ月だけで現職 五人が新加入した。東京電力福島第一原発事故から二年が経過し、安倍晋三首相が原発再稼働を明言するなど、脱原発をめざす動きが正念場を迎える中、危機感 を背景に首長の輪は広がりつつある。

 「原発事故から時間がたち、脱原発の世論が少し低下している時期なので、もう一度この問題をクローズアップさせたかった」。二十八日午後、茨城県 東海村で開かれた首長会議総会後の記者会見。同県常総市の高杉徹市長は六日前に加入した理由を語った。今月一日に名を連ねた岐阜県北方町の室戸英夫町長も 「政権が変わり(国の原発政策の)雲行きが怪しい方向に流れる状況で、脱原発の世論づくりの応援ができたら」と抱負を述べた。

 会議は一年前、三十五都道府県の首長や元首長計七十人で発足。これまでエネルギー基本計画作成をめぐり政府に「原発ゼロ」を要求したり、勉強会を開いたりしてきた。

 この間、会員数はじわじわと増加。今月には二人のほか、東京都多摩市の阿部裕行市長、滋賀県米原市の平尾道雄市長ら三人が入り、三十八都道府県、八十六人に達した。

 阿部市長は二十六日の定例会見で「多摩市にも福島県から避難している人が百人いる。原発事故が収束していないことにきちんと向き合う必要がある」と加入理由を述べた。

 この日は神奈川県小田原市加藤憲一市長、茨城県かすみがうら市の宮嶋光昭市長、栃木県那須町の高久勝町長ら、代理を含め十六人が出席した。地元 東海村の村上達也村長は「原発事故の経験に照らし、地震列島日本から原発をなくしていきたい」とあいさつ。会合では、安倍首相に対し、被災者の生活再建や 原発新設をしないことなど八項目の要求を決議した。 (中山高志)

東京新聞購読のご案内】
http://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/
中日新聞ご購読のご案内
http://www.chunichi.co.jp/koudoku/


★関連記事
47NEWS
トップ >http://www.47news.jp/
首長ら、原発新設しないと明言を 首相に要請へ
2013/04/28 19:07  共同通信
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013042801001743.html




ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

ゴールデンウイーク?いかがお過ごしですか??

 皆さんいかがお過ごしでしょうか??
私は、「貧乏暇なし」で??働いています。
さすがに訪問者も減り、今日は記事を減らしました。

 音楽の記事も、書かなくなると全然、書く気がしません。あれが、一番時間がかかるのです。

 さて、私は同じ内容のブログを複数管理しています。そうすると、ブログにより読者の傾向があり興味深い部分があります。また、ブログにより検索に乗りやすいブログと、あまり乗らないブログがあるようです。特に記事が古くなると、その傾向が強く出ます。

 某2ブログは、古い記事が時々読まれます。誰かが検索で記事を見つけて、それをフェイスブックやツイッターで拡散するのですネ??そうすると、その過去記事の閲覧が、ドン!!!と増えます。

 実は、私が一番望んでいるのが、これです。「毎日の定期読者は、それほど多くなくて構わない。私が、既に4000?くらいは書いた記事の中から、必要な記事や拡散すべき記事を、皆さんが探して何らかの行動をしていただきたい。」

 このブログの趣旨は、現実を広く広報するところに有ります。ですから、誰かが過去記事から有益な記事を見つけて、それを拡散していただくことが、一番うれしいです。「ブログを続けていて、良かったなア」と思う瞬間です。

  みんなが、現実に対して共通認識を持ち、原発や放射能汚染に関してに限らず「社会問題を解決して行こう」と言う意思を持たない限り、社会は良い方向には変 わりません。私自身も原発事故前は、身勝手で不心得な人間でありました。今、「そのような事ではイケない」と反省しています。ともあれ、私のつたないブロ グにお付き合いいただきまして、ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。


2013年5月2日
北の山 じろう