「北の山・じろう」時事問題などの日記

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岐阜県東濃三市・核融合科学研究所が合意締結――「調印ありきの背信行為」<週間金曜日ニュース>

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岐阜県東濃三市・核融合科学研究所が合意締結――「調印ありきの背信行為」
2013 年 4 月 22 日  5:17 PM
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 岐阜県で多くの市民団体が抗議の声を上げる中、東濃三市(多治見市、土岐市瑞浪市)と県は三月二八日、核融合発電の実験を目指す核融合科学研究所と、実験実施に合意する締結式を行なった。

 原発は核分裂利用の発電だが、核融合発電とは、超高温(一億度前後)と超高圧のドーナツ型真空容器で、バラバラのプラズマ状態にした重水素とリチウムの原子核同士を強制的に衝突させ(核融合)、生まれる熱エネルギーが水蒸気でタービンを回す発電システム。

 ところが、核融合では多量の中性子トリチウム三重水素)が発生する。市民団体「多治見を放射能から守ろう!市民の会」の井上敏夫代表は「トリチウムは、金属が熱するほど、すり抜けて外界に流出。内部被曝すると遺伝子を傷つけます」との怖れを語る。

 県内の住民が計画の存在に慌てたのは昨年一一月。研究所が、三市と県とで実験開始への同意協定を結ぶ方針を明らかにしたのだ。すると、「子どもたちを犠牲にできない」と、若い母親たちが動いた。一軒一軒を回り約二万九〇〇〇筆の反対署名を集めたのだ。

 三月二六日には一〇〇人以上の住民が県庁を訪れ、井上さんが「推進派も反対派も論議を尽くす検討委員会の設置を」との要請書を県知事宛に提出。と ころが、その翌日、県は実験への同意を明かし、翌々日の二八日に冒頭の通り締結した。井上さんは「調印ありきの背信行為」と憤りを隠さない。

 実験では一年間で五五五億ベクレルトリチウムが発生するが、「トリチウムは九五%が回収できる」と安全性を主張する研究所は、今後三年をかけて実験の準備を進めてから、九年間の実験に入る。

 安全か危険かの判断以前に「研究所や自治体とは徹底して話し合っていない」ことが住民には不満だ。ある女性は、「実験が始まる前に、赤ちゃんがいる私は引っ越します」と決めている。

(樫田秀樹・ルポライター、4月5日号)

 

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厚労省は副反応の症例に「対応の必要はない」――子宮頸がんワクチン被害訴え<週間金曜日ニュース>

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厚労省は副反応の症例に「対応の必要はない」――子宮頸がんワクチン被害訴え
2013 年 4 月 30 日  5:21 PM
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再調査拒む大阪府と市に改めて住民監査請求――「測定ミスのレベルではない」<週間金曜日ニュース>

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再調査拒む大阪府と市に改めて住民監査請求――「測定ミスのレベルではない」
2013 年 5 月 1 日  1:45 PM
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 環境ジャーナリストの青木泰氏と阪南大学准教授の下地真樹氏、大阪府民有志らが、前回の住民監査請求から約二カ月後の三月二八日、改めて大阪府・ 市に住民監査請求を行なった。岩手県のがれきを受け入れ、税金で処理するのは不当な公金の支出にあたるとして再請求に踏み切ったものだ。

 がれきを広域処理するには、がれきが発生した被災自治体で処理しきれないという前提が必要だ。廃棄物処理法に照らせば、発生した被災市町村に第一義的に処理責任がある。岩手県は、地元で処理できない理由として膨大ながれきが発生したためとしている。

 しかし、がれき広域処理の状況はめまぐるしい変化を見せている。搬出元の一つである宮城県副知事は受け入れ積極自治体として知られる福岡県北九州 市を訪問し、がれきの搬出は三月三一日をもって終了すると告げた。同県は、他に茨城県、東京都への搬出も二〇一二年度で打ち切る。広域処理をするにあたり 必要とされていたがれきの総量が当初の六分の一しかなかったためだ。実は岩手県も大幅に下方修正がなされ、静岡県に搬出している同県山田町と大槌町は、再 調査の結果、やはり二〇一二年度で終了することが決まった。驚くことに、当初予定の七分の一から一〇分の一の量しかなかったということだ。青木氏によれ ば、「もはや測定ミスのレベルではない。誤った測定だ」ということになる。

 岩手県の広域化に関する調査は応用地質株式会社が請負っている。一〇分の一にまで修正される調査の信頼性はどうなのか。応用地質社に取材したところ、同社は守秘義務を理由に回答を避けた。

 はたして広域処理を必要とするだけのがれきは本当にあるのか。前回の監査請求を適正な理由なく却下しているが、大阪府・市は受け入れ側として広域処理の正当性を証明するため、住民の請求に応じ早急に調査を行なう責任がある。

(真野きみえ・ライター、4月12日号)

 

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岩手県産のマダラから放射性物質が検出――イトーヨーカドーは「問題ない」<週間金曜日ニュース>

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岩手県産のマダラから放射性物質が検出――イトーヨーカドーは「問題ない」
2013 年 5 月 2 日  12:22 PM
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 大手スーパーマーケットで販売されている魚介類からまたしても放射性物質が検出された――。国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが実施している魚介類商品の放射性物質検査で判明したもの(三月二九日発表)。

 今回で一二回目となる検査はボランティアが大手スーパーマーケット五社の店舗で購入した魚介類商品を、第三者機関でゲルマニウム半導体検出器を用 いて測定したもの。今回、放射能汚染が確認されたのはイトーヨーカドー刈谷店(愛知県)で購入した岩手県産のマダラ(一キログラム当たり二・六ベクレル) だ。

 グリーンピースがこの調査結果をイトーヨーカドーに伝え、消費者が選択して購入できるよう商品情報の開示を求めたところ、同社お客様相談室の担当者は「国の基準値以下で、問題はない」とし、同社内における食品検査の詳細については「伝えられない」と続けた。

 イトーヨーカドーは、グリーンピースが二月に発表した「お魚スーパーマーケットランキング2」で、対象企業中唯一、魚介類商品の安全性や持続性の 確保について詳細情報を開示せず、対象五社の中で最下位にランクされている。グリーンピースの海洋生態系担当・田中真帆さんは「今回の放射能調査結果への 対応で改めて、同社は消費者への積極的な商品情報開示の姿勢がなく、安全性確保への意識が弱いことが浮き彫りとなった」と話している。

 グリーンピースでは消費者や生産者にとってよりよい流通のあり方に変えることを目指し、スーパーマーケット各社に対し対応の改善を働きかけてい る。あわせて、多くの消費者が「何を求めているか」を伝えるため、オンライン署名(URL http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/susea2/)も展開している。

(花岡和佳男・グリーンピース・ジャパン 海洋生態系問題担当、4月12日号)

 

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地下の汚染水漏洩問題で露呈した東電の限界――福島第一原発の国有化を<週間金曜日ニュース>

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地下の汚染水漏洩問題で露呈した東電の限界――福島第一原発の国有化を
2013 年 5 月 14 日  1:37 PM
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 東京電力は四月一〇日、福島第一原発の敷地内を掘って設置した地下貯水槽の使用を断念し、すべての汚染水を鋼製タンクに移すと発表した。

 東電は四月六日午前一時半に臨時会見を実施し、地下貯水槽から高濃度の放射性汚染水が漏洩したと発表。地下貯水槽は全部で七つあり、漏洩したのは 二番貯水槽だった。ポリエチレンシートを二重に敷いた構造で、貯蔵量は一万三〇〇〇トンだった。六日午前一〇時に開かれた二度目の臨時会見で、漏洩量は一 二〇トンだと説明。二〇一一年一二月の収束宣言以降、最大の漏洩量だった。

 福島第一原発では現在、メルトダウンした核燃料の冷却のために注水している水が建屋地下に溜まり、流入してくる地下水と混じり合い大量の汚染水に なっている。この汚染水から放射性セシウムを取り除き、循環注水に使用しているが処理過程で塩分や放射性ストロンチウムを大量に含む汚染水が発生。三月末 までに約二五万トンが敷地内に貯蔵され、地下貯水槽に二万四〇〇〇トンを溜めている。

 その後の会見で明らかになったのは、東電が早い段階で漏洩を認識する機会がありながら、漏洩ではない理由を検討していたため公表が遅れたことだった。

 二番貯水槽は四月三日の時点で塩素濃度(塩分を示す)が上昇していた。東電は塩素濃度を漏洩検知の手段の一つにしていたので、この時点で疑いが あったことになる。にもかかわらず東電は、放射性物質の濃度が大きく上がっていなかったことから漏洩と判断せず、発表もしなかった。尾野昌之・原子力立地 本部長代理は六日の会見で「他の要因の排除にアタマがいっていたため、漏洩と思い定めて調べていなかった」と釈明した。

 さらに七日の会見では、二番貯水槽の水位が三月から継続的に下がっていることを示すデータも発表。尾野本部長代理は水位計のデータについて、誤差 があるとする一方で、「改めて分析する中でデータを示している。さらに注意深く見ておけばよかった」と述べたが、東電の対応の遅さは明らかだろう。

 貯水槽の漏洩はその後も続いた。七日に三番貯水槽の外側で塩素や放射性物質が検出されたほか、二番から移送していた一番の貯水槽からも漏洩が始 まった。貯水槽の構造そのものに問題がある可能性が高まったが、尾野本部長代理は当初「ない袖は振れない」「状態がよいものは監視しながら使用せざるをえ ない」などと説明していた。

 一方で原子力規制委員会(原子力規制庁)の対応にも問題があった。専門家が見れば危険性が認識できる構造だったにもかかわらず、旧原子力安全・保安院も規制庁も東電の説明を追認するだけで、独自の確認をしていなかったのだ。

 東電は保安院に対し、地下貯水槽には廃棄物処分場の実績があると説明していた。しかし『朝日新聞』は「ため池にシートを敷いているようなもの。近 年の処分場ではありえないお粗末さ」との専門家のコメントを紹介。さらに『毎日新聞』は、施工した建設会社が同タイプの地下貯水槽に大量の水を貯蔵した実 績はないと報じた。

 福島第一原発では三月に、大規模な停電により使用済み燃料プールの冷却が長時間停止する事故があったばかり。停電の原因は、仮設配電盤にネズミが入ってショートしたことだった。事故発生から二年が経つのに電源という重要設備が仮設のままで、バックアップもなかった。

 こうした一連の対応を見ると、民間企業としての東電の限界を露呈したもので、少なくとも福島第一原発を先行して国有化を検討すべき時期に来ているのではないか。

 規制委は四月一〇日、七月施行予定の新規制基準の条文案を了承した。しかし新規制では、重要設備であっても工事に時間がかかるものは五年間の猶予を設けた。なぜ五年なのか、規制委で突っ込んだ議論はなかった。

 東電や政府は、溶け落ちた核燃料の取り出しに四〇年を見込んでいる。今のままでは、私たちは四〇年もの間、不安を感じ続けることになりかねない。

(木野龍逸・ジャーナリスト、4月19日号)

 

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脱原発運動を威嚇、個人に多額の損害金請求――国が経産省前テントを提訴<週間金曜日ニュース>

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脱原発運動を威嚇、個人に多額の損害金請求――国が経産省前テントを提訴
2013 年 5 月 20 日  5:38 PM
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 脱原発運動のシンボルの一つである「経産省前テントひろば」をめぐる攻防が新たな局面を迎えた。

 本誌三月二九日号で報じたとおり、国がテントに対し「占有移転禁止仮処分」を訴えていたが、二〇一二年度末である三月二九日、国がテントの撤去と 土地の明け渡しを求めて東京地裁に提訴。これに対し、経産省前テント共同代表の渕上太郎さんや正清太一さんらが四月一〇日、緊急記者会見を開いた。会見に は講談師の神田香織さんも駆けつけた。

 国は訴状で、土地の明け渡しとともに「土地使用料相当損害金」として、渕上さんと正清さんの個人に対し約一一〇〇万円の納付を求めている。

 大口昭彦弁護士は「テントの運営が二人のみにされ、他の人の主体性が無視されている」ことを指摘。個人に多額な金額を請求することは威嚇以外の何物でもなく、今回の国の提訴が「スラップ訴訟」であると述べた。

 また『朝日新聞』四月九日付で「テントの中心は、60年安保闘争に参加した元全学連のメンバーである」旨を報じたことについて、江田忠雄さんは 「確かにメンバーの中には学生運動をしていた人もいるが、福島の女性たちをはじめ北海道から沖縄まで多くの人に支援されている。“過激”と印象付けること はやめてほしい」と批判した。

 東京電力福島第一原発事故から二年余り。事故は収束するどころか、汚染水漏れ(詳細は右ページ)など課題は山積している。かりにテントを排除しても原発事故の傷が消えるわけではない。「脱原発と命を守る裁判」(渕上さん)の第一回口頭弁論は五月二三日に行なわれる。

 なお、「テントひろば」では運営費の支援を呼びかけている。

▼ゆうちょ銀行(店名:〇〇八 店番:〇〇八) 普通口座:5289163 経済産業省前テントひろば

(赤岩友香・編集部、4月19日号)

 

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スーパーマーケットで汚染された魚介類が慢性的に流通――マダラとサメからセシウム<週間金曜日ニュース>

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スーパーマーケットで汚染された魚介類が慢性的に流通――マダラとサメからセシウム
2013 年 5 月 27 日  5:13 PM
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 国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが定期的に実施している大手スーパーマーケットの魚介類放射性物質検査で、イトーヨーカドー湘南台店(神 奈川県)で購入したマダラ(岩手県産)と、ダイエー・グルメシティ高尾店で購入したモウカサメ(宮城県産)からそれぞれ七・四ベクレル、五・五ベクレル (いずれも一キログラム当たり)のセシウム137が検出された。

 原発事故以来、スーパーマーケット大手五社を対象とした全一三回にわたる検査で、放射能汚染が検出されなかったのは一回のみ。汚染された魚介類が 慢性的に市場に流通していることが見て取れる。これまで最も多くの汚染が確認されたのは西友で、イトーヨーカドーがそれに続いている。

 ただ、西友は二〇一一年末にグリーンピースに対し対応強化を約束しており、二〇一二年初めからの調査結果を見ると、イトーヨーカドーの魚介類から最も多くの放射性物質が検出されている。魚種別に見ると、この冬は岩手産のマダラからの検出が相次いでいる。

 グリーンピースは調査結果を両社に伝え、対応の強化を求めたところ、前回の調査でも放射性物質が検出されたイトーヨーカドーの担当者は「特に新た な対応をとることはない」とコメント。一方で、ダイエーの担当者は「調査をありがとうございます。今回の調査結果を受けて今後の対応を社内で検討する」と 答えた。

 グリーンピースは、魚介類の安全性や持続可能性に関する各社の意識や取り組みについて、二月に「お魚スーパーマーケットランキング2」を発表したが、今年後半に第三弾を作成する予定だ。

 なお、グリーンピースはスーパーマーケットに「消費者の声」を伝えるため、オンライン署名(URL http://goo.gl/K88XE)を実施している。

(花岡和佳男・グリーンピース・ジャパン 海洋生態系問題担当、4月26日号)

 

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福島原発告訴団が総会――「検察は厳正な捜査と起訴を」<週間金曜日ニュース>

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福島原発告訴団が総会――「検察は厳正な捜査と起訴を」
2013 年 5 月 31 日  5:16 PM
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 福島県郡山市の労働福祉会館周辺では四月二七日、毎時〇・八マイクロシーベルトを記録した。国が定める「放射線管理区域」の基準(毎時約〇・六マ イクロシーベルト)を上回るレベルである。原発事故の発生から二年が過ぎ、被災地・福島に対する世間の関心がいくら風化しようとも、放射能はやすやすと風 化してくれない。

 その同会館大ホールで同日、東京電力福島第一原発事故の責任者らを集団刑事告訴した「福島原発告訴団」の第二回総会が開かれた。福島県内をはじめ全国の告訴人二〇一人が参加し、

「なぜ検察はいつまで経っても強制捜査しないのか」

「事務局の対応は生ぬるいのではないか」

「証拠をもっと積極的に検察へ提供していくべきではないか」

 など、告訴団事務局を“鼓舞”する意見が続出。予定の終了時間を一時間もオーバーするほどの熱い議論が繰り広げられた。原発事故で放射能汚染を引 き起こした責任者たちの刑事責任がいまだ問われていないことに、告訴人たちの憤りはかえって増すばかりの様子で、会場は汗ばむほどの熱気に包まれた。

 昨年三月の告訴団結成から一年が過ぎ、告訴人の総数は一万四七一六人に達し、検察当局に対して「厳正な捜査と起訴を求める」緊急署名では全国から一〇万八〇〇〇筆以上を集めるに至っている。

 今後、告訴団では五月三一日(金)午後一時半から、東京・日比谷野外音楽堂で「福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求める大集会」を開催する予定。同日午後四時からは東京地検前での「検事激励」行動、午後五時半からは東電前での抗議行動を計画している。

 告訴団では同日、福島県からの直行バスを運行する予定だ。問い合わせは福島原発告訴団 TEL 080-5739-7279 または Mail info@1fkokuso.orgまで。

(明石昇二郎・ルポライター、5月10日号)

 

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大阪のがれき受け入れ反対運動での逮捕者裁判――出廷した警察官の証言に疑義<週間金曜日ニュース>

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大阪のがれき受け入れ反対運動での逮捕者裁判――出廷した警察官の証言に疑義
2013 年 6 月 4 日  5:37 PM
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 大阪地方裁判所で四月二二日、関西電力前で逮捕されたA氏(公務執行妨害・傷害罪)の第三回公判(石井俊和裁判長)が行なわれた。今法廷には検察側証人となる大阪府警の警察官二人が出廷し、注目を集めた。

 大阪市で、反原発運動の市民が連続逮捕されたことは物議を醸している。A氏はその最初の逮捕者だ。昨年一〇月五日に関電本社前で抗議に参加中、逮 捕された。A氏を筆頭に、延べ一〇人もの逮捕者を出した大阪府警に対し、不当な弾圧ではないかとの声が全国から上がり、一二月には憲法研究者による抗議の 声明が出された。

 証人に立った二人の警察官は、いずれもA氏から押し倒され一人は顔と肩の打撲、一人は薦骨骨折のけがを負わされたという。だが、柔道も剣道も段持 ちで公務中の状態にある警察官が、武道の心得もないA氏に容易く押し倒されるのだろうか。それも正面で向き合う状態から倒されたとのことだ。

 筆者は現場にいたB氏から目撃談を得た。B氏は個人商店に逃げ込んできたA氏が、商店の自動販売機を背に警察官に詰め寄られている様子を目撃。A 氏が退路を失って、困っているように見えたので逃がそうとしてA氏の腕を掴んだが、体勢が悪く離してしまった。そこに、唐突に警察官が後ろ向きに倒れてき たという。

 A氏の弁護人からは当日の様子を撮影した映像が証拠提出されている。映像でも目撃談同様、自動販売機を背にしてそれ以上後ずさりできず、横にスラ イドして警察官を避けるA氏を警察官が追い込んでいるように見える。警察官が市民を過剰に追い込み、事件が発生したのだとしたら本末転倒だ。

 また、被害にあった警察官の取り調べ調書に、A氏から巴投げで投げられたとの記述があることが明らかにされた。法廷証言で否定されたが、調書自体の信憑性にも疑いがもたれる。

(真野きみえ・ライター、5月17日号)

 

 

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異例の10日間の勾留延期と接見禁止処分――経産省前テントで初の逮捕者<週間金曜日ニュース>

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異例の10日間の勾留延期と接見禁止処分――経産省前テントで初の逮捕者
2013 年 6 月 5 日  5:10 PM
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 経済産業省前にテントを建て座り込みを続け、政府の原発政策に抗議している市民の一人のAさんが五月一〇日、「暴行」と「器物破損」の容 疑で警視庁丸の内署に事情聴取のため任意出頭したところ、その場で逮捕・留置された。一昨年九月のこの「経済産業省前テントひろば」設置以来、テントの関 係者が逮捕されるのは初めて。

 当日、Aさんとテント前にいたBさんの証言によれば、同省の係官三人がAさんやBさんらをビデオで撮影。そのうち一人が、Aさんの顔面すぐそばま でレンズを寄せて撮影したためAさんが「肖像権の侵害だ。なぜこんなに近づいて撮影するのか。こうやって撫でられたらいやだろう」と言いながら相手の顔に ふれたところ、この係官は「暴力だ」と叫んだという。

 係官らはその直後、警察に通報。三分後には私服刑事や機動隊員ら五〇人が押しかけてきたが、その場はテント側が事情を説明し、いったん警察は引い た。ところが、Aさんが「事情聴取のため」との丸の内署の要請を受けて署に任意で同行したところ、「省から被害届が出ている」として、逮捕されたもの。し かも東京地検は一二日、Aさんを一〇日間の勾留延期と接見禁止処分にしており、任意で事情聴取に応じた被疑者に対しては異例の扱いとなっている。

 このため、「テントひろば」の責任者である淵上太郎氏は一三日、同省を訪れ、大臣官房情報システム厚生課厚生企画室の金子洋悦課長補佐ら二人と会 見。「省側でビデオ撮影の必要がかりにあったとしても、なぜ嫌がらせのように顔のすぐ近くまでレンズを寄せて撮影する必要があったのか。暴力というなら係 官の方が問題だ」と抗議した。省側は何も釈明しなかった。

 また本誌が同企画室広報担当官に対し、(1)なぜ当日係官がビデオ撮影したのか(2)Aさんの顔を至近距離で撮影した理由は何か――について質問 したところ、(1)については「テントの撤去を省として要請している現場を記録するため」と回答。だが、(2)については「お答えできない。丸の内署に聞 いてほしい」などとして、省が被害届を出しているにもかかわらず無責任な態度に終始した。また、係官がAさんを至近距離で撮影した事実の有無についても、 「確認できていない」として明言を避けた。

(成澤宗男・編集部、5月17日号)

 

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専門家グループがパブコメで指摘――原発新規制基準は根本的問題<週間金曜日ニュース>

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専門家グループがパブコメで指摘――原発新規制基準は根本的問題
2013 年 6 月 10 日  4:54 PM
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 東京電力福島第一原発事故の収束のメドすらつかない中、パブリックコメントにかかっていた原発の「新規制基準」が五月一〇日で締め切りを迎えた。

「原子力規制を監視する市民の会」は専門家である「新安全基準監視プロジェクト」アドバイザリーグループと同日、東京・参議院議員会館で会見を開き、新規制基準の根本的な問題点を指摘した。

 そもそも同グループは、今年二月のパブコメの際、新基準の骨子案について、原子力規制委員会に四三七九件にのぼる意見を提出したが、ほとんど反映されなかった。今回の二度目となるパブコメであらためて意見書を作成した。

 意見書では(1)パブリックコメントはやり直すべき(2)原子炉等規制法を遵守して立地評価を行なうべき(3)「重大事故対処設備」に五年年猶予期間を設けるべきではない――などと指摘している。

 今回のパブコメの対象は、新基準に加え、研究開発段階での発電炉などに対する規則もあり、合計三〇〇〇ページを超す文書となっている。この大量の 文書に対して、期限は一カ月となっており「(市民の)意見を聞く気があるのか疑わしい」(市民の会・阪上武さん)。七月一八日までの新規制基準の施行をめ ざす規制委が「拙速」に進めている感は否めない。

 また元原子力安全委員会事務局技術参与の滝谷紘一氏は、新基準がこれまでの安全審査で最重要項目だった「立地評価」をやめていることを「大改悪」 だと批判。立地評価とは、原子炉の位置が周辺住民から十分に離れているかどうかを、敷地境界での被曝線量が目安以下になっているかで判断することだ。「評 価をすると多くの原発が立地審査基準に不適合となるからではないか」と滝谷氏は言う。

 会見後には、市民有志がこれら問題点を指摘したパブコメを東京・六本木にある規制委に持参した。

(赤岩友香・編集部、5月17日号)

 

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もんじゅは再開できず、敦賀原発は廃炉か――規制委の判断に揺れる推進側<週間金曜日ニュース>

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もんじゅは再開できず、敦賀原発は廃炉か――規制委の判断に揺れる推進側
2013 年 6 月 11 日  5:48 PM
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  原子力規制委員会が設けた有識者会合は五月一五日、日本原子力発電・敦賀原発2号機の建屋直下を走るDー1破砕帯を、耐震設計上考慮する活断層と認定した。

 同じ敷地内の浦底断層について、渡辺満久・東洋大学教授、中田高・広島大学名誉教授ら変動地形学者は、早い時期から原電による調査に疑問を呈して いた。二〇〇八年に原子力安全委員会で問題となり、原子力安全・保安院は原電に試掘溝調査を指示。結果、しぶしぶ活断層と認めた経緯があった。

 浦底断層から派生するDー1破砕帯も、浦底断層の活動に伴い動くことを前提にすべきで、保安院も「クロに近い」などと言っていたことから、規制委 による調査でも、早々に「クロ」の判定がなされると思われた。しかし原電は、Dー1破砕帯が新しく活動した痕跡はないと執拗に否定し、再調査結果を待つよ うにと抵抗。規制委の調査は昨年一二月に始まったが、なかなか結論が出せずにいた。

 今回規制委は、Dー1破砕帯が浦底断層に交差する付近で見つかったK断層について、活断層と認めた上で、K断層とDー1破砕帯が一連の構造である 可能性が高く、活断層であるとしている。規制委は耐震設計審査指針に従い、活動性が否定できない限りは活断層とみなす、すなわち「疑わしきは活断層」の原 則を貫いた。再調査結果を待つようにと泣きつく原電の要求を退けたことも注目に値する。

 原電は「議事運営が不公平」「結果ありきの個人的意見だ」と不満を述べ、再調査後の再審査を要求している。場外でも、経営危機を訴え、これに呼応 して自民党が規制委を批判するなど圧力をかけている。耐震設計審査指針に従えば、原発の安全上、重要な施設は活断層上に立地してはならず、敦賀原発は廃炉 にするしかない。

 大飯原発についても、規制委の調査が続けられているが、破砕帯が活断層であるという渡辺氏らの指摘に、どの有識者も否定できない状況だ。規制委は敦賀原発と同じ原則に立ち、関西電力の“だらだら調査”を待つことなく、早々に活断層の認定をすべきだ。

【もんじゅ見合わせ】

 一方、規制委がもう一つの重要な判断を下したのが、日本原子力研究開発機構が運営する高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開準備に対 する見合わせ措置(管理体制見直し)命令の決定だ(五月一五日)。約一万個の機器の点検漏れがあったためだが、これにより、もんじゅは運転再開のメドが立 たず、核燃料サイクル計画自体の根本的な見直しにつながる可能性もある。

 そもそもこの原子力開発機構という独立行政法人(本部・茨城県東海村)は「原子力ムラ」を代表する天下り団体で、今回の点検漏れの責任を取る形で 一七日付で理事長を辞任した鈴木篤之氏(一〇年八月就任)は原子力安全委員会の元委員長。いわゆる原発御用学者だ。同機構は環境省から除染事業の窓口を一 手に引き受けており、除染モデル事業で多額の予算をピンハネしたとして批判されたこともある(一一年一一月)。除染事業者選定に絡み、訴訟も抱えている。

 もんじゅは一九九五年のナトリウム漏れ事故で運転停止になって以来、一八年も動かずに約一兆円の税金を垂れ流している。試験運転中の一〇年八月に 核燃料交換装置が炉内に落下し、以後、停止状態に。一三年度内の運転再開を目指していたところ、昨年一一月に点検漏れが発覚。今回の措置命令の決定となっ た。

 もんじゅの点検については原子力開発機構の敦賀本部が実施することになっていたが、茨城県の本部と東京事務所にはこの点検内容を指導・管轄する安 全統括部が存在する。それらのいずれもが機能不全に陥っていたことになる。規制委は原子力開発機構に対し、今月二三日までに文書による「弁明」を求めてい る。同機構広報部は「弁明するかどうか検討中」というが、これでは弁明のしようがないだろう。規制委は月内にも正式に措置命令を出す予定だ。

(阪上武・原子力規制を監視する市民の会+本誌編集部、5月24日号)

 

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「エネルギー大国」への道 日本発の新植物がバイオ燃料に<dot.(AERA×週刊朝日)

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「エネルギー大国」への道 日本発の新植物がバイオ燃料に
(更新 2013/4/28 11:30)
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013042500023.html
▼全文転載

 

 日本発の新植物からバイオ燃料をつくる。週刊朝日2012年10月5日号で特報した計画が一歩前に進んだ。この新植物を使ってインドネシアで来年、燃料 の本格生産を始めることになったのだ。これが軌道に乗れば、世界のエネルギー地図が変わるかもしれない。インドネシア科学院のルックマン・ハキム長官が将 来像を語った。

「インドネシア経済は今後も順調に発展していき、2025年にはGDP(国内総生産)が現在の4倍になると見込まれています。エネルギーも食糧も需要が大きく伸びるでしょう。その供給力を高めるのに、日本発の新植物スーパーソルガムが重要な役割を果たすことになるのです」

「スー パーソルガム」は、イネ科のソルガムを掛け合わせて品種改良された。日本勢が産学協同で開発したものだ。ソルガムは、古くはコーリャン(高粱)と呼ばれて いた。早く育つのが特徴で、種まきから4カ月で高さ5メートルになる。地面から15センチほど残して茎を切っても、そこからまた育ち、3、4カ月で再び4 メートルになる。さらに切っても、3メートルまで大きくなる。

「いまインドネシアでは、ガソリンは1リットル=45円ぐらいで売られています。本来は100円ほどしますが、ガソリンや電力には国が補助金を出し、価格を低く抑えています。
 一方でスーパーソルガムによる燃料は、1リットル=50円を切ることがひとつの目標です。栽培面積を広くするほど効率がよくなってコストが下がるので、計算上の話ですが、3千ヘクタールで育てれば、1リットル=45円となる見込みはあります。

 つまり、石油を植物由来のバイオ燃料で置き換えることは、不可能ではないのです。わが国はいまのところ原子力発電所がないこともあって石油に大きく依存していますが、2030年に、エネルギー消費の8割をバイオ燃料で占めたいと考えています」

週刊朝日 2013年5月3・10日号

 

※関連記事   
実用化計画開始 日本発の新たなバイオエネルギーがデビュー
(更新 2012/9/28 12:39)        
http://dot.asahi.com/science/s-general/2012092800011.html
注目の新エネルギー「藻」は排水を浄化、油も生む!
(更新 2012/9/28 12:38)        
http://dot.asahi.com/science/s-general/2012092800010.html
「日本の貿易赤字が原発最稼働を喚起する」辛坊氏が危惧
(更新 2013/3/ 8 11:30)        
http://dot.asahi.com/business/economy/2013030500051.html
バイオマス市場は2030年までに37億トン市場へと成長する
(更新 2013/2/25 09:32)        
http://dot.asahi.com/wa/2013022500001.html
7千基のバイオマス発電所も 「脱原発」ドイツの実態
(更新 2012/10/12 07:00)
http://dot.asahi.com/world/w-general/2012101100013.html

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メバチマグロは10年で6倍の濃度に 「水銀」が増えた魚<dot.(AERA×週刊朝日)

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メバチマグロは10年で6倍の濃度に 「水銀」が増えた魚
(更新 2013/5/22 11:30)
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013052100042.html

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 日本全国どころか、世界各国から魚介類が集まり、取引金額では世界最大の東京・築地の中央卸売市場。東京都では、1973年から毎年、築地の中央卸売市場の魚介類を中心に、水銀濃度を調査している。

  73年はどういう年かというと、メチル水銀に汚染された魚介類が原因となった水俣病が問題となっていたため、国が魚介類中の水銀の暫定的規制値を「総水銀 0.4ppm、かつメチル水銀0.3ppm」と定めた画期的な年だ。自治体に検査の強化などを通知し、規制値を超えるものは販売をやめるなどの自主的規制 等を行うこととした。

 東京都の調査は、東京都福祉保健局健康安全部食品監視課が担当している。本誌では、2001年度から集計が出てい る最新10年間の東京都の調査結果を読み解き、水銀濃度の経年変化をみることにした。総水銀の検出量の最大、最小、平均の値を公表しているが、本誌では、 平均値で表を作成した。多い年では175種、少ない年でも95種について調べている。読者が興味ある、なじみのある40種類を選び、調べてみた。

  水銀の値が高いのが、刺し身で食べることの多いメカジキやメバチマグロである。漁獲地が千葉、青森、タヒチ、オーストラリアなどのメカジキは06年度から の数値しかないが、01年度から数値のあるメバチマグロをみてみると、実に6倍以上に増えている。メバチマグロの漁獲地はニュージーランド、宮城などだ。 このほかに、水銀の値が高い値で推移しているのが、キンメダイ(東京、千葉、静岡、高知、ニュージーランドなど)とクロムツ(東京、大分、長崎など)であ る。

 濃度が高い魚として、高級魚の名前が並ぶが、では、どんな魚の水銀濃度が高くなるのだろうか。有害重金属の害とデトックス(体内の有毒物質・老廃物を排出すること)に詳しい、銀座上符(うわぶ)メディカルクリニック院長の上符正志氏はこう語る。

「マグロ、メカジキ、イルカなどの大型魚に水銀が蓄積しやすい。食物連鎖の上位に位置するため、水銀を含んだ小魚を食べることによって、水銀が体内にたまっていくのです」

  東京都は、規制対象魚のうち国の暫定的規制値を超えた魚介類についても公表している。ただし、マグロ類やメカジキ、キンメダイなどは日本人の食生活を尊重 してこの規制対象魚に含まれていないため、公表されていない。10年度ではキチジ、クロムツ、ハチジョウアカムツとなっている。クロムツは近年では「常連 組」である。規制値を超えた魚が見つかった場合には、漁獲地を管轄する自治体に情報提供を行い、汚染魚の流通を防止している。

週刊朝日 2013年5月31日号

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日本人のダイオキシン摂取量低下 その理由は「魚離れ」<dot.(AERA×週刊朝日)

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日本人のダイオキシン摂取量低下 その理由は「魚離れ」
(更新 2013/5/23 07:00)
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013052200048.html

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 安全なものを、安心して食べたいという、消費者の願いは、年々強くなっていく。十数年前から問題視されているのが、ゴミの焼却などで出てくる環境汚染物 質、ダイオキシン類だ。発がん性が危惧され、最近ではマウスなどの実験で、脳への影響も認められている。ダイオキシン類などの環境毒性学に詳しい東京大学 医学系研究科・健康環境医工学部門教授の遠山千春氏は、「ダイオキシン類は微量でも何らかの影響を心や体に及ぼす。そこが問題」と、自らおこなった最新の 研究について話す。

「妊娠中にダイオキシン類に曝露されたマウスから生まれた子マウスは、成熟後、自分の置かれている環境に適応しにく く、不安やうつ傾向があるときに見られる行動をとることがわかりました」。こうした子マウスの脳の一部には、神経活動の異常が生じていることも判明。これ はあくまでも動物実験だが、人間にもこうした現象をもたらす可能性があることを知っておくことは大切だ。

 ダイオキシン類に関しては、国 は2000年に「ダイオキシン類対策特別措置法」を施行。安全性の指標となる「耐容一日摂取量(TDI:人が生涯取り続けても健康に害を与えない、1日あ たりの摂取量)」を設けた。その量は4pg-TEQ/kg体重/日(pgはピコグラム。1兆分の1g。以下単位略)だ。

 また、ダイオキ シン対策推進基本指針により、海洋や土壌などの汚染状況の調査も始まった。その結果を見ると、環境省の報告では、大気中の濃度は減少傾向にあり、厚生労働 省が実施している国民健康・栄養調査でも、日本人が食事で摂取するダイオキシン類の量は年々、減っていることがわかった。農林水産省の報告も、調査対象と なっているスズキやタチウオ、ホッケに含まれるダイオキシン類の量は、99年度の調査初回から見ると減っている。しかし、06年度からの値を個別に比較す ると、統計学的にみてスズキとタチウオは低下して横ばいだった。ホッケは10年度に増えており、「経年変化を調査していく予定」(同報告から)としてい る。

 大気汚染は改善され、われわれの摂取量も減ったが、魚介類に含まれるダイオキシン類の量はほとんど変わらない。これはいったいどう いうことだろう。海洋汚染に伴う魚介類などへの影響について調査・研究する海洋生物環境研究所の研究調査グループ研究参与の柴崎道廣氏は解説する。

「現在でも新しい発生源が見つかっています。それらも含め、過去に排出されて海底に残留しているダイオキシン類の影響ではないでしょうか」

  一方、魚介類のダイオキシン類の量が変わらないのにもかかわらず、われわれ日本人のダイオキシン類の摂取量が減ったのはなぜかも気になる。その答えの一つ が昨今の「魚離れ」にある。一般に、ダイオキシン類は空気中や食品(肉や魚、野菜など)、さらに水から摂取される。厚生労働省環境省が出す報告をまとめ ると、11年度のダイオキシン類の総摂取量は、約0.69。そのうち魚介類から摂取するものは0.63だ。ほぼ魚介類から取っているといってもいい。つま り、日本人が魚を食べなくなったことで、ダイオキシン類の摂取量が減ったということが考えられるわけだ。

週刊朝日 2013年5月31日号

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スズキは最大200倍 海底に溜まるセシウムで底層の魚は高濃度汚染<dot.(AERA×週刊朝日)

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スズキは最大200倍 海底に溜まるセシウムで底層の魚は高濃度汚染
(更新 2013/5/24 16:00)
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013052200056.html

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 今月13日、東京電力福島第一原子力発電所に地下水が流れ込んで増え続けている放射性汚染水を減らすため、地下水を海洋に放出する計画が先送りされた。 いまだ不安が残る放射能問題だが、周辺海域に生息する魚介類にどんな影響を与えているのだろうか。今回はセシウムに関して調べてみた。

 実は、2011年3月の福島第一原発事故が起こる前から、海洋汚染に伴う魚介類などへの影響について調査・研究する海洋生物環境研究所では国内にある原発の周辺海域の海水、海底土、海産生物の放射線量を測定している。当然ながら、そこには福島海域も含まれている。

 その資料を見ると、事故前(1983~2010年度)の海産生物(スズキ、メバル、ミズダコなど)の放射能濃度は1Bq(ベクレル)/kg以下を維持。チェルノブイリ原発事故があった86年度には一時的に濃度が高まったが、それでも1Bq/kgには達しなかった。

 今回の事故を受けて、どう変わったのか。同研究所では11年度以降も測定を継続しているが、今回は数値を載せたパンフレットの作成が見送られたという。

  そうであれば、同じ資料ではないが、研究所の測定の対象となっているスズキについて、水産庁が公表している報告から推測してみたい。測定値を見ると放射能 濃度は今年3月1日のもので、検出限界未満~200Bq/kg。いちばん高い濃度で考えた場合、その差は200倍にもなっている。

 この 水産庁の報告では、複数の魚種について、事故から今年3月1日までの測定値の経過が記載されている。これを見ると、海面に近い部分(表層)の魚(イカナ ゴ・カタクチイワシ稚魚)の放射能濃度は事故直後には高く、その後、大幅に低下している。これに対し、海底に近い部分(底層)の魚(マアナゴ)は依然、高 いままだ。もちろん各地の水産試験場で検査をおこない、一般食品の基準値(100Bq/kg)を超えたものについては、出荷規制している。市場に出回るこ とは原則ないが、今後、どう値が変わっていくのか注意深く見守りたいところだ。

 魚介類の種類による放射能濃度の違いについて、いまわ かっているのは、「表層の魚より底層の魚のほうが高い」「マグロなどの回遊魚には影響が少ない」「魚よりエビ・カニ、さらにイカ・タコのほうが低い」こと などである。放射線防護学の第一人者、日本大学歯学部総合歯学研究所准教授の野口邦和氏は、こう分析する。

「現在、海水中の放射性セシウ ムは希釈、拡散が進んで検出限界値まできています。ただ、セシウムは泥などに吸着して海底に沈んで存在しているので、海底の魚介類には注意が必要。イカな どで濃度が低い理由ははっきりとはわかりませんが、摂取するエサなどが関係していると考えられます。回遊魚は福島沖の海域にいる時期が短いため、汚染され にくいといえます」

 セシウム半減期原子核が壊れて半分になるまでの期間。セシウム137の場合)は約30年。しかし、実際はそれよりも早いスピードで壊れていることが、いくつかの調査で確かめられている。

  現在、国が設けている基準値100Bq/kgは健康への影響がないと一般的に評価されている数字だ。とはいえ、できるだけとらないに越したことはない。野 口氏は、「放射能の影響が消えるには時間はかかると思いますが、むやみに不安がらないこと。正しい知識をもって対応してほしい」と冷静に対応することを勧 めている。

 今回用いた数字のほとんどは、省庁や自治体がホームページで公開しているものだ。数字の読み方などは難しい面もあるが、定期 的にチェックしておくことは必要だろう。また、魚介類を食べる限り、有害物質をゼロにするのは現実的ではない。だとしたら、下ごしらえや調理法などで食品 に含まれる有害物質を減らす工夫も必要だ。

週刊朝日 2013年5月31日号

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ヒトES細胞を利用したメチル水銀の毒性評価に成功 -化学物質等の胎児期への影響を迅速に予測することが可能に-< 独立行政法人国立環境研究所健康リスク研究室>

 独立行政法人国立環境研究所健康リスク研究室
平成24年5月17日(木)
ヒトES細胞を利用したメチル水銀の毒性評価に成功
-化学物質等の胎児期への影響を迅速に予測することが可能に-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20120517/20120517.html

▼全文転載

(お知らせ)

 

  平成24年5月17日(木)
  独立行政法人国立環境研究所
 (筑波研究学園都市記者会、 環境リスク研究センター 健康リスク研究室
  環境省記者クラブ、大学記者会、 主任研究員 : 曽根秀子 (029-850-2464)
  科学記者会、文部科学記者会 東京大学 大学院医学系研究科
  同時配付) 疾患生命工学センター
  准 教 授 : 大迫誠一郎 (03-5841-1432)



国立環境研究所と東京大学の研究グループは、発育中のヒト胎児の神経細胞がメチル水銀に対して異常を起こしやすいことをヒト胚性幹細胞(ES細胞)から神経細胞を作る培養方法を利用して証明しました。 

本研究成果は、平成24年4月発行の国際学術誌「Toxicology Letters」(電子版)に掲載されました。

 

メチル水銀(注1)は 胎児性水俣病の原因物質であることが知られていますが、病態を引き起こすメカニズムは明らかになっておらず、さらなる研究が必要とされています。国立環境 研究所と東京大学の研究グループ(国立環境研究所・曽根秀子主任研究員、東京大学大学院医学系研究科・大迫誠一郎准教授)は、ヒトES細胞(注2)と マウスES細胞から成熟した神経細胞を分化させる培養方法と、数理工学的手法を利用した解析方法を開発し、メチル水銀に対するヒトとマウスの感受性を比較 しました。その結果、ヒトの神経細胞は、実験動物であるマウスの神経細胞より形態的に異常を起こしやすいことを明らかにしました。

 

この手法を利用すれば、メチル水銀のみならず他の化学物質や放射性物質などについても、特に、ヒトにおける胎児期への影響を迅速に予測することが可能となります。

 

なお、本研究は環境省環境総合 推進費(マルチプロファイリング技術による化学物質の胎生プログラミングに及ぼす影響評価手法の開発: H19-H21)、ならびに厚生労働省化学物質リスク研究事業(確率推論型アルゴリズムに対するヒト胚性幹細胞試験データ適用法の標準化に関する研究: H21-H23)の研究費で実施されました。また、この研究成果は平成24年4月発行の国際学術誌「Toxicology Letters」(電子版)に掲載されました。

 

用語説明

 

(注1)メチル水銀

 

脂溶性の物質であるため生物濃縮をうけやすい典型的な毒物。水俣病の原因物質。

 

(注2)ES細胞

 

動物の発生初期の細胞から作られる細胞で、すべての組織に分化する分化多能性を保ち、無限に増殖させる事ができる。再生医療への応用が期待されている。

 

【問い合わせ先】

 

独立行政法人国立環境研究所 環境リスク研究センター

 

健康リスク研究室 主任研究員 曽根秀子 (029-850-2464)

 

東京大学 大学院医学系研究科疾患生命工学センター

 

准 教 授 大迫誠一郎 (03-5841-1432)

 

補足説明資料

 

胚性幹細胞から神経分化培養実験による形態解析の結果

 

下 図は、胚性幹細胞が神経分化する初期の段階でメチル水銀に曝露されると、神経細胞への分化がヒトにおいてより強く抑制された結果を示したものである。青色 で染色された核の数が細胞数に相当し、赤色で染色された線維状の突起が神経突起を示している。マウス神経細胞では非曝露とメチル水銀曝露であまり変化が認 められないが、ヒト神経細胞では赤色染色の細胞と線維状突起が著しく減少していることがわかる。これらの変化を定量し、統計解析を行ったのが右のグラフで ある。

 

実験結果の顕微鏡写真と解析グラフ

 

He and Imanishi et al., Toxicol Lett
Figure 3. (A, B)より抜粋

 

確率推論型アルゴリズム(ベイジアンネットワーク)手法による
メチル水銀と幹細胞・神経細胞分化マーカー遺伝子の関係予測の結果

 

下図は、ベイジアンネットワーク解析(注1)によって得られたメチル水銀と幹細胞及び神経系列細胞マーカー遺伝子(注2)の 関係を推定したネットワークである。太字赤丸で囲まれたのがメチル水銀、楕円で囲まれた英数字の記号は遺伝子のシンボル名であり、赤矢印は活性化させる関 係に、青矢印は抑制させる関係を示している。ヒト神経細胞において、メチル水銀はNES、NODAL、HOXB4及びMTAP2の遺伝子の発現を制御して いるが、マウス神経細胞では、そのような関係が成立していないことが示された。

 

用語解説

 

(注1)ベイジアンネットワーク解析

 

不確実な情報の連鎖について、発生確率と因果関係を集計する手法

 

(注2)幹細胞及び神経系列細胞マーカー遺伝子

 

幹細胞や神経系列細胞にのみ特異的に発現している遺伝子

 

 

 

マウス神経細胞

マウス神経細胞のネットワーク図

ヒト神経細胞

ヒト神経細胞のネットワーク図

He and Imanishi et al., Toxicol Lett
Figure 5. (A, B)より抜粋

 

「放射性銀→(崩壊)→カドミウム」関連記事(2013年6月)&原発事故でカドミウム汚染! 福島イタイイタイ病の報告も

税金と保険の情報サイト

トップ>http://www.tax-hoken.com/
原発事故でカドミウム汚染! 福島イタイイタイ病の報告も
 2012年11月6日 21:00
http://www.tax-hoken.com/news_anOEezsb8a.html?right

▼全文転載

かつての公害病と同じ

福島第1原発事故による汚染は、放射性物質にとどまらない。中国に輸出したサンマからは高濃度のカドミウムが検出されており、福島県内では「福島イタイイタイ病」と呼ばれる症状も報告されている。

ネットで報告された新たな放射線障害

福島イタイイタイ病は身体中が痛み、起きていられなくなるというもの。福島県から避難した人などに発症者がいる、とネット上で報告されている。

避難生活によるうつ病ではないか、とする説もあるが、かつて1910年代から1970年代にかけて富山県で発生した公害病イタイイタイ病」と共通する部分もあり、一概にデマと決めつけることもできない。

放射性銀がカドミウム

イタイイタイ病カドミウム汚染が原因で発症する。福島第1原発の事故により拡散した物質としては、ヨウ素セシウムプルトニウムなどが有名だが、放射性銀もその一つ。

この放射性銀は壊変後、カドミウムになる。今年6月には、日本から中国に輸出した冷凍サンマから高濃度のカドミウムが検出されたため、返送される、という事件があった。

同ニュースを伝えた中国人民放送(電子版)は「福島第1原発事故によって漏れ出た放射性物質との関連を日本側は調べる必要がある」と指摘した。

外部リンク

カドミウム wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki

◆福島イタイイタイ病? togetter
http://togetter.com/li/401686

(以上、「税金と保険の情報サイト」から全文引用)

 


放射性銀は崩壊してカドミウムになる。
Mon, March 18, 2013 22:06:48
http://ameblo.jp/lizabstract/entry-11493278965.html


原発はいますぐ廃止せよ
ロシアは知っていた、放射性銀 Ag110mのカドミウムがサンマに濃縮を。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1296.html

 

はなゆー 2012年11月4日 16:43
「福島イタイイタイ病」とカドミウムと「原子炉の制御材」を結ぶ線
https://www.facebook.com/hanayuu999/posts/126393034180117


日本産サンマから重金属? 中国山東省の検疫当局
2012.6.17 20:59
http://www.peeep.us/4335bafa


iza!
2012/06/18 00:32
日本産サンマから重金属? 中国山東省の検疫当局
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/569527/


カドミウムと放射性物質 長い道のり - 北日本新聞
2012/03/14
http://webun.jp/blog/journal/2012/03/post-137.html

 

 

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