「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

図録ロシアの平均寿命の推移<社会実情データ図録>全文転載

社会実情データ図録

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図録ロシアの平均寿命の推移
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8985.html

※全文(画像を含めて)転載

 

   
   年齢別の死亡率から計算される平均寿命はその国の健康状態、経済発展、社会病理の状況を集約して示す指標である。

 欧米先進国の平均寿命(出生時の平均余命)は80歳前後であるのに対して、ロシアの平均寿命は65歳と10数歳も少なくなっている(図録1620参照)。

 こうした状況に至った推移を示す男女別のロシアの平均寿命を先進国平均(OECD高所得24カ国平均)とともにグラフにした。

 2011年の平均寿命は、男は63歳、女は75歳である。男の平均寿命が60歳代前半、すなわち定年年齢以下である点はやはり目を引く。ロシアでは年金 問題は生じないとも言われる位である。このように男性の平均寿命が短い点とともに男女差が世界一大きい点もロシアの特徴である(図録1670参照)。

 1950~60年代には、OECD諸国(高所得国のみ)と同様に平均寿命は改善に向かっていた。当時から男女差は平均以上に開いており、女性の平均寿命はOECD平均並みであったが、男性は数歳OECD平均より低かった。

 その後、ソ連邦下の計画経済期、1991年ソ連邦崩壊後の市場経済期を通じて、起伏はあるが、全体に、男女とも低下傾向をたどるとともに、男性の平均寿 命が特に低下した。女性はピーク時より3歳程度、男性はピーク時から7歳程度平均寿命が低下した。OECD諸国が全体として順調に平均寿命を伸ばしている のと比較して、著しく対照的な推移となっていた。

 こうした推移は、死亡率の上昇(特に男性)によるものであり、「1992年から2001年の間までの死者数は、例年より250万人 から300万人多かったと推定される。戦争や飢餓、あるいは伝染病がないのに、これほどの規模の人命が失われたことは近年の歴史ではなかったことである」 (国連開発計画「人間開発報告書2005」)

 時期別に見ると、経済計画期においても、1970年代に入って、平均寿命が低下する傾向となった。社会主義圏をリードする国威の発揚のため民生が犠牲に される結果になっていたといえよう。これでは国がもたないということで対策が打たれたのであろうか、1980年代に入って、平均寿命が回復しはじめた。し かし、1985年に就任したゴルバチョフが企業の独立採算制と自主管理制を導入する経済改革などペレストロイカ政策を本格実施しはじめた87年から、再 度、平均寿命は低下しはじめ、1991年のソ連邦崩壊後、1994年にかけては、急激な平均寿命の低下をみており、この時期の社会混乱の大きさをうかがわ せている。

 その後、いったんは回復に向かうかに見えた平均寿命であるが、1998年以降は、再度、一進一退の状況となった。2006年以降、やっと回復の傾向と なった。それでも、男は過去のピークまでは回復せず、なお、OECD平均にくらべて、女性では8歳程度、男性では、12歳程度も平均寿命が短くなってい る。

 ロシアは、社会システムの崩壊がもたらす大変な状況に襲われたと想像されるが、以下に、ロシアの平均寿命の短さについての要因分析を要領よくまとめている国連開発計画UNDPの報告書から引用することとする。

「死因を調べるといくつかの事実が明らかになる。ロシアでは、食事と生活様式の影響で、心血管疾患の発生率が高い。ロシアではこの 「先進国病」のほかに感染症が増加しており、結核やHIV/エイズの脅威が増大している。殺人や自殺も、アルコールの過剰摂取と密接に関連している。

 労働市場の改革、1990年代の深刻かつ長期にわたった景気後退、そして社会保障の崩壊が人々の心理的ストレスを増やす結果となったと考えられる。これ は、アルコール消費量とアルコールが原因の病気に表れている。同時に、法、秩序および治安を扱う国の制度が崩壊したことに伴い、暴力的な犯罪が増加してい る。インフォーマルな経済活動や、暴力にものを言わせた取り立ても、平均寿命低下の原因となっている。1990年代前半だけで男性の殺人被害者は2倍に増 えた。

 暴力犯罪や心理ストレスだけでなく、予防可能な感染症(とくに結核、急性腸炎、ジフテリア)の蔓延は、保健医療制度に欠陥があることを示している。公共 医療支出は、1997年から98年にかけての1年ではGDPの3.5%を占めていたが、1990年から2001年の間には平均2.9%にまで減少した。裕 福な世帯の多くは新たな民間の医療サービスに頼るようになっており、多くの貧困世帯にとっては、あらゆるところで賄賂その他の正規外の支払いを求められる ために、「無料」の公的医療サービスは手の届かないものになってしまった。

 ロシアは死亡率の動向は、21世紀初頭における人間開発の最も深刻な課題の1つを示している。」(国連開発計画「人間開発報告書2005」)

 また、WHOの報告書は、社会の状況次第で、いかに健康格差が短期間に拡大するかの例として、以下のようなロシアの学歴別寿命の推移の図を掲げている。

 これを見ると市場経済への移行過程の中で高学歴の大卒は男女とも寿命を回復する一方で、初等教育卒は大きく寿命を短くなっており、ロシアの平均寿命が低迷する中で、社会階層による健康格差も急速に広がった状況がうかがわれる。



 ロシアにおける自殺率の高さについては図録277027722774参照。自殺率ばかりでなく他殺率も高い点は図録2775参照。北朝鮮においても平均寿命の低落が見られたことについては図録8902参照。

 旧ソ連諸国の平均寿命の動きを以下に掲げる。男の平均寿命の動きを見ると、ウズベキスタンを除いて、ロシアと多かれ少なかれ似た動きを示している。



 福島第一原発の原子力事故による放射能汚染への不安が高まる中、ロシアの1993~4年の平均寿命の落ち込みを1986年のチェルノブイリ事故による放射能汚染の影響とする見方から当図録を引用する者が多くなった(例えばツイート数)。チェルノブイリ事故による放射能汚染の影響は、以下の表や地図のように、ベラルーシで大きい。

チェルノブイリ原発事故の汚染地域の住民数
  データ
集計時
汚染地域
人口(万人)
人口に占め
る割合(%)
2009年人口
(万人)
ロシア 1991.1.1 232.3 1.6 14,185
ベラルーシ 1995 184 19.0 966
ウクライナ 1995.1.1 240.4 5.2 4,601
  656.7 3.3 19,752
(注)汚染地域人口は、セシウム137の汚染レベル(キュリー/平方km)が1以上の地域住民数。人口に占める割合は世銀WDI資料により、当図録で算出。
(資料)京都大学原子炉研(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/cher-1index.html



 男の平均寿命の動きで、ロシアより影響度の大きい筈のベラルーシでロシアと比較して特に際立った平均寿命の動きとなっていない点、またベラルーシの男女 別の平均寿命の動きで、放射能汚染の影響であれば男女に違いがないはずであるが、実際は、女の平均寿命は男のような落ち込みが見られなかった点、この2点 から、平均寿命の動きに放射能汚染が影響していると見るのには無理があるだろう。

 またロシアと最も近い平均寿命の動きを示しているのはカザフスタンであるが、チェルノブイリ原発からカザフスタンの首都アスタナまでの距離は、福島第一 原発からモンゴルの首都ウランバートルまでの距離に匹敵するので、もしカザフスタンの平均寿命がチェルノブイリ原発事故の影響であるとすると、日本だけで なく中国全体が大きな平均寿命の落ち込みとなると考えなければならない。

(2006年10月11日収録、2007年6月18日更新、2008年5月29日更新、9月1日学歴別寿命推移図追加、2011年3月29日更新、4月 10日旧ソ連諸国の平均寿命追加、5月25日カザフスタンコメント、6月3日チェルノブイリ原発事故汚染地図、2012年6月22日更新、2013年7月 24日更新)

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その③ ユーリ・バンダシェフスキーら、科学的真理のために弾圧された人々

哲野イサクによる記事掲載サイト

TOP>http://www.inaco.co.jp/isaac/

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その③
ユーリ・バンダシェフスキーら、科学的真理のために弾圧された人々
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine3.html

 

※参考になる内容だと思います。是非、ご覧になるようお勧めします。

 

※一部図表

ベラルーシウクライナの人口増減(グラフ)
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/image/bu_1.jpg

また下図は、チェルノブイリ事故から10年後の1996年時点におけるセシウム137の汚染状況である。(英語Wikipedia“Chernobyl disaster”(チェルノブイリ大惨事)から引用して加工)
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/image/Chernobyl_radiation_map_1996_s.png
英語Wikipedia“Chernobyl disaster”(チェルノブイリ大惨事)
http://en.wikipedia.org/wiki/Chernobyl_disaster

 

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その①
人口が激減するウクライナ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その②
ウクライナからベラルーシ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html

 

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その① 人口が激減するウクライナ

哲野イサクによる記事掲載サイト
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人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その①
人口が激減するウクライナ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html

 

 

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その②
ウクライナからベラルーシ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html


人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その③
ユーリ・バンダシェフスキーら、科学的真理のために弾圧された人々
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine3.html

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その② ウクライナからベラルーシへ

哲野イサクによる記事掲載サイト
TOP>http://www.inaco.co.jp/isaac/

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その②
ウクライナからベラルーシ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html

 

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その①
人口が激減するウクライナ
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html

 

人口統計上の大惨事ーチェルノブイリ原発事故の影響、特にセシウム137 その③
ユーリ・バンダシェフスキーら、科学的真理のために弾圧された人々
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine3.html

チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授<Peace Philosophy Centre>

Peace Philosophy Centre
チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授
Thursday, September 29, 2011
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html

 

(一部抜粋転載)

2.7ベラルーシの各地方における住民死亡率の推移
 

2.8ベラルーシの死因構成、2008年[訳注:外部要因とは事故・犯罪死など]

ベラルーシの住民の死因のうち主なものは心臓病と悪性腫瘍である。最大死因である心臓病が統計的に有意な増加を示していること、中でもチェルノブイリ原発事故の後処理に関わった人びとの間で増加していることには不安を禁じえない(図2.9)。
食物から永久的・慢性的に摂取される状況下において、放射性核種セシウム137は甲状腺、心臓、腎臓、脾臓、大脳など、生命活動のために重要な臓器に蓄積される。これらの臓器が受ける影響の度合いは様々である。
 

2.9ベラルーシ共和国における心臓病患者数推移
 
 

数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染 <YouTube>

YouTube
数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染
http://www.youtube.com/watch?v=_8N-umYzWGs

 

公開日: 2012/07/11

http://www.sueddeutsche.de/wissen/atomkatastrophe-von-fukushima-der-weg-des-verstrahlten-wassers-1.1407442

数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染・・ 福島原発と放射能汚染に関する情報
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/549.html

福島原発事故による海の汚染状況を分かりやすく把握できる、拡散予測地図を見つけまし­た。
正直、数十年後の世界が絶望的過ぎます・・・。

*赤色の部分が基準値を遥かに上回る高濃度の放射能です。
福島原発事故から140日が経過した時点の汚染地図。

福島原発事故から約3年が経過した時の汚染予測地図です。

福島原発事故から10年後の汚染予測地図です。太平洋の全域が赤いです・・・。


10年後の放射能拡散予測地図は私も初めて見たのですが、「鳥肌が立った」と言えば良­いのか、只々、驚きました。
今から10年後ですので、私が30歳半ばになった頃には世界はこんな状況になってしま­うのかと・・・。唖然と言うべきか、太平洋全部が真っ赤に染まるとは、私の予想を上回­る汚染です。
もう、事故から1年半が経つのに、まだ、権力者の方は責任逃れに必死です。そんなこと­をしている場合ではないです!
字通り、世界の海が壊滅の危機に立たされている!

責任やお金になりふり構わずに、全力で福島原発を止めることが現状の最優先事項です!
太平洋戦争の時は日本という国を守るために全力を尽くしました。今回はそれ以上の世界­を守るために全力を尽くさなければなりません!
現在の日本政府が太平洋戦争時の政府と比べて、本気で対処しているように私は感じませ­ん。
それこそ、「瓦礫を全国で焼く」だの「原発を稼働させる」だの、政府はふざけているよ­うに私は感じます。

日本政府の方々には、世界の危機が目の前に迫っており、重要な立ち位置にあることを早­く自覚して全力で対処して欲しいところです。

★安全だと思っていた沖縄が。九州の西側=熊本が。太平洋を回り込んできた放射能汚染­水で。




01. 2012年7月12日 01:18:39 : TZvzCKkiiE
本当にこの予測地図通りになったら日本国と日本人は世界中から袋叩きに合って消滅して­しまうかも知れませんね。
今すぐに首相と東電の社長とのペアが土下座外交して周り、
一切の原子力産業からの撤退と、原発の廃炉を約束し、精一杯の後始末の努力を見て貰え­れば...
何とか許しを得られるかも? ですが。

 
(以上、文章全文転載)

原子力安全委員会「100ミリシーベルトの外部被曝で1億人中55万人が癌で死ぬ」 川内前衆議院議員が文書を入手し、暴露!<★阿修羅♪>

★阿修羅♪ > 原発・フッ素32 > 原発 劣化ウラン フッ素33
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/index.html 
原子力安全委員会「100ミリシーベルトの外部被曝で1億人中55万人が癌で死ぬ」 川内前衆議院議員が文書を入手し、暴露! 
2013 年 8 月 31 日
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/326.html

(全文転載)

 

 

原子力安全委員会「100ミリシーベルトの外部被曝で1億人中55万人が癌で死ぬ」 川内前衆議院議員が文書を入手し、暴露!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-487.html
2013/08/30 Fri. 21:55:51 真実を探すブログ


読者の方から教えて頂いたのですが、非常に興味深い情報を見つけたのでご紹介します。川内博史さん(前衆議院議員、民主党)が、内閣府原子力安全委員会(当時)から「1ミリシーベルトで1万人に0.55人が死ぬ」という文書を入手し、それを暴露しました。
この文章には「100ミリシーベルトを1万人が被ばくした時、がんで死亡すると推定される人数は55人」とも書かれており、原子力安全委員会が放射能の危険性を認識していたことを示す重要な証拠となります。


☆原子力安全委員会公表資料
URL http://www.kaze-to-hikari.com/2013/06/17/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF.pdf

http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/16046.jpg


☆何人、死ぬのですか?
URL http://www.kaze-to-hikari.com/2013/06/post-36.html

引用:
川内博史さん(前衆議院議員、民主党)は、内閣府原子力安全委員会(当時)から、1ミリシーベルトで1万人に0.55人が死ぬ、という文書を正式に入手しました。

■1ミリシーベルトというのは、1万人に0.55人が死ぬのです。10ミリシーベルトなら5.5人、100だと55人です。100ミリシーベルトまで大丈夫という人は、それを許容してしまう、ということです。


そもそも福島事故が起きるまでは、原子力施設の敷地境界における年間の許容線量は1ミリシーベルト、と決まっていました。なぜ事故がおこったら、それが緩められるのでしょうか。

福島原発事故が起きる前までは、「100ベクレルの汚染のある放射性廃棄物はドラム缶に入れてきちんと管理しなさい」となっていたものが、今は100ベク レルのものは食べてもいいです、に変わったわけです。学校の校庭の線量が年間20ミリシーベルトまで大丈夫です、と文部科学省が言っています。世界の人た ちから見ると、「日本はいったい何をやっているのだろう」というふうに思われるでしょう。

原子力安全委員会(当時)の方たちと、ミリシーベルトというのは人に対する影響のことですから、それは「人が死ぬ」ということですね、と議論しました。では死ぬというのは何人死ぬのですか?と問いつめて、正式な文書を手にするのに1ヶ月くらいかかりました。

「低線量被ばく(内部被ばく)の影響はありますよ、データがないから分からないのですよ」ということを、きちんと言った上で、「じゃあ、避難しますか残り ますか」ということを、一人ひとりの人に選択してもらう、そして、移住することを選ぶ人にはきちんと支援をする、残る方にも支援をする、というのが、本来 の意味での復興・復旧支援です。

当時SPEEDI情報を隠蔽した、菅さん、枝野さんの罪は非常に重いものがあると私は思います。発災直後、政府は大変な罪を犯してしまった。だからこそ、放射線被ばくの問題については、厳格にしていかなければならない。

■KAZE解説

この書類は、ICRPによる広島・長崎の中性子、ガンマー線による外部被ばくの数値で、内部被ばくは一切入っていません。注目すべきは、内閣府が、死者を予想する数値を公式に提示した事実です。
:引用終了


1万人で55人ということは、1億人だと55万人です!
しかも、これは外部被曝と癌患者に限定した予測値なので、白血病や心筋梗塞、循環器系異常など放射能関係の病状を含めたら膨大な数となることでしょう。私 は福島原発事故による放射能汚染被害者の総数は1000万人を遥かに超えると予想していますが、政府の中にも同じような考えをしていた方がいたということ になります。

未だに御用学者たちは「被曝総量100ミリシーベルト以下は安全」というような滅茶苦茶な話をしていますが、100ミリシーベルトの外部被曝だけでも膨大な数の死傷者が発生してしまうわけで、彼らの言っている話は大間違いと言えるでしょう。

現に福島では10万人に1人程度の小児甲状腺癌が何十人も発生しているのです。誰がどう見ても、福島原発による放射能汚染が深刻な事態を招いていることが分かります。


☆ドイツIPPNW医師が警告「首都圏は放射能汚染している」
http://www.youtube.com/watch?v=y7nKQGtNYf4

 

コメント欄から

02. 2013年8月31日 10:06:03 : uPQKynh7AA
大事なことは、被爆の期間です。
100mSVと書いてあるが、100mSV/年でもないし、100mSV/日でもない。
単に100mSV これは、どういうことかといえば、累積で100mSV浴びるとということであり、しいて言えば、100mSV/生涯です。
なので、年間許容限度が1mSVっていうのも、わかりますよね。

生涯基準!であることを理解していない人が多いです。
放射能は累積で効いてきます。なので、不要な被ばくは極力避けるのが原則です。

20mSV基準は、仮に80歳までの平均寿命として、1600mSV/障害の基準
を考えると、1ミリシーベルトというのは、1万人に0.55人が死ぬとすれば、
単純計算では、960人 約1000人が、がんで死ぬことになります(生涯で)
1万人につき1000人 10%ですね。 死ぬのが10%であれば、発がんする人だけであれば、日本人の半数ぐらいはがんになるのでしょう。

100mSV被爆でガン死亡率0.5%の被爆機関100mSVの話は、
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20110608/1307503357
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20110614/
放射線医学総合研究所が。断言しています。

 

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