「北の山・じろう」時事問題などの日記

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安倍首相の靖国参拝・・・独立国としてのプライドを持とう(平成25年12月27日)武田邦彦

安倍首相の靖国参拝・・・独立国としてのプライドを持とう(平成25年12月27日)武田邦彦
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安倍首相の靖国参拝・・・独立国としてのプライドを持とう




 

 

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秘密保護法で強引な国会運営をした安倍首相が靖国神社を参拝したので、心配している人は多いだろう。今朝の新聞には「失うものが多い」と論説にあったが、本当はどうだろうか?

 

まず第一にこのブログの「普通の歴史」のシリーズで書いたように、
1)日本は侵略戦争をしていない、
2)東京裁判というのは事実ではなく、東京リンチはあった、
3)したがって、戦犯(犯罪人)はいない、
4)南京虐殺はなかった。朝日新聞の造語である、
ということだ。

 

日本が戦ったのは、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、中国(中国だけはアジアの国で白人側についたから)であり、アジア人とは戦っていない。朝鮮とも戦っていない。だから侵略戦争というのは中国人と朝日新聞の造語である。

 

戦争に負けて、アメリカ側が「裁判」という体裁をとって日本の指導層を殺したが、法律がなく、裁判所もないのだから裁判はない。勝ったものが単にリンチをしただけだ。裁判がないから犯罪人もいない。

 

南京虐殺というのも朝日新聞の造語で、普通の戦争が行われただけだ。先の戦争で日本人の犠牲者は軍隊が200万人、一般人100万人だが、南京戦役では軍隊10万人の犠牲で民間人は1万人ぐらいだ。普通の戦争より日本軍の規律は守られていた。

 

私たちの祖先は世界的に非難されるようなことはしていない。むしろアジアの人たちからは尊敬されるべきである。白人は日本に警戒しているのも当然である。

 

国民や国の指導層が、その国のために尊い命をささげた人に敬意を表するのは大切なことだ。中国との貿易(お金)気にして私たちが大切にしなければならない人をないがしろにすることこそが日本の文化を壊すことだ。

 

アメリカがどういった、中国がどうだということに左右されず、日本人は日本人自ら判断しなければならない。

 

今、 原発にしろ、秘密保護法にしても、私たちが苦しんでいるのは「日本人としてのプライド、日本人の誠実さ」を失ったからで、「粗末なものを食べなければなら なくなっても誠実さは失いたくない」という旧来の日本文化に帰ることがもっとも大切であり、その意味で、首相の靖国神社の参拝で、このブログにその論評を 書かなければならないということ自体が哀しい。

 

(平成251227日)

 

 

武田邦彦

 


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(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ

どちらが悪い人なのだろう?  禁煙運動家と喫煙者(平成25年12月23日)武田邦彦

どちらが悪い人なのだろう?  禁煙運動家と喫煙者(平成25年12月23日)武田邦彦
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どちらが悪い人なのだろう?  禁煙運動家と喫煙者




 

 

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(この文章はタバコのことではありません)

 

気 管が弱くたばこの煙で苦しむ人はここでいう「禁煙運動家」ではない。ノルウェーの元首相に代表されるような「健康でピンピンしているが、思想的にタバコを 許さない人たち」を「禁煙運動家」という。「禁煙学会」、「禁煙科学会」などの団体もここでいう禁煙運動家に分類される。

 

「タ バコを吸うと肺がんになる」というのが正しいかどうかは別途、検討する。私は「タバコを吸うと肺がんになる」というのは「非科学的表現」と思うが、まずは 1990年ごろ禁煙運動が盛んだったころの状態をそのまま表現すると「1000人の人がタバコを吸うと1人が肺がんになる」となるので、それを前提にして 話を進める。これは過去のことなのですべての人が合意できるからである。

 

禁煙運動家は「自分はタバコを吸わないが、タバコを吸う人が肺がんになるからタバコを禁止すべきだ」という。ということは「法律で許されている成人の行為で他人に迷惑をかけないのに、自分の意見が正しいので禁止しなければいけない」ということになる。

 

人は生きていれば何らかの影響を他人に与える。道を歩いていても「うざい」と言われることはあるだろうし、「歳を取っている奴を見ると不快だ」とか、「太った女を見たくない!」という人もいるだろう。そんなことを言われたら、それこそナチス以上の暗い社会になる。

 

現代は正反対の方向にと進んでいる。あまり良い話ではないが、一次、世界的に禁止された「売春」はヨーロッパでほぼ解禁された。女性の権利が認められるようになってから、女性が何をしようがそれが第三者に迷惑をかけない限り認めようという考え方だ。

 

確かに、売春宿が街にあると町の風紀を乱すけれど、それより個人の生活の選択の方を大切にしようではないかという考え方だ。調査をすると西ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツなど)で売春が法律で禁止されている国はなくなった。

 

イギリスやフランスは昔から個人の意思での売春は法的に許されているが(暴力的に強制する売春は、売春でなくても禁止される)、ドイツは2002年に合法化された。女性の自立とともに売春ですら、女性の自由意思に任せるというのがヨーロッパの傾向である。

 

なにもヨーロッパに学べということではない。歴史的にはタバコや煙を嫌うのはアーリア人の白人系で、インディアン、アイヌ、日本民族など黄色人種とタバコの付き合いは長く、煙に対する嫌悪感も少ない。文化としては日本の文化の範囲内である。

 

ま ずは「タバコを吸ったら肺がんになるかどうかは別にして、そういう理由では社会から排斥してはいけない」ということを私たちは確認しなければならない。そ うしないととんでもなく暗い社会になる。禁煙運動の人たちの中には、「タバコを吸っている姿が気に食わない」とか、「タバコを吸っている人は傲慢だ」など という理由を言う人がいるが私はとんでもないことと思う。

 

そ れに比べると喫煙者は比較的、紳士的だ。無理難題(喫煙者の健康のために、自分が吸いたいのに罵倒される)をよく我慢してきたものだ。アイヌの習慣に「タ バコをすると気分が穏やかになるので、タバコを吸うのを勧める」ということは本当ではないかと思うほどである。アイヌは戦争をしなかった数少ない民族だ が、それがタバコと深い関係があることが指摘されている。

 

思い切った転換だが、禁煙運動家は他人の自由を自らの趣味で禁じようとする「悪い人」であることを社会的にもはっきり認め、静かに耐えている「良い人」(喫煙者)を尊敬しなければならない。

 

私たちの社会を明るくし、不当なことを少なくするには、タバコのことがすべての出発点だと私は思う。

 

(平成251223日)

 

 

武田邦彦

 


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2014年を迎えて

これまでは、原発問題と放射能汚染の健康被害をブログのテーマとしてきました。

2014年を迎え、これらの問題の事実の解明や原発問題(エネルギー問題)の方向転換には、長い時間が必要であることが理解できました。

 

今後もこれらの問題について問題提起していくつもりです。

「しかし?それだけでよいのか??」

と言う疑問も最近、持つようになりました。

 

日本の社会にも、世界にもそれ以外の問題は無数に存在します。

そこから目を背けることは、出来ません。

 

そのような意味で、原発問題や放射能汚染問題に限らず、その時々気がついた問題も取り上げていくこととしました。

 

何よりも世の中には、様々な知識・考え方があります。

優れた考え方や知識が、膨大な情報の山に埋もれています。

そういったことを、今後取り上げていこうと考えています。

 

日本人が、現在の「他人任せ」の思考方式を改めない限り、日本人に未来はなく個々人の幸せもないでしょう。