「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「もんじゅ」の危険性 その1

「もんじゅ」の危険性 その1    8月12日

まず、(美浜原発も)わずか数百メートル横に活断層が走っています。
 この断層も賀半島西岸の地形を総合的に考えると、延長19kmにおよぶ活断層(敦賀半島西岸断層)である可能性が高く、M6.9の地震を起こす危険性があります。
 しかし、「もんじゅ」も美浜原発もこの地震に耐えられるようには設計されていません。
原発の耐震設計では、直下型地震としては、M6.5、深さ10kmの地震を各原発に一律に想定しています。
過去にM6.5以上の直下地震はいくらでも発生しています。
これで、十分とは全くいえません。事実、阪神・淡路大震災では、これより遥かに強力な地震に襲われました。

しかも、原発の地盤は、「サンドイッチ地盤」と言われ大地震には弱い事で知られています。もんじゅは普通の原発よりも一段と地震に弱い構造です。

M6.5を越えると断層や大きな地殻変動が地上にまで現れる例が多く、こうなれば、原発の基礎岩盤が破壊されるのですから、どんな「耐震設計」も意味がありません。
だから、原発ではM6.5以上の地震は起きないことにしているのです。

<結論>
構造に無理があり、特に地震に非常に弱い
 高速増殖炉は、構造的にもさまざまな無理があり、特に地震に弱いという致命的な欠陥を持っています。
軽水炉の冷却水の温度は約300度ほどで運転されますが、高速増殖炉の冷却材=ナトリウムは500度以上の高温で運転されます。
このため材料の腐食や熱による変形、温度変化による衝撃など、さまざまな無理が起こります。
主な材料に使われるステンレスは熱膨張が大きいので、その影響を避けるために、
1. パイプをわざとグニャグニャ複雑に曲げ、軽水炉の10倍以上も長くする。
2. パイプや機器類をきっちり固定しないで動くように取り付ける。
3. パイプや機器類の材料は、太く薄くする。
などの無理をしなければなりません。
こういう特徴から、当然地震に合うと激しく揺れ動き破壊される危険が大きいのです。
起こるかどうかわからない地震には目をつぶらなければ高速増殖炉は造れなかったのです。
もし、大地震が起こったら・・・あきらめてもらいます。それが高速増殖炉です。

以上、脱原発講座(さよなら原発神戸ネットワーク)から引用。
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/index.html


いかがでしょう??
M6.5以上に地震が来たら、ぼぼ確実に「アウト!!」の可能性が高いと推測されます。
しかも、使用している燃料が「プルトニウム」ですから、事故が起こった時の威力は、福島原発事故など比較にならないくらい強力だと思われます。

風の向きを考えるなら、ほぼ日本列島の中央付近は横に「全滅」でしょう。
福島の場合は、放射能の大部分が、太平洋に流されたと考えられています。

「もんじゅ」の場合は、それが全部陸地に流れるのです。
更に、美浜原発・敦賀原発も同時に事故を起こす可能性すらあります。
こうなれば、「日本全滅」です。

これが、「地震」だけを考えた、「もんじゅ」の危険性です。
当然、他にも危険性は沢山あります。

参考URL
脱原発講座(さよなら原発神戸ネットワーク)
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/jisin2.html

http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/jisin3.html

http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/jisin4.html

http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/jisin5.html

http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/jisin6.html