「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

原発マネーは、麻薬と同じ・・・

 中国電力の上関原発計画をめぐって原発推進、反対派による9度目の対決となった上関町長選は25日、投開票され、推進派現職の柏原重海氏(62)=無所属=が反原発団体代表で元町議の新人、山戸貞夫氏(61)を破り、3選を果たした。福島第1原発事故の影響で上関原発計画の先行きが不透明となる中、推進派が9連勝し、同計画に期待する推進派の底力を見せた。(記事引用)
「国の判断待つ」強調、逆風かわす 原発推進の上関町長3選
47NEWS 2011/09/26 14:18 【山口新聞】
http://www.47news.jp/news/2011/09/post_20110926142122.html

皆さん、このニュースを見てどう思われますか??
青森の大間町長選挙も同じく、推進派候補が「圧勝」しました。
この理由は、補助金の交付にあります。
計画が確定し着工の段階で「補助金の交付」が始まります。
その内容を書いたブログがあります。

★「低気温のエクスタシーbyはなゆー」
上関原発の建設が決定した上関町原発交付金が予算の4分の1
http://alcyone.seesaa.net/article/227536936.html

★本音の資産運用セミナー
原発1基で地元にバラ撒かれる補助金は45年間に2455億円
http://genuinvest.net/?eid=1533
一部、引用
『補助金のモデルケースも示されていて、建設費用4500億円の最新型の原発を誘致すると45年に渡って2455億円が落ちる仕組みになっているという。うち着工から運転開始までの7年間に受け取る額は434億円だという。』
これは、モデルケースで、実際に上関町が受け取っている金額とは異なります。
しかし、町の財政規模を考えるなら「巨額」の交付金を既に貰っているのです。

以下、記事紹介。

★「原発依存は日本の現実、補助金頼りの構造」 米紙
産経新聞 2011.6.1 00:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110531/amr11053123420005-n1.htm
★航海者Lv.1のページ
原発統一地方選挙原発交付金・・・本当に原発周辺周辺住民っていうのは被害者なんだろうか???
http://koukaisya.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-2879.html

★よくわかる原子力・『電源三法交付金』
http://www.nuketext.org/yasui_koufukin.html

★「原発依存は日本の現実」と米紙 補助金頼りの構造指摘
47NEWS 
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011053101001118.html

などなど、沢山関連記事・ブログがありますので、是非、お読みいただきたいと思います。
要は、一回、交付金を受け取ってしまうと自治体の財政が交付金を算入して
予算を作るようになるため、もう止められないという現実があります。
原発事故の危険など、全然、考えません。
ひたすら交付金を欲しがるのです。

今回、原発事故が発生して、その兆円を軽く超える巨額の金銭的被害と放射能汚染が、自治体・県を越えて広範囲に及ぶことが判明しました。
それが分かって、尚、原発マネーを欲しがる原発新設計画のある自治体・県、
又、既に原発のある自治体・県は、自分たちさえ良ければ、「後は野となれ山となれ」と考えているのです。

原発新設計画のある自治体・県、原発がある自治体・県の選挙結果を見るなら
原発マネーという『麻薬』の中毒になっていると、言わざるを得ません。
これが、原発マネーの正体です。
原発マネー=麻薬』です。