「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

【口先と裏切り 橋下徹新党の正体】橋下ベイビーズ選考基準は「カネあるか」<日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
【口先と裏切り 橋下徹新党の正体】橋下ベイビーズ選考基準は「カネあるか」
2012年9月13日
http://gendai.net/articles/view/syakai/138679

▼全文引用

「日本維新の会」旗揚げ

<風任せで当選すれば儲けもん>

 12日橋下新党「日本維新の会」が旗揚げした。国会議員7人が参加し、これで国政進出を果たしたことになるが、急激な膨張路線と、次々と広げる大風呂敷には危うさが漂う。
「調子に乗っとんちゃうか」
 維新の地方議員は、最近、後援者にこう苦言を吐かれたという。アホなマスコミが世論調査で「比例投票先1位」とはやし立てるから、維新はますます天狗になる。その最たるものが、次期衆院選での「過半数獲得」宣言だ。
 衆院の過半数は241議席。維新はそれを取りにいくため、全300選挙区と比例を合わせて350~400人の候補者を擁立する方針だ。週内に、維新政治塾の塾生と議員、首長、公務員経験者を対象にした第1次公募を開始する。
 橋下人気頼みの浮動票狙いだから、選挙資金は永田町で常識とされる「1人1億円」までのカネはかからないだろう。しかし、小選挙区だけでも供託金は 300万円×300で9億円。街頭演説のやり方など選挙のノウハウを教えるスタッフも必要――普通ならこう考えるが、維新の場合は、カネもノウハウも必要 なし。風任せのデタトコ勝負なのである。
「現職以外でマトモな候補を立てるのは、関西を中心にした40~50程度の勝てる選挙区だけ。残りは落下傘候補を適当にはめていく。いま、維新塾の塾生は 『落下傘でもいいか。カネはあるか』と聞かれています。『維新の看板だけは与えるから、自前でカネを用意してもらい、当選してくれれば儲けもん』という発 想です。これなら党のフトコロが痛まない。『過半数獲得』について、橋下さんは『選挙後の他党との連携を含んだ過半数』とも言っています。実際、100議 席を取るのだって簡単ではありません」(在阪ジャーナリスト)
 維新は昨年の大阪市議選でも公募を行ったが、「優秀な元役人が『カネはあるか』と聞かれ『ない』と答えたら落とされた」(前出のジャーナリスト)とい う。“カネこそすべて”で候補者を選考した結果、維新の1期生市議は「幼稚な学級会レベル」(市政記者)だ。同じことが国政選挙でも起きる。チルドレン以 下の“橋下ベイビーズ”が大量当選しかねないのである。
 確かに民主党も自民党もヒドすぎる。かといって、ムードに流され「橋下新党」に投票すると、有権者は間違いなく後悔するハメになる。