「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

ベラルーシのゴメリ地区に見る放射能被曝によると思われる死因のうち多数を占める死亡原因

ベラルーシのゴメリ地区に見る放射能被曝によると思われる死因のうち多数を占める死亡原因
(子供に対するセシウム137の、影響の大きさ)

★放射能による健康被害は、甲状腺ガンや白血病だけでは無い事を、お知り頂きたいと思います。それは、ほんの一部に過ぎません。

★『ベラルーシは欧州全体で最大の被害をこうむった国だ。チェルノブイリ原発4号炉で起きた事故の結果大気中に放出された放射性物質の約70%はベラルーシ共和国の領土の23%以上に当たる部分に降下し、そこを汚染した』

ベラルーシの住民の死亡原因で一番多いのは、心臓病で二番目が悪性腫瘍です。文中ベラルーシの住民の死亡原因から引用。
下記、「図2.7 ベラルーシの各地方における住民死亡率の推移」を見てください。
心臓病    52.7%
悪性腫瘍   13.8%
と、なっています。

★特に注目していただきたい事。

『子どもの臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって相当の病的変化が起きている。
しかし、10Bq/kg程度の蓄積でも様々な身体系統、特に心筋における代謝異常が起きることが報告されている。』

★子どもの場合わずか、10ベクレル(1kg)以上の体内への取り込み蓄積で異常が、発生する事です。


★『Piace Philosophy Centre』からの引用
チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授」
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html
☆このURLの中に、色々な図が掲載されていますので、是非ご覧下さい。

<一部そのまま引用>

まとめると、長寿命の放射線核種セシウム137は、多数の生命維持に重要な臓器や身体系統に影響を与える。その結果、放射性セシウムの濃度に依存するプロセスとして高分化細胞が悪影響を受ける。エネルギー産出系統の破壊を基盤にしたこのプロセスは、蛋白の破壊へとつながっていく。この繋がりにおいて、セシウム137が人体に与える影響の特徴は、生命維持に重要な臓器や臓器系統の細胞内の代謝プロセスの抑制だとみられる。これは毒性組織(窒素化合物)の直接的な影響と効果、および心臓血管系の障害による組織発育の阻害とによるものである。セシウム137により人間や動物の体内に引き起こされる病理的変異をすべてまとめて「長寿命放射性物質包有症候群」(SLIR)と名付けることもできそうである。この症候群は生体に放射性セシウムが取り込まれた場合に表れる(その重症度は取り込まれた量と時間で決まる)。そして、その症候群は心臓血管系、神経系、内分泌系、免疫系、生殖系、消化器系、尿排泄系、肝臓系における組織的・機能的変異によって規定される代謝障害という形で表れる。SLIRを誘発する放射性セシウムの量は年齢、性別、そしてその臓器の機能的状態により異なる。


『子どもの臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって相当の病的変化が起きている。

しかし、10Bq/kg程度の蓄積でも様々な身体系統、特に心筋における代謝異常が起きることが報告されている。』




『 Peace Philosophy Center 』記事元

Thursday, September 29, 2011
チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患
 Y・バンダシェフスキー教授 」から転載引用
記事URL
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html

この中に「図2.7 ベラルーシの各地方における住民死亡率の推移」が、あります。
それによると
心臓病    52.7%
悪性腫瘍   13.8%
感染症    1.0%
その他の要因 14.9%
外部要因   10.7%
泌尿生殖系  0・7%
消化器系   3.4%
呼吸器系   3.0%

図2.8 ベラルーシの死因構成、2008年[訳注:外部要因とは事故・犯罪死など]から引用

ベラルーシの住民の死因のうち主なものは心臓病と悪性腫瘍である。最大死因である心臓病が統計的に有意な増加を示していること、中でもチェルノブイリ原発事故の後処理に関わった人びとの間で増加していることには不安を禁じえない(図2.9)。
食物から永久的・慢性的に摂取される状況下において、放射性核種セシウム137は
甲状腺、心臓、腎臓、脾臓、大脳など、生命活動のために重要な臓器に蓄積される。
これらの臓器が受ける影響の度合いは様々である。