「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

「内部被曝」の分かりやすい説明(1〜6)

以前、6回に分けて書きましたのを、一まとめにして掲載します。内部被曝に付いて、お知り下さい。

(1)今週は、放射能汚染と「被曝」についてです。
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077881615.html
さて、今週は「放射能汚染」と「被曝」について勉強して行きます。
今週は、難しい事は書きません。ごく基本的な事を取り上げますので「放射能汚染」と「被曝」とは、どのようなものか、お知りいただきたいと思います。

放射能汚染は、「残留放射性物質」が有るか無いかの問題です。放射能に汚染されているとは「残留放射性物質」が有ると言うことです。簡単に、「放射能に汚染」されていると理解すれば良いと思います。

空間放射線計測器があれば、土地的な汚染の有無を調べる事が出来ます。土地の放射能汚染は、面的に同じではありません。少し、離れた所は強く汚染されていてもここは、余り汚染されていないと言う事が、ごく普通にあります。

もう一つ、その地域としてある程度広いエリアを考えて、地域的にどの程度汚染されているかを知っておくべきです。

土地の汚染は、ある程度広い汚染と局地的な汚染と、二通り知っておいた方が、良いと思います。最低でも、「ある程度広い汚染」は知っておいてください。ご自分が住んでいる土地が、どの程度
汚染されているのかは、今後、生活していくうえで、不可欠の知識です。


さて、今日はもう一つ、放射線被曝がもたらす健康被害について簡単に説明します。

これは、「外部被曝」と「内部被曝」の、二通りの被曝があります。
3月〜4月に政府が、「直ちに、健康に影響はありません」と言っていたのは「外部被曝」についてです。文字どおり、自分の体の外から来る放射線によって被曝します。

もう一つ、違う被曝のしかたがあり、これが「内部被曝」です。
どっちも被曝だから、似たようなものかな???
と考えると、「大間違い」です。このように誤魔化そうとする研究者や医療関係者もいます。

しかし、このように誤魔化そうとするのは、「御用学者」と言われる、騙すのが商売の学者です。

※詳しい説明は、明日です。

★本日の結論です。突然、結論になってしまいますが、書き続けると軽く2000字オーバーするので止めます。

①被爆には、「外部被曝」と「内部被曝」の二種類があって、全く別物である。

②「内部被曝」の危険性は、非常に大きい。

このように、覚えておいてください。

★ご参考(Team Coco から引用)
(この説明が、一番分かりやすいと思います。)

6.内部被曝について知って欲しいこと
http://kingo999.web.fc2.com/naibu.html

1.放射能を正しく理解するために(PDF)
http://happy-net.jp/uploader/hosyano.pdf


☆ご参考
「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html



(2)内部被曝について学びます
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077883161.html
今日は、「内部被曝」について勉強します。昨日、
①被爆には「外部被曝」と「内部被曝」があり全く、別ものです。
②「内部被曝」の危険性は非常に高いです。

このように、説明しました。被曝とは、放射線を浴びる事を言います。
なぜ、これが人間の体に害なのか??
放射線が、細胞の遺伝子の一部を破壊してしまうからです。

外部からの放射線に対しては、(外部被曝)人間はあるていどの耐性があります。宇宙放射線に代表される放射線を、随分長い昔から、浴び続けているために、これについては、あるていど折り合いが付いているのです。但し、線量が強くなるに従って、危険度は高まります。

これに対し、「内部被曝」は、全く事情が違います。「耐性が」全くありません。

★☆外部被曝より、遥かに「内部被曝」のほうが、危険なのです。

さらに、体の内側から被曝する「内部被曝」は、逃げようがないのです。残留放射性物質(放射能と簡単に考えてもよいです)は、一旦、体内に取り込まれると24時間365日細胞の遺伝子を破壊し続けるのです。

体内に取り込まれた放射能のうち70%ぐらいは、一定期間後体外に排出され一部は体内に留まります。

この体内に残っていってしまう分が、徐々に蓄積されていって、将来の遅く発病する色々な病気の原因になるのです。5年後、10年後、20年後と人によって、病気の種類によって発病する時期は、異なります。

☆ここで、重要なポイントが、あります。
放射線被曝(放射能)により引き起こされる病気は、沢山あります。
甲状腺ガンや白血病は、ごく一部に過ぎません。
一番多いのは、「心臓病」です。
映画「チェルノブイリ・ハート」の意味は、チェルノブイリ周辺地域で多発する心臓病の事を、指しています。

このように「残留放射性物質=放射能」が体内に蓄積され続け、長い期間の後に、発病するのが、「内部被曝」を原因とする病気の特徴です。

では、その恐ろしい「内部被曝」をもたらす放射能は、どのようにして体内に取り込まれるのでしょうか??

『呼吸(息をする)と飲食物から、体内に取り込まれるケースがほとんどです。』

呼吸については、高性能のマスクをする事で防ぐ事が出来ます。
※花粉・ウイルスを防ぐ事の出来る製品。

★☆★問題は、食べ物と飲み物からの取り入れです。

これは、明日勉強します。

※放射能汚染の単位を覚えてください。
①空間線量の強弱に使う単位(外や土地の汚染に使います)
ミリシーベルト(mSv)  マイクロシーベルト(μSv)
1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト

②主に食品の放射能汚染に使う単位
ベクレル
1kgあたり、いくら  1リットルあたり、いくらある。のように使います。

③法律で、決められている被曝の上限は、内部被曝と外部被曝を合わせて、「1ミリシーベルト(年間)」です。
これは、必ず覚えてください。これを基準に、危険か危険でないかを判断します。

④今、政府の基準としている食品の汚染の上限値は、WHO基準なら、「非常時に餓死しないための上限値」だそうです。又は、「全面核戦争時に餓死しないための上限値」と言う大学教授もいます。

⑤今の日本の食品基準の、セシウムについて500ベクレル(1kg・1リットル)は、食べて良い基準のなかでも、最大限緩く決めている事を、知ってください。普通の言い方をすると、非常に危険な基準を採用しているという事です。


☆ご参考
「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html



(3)食品をつうじての「内部被曝」を防ぐ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077884464.html
さて、人体に害のある被曝について
①「外部被曝」と「内部被曝」がある。
②「内部被曝」は、非常に危険である。
③「内部被曝」の蓄積が、長い年月の後に健康被害を引き起こす。
④そして、その病気の種類は多く、なかでも心臓病が多い。
⑤「内部被曝」の原因は、呼吸と食べ物・飲み物です。

以上を、2日間で簡単に説明しました。
被曝から、身を守るためには難しい知識は必要ありません。簡単で基本的な知識を知りそれに基付いた、対策を確実に実行し続けるだけで良いのです。しかし、この基本的な部分の認識に誤りがあると、被曝対策は、ほとんどか全く意味の無いものになります。

基本を正しく知る事の、『重要性』を理解して頂きたいと思います。
放射能汚染は、今後、何十年も続くことなのです。1年や2年でどうなるものでは、ありません。

環境の中に、一番多くあると思われる、「セシウム」を考えます。半減期、放射線の強さが今の半分に減るのに必要な期間です。「セシウム137」の場合、「30年」です。
今の、50%の強さに減るまでには、「30年」必要です。
今の、25%の強さに減るまでには、「60年」必要です。
今の、12.5%の強さに減るまでには、「90年」必要です。

今後、何十年も続くと言う意味が、お分かりいただけたでしょうか??
親から子へ、子から孫へと、放射能による健康への害を避ける知識と生活習慣を伝えていく必要があるのです。今後、100年くらいの話です。もっと、長いのかもしれません。


食品の放射能の基準値については、昨日少し、話しました通り、安全には、ほど遠い設定がされています(日本政府)。どう安全でないかと言うと、水道水について言うと、大人の場合WHO(世界保健機構)の基準である、「1ベクレル(1リットル)」の300倍の基準に決められています。

セシウムについて言うと、「500ベクレル(1kg)」は、WHO(世界保健機構)の基準で言うと「非常時に餓死しないための基準の上限値」です。
意味を説明すると、非常時に「これ以外選択肢がありません。」
このような時に採用する、非常事態(全面核戦争時)を想定した基準値の、「上限」なのです。

つまり、日本政府の基準値の範囲内であるから、食品が『安全』です、などとは全然、言えない訳です。別の言葉で言うと、非常に危険なほどに放射能に汚染された食品が、「安全です」とされて、店頭で売られているのです。

何故、このような事をするのか???
本来、汚染のヒドイ地域の農家・酪農家・漁民・その他関係者について、汚染のヒドイ産品については政府又は東電が、全量買取して「破棄」して、市場に出すべきではありません。

しかし、こうすると資金が必要です。手間暇もあるでしょう。これを、するのが嫌なので、「基準を緩くして」汚染食品を、流通させているのです。

では、どの程度を基準に食べて良いか、悪いかの判断をしたら良いのか???
これは、難しい問題です。「内部被曝」に、『これ以下なら安全です』と言う数値はありません。
これを、「低線量被曝に、しきい値は無い」と専門用語で言います。分かりやすく言うと、被曝する事自体が、何らかの危険性があるという事です。

しかし、北海道を除く東日本全域が、汚染の程度の差はあれ汚染されている状況が判明しました。これは、私は6月頃から日記に書いて「内部被曝」を避けるように警告を続けて来ました。

もう、今となっては、ある程度汚染された食材を受け入れるしか道が、無くなりつつあります。多くの人が、この事実に気がつけば、汚染されていない食材は購入者が増え、絶対量が減っていくからです。


ここでは、中部大学の武田教授の考え方を紹介します。武田教授の良い点は、考え方が実践的で状況に合わせて意見を変える点にあります。今回の、非常時にあって、頑迷固陋な石頭は役に立ちません。実際に、生活の場でどうするべきなのか??これが、重要です。



☆★☆武田教授の最新の考え方は、食品について
「20ベクレル(1kg又は1リットル)」
以下を基準に考えてはどうか、と提言しています。
私も、このくらいが現状を考えれば、やむを得ない数字かな、と思います。
よりまして、武田教授の最新の考え方
★☆「20ベクレル(1kg又は1リットル)」以下
を、食品についての放射能汚染の許容値の目安としてお勧めします。

★しかし、実際には500ベクレル(1kg)」をクリアした食材が店頭で売られています。
これについて、「どう考えるべきか??」
これが、明日の課題です。
明日、説明します。

★☆★私は、過去日記で沢山書いています。
シリーズに分類した日記のうち、食品の安全性や健康被害について書いた日記を
読む事をお勧めします。特に、汚染食材の調理方法は、重要な項目だと思います。

☆ご参考

「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html




(4)食品をつうじての「内部被曝」を防ぐ(2)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077886050.html
まず認識しなくては、ならないのが政府・行政は、原発事故後、事故の規模や被害状況を小さく、少なく見せかける事に非常に熱心であった事。そして、マスコミがそれに全面的に協力してきた事である。

当然、食品汚染についても、もっとも緩い500ベクレル(1kg)の基準を訂正しようとしない。

これは、WHO(世界保健機構)基準では、「非常時に飢餓を避けるためのやむを得ない場合の上限値」である。

こんな基準が、長い期間適用されて良いわけがありません。更に、それほど危機的な状況が続いていたのかと言うと、せいぜい4月まででしょう。

どうしてそれが、今も継続しているのか???
これは昨日も書いたとおり、汚染食品を、東電・政府が全量買取しないで消費者に売りさばいて処分しようと言う考えによります。国民の健康や生命など、東電や政府には、どうでも良い事なのです。

よく考えて頂きたいのですが、急性の放射線障害の危険が、ほとんど無くなった今、残っているのは『晩発性の健康被害』なのです。これは、発症までに多少時間が経過します。推測では4〜5年後から
子供の甲状腺ガンが発症すると予測されます。

このように、放射能による晩発性の健康被害の発症まで、多少の時間的余裕があるから、今、安全基準を上限値まで緩めて食品を流通させているのです。

放射能による健康被害が発症し始める頃には、今の政治家も官僚の幹部も今の地位にいないから、責任は先送りにしているのだ。このように推測します。

つまり、政府も行政も国民の健康や安全など、ほとんど考えていないと言う事です。

これを、明確に認識しないと、どうして食品の安全を別に考えなければならないか??
が、理解できないと思います。簡単に言うと、政府の基準が、インチキだから、自分達で考えないと、自分たちの健康が確保できないと言う事なのです。

もし、現行の500ベクレル(1kg)
の基準を使い続けていたなら、何年かの後には多くの人が健康被害を発症し死に至る人も出てくるであろうという基準値なのです。

以上、長くなりましたが食品の安全基準には、このような事情があり、「メチャクチャ」な基準値が適用されている事を、理解してください。

北海道を除く、東日本全域が放射能に汚染されていると言う事は、そこで取れる農産物なども汚染の程度はあれ、放射能に汚染されていると言う事です。海産物も同じです。それが500ベクレル(1kg)以下、であれば全部、商品として流通しているのです。そして、検査すら満足にされていない現状があります。検査資機材も人員の慢性的に不足しているのです。それを補充したと言う話は聞いていません。

これらを考えるなら、全てにおいて汚染の無い食材を手に入れるのは段々、難しくなるであろうと思われます。

米について言えば、古米・古々米を確保しておいた人以外は、もう汚染のない米を確保するのは無理です。仮に、古米・古々米を宣伝していても、混ぜていない保障がないのです。産地についても同じで、汚染の無い地域の農家から直接購入するルートが、なければ入手の方法が無いのです。

では、どのように汚染食品について考えるべきなのか???
①これは、年齢層を分けて考えるべき事が一点目。
②全部、汚染の無い食品にしようとせずに食品の種類ごとに入手方法を別々に考えるのが二点目です。


もう字数がなくなりますので、①について書きます。
☆(第一グループ)絶対、汚染食品を避けるべき人たち。妊産婦、乳幼児、10歳未満の子供。
この年齢層は、若いほど放射線被爆の悪影響を受けやすく、出来うる限り汚染食材を食べさせてはなりません。最も、安全な食材を優先的に与えられるべき人たちです。

☆(第二グループ)次に、20歳未満の子供たち。この年齢層も、食材の安全については、十分な考慮をしなくてはなりません。
女性について言うと、20代後半まで注意するべきだと思います。女性は、男性より単純に「2倍」悪影響を受けると考えておいた方がよいと思います。これは、第一グループでも同じです。

以降、大人になるに従って放射能の影響は少なくなって行きます。無くなるのでは、ありません。

原則、「若い人たちに、若いほど安全な食材を優先的に与える必要がある。」と理解しておけば大体、正解です。


☆ご参考
「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html


(5)食品をつうじての「内部被曝」を防ぐ(3)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077887313.html
今日は、実際、食材を買う(入手する)にあたってどうするべきか??
を、考えて見ます。基本は、汚染が無いであろう、関西・九州・沖縄・北海道の食材を買うようにします。又は、外国産です。

①主食
米・・・新米については、特殊なルートがないと安全な新米は入手できない。
古米・古々米も今後、販売される商品は、安全とは、言い切れない。
産地偽装・袋偽装・混ぜ物の危険性は、常に存在する。

小麦・・・ほとんどが輸入原材料なので汚染は無いと考えられる。

米は、精米することと、水で研ぐ事で、かなりのセシウムを減らすことができる。
(放射能に汚染された食材の調理方法(再掲載)①(再掲載)から)

と言う事は、3回の食事のうち、2回を小麦(パン、麺、パスタ)にし1回を米食にするなどすればかなり、放射能汚染を減らせると考えられる。


②肉類
これは、信頼度「ゼロ」です。
全部、外国産をお勧めします。国内産の購入についての、アドバイスはありません。


③魚(海産物)
太平洋側で取れた魚は、徐々に汚染が確認されつつあります。
約半年後から数年、生態濃縮が起こると言われています。
回遊魚も、今後(又は既に)生態濃縮が起こると考えられます。

関西・九州・沖縄産で産地が、ハッキリ確認できる魚を選ぶべきだと考えます。

④乳製品
牛乳とヨーグルト・・・・・私は、パスします。基準値内ながら、汚染の確認されている商品もあります。
チーズとバター・・・・・成分が油であるため、水溶性のセシウムは移行しないと言われています。

④野菜
これが、大問題です。一番良いのは九州などの農家からの直接取り寄せ購入です。
スーパーなどで、買う場合は、出来る限り産地の分かる商品を選ぶようにします。
どこを、避けるべきかはお考え下さい。
外国産があれば、外国産を優先します。

野菜について、大切な事がもう一点あります。
それは、野菜の種類によって、セシウムの吸収の度合いが違うと言う事です。
例えば、関東産を買うのであれば、セシウムを多く吸収する種類を避け、吸収の少ない野菜を買うなどすると、これで大分、放射能の摂取量が違ってきます(少なくできます)。
これについては
セシウムの吸収量が少ない野菜」
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075924474.html
の中のURLに表が記載されていますので、参考にしてください。
分量が多いので、各自勉強してください。

⑥加工食品と調理済み食品
これは、基準値以下であれば、汚染食材を使用しています。何が、どれだけ使われているか全く分かりません。
生産地が外国で、外国の食材が使われたと確認できる商品以外、食べないほうが無難です。

⑦ファースト・フード、コンビニ、ファミリー・レストラン、普通の飲食店、飲食チェーン店、外で売っている弁当やオカズなど。全部、⑥と同じです。安全は全く、保障されていません。

⑧ここに、例示しなかった食品・食材も基本的に全部、同じです。放射能に汚染された地域で取れた食材は、多いか少ないかの違いは、あれど何らかの放射能汚染が有る、と考えて食材調達の参考に
してください。

⑨一部のスーパーなど(イオンなど)では、自主検査を実施しており、この品目を増やして検査内容を公表する方向であることが、昨日報道されていました。このように、自主検査して、結果を公表する店舗から購入するようにすれば、このような動きが広がるのではないか、と思います。

★消費者の『安全』を考える、小売店舗を支持する事も、今後必要ではないかと思います。

⑩今、困るのは基準値以下なら、安全とされて、500ベクレル以下どれだけ汚染されているかの情報が少ないことです。

⑪汚染食材の調理方法については、簡単に過去日記に書いてありますが、これは各自勉強してください。
放射能に汚染された食材の調理方法(再掲載)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11016392963.html
ほんのチョトした、調理の時の工夫と手間隙が、長い期間の後には大きな差となって、あなたとご家族の将来の健康に大きく影響すると思います。

⑫繰り返しですが、基本的に放射能に汚染されていない地域の産品を選ぶのを第一にしてください。
外国産があれば、外国産を優先するのも良い選択です。
選べない場合は、セシウムの吸収率の低い野菜を選んでください。吸収率の高い野菜はパスするのも有効な方法だと思います。

私が、見聞きした中で「絶対、止めたほうが良い」のは「キノコ類」です。これは、セシウムをよく吸収して育つ事が知られています。
川魚、山菜、野生動物の肉、これらも「危険」です。

★とにかく、この種類の情報に敏感であってください。

★年齢別の放射線の悪影響を、知っておいてください。
妊婦〜10歳以下の子供は、厳重に放射線被曝から保護される必要が、あります。


☆ご参考
「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html



(6)「内部被曝」の危険性の再確認
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11077888802.html
ここで、一番困る事があります。
それは、昔の協定により、WHO(世界保健機構)の活動が
放射能汚染から引き起こされる健康被害(=病気)について
独自の活動を、封じられている事です。従って、中々本当の
健康被害が、分からないようになっているのです。
以下の日記に、その事情が書いてあります。
★☆★☆{{重要}}何故、チェルノブイリの健康被害が隠されているのか???
IAEA国際原子力機関)とWHO・世界保健機構の古い協定のためです)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11014430797.html

要は、IAEA国際原子力機関)は、元々アメリカ主導で作られた、核兵器独占のための国際機関で核施設査察が本来の任務であり、放射能による健康被害の調査・把握などは、本来の仕事ではないのです。当然ながら、原発推進の立場であり、原発に都合の悪い情報は、徹底的にもみ消そうとします。それも、国際的にです。

しかし、チェルノブイリ原発事故以降、ヨーロッパの研究者が中心となって、放射能汚染の健康被害への悪影響がかなり、明らかになりつつあります。

★追記
昨年、秋にWHO(世界保健機構)の放射能汚染と病気を調査する部門は、実質的に閉鎖されました。今後は、IAEA国際原子力機関)の情報だけが、公式見解とされると思います。ますます、放射能汚染の環境や健康被害への悪影響は、隠されるようになると思います。福島原発事故の健康被害を隠すために、このような処置が取れれたのでは、ないかと推測します。

放射能による健康被害が、時間の経過とともに出てくる事に
ついては、以下の日記を参考にしてください。
チェルノブイリを直視すれば、フクシマの未来が見える!!!(再掲載)
チェルノブイリ周辺諸国の健康被害)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11037241652.html

現在、明らかにされつつある健康被害の状況については
以下の日記を、参考にしてください。

★☆★ベラルーシ・ゴメリでの、子どもの非がん性疾患の激増
チェルノブイリ原発事故で汚染が最も酷かった地域)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11065135922.html

★☆ベラルーシの放射能による健康被害について非常に良いブログがあり紹介します。
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11037597168.html

★☆放射能汚染の死亡者推定98万5千人の恐怖!!!
チェルノブイリ原発事故)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11024443483.html

※一部省略

★などなど、沢山ありますが、この問題は、とても2000字で書けるような簡単な問題では、ありません。又、関連記事も多いです。
しかし、一度は目を通して頂きたいと思います。
そうしないと、中々放射能汚染がどう健康に悪影響をもたらすのか
理解しにくいと思います。


★甲状腺ガン、白血病などは、放射線被曝により引き起こされる
病気全体の、ごく一部に過ぎないことを、理解して頂きたいと
思います。

★最も汚染のヒドイ、ベラルーシのゴメリ地区では、新たに生まれてくる新生児のうち、健康に生まれてくるのは20%以下だと言う驚くべき事実が、伝えられています。
放射能被曝に何の対策も取らなければ、将来、日本がこうならない保障は、何もないのです。

☆ご参考
「食品の安全基準について」シリーズ(1)
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075912735.html