「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

原発の脅威(テロリストに襲われたら、イチコロ!!!)

★私は、常々思うことがあります。「原発にミサイルを打ち込まれたら、どうするんだ???」
福島原発事故は、その答えを教えてくれました。「イチコロです!!!」

★原子炉と格納容器は、それなりのコンクリートや鋼鉄のガードが、あります。放射能を封じ込めるための頑丈さが、外からの攻撃にも役に立ちますし、新しい原発は、ミサイル攻撃なども想定しているようです。

★しかし、大きな見落としがあります。周辺設備を破壊したなら、核燃料がメルト・ダウンして結局、原発は、事故を起こします。これは、地震についても同じです。原子炉・格納容器にある程度の耐震補強をしても、周辺設備(配管・電源設備・冷却設備など)に耐震補強をしていなければ、結局事故が起きます。

★ストレス・テストの「インチキ」も、ここにあります。従来の、基準に多少手を加えようと、周辺設備の耐震性は考慮していません。周辺設備の耐震性を、大幅に強化しないと原発の安全性は、強化されないのです。これには、かなりの費用と工事に時間がかかります。それを、やってから再稼動問題をどうしましょうか???と言う話です。

原発推進のグループは、大体「憲法改正」や「軍備強化」の考えを持つグループと重なります。私も、憲法を「世間並み」にして、自衛隊の交戦規定を「世間並み」にする事には、反対しません。しかし、国防を言う者が、原発推進を言って、どうするのだ???と、非常に疑問を持ちます。上記に書いたとおり、原発に通常ミサイルを打ち込まれれば、事故は必至です。しかも、その規模は、今回の福島の事故をはるかに、上回るでしょう。国防を言うなら、「原発は、全部廃止にすべきだ」と言わなければ、話の筋道が通りません。

原発を警備する人間にも、大問題があります。拳銃すら持たない民間の警備会社が、警備を請け負っています。いかに、安全を「形式的に」考えているか、よく分かります。やった振りをして、ごまかしてきたのです。原発を襲うものは、自動小銃や機関銃、肩打ち式のロケット弾、最低、これくらいの武装をして襲うでしょう。どうやって、守ります???

★建物が、頑丈に作ってあるから、侵入できないと言うのは、子供だましの言い訳です。まず、今の爆薬は、爆発の威力の方向をコントロールできます。少々の、壁だのドアだのは、簡単に破壊できます。更に、現在ゲリラやテロリストが使う、『イスラエル砲撃で使用された持ち運び容易なロケット砲』のロケット弾は、2km先から発射して厚さ5メートルの鉄筋コンクリートを打ち抜く威力があるそうです。これが、ごく普通に使われている武器です。これで、核燃料プールを破壊されたら、どうなります???
ドイツの脱原発を実現したZDFフィルム『原発政策の間違い』
2012-04-30 00:15:25
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11236959466.html
第四章 防備不可能な原発テロ をご参照ください。

★現在、福島第1原発4号機核燃料プールで心配されている事が、簡単に実行できるのです。

★更に、北朝鮮の拉致問題を考えるなら、海岸にある原発をテロリストから、守る事は現実には、不可能です。簡単に侵入して破壊工作を実行できると言う事です。

原発は、ミサイル攻撃にも、テロリスト又は破壊工作者の侵入にも無力です。国防を言う者は、原発の防御も言うべきです。そして、上記で書いたとおり、現実的には、原発を守る事は不可能です。これは、既にドイツで「論理的に」証明された事です。

原発を、2〜3基破壊されたら、日本は「お終い」ですよ!!!
★これでも、原発が必要ですか???


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