★元東電技術者の木村俊雄さんの証言の、ごく一部を東京新聞が5月4日付けで報道しています。これは、YouTube上では、私が気が付いたのは、昨年5月ですが、速い段階からもっと詳しく動画が公開されていました。そして、何回も削除されました。これを、全国紙やキーテレビ局が報道していたら、どうだったでしょう???
★原発事故に対する認識も、放射能汚染の危険の認識も、全然違っていたと思います。しかし、新聞もテレビも政府の情報隠しに協力しました。マスメデイアの犯した罪は、本当に重いと思います。戦争遂行に協力した第二次大戦当時の新聞・ラジオと、何ら変わりません。それどころか、今だに原発事故の反省もなく、原発再稼動の「お先棒」を担いでいるマスメデイアが多数ある始末です。
★このようなメデイアや原発関連企業の不買運動をするべきでしょう。国民に出来る一番簡単な抗議行動です。単に、原発反対を言うだけでは、足りません。不買運動をして、「金」の面からも、締め上げなければなりません。
★遅きに過ぎるとは言え、東京新聞は、報道しました。以下、全文引用。
「津波で過酷事故 指摘はタブー」 福島第一原発元技術者証言
東京新聞 TOKYO WEB 2012年5月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012050402000077.html?ref=rank
東京電力福島第一原発で一九九一年、1号機のタービン建屋の配管から冷却用の海水が漏れ、地下一階にある非常用ディーゼル発電機が浸水して一時、使用不能になっていたことが分かった。
当時、同原発で働いていた元東電技術者の木村俊雄さん(47)=高知県土佐清水市=が証言した。トラブルがあったのは九一年十月三十日。原子炉は手動で停止され、事故には発展しなかった。
木村さんが「この程度で非常用電源が失われるなら、大きな津波が来たらメルトダウン(炉心溶融)になるのでは」と訴えたのに対し、上司は「その通りだが、津波と過酷事故を結びつけるのは安全対策の中ではタブーになっている」と答えただけだったという。
木村さんは八九年から二〇〇一年に退職するまで同原発に勤務した。〇四年十二月のインドネシア・スマトラ沖地震で大津波が発生。〇五年に福島県いわき市のミニコミ誌にこのトラブルに関する論文を寄稿し、津波で全電源を喪失して炉心溶融に至る危険性があることを指摘した。木村さんは「九一年の時に何らかの対策を考えていれば、今回の事故は防げた可能性がある」と話している。
★私も、去年から何回も記事で取り上げて来ました。もっと、速くマスメデイアが報道するべき事です。こんな事が、多すぎます。日本のマスメデイアは、『大型有害粗大ゴミ』である!!!としか言いようが、ありません。
元東電社員の内部告発(時代に口髭を生やすウェブマガジン)
2012-04-01 00:00:07
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11209411943.html
元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
2012-02-02 02:02:23
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11152769547.html
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