「北の山・じろう」時事問題などの日記

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政府と民主党は原発に関する情報をもっとオープンに!(ガジェット通信 )

★まさしく、その通りであると思います。情報公開して、広く国民の議論と意見を取り入れるべきでありましょう。それをせず、こんにちの失敗があるわけです。失敗したなら、素直に反省してよい策を求めると言う姿勢が、今政府に一番、求められている事に、気が付くべきです。

★同じくガジェット通信から全文引用。

政府と民主党原発に関する情報をもっとオープンに!
ガジェット通信 2012.04.18
http://get.nifty.com/cs/catalog/get_topics/catalog_120418001529_1.htm
政府は13日に、大飯原発の再稼働を可能と判断した。その翌日、同原発の立地県である福井県に、枝野経産相と民主党の仙谷政調会長代行が向かった。復興庁を設置するのに1年弱もかかったスローペースの政府が、原発の再稼働についてはすばやい動きを見せていることに、不自然な印象を持たざるをえない。

2012年4月14日付の福井新聞によると、「枝野幸男経済産業相は14日、福井県庁で西川一誠知事らと会談し、政府が「妥当」と判断した関西電力大飯原発(同県おおい町)の再稼働に同意するよう求めた。そして、「西川知事と時岡忍おおい町長は、大阪市や京都府、滋賀県の首長が政府の判断を拙速と批判していることに懸念を示し、国が責任を持って周辺自治体の理解を得ることが条件との考えを示した」という。

また、読売新聞は15日付で、福井入りした仙谷さんが民主党の「地元国会議員、地方議員ら約30人との会合で、大飯原発の再稼働について理解を求めた」ことを報じている。「『脱原発依存』と『脱化石燃料』を一緒にやるのは、現実の生産活動の中では、なかなか容易ならざる話だ。再稼働に向けて政治決断せざるを得ない」という仙谷さんの訴えに対し、民主党の議員さんたちがどう反応したのか。

日本経済新聞によれば、その反応は「『安全基準の作り方が拙速だ』『再稼働しないと下請け・孫請け業者がつぶれ、経済は冷え込む』などと賛否は分かれた」のだとか。枝野さんと知事らの会談内容にしろ、仙谷さんと地元議員とのやりとりにしろ、いまもっとも重要かつ必要な情報だと言っていいだろう。にもかかわらず、その断片しか伝わってこないのは、なぜなのだろう。報道する側が自主規制で伝えないのか、政府が報道に圧力を加えているのか。

いずれにせよ、原発に関するあらゆる情報を、政府はオープンにしてしまうべきであろう。党内の意思統一がとれていないこと。仙谷さんが東電や財界、官僚の意向をくんで、再稼働を進めようとしていること。ほんとうは脱原発を求めていると思われる枝野さんが、大きな力によって再稼働を推進する側にならざるをえないこと(陰謀論のようなことは言いたくないが……)。原発問題に関して、野田首相がまったくリーダーシップを発揮できていないこと。

日々の報道を追いかけていれば、そんなことは誰にでもわかる。何十年も続けてきた日本の原発政策が転換期を迎えているのだから、政府の中で議論が分かれるのは当然である。その噛み合わない議論を、そのまま国民に見せる。その上で、どう判断するのか。そうした国民の態度こそ、政府が注視すべきものであり、今後の原発政策を左右するものだと筆者は思うが、いかがなものであろう。

政府も民主党も、こと原発に関する情報については隠しすぎである。隠しているだけで、国民を不安にさせるし、不信感を抱かせる。原発で不信感を持てば、消費税にも不信感を持つのは必然。原発問題での負のスパイラルを断ち切ることが、政府と民主党に対する信頼回復のカンフル剤になると思うのは、筆者だけであろうか。


(谷川 茂)



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