「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

放射能汚染食品から、どう身を守るか(3)

★今日は、飲用水について考えます。4月1日から基準値が、やっと引き下げになりました。食品については、まだ高すぎると思います。大雑把なことについては下記のブログを参考にして下さい。
内科医が教える医者いらずな健康法
2012-04-05 13:07:19
新しい食品基準値の注意
http://ameblo.jp/lisalisanet/entry-11214205666.html

原発事故前の日本の基準値です。
●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )

★世界の基準値です。

●世界の基準値
WHO基準      10ベクレル(Bq/L)・・・ヨウ素131、セシウム137とも
ベラルーシ      10ベクレル(Bq/L)
ウクライナ       2ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)
★参考
放射能について正しく学ぼう
-- Team Coco --
(改訂版)
2.世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル 2011/5/22
http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html


★新基準(飲用水・牛乳)
牛乳セシウム50ベクレル(1リットル)
水・セシウム10ベクレル(1リットル)
水・ヨウ素131−300ベクレル(1リットル)


このようになっています。水については、セシウムは以前の基準値に戻しました。ヨウ素131については、まだWHO基準と比較しても、「30倍」です。更に、セシウムについては、放射能汚染研究の先進国と考えられるアメリカは、0.111ベクレル(Bq/L)です。ドイツは、0.5ベクレル(Bq/L)です。汚染のひどい、ベラルーシと同じレベル、ウクライナの「5倍」です。


放射性ヨウ素131の300ベクレル(1リットル)は、明確に高すぎると判断できます。

セシウム137については、微妙ですが、ウクライナの例(2ベクレル)を考えるなら、高いともいえます。アメリカ、ドイツと比較すると、明確に高すぎます。


牛乳については、水に準じて考えるべきであろうと思います。チェルノブイリ原発事故で子供の健康被害が広がったのは、牛乳の汚染を重視しなかったのが、大きな原因と考えられています。とするなら、牛乳は、日本の安全基準は信頼するべきでは、ないと思います。


ベクレル(1リットル)以下、くらいの厳しい自己基準を設けてそれを守るべきであると思います。子供に飲ませるなら、厳しく考えるべきです。牛乳セシウム50ベクレル(1リットル)の
基準で出荷されるであろう乳飲料製品は、基本的に子供に飲ませないほうが、賢明だと思います。私の個人的な意見は、大人も飲むべきでは、ないと思います。


もう一つ問題が有ります。それは、お茶です。今度は、乾燥した状態では、なく実際にお茶をいれた、いわゆる飲む状態で計測しています。それ自体は、食品の基準の10倍厳しく判定するわけですから、結構な事だと思います。しかし、水・セシウム10ベクレル(1リットル)の基準で判定するわけですから、子供に飲ませてよいとは、思えません。20歳以下の年齢の方、妊婦の方も、当然避けるべきであろうと考えます。



基本的に、20歳以下から妊婦の方までは、市販の飲料水は避けるべきであろうと思います。輸入品の水にするべきでしょう。又は、輸入された飲料製品です。飲み物は、大量に摂取しますので、特に注意が必要だと思います。どうぞ、ご注意ください。



★ドイツ放射線防護協会の提言では、食品については、「セシウム137」について、20歳以上の大人は「8ベクレル」(1kg)以下が、望ましいと言っています。20歳以下の青少年については、「4ベクレル」(1kg)以下にするべきだ、と言うのが提言内容です。これは、去年の原発事故の後の3月末頃に、出されています。(ドイツ放射線防護協会は、民間団体で公的機関ではありません。)
日本における放射線リスク最小化のための提言
http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf


★ドイツ、アメリの飲用水の基準や、ドイツ放射線防護協会の提言も一つの参考になると思います。簡単に言うと、厳しく出来る部分は、厳しくした方が無難だと言う事だと思います。自分でコントロールできる部分は、できるだけ厳しくして、米のように自分ではコントロールできない部分は、汚染の少ない食材を選ぶようにする事と、汚染を減らす下ごしらえ調理方法をするのが望ましいと思います。

★主食についての参考資料です。
財団法人・原子力環境整備センター
環境パラメータ・シリーズ4
1 -4. 放射性核種の各種食品からの除去の傾向
1 -4 -1 . 米麦(ここに、米の事が書かれています。参考にして下さい)
http://www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_1.pdf

※又、食材の調理方法ほかいろいろな事が書いてありますので時間のあるときに、全部お読みになるのが、宜しいと思います。

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ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
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