「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

食品の放射能汚染検査の機器や地域により「検出限界」違う事を知ってください。

★これは(「検出限界」)ご存じない方は、『是非、知っておいて下さい』。非常に『大事』な事です。

「検出限界」とは、その機器で測れる汚染の下限のことを言います。「検出限界」は、汚染(放射性物質)を調べる機器の能力や設定によって、かなり違ってきます。「検出限界」を高く設定する、あるいは機器に低い汚染を計測する能力が無い場合、「検出限界」以下の汚染は、検出されないので、「汚染は無い」と言う事になるのです。当然、公式発表も「汚染は、検出されませんでした」と言う事になります。

★仮に、「検出限界」を50ベクレル(1kg)に設定すると、それ以下の汚染は、あっても検出されないのです。49ベクレル(1kg)汚染があっても、「汚染は、ありません」と言う事になってしまうのです。「検出限界」を高く設定されると、安全(汚染がない)と思って食べた食品が、実は汚染されていました、と言うケースもごく当然に出てきます。

★つまり、基準値以下の汚染食品を消費者に食べさせる、法律の範囲内のテクニックです。「食べさせてしまえば、こちらの勝ち」と言う考え方です。大体、政府や国家行政、地方自治体には、このような考え方をしているところが、多いのではないかと推測します。

★「安全です」を鵜呑みにしては、「ダメです」と言う事です。以下の記事を書きました。
トマトの放射能汚染が、大丈夫だと思えない件 (本当の食品 放射能 汚染) 
2012-05-28 06:39:21
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11262502348.html

この中で、「検出限界」について例示しています。
茨城県「20ベクレル」とか「25ベクレル
群馬、栃木は「10ベクレル
福島県や千葉県ですと、「50ベクレル
埼玉県は「40ベクレル
ビニールハウス(施設栽培)「5ベクレル
東都生協の独自検査 おおむね2ベクレル


★これだけ地域や組織によって違うのです。一番高い、{福島県や千葉県ですと、「50ベクレル」}と一番低い{東都生協の独自検査 おおむね2ベクレル}を考えてください。

★25ベクレル(1kg)食品が汚染されていた場合、福島県や千葉県では「汚染が無い」と言う事になります。東都生協では、25ベクレル(1kg)の汚染があります、と言う事になります。

★内部被曝は、避けるか、出来うる限り少なくする事が、今後切実に求められます。特に、小さなお子さん・乳幼児・妊婦さん・10歳以下の児童は、放射能の悪影響を受ける度合いが年齢が低下するのと比例して大きくなります。

★以上を、考えるなら「検出限界」の数値の高い(高く設定している)計測機器を使っている地域の産物は、食べるべきでは無い事が、ご理解頂けると思います。

★食材・食品の汚染の計測を実施していて、かつ放射能検出の性能の高い(低い数値を設定できる)計測機器を使っている小売店舗から、食材・食品を購入するようにしないと、どれだけ放射性物質を体内に取り入れているのかが、判断出来ません。

★私の個人的な考えでは、「主食に関しては」、20ベクレル(1kg)未満(大人)にするべきだと思います。他の食材にしても、50ベクレル(1kg)未満(大人)が、許容の上限でしょう。あくまで、私の個人的な考えです。しかも、これなら致し方ないかな??と言う考えです。そう考えるなら、現行の新基準も、基準としては、甘過ぎます。

原発事故前の日本の基準は、1つの核種につき「10ベクレル・1kg」以下です。本来なら、これを基準に考えるべきです。ウクライナにしても、非公式には「高く基準を設定しすぎた」と考えている学者もいるようです。「高く基準を設定しすぎた」ために発病者や死亡者を増やす結果になったと言う事です。

★「検出限界」の性能の高い計測機器を使っているかどうか調べ、低い「検出限界」を設定している所の食品・食材しか買わないような心がけが、必要です。

★そして、もう一つ、その中でも出来うる限り汚染の少ない食材・食品を常に選ぶ事を心がける事です。それが、ご自身とご家族の将来の健康被害のリスクを減らす事につながります。



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