「北の山・じろう」時事問題などの日記

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美浜原発の運転継続 活用不可欠も拙速批判の恐れ(MSN Japan産経ニュース) 2012-06-08 05:02:28

★昨日の「読売新聞」に続いて、「産経新聞」も美浜原発の40年使用後の延長使用について慎重に考えるべきだとの記事を掲載しています。どちらの新聞も、バリバリの原発推進新聞です。その新聞にしても、こう書かざるを得ないと言う事なのでしょう。

★常識で考えるなら、40年使用した原発は廃炉にするべきであり、最低でも「新規制庁」の発足を待ち、その判断を見るのは、当然の事です。現在の、原子力安全・保安院に審査能力は、「皆無」です。手続きが、問題ないから、OKと言うのは、これまでと全く同じであり、余りに「形式的」に過ぎます。それが、事故の大きな原因になっているのを、何故、問題視しないのか、大いに疑問です。

MSN Japan産経ニュース
美浜原発の運転継続 活用不可欠も拙速批判の恐れ
2012.6.6 13:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120606/biz12060613210012-n1.htm

 原子力安全・保安院は6日、運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町)の運転継続を認める方針を固めたが、新たに安全規制を担う原子力規制庁の発足を待たず、現行の手続きで稼働を進めれば、今後、批判が高まる可能性がある。一方で、電力不足の解消のためには安全性が確認された原発を有効活用することが不可欠だ。保安院は難しい判断を迫られる。

 関電は昨年7月、美浜2号機の運転を今後20年行ったと仮定したうえで、機器や構造物の健全性を確認した評価報告書を保安院に提出し、運転継続を申請。保安院は今年4月に同原発への立ち入り調査を行い、安全性をおおむね確認している。今回の専門家委員会を経て、運転継続を容認する方針だ。

 ただ、政府は原発の運転期間を原則40年、基準を満たせば最長20年延長できるとする原子炉等規制法改正案を今国会に提出しており、現在審議中。保安院に代わり安全規制を担う規制庁もまだ発足しておらず、新たな判断基準や組織が定まらないまま、現行制度のもとで稼働を認めれば「拙速」との批判が高まる恐れもある。

 とはいえ、関電管内の電力不足は深刻化しており、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼働したとしても、需給は綱渡り状態が続く。安全性が確認された原発の利用が喫緊の課題となっている。

関連記事
美浜2号機「40年超」認可へ…保安院
(2012年6月7日読売新聞 )
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120607-OYO1T00438.htm?from=top

時事通信- ‎(2012/06/06-18:41)
美浜2号機、10年延長可能=保安院が提示、老朽化評価「妥当」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012060600807

47NEWS - ‎
保安院、40年超運転を容認へ 関電美浜原発2号機で
2012/06/06 10:56 【共同通信
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060601001048.html
★ご参考
大飯再稼動へ再提言「脱原発 道筋示せ」(読売新聞)
2012-06-07 06:22:05
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11271047956.html