「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

小出裕章6/13(2)(3)(4)もんじゅ今後の運転のため試験計画を1億円で発注

YouTube 動画(1)と内容同じ
20120613 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0M8eqt_zHds


書き起こし
「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年06月14日12:01
もんじゅ 今後の運転のため試験計画を1億円で発注「1度でも動かしてしまいますと超優秀な核兵器材料のプルトニウムが手に入ります」 小出裕章6/13(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65810470.html

2012年6月13日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。
もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構が、今後の運転を目指して試験計画を1億円で発注していたことについて言及しました。
▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

=====
※「自民党 廃炉40年に反対「呆れた人たちだと言うしかありません」小出裕章6/13(1)」からの続き

水野「保安院の存在があるわけですが。え…今度もんじゅについて伺いたいと思います」

小出「はい」

水野「福井県にあります高速増殖炉もんじゅ、これあの小出先生おっしゃってたみたいに、どんなに長いあいだお金をかけてやっても、うまくいかない」

小出「そうです」

水野「ということわかったんですね」

小出「そうです」

水野「だからもう廃炉にしましょうという方向なんですよね」

小出「…いずれにしてもまあ長くは動かない、のですが。」

水野「ええ、ええ」

小出「日本というこの国はまぁ、メンツというものがあるのかもしれませんし」

水野「メンツ」

小出「はい。1度でも動かしてしまいますと、超優秀な核兵器材料のプルトニウムが手に入りますので。とにかくなんとしてもやりたいのだと思います。」

水野「はあ。これ廃炉も含めて研究開発計画を見直すとされているはずなんですが。」

小出「はい」

水野「なんかですね、試験運転できるかもしれないその日のために備えて、日本原子力研究開発機構が、契約をプラントメーカーと1億円ほどで結んでいた…」

▼もんじゅ:試験計画1億円発注 存廃論議中に原子力機構− 毎日jp(毎日新聞)

『廃 炉も視野に研究開発計画の見直しが進められている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の試験運転再開が可能になった場合に備え、日本原子力研究開 発機構が今年3月下旬、試験計画作成などの契約を計約1億円で複数のプラントメーカーと結んでいたことが分かった。東京電力福島第1原発事故後の原子力政 策見直しに伴い、もんじゅの試験運転再開は今年度予算への計上が見送られたが、今回の契約は昨年度予算を使って駆け込みで行われていた。』

小出「ああ、はい(苦笑)。」

水野「試験計画を作成するなど、もう契約を結んでいたって話です。やる気満々ってことじゃないですか」

小出「ということですね。だいたいそんなことが許されること自身がおかしいと思いますけれども。勝手に契約までしてしまうという、まあ原子力ムラというものの体質なのだと思います」

水野「うーん。ではもう1つ。SPEEDIについて、なんですが。新しいことが分かって来ました。え…これは、事故すぐあとからですね、小出さんはみなさんの住民の避難のために公表するべきだとおっしゃっていたんですが」

小出「はい」

水野「実際には4月25日まで全容は明らかにされませんでした」

小出「はい」

水野「で、文部科学省のいいわけはですね、これはあくまで予測だから、現実とは違うんだ、だから当時の状況では公表しなかったのもしょうがないんだと。」

小出「はい」

水野「ということを言っていたんですが。」

小出「はい」

水野「ここへきまして。」

小出「はい」

水野「事故直後に、文部科学省は職員を派遣して、福島で放射線量を測定していたんですが」

小出「はい」

水野「その時、どこに行って測定したらいいかということを、SPEEDIに基づいて、職員に指示を与えていたんだそうです」

=====
続き:SPEEDI 事故直後 文科省が調査に生かしたが避難に生かさず「30年近い歳月をかけて、開発してきた/実際に一部は使った」小出裕章6/13(3)

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「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年06月14日12:03
SPEEDI 事故直後 文科省が調査に生かしたが避難に生かさず「30年近い歳月をかけて、開発してきた/実際に一部は使った」小出裕章6/13(3)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65810471.html

2012年6月13日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。
SPEEDIの予測結果を、事故直後に文科省が、測定地選定のために使っていたことについて言及しています。

=====
※「もんじゅ 今後の運転のため試験計画を1億円で発注「1度でも動かしてしまいますと超優秀な核兵器材料のプルトニウムが手に入ります」 小出裕章6/13(2)」からの続き

水野「うーん。ではもう1つ。SPEEDIについて、なんですが。新しいことが分かって来ました。え…これは、事故すぐあとからですね、小出さんはみなさんの住民の避難のために公表するべきだとおっしゃっていたんですが」

小出「はい」

水野「実際には4月25日まで全容は明らかにされませんでした」

小出「はい」

水野「で、文部科学省のいいわけですね、これはあくまで予測だから、現実とは違うんだ、だから当時の状況では公表しなかったのもしょうがないんだと。」

小出「はい」

水野「ということを言っていたんですが。」

小出「はい」

水野「ここへきまして。」

小出「はい」

水野「事故直後に、文部科学省が職員を派遣して、福島で放射線量を測定していたんですが」

小出「はい」

水野「その時、どこに行って測定したらいいかということを、SPEEDIに基づいて、職員に指示を与えていたんだそうです」

時事ドットコム:測定地選定にSPEEDI利用=原発事故時、非公表の一方で−文科省

小出「はい」

水野「つまりSPEEDIには意味があるということをわかってたんですよね」

小 出「もちろんです。そのために、え…何年かな、もう30年近い歳月をかけて、開発してきたわけですし。もちろんあくまでも予測ですけれども。その予測を 時々刻々やりながら住民を被曝から守るというそういうシステムだった、のです。え…SPEEDIの担当者たちは不眠不休で計算を続けていたはずですし。そ の結果はもちろん使えるはずの結果だった、し。実際に一部は使った」

水野「使ってたんですよね」

小出「はい。それでも住民には知らせないで隠したということです」

水野「ええ、そんなことがようやくわかってきた今なんですが」

小出「はい」

水野「近藤さん」

近藤「はい」

水野「もう再稼動へのこの道のりは止められないんですか」

近藤「うーん、なんかもう、逆戻りし始めたですね。僕あのこないだの大飯再稼動の、野田さんの、言葉にはもう本当に……。先生」

小出「はい」

近藤「あのう、僕の、これは直感なんですけどね」

小出「はい」

近藤「野田さん…はアメリカへ行って、オバマ大統領とその他、こう、いろいろと話して帰ってきているわけですよね」

=====
続き:アメリカの原発再稼動への意向と野田首相の再稼動会見「日本の原子力が潰れれば、吸い上げてきた利益が失われる」小出裕章6/13(4)


「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年06月14日12:04
アメリカの原発再稼動の利害と野田首相の再稼動会見「日本の原子力が潰れれば、吸い上げてきた利益が失われる」小出裕章6/13(4)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65810473.html

2012年6月13日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。
アメリカの原発再稼動の利害と野田首相の再稼動会見につい言及しました。

=====
※「SPEEDI 事故直後 文科省が調査に生かしたが避難に生かさず「30年近い歳月をかけて、開発してきた/実際に一部は使った」小出裕章6/13(3)」からの続き

近藤「野田さん…はアメリカに行って、オバマ大統領とその他、こう、いろいろと話して帰ってきているわけですよね」

▼これが再稼動への脅しの最終形態か? アメリカが再稼働しろと脅してきたから再稼動しよう! と主張する日本経済新聞 :ざまあみやがれい! メールマガジン

小出「はい」

近藤「で…ここまで僕あの、逆戻りするとは思ってなかったんだけど。アメリカ側から見てね、日本のこの原発再稼動っていうのは、極めてOKであるっていう説明っていうのはつきますか」

小出「そうだと思います。要するに日本というのは」

近藤「うん」

小出「米国から手取り足取り教えてもらってきたわけですし。米国が日本に原子力を売り込んで利益を吸い上げてきたという、そういう関係ですので。これからも日本が原子力をすすめるということは米国は金儲けができるということですから。やらせたい、のだろうと思います。」

近藤「うん。僕は一番言うことを聞くのは、民主党政権は自民党よりもアメリカだと思ってるんですけどね」

小出「はい」

近藤「う…沖縄の対応見たって皆そうなんだけど」

小出「はい。そうでしたね」

近藤「なるほど。わかりました」

小出「はい」

水野「今のじゃあ、裏返しに言うと、再稼動は極めてOKというアメリカは、最稼働しなければ極めてNGっていうことですかね」

小出「そうですね。日本で原子力が潰れるようなことになれば、日本から吸い上げてきた原子力関連の利益というものが失われるということになります」

近藤「つまりあの…80キロ圏内でバタバタバタバタアメリカもしてたわけですよね」

小出「そうですよね」

近藤「で、しかしそういうことは覚えてるわけだけど。」

小出「はい」

近藤「要するに、すべてアメリカも、なんちゅうか経済の原則っていうか、金儲けの形で動いていると」

小出「はい。まあ私より近藤さんのほうがこういうことはよく、ご覧になってるんだと思いますが。今の世界はどうも、カネが、最高の価値、を決める基準になっているように思い…」

近藤「いやあほんとそう思いますねえ。」

小出「はい」

近藤「僕は政治、よりやっぱ経済が、すべてを動かしてるなってことが、ほんとうになんか最近よく、感じるんです」

小出「はい」

近藤「うーん。」

水野「小出さんは野田総理のあの時の再稼動を説明する会見」

▼「大飯再稼働すべき」総理会見ノーカット1/4(12/06/08)YouTube
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=73m1fe-db6I

小出「はい(苦笑)」

水野「をお聞きになっていかがでしたか」

小出「え…国民の生活を守るためだというようなことを野田さんが言ったのですけど。余計なお世話だと私は思いました。」

水野「うん」

近藤「あの…先生」

小出「はい」

近藤「あの福島の原発のようなことが起きても、ああ、地震のようなことが起きても津波が起きても」

小出「はい」

近藤「大丈夫だっていう、ことを自信たっぷりに言ったんですよ」

小出「はい」

近藤「で、ぼくはもうその、なんていうんでしょうねえ。その神経がわからないんだけど」

小出「私もです」

近藤「あの…ようするに、その生活を守るっていう以前に、生命を守るっていう観点が必要ですよね」

小出「そうです」

近藤「だから生命を守るっていうことについての言葉が1つもないわけでね。うーん」

水野「生命を守るって、いうたら、小出さんどうなんですか。だって、あの、もう、福島のようなことがあっても大丈夫だと、安全は確認されていますって野田総理はおっしゃいましたよね」

小出「はい」

水野「これは科学的に言うと、なんか意味がある言葉なのでしょうか」

小出「…全く意味のない言葉です」

水野「…あぁ(苦笑)」

小出「彼らは、福島事故が起きるまでも、すべての原子力発電所は、安全で事故は起こさないと言ってきたんですね。」

水野「ああ、そうか」

小出「ところが事実として起きてしまっている、のです」

水野「はい」

小出「どんなに廃炉しようと予想をしてあれこれ手を尽くそうと、やはり事故というものはいつか起きると思っておかなければいけないと。いうことを今度の事故が教えてくれたんです。それから何の教訓も学ばないというのは、ほんとうに困った人たちだと、思います」

近藤「あの…再稼動反対は精神論だというような意味のことも言ったんですよ」

小出「そうみたいですね、はい」

近藤「僕はその精神論っていうのは、それこそ安全神話イコール精神論でね」

小出「そのとおりです」

近藤「うーん…。まあ…ね…。」

小出「(苦笑)」

水野「はい。ため息が思わず」

小出「はい」

水野「小出さんから漏れました」

小出「はい」

水野「どうもありがとうございました」

小出「ありがとうございました」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

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