「北の山・じろう」時事問題などの日記

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20120615 週刊エンター『原発のウソそして本当の話 第6弾』 小出裕章 YouTubeほか

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20120615 週刊エンター『原発のウソそして本当の話 第6弾』 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=kLdgaok1oMA&feature=player_embedded

tacc77 さんが 2012/06/20 に公開

大飯原発3号機 発電機冷却水タンク異常警報の分析・大阪府がれき処理正式決定 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/06/21/tanemaki_2012jun20/

•大飯原発3号機の発電機冷却水タンク異常警報
•大阪市がれき処理公式受け入れ
についてです。
ノーカット(wma)
http://goo.gl/bMocD

ブログタイトル「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年06月16日22:38
原発ゼロの電力受給・夏限定の再稼動についての分析 小出裕章6/15(1)(吉田照美ソコダイジナトコ
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65810856.html
2012年6月20日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。大飯原発3号機の発電機の冷却水タンクの水位の異常を示す警報機が鳴ったことについて解説しています。
▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

=====(始め)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんは」

小出「今晩は」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんです」

近藤「あ、こんばんは。よろしくお願いしまーす」

小出「はい。近藤さん、よろしくお願いします」

近藤「どうもー」

水野「え…まずですね、ニュースでお伝えいたしました、この大飯の3号機、警報が鳴ったという話なんですが、これについて、小出さんどんな感想お持ちでしょう」

小出「はい。まあ、まだよく私自身、どういう経過で警報が鳴ったというのを得心できるほどに理解していないのですが。」

水野「はい。情報がそこまでありませんよね」

小出「はい。はい。まあ、小さなトラブルというのは日常的にあちこちで起きる、わけで。え……警報が鳴った、鳴るというようなことは多分よくあることだと思います。問題は、それが本当に重要なことで鳴ったのか、」

水野「ええ」

小出「あるいはそうではない、まぁ、単なる誤動作であったとかですね。え…比較的軽微と判断できるようなものであったかという、それをもう少し私は知りたいと思います」

水野「うん。これあの、発電機」

小出「はい」

水野「の冷却水」

小出「はい」

水野「の、その水の、お…レベル、が」

小出「はい」

水野「低下をしたということを示す警報器が一時的に作動したって話なんですね」

小出「そうですね」

水野「この、発電機の冷却タンクというのは」

小出「はい」

水野「その、原子炉を冷やす水とはまた違うんですか」

小出「はい。全く違います」

水野「ほう…。そ、それがもし発電機の冷却タンクの水が、減っていた、としたらどうなるんですか」

小出「多分発電機が動かなくなりますので、」

水野「はい」

小出「自動的にえ…インターロックというのがかかっているはずだと思いますし」

水野「ええ」

小出「原子炉を停止させることになると思います」

水野「あっ、そんなに重大なことなんですか」

小出「はい。発電機が、はい。発電機が動かなければもちろん原子炉は停止しなければいけません。」

水野「はああああ」

小出「ですから発電機を停止しなければいけないほどに」

水野「はい」

小出「その冷却水が減ってしまうとか。冷却に支障を及ぼすかという、そのへんの判断の分かれみ…が分かれ道になると思います」

水野「今入ってきてる情報ではですね」

小出「はい」

水野「作業員が目で見て点検したら、水位が基準に比べておよそ5センチ低かったというんですね」

小出「はい」

水野「でこの警報器が鳴る設定はですね、基準よりも10センチ低ければ、警報器が鳴る設定になっていたと」

小出「だそうですね。」

水野「10センチと5センチの違いが私にはもう全くわからないわけですども。これ、10センチ、水のラインが低下すると、いうことで警報機がもし鳴っているということであればですね」

小出「はい」

水野「それはやはり、問題、なことなんですか」

小出「まあ、もちろんですね。警報というのは、正常な動作ができなくなるからこそ警報が鳴るわけですから」

水野「ええ」

小出「本当に10センチ減ってしまって警報…が、…まあ出るべくして出たのだとすれば、なんでそれが減ってしまったのかという原因をきちっと突き止めなければいけません」

水野「はあ…。今のところ作業員が目で見て、およそ5センチ低くなってたという話は」

小出「はい」

水野「うーん。まあど、ど、本当にそれ何センチって目で見てわかるのかどうか私にはわからないんですが」

小出「はい」

水野「このあたりのところで、え…どれぐらい、これ大丈夫なんだというふうに、全体を見ていいんですか」

小出「(笑)すいません。私には今の情報の範囲で言うとよくわかりません」

水野「うーん。関西電力はね、タンク内の水の流れで一時的に水面が上下、して警報器が作動したん、だというふうなことを言ってるんですが」

小出「それはありえないと思います」

水野「ありえない」

小出「はい。もしそれだとすればこれまでにも度々そういうことが起きたはずですし。」

水野「はい」

小出「はい。え…これまでは多分警報が鳴らなかったということだから、そこで警報点を設定したのだと思います。」

水野「…あっ。警報点を10センチ下がるというふうに設定したということは、しょっちゅう」

小出「鳴っ、鳴ったら困るわけですね」

水野「鳴ったら困るから」

小出「はい」

水野「10センチに」

小出「はい」

水野「設定しているであろうと」

小出「はい」

水野「ということは、他に事実はある、可能性が高い」

小出「はい。私はそう思っていますし。それを知りたいと思います。」

水野「はあ。例えばどんな可能性があるというふうに思いますか」

小出「え…タンク自身の水位が本当に、減っていてですね。作業員の方が5センチと見たのが実はもう警報点に達していたということも、ありうると思います。そうであればなぜ、タンクの水が減ったのかをきちっと調べなければいけません」

水野「そうですね」

小出「はい」

水野「本当に警報器が、どう潰れていたのか、潰れていなかったのかということがわからなければ、」

小出「はい」

水野「ここのところ明らかにならないんですね」

小出「そうです、そうです」

水野「で、もしも警報器が鳴るような実態であったとしたならば、」

小出「はい」

水野「これは、最終的には、もう原子炉、は、止まる、ということにも…」

小出「え…」

水野「なりうる可能性あるんですね?」

小 出「はい。ただ発電機…の冷却水ですから、そのタンクさえ水を溜められる構造が保てるのであれば、それでいいはずだと私は思いますので。もし、どっかに漏 れがあるというなら、その漏れを塞ぐための工事が必要になると思います。それにどのくらいの日数がかかるのかで、え…再稼動がそれにつれて遅れるのだと思 います」

水野「じゃ、本来だったら、やっぱり今回のことは全部調べあげないと、次へ進んじゃいけないってことですね」

小出「はい。もちろんそうですけど。すぐに関電は調べるでしょうし、そんなに難しい調査が必要、だとは思いません」

水野「あ、そうですか」

小出「はい。」

水野「じゃ、すぐに発表してもらわないと困りますが」

小出「そうですね。多分明日とか明後日のうちにはもう発表されるはずだと、私は期待しています」

水野「(苦笑)。その期待通りにいくかどうかは見ておなかければいけないわけですね」

小出「そうですね。」

近藤「その、先生ね」

水野「はい、近藤さん」

近藤「あの、このニュースってのはやっぱり、僕は引っかかるのは」

小出「はい」

近藤「まあ…要するに再稼動を決めてね、んでその時に総理が責任を持つって言ったんだけど」

小出「はい」

近藤「その責任、そういう責任は持ちようがないわけですから」

小出「はい」

近藤「いずれにしてもその情報の公開をですね、前提として、え…要するに責任ってのはあると思うんですが。」

小出「はい」

近藤「その情報の公開性においたらもうこれ、法令に抵触するようなレベルじゃなかったとか、深夜に発表する内容ではなかったとか、つべこべ言うてるわけですよ」

小出「はい」

近藤「僕はその、…法令に抵触するようなトラブルではないという言い方も、あの、その段階でなんで分かるんだと思うし。深夜に発表する内容っていうのは、深夜だからこそ発表せないかんちゅうこともあるわけでね」

小出「はい」

近藤「あの…ようするに情報の公開性っていうことについて、ものすごい疑問を持ちますね、これ。」

小出「はい。まあ関電…の自覚が足りないということだと思います」

近藤「うん…。」

水野「これは安全上問題はないと、いうふうに関電は言っています。」

小出「…はい」

水野「この文言をどういうふうに小出さんは捉えますか」

小出「はい、それは…私としては先程から申し上げているように、情報が不足しているので、どこまで重要かということが今の時点で判断できませんので。場合によっては関電が言ってるように、本当に大したことなかったのかもしれないと思います。」

水野「はい。え…それでは今度はですね、大阪市の瓦礫処理がまあ正式に決定したという、ことについて伺いたいと、思うんです」

小出「はい」

水野「あの、これまで、小出さんは瓦礫はですね、焼却は致し方無いとしたとしてもですね、焼却した灰を海に埋め立てては絶対にいけないと」

小出「はい」

水野「おっしゃっていたかと、思います」

小出「そうです」

水野「しかしながら今回の大阪市の決定は、結局、大阪湾にある夢洲(ゆめしま)の北港(ほっこう)処分場に埋立処分する計画だと」

小出「はい」

水野「いうことですね」

小出「はい」

水野「え……小出さんのおっしゃった案は全く通らなかったということになりますか」

=====(終わり)



ブログタイトル「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年06月16日22:39
4号機使用済燃料プールは通常の状態とどう異なるのか 小出裕章6/15(2)(吉田照美ソコダイジナトコ
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65810858.html

2012年6月15日(金)、小出裕章氏が、文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」に出演。大飯原発の再稼動に関して、日本全体の電力需給問題について触れ、橋下徹大阪市長ら関西広域連合の唱える夏限定の再稼動にも言及しています。

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

=====(始め)

※「原発ゼロの電力受給・夏限定の再稼動についての分析 小出裕章6/15(1)(吉田照美ソコダイジナトコ)」からの続きです。

吉田「なるほどなるほど。ちなみに使用前の核燃料棒というのはありますけども。」

小出「はい」

吉田「これはどういう管理が必要なんですか。やっぱり使用済み核燃料棒とおんなじようにプールで冷やし続けないといけないものなんですか」

小 出「いいえ。全然そんなことはありません。え…使用前の、燃料というのは、ウランを瀬戸物に焼き固めたペレットというものが、燃料棒というジルコニウムの 金属のさやの中に入ってるだけのもの、であって。え…燃料製造工場に行けば、え…剥き出しで作業員が取り扱って、います。あの空気中に置いておいても、被 曝はゼロではありませんけれども、え…空気中にも保管できるというそういうもの、です」

吉田「はあ…」

小出「それで、それを一度そのウランを核分裂させてしまいますと、放射能が10億倍に増えてしまう、のです。そのためにもう人が近づくことすらができなくなって。つねにプールの底に沈めておかなければいけない状態になる。」

吉田「わかりました」

小出「はい」

吉田「さてその再稼動問題の一方でですね、綱渡り状態が続く福島第一原発の事故処理なんですけども」

小出「はい」

吉田「え…東京電力は先月末ですね。4号機の核燃料プールに保管している、未使用の燃料2体を、え…7月にも試験的に取り出す方向で検討しているという、これ発表ありましたけども。」

小出「はい」

吉田「小出先生はこれに関してはどういう、あの、捉え方をされてますか」

小 出「はい。えっと、未使用の燃料であれば、今聞いていただいたように、プールの底に沈めておかなくても、あるいはそのプールから空中に釣り上げても大きな 危険にはならない、のです。え…ですから4号機の使用済燃料プールがあった場所はすでに爆発して、色々と壊れているのですけれども」

吉田「ええ、ええ」

小 出「どんなふうに壊れているのか。え…今現在そのどんなふうに燃料棒が、例えば腐食してしまったりですね、え…壊れかけているのかということをどうしても 見たいと思いますので。そのまま、…使用済み燃料はもう、全く釣り上げることすらできませんから。まずは、未使用の燃料を釣り上げてみると、いうことは、 私としてもやってみたい、ですし、」

吉田「ああそうですか」

小出「東京電力もやりたいんだろうと思います」

吉田「ちなみにこの4号機の燃料プールには使用済燃料が783体で。」

小出「はい」

吉田「原子炉から取り出した燃料が548体」

小出「はい」

吉田「未使用の燃料が204体の」

小出「そうです」

吉田「合計1535体ということでよろしい訳ですよね」

小出「そうです」

吉田「はあ。でこれ発表に合わせて4号機内部というものが報道陣に公開されましたけども」

小出「はい」

吉田「小出先生はこれ映像はご覧になったですか」

小出「はい。ええっと。はい。色々見ています」

吉田「はあ。え、その分る範囲で結構なんですけど、映像から。」

小出「はい」

吉田「4号機の燃料プールというのは小出先生がお考えになる感じではどういう状態なんですか」

小 出「ええっと、大変だと思います。え…通常使用済燃料プールというのは、大変綺麗な水の状態に保って、います。もちろん温度が上がってしまいますので、水 を循環させながら、え…冷却もしていますし、水がもし放射能で汚れてくるようなことになれば、浄化系というところで、放射能を取り除いて、水自身はほんと に飲んで、本当に飲んでもいいぐらいに、きれーいにしておいてあるのです。」

吉田「はあ」

小出「それで…上から覗いてもプールの底がそのまま、全部見えると、いうぐらいな状態なのですが。え…現在の4号機の使用済燃料プールは。もう水自身がものすごい汚れていて、え…様々なものが漂っているという」

吉田「ああ、いう状態なんだ」

小出「状態ですし。曲りなりの底のほうの、カメラを入れてみてみると、燃料の上にいろんなものが散乱して落下してしまっているという。そういう状態ですので、え…通常私たちが考えている使用済燃料プールの状態とは全く違ってしまっています」

吉田「ああ…なるほど。今日発売のフライデーでは福島2号機、7万ミリシーベルトを超え、再臨界の危機なんて見出しがあるんですけど。これはいかがですか」

小出「ええっと、多分再臨界の危機はないと、思います」

吉田「これはない」

小 出「はい。ただし、あの、猛烈な放射線、が飛び出しているということが、今回わかってきたということだと思うのですが。想像してみれば当たり前のこと、な のです。え…要するにウランを核分裂させてしまえば、放射能の量が1億倍にも増えてしまうという。そういうものが溶け落ちてどこかにあるという。どこに 行ってるのかもわからないという状態ですので」

吉田「はい」

小出「場所によっては猛烈なところはやはりあちこちにあるだろうと思います」

吉田「分かりました」

小出「はい」

吉田「お忙しいところありがとうございました」

唐橋「ありがとうございました」
小出「はい。ありがとうございました」

吉田「またよろしくお願いします」

小出「こちらこそお願いします」

吉田「失礼いたしまーす」

小出「失礼します」

吉田「京都大学原子炉実験所の小出裕章助教でございました。ありがとうございました」

唐橋「以上、週刊エンターでした」

=====(終わり)

(了)

▼騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実

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