「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

「M7」巨大地震、実は近畿が危ない!地下水に異常確認「ZAKZAK」

東日本大震災も事前に予測していた学者がおられました。それを、周知させようとしていましたが、間に合いませんでした。最初に、その記事を見たのは、「ウオール・ストリート・ジャーナル日本語版」ででした。今回、「ZAKZAK」が似たような記事を掲載しています。

★東南海・東海、関東直下型地震は、ある程度の警戒感があると思います。西に巨大地震が起きて、それが福井県原発銀座であったなら、どうなるか???ほとんど、日本は「お仕舞い」でしょう。原発の再稼動は、ごくごく慎重にあるべきだと思います。来れば、福島の再現です。それでも、原発を再稼動させるのですか???原発が停止中であれば、かなり危険は減ります。運転中で事故が起きれば、福島以上の可能性が大きいと思います。

★なぜなら、福井県には原子炉の劣化問題を抱える古い原発が多いからです。「福島第1原発」以上に、原子炉が劣化していて、地盤も弱いと考えられます。断層が見過ごされていた可能性も指摘されています。こんな状況で大型の地震に襲われたなら、そして原発が運転中なら、どうなるか???
よくよく、考えるべきだと思います。(関西圏全滅の可能性を)

ZAKZAK」から全文引用
「M7」巨大地震、実は近畿が危ない!地下水に異常確認
2012.06.26
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120626/dms1206261556013-n1.htm

 「3・11」から1年以上が過ぎ、体感できる地震の数も減っている。だが安心しているとしたら大間違いだ。マグニチュード(M)7級など巨大地震のリスクが収まったわけではない。未曾有の大災害を最小限に抑えるために「予知分野」の研究が進むなか、地下水に着目する専門家がいる。最近の調査では「南海トラフ」に関する不気味なデータが表れているという。地下の異常現象は何を物語っているのか。

 M9・0が襲った東日本大震災を契機に、地震の活動期に入ったとされる日本列島。首都直下地震の確率について、東大地震研が4年以内に50%以下で起きると警告したのは記憶に新しい。

 3月末には、内閣府の検討会が駿河湾から九州沖までを震源域とする「南海トラフの巨大地震」の被害想定を発表。静岡など10県153市町村が震度7、11都県90市町村が10メートル超の津波に見舞われるとした。

 こうした地震を事前に察知できれば、被害も低く抑えられる。その観点から「地下水の異常」に着目し、前兆現象を研究しているのが、元東大地震研の准教授で、日本女子大非常勤講師の佃為成(つくだ・ためしげ)氏。『東北地方太平洋沖地震は“予知”できなかったのか?』(ソフトバンク クリエイティブ)の著書で知られる地震学者だ。

 佃氏は「岩盤の中の水の動きを調べて地震発生の可能性を読み取っている」とし、独自の理論をこう説明する。

 「地震はプレートを構成する岩盤が起こす。“圧力のバランス”が崩れると岩盤に亀裂が走り、地表に揺れが伝わる。岩盤の中には間隙水という水があり、圧力で温められたり、(温度が)上昇したりするが、それにより地下水にも水温や電気伝導度の変化が現れる」

 電気伝導度とは、電気の流れやすさの目安。岩盤に圧力がかかって収縮すると流れやすくなり、圧力が軽減して膨張すると流れにくくなる特徴がある。こうしたさまざまな異常をとらえ、前兆として役立てようというわけだ。

 「阪神淡路大震災をきっかけに震源地に近い兵庫県猪名川町(いながわちょう)で電気伝導度と地下水温の観測をスタートさせた。現在まで全国28カ所に観測点を設置し、データ収集を続けている」(佃氏)

 最北端は、新潟県阿賀野市の出湯(でゆ)温泉内に設けた観測点。ここでは2004年の新潟県中越地震(M6・8)、07年の同中越沖地震(同)、さらには「3・11」の前兆らしき現象が確認された。

 「どの地震の前にも水温と電気伝導度の激しい上昇と下降がみられ、東日本大震災の前には、より顕著な変動があった。最初の兆候は09年末で伝導度と水温が急下降。10年5月末には伝導度が上昇に転じて、12月中頃からは水温も上がり始めた。いずれも巨大地震の準備過程を反映していた可能性がある」(同)

 その佃氏がいま最も警戒しているエリアがある。「近畿地方が危ない。京都や兵庫など複数の観測点で02年頃から(データの)異常が確認されている。岩盤が相当動き、地震が起きやすい不安定な状況にある」

 観測上の異常が長期にわたっているのも注意すべき点で、地盤の歪みが広範囲の公算が大きく、巨大地震の前触れの可能性もあるという。

 「南海トラフの巨大地震」の衝撃的な被害想定と重なり、不気味さは募るばかり。「琵琶湖底でも09年頃からガスの吹き上がりや井戸水の濁りなど相次いでいる。一連の異常が『南海トラフ』の前兆現象として連動して起こっているとも考えられる」(佃氏)

 地下で起きる異常現象。巨大地震の前触れなのか、それとも…。