「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

3党合意の破棄言及 谷垣氏、民主揺さぶり(産経新聞 )

「Yahoo!ニュース」から全文引用
3党合意の破棄言及 谷垣氏、民主揺さぶり
産経新聞 6月29日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120629-00000094-san-pol

 自民党の谷垣禎一総裁が28日の記者会見で、民主、自民、公明3党による社会保障・税一体改革の修正合意破棄の可能性に言及したのは、野田佳彦首相や民主党に厳しい処分を迫って民主党分裂に拍車をかけるとともに、衆院解散・総選挙の確約を引き出したいとの狙いからだ。自民党内には派閥領袖(りょうしゅう)らベテランを中心に、消費税増税法案を成立させてから首相に解散の決断を促すべきだとの意見も根強いが、手続きや原則を重視する谷垣氏が強攻策に打って出たといえそうだ。

 谷垣氏は記者会見で、野田首相が消費税増税法案に反対した民主党小沢一郎元代表らへの処分をうやむやにした場合を念頭に「(小沢氏らの造反は)3党合意への造反でもあり、合意の基礎が大きく毀損(きそん)されたことになる。合意を真剣に推し進める力や政権運営能力がなくなったら、お付き合いするのは難しくなる」と述べた。その理由について、谷垣氏は離党を示唆している小沢氏らのグループ会合に10人を超す民主党参院議員が出席していることにも言及。「(参院で法案に対する民主党の)賛否がひっくり返るかもしれない。真剣に対応する気があるのか。何もしないというのでは不誠実だ」と述べた。

 厳正な処分をしないまま審議入りすれば、参院でも大量の造反者が出る可能性を指摘し、「(信頼回復のため)真摯(しんし)な対応があるか見せてもらう」と迫った。

 茂木敏充政調会長も28日の記者会見で「誰が反対で誰が賛成か、分からない段階では協力しにくい」と述べ、首相に明確な処分を行うよう求めた。ただ、党内では民主党造反者の処分を強く求める谷垣氏ら執行部をいさめ、現実的な対応を促す声もある。