「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

20120628 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 (ざまあみやがれい!−1)

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20120628 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=vj7QRnX_-mU&feature=player_embedded
tacc77 さんが 2012/06/28 に公開

原発ゼロの会「原発危険度ランキング」・1号機地下トーラス室で10.3シーベルトについて 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/06/29/tanemaki_2012jun28/

福島第一原発1号機原子炉建屋地下のトーラス室で、10.3シーベルトを検出
原発ゼロの会「原発危険度ランキング」発表
•大飯原発1号2号の特殊な原子炉の構造。設計耐圧0.8気圧
についてです。


ノーカット(wma)
http://goo.gl/CZYIQ


(内容書き起こしブログ)
「ざまあみやがれい!」から全文転載
1号機建屋地下トーラス室 10.3シーベルト検出「1時間弱いれば全ての人は死ぬ (廃炉作業などで)人間が行くことは多分出来ない」 小出裕章6/28(1)
2012年06月29日18:28
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65812692.html

2012年6月28日(木)、小出裕章氏が毎日放送たね蒔きジャーナルに出演。

福島第一原発1号機の原子炉建屋地下のトーラス室で、10.3シーベルトを検出したことについて言及しています。
▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html



=====
千葉「京都大学原子炉実験所助教の、小出裕章さんです。小出さん、きょうもどうぞよろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

千葉「え、きょうは毎日新聞論説委員の近藤伸二さんと一緒にお話を伺います」

近藤「はい。今晩は。よろしくお願いします」

小出「はい、近藤さん。今晩はよろしくお願いします」

千葉「…では早速なんですが。まず、東京電力が昨日、福島第一原発1号機の原子炉建屋地下の、放射線量が、毎時最大10.3シーベルトだったと発表しました。」

▼1号機 毎時10シーベルト 2・3号機より大幅に高い値
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65812524.html
千葉「え…それについて、え…リスナーの方から質問がきております。ラジオネームかるかんさんという方で、神奈川県にお住まいの方です。え、福島第1原発1号機の地下で毎時10.3シーベルトが観測されたそうです。メルトダウンしたのだからそうだろうなあと思うのですが。小出さんは、この数値どのようにお考えになりますか。という質問なんですが」

小出「はい、まぁ、今ご質問くださったかたの、おっしゃるとおりで。すでに炉心が溶け落ちてしまっているわけですから。え…その、その程度の値は充分、出ますし。多分もっともっと高いところもあると思います」

千葉「あの、改めてお伺いしますけど」

小出「はい」

千葉「毎時10.3シーベルトというのは、」

小出「はい」

千葉「ミリシーベルトに直すと、1万300ミリシーベルト

小出「はい」

千葉「…ということは、これを人間が浴びたらどうなるんでしょうか」

小出「ええと、1時間あたりの被曝量になってるわけですが。人間というのは8シーベルト被曝をしますと全員死んでしまいます。ですからその場所にもしまあ、1時間…まあ1時間弱いれば、すべての人は死ぬという、それほどの被曝量になります」

千葉「はあ…。あの、この量というのは法律が一般の人が1年間に浴びる限度としてる」

小出「(苦笑)」

千葉「1ミリシーベルトの」

小出「はい。1万倍ですね」

千葉「……。それだけ高い数値が出たということ…なんですけれども」

小出「はい」

千葉「この数値はですね、トーラス室というところで計測されたということなんですが。ここどんな場所なんでしょうか」

小出「え…格納容器というものは、ドライウェルという…理科のフラスコのような形をしているものと、え…サプレッションチェンバーと私達が呼んでいるドーナツのようなもの、トーラスと呼ぶときもあるのですが。その2つがつながった状態で格納容器というものを構成している、のです。」

千葉「はい」

小出「それでトーラス室というのは、そのドーナツ状のトーラス、あるいはまあサプレッションチェンバーと呼んでいるものが、格納されている、まあ地下室です。」

千葉「ふーん。あの…その場所…に、まあ、これから入らなきゃいけないっていうようなことも、」

小出「はい」

千葉「出てくるかと思うんです、が」

小出「はい」

千葉「あの、このままではとても無理…ですよね」

小出「とても無理です」

千葉「で、この数値というのは将来、下がるんでしょうか」

小出「えー、基本的に下がりません。」

千葉「と言うことは」

小出「はい」

千葉「これから何年たっても何十年たっても何百年たっても、この場所に人が近づいて廃炉作業…というのは、出来ないということですか」

小出「人間が行くことは多分出来ないと思います」

千葉「はあ……。となると、将来ロボットかなにか開発して、」

小出「はい」

千葉「近づかないようにして、え…その、廃炉作業を進めていかないといけないということですか」

小出「はい。もう、たいーへん難しい作業になると思いますし。作業自身…の断念しなければいけない可能性も高いと思います」

千葉「はあ…。断念するということになると、そのまんま…」

小出「はい。まあそのままチェルノブイリ原子力発電所の事故の時にやったように、え…トーラス室を含めて原子炉建屋全体を、石棺という形で封じ込めるということに、なる可能性があると思います」

千葉「はあ…。

近藤「小出さんこの」

小出「はい」

千葉「今回こういう高い値が出たんですけど、これはあの、ある局部だけ出たというよりはもう、そのあたり一帯は、同じような値と考えたほうが、いいんですか?」

小出「え…むしろ、もっと別のところに行けば、もっと高いところがあると私は思います」

近藤「うーん」

千葉「うーん」
小出「たまたまその場所がその値だったというだけで。まぁ、若干低いところもあるでしょうけ…し、もっと高いところもある、と思います。」

千葉「うーん…。…でもまあこれぐらいの数値が出ているところというのは本当に、今の段階ではどうしようもないという状況なわけですね」

小出「そうですね、まあ、人間が行くということは少なくとも全く出来ません。」

千葉「ふう……。はい、分かりました。え…続いてはですね、朝日新聞が伝えるところによりますと」

小出「はい」

千葉「与野党の超党派議員で作る原発ゼロの会が、全国に50ある原発の危険度ランキングというのをまとめた、ということなんです。」

小出「はい」

千葉「で、年数や炉のタイプ、耐震性や地盤状況、周辺人口などを含めて評価したということなんですが。え…実は、上位には、福井県にある原発がズラリと並んでまして。1位から6位までが、すべて福井県にある原発でして」

小出「はい」

千葉「ええっと……、1位2位が大飯原発1号機2号機、3位が敦賀1号機、4位が美浜2号機、5位が美浜1号機、6位が美浜3号機ということになってるんですが。小出さん、これだけ福井県原発が上位に並ぶというのはどういうわけなんでしょうか?」

小出「ええまあ、敦賀美浜といい、つ、敦賀と美浜の1号炉は、今現在現存している日本最古の原発ですから。」

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☆以上、ブログ「ざまあみやがれい!」から全文転載。

☆ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、ありがとうございました!!!