「北の山・じろう」時事問題などの日記

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【福島第1原発は、すでに冷温停止に至りました】電事連パンフレット、記述に疑問[47トピックス]

47NEWS > 47トピックス〜全文引用
【福島第1原発は、すでに冷温停止に至りました】電事連パンフレット、記述に疑問   (2012年5月11日、共同通信
http://www.47news.jp/47topics/e/229191.php

http://img.47news.jp/47topics/images/TR2012051100033.jpg 
電気事業連合会のパンフレットに記述された東京電力福島第1原発(中段)などの状態
 電気事業連合会が3月に作成した原発のパンフレット「原子力2012(コンセンサス)」で、東日本大震災の影響を受けた原発のうち、東京電力福島第1原発1〜3号機について、本来の意味とは異なる「冷温停止中」との記述があることが11日、分かった。

 冷温停止は通常時に原発が安定停止した時に使う用語で、事故で炉心溶融(メルトダウン)が起きた第1原発には当てはまらない。政府と東電は「冷温停止状態」という新たな用語をつくり、昨年12月にこの状態になったと宣言した。

 パンフレットは冷温停止時期について、1号機は昨年7月以降、2号機は10月以降、3号機は9月以降としており、政府宣言の時期と異なる。

 電事連は「政府の見解は原発全体の評価で、われわれは1基ずつを評価した。冷温停止は、冷温停止状態と同じ意味で使っており、他意はない」と説明している。

 1〜3号機は炉内の状況がほとんど把握できていない。温度計の信頼性が低い上、放射性物質を含む汚染水が漏れ続ける不安定な状態で、パンフレットの記述には疑問が残る。

 このパンフレットはホームページに掲載。電力各社に配っているほか、希望者には無料で渡している。

 冒頭で「福島第1原発は、すでに冷温停止に至りました」と記載。地震と津波の影響を受けたが、事故には至らなかった東北電力女川原発日本原子力発電東海第2原発と同じ表現にしている。

 また使用済み燃料プールの冷却ができず、原子炉建屋が水素爆発した4号機は、事故に至らなかった5、6号機や東北電力東通原発と同じように「地震発生時、定期検査により停止中」と表現されている。
 冷温停止 原発を定期検査などで長期間停止する場合、全制御棒を原子炉に入れて核分裂反応を抑え、冷却水が 100度未満の安定状態になること。東京電力福島第1原発1〜3号機は事故で燃料や制御棒が溶け落ちたとみられ、冷温停止は不可能となった。政府と東電は 昨年7月に「冷温停止状態」を新たに定義。/(1)/原子炉圧力容器の温度がおおむね100度以下/(2)/放射性物質の放出を管理し、新たな放出による 住民被ばくを大幅に抑える―を条件にした。野田佳彦首相は12月、この条件を満たしたとして事故収束を宣言したが、地元反発を受けて今年1月「事故収束に 引き続き挑戦する」と軌道修正した。




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