「北の山・じろう」時事問題などの日記

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NHK9時のニュースが突然報じた官邸前デモ7/20(一部内容書き出し)みんな楽しくHappy♡が

みんな楽しくHappy♡がいい♪(全文転載)
NHK9時のニュースが突然報じた官邸前デモ7/20(一部内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2140.html

あれ(。◔‸◔。)??




NHKニュースウオッチ9が2012年7月20日金曜日に官邸前のデモ、そして、全国に広がっていると、
やっとやっと、放送しました。

報道の順番を見ると、
1.3連覇WBC日本の不参加は?
2.今夜遅くにかけ非常に激しい雨
3.オスプレイ23日岩国基地へ搬入

4.原発抗議活動 参加者増の背景は

4番目です。
ここから書き出し。
大事だと思うところ(インタビューに答える人の会話、キャスターの言葉など)はちゃんと正確に書き出しました。

ーー

市民の声はジワリとこれまでにない形で広がりつつあります。

大越:
毎週金曜日に総理大臣官邸前で行われている原発仮想再開への抗議活動
ツイッターや口コミで幅広い年齢層が集まっています。
シュプレヒコールの一方で、人々は自然体でこれを結集し始めています。

午後6時官邸前の取材・映像
原発に反対している団体などが今年3月下旬から毎週金曜日に行っている抗議活動

デモに参加した人へのインタビュー3人

男性:なんか、ツイッターでね、いろいろと出ていたので、始めてきました。

女性1:日常の一環として、今日は、じゃあ、学校が終わったら行こうかっていう感じで。

女性2:
仕事の帰りに時間が少し取れましたので、寄ろうかなと思いました。
選挙もないですし、どこかでなにか意思表示をしたいとか、なんか少し行動を起こしてみたいかなと。


関西電力本店前と仙台のデモの映像

仕事も立場も異なる幅広い年齢層が参加する抗議活動という形が全国に広がっています。



神奈川県藤沢市の主婦の方伊藤さん、彼女の家から官邸前までを取材。
原発事故以降エアコンを使わず扇風機を使っている。
原発事故以前は原発について深く考えることはありませんでした。

伊藤さん:
福島から電気をもらっているという意識がなかったから、
あ、申し訳なかったんだなと。

抗議活動への参加は今日が三回目。
それまで、デモなどに行ったことはありませんでしたが、
「多くの人が集まっていることを知り自分も何かしたいと思った」といいます。

伊藤さん:
原発がゼロになって、そこから日本が変わったねと、
良い日本になりましたねとなった時に、
さぁ、あの時何をしていたかと言って、何もしていなかったらカッコ悪いなと

抗議活動の参加をきっかけに始めたフェイスブック
活動の様子を紹介すると反応も多く共感の広がりを感じています。
少し天気が気になりますが、

伊藤さん:
雨で人が少なそうな時こそちょっと増やさないと。
「人が減らない」「わ、なんてことだ」と、ちょっと思わせないといけないから。

夫へのメモを残し官邸前に向かいました。


1960年代のデモの紹介
かつては盛んだったデモの空気を知る方のインタビュー
安保闘争以来だ。
「この国は大丈夫なんじゃないかといういろんな問題があるが、切羽詰まって来たんじゃないですかね、
ここ数年。そういう思いがみなさんこういう運動になっているんじゃないかと思います」と語る

IT企業の正社員だったが、体調を崩して退職。
今は飲食店のアルバイトをしている男性。
賠償の問題などが進まない福島の被災者に自らの境遇を重ねてしまうといいます。
「福島の市民の方々の問題が、自分と同じだという思いが最初から強くて
声をあげていれば何かいい方向になるんじゃないかなという思いから」

※インタビューを受けた人々の誰も
原発というものが未来を壊すからだ」「命が大事」とは言わない

多くの市民が参加するようになった今回の抗議活動。
かつての学生運動を分析した慶応大学の小熊英二教授は・・



「20年会も経済が停滞して、だんだん格差も開いて来て、
もともと不満や政治不信が高まったいる時に、あのような原発の事故が起きて、
今の政府がそういう人々の声を聞いているように見えない
人々の声を無視したまま内輪で全部決めているように見えると
自分が考え、意見を言い、声を上げられる社会をつくりたい
そして、その声がちゃんと受け止められて、変わっていく、そういう社会をつくりたい。
そういうことだと思います」

※違います。
人々の生命を脅かす原子力発電というものを、何の安全の保証もないまま、
何の反省もないまま、再稼動してしまう政府と原子力ムラに対しての抗議なのです

藤沢市の伊藤さん到着。
伊藤さん「ここで盛り上げて変えられたらすごい嬉しい。
人がいっぱい居て、言ったら勝得られたという、初めてのことになるなと思って。
誰も不幸な人がいない感じでの電気の作り方になっていけばいいと思います」

※ここまでインタビューされた方が実際に「原発反対」と言ったのかどうかは定かではありませんが、
番組内ではこの言葉は聞かれなかった。放送されなかった。

ーースタジオ

大越健介
その官邸をはじめとして各地でデモが行われているという現実は井上さん見たことがありますか?



井上あさひ:見た事ないんですぅ。

大越:ですよね。
まぁ、この前といいますとさっきありましたように
70年安保をめぐる学生運動などがそれに当たるかなぁと思うんですけれども、
あの時はですね、まさに闘争という名前がふさわしい。
ま、わたしも子どもの頃で、随分前のことですけれども、
しかしそれに比べるといまは垣根を低くして、
運動がジワリといろんなところに広がっているという感じがしますよね。
今回のテーマは原発という事なんですけれども、
ま、その人々の真意の中には暮らし全般のありとあらゆる問題に対する不満。
その不満の矛先はまさに、あらゆる政府の政策というものになっているんだなというふうに感じました。

報道ステーション、そして私の本当の気持とのものすごい温度差を感じるコメントです。
ありとあらゆる政策全て我慢しても原子力発電だけは日本のため、
人間のため、地球のために動かしてはいけないものなのです。


緑の文字は、私の考えですが、
今まで、全く官邸前のデモを無視してきたNHKがやっと報道したことは評価しますが、
報道ステーションとの温度差は歴然としています。
まずはインタビューの市民の言葉の内容に必死さがまったく感じられないこと。
これはテレビ局の編集だと思いますが、どこか、遠いところから見ているように、
切羽詰まった感じが伝わってこない。

多分、そのような部分だけを抜き出して放送したんだと思います。
それから、キャスターたちの、一歩離れた話し方。
他の国の出来事のようなコメントです。

井上さん、あなたはこれから子供を産むのではないですか?
大越さん、あなたにはいつか孫ができるのではないですか?
いま、原発を止めなきゃ大変なことになると思っているのは私だけですか?

なんか・・なんて言ったらいいのかな
意識の根本の部分が、かけ離れたところにいるっていうのかな。
他人事みたいなんです、
この原発再稼働に関しては人ごとじゃないって私は思うのに、
このお二方と編集された方の意識がある場所が、
私たちのところにはない。だからキモチガワルイ。スッキリしない。

報道したことは認めますが、私はなんだか納得がいかない。
後味が妙に美味しくない番組でした。


ーーーちなみに前日

2012年7月19日木曜日
原発めぐって…民間主催の意見交換会」の後のコメント



大越:
毎週金曜日にいまの総理大臣官邸周辺で大勢に人達がいわゆる脱原発を掲げて
自発的にね、デモに参加をしています。
そうした現実というのは今まで、あまりなかった・・・事ですよね。
ですから、政府はその民意という事をですね、
やっぱりこれまでとは違った重みで受け止めて行く必要があるんじゃないかと思っています。
ま、少なくても、国民的議論を経てエネルギー政策を決めると大見栄を切る以上は、
それにふさわしい覚悟で国民と向き合って欲しいと思います。

と、大越さんがコメントのみではありますが、突然前日(19日)に、官邸前デモに関して述べていました。


ーーー


すでに全国に拡大と1週間前に放送している報道ステーション
その番組の中身を比べていただきたいと思います。

全国に拡大続く”デモ”7/13報道ステーション(内容書き出し)
報道ステーションでは小川アナが2度目の官邸前の取材に出ています。
泣きながら
「もう・・2度と事故なんか起こして欲しくないから、あんな福島みたいな場所を2度と作ってほしくない」
という声なども紹介しています。

どうしても、報道の姿勢そのものに、決定的に違う何かがある気がするのは私だけ??
スタジオでのコメントの内容も全く重みが違っています。


ーーー

NHKが官邸前の動画を報道したと思ったら・・・受信料不払いをまじめに考える

「さよなら原発10万人集会」で比べてみるNHK9時とテレ朝報道ステーション


ーーー

突然NHKが官邸前デモに関して報道を始めたことについて、
外務省がネット上に「NHKはこれを完全に無視している」と
14〜15日付のル・モンド紙(仏)が報じたことを
外務省が7月19日にネット上に公表したからだという説があります。

こちらに関しては
NHKが突如 首相官邸前デモを報じたワケ――
仏ルモンド紙の批判「完全に無視している」を外務省がHPで公表
上記ブログで詳しく分析されています↑




外務省のページは続きを読むに転記





外務省のページ
NHK以外にも原発事故関連は興味深いものだったので全て転記します


海外主要メディアの日本関連報道
(7月13日〜7月19日)

平成24年7月19日
大震災・原発事故
17日付ニューヨーク・タイムズ紙(米)
「東京で過去最大の反原発デモ」ヒロコ・タブチ記者:
福島原発事故以来最大規模の反原発集会が,16日に代々木公園で開かれた。
音楽家の坂本龍一氏は,「福島原発事故後に沈黙を守るのは非人道的だ」と群衆に訴えた。
世論調査は,日本の原子力の将来に関する国民の意見が依然として分かれていることを示している。
原発運動は,特に東京で勢いを得ており,
現在では毎週数万人が総理官邸前に集まり反原発のスローガンを叫んでいる。
原発集会の主催者らは,一般的に体制順応的な日本の社会において,
親しみやすいイメージを打ち出すために力を尽くしている。
こうした認識は,60〜70年代に発生した米国との安全保障条約に反対する大規模デモにおいて
暴徒たちが鉄パイプや火炎瓶で武装し,警察と衝突した際の記憶に基づいている。
原発運動の意外な指導者の一人は,「もんじゅ君」と呼ばれる着ぐるみのキャラクターで,
政府のエネルギー政策を分かりやすく批判し,
ツイッターなどのソーシャルネットワークサイトでも多数のフォロワーを持つ。
最近の世論調査は,脱原発派とエネルギー不足を懸念する原発推進派が依然として
分裂していることを示している。
また,大半の国民は原発に対する検査の強化を望んでいる。
野田総理は,当初は反原発デモに対して「大きな音だ」と発言して怒りを買ったが,
先週は,原発に対する賛否両論を十分承知していると述べた。

17日付フィナンシャル・タイムズ紙(英)
「福島事故で勢いを増す原発反対デモ」ミュア・ディッキ東京支局長:
福島第一原発の事故から1年以上が経ち,原発反対者たちが大きな勢いをつけ始めている。
東京でのデモは珍しくないが,大抵は政策の限られた問題や労働に関するもので,
数千人以上になるのは珍しい。
ジャーナリストの鎌田慧氏は,
「これまで日本国民はただひたすら我慢する国民だったが,ついにそれが変わりつつある」と語った。
先週金曜日には首相官邸前で全労連関連団体やソーシャルメディアの力を使って結成された
新しい活動団体が反対デモを行なった。
彼らは,野田総理が大飯原発2基の再稼動を決めたことに憤慨し,結束している。

16日付フィナンシャル・タイムズ紙(英)
「私が日本の閉鎖的原子力村にいたころ」グレゴリー・クラーク元多摩大学学長寄稿:
福島原発事故の原因の中に日本文化固有の要因が有るか否かにつき熱い議論がなされている。
3年間原子力安全委員会の委員であった経験に基づき私は,
過信,閉鎖的社会の心理,非常時用計画を策定することへの文化的な嫌悪,
エリート大学出身者が官僚のトップを占めていること等を指摘したい。
日本文化の良いところのみを残して,それ以外は捨て去るのが良い。

14〜15日付ル・モンド紙(仏)
原発アジサイ」フィリップ・ポンス記者:
日本ではデモの習慣は失われていたが,
1ヶ月前から毎週金曜日の夕方,総理官邸の前で原発反対の抗議デモが行われている。
デモの参加者は回を重ねる毎に増えている。
しかし,国内の主要新聞の扱いは非常に小さく,NHKはこれを完全に無視している。
参加者数は,主催者側の発表では10万人から15万人だが,警視庁はこの十分の一の数としている。
今日日本で繰り広げられているデモは1960年の日米安保条約調印反対デモや,
数十年前から続いている沖縄の米軍基地反対デモ以来最大規模だが,
これは「アジサイ革命」につながるだろうか。
原発運動の組織はばらばらで,参加者は運動家というより個人としてデモに参加している。
60年代及び70年代,原発に反対していたのは農業従事者や漁民で,自分たちの生活様式を守るためであった。
その後,チェルノブイリ原発事故で主婦が反原発を訴えるようになり,
その後環境保護派が反原発の先鋒を担ぐようになった。
生活の不安定な人々の数が最近急増した日本では,
福島原発事故後,これらの人々が新たに抗議活動に加わるようになった。
生活の不安定な若者は,
自分たちをマージナルな存在に追いやっている社会経済システムに対する欲求不満のはけ口として,
時間的な余裕もあることから反原発運動に加わる。


13日付インディペンデント紙(英)
「日本製:二つの国の物語」アドリアン・ハミルトン記者:
国会の事故調査委員会による報告書は,
企業及び規制機関による原子力の管理に対する衝撃的な批判であるだけでなく,
大災害を日本文化全体のせいにしている。
「日本製」との辛らつなまとめは,英国では全く注目されないが,
たとえば,英政府首席科学顧問による,この災害が基本的には
「自然災害」であったとする自己満足的な報告とは相反するものである。
しかし,「日本製」がこの災害から得られる最悪の教訓に適用できるならば,
同じように,最良のものにも適用できる。
今週ロンドンのアジア・ハウスで開催されている東北工芸品展は,
日本の国民的アイデンティティと,地元工芸への深い日本人のコミットメントに対する賛辞である。




ーーーー

NHKは国民から放送受信料を徴収している国民のための放送局だと、
そう、思っていたし、そう信じたいし、そのような姿勢であってほしいと願うので、
あえて厳しく正直に評価させていただきます