「北の山・じろう」時事問題などの日記

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現在も高線量! 福島第1原発で線量計に鉛カバー 東電釈明のウソ{税金と保険の情報サイト}

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現在も高線量! 福島第1原発線量計に鉛カバー 東電釈明のウソ
 2012年7月24日 20:00
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(全文引用)

電グループが「発表」
福島第1原発事故現場で下請け会社の作業員が、線量計に鉛のカバーをつけさせられていた件について、23日、東電グループの「東京エネシス」が聞き取り調査の結果を発表した。同現場では19日にも作業員に2.55mシーベルトの被ばくがあった。
「基準値を超えてしまう」と心配
昨年12月、福島第1原発事故現場での作業を請け負った建設会社「ビルトップ」(福島県)は、作業員が装着する警報付きポケット線量計(APD)に鉛のカバーをつけて作業をさせた。

11月に現場を下見した同社役員が、作業員の被ばく限度である50mシーベルトをすぐに超えてしまうのでは、と心配し、この隠蔽策を思いついたという。

「すぐ捨てた」「9人が5人」「線量の低い場所」
作業当日、ビルドアップの作業員は鉛カバー装着を指示した役員を含めた9人が現場に入った。東京エネシスの説明によると、車2台に分乗して現場入りした作業員のうち、鉛カバーを装着したのは、役員を含め同じ車に乗っていた5人だけだった、とのこと。

カバーをつけていても警報が鳴ったため、「効果がない」として、6号機の金属類ゴミ捨て場にすぐに捨てた。また、ビルドアップ作業員が担当した「1号機の西側の高台付近」は線量が低い場所であり、毎時1mシーベルトを超えることはほとんどなかった、と説明した。

相変わらずの歪曲発表
当初の報道と東京エネシスの発表は微妙に食い違う。Sankei Bizがビルドアップ社長から聞き取ったとする記事では、当日の作業は3時間程度であり、鉛のカバーを使ったのはこのときだけ、となっているが、「すぐに捨てた」という情報はない。

「すぐに捨てた」とする根拠として、東京エネシスでは回収したAPD線量に「作業計画と大きな差がない」「バックアップ用のガラスバッジとも線量に差がない」「他の作業員とも差がない」ことをあげている。

ただこれは「鉛カバーで計画線量に収まるようコントロールした」「当然ガラスバッジもカバーした」「他の作業員もカバーを使用した」と解釈することができ、さらにどちらの解釈が自然か、大人ならわかろうというものだ。

カバーを利用した作業員についても、東京エネシス発表では9人ではなく5人に減っている。またビルドアップ担当エリアは比較的線量の低い場所だったとする東京エネシスのコメントは、「鉛シールドをつけていてもすぐに警報が鳴った」とするビルドアップ側の説明とは矛盾する。

警報がすぐになるエリアが、福島第1原発敷地内では「比較的線量の低い場所」だったとしたら、他の場所を担当している作業員は、どうやって放射線から身を守ったのだろう?

鉛カバーの捨て場所についても、朝日新聞の取材に答えた作業員は「草むらに捨てた」と回答しているが、東京エネシスの発表では「6号機の金属類ゴミ捨て場」に捨てたことになっている。

4号機燃料抜き取りの陰で被ばく
福島第1原発4号機では、18日から燃料の抜き取り作業が始まった。報道などが4号機に集中し、「うまくいった」とする中、3号機建屋の修復工事で作業員が高線量の放射線を浴びている。

同現場で作業員として働く「中継班:86 @原発作業中」さんのTweetによると、3号機のカバーリング工事中にトラブルがあり、自身も建屋上部で1.69mシーベルトを被ばく。同僚は2.55mシーベルトの被ばくがあったという。



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