「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

ベビーカーでデモ行進 怒りの光で国会を大包囲  「7.29脱原発国会大包囲」<農業協同組合新聞

農業協同組合新聞
ホーム http://www.jacom.or.jp/
ベビーカーでデモ行進 怒りの光で国会を大包囲  「7.29脱原発国会大包囲」
(2012.07.30)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120730-17488.php
(全文引用)

 気温33度以上、セミの合唱に包まれた昼過ぎの日比谷公園に7月29日、続々と人が集まった。脱原発を訴えるデモ行進への参加者たちだ。
画像URL
http://www.jacom.or.jp/news/images/nous1207300201.jpg
http://www.jacom.or.jp/news/images/nous1207300202.jpg
7.29脱原発国会大包囲 「7.29脱原発国会大包囲」と題した今回の運動の主催は4月から毎週金曜日に首相官邸前で原発再稼働反対の抗議行動を呼びかけている「首都圏反原発連合」だ。
  16時からはドラム隊の音楽とともにデモがスタート。幅広い世代の人たちが思い思いのプラカードやコスチュームを身にまとって東電本社前から新橋、経産省 前を通る約1.6kmのコースを行進し、霞が関一帯に「原発いらない」「子どもを守れ」などと怒りの声をとどろかせた。なかには子どもをおぶりながらや、 ベビーカーを押しながら参加する人も。
 デモ行進の前に行われた集会でタレントの山本太郎氏は「この国は未来をあきらめている。でもこれだけの人 がいたら変えていく気持ちになりませんか。その前にやらなきゃいけないことがある」と、先日提示された原子力規制委員会の人事案の白紙撤回への協力を求 め、青山学院大学小島敏郎教授も「原子力規制委員会が発足すると抗議行動で官邸前に来てはいけませんよということになる。再稼動の判断をするのは委員会 で政治はもう関係ない。これが今後5年続く」と、この抗議行動を政治に反映させるために国民投票に変わるパブリックコメントの提出と委員会の人事撤廃の署 名への協力を呼びかけた。

◆世界にもっと発信を

 ピースボート代表の吉岡達也氏は「いまこのデモは世界中が注目している。1週間前に行ったベネズエラで連日デモの様子が報道されていた。世界は広 島、長崎、福島の経験を持つ日本でなぜ原発を再稼働するのか大きな疑問を持っている。これに対してもっとも明確に答えを出しているのはこのデモ。日本がま だ原発にしがみつくのであれば世界中でもっと原発が増える。世界で事故が起きたとき犠牲者の責任は誰が取るのか」と話した。
7.29脱原発国会大包囲 作家の落合恵子氏は「思考回路をすべて3月11日以前に戻しているこの国の政治を変えていきましょう。福島を体験しながらその怒りに対し鈍感すぎる醜い政治を倒していきましょう。ここから本当の民主主義をみせてやろう」と訴えた。
 その後、19時からはペンライトなどを手にした参加者が国会周辺を光で「大包囲」した。
 規模を拡大させながら、いまや金曜日の定例となった首相官邸前の抗議デモだが、7月に入って大飯原発2基が再稼働された。この日の参加者は主催者発表で20万人。脱原発、再稼働反対の声はさらに高まっている。

(関連記事)
脱原発デモと経団連が政治を動かした(2012.07.30)
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120730-17485.php
・7月29日に脱原発の大規模デモ 日比谷公園で (2012.07.25)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120725-17462.php
・「未来のために」脱原発への思いは一つ 17万人が結集 (2012.07.18)
http://www.jacom.or.jp/news/2012/07/news120718-17409.php

(2012.07.30)