「北の山・じろう」時事問題などの日記

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他国なら退陣即逮捕となる怪しさ芬々<日刊ゲンダイ

日刊ゲンダイ
ホーム>http://gendai.net/
他国なら退陣即逮捕となる怪しさ芬々
2012年8月4日
http://gendai.net/articles/view/syakai/137986
(全文引用)

暴走を始めた野田首相

<献金87人の職業を「虚偽記載」の重大疑惑>

 なぜ、国会や大マスコミが騒がないのか不思議だ。ドジョウ首相の「政治とカネ」「黒い疑惑」が次々に発覚しはじめている。
野田首相 前後援会長は21億円を詐取していた」――という週刊文春のスクープは衝撃的だ。
 首相の有力スポンサーである医療グループのオーナーが、診療報酬を不正請求し、年間21億円も騙(だま)し取っていたという。患者の保険証を無断でコピーするなどして不正請求していた。不正請求はレッキとした犯罪である。
 首相とオーナーは相当、深い関係だ。分かっているだけでも905万円を献金している。献金の見返りなのだろう。野田も、彼が園遊会に出席できるように、総理枠で推薦するなど便宜を図っている。
 よほど義理があるのか、総理就任後も、オーナーが創立した「政経倶楽部」という団体にまで顔を出している。野田は「政経倶楽部」についてこう語っている。
〈私が、今、定期的に毎月出席している例会は、唯一「政経倶楽部」だけです。月に1回ですと、もうブレーンに近い存在でしょうね〉
 ここまで肩入れするのは異常だ。いったい、2人の間になにがあるのか。相手は21億円を詐取したとされる人物である。
 まだ明らかになっていない「癒着」があるのではないか。

「黒い疑惑」は、それだけじゃない。長年にわたってデタラメな「政治資金収支報告書」を提出していたことも明らかになってきた。
 虚偽記載の時効(5年)が過ぎていない2007〜2010年だけでも、「報告書」に載っている個人献金者87人の職業を偽って記載していた。たとえば、 首相の地元・船橋市選挙管理委員会の事務局長は「会社役員」とされていた。100人近くも職業を偽るのは、単純なミスじゃない。意図的なのは明らかだ。 隠さなければならない理由があったのは間違いない。
 野田首相をよく知る人物が言う。
「ああ見えて首相は、“黒いカネ”にまみれているのが実態です。つい最近も、暴力団関係者に便宜を図って逮捕された葬儀会社の社長から140万円のカネを 受け取っていたことが発覚しています。県議時代から貧乏だった首相は、ダボハゼのようにどんなに怪しいカネでも平気でもらっていた。もし、大手メディアが 本気で調べたら、仰天する『政治とカネ』のスキャンダルが出てくると囁かれています」
 ありもしない小沢一郎の「政治とカネ」を騒ぎたててきた大手メディアと東京地検は、ドジョウ首相の「疑惑」こそ追及すべきだ。
 どんなにダーティーな首相でも、韓国などと違って、日本では辞めた後に逮捕されることはまずない。しかし、ドジョウ首相の「疑惑」は、他国なら検察が動いておかしくないものだ。




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