「北の山・じろう」時事問題などの日記

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“財務省支配”を打破する方法教えます! 連載:「日本」の解き方<ZAKZAK

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財務省支配”を打破する方法教えます!
連載:「日本」の解き方
2012.08.19
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120819/plt1208190737001-n1.htm
(全文引用)

 野田政権はとうとう消費税増税法案を成立させた。成立後の記者会見で野田佳彦首相は、消費税増税について「民主党の2009年の衆院選マニフェスト政権公約)に明記していなかったことを深くおわびする」と述べた。

 成立してから言うのも白々しいが、国民へのマニフェストを無視してまでも財務省のいいなりになって消費税を増税するというのも国民に理解しがたいことだ。

 一方、谷垣禎一自民党総裁も財務大臣のときにたっぷり洗脳を受けて、消費税増税ではまるで民主党の谷垣グループと揶揄(やゆ)されるように民主党の補完勢力になっている。

 このように2大政党のトップを思うように動かせるほど財務省霞が関最強官庁として凄いが、どのような理由があるのか。財務省支配を崩すにはどんなことをすればいいのだろうか。

 財務省に入省すると、「我ら富士山、他は並びの山」と教えられた。その理由は、「カネ」と「情報」を握り、時間があることだ。

 「カネ」とはいうまでもなく予算編成権を握っていること。「情報」とは、官邸その他に多数の出向者がいて情報網が凄いことを出す。

 歴代の総理は、財務省の情報網を皆ほしがっていた。この情報網のうち、もっとも強力なのが国税だ。本来外局として独立的な存在である国税庁幹部はほぼ全員財務省キャリアである。このため、国税庁採用キャリアは幹部には昇格できない。

 また、地方の国税局、例えば東京国税局調査査察部長は財務省キャリアの指定席となっている。そのポストをやった後は、官邸などで政治家に近いポストに就くのが慣例になっている。部長として査察部員の人事を行っているので、政治家にとっては「怖い」存在だろう。

 そして管理職が暇なことは案外見落とされるポイントだ。予算編成期は忙しいと思い込むが実は暇なのである。その部隊が、政治家やマスコミに説明攻勢をかけて籠絡していく。

  カネについては、財務省はしばしば予算編成権が財務省にあるという言い方をする。しかし、キチンと法律を読めば財務省というより内閣に予算編成権がある。 これをより明確にすれば、主計局の内閣移管が望ましい。一時の経済財政諮問会議はその動きだったが、財務省が最近盛り返している。その結果、経済パフォー マンスが下がっているのは皮肉だ。

 情報については、本来独立であるべき国税庁を財務省支配から切り離すのがいい。そのためには、社会保険料徴収部門と合体した歳入庁を内閣の下につくるのがいい。

 財務省は、歳入庁が国際的な流れであることは否定できないので、企画と執行は密接という理屈で歳入庁も財務省の下に置きたいようだ。問題は人事なので、今のように国税庁を財務省外局として人事支配するのは許されないはずだ。

 次期総選挙では消費税が争点になるだろうが、その背後にある財務省支配にもメスを入れなければいけない。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一



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