※これも古くからある問題です。しかも、大問題です。数年前、あるメデｲアが政府広報をバカにしたような論調で、伝えていました。政府広報によれば、『医療費増大問題の「切り札」は、予防して国民が健康でいることだ』と言うものでした。
※しかし、医療費は増大し続け、少子高齢化が急速に進行している現在、最も有効な対策でしょう。病気になれば、特に高齢であれば、それが介護を必要とするようになるケースも多いのです。と言う事は、「医療費」＋「介護費用」です。どちらも、税金の負担の大きい部分です。
※悪くなってから、治療しようとすれば医療費は、当然高額なります。更に、介護費用が必要となれば、二重の負担です。これらをトータルすると、もう５０兆円に迫ろうとしているのでは、ないかと思います。税収の低下している今、この負担にいつまでも耐え切れないでしょう。
※「予防」を重視して、そもそも医療費を増大させないようにする、介護費用を減らそうと言うのは、きわめて「まっとう」な考え方です。
毎日新聞
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医療費:１１年度概算３７．８兆円 過去最高
毎日新聞 2012年08月24日 19時17分
http://mainichi.jp/select/news/20120825k0000m010040000c.html
（全文引用）
厚生労働省は２４日、２０１１年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費が概算で前年度に比べ約１兆１０００億円増（３．１％増）の約３７兆８０００億円だったと発表した。９年連続で増加し、過去最高も更新した。
厚労省は高齢化の進展や医療の高度化が要因とみている。
概算医療費は、医療費の動向を迅速に把握するために集計しており、医療費全体を示す国民医療費の９８％程度をカバーしている。（共同）
