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福島1〜3号機注水量が一時低下 第1原発
2012年8月30日 20時12分
(全文引用)
写真URL 東京電力福島第1原発の(手前から)4、3、2、1号機=7月19日撮影
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2012083001001848.jpg
東京電力は30日、福島第1原発1〜3号機の原子炉への注水が、保安規定に定められた冷却に必要な量より一時低下したと発表した。原子炉圧力容器の温度に変化はなかったが、原因を調べている。
東電によると、同日午後3時に注水量を監視していた社員が低下に気付いた。1号機には毎時4・9トン、2、3号機には7・0トンを注水していたが、1号機 は4・0トン、2号機は5・5トン、3号機は5・6トンに低下していた。原子炉の冷却に最低限必要な量を0・3〜0・6トン下回った。バルブの調整で水量 を増加させ、間もなく回復した。
1〜3号機の注水はこれまでも低下したことがある。