「北の山・じろう」時事問題などの日記

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スイス元大使が野田首相に書簡 福島4号機放置で世界が「日本は不道徳」<税金と保険の情報サイト

★村田公平元スイス大使の警告は、これが初めてではありません。世界が、今、日本をどう見ているのか??知るべきでしょう。放射能は、太平洋を汚染しつつあります。それに対し日本政府は汚染を封じ込めるどころか、汚染の二次拡散を放置しています。原発からの放射能漏れも放置したままです。健康被害を発症するのは、日本人だけではないでしょう。
世界に対しても日本国民に対しても
「無責任のきわみ」です!!!

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スイス元大使が野田首相に書簡 福島4号機放置で世界が「日本は不道徳」
 2012年9月8日 19:00
http://www.tax-hoken.com/news_aibnovpsGM.html
※全文引用


日本政府の無責任を世界が糾弾
村田公平元スイス大使は5日、野田首相宛に送った書簡の内容を公開した。それによると日本のマスコミが危機的状況を報じない福島第1原発4号機について、世界は危機感を抱き、責任を持って対処しない日本に対して「不道徳の烙印」を押しているという。

不安視される福島第1原発4号機
福島第1原発4号機にある燃料プールには、大量の未使用・使用済み燃料が格納されている。一連の事故により、4号機もメルトダウンをおこし、建屋や格納容器が大きく破損。現在の強度について、世界中から不安の視線が注がれている。

施設を分析した独立行政法人科学技術振興機構(JST)元理事長、北澤宏一氏は、もし火災事故などが発生すれば、北半球全体が深刻な被害を受け、現代日本は滅亡する、と予想する。

こういった状況を受け、米上院エネルギー委員会の有力メンバーであるロン・ワイデン議員がヒラリー・クリントン国務長官に深刻な事態について報告。

8月24日から広島で開催された核戦争防止国際医師会議(IPPNW)では、世界の脅威となっている問題を東京電力という一企業にゆだねている日本について、「加害者としての罪悪感に欠ける」とする厳しい視線が向けられたという。

津波は来ない 燃料棒は燃えない

8月31日に衆議院第一議員会館で講演をおこなった原子力施設の専門家、アーニー・ガンダーセン氏も現在の状況に強い懸念を示す。

4号機に格納されている燃料棒はジルコニウム合金で覆われている。米国でこの燃料集合体が燃えるかどうか、実験したところ、空気に触れると発熱し燃焼したという。

東京電力に対して同氏が「火災がおきた場合、火を消すための準備をしているか」問い合わせたところ、東電からは「使用済み燃料プールに燃えるものはない」との返答があったそうだ。「津波は来ない」としていた東電は、今度は「燃料棒は燃えない」と決めつけているようだ。

もし燃料棒が燃えだした場合、事前の消火準備がなければ、再度の惨事が予想される。水をかけて消すことができないためだ。

高温の燃料棒に触れた水は、酸素と水素に分離する。酸素はジルコニウム合金の被覆を溶かし、水素は爆発するため、放射性物質が一気に拡散することになる。

日本は不道徳な国家
こういった危機的な状況にもかかわらず、4号機の管理は東京電力に任されたままだ。現場作業の予算を同社が削るため、燃料棒取り出し作業は進まず、日本だけでなく世界を長く危機にさらし続けている。

さらに原発推進体制をあらためず、原発輸出や再稼働に踏み切った日本は世界から「不道徳の烙印を押されたも同然」と語る。




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