「北の山・じろう」時事問題などの日記

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日本における放射線リスク最小化のための提言< ドイツ放射線防護協会 2011年3月20日

☆念のため「日本における放射線リスク最小化のための提言」を掲載します。以前のブログ記事に、PDFのURL が記載してあります。今回、ブログから。

Peace Philosopher Centre
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/04/blog-post.html
Tuesday, April 05, 2011

ドイツ放射線防護協会から:チェルノブイリの経験に基づき、野菜、飲料等についての提言
ドイツ放射線防護協会の提言を、松井英介(岐阜環境医学研究所所長)、嘉指信雄(NO DUヒロシマ・プロジェクト代表)他の方々が翻訳なさったものを転載します。大事なのは最初の3点で、その後はその3点の「考察と算定」となっています。最後の訳者の付記が重要と思いますのでここに一部引用しておきます。

「付記:チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指 針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。本提言は、3 月20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの 一助となることを心より願います。」

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ドイツ放射線防護協会 http://www.strahlentelex.de/

2011 年3 月20 日

日本における放射線リスク最小化のための提言

ドイツ放射線防護協会と情報サービス放射線テレックスは、福島原発事故の発生後の日本において、放射線核種[いわゆる放射性物質:訳者注]を含む食物の摂 取による被ばくの危険性を最小限に抑えるため、チェルノブイリ原発事故の経験をもとに下記の考察・算定を行い、以下の提言を行う。

1.放射性ヨウ素が現在多く検出されているため、日本国内に居住する者は当面、汚染の可能性のある*サラダ菜、葉物野菜、薬草・山菜類の摂取は断念することが推奨される。

2.評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル〔以下 Bq:訳者注〕以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8Bq 以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。

3.日本での飲食物の管理および測定結果の公開のためには、市民団体および基金は、独立した放射線測定所を設けることが有益である。ヨーロッパでは、日本におけるそのようなイニシアチブをどのように支援できるか、検討すべきであろう

以下、下記ブログへ(ただし、専門的な数字が沢山出てきます)
日本における放射線リスク最小化のための提言<ドイツ放射線防護協会 2011 年3 月20 日(2)
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2012/09/09/144029


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