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大飯停止あり得る 原子力規制委 田中俊一委員長に聞く {東京新聞 TOKYO WEB}

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
大飯停止あり得る 原子力規制委 田中俊一委員長に聞く
2012年9月22日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012092202000126.html
◇全文引用


 原子力の安全規制を一元的に担う原子力規制委員会の田中俊一委員長は二十一日、本紙のインタビューで、再稼働した関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県)に関し、新たに法制化する安全基準の内容が固まった段階で安全性をチェックし、基準を満たさないと判断した場合は「(運転中であっても)停止を命じることもあり得る」と明言した。 (大村歩、加賀大介

 規制委は来年七月中旬までに原発に必要な事故対策を盛り込んだ安全基準を法制化。また、福島の事故で、住民避難で混乱が生じ、現地の対策拠点が機能しなかった反省も重視し、運転を認めるかどうかの重要な条件として、重大事故が起きても、住民を被ばくから守れるよう、防災区域の設定やモニタリングを含めた地域防災体制が整っていることを加えるとみられる。

 今年八月に営業運転に入った大飯原発は、本来は来年九月の定期検査まで運転できるが、田中氏は「法制化前でも、基準の中身が固まった段階で、(基準に)対応してもらう。対応できないなら運転できない」と述べた。

 大飯原発の直下の軟弱な断層(破砕帯)が地震で動くかどうかの確認も「急いでやらなければならない」と述べた。

 他の原発の再稼働問題では、「(再稼働を求める)圧力があるかもしれないが、われわれが納得できるもの(基準)を出していきたい」と、再稼働の判断は来年七月までに新基準が法制化された後との認識を示した。

 原発の運転期間(寿命)を四十年に制限する新たなルールについては、「おおむね妥当だ。新しい原発の安全規制はどんどん進んでいる。その基準から見て、四十年前の設計というのは、相当厳しい」と述べた。ルールの見直しは基本的には必要なく、例外的に二十年の運転延長を認めるのは難しいとの認識を示した。

 一方、政府は「原発の新増設はしない」との方針を示しながら、設置許可申請が出された場合の対応は規制委の判断に委ねている。田中氏は「政府がスクリーニング(選別)していただきたい。私たちが(新増設を)止めることはできない。申請が来れば是非は判断する」と述べ、新増設を排除するのは、方針を決めた政府の責任との考えを示した。



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