「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「福島第1原発事故 渓流のセシウム、ほとんど検出されず」毎日新聞を考えてみる

「福島第1原発事故 渓流のセシウム、ほとんど検出されず」毎日新聞を考えてみる

★あらかじめ申し上げますが、毎日新聞の記事が間違っているとか悪いという意味では、ありません。情報の読み方、受け取り方を言っています。

★この記事を見ると、一見危険が無いように見えます。問題は、川の水にあるのでは、ありません。川の水がハイレベルに汚染されていたなら、もう逃げ出す以外に無いでしょう。川底の土や泥の汚染が問題なのです。しかし、それには触れず、単に独立行政法人森林総合研究所の広報を、そのまま報道しています。結果として、読者に放射能汚染について誤解を与える結果(危険は無い)に、なってはいないでしょうか???

★ネット上の記事やニュースを見ていると、このような報道の仕方を、「イヤ!」になるほど見ます。この記事に「大した意味は無い」と読み取れる読者は、どれだけいるでしょうか???結果として、読者をミスリードするような報道を見る目を養っていただきたいと思います。原発問題に前向きに取り組んでいる「毎日新聞」の記事であるので、余計に残念です。

★川魚のハイレベルの汚染を考えるなら、危険か??危険でないか???は、考えるまでも無く明らかだと思います。


毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
東日本大震災:福島第1原発事故 渓流のセシウム、ほとんど検出されず
毎日新聞 2012年09月23日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120923ddm041040108000c.html
※全文引用
 独立行政法人森林総合研究所(茨城県つくば市)は21日、福島県内3カ所の渓流で5〜7月の梅雨期に採取した水の放射性セシウム濃度を発表した。最大値は飯舘村の5月28日の1リットル当たり13・1ベクレルだったが、ほとんどは検出限界値(同1ベクレル)未満だった。

 13・1ベクレルだった試料は雨天の日に採取。ろ過後は検出されなかった。森林総研は、降雨で増水して有機物などを巻き込んだためとみている。

 調査は伊達市飯舘村二本松市の渓流で、毎日午後2時に2リットルずつ採水。計264試料のうち、放射性セシウムを検出したのは4試料で、飯舘村以外の3試料は1リットル当たり1・0〜1・2ベクレル




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