「北の山・じろう」時事問題などの日記

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浜岡投票条例 民主党も修正案見送り決定<中日新聞 CHUNICHI WEB>

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浜岡投票条例 民主党も修正案見送り決定
2012年10月3日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121003/CK2012100302000054.html
▽全文引用

◆一部議員は提出模索
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 中部電力浜岡原発御前崎市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案をめぐり、静岡県議会第二会派の民主党・ふじのくに県議団は二日の議員総会で、市民団体の原案を否決し、会派として修正案を提出しないことを正式決定した。最大会派の自民改革会議も同様の方針で大筋一致している。川勝平太知事は投票実施に前向きだが、自民に加え、知事に近い民主も修正案提出を見送ったことで、条例成立は極めて困難となった。

 一方、民主県議団の一部は修正案提出に向け、他会派への協力要請を始めた。議員六人以上の動議で修正案の提出を目指す。執行部は提出を容認する見通し。修正案が提出された場合、八割以上の議席を占める自民、民主両県議団の所属議員の対応が鍵を握る。

 議会関係者によると、民主県議団の一部が修正案の素案を作り、三日から他会派と修正案作成に向け調整。五日の総務委員会に動議で提出し、採決を目指す。遅くとも議会最終日の十一日の本会議に提出し、採決に持ち込みたい考えだ。

 総会終了後、民主県議団の野沢義雄会長は「住民投票で再稼働の是非を問うことは制度の趣旨にそぐわないという意見が根強かった」と説明。原案否決を決めた理由を「会派分裂への懸念が大きかった」と述べた。修正案が出された場合の対応には「出てからの話だ」と明言を避けた。

 最大会派の自民改革会議も二日、勉強会を開催。条例案に反対する方針の正式決定は見送ったが、原案に反対し、修正案を出さない方向で一致した。

 勉強会後、杉山盛雄幹事長は「原案のままでは投票実施は難しく、おおむね反対。修正案が出た場合、内容を見て原案を含めて結論を出したい」と説明した。
◆他会派の協力焦点 成立は厳しく

 民主県議団の一部から修正案提出の動きが出たことで、民主、自民両会派以外の動向にも注目が集まる。

 公明党静岡県議団は四〜五日の総務委員会の集中審議の議論を踏まえ、会派としての結論を出す。会派は修正案を作らないが、他会派が修正案を作成した場合、内容を検討してともに提出するか検討する。幹部は「修正案を見てからだが、門前払いはしたくない」と前向きな姿勢を見せた。

 みんなの党無所属クラブは修正案が作成されるまで情勢を見極める方針で「ぎりぎりまで対応は決まらないと思う」(同会派幹部)。

 富士の会も修正案の内容を検討して対応を決める。修正案成立の見通しは厳しいが、同会幹部は「住民投票を実施すべきだというのが県民の声」と提出に理解を示した。

 一方、住民投票実施に賛意を示している川勝知事は二日、静岡市であった県町村会定期総会で「浜岡原発問題は県民全体が意思表示することが大事。投票は市町の力がないと実行できない」と協力を求めた。

 知事は「住民の直接請求はこれまで発揮されておらず、風穴を開けなければならない」と強調。「住民の意思を尊重することが民主主義の原点だ」と熱意を示した。

 総会終了後、県町村会長の遠藤日出夫長泉町長は「県議会の審議でどういう結果になるか分からない。採決を見て判断したい」と話した。



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