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汚染水歯止めかからず 東電、福島第1原発を公開
'12/10/13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210130057.html
▼引用ブログ
東京電力は12日、事故の収束作業が進められている福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)を報道陣に公開した。放射性物質を含んだ汚染水を処理す る新型の浄化装置や、地下水をくみ上げる井戸の設置など新たな対策が進められているが、事故から1年7カ月が過ぎても、汚染水の増加に歯止めがかからず、 長い闘いが続いている。
今回の公開には、国内外の報道機関や出版社のほか、フリーランスの記者を含め45人が参加した。東電が準備したバスに乗って敷地内を見て回り、4号機原子炉建屋、多核種除去設備(ALPS)ではバスから下車しての取材が許可された。
1〜3号機では原子炉冷却で発生した汚染水からセシウムや塩分を取り除き、再度原子炉に戻して冷却する「循環注水冷却」を実施中。しかし建屋の地 下に地下水が流入しているとみられ、汚染水は増え続けている。12日時点で21万トン以上を保管しているが、タンクの増設でしのいでいる。敷地内には 120トンと1000トンの2種類のタンクが至る所に並んでいた。
公開されたALPSは、ストロンチウムやプルトニウムなど、セシウム以外の62種類の放射性物質を取り除くことができる。近く稼働予定で、1日で500トンを処理できる。ただ放射性トリチウムは除去できず、担当者は「処理後の水もタンクにためる」と説明した。
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