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皆野の野生キノコ、基準値上回るセシウム検出
2012年10月13日(土)
http://www.saitama-np.co.jp/news10/13/02.html
▼全文引用
県は12日、皆野町で採取された野生キノコの一種で食用の「サクラシメジ」1検体から国の基準値(1キログラム当たり100ベク レル)を上回る110ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同日、ちちぶ農協(JAちちぶ)に対し、同町産の全ての野生キノコの出荷と販 売の自粛を要請した。
県森づくり課によると、サクラシメジは9日、同町の雑木林で採取。町民の持ち込みによる出荷前の放射性物質検査で判明した。
県は9月26日から検査を始め、12日までに秩父市、飯能市、小鹿野町、皆野町、横瀬町、ときがわ町産の野生キノコ10種類、32検体を調べた。 これまでに横瀬町産の「ウズハツ」から240ベクレルの放射性セシウムが検出され、同町産の全ての野生キノコの出荷と販売が自粛されている。
県は12月中旬ごろまで100検体を検査する。
■県産稲わらは検出されず/県内15市町で調査
県は12日、2012年産の稲わらについて県内15市町で放射性物質調査を行ったところ、放射性セシウムは全て暫定許容値を下回り、県内全域で飼料としての流通、利用が可能になったと発表した。
県畜産安全課によると、調査は県南、県北東、県北西の3地域に区分し、9月24日〜10月5日に各地域ごとに5検体を採取。県中央家畜保健衛生所で分析した。
調査地はさいたま市や熊谷市、秩父市など。15検体はいずれも検査機器で測定できる検出限界値未満だった。暫定許容値は牛・馬用飼料が1キログラム当たり100ベクレル、豚用飼料80ベクレル、家きん(鳥)用飼料160ベクレルとなっている。
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